JPH04224864A - 共重合体及び1種以上の滑性添加剤を含有する共重合体組成物 - Google Patents
共重合体及び1種以上の滑性添加剤を含有する共重合体組成物Info
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- JPH04224864A JPH04224864A JP3070043A JP7004391A JPH04224864A JP H04224864 A JPH04224864 A JP H04224864A JP 3070043 A JP3070043 A JP 3070043A JP 7004391 A JP7004391 A JP 7004391A JP H04224864 A JPH04224864 A JP H04224864A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L29/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an alcohol, ether, aldehydo, ketonic, acetal or ketal radical; Compositions of hydrolysed polymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids; Compositions of derivatives of such polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/0008—Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
- C08K5/0016—Plasticisers
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多量の、一酸化炭素と
1種以上のオレフィン性不飽和化合物の交互共重合体及
び少量の1種以上の滑性添加剤を含む共重合体組成物に
係わる。
1種以上のオレフィン性不飽和化合物の交互共重合体及
び少量の1種以上の滑性添加剤を含む共重合体組成物に
係わる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】関連す
る共重合体は、ユニットAが、カルボニルユニットには
さまれて左右に位置することを意味する線状繰り返し構
造[A−CO]を有することで特徴づけられる。Aは、
オレフィン性不飽和化合物から誘導されるユニットであ
る。「共重合体」という用語は異なるユニットAが存在
する三元共重合体を含む。従って、共重合体は、一酸化
炭素及び1種以上のオレフィン性不飽和化合物の線状共
重合体である。ユニットAを与えるのに適したオレフィ
ン性不飽和化合物の例は、エテン、プロペン、ブテン、
オクテン、スチレン及びアクリル酸エステルである。上
記の共重合体はそれ自体が知られており、米国特許第3
694412 号、欧州特許出願第121965号及び
欧州特許出願第181014号を参照できる。これらの
共重合体は、降伏応力、引張強さ、衝撃強さ及び曲げ弾
性率のような、魅力のある物理的及び機械的特性を有す
るとはいえ、ある場合には、加工特性に改良の余地が残
されている。
る共重合体は、ユニットAが、カルボニルユニットには
さまれて左右に位置することを意味する線状繰り返し構
造[A−CO]を有することで特徴づけられる。Aは、
オレフィン性不飽和化合物から誘導されるユニットであ
る。「共重合体」という用語は異なるユニットAが存在
する三元共重合体を含む。従って、共重合体は、一酸化
炭素及び1種以上のオレフィン性不飽和化合物の線状共
重合体である。ユニットAを与えるのに適したオレフィ
ン性不飽和化合物の例は、エテン、プロペン、ブテン、
オクテン、スチレン及びアクリル酸エステルである。上
記の共重合体はそれ自体が知られており、米国特許第3
694412 号、欧州特許出願第121965号及び
欧州特許出願第181014号を参照できる。これらの
共重合体は、降伏応力、引張強さ、衝撃強さ及び曲げ弾
性率のような、魅力のある物理的及び機械的特性を有す
るとはいえ、ある場合には、加工特性に改良の余地が残
されている。
【0003】極限粘度又は極限粘度数(LVN)の大き
い共重合体は、エンジニアリングサーモプラスチックと
して、より小さい極限粘度を有する共重合体よりもより
良い物理的性質を有する。特に、共重合体が約2.0d
l/gを超えるLVN(60℃、m−クレゾール中で測
定)を有する場合、滞留時間の増大に伴う溶融体の粘度
の著しい増加からわかる溶融不安定性は、共重合体の溶
融加工(例えば、押出)に悪影響を与える。特に、ファ
イバー又はシート用途の場合、LVNが小さい共重合体
にとっても、溶融押出は重要なステップである。共重合
体溶融体の安定性を改良することが望ましいことはあき
らかである。
い共重合体は、エンジニアリングサーモプラスチックと
して、より小さい極限粘度を有する共重合体よりもより
良い物理的性質を有する。特に、共重合体が約2.0d
l/gを超えるLVN(60℃、m−クレゾール中で測
定)を有する場合、滞留時間の増大に伴う溶融体の粘度
の著しい増加からわかる溶融不安定性は、共重合体の溶
融加工(例えば、押出)に悪影響を与える。特に、ファ
イバー又はシート用途の場合、LVNが小さい共重合体
にとっても、溶融押出は重要なステップである。共重合
体溶融体の安定性を改良することが望ましいことはあき
らかである。
【0004】カルボン酸アミド及び水酸化アルミニウム
のような特定の添加剤が滑性添加剤として働き、共重合
体の流動性を改良するということが知られている。前記
の化合物を共重合体に添加することは流動性の改良をも
たらすが、特に、成形品の工業的な生産における溶融加
工作業及びファイバー又はシートの工業的な規模の押出
においては、まだ、さらに、流動性を改良できると考え
る。本発明の目的はさらに流動性が改良された共重合体
組成物を提供することである。
のような特定の添加剤が滑性添加剤として働き、共重合
体の流動性を改良するということが知られている。前記
の化合物を共重合体に添加することは流動性の改良をも
たらすが、特に、成形品の工業的な生産における溶融加
工作業及びファイバー又はシートの工業的な規模の押出
においては、まだ、さらに、流動性を改良できると考え
る。本発明の目的はさらに流動性が改良された共重合体
組成物を提供することである。
【0005】多量の、一酸化炭素及び1種以上のオレフ
ィン性不飽和化合物の交互共重合体及び少量の、一般式
がX−R(式中、Xは、1〜4個の極性基を含む極性部
分を表し、Rは、極性基もしくはその一つに結合した、
5〜30個の炭素原子を有する、一価の炭化水素(hy
drocarbyl )基を表し、極性部分はカルボン
酸アミドである。)である1種以上の滑性添加剤を含む
共重合組成物は、欧州特許出願第326224号で知ら
れている。これらの滑性添加剤は飽和脂肪酸アミド、不
飽和の炭素間結合を有する脂肪酸アミド、及び芳香族カ
ルボン酸アミドを含む。カルボン酸アミド基に沿って、
炭化水素構造要素が存在することが、非重合性有機物質
が共重合体において滑性添加剤として有効になる必要条
件であると、当業者に推断されている。また、大量のカ
ルボニル基により共重合体が他の重合体と全く異なった
ものとなるので、例えば、ポリオレフィン用途の、公知
の滑性添加剤がどれでも、必ずしも共重合体に望ましい
流動性を与えるものではないとも考えられる。
ィン性不飽和化合物の交互共重合体及び少量の、一般式
がX−R(式中、Xは、1〜4個の極性基を含む極性部
分を表し、Rは、極性基もしくはその一つに結合した、
5〜30個の炭素原子を有する、一価の炭化水素(hy
drocarbyl )基を表し、極性部分はカルボン
酸アミドである。)である1種以上の滑性添加剤を含む
共重合組成物は、欧州特許出願第326224号で知ら
れている。これらの滑性添加剤は飽和脂肪酸アミド、不
飽和の炭素間結合を有する脂肪酸アミド、及び芳香族カ
ルボン酸アミドを含む。カルボン酸アミド基に沿って、
炭化水素構造要素が存在することが、非重合性有機物質
が共重合体において滑性添加剤として有効になる必要条
件であると、当業者に推断されている。また、大量のカ
ルボニル基により共重合体が他の重合体と全く異なった
ものとなるので、例えば、ポリオレフィン用途の、公知
の滑性添加剤がどれでも、必ずしも共重合体に望ましい
流動性を与えるものではないとも考えられる。
【0006】共重合体の溶融体が剪断応力をうけている
とき、極性基に沿って1つより多い炭化水素基を分子内
に有する化合物を添加することにより溶融物の摩擦の減
少が起こり、驚くべきことに、これらの化合物の溶融粘
度の増大に対する効果が脂肪酸アミドの効果より著しい
ことが見いだされた。このことは、ポリオレフィン用の
滑性添加剤として知られている他の化合物(例えば、ワ
ックス)が何の効果もないことから、驚くべきことであ
る。それらは、おそらく重合体溶融物と金属表面との間
に滑り層を形成するために、共重合体を非加工性にさえ
する。前記の1つより多い炭化水素基を含有する化合物
は共重合体中で滑性添加剤として働き、ただ1つの炭化
水素基を有する公知のカルボン酸アミド滑性添加剤より
も優れている。また、より適切に加工することで、これ
らの滑性添加剤を添加することにより、耐衝撃性のよう
な、加工された共重合体の機械的特性も改良されること
が見いだされた。共重合体と上述の分子中に1つより多
い炭化水素基を含有する化合物の組成物は新規である。
とき、極性基に沿って1つより多い炭化水素基を分子内
に有する化合物を添加することにより溶融物の摩擦の減
少が起こり、驚くべきことに、これらの化合物の溶融粘
度の増大に対する効果が脂肪酸アミドの効果より著しい
ことが見いだされた。このことは、ポリオレフィン用の
滑性添加剤として知られている他の化合物(例えば、ワ
ックス)が何の効果もないことから、驚くべきことであ
る。それらは、おそらく重合体溶融物と金属表面との間
に滑り層を形成するために、共重合体を非加工性にさえ
する。前記の1つより多い炭化水素基を含有する化合物
は共重合体中で滑性添加剤として働き、ただ1つの炭化
水素基を有する公知のカルボン酸アミド滑性添加剤より
も優れている。また、より適切に加工することで、これ
らの滑性添加剤を添加することにより、耐衝撃性のよう
な、加工された共重合体の機械的特性も改良されること
が見いだされた。共重合体と上述の分子中に1つより多
い炭化水素基を含有する化合物の組成物は新規である。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、多量
の、一酸化炭素と1種以上のオレフィン性不飽和化合物
の交互共重合体及び少量の、1種以上の、一般式がX(
R)n (式中、Xは1〜4個の極性基を含むn価の極
性部分を表し、nは2、3又は4であり、かつ各々のR
は、それぞれ独立して、極性基に結合した、5〜30個
の炭素原子を有する一価の炭化水素基を表す。)である
滑性添加剤を含む新規な共重合体組成物に係わる。
の、一酸化炭素と1種以上のオレフィン性不飽和化合物
の交互共重合体及び少量の、1種以上の、一般式がX(
R)n (式中、Xは1〜4個の極性基を含むn価の極
性部分を表し、nは2、3又は4であり、かつ各々のR
は、それぞれ独立して、極性基に結合した、5〜30個
の炭素原子を有する一価の炭化水素基を表す。)である
滑性添加剤を含む新規な共重合体組成物に係わる。
【0008】本発明はまた、少量の、1種以上の、本発
明の一般式がX(R)n である滑性添加物を添加する
ことからなる、一酸化炭素と1種以上のオレフィン性不
飽和化合物の交互共重合体の流動性を改良する方法に係
わる。
明の一般式がX(R)n である滑性添加物を添加する
ことからなる、一酸化炭素と1種以上のオレフィン性不
飽和化合物の交互共重合体の流動性を改良する方法に係
わる。
【0009】「少量」という表現は、組成物が重合体及
び滑性添加剤のみから成る場合には、組成物の重量に対
して、50重量%未満を意味することは、当業者にとっ
て明らかである。一般的に、許容可能な成果を得るのに
特定量を超えて用いる必要はない。好適には、滑性添加
剤の総量は、組成物の重量に対して、0.01〜5重量
%であり、より好適には0.05〜3重量%、特に0.
1〜1重量%である。
び滑性添加剤のみから成る場合には、組成物の重量に対
して、50重量%未満を意味することは、当業者にとっ
て明らかである。一般的に、許容可能な成果を得るのに
特定量を超えて用いる必要はない。好適には、滑性添加
剤の総量は、組成物の重量に対して、0.01〜5重量
%であり、より好適には0.05〜3重量%、特に0.
1〜1重量%である。
【0010】本発明の滑性添加剤の分子は、ヘテロ原子
として酸素又は酸素及び窒素を有する1種以上の極性基
を含む極性をもつn価の基である極性部分Xを含んでい
る。典型的には、極性基は、アルコール性ヒドロキシ基
(−OH)、オキシ原子(−O−)、カルボン酸エステ
ル基(−CO−O−)、カルボン酸アミド基(−CO−
N<)及びカルボキシル基(−CO−OH)から選択さ
れる。極性基は、例えば、1又は2個のアルコール性ヒ
ドロキシ基及び2個のカルボン酸エステル基、又は1個
のアルコール性ヒドロキシ基及び2個のカルボン酸アミ
ド基、又は1個のカルボン酸エステル基及び2個のアル
コキシ基、又は2個のカルボン酸エステル基を含んでも
よい。
として酸素又は酸素及び窒素を有する1種以上の極性基
を含む極性をもつn価の基である極性部分Xを含んでい
る。典型的には、極性基は、アルコール性ヒドロキシ基
(−OH)、オキシ原子(−O−)、カルボン酸エステ
ル基(−CO−O−)、カルボン酸アミド基(−CO−
N<)及びカルボキシル基(−CO−OH)から選択さ
れる。極性基は、例えば、1又は2個のアルコール性ヒ
ドロキシ基及び2個のカルボン酸エステル基、又は1個
のアルコール性ヒドロキシ基及び2個のカルボン酸アミ
ド基、又は1個のカルボン酸エステル基及び2個のアル
コキシ基、又は2個のカルボン酸エステル基を含んでも
よい。
【0011】炭化水素基Rは、先に記載したとおり、極
性基に結合した一価の基である。滑性添加剤が2個以上
の極性基を極性部分Xに含む場合には、極性部分はまた
、極性基に結合した多価の(シクロ)アルキル又はアリ
ール基を含み得ることは明らかである。例えば、2個の
炭化水素基があり、かつ極性部分が二つのオキシ結合及
びカルボキシル基を含んでいるときには、添加剤分子は
、2個のR−O−基及び1個の−CO−OH基間をつな
ぐアルカントリイル基(各々のR−O−は1個の炭化水
素基Rと1個のオキシ原子−O−から生じている。)を
含んでいてもよい。
性基に結合した一価の基である。滑性添加剤が2個以上
の極性基を極性部分Xに含む場合には、極性部分はまた
、極性基に結合した多価の(シクロ)アルキル又はアリ
ール基を含み得ることは明らかである。例えば、2個の
炭化水素基があり、かつ極性部分が二つのオキシ結合及
びカルボキシル基を含んでいるときには、添加剤分子は
、2個のR−O−基及び1個の−CO−OH基間をつな
ぐアルカントリイル基(各々のR−O−は1個の炭化水
素基Rと1個のオキシ原子−O−から生じている。)を
含んでいてもよい。
【0012】本発明の好適な滑性添加剤は、例えば、1
,3,5−トリドデシルオキシベンゼン、ビス(4−ド
デシルフェニル)テレフタレート、N,N’−ジオレイ
ルピペラジン、1,3,5−トリパルミチルイソシアヌ
ラート、リノレン酸セチル、N,N−ジドデシル−3−
オクチルベンズアミド、及び1,2−ビス(2’,2’
,4’,4’,6’,6’−ヘキサメチルヘプタノイル
)ヒドラジンである。
,3,5−トリドデシルオキシベンゼン、ビス(4−ド
デシルフェニル)テレフタレート、N,N’−ジオレイ
ルピペラジン、1,3,5−トリパルミチルイソシアヌ
ラート、リノレン酸セチル、N,N−ジドデシル−3−
オクチルベンズアミド、及び1,2−ビス(2’,2’
,4’,4’,6’,6’−ヘキサメチルヘプタノイル
)ヒドラジンである。
【0013】当業者には、極性部分Xに2個以上の極性
基を含み、炭化水素基Rの一つが、直接、極性基の一つ
に結合しているのではなく、極性基の間を連結する多価
の(アルキル、シクロアルキル又はアリール)基に結合
している化合物X(R)n を考えることは自明である
。 例えば、4−メトキシ−3−ペンタデシル安息香酸ドデ
シルは、その異性体である4−ヘキサデシルオキシ安息
香酸ドデシルと等価であると考えられる。一方、このよ
うな化合物は、炭化水素基Rが極性基に結合しているも
のと同じように化学合成で容易に得ることができない。
基を含み、炭化水素基Rの一つが、直接、極性基の一つ
に結合しているのではなく、極性基の間を連結する多価
の(アルキル、シクロアルキル又はアリール)基に結合
している化合物X(R)n を考えることは自明である
。 例えば、4−メトキシ−3−ペンタデシル安息香酸ドデ
シルは、その異性体である4−ヘキサデシルオキシ安息
香酸ドデシルと等価であると考えられる。一方、このよ
うな化合物は、炭化水素基Rが極性基に結合しているも
のと同じように化学合成で容易に得ることができない。
【0014】一つの(シクロ)アルキル又はアリール基
に結合した極性基の特定の組み合わせが、不安定な化合
物を生じ得ることは、当業者に知られている。例えば、
本発明のγ−ヒドロキシカルボン酸及び特定の類似のエ
ステルは、加熱によりγ−ラクトンを形成する。このよ
うなインシトゥ(in−situ)で形成される化合物
は、一般的には、本発明の範囲内であり、そのため、本
発明の一部であるとみなされる。
に結合した極性基の特定の組み合わせが、不安定な化合
物を生じ得ることは、当業者に知られている。例えば、
本発明のγ−ヒドロキシカルボン酸及び特定の類似のエ
ステルは、加熱によりγ−ラクトンを形成する。このよ
うなインシトゥ(in−situ)で形成される化合物
は、一般的には、本発明の範囲内であり、そのため、本
発明の一部であるとみなされる。
【0015】代表的には、本発明の滑性添加剤は、一般
式がY(ZR)n のものである。
式がY(ZR)n のものである。
【0016】(式中YZn はXであり、Yは、16個
までの炭素原子、好適には6個までの炭素原子を有し、
(a)−OR’、(b)−CO−O−R’及び(c)−
O−CO−R’から選択される1又は2個の基で置換さ
れていてもよい、n価の(シクロ)アルキル基であり、
各々のR’は、それぞれ独立して、水素又は4個までの
炭素原子を有するアルキル基であり、かつ、Zは、それ
ぞれ独立して、(1)−O−、(2)−CO−O−、(
3)−CO−N(R”)−及び(4)R”−CO−N<
から選択され、各々のR”は、それぞれ独立して、水素
又は4個までの炭素原子を有するアルキル基であり、R
は、上記と同様の炭化水素基である。)このような添加
剤の例は、N,N’−ジオレイル−N,N’−ジペンタ
ノイルテトラメチレンジアミン、1,2,3−トリステ
アリルオキシプロパン、アジピン酸ビス(ジラウリルア
ミド)、及びN−(2−モンタニルオキシエチル)パル
ミトアミドである。
までの炭素原子、好適には6個までの炭素原子を有し、
(a)−OR’、(b)−CO−O−R’及び(c)−
O−CO−R’から選択される1又は2個の基で置換さ
れていてもよい、n価の(シクロ)アルキル基であり、
各々のR’は、それぞれ独立して、水素又は4個までの
炭素原子を有するアルキル基であり、かつ、Zは、それ
ぞれ独立して、(1)−O−、(2)−CO−O−、(
3)−CO−N(R”)−及び(4)R”−CO−N<
から選択され、各々のR”は、それぞれ独立して、水素
又は4個までの炭素原子を有するアルキル基であり、R
は、上記と同様の炭化水素基である。)このような添加
剤の例は、N,N’−ジオレイル−N,N’−ジペンタ
ノイルテトラメチレンジアミン、1,2,3−トリステ
アリルオキシプロパン、アジピン酸ビス(ジラウリルア
ミド)、及びN−(2−モンタニルオキシエチル)パル
ミトアミドである。
【0017】本発明では、2、3又は4個の炭化水素基
が滑性添加剤の分子にあってもよいが、2又は3個の炭
化水素基があることが、より容易に合成で得ることがで
きるめに、有利である。従って、nは、好適には2又は
3である。
が滑性添加剤の分子にあってもよいが、2又は3個の炭
化水素基があることが、より容易に合成で得ることがで
きるめに、有利である。従って、nは、好適には2又は
3である。
【0018】本発明の、好ましい滑性添加剤Y(ZR)
n は、nが2で、Yが6個までの炭素原子を有する(
シクロ)アルキリデン基を表すものである。好ましい化
合物は、例えば、1、4−シクロヘキシレンジ−α−リ
ノレナート、2−(4’−オクチルベンジル)オキシペ
ンタン酸デシル、及びN,N’−ジラウロイルヘキサメ
チレンジアミンである。一方、Zが−CO−N(R”)
−であって、R”が上記と同様である、特別にはR”が
水素を表す、化合物がより好ましい。このような添加剤
は、例えば、N,N’−ジメチル−N,N’−ジミリス
トイルトリメチレンジアミン及び1,3−ビス(N,N
’−エチル−N,N’−ラウリル−カルバモイル)シク
ロペンタン、そして、特に、N,N’−ジステアロイル
メチレンジアミンである。特に、Yがエチレン基を表す
化合物、例えば、N−ドコシル−2−(4’−ヘキシル
ベンゾイルアミノ)プロピオンアミド及びN,N’−ジ
リノレイルスクシンアミド、そして、代表的には、N,
N’−ジドコサノイルエチレンジアミン及びN,N’−
ジラウリルエチレンジアミンのようなエチレンジアミン
のN,N’−ビスアミドが、有用である。N,N’−ジ
ステアロイルエチレンジアミンは、共重合体の滑性添加
剤として優れている。
n は、nが2で、Yが6個までの炭素原子を有する(
シクロ)アルキリデン基を表すものである。好ましい化
合物は、例えば、1、4−シクロヘキシレンジ−α−リ
ノレナート、2−(4’−オクチルベンジル)オキシペ
ンタン酸デシル、及びN,N’−ジラウロイルヘキサメ
チレンジアミンである。一方、Zが−CO−N(R”)
−であって、R”が上記と同様である、特別にはR”が
水素を表す、化合物がより好ましい。このような添加剤
は、例えば、N,N’−ジメチル−N,N’−ジミリス
トイルトリメチレンジアミン及び1,3−ビス(N,N
’−エチル−N,N’−ラウリル−カルバモイル)シク
ロペンタン、そして、特に、N,N’−ジステアロイル
メチレンジアミンである。特に、Yがエチレン基を表す
化合物、例えば、N−ドコシル−2−(4’−ヘキシル
ベンゾイルアミノ)プロピオンアミド及びN,N’−ジ
リノレイルスクシンアミド、そして、代表的には、N,
N’−ジドコサノイルエチレンジアミン及びN,N’−
ジラウリルエチレンジアミンのようなエチレンジアミン
のN,N’−ビスアミドが、有用である。N,N’−ジ
ステアロイルエチレンジアミンは、共重合体の滑性添加
剤として優れている。
【0019】本発明の、他の好ましい滑性添加剤Y(Z
R)n は、Zが−CO−O−を表すものである。Yが
、(a)−OR’、(b)−CO−O−R’及び(c)
−O−CO−R’から選択される一個の基で置換されて
いてもよい、16個までの、好適には3個の炭素原子を
有するn価のアルキル基であるものがより好ましい。こ
のような好ましい添加剤の例は、1,3,5−シクロヘ
キサントリカルボン酸トリメリスチル、スベリン酸ビス
(4,6,8−トリメチルノナ−2−イル)及び2,2
−ジメチルプロピル−1,3−エンジラウラートであり
、より好ましくは、例えば、1−モンタノイルオキシ−
1,3−ビスデカノイルオキシプロパン及び2−メトキ
シ−1,3−プロパン二酸ジボルニルである。
R)n は、Zが−CO−O−を表すものである。Yが
、(a)−OR’、(b)−CO−O−R’及び(c)
−O−CO−R’から選択される一個の基で置換されて
いてもよい、16個までの、好適には3個の炭素原子を
有するn価のアルキル基であるものがより好ましい。こ
のような好ましい添加剤の例は、1,3,5−シクロヘ
キサントリカルボン酸トリメリスチル、スベリン酸ビス
(4,6,8−トリメチルノナ−2−イル)及び2,2
−ジメチルプロピル−1,3−エンジラウラートであり
、より好ましくは、例えば、1−モンタノイルオキシ−
1,3−ビスデカノイルオキシプロパン及び2−メトキ
シ−1,3−プロパン二酸ジボルニルである。
【0020】これらの化合物の中では、2個の炭化水素
基を有する、すなわち、nが2であるものが特に好適で
ある。とりわけ、基Yが1個の−OH基で置換されてい
るものが好ましい。このような化合物の例は、2−(2
’−ヒドロキシエチル)マロン酸ジラウリル及びグリセ
リン1,2−ジオレアートである。代表的には、滑性添
加剤は、例えば、グリセリン1,3−ジオクタノアート
及びグリセリン1,3−ジモンタナートのような、グリ
セリン1,3−ジエステルである。グリセリン1,3−
ジステアラートは共重合体の優れた滑性添加剤である。
基を有する、すなわち、nが2であるものが特に好適で
ある。とりわけ、基Yが1個の−OH基で置換されてい
るものが好ましい。このような化合物の例は、2−(2
’−ヒドロキシエチル)マロン酸ジラウリル及びグリセ
リン1,2−ジオレアートである。代表的には、滑性添
加剤は、例えば、グリセリン1,3−ジオクタノアート
及びグリセリン1,3−ジモンタナートのような、グリ
セリン1,3−ジエステルである。グリセリン1,3−
ジステアラートは共重合体の優れた滑性添加剤である。
【0021】上記に示した、Zが−CO−O−を表し、
Yが16個の炭素原子を有する、好適には3個の炭素原
子を有するn価のアルキル基である、本発明の滑性添加
剤Y(ZR)n の中で、nが2又は3であり、基Yが
置換されていないもの、例えば、トリカルバリル酸トリ
ペンタデシルのような他の化合物もまた特に好適である
。 代表的には、滑性添加剤は、グリセリン1,2−ジオレ
アート3−ステアラート及びグリセリントリパルメター
トのようなグリセリントリエステル、又は2,2−ビス
(4’−ステアロイルオキシフェニル)プロパンのよう
な2,2−ビス(4’−ヒドロキシフェニル)プロパン
ジエステルである。グリセリントリステアラート及び2
,2−ビス(4’−モンタニルオキシフェニル)プロパ
ンは、共重合体の滑性添加剤として優れている。
Yが16個の炭素原子を有する、好適には3個の炭素原
子を有するn価のアルキル基である、本発明の滑性添加
剤Y(ZR)n の中で、nが2又は3であり、基Yが
置換されていないもの、例えば、トリカルバリル酸トリ
ペンタデシルのような他の化合物もまた特に好適である
。 代表的には、滑性添加剤は、グリセリン1,2−ジオレ
アート3−ステアラート及びグリセリントリパルメター
トのようなグリセリントリエステル、又は2,2−ビス
(4’−ステアロイルオキシフェニル)プロパンのよう
な2,2−ビス(4’−ヒドロキシフェニル)プロパン
ジエステルである。グリセリントリステアラート及び2
,2−ビス(4’−モンタニルオキシフェニル)プロパ
ンは、共重合体の滑性添加剤として優れている。
【0022】炭化水素基Rは5〜30個の炭素原子を含
んでもよいが、添加剤をより不揮発性にするということ
から、10〜30個の炭素原子を含む炭化水素基が有利
である。この基は、一種以上の芳香族又は脂環式構造を
含んでいてもよいし、その炭素原子の鎖が分枝していて
もよい。このような芳香環構造の例は、ベンゼン及びナ
フタレンの環構造である。脂環式構造は、例えば、シク
ロヘキサン、シクロヘプタン及びノルボルナンの環構造
である。炭化水素基Rは、好ましくは、第一級基、すな
わち、極性基への結合部分が二つの水素原子を有する炭
素原子にある基である。より好ましくは、炭化水素基R
が炭素原子の線状鎖を含み、また最も好ましくは、それ
がさらに飽和されている基である。線状飽和炭化水素基
を有する第一級基Rから誘導された滑性添加剤は、ラジ
カル経路による分解反応が働く場合には、より安定であ
る。より好ましい基Rの例は、オレイルアルコール、リ
ノール酸、ステアロル酸及びリノレン酸の炭化水素鎖で
ある。最も好ましい基Rの例は、ミリスチン酸、ステア
リルアルコール、ステアリン酸、パルミチン酸、モンタ
ン酸の炭化水素鎖である。
んでもよいが、添加剤をより不揮発性にするということ
から、10〜30個の炭素原子を含む炭化水素基が有利
である。この基は、一種以上の芳香族又は脂環式構造を
含んでいてもよいし、その炭素原子の鎖が分枝していて
もよい。このような芳香環構造の例は、ベンゼン及びナ
フタレンの環構造である。脂環式構造は、例えば、シク
ロヘキサン、シクロヘプタン及びノルボルナンの環構造
である。炭化水素基Rは、好ましくは、第一級基、すな
わち、極性基への結合部分が二つの水素原子を有する炭
素原子にある基である。より好ましくは、炭化水素基R
が炭素原子の線状鎖を含み、また最も好ましくは、それ
がさらに飽和されている基である。線状飽和炭化水素基
を有する第一級基Rから誘導された滑性添加剤は、ラジ
カル経路による分解反応が働く場合には、より安定であ
る。より好ましい基Rの例は、オレイルアルコール、リ
ノール酸、ステアロル酸及びリノレン酸の炭化水素鎖で
ある。最も好ましい基Rの例は、ミリスチン酸、ステア
リルアルコール、ステアリン酸、パルミチン酸、モンタ
ン酸の炭化水素鎖である。
【0023】滑性添加剤は単独で使用してもよいし、酸
化安定性及びUV安定性のような、組成物の他の性質を
改良する、一種以上の追加の添加剤と組み合わせて用い
てもよい。このような追加の添加剤は、立体障害のある
フェノール性化合物、芳香族アミン、ヒドロキシベンゾ
フェノン、ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール、水
酸化アルミニウム、モノカルボン酸の酸アミド、及びエ
チレンとアクリル酸又はメタクリル酸の共重合体から成
る群から選択できる。これらの中にはよく知られていて
、重合体用添加剤として市販されているものもある。 好適には、立体障害のあるフェノール性化合物は、2,
5−ジアルキルフェノール、直鎖アルコールとヒドロキ
シ及びジアルキルフェニル基で置換されたカルボン酸の
エステル、1,2−ビス(アセチル)ヒドラジン(アセ
チル基がヒドロキシ及びジアルキルフェニル置換基を有
する。)、N,N’−ビス(アセトキシアルキル)オキ
サルアミド(アセチル基がヒドロキシ及びジアルキルフ
ェニル基を有する。)、及びα−N,ω−N−ビス(ア
セチル)ジアミン(アセチル基がヒドロキシ及びジアル
キルフェニル基を有する。)から選択される。好適な芳
香族アミンは、4,4’−ビスベンジルジフェニルアミ
ン又はアニリノ−ジフェニルアミンのようなジフェニル
アミン、及びN,N,N’,N’−テトラアルキルアミ
ノナフタレンのようなジアミノナフタレンからなる群よ
り選択される。水酸化アルミニウムの好適なタイプはバ
イヤライトである。
化安定性及びUV安定性のような、組成物の他の性質を
改良する、一種以上の追加の添加剤と組み合わせて用い
てもよい。このような追加の添加剤は、立体障害のある
フェノール性化合物、芳香族アミン、ヒドロキシベンゾ
フェノン、ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール、水
酸化アルミニウム、モノカルボン酸の酸アミド、及びエ
チレンとアクリル酸又はメタクリル酸の共重合体から成
る群から選択できる。これらの中にはよく知られていて
、重合体用添加剤として市販されているものもある。 好適には、立体障害のあるフェノール性化合物は、2,
5−ジアルキルフェノール、直鎖アルコールとヒドロキ
シ及びジアルキルフェニル基で置換されたカルボン酸の
エステル、1,2−ビス(アセチル)ヒドラジン(アセ
チル基がヒドロキシ及びジアルキルフェニル置換基を有
する。)、N,N’−ビス(アセトキシアルキル)オキ
サルアミド(アセチル基がヒドロキシ及びジアルキルフ
ェニル基を有する。)、及びα−N,ω−N−ビス(ア
セチル)ジアミン(アセチル基がヒドロキシ及びジアル
キルフェニル基を有する。)から選択される。好適な芳
香族アミンは、4,4’−ビスベンジルジフェニルアミ
ン又はアニリノ−ジフェニルアミンのようなジフェニル
アミン、及びN,N,N’,N’−テトラアルキルアミ
ノナフタレンのようなジアミノナフタレンからなる群よ
り選択される。水酸化アルミニウムの好適なタイプはバ
イヤライトである。
【0024】本発明の組成物の一部である、一酸化炭素
と1種以上のオレフィン性不飽和化合物の交互共重合体
は、特に、一酸化炭素とエチレンの共重合体又は一酸化
炭素、エチレン及びプロピレンの三元共重合体でもよい
。好ましい共重合体又は三元共重合体は1.0〜5.0
dl/g、好ましくは1.3〜4.0dl/g、特に2
.1〜3.0dl/gのLVNを有するものである。
と1種以上のオレフィン性不飽和化合物の交互共重合体
は、特に、一酸化炭素とエチレンの共重合体又は一酸化
炭素、エチレン及びプロピレンの三元共重合体でもよい
。好ましい共重合体又は三元共重合体は1.0〜5.0
dl/g、好ましくは1.3〜4.0dl/g、特に2
.1〜3.0dl/gのLVNを有するものである。
【0025】滑性添加剤は、例えば、ドライブレンディ
ング及びタンブリング、溶剤で付着させ溶剤を蒸発させ
て除去するといった、連続法又は不連続法により共重合
体に添加できる。共重合体は粉末状又は粒質物でよい。
ング及びタンブリング、溶剤で付着させ溶剤を蒸発させ
て除去するといった、連続法又は不連続法により共重合
体に添加できる。共重合体は粉末状又は粒質物でよい。
【0026】本発明の組成物は、ファイバー、フィルム
、ラミネート、チューブ、パイプ及び複雑な形状を有す
る製品のような製造品に、溶融紡糸、押出、共押出、射
出成形及び圧縮成形のような、通常の加工技術により加
工できる。
、ラミネート、チューブ、パイプ及び複雑な形状を有す
る製品のような製造品に、溶融紡糸、押出、共押出、射
出成形及び圧縮成形のような、通常の加工技術により加
工できる。
【0027】本発明の滑性添加剤は関連する一酸化炭素
とオレフィンの共重合体及び三元共重合体の流動性を改
良するだけでなく、共重合体又は三元共重合体を、溶融
加工の間に重合体分解を受けにくいものにする。これら
の滑性添加剤の特性は、たった1つの炭化水素鎖を有す
る公知の滑性添加剤の特性と比べ、予期されない。
とオレフィンの共重合体及び三元共重合体の流動性を改
良するだけでなく、共重合体又は三元共重合体を、溶融
加工の間に重合体分解を受けにくいものにする。これら
の滑性添加剤の特性は、たった1つの炭化水素鎖を有す
る公知の滑性添加剤の特性と比べ、予期されない。
【0028】このように、滑性添加剤は、本発明以前で
はほとんど加工できなかった特定の種類の共重合体を加
工可能にする。
はほとんど加工できなかった特定の種類の共重合体を加
工可能にする。
【0029】
【実施例】実施例1
1.36dl/gのLVN(m−クレゾール中、60℃
で測定)及び222℃の結晶融点を有し、0.5重量%
の3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン酸のn−オクタデシルエステル及び0.
5重量%の2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ
ール(市販酸化防止剤)を含む、エテン、プロペン及び
一酸化炭素の三元共重合体の粒質物を、様々な添加剤試
料と、ドライブレンディング及びタンブリングにより空
気中で85分間混合した。得られたブレンド試料及び添
加剤を添加しない三元共重合体試料を240℃で操作さ
れる市販のトルク流動計(ポリ塩化ビニルの特性決定用
に設計され、二つのスピンドルを備えている。)に移し
た。トルクは一方のスピンドルを60rpm、もう一方
のスピンドルを40rpmの速度にして測定した。結果
を表1に示す。
で測定)及び222℃の結晶融点を有し、0.5重量%
の3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン酸のn−オクタデシルエステル及び0.
5重量%の2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ
ール(市販酸化防止剤)を含む、エテン、プロペン及び
一酸化炭素の三元共重合体の粒質物を、様々な添加剤試
料と、ドライブレンディング及びタンブリングにより空
気中で85分間混合した。得られたブレンド試料及び添
加剤を添加しない三元共重合体試料を240℃で操作さ
れる市販のトルク流動計(ポリ塩化ビニルの特性決定用
に設計され、二つのスピンドルを備えている。)に移し
た。トルクは一方のスピンドルを60rpm、もう一方
のスピンドルを40rpmの速度にして測定した。結果
を表1に示す。
【0030】
表 1
添加剤(重量%)
初期トルク トルクの増加割
合
Nm
Nm/min
実施例: N,N’−ステアロイルエチレン− 3
.6 0.06 ジアミン(
1.0) 比較実験: なし
4.7
5.1 [二重反復測定]
4.5
5.3 ステアロアミド(1.0)
2.2 0
.13 [二重反復測定]
2.8
0.10
実施例2 1.84dl/gのLVN(m−クレゾール中、60℃
で測定)及び218℃の結晶融点を有する、エテン、プ
ロペン及び一酸化炭素の三元共重合体の粉末を、様々な
添加剤試料とドライブレンディング及びタンブリングに
より空気中で5分間混合した。得られたブレンド試料及
び添加剤を添加しない三元共重合体試料を、275℃で
操作される15mm二軸スクリュー押出機を用いて空気
中で押出した。相対供給量は、一定トルク、300rp
mの条件で測定した。押出されたポリマーを240℃で
1.5分間加圧し、0.75mmの厚さのプラークを圧
縮成形した。プラークは、30分の滞留時間、275℃
及び1rad/sの条件で、平行板流動計による動的粘
度測定に用いた。結果を表2にまとめて示す。
表 1
添加剤(重量%)
初期トルク トルクの増加割
合
Nm
Nm/min
実施例: N,N’−ステアロイルエチレン− 3
.6 0.06 ジアミン(
1.0) 比較実験: なし
4.7
5.1 [二重反復測定]
4.5
5.3 ステアロアミド(1.0)
2.2 0
.13 [二重反復測定]
2.8
0.10
実施例2 1.84dl/gのLVN(m−クレゾール中、60℃
で測定)及び218℃の結晶融点を有する、エテン、プ
ロペン及び一酸化炭素の三元共重合体の粉末を、様々な
添加剤試料とドライブレンディング及びタンブリングに
より空気中で5分間混合した。得られたブレンド試料及
び添加剤を添加しない三元共重合体試料を、275℃で
操作される15mm二軸スクリュー押出機を用いて空気
中で押出した。相対供給量は、一定トルク、300rp
mの条件で測定した。押出されたポリマーを240℃で
1.5分間加圧し、0.75mmの厚さのプラークを圧
縮成形した。プラークは、30分の滞留時間、275℃
及び1rad/sの条件で、平行板流動計による動的粘
度測定に用いた。結果を表2にまとめて示す。
【0031】
表 2
相対供給量 初期粘度 粘
度増加割合* 添加剤(重量%)
103 Pa・
s Pa・s/min
実施例: グリセリン1,3−ジステアラート (0.3)
1
.6 1.7 570 グリセ
リントリステアラート (0.3)
1.9 1.7 5
40 比較実験: なし
1.0# 2.5
1000 グリセリン1−モノステアラート (0.3)
1.5 2.0 7
10
* 30分間の
滞留時間の平均 # 定義による 実施例3 1.85dl/gのLVN(m−クレゾール中、60℃
で測定)及び222℃の結晶融点を有し、0.5重量%
の3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン(
市販酸化防止剤)を含む、エテン、プロペン及び一酸化
炭素の三元共重合体の粉末を、様々な添加剤試料と、ド
ライブレンディング及びタンブリングにより空気中で5
分間混合した。得られたブレンド試料及び添加剤を含ま
ない三元共重合体試料を、ノズル温度250℃及び成形
温度70℃で、直径60mm、厚さ2mmのディスクに
射出成形した。ディスクは備え付けの衝撃試験機により
、15.7mm径のプランジャー及び42mmのディス
クサポートを用い、プランジャー速度4.43m/sで
測定した。試験時のディスクの温度は−10℃であった
。 結果を表3にまとめて示す。
表 2
相対供給量 初期粘度 粘
度増加割合* 添加剤(重量%)
103 Pa・
s Pa・s/min
実施例: グリセリン1,3−ジステアラート (0.3)
1
.6 1.7 570 グリセ
リントリステアラート (0.3)
1.9 1.7 5
40 比較実験: なし
1.0# 2.5
1000 グリセリン1−モノステアラート (0.3)
1.5 2.0 7
10
* 30分間の
滞留時間の平均 # 定義による 実施例3 1.85dl/gのLVN(m−クレゾール中、60℃
で測定)及び222℃の結晶融点を有し、0.5重量%
の3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン(
市販酸化防止剤)を含む、エテン、プロペン及び一酸化
炭素の三元共重合体の粉末を、様々な添加剤試料と、ド
ライブレンディング及びタンブリングにより空気中で5
分間混合した。得られたブレンド試料及び添加剤を含ま
ない三元共重合体試料を、ノズル温度250℃及び成形
温度70℃で、直径60mm、厚さ2mmのディスクに
射出成形した。ディスクは備え付けの衝撃試験機により
、15.7mm径のプランジャー及び42mmのディス
クサポートを用い、プランジャー速度4.43m/sで
測定した。試験時のディスクの温度は−10℃であった
。 結果を表3にまとめて示す。
【0032】
表 3
添加剤(重量%)
衝撃エネルギー 脆性破
損*
J
% 実施例: N,N ’− ジステアロイルエチレンジアミン
(0.2)
40
20 2,2−ビス(4’− モンタニルオキシ
フェニル)− プロパン(0.2)
47
5 比較実験: な し
34
35
*
試験試料数に対する割合 グリセリン1,3−ジステアラート、グリセリントリス
テアラート、N,N’−ジステアロイルエチレンジアミ
ン及び2,2−ビス(4’−モンタニルオキシフェニル
)プロパンを含む組成物は本発明のものであり、一方、
グリセリン1−モノステアラート及びステアロアミド及
び滑性添加物を含まないものに関する実験は比較のため
に加えた。初期トルク及び初期動的粘度として測定され
た値は、グリセリン1,3−ジステアラート、グリセリ
ントリステアラート及びN,N’−ジステアロイルエチ
レンジアミンが重合体溶融物の摩擦を低下させることを
示す。
表 3
添加剤(重量%)
衝撃エネルギー 脆性破
損*
J
% 実施例: N,N ’− ジステアロイルエチレンジアミン
(0.2)
40
20 2,2−ビス(4’− モンタニルオキシ
フェニル)− プロパン(0.2)
47
5 比較実験: な し
34
35
*
試験試料数に対する割合 グリセリン1,3−ジステアラート、グリセリントリス
テアラート、N,N’−ジステアロイルエチレンジアミ
ン及び2,2−ビス(4’−モンタニルオキシフェニル
)プロパンを含む組成物は本発明のものであり、一方、
グリセリン1−モノステアラート及びステアロアミド及
び滑性添加物を含まないものに関する実験は比較のため
に加えた。初期トルク及び初期動的粘度として測定され
た値は、グリセリン1,3−ジステアラート、グリセリ
ントリステアラート及びN,N’−ジステアロイルエチ
レンジアミンが重合体溶融物の摩擦を低下させることを
示す。
【0033】全ての場合において、トルクの増加は流動
計中の滞留時間の関数とみることができる。この増加は
、摩擦の結果による架橋及び共重合体の固有の溶融乱れ
による。トルクの増加割合を調べると、この割合が全て
の添加剤の滑性により減少し、グリセリン1,3−ジス
テアラート及びグリセリントリステアラートが、この点
で、グリセリン1−モノステアラートよりも効果的であ
ること及びN,N’−ジステアロイルエチレンジアミン
がステアロアミドより効果的であることが認められる。 滑性の効果は、押出による溶融加工においてもより大き
い押出量(相対供給量)が得られることでわかる。 特に、本発明の滑性添加剤は、分子内に炭化水素基を1
個のみ有する滑性添加剤よりもより有効である。実施例
3は、本発明の滑性添加剤によるより良好な加工の結果
、加工された三元共重合体が、脆性破損を受けにくくな
りより衝撃エネルギーを吸収できるという、改良された
耐衝撃性を有することを示す。
計中の滞留時間の関数とみることができる。この増加は
、摩擦の結果による架橋及び共重合体の固有の溶融乱れ
による。トルクの増加割合を調べると、この割合が全て
の添加剤の滑性により減少し、グリセリン1,3−ジス
テアラート及びグリセリントリステアラートが、この点
で、グリセリン1−モノステアラートよりも効果的であ
ること及びN,N’−ジステアロイルエチレンジアミン
がステアロアミドより効果的であることが認められる。 滑性の効果は、押出による溶融加工においてもより大き
い押出量(相対供給量)が得られることでわかる。 特に、本発明の滑性添加剤は、分子内に炭化水素基を1
個のみ有する滑性添加剤よりもより有効である。実施例
3は、本発明の滑性添加剤によるより良好な加工の結果
、加工された三元共重合体が、脆性破損を受けにくくな
りより衝撃エネルギーを吸収できるという、改良された
耐衝撃性を有することを示す。
【0034】実施例は、1個より多い炭化水素基を分子
内に有する滑性添加剤が、1個の炭化水素基を有するも
のより有利であるということと、分子が炭化水素基を2
個含むか又は3個含むかは、比較的、重要ではないとい
うことを明確に示す。実験はまた、極性部分の性質は比
較的重要でないことを示す。すなわち、カルボン酸アミ
ド基、カルボン酸エステル基及びアルコール性ヒドロキ
シ基を様々な割合で含み得る。さらに、本滑剤は、他の
添加剤と組み合わせることができる。
内に有する滑性添加剤が、1個の炭化水素基を有するも
のより有利であるということと、分子が炭化水素基を2
個含むか又は3個含むかは、比較的、重要ではないとい
うことを明確に示す。実験はまた、極性部分の性質は比
較的重要でないことを示す。すなわち、カルボン酸アミ
ド基、カルボン酸エステル基及びアルコール性ヒドロキ
シ基を様々な割合で含み得る。さらに、本滑剤は、他の
添加剤と組み合わせることができる。
Claims (13)
- 【請求項1】 多量の、一酸化炭素と1種以上のオレ
フィン性不飽和化合物の交互共重合体及び少量の、一般
式がX(R)n (式中、Xは、1〜4個の極性基を含
むn価の極性部分を表し、nは、2、3又は4であり、
各々のRは、それぞれ独立して、極性基に結合した5〜
30個の炭素原子を有する一価の炭化水素基を表す。)
である1種以上の滑性添加剤を含有する共重合体組成物
。 - 【請求項2】 組成物の重量に対して、0.05〜3
重量%の量の前記滑性添加剤が存在することを特徴とす
る請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】 組成物の重量に対して、0.1〜1重
量%の量の前記滑性添加剤が存在することを特徴とする
請求項2に記載の組成物。 - 【請求項4】 前記滑性添加剤の一般式がY(ZR)
n (式中、YZn はXであり、Yは、(a)−OR
’、(b)−CO−O−R’及び(c)−O−CO−R
’から選択される1個又は2個の基で置換されていても
よい、16個までの炭素原子を有するn価の(シクロ)
アルキル基であり、各々のR’は、それぞれ独立して、
水素又は4個までの炭素原子を有するアルキル基を表し
、Zは、それぞれ独立して、(1)−O−、(2)−C
O−O−、(3)−CO−N(R”)−及び(4)R”
−CO−N<から選択され、各々のR”は、それぞれ独
立して、水素又は4個までの炭素原子を有するアルキル
基を表し、かつ、nは、2又は3である。)であること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成
物。 - 【請求項5】 nが2であり、Yが、6個までの炭素
原子を有する(シクロ)アルキリデン基を表し、Zが−
CO−N(R”)−であり、かつR”が水素を表すこと
を特徴とする請求項4に記載の組成物。 - 【請求項6】 Zが、−CO−O−を表し、かつ、Y
が、16個までの炭素原子を有し、(a)−OR’、(
b)−CO−O−R’及び(c)−O−CO−R’から
選択される1個の基で置換されていてもよいn価のアル
キル基であることを特徴とする請求項4に記載の組成物
。 - 【請求項7】 nが2であり、かつ基Yが1個の−O
H基で置換されていることを特徴とする請求項6に記載
の組成物。 - 【請求項8】 nが2又は3であり、かつ基Yが置換
されていないことを特徴とする請求項6に記載の組成物
。 - 【請求項9】 前記滑性添加剤が、エチレンジアミン
のN、N’−ビスアミド、グリセリン1,3−ジエステ
ル、グリセリントリエステル及び2,2−ビス(4’−
ヒドロキシフェニル)プロパンのジエステルからなる群
より選択されることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
か一項に記載の組成物。 - 【請求項10】 前記炭化水素基Rが第一級基であっ
て、かつ炭素数10〜30の飽和線状鎖を含むことを特
徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項11】 前記滑性添加剤が、N、N’−ジス
テアロイルエチレンジアミン、グリセリン1,3−ジス
テアラート、グリセリントリステアラート及び2,2−
ビス(4’−モンタニルオキシフェニル)プロパンから
なる群より選択されることを特徴とする請求項9又は1
0に記載の組成物。 - 【請求項12】 前記共重合体として、一酸化炭素と
エチレンの共重合体又は一酸化炭素、エチレン及びプロ
ピレンの三元共重合体を含み、前記共重合体又は三元共
重合体のLVNが1.0〜5.0dl/g、特に1.3
〜4.0dl/gであることを特徴とする請求項1〜1
1のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項13】 少量の、1種以上の、請求項1〜1
1のいずれか一項で定義された、一般式がX(R)n
である滑性添加剤を添加することからなる、一酸化炭素
と1種以上のオレフィン性不飽和化合物の交互共重合体
の流動性を改良する方法。
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