JPH04225083A - 透明保護材 - Google Patents

透明保護材

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JPH04225083A
JPH04225083A JP41531790A JP41531790A JPH04225083A JP H04225083 A JPH04225083 A JP H04225083A JP 41531790 A JP41531790 A JP 41531790A JP 41531790 A JP41531790 A JP 41531790A JP H04225083 A JPH04225083 A JP H04225083A
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aliphatic
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Kohei Okamoto
光平 岡本
Yoshiro Shiraki
白木 良郎
Toshihiro Tanaka
田中 逸啓
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は透明保護材に関し、詳し
くは透明性,耐候性,耐水性,耐アルカリ性等に優れた
透明保護材に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、コンクリートの表面亀裂による水分の侵入防止や
鉄鋼等の金属の腐食防止のために、コンクリートや金属
表面を樹脂コーティングする方法や、金属に電気防食を
施す方法がとられている。しかしながら、表面を樹脂コ
ーティングする方法では樹脂の種類によってコーティン
グ層が半透明ないしは不透明となり、コンクリートや金
属の外観が変化してしまったり、コーティング効果を視
認することができない等の不都合があった。一方、金属
やコンクリート中の鉄筋に電気防食を施す方法は、電源
通電用電極,照合電極,可変抵抗器等の多大な設備を必
要とする上に、保安上の操作が繁雑であるという欠点を
有している。上記欠点の改善のため、活性水素基含有液
状ジエン系重合体および特定のポリイソシアネート化合
物からなるコンクリート用透明性保護材が開発されてい
る(特開昭60−243162号公報)。この技術によ
り透明性があり、しかも耐水性,耐アルカリ性に優れた
保護材は得られるものの、耐候性に劣るため屋外で使用
した場合、黄変したり表面に亀裂が生じてしまい、経時
的に透明性が著しく低下するという大きな欠点があった
【0003】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは透
明性,耐水性,耐アルカリ性に優れ、かつ耐候性にも優
れ、長期に渡って透明性等を保持することのできる透明
保護材を得るべく鋭意研究を重ねた結果、特定のポリオ
ール化合物,ポリイソシアネート化合物および粘度低下
剤を配合した組成物が上記目的を達成することを見出し
、本発明を完成した。
【0004】すなわち、本発明は(A)1分子当りの平
均水酸基数が2.0以上である水酸基含有液状イソプレ
ン系重合体の水素化物を50重量%以上含むポリオール
化合物,(B)脂肪族ポリイソシアネート,脂環族ポリ
イソシアネートおよび脂肪族−芳香族ポリイソシアネー
トから選ばれた少なくとも1種のポリイソシアネート化
合物および(C)前記ポリオール化合物(A)100重
量部に対して40〜200重量部の引火点が40℃以上
である脂肪族炭化水素および脂環族炭化水素から選ばれ
た粘度低下剤からなる透明保護材を提供するものである
【0005】本発明における(A)成分は、1分子当り
の平均水酸基数が2.0以上である水酸基含有液状イソ
プレン系重合体の水素化物を50重量%以上含むポリオ
ール化合物である。
【0006】1分子当りの平均水酸基数が2.0以上で
ある水酸基含有液状イソプレン系重合体の水素化物は、
水酸基含有液状イソプレン系重合体を水素化して得られ
るものである。ここで、水酸基含有液状イソプレン系重
合体としては、既知のものを任意に使用でき、または公
知の方法により容易に製造することができるものである
。例えば、イソプレンモノマーを過酸化水素,水酸基を
有するアゾ化合物(例えば、2,2’−アゾビス〔2−
メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミ
ド〕等)または水酸基を有するパーオキシド(例えば、
シクロヘキサノンパーオキシド等)を重合開始剤として
ラジカル重合することにより水酸基含有液状ポリイソプ
レンが得られる。ここで、重合開始剤の使用量は特に制
限はないが、通常はイソプレンモノマー100gに対し
て過酸化水素の場合は1.0〜50g、2,2’−アゾ
ビス〔2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロ
ピオンアミド〕の場合は5.0〜100g、シクロヘキ
サノンパーオキシドの場合は5.0〜100gが適当で
ある。これら重合剤の中でも過酸化水素を用いることが
好ましい。重合は無溶媒で行うことも可能であるが、反
応の制御の容易さ等のため溶媒を用いるのが好ましい。 溶媒としてはエタノール,イソプロパノール,n−ブタ
ノール等が通常用いられる。反応温度は80〜150℃
、反応時間は0.5〜15時間が適当である。
【0007】また、重合時にイソプレンに対し50mo
l%以下の割合の下記モノマーを添加することもできる
。すなわち、炭素数2〜22の付加重合性モノマー(ブ
テン,ペンテン,スチレン,α−メチルスチレン,アク
リロニトリル,アクリル酸またはそのエステル,メタク
リル酸またはそのエステル,塩化ビニル,酢酸ビニル,
アクリルアミド等)、炭素数4〜22のジエンモノマー
(ブタジエン,クロロプレン,1,3−ペンタジエン,
シクロペンタジエン等)である。
【0008】重合反応終了後に、溶液を減圧下で蒸留す
れば溶剤が除去され、水酸基含有液状イソプレン系重合
体が得られる。このようにして得られた水酸基含有液状
イソプレン系重合体の数平均分子量は300〜2500
0、好ましくは500〜10000であり、水酸基含有
量は0.1〜10meq/g、好ましくは0.3〜7m
eq/gである。また、構造的にはシス−1,4構造お
よびトランス1,4構造の合計が70%以上を占めるこ
とが、弾性の点から好ましい。なお、水酸基は分子鎖末
端あるいは分子鎖内部のいずれにあってもよいが、分子
鎖末端にあるものが望ましい。また、本発明では2種以
上の水酸基含有液状イソプレン系重合体を組合せて使用
することもできる。
【0009】上記水酸基含有液状イソプレン系重合体を
不均一系触媒等を用いる公知の方法により水素化するこ
とにより、その水素化物とすることができる。例えばヘ
キサン,シクロヘキサン等の飽和炭化水素やジエチルエ
ーテル,テトラヒドロフラン,ジオキサン等のエーテル
類、エタノール,イソプロパノール等のアルコール類等
またはこれらの混合系を溶媒とし、常温〜200℃の反
応温度で常圧〜100kg/cm2 Gの水素圧下で水
素添加反応が行われる。不均一系触媒としてはニッケル
,コバルト,パラジウム,白金,ロジウム,ルテニウム
等の触媒を単独で、またはシリカ,ケイソウ土,アルミ
ナ,活性炭等の担体に担持して用いる。その使用量は、
重合体の重量に対し、0.05〜10wt%が適当であ
る。これらの触媒は単独で使用するほか2種以上を混合
して用いてもよい。反応は通常1〜48時間で終了する
【0010】反応終了後に触媒をろ別して、溶液を減圧
下で蒸留すれば溶剤が除去され、水酸基含有液状イソプ
レン系重合体の水素化物が得られる。この水酸基含有液
状イソプレン系重合体の水素化物は、数平均分子量が3
00〜25000、好ましくは500〜10000であ
り、水酸基含有量は0.1〜10meq/gであるもの
が望ましい。
【0011】水素化反応後における重合体中の不飽和二
重結合の水素化の割合(水素化率)は下式で表される。
【0012】
【式1】
【0013】 A:水素化前の重合体の臭素価 B:水素化後の重合体の臭素価
【0014】水素化物の水素化率は50%以上、好まし
くは70%以上である。本発明においては、2種以上の
水酸基含有液状イソプレン系重合体の水素化物を混合し
て用いてもよい。
【0015】さらに、良好な物性の硬化体を得るために
は、水酸基含有液状イソプレン系重合体の水素化物の1
分子当りの平均水酸基数は2.0以上である。1分子当
りの平均水酸基数は下式で表すことができる。
【0016】
【式2】
【0017】本発明においては、上記1分子当りの平均
水酸基数が2.0以上である水酸基含有液状イソプレン
系重合体の水素化物は(A)成分であるポリオール化合
物の50重量%以上である必要がある。ここで、上記水
酸基含有液状イソプレン系重合体の水素化物が50重量
%未満であると、透明性,耐候性に劣るので好ましくな
い。
【0018】上記水酸基含有液状イソプレン系重合体の
水素化物以外に(A)成分として50重量%未満の範囲
で用いるポリオール化合物は、以下の通りである。
【0019】ここで、ポリオール化合物とは、1分子中
に2個またはそれ以上の水酸基を有する化合物であり、
次に示す低分子量ポリオール化合物,重合型ポリオール
化合物およびヒマシ油系ポリオール化合物が好適に用い
られる。
【0020】低分子ポリオール化合物としては、一級ポ
リオール,二級ポリオール,三級ポリオールのいずれを
用いてもよい。具体的には、例えば1,2−プロピレン
グリコール,ジプロピレングリコール,1,2−ブタン
ジオール,1,3−ブタンジオール,2,3−ブタンジ
オール,1,2−ペンタンジオール,2,3−ペンタン
ジオール,2,5−ヘキサンジオール,2,4−ヘキサ
ンジオール,2−エチル−1,3−ヘキサンジオール,
シクロヘキサンジオール,グリセリン,N,N−ビス−
2−ヒドロキシプロピルアニリン,N,N’−ビスヒド
ロキシイソプロピル−2−メチルピペラジン,ビスフェ
ノールAのプロピレンオキサイド付加物等の少なくとも
1個の二級炭素に結合した水素基を含有する低分子量ポ
リオールが挙げられる。
【0021】さらに、二級炭素に結合した水酸基を含有
しないエチレングリコール,ジエチレングリコール,1
,3−プロピレングリコール,1,4−ブタンジオール
,1,5−ペンタンジオール,1,6−ヘキサンジオー
ル,トリメチロールプロパン,ペンタエリスリトール,
ジペンタエリスリトール等のポリオール化合物を用いる
こともできる。これら化合物の分子量は通常、50〜5
00の範囲である。
【0022】また、ポリウレタン原料として用いられる
重合型ポリオール化合物としては、例えばポリエーテル
ポリオールおよびその変性体,ポリテトラエチレンエー
テルグリコール,テトラヒドロフラン/アルキレンオキ
サイド共重合ポリオール,エポキシ樹脂変性ポリオール
,ポリエステルポリオール,ポリジエン系ポリオール,
部分鹸化エチレン−酢酸ビニル共重合体等を挙げること
ができる。これらポリオール化合物の数平均分子量は通
常500〜10,000である。
【0023】さらに、ヒマシ油系ポリオール化合物とし
ては、ヒマシ油,水素化ヒマシ油,ヒマシ油エステル交
換物等を挙げることができる。これらポリオール化合物
は2種類以上を混合して用いることもできる。
【0024】なお、上記ポリオール化合物は構造中に芳
香族環を含まない方が好ましい。
【0025】本発明において(B)成分として用いるポ
リイソシアネート化合物とは、1分子中に2個またはそ
れ以上のイソシアネート基を有する有機化合物であって
、前記したポリオール化合物の水酸基に対する反応性イ
ソシアネート基を有するものである。このポリイソシア
ネート化合物としては、通常の脂肪族ポリイソシアネー
ト,脂環族ポリイソシアネートおよび脂肪族−芳香族ポ
リイソシアネート(イソシアネート基が脂肪族炭化水素
基を介して芳香族基と結合したポリイソシアネート、す
なわち分子中に芳香族環と直接結合したイソシアネート
基を有さないポリイソシアネートのこと)から選ばれた
少なくとも1種を用いる。具体的にはヘキサメチレンジ
イソシアネート,ドデカンジイソシアネート,リジンジ
イソシアネート,リジンエステルトリイソシアネート,
1,6,11−ウンデカントリイソシアネート,1,8
−ジイソシアネート−4−イソシアネートメチルオクタ
ン,1,3,6−ヘキサメチレントリイソシアネート,
トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族
ポリイソシアネート、トランスシクロヘキサン−1,4
−ジイソシアネート,ビシクロヘプタントリイソシアネ
ート,イソホロンジイソシアネート(IPDI),水素
添加ジフェニルメタンジイソシアネート,水素添加トリ
レンジイソシアネート,水素添加キシリレンジイソシア
ネート,水素添加テトラメチルキシリレンジイソシアネ
ート等の脂環族ポリイソシアネート、キシリレンジイソ
シアネート(XDI),テトラメチルキシリレンジイソ
シアネート(TMXDI)等の脂肪族−芳香族ポリイソ
シアネート、前記ポリイソシアネート化合物の環化三量
体(イソシアヌレート変性体),ビューレット変性体,
エチレングリコール,1,4−ブタンジオール,プロピ
レングリコール,ジプロピレングリコール,トリメチロ
ールプロパン,ポリアルカジエンポリオールの水素化物
、ヒマシ油系ポリオール等のポリオール化合物と前記ポ
リイソシアネート化合物との付加反応物等が用いられる
【0026】また、これらポリイソシアネート化合物は
2種以上を混合して用いることもでき、さらにこれらポ
リイソシアネート化合物のイソシアネート基をフェノー
ル類,オキシム類,イミド類,メルカプタン類,アルコ
ール類、ε−カプロラクタム,エチレンイミン,α−ピ
ロリドン,マロン酸ジエチル,亜硫酸水素ナトリウム、
ホウ酸等のブロック剤でブロックした、いわゆるブロッ
クイソシアネート化合物をも用いることができる。
【0027】ここでTDI,MDI,カルボジイミド変
性ジフェニルメタンジイソシアネート,ポリメチレンポ
リフェニルイソシアネート,フェニレンジイソシアネー
ト,ナフタリン−1,5−ジイソシアネート等の分子中
に芳香族環と結合したイソシアネート基を有するものは
、耐候性の面から好ましくない。また、透明性,耐候性
,ゴム弾性の面からは、脂環族ポリイソシアネートが最
も好ましい。
【0028】上記(A)成分と(B)成分の配合割合に
ついては特に制限はないが、通常は(A)成分であるポ
リオール化合物の水酸基(OH)に対する(B)成分で
あるポリイソシアネート化合物のイソシアネート基(N
CO)の割合(NCO/OH)が、モル比で最終的に0
.3〜5.0、好ましくは0.5〜4.0となるように
配合すればよい。ここで「最終的に」という言葉を用い
ているのは、実際の硬化体の作製にあたって下記の様な
種々の方法が用いられるからである。
【0029】ワンショット法:全配合成分のうち少なく
ともポリイソシアネート化合物を除く成分を混合し、混
合物を得る。この混合物ポリイソシアネート化合物およ
び先の混合で用いなかった配合成分を添加,混合して液
状重合体組成物を得る。このときの好ましいNCO/O
H(モル比)は0.3〜2.0である。
【0030】プレポリマー法(1):所定の当量比(N
CO/OH)が1.7〜25の範囲で、ポリオール化合
物とポリイソシアネート化合物とを、その他の添加剤の
一部または全部の存在下あるいは非存在下に反応させて
プレポリマーを得る。このプレポリマーに残りの成分を
混合し、液状重合体組成物を得る。このときの好ましい
NCO/OH(モル比)は0.3〜2.0である。この
場合、プレポリマーを得るときに反応に関与した官能基
にモル比(NCO/OH)は実質的に1.0であるので
、最終的なNCO/OHは0.3〜2.0の範囲内にあ
る。このように、最終的なNCO/OHとは、プレポリ
マーの生成工程から硬化工程に至るまでに用いたすべて
の化合物のイソシアネート基と水酸基のモル比を意味す
る。
【0031】プレポリマー法(2):所定の当量比(N
CO/OH)が1.7〜5.0の範囲で配合全成分を配
合し、反応させてプレポリマーを得る。このプレポリマ
ーを空気中の湿気(水)と反応させる。
【0032】本発明では(A)成分が比較的高粘度であ
るため、(C)成分として粘度低下剤を用いる。本発明
で用いる粘度低下剤は、引火点40℃以上である脂肪族
炭化水素および脂環族炭化水素から選ばれた少なくとも
1つの化合物であり、具体的にはエチレン,プロピレン
,1−ブテン,2−ブテン,イソブチレン,1−デセン
等の単独重合体または共重合体、アルキルベンゼン,ア
ルキルジフェニル,トリフェニル,ジフェニルエタン,
アルキルジフェニルエタン等のベンゼン環を有する化合
物、アルキルナフタレン,フェナントレン等の多核芳香
族環を有する化合物の水素化物等を挙げることができる
。ここで、これらの粘度低下剤は使用上混練温度におい
て液体状であり、かつ安全上引火点が混練温度以上であ
る必要がある。具体的には、30℃における粘度が10
0poise以下であり、引火点が40℃以上である。
【0033】(C)成分の配合割合は、(A)成分10
0重量部に対して40〜200重量部、好ましくは60
〜150重量部である。配合割合が40重量部未満であ
ると、配合時の巻き込みの泡が硬化時に抜けきらず、透
明性が失われて好ましくなく、200重量部を超えると
経時的にタレを生じる等、耐候性に問題が生じて好まし
くない。本発明の透明保護材は上記(A)〜(C)成分
を必須とするものであるが、所望により反応促進剤やそ
の他の添加物を適宜配合することができる。
【0034】硬化反応を促進するために、トリエチレン
ジアミン,テトラメチルグアニジン,N,N,N’,N
’−テトラメチルヘキサン−1,6−ジアミン,N,N
,N’,N”,N”−ペンタメチルジエチレントリアミ
ン,ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル,1,
2−ジメチルイミダゾール,N−メチル−N’−(2−
ジメチルアミノ)エチルピペラジン,ジアザビシクロウ
ンデセン等の三級アミン、スタナスオクトエート,ジブ
チルチンジアセテート,ジブチルチンジラウレート,ジ
ブチルチンチオカルボキシレート,ジブチルチンマーカ
プチド,ジブチルチンジマレエート,ジオクチルチンマ
ーカプチド,ジオクチルチンチオカルボキシレート,フ
ェニル水銀プロピオン酸塩,オクテン酸鉛等の有機金属
化合物、前記三級アミンのカルボン酸塩等を加えること
ができる。
【0035】これら触媒は(A)成分であるポリオール
化合物100重量部に対して最大5重量部添加すること
ができる。5重量部を越えると、硬化促進効果が限界と
なるばかりでなく、局部的な異常反応生起(ゲル化)の
危険性が大きくなり、かつ透明性にも悪影響を与えるの
で好ましくない。
【0036】本発明においては、所望によりさらに下記
に示す他の添加剤を、反応中または反応後に添加するこ
ともできる。
【0037】粘度低下のためにn−ヘキサン,シクロヘ
キサン,トルエン,キシレン等の炭化水素系溶剤,メチ
ルエチルケトン,シクロヘキサノン等のケトン系溶剤、
酢酸ブチル等のエステル系溶剤、テトラヒドロフラン等
のエーテル系溶剤等の溶剤を配合してもよい。
【0038】この溶剤の配合量は通常ポリオール化合物
100重量部に対して20重量部以下、好ましくは5重
量部以下である。
【0039】また、粘着力,接着力の調整のためにアル
キルフェノール樹脂,テルペン樹脂,テルペンフェノー
ル樹脂,キシレンホルムアルデヒド樹脂,ロジン,水添
ロジン,クマロン樹脂,脂肪族石油樹脂,脂環族石油樹
脂および芳香族石油樹脂等の粘着性付与剤を使用しても
よい。さらに、耐熱性,耐候性向上のためにヒンダード
フェノール系,ヒンダードアミン系,ベンゾトリアゾー
ル系等の老化防止剤,酸化防止剤,紫外線吸収剤を加え
たり、難燃剤としてリン化合物,ハロゲン化合物等を加
えたり、消泡剤としてシリコン化合物などを添加するこ
とができる。
【0040】本発明の透明保護材は、以上のような成分
を所定割合で配合し混合することにより得ることができ
る。調製にあたっては、混合装置,混練装置等を用いて
0〜120℃、好ましくは15〜100℃の温度で0.
5秒〜8時間、好ましくは1秒〜5時間攪拌,混合すれ
ばよい。組成物の調製は、通常ワンショット法またはプ
レポリマー法により行う。
【0041】ワンショット法では、まず前記成分のうち
少なくともポリイソシアネート化合物を除く成分を配合
して上記の温度および時間の条件で混合し、混合物を得
る。この混合物にポリイソシアネート化合物および先の
混合で用いなかった添加剤成分を添加して上記の温度お
よび時間の条件で混合することにより、組成物が得られ
る。このときの好ましい反応当量比(NCO/OH)は
0.5〜2.5である。
【0042】プレポリマー法では、所定の当量比(NC
O/OH)が1.7〜25の範囲で水酸基含有液状イソ
プレン系重合体の水素化物,ポリオール化合物およびポ
リアミン化合物のうち少なくとも1つとポリイソシアネ
ート化合物とを、その他の添加剤の一部または全部の存
在下あるいは非存在下に反応させてプレポリマーを得る
。この場合の反応温度は上記条件と同じであり、反応時
間は通常0.1〜10時間、好ましくは0.5〜8時間
である。さらに、このプレポリマーに残りの成分を上記
の温度および時間の条件で混合することにより組成物が
得られる。このときの好ましい反応当量比(NCO/O
H)は0.5〜2.5である。また、所定の当量比(N
CO/OH)が1.7〜5.0の範囲で配合全成分を配
合し、上記と同様の反応温度で通常0.1〜10時間、
好ましくは0.5〜8時間反応させてプレポリマーを得
た後、このプレポリマーを空気中の湿気(水)と反応さ
せることによっても組成物は得られる。
【0043】このようにして調製された組成物は、スプ
レー塗布,ハケ塗り,へら塗り等の方法で被コーティン
グ面に直接塗布したり、コンクリートまたは金属構造物
の形状によっては構造物の周囲に型枠を組み、型枠内に
組成物を注入し、硬化処理することによって透明保護材
で保護された構造を得ることができる。
【0044】
【実施例】次に、本発明を実施例により説明する。
【0045】製造例1 (1)分子鎖末端に水酸基を有する液状ポリイソプレン
の調製 1000mlのステンレス製耐圧反応容器にイソプレン
200g,濃度20%の過酸化水素水40gおよびイソ
プロパノール100gを仕込み、温度120℃、反応時
間2時間の条件で反応を行った。反応中、圧力は最高8
kg/cm2 Gに達した。反応終了後、分液ロートに
反応混合物を入れ、600gの水を添加して振盪し、次
いで3時間静置した後、油層を分取した。この油層から
溶媒,モノマー,低沸点成分を2mmHg,100℃、
2時間の条件で留去し、分子鎖末端に水酸基を有する液
状ポリイソプレン(収率66重量%)を得た。このもの
の数平均分子量は2240、水酸基含有量は0.96m
eq/g、粘度は64ポイズ/30℃、臭素価220g
/100gであった。このときの1分子当りの平均水酸
基数は2.15である。また、 1H−NMRによる構
造解析結果は、トランス−1,4構造57%,シス−1
,4構造33%,シス−1,2構造6%,シス−3,4
構造4%であった。
【0046】(2)分子鎖末端に水酸基を有する液状ポ
リイソプレンの水素化物の調製 製造例1の(1)で得た分子鎖末端に水酸基を有する液
状ポリイソプレン100g,ルテニウム含量5重量%の
ルテニウムカーボン触媒5gおよび溶媒としてシクロヘ
キサン100gを仕込み、50kg/cm2 Gの水素
圧下で150℃にて6時間水素反応を行った。反応終了
後、0.45μのメンブランフィルターを通して反応溶
液から触媒を分離除去した後、2mmHg,110℃、
2時間の条件で溶媒を留去した。その結果、分子鎖末端
に水酸基を有する液状ポリイソプレンの水素化物が得ら
れた。このものの数平均分子量2310、水酸基含有量
は0.94meq/g、粘度は402ポイズ/30℃、
臭素価1g/100gであった。このときの1分子当り
の平均水酸基数は2.17である。
【0047】製造例2 (1)分子鎖末端に水酸基を有する液状ポリイソプレン
の調製 1000mlのステンレス製耐圧反応容器にイソプレン
200g,濃度30%の過酸化水素水100gおよびイ
ソプロパノール300gを仕込み、温度115℃、反応
時間2.5時間の条件で反応を行った。反応中、圧力は
最高7kg/cm2 Gに達した。反応終了後、分液ロ
ートに反応混合物を入れ、600gの水を添加して振盪
し、次いで3時間静置した後、油層を分取した。この油
層から溶媒,モノマー,低沸点成分を2mmHg,10
0℃、2時間の条件で留去し、分子鎖末端に水酸基を有
する液状ポリイソプレン(収率71重量%)を得た。こ
のものの数平均分子量は1380、水酸基含有量は1.
55meq/g、粘度は46ポイズ/30℃であった。 このときの1分子当りの平均水酸基数は2.14である
。 また、 1H−NMRによる構造解析結果は、トランス
−1,4構造56%,シス−1,4構造33%,シス−
1,2構造6%,シス−3,4構造5%であった。
【0048】(2)分子鎖末端に水酸基を有する液状ポ
リイソプレンの水素化物の調製 製造例2の(1)で得た分子鎖末端に水酸基を有する液
状ポリイソプレン100g,ルテニウム含量5重量%の
ルテニウムカーボン触媒5gおよび溶媒としてシクロヘ
キサン100gを仕込み、50kg/cm2 Gの水素
圧下で150℃にて6時間水素反応を行った。反応終了
後、0.45μのメンブランフィルターを通して反応溶
液から触媒を分離除去した後、2mmHg、110℃、
2時間の条件で溶媒を留去した。その結果、分子鎖末端
に水酸基を有する液状ポリイソプレンの水素化物が得ら
れた。このものの数平均分子量1420、水酸基含有量
は1.54meq/g、粘度は298ポイズ/30℃、
臭素価1g/100gであった。このときの1分子当り
の平均水酸基数は2.19である。
【0049】製造例3 (1)分子中に水酸基を有する液状ポリイソプレンの調
製 1000mlのガラスライニング製耐圧反応容器に20
0mlのn−ヘキサンを仕込んだ後、m−ジビニルベン
ゼン7.15gを加え溶解した。これを10℃に冷却し
、n−ブチルリチウムの2.5モルn−ヘキサン溶媒4
8.0mlを30分間かけて滴下した。ここにイソプレ
ン149.6gを加え、40℃にて45分間重合させた
。次いで、エチレンオキサイド176.4gを加えて反
応を停止し、得られた生成物を3000mlのメタノー
ル中に注いだ。沈澱物を2mmHg,110℃、2時間
の条件で処理し、分子中に水酸基を有する液状ポリイソ
プレン(収率96重量%)を得た。このものの数平均分
子量3120、水酸基含有量は0.61meq/gであ
った。このときの1分子当りの平均水酸基数は1.90
である。
【0050】(2)分子中に水酸基を有する液状ポリイ
ソプレンの水素化物の調製 製造例3の(1)で得た分子中に水酸基を有する液状ポ
リイソプレン100g,ルテニウム含量5重量%のルテ
ニウムカーボン触媒5gおよび溶媒としてシクロヘキサ
ン100gを仕込み、50kg/cm2 Gの水素圧下
で150℃にて6時間水素反応を行った。反応終了後、
0.45μのメンブランフィルターを通して反応溶液か
ら触媒を分離除去した後、2mmHg、110℃、2時
間の条件で溶媒を留去した。その結果、分子中に水酸基
を有する液状ポリイソプレンの水素化物が得られた。こ
のものの数平均分子量3210、水酸基含有量は0.5
8meq/g、粘度は1260ポイズ/30℃、臭素価
1g/100gであった。このときの1分子当りの平均
水酸基数は1.86である。
【0051】実施例1〜11および比較例1〜6表1に
示した各成分のうち、ポリイソシアネート化合物を除く
原料を所定量配合し、30℃で1時間攪拌した後、所定
量のポリイソシアネート化合物を加えて45℃で5分間
攪拌混合し、さらに1時間静置して液状重合体組成物を
得た。得られた組成物を用いて、下記の評価を行なった
。評価結果を表に示す。
【0052】(1)透過率 上記液状重合体組成物を厚さ2mmとなるように流延し
、25℃,60%RHの恒温恒湿槽中で2週間硬化後、
50℃のオーブン中で15時間後養生して硬化体を得た
。得られた硬化体の透過率を積分球式光線透過率測定装
置(東洋理化工業(株)製)を用い、JIS  K−6
735に準拠して測定した。
【0053】(2)促進劣化試験後の透過率上記(1)
で得たサンプルをキセノンランプ式耐候性試験機(スガ
試験機(株)製)を用い、下記条件で促進劣化試験を実
施した。試験後の透過率を上記(1)と同様にして測定
した。 試験条件;ブラックパネル温度:60℃,湿度:60%
RH, 試験時間:800時間, 試験サイクル:照射102分/(照射+降雨)18分

0054】(3)促進劣化試験後の外観上記液状重合体
組成物を150×70×1.6mmの鋼板(JIS  
G−3141に規定する1種の冷間圧延鋼板の表面をア
セトン脱脂したもの)上に厚さ1mmとなるように塗布
し、上記(1)と同一条件で硬化した。得られた保護材
塗布板を用い、上記(2)と同一条件で促進劣化試験を
実施した。試験後の外観について、タレや亀裂を生じて
いないか観察した。なお、タレとは保護材が鋼板の下側
にはみ出した状態である。このような現象の起こる組成
物は実際上、保護材として用いることはできない。また
、亀裂が生じると透明性が低下するばかりでなく、保護
性能低下の大きな要因となる。なお、実施例11では鋼
板の代わりに300×300×20mmのアセトン脱脂
処理をしていないコンクリートボードを用い、液状重合
体組成物を塗布したこと以外は同様の操作を行った。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】
【表3】
【0058】
【表4】
【0059】
【表5】
【0060】*1  Poly  bd  R−45H
T(出光アトケム(株)製),OH含量=0.82me
q/g,数平均分子量2760 *2  NISSO  PB  GI−2000(日本
曹達(株)製),OH含量=0.87meq/g,数平
均分子量2050 *3  DIOL−KYOWA−8(協和油化(株)製
),OH含量=13.7meq/g *4  OH含量=12.2meq/g(協和油化(株
)製) *5  ユーリックY−403(伊藤製油(株)製),
OH含量=2.90meq/g *6  IPDI(ダイセル−ヒュルス(株)製),N
CO含量=37.8wt% *7  製造例2のもの100gとイソホロンジイソシ
アネート78.5gとの反応生成物。NCO含量=13
.0wt% *8  デスモジュールW(住友バイエルウレタン(株
)製),NCO含量=31.8wt% *9  タケネート600(武田薬品工業(株)製),
NCO含量=43.3wt% *10  IP−2028(出光石油化学(株)製),
引火点(PM法)83℃ *11  HB−40(モンサント社製),引火点(C
OC)法186℃ *12  ダフニーオイルKP−8(出光興産(株)製
),引火点(COC法)160℃ *13  ジブチル錫ジラウレート,KS−1260(
共同薬品(株)製) *14  X−50−025(信越シリコーン(株)製
)*15  硬化体の発泡が大きく、測定を行なうこと
ができなかった。 *16  促進劣化試験前から発泡していた。 *17  促進劣化試験中に硬化体の変形を生じ、試験
後には厚さが約10%減少していたが、そのまま透過率
を測定した。 *18  加熱促進劣化試験中に硬化体が原形をとどめ
ない程、激しく変形し、透過率の測定が行なえなかった
【0061】比較例7 水酸基末端液状ポリブタジエン(Poly  bd  
R45−HT,出光アトケム(株)製,OH含量=0.
82meq/g,数平均分子量2760)を製造例1の
(2)と同様の方法で水素化した。得られた水素化物は
、OH含量=0.86meq/g,数平均分子量276
0,臭素価1g/100gのワックス状固体であった。 この水素化物100重量部に対し、イソブチレンオリゴ
マー(IP−2028,出光石油化学(株)製,引火点
(PM法)83℃)150重量部を加えて30℃で1時
間攪拌混合したが、固体を溶解することはできなかった
。そこで、さらに45℃で2時間攪拌混合したが、固体
を溶解することはできなかった。
【0062】また、イソブチレンオリゴマーに代えて水
素化トリフェニル(HB−40,モンサント社製)もし
くは芳香族炭化水素混合物の水素化物を用いて同様の操
作を行ったが、固体を溶解することはできなかった。
【0063】
【発明の効果】本発明の保護材は、透明性,耐水性,耐
アルカリ性に優れ、かつ耐候性にも優れるので、、長期
に渡って透明性等を保持しながらコンクリートや金属を
保護する。従って、コンクリートや金属などの透明性の
要求される物のコーティング材やライニング材として有
用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (A)1分子当りの平均水酸基数が2
    .0以上である水酸基含有液状イソプレン系重合体の水
    素化物を50重量%以上含むポリオール化合物,(B)
    脂肪族ポリイソシアネート,脂環族ポリイソシアネート
    および脂肪族−芳香族ポリイソシアネートから選ばれた
    少なくとも1種のポリイソシアネート化合物および(C
    )前記ポリオール化合物(A)100重量部に対して4
    0〜200重量部の引火点が40℃以上である脂肪族炭
    化水素および脂環族炭化水素から選ばれた粘度低下剤か
    らなる透明保護材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0576942A3 (en) * 1992-06-24 1997-06-11 Trautwein Gmbh & Co Plate protected against duplication and/or unauthorised removal and reutilisation
KR100738843B1 (ko) * 2001-01-16 2007-07-12 니혼 프라이브리코 가부시키가이샤 부정형 내화물의 분사시공방법

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