JPH04226480A - 画像形成装置の電源装置 - Google Patents

画像形成装置の電源装置

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Publication number
JPH04226480A
JPH04226480A JP3137249A JP13724991A JPH04226480A JP H04226480 A JPH04226480 A JP H04226480A JP 3137249 A JP3137249 A JP 3137249A JP 13724991 A JP13724991 A JP 13724991A JP H04226480 A JPH04226480 A JP H04226480A
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JP
Japan
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power supply
input
voltage
heater
rectifier circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3137249A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Takahashi
勝 高橋
Goro Mori
森 五郎
Shigeyuki Araki
繁幸 荒木
Masahiro Yamamoto
雅洋 山本
Masami Miyajima
正巳 宮嶋
Takahito Isobe
卓人 磯部
Toshitaka Senma
俊孝 千間
Takamasa Hayashi
崇雅 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電潜像技術により
普通紙上に画像を形成する画像形成装置の電源装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタ,LED(発光ダイオー
ド)プリンタ,LCA(液晶アレー)プリンタ等の光プ
リンタ、或いは複写機,デジタル複写機,高速ファクシ
ミリ,静電プロッタ等、静電潜像技術により感光体上に
静電潜像を形成し、現像により可視像に変換したトナー
像を普通紙上に転写した後、ヒータで加熱した定着ロー
ラの熱と圧力とによって定着する画像形成装置がある。
【0003】図8は、このような画像形成装置の電源装
置の従来例を示す回路図である。AC入力部1に接続さ
れたAC商用電源からのAC電力は、整流回路95およ
びインタロックスイッチ28を介してヒータスイッチ回
路90のトライアック91とヒータ25とサーマルヒュ
ーズ27との直列回路に供給される。
【0004】ヒータスイッチ回路90は、図示しない温
度制御回路からの信号に応じてフォトカプラ92のLE
D92aが点灯すると、ブリッジ整流器93を流れる電
流が増加するから抵抗94による電圧降下が大きくなっ
てトライアック91をオンにし、LED92aが消灯す
るとトライアック91がオフになる。
【0005】このように、トライアック91をオン・オ
フすることによってヒータ25に流れるAC電力を制御
する。また、AC電力は整流回路95によりDC電力に
変換された後、DC−DCコンバータ96によりフィー
ドバック制御された安定化定電圧DC電源として負荷R
Lに出力される。
【0006】世界的に商用AC電源は、その標準供給電
圧が100V〜110Vまたは115VのAC100V
系と、200V〜220VのAC200V系とに別れ、
その周波数は50Hzと60Hzとに別れ、統一されて
いない。したがって、商用電源を使用する電気機器は、
それが使用される国別,地方別にそれぞれ電源電圧と周
波数とを合せる必要があり、その管理が複雑を極めてい
た。
【0007】上記のDC−DCコンバータを使用したD
C電源は、電源電圧や周波数に関係なく安定したDC電
力を供給するので、制御用のみならず、一定した回転数
を要求されるモータ等の駆動用としても使用されている
【0008】しかしながら、ヒータのような純抵抗素子
は周波数には無関係であるが、電源電圧に対してはその
自乗に近いスーパリニアな影響を受けるため、定着ロー
ラのヒータのように比較的厳しい温度制御が必要なもの
は温度制御回路だけでは十分にカバーしきれない場合が
あり、AC100V系かAC200V系かに応じてヒー
タ25もAC100V系用とAC200V系用の2種類
を用意し、電源電圧によって、使い分ける必要があった
【0009】しかるに、ヒータを内蔵している定着ロー
ラは使用中の摩耗によって交換する必要があり、交換作
業そのものはユーザでも行えるように簡易化されている
が、電圧仕様の異なる定着ローラを装着すれば、所定温
度まで上昇しないため定着不十分になったり、通常使用
時には問題がなくても定着ローラに用紙が巻付く等のト
ラブルが発生すると発煙事故さらには発火事故をも招く
恐れがあり、装置自体の安全性を損ねると共にユーザの
信頼を失うという大きな問題があった。
【0010】したがって、ヒータ25を一種類に統一し
、画像形成装置の電源装置がヒータ関係を含めて人為的
操作を必要としないユニバーサル型になるために、例え
ば特開昭62−40482号公報に示されたように商用
電源がAC100V系ならそのまま、AC200V系な
らば半波おきにヒータに供給する提案、あるいは特開平
1−292388号公報に示されたように商用電源の電
圧に応じてヒータに印加される電圧の位相を制御する提
案などがあった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】例えば、高周波スイッ
チング方式のDC−DCコンバータを使用したDC電源
部は小型で効率がよく、電圧変動を含めて商用電源がA
C100V系の下限90VからAC200V系の上限2
40Vまで変化しても常に一定の電圧を保持することが
出来る。
【0012】しかしながら、DC−DCコンバータの入
力電圧がこれほど大幅に変れば、常に設計上の最高効率
を維持することは困難であり、AC100V系とAC2
00V系の中間辺で最高効率になるように設計し、実際
の商用電源は何れも若干効率の下った点で使用されるこ
とになり、耐圧,容量等の性能も十分余裕をもった部品
を使用しなければならない。
【0013】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、ヒータ関係を含めて効率のよいユニバーサル型
電源装置を提供し、在庫の部品,製品あるいは組立部門
,サービス,ユーザを含めた管理を容易にして総合的な
コストダウンを計ると共に、画像形成装置の安全性,信
頼性を高めることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、静電潜像技術により普通紙上に転写した
可視像を、定着ローラのヒータによる熱と圧力とによっ
て定着する画像形成装置の電源装置において、
【001
5】入力する商用電源の電圧に応じてAC100V系入
力時には倍電圧整流回路にAC200V系入力時には全
波整流回路に切換えるライン切換手段と、そのライン切
換手段により切換えられた整流回路の出力を所定電圧の
DC電力に変換して出力するDC−DCコンバータとか
らなるDC電源部、ならびにトリガ信号に応じてオンに
なる双方向性スイッチ手段と、商用電源の電圧に応じて
AC100V系入力時には全波の電流をAC200V系
入力時には半波の電流をそれぞれ通すように双方向性ス
イッチ手段をトリガするトリガ制御手段とからなるヒー
タ電源部とを設けたものである。
【0016】或いは、入力する商用電源の電圧に応じて
AC100V系入力時には倍電圧整流回路にAC200
V系入力時には全波整流回路に切換えるライン切換手段
と、そのライン切換手段により切換えられた整流回路の
出力を所定電圧のDC電力に変換して出力するDC−D
CコンバータとからなるDC電源部、ならびにトリガ信
号に応じてオンになる双方向性スイッチ手段と、商用電
源の電圧に応じてAC100V系入力時には全波の電流
をAC200V系入力時には半波毎にその後半の電流を
それぞれ通すように双方向性スイッチ手段をトリガする
トリガ制御手段とからなるヒータ電源部とを設けたもの
である。
【0017】さらに、ライン切換手段とトリガ制御手段
の作動を共に切換えるための入力電圧検出手段を設ける
とよい。
【0018】
【作用】このように構成した画像形成装置の電源装置に
よれば、そのDC電源部は、ライン切換手段がAC10
0V系入力時は倍電圧整流回路に、AC200V系入力
時は全波整流回路に切換えるから、DC−DCコンバー
タのDC入力電圧はほぼ等しくなり、常に最高の効率で
DC電圧の変換を行うことが出来る。
【0019】そのヒータ電源部は、トリガ制御手段が、
AC100V系入力時はそのまま全波で、AC200V
系入力時は半波だけ、あるいは半波毎にその後半部分だ
けAC電流がヒータに流れるように双方向性スイッチ手
段を制御するから、ヒータはAC100V系用に統一し
て使用することが出来る。
【0020】さらに、同一の入力電圧検出手段が、ライ
ン切換手段とトリガ制御手段の作動を共に切換えるよう
にすれば、重複を避けてコストダウンを計ることが出来
る。
【0021】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
具体的に説明する。
【0022】図2は、この発明の一実施例であるレーザ
プリンタの内部機構を示す概略構成図である。矢示した
ように反時計方向に回転する感光体ベルト10の周辺に
は、その回転方向順に帯電チャージャ11,書込ユニッ
ト12,現像ユニット13,転写チャージャ14,クリ
ーニングユニット15がそれぞれ配置されている。
【0023】感光体ベルト10は、先ず帯電チャージャ
11によりその表面を一様に帯電された後、書込ユニッ
ト12からの画像データにより変調され主走査方向に偏
向されたビームが結像するスポットにより主走査され、
静電潜像が形成される。
【0024】その静電潜像は、現像ユニット13により
現像され、顕像化したトナー像に変換された後、そのト
ナー像は転写チャージャ14によって搬送されて来た用
紙16に転写される。感光体ベルト10上に残留するト
ナー及び電荷は、クリーニングユニット15によりそれ
ぞれ除去され、除去されたトナーはクリーニングユニッ
ト15に回収される。
【0025】その用紙16は、給紙カセット17上の用
紙スタック18から給紙ローラ19により給紙されレジ
ストローラ対20に当接して一時停止した後、書込ユニ
ット12により書込まれた感光体ベルト10上の画像に
合せたタイミングをとって、レジストローラ対20によ
り転写チャージャ14の位置に搬送されトナー像が転写
される。トナー像が転写された用紙16は、定着ユニッ
ト21に搬送され、加圧ローラ22により加熱されてい
る定着ローラ23に圧接され、その熱と圧力とにより定
着された後、排紙トレー24上に排出される。
【0026】定着ローラ23のスリーブ23aに接近し
て中空スパイラル状のヒータ25が設けられ、定着ロー
ラ23を内側から加熱する。加熱された定着ローラ23
の表面温度は、スリーブ23aの外側に圧接して設けら
れた例えばサーミスタからなる温度センサ26によって
検出され、ヒータ25のオン・オフによりスタンバイ時
および定着動作時にそれぞれ最適な温度になるように制
御されている。
【0027】また、温度センサ26の近傍には、ヒータ
25に直列に接続されたサーマルフューズ27が設けら
れ、万一制御不能になってヒータ25が過熱した場合に
は、サーマルフューズ27が熔断してヒータ25をオフ
することにより、発煙や発火等の重大事故を防止する。
【0028】図3は、このレーザプリンタの制御部の一
例を示すブロック図である。コントローラ30はメイン
のマイクロコンピュータ(以下「MPU」という)31
と、その必要とするプログラム,定数データ,文字フォ
ント等を格納したROM32と、一時的なデータやパタ
ーン等をメモリするRAM33と、コマンドやデータの
入出力を制御するI/O34と、I/O34を介しMP
U31と接続される操作パネル35と、内部インタフェ
ース(I/F)36とから構成され、互にデータバス,
アドレスバス等で接続されている。また、プリント命令
や文字データ,画像データを出力するホストマシン38
もI/O34を介してMPU31に接続される。
【0029】エンジンドライバ40は、サブのマイクロ
コンピュータ(以下「CPU」という)41と、その必
要とするプログラム,定数データを格納したROM42
と、一時的なデータをメモリするRAM43と、データ
の入出力を制御するI/O44とから構成され、互にデ
ータバス,アドレスバス等で接続されている。
【0030】I/O44は、コントローラ30の内部イ
ンタフェース36に接続され、コントローラ30からビ
デオ信号や操作パネル35上の各種スイッチの状態を入
力したり、画像クロックやペーパーエンド等のステータ
ス信号をコントローラ30へ出力する。また、このI/
O44は、それぞれ印字手段であるプリンタエンジン4
5を構成する書込ユニット12その他のシーケンス機器
群46と、同期センサを含む各種のセンサ類47とも接
続されている。
【0031】コントローラ30は、ホストマシン38か
らプリント命令や文字コード,画像データを受信してそ
れらのコード,データを編集し、文字コードならROM
32に記憶している文字フォントによって画像書込みに
必要なドットパターンに変換し、それらの文字および画
像(以下まとめて「画像」という)のドットパターンを
RAM33内のVRAM(ビデオRAM)領域にメモリ
して置く。
【0032】エンジンドライバ40からレディ信号と共
に画像クロックが入力すると、コントローラ30はVR
AM領域内にメモリされていたドットパターンを画像ク
ロックに同期したビデオ信号として、シリアルまたはパ
ラレルに内部インタフェース36を介してエンジンドラ
イバ40に出力する。
【0033】エンジンドライバ40は、コントローラ3
0からのデータにより、プリンタエンジン45の書込ユ
ニット12およびシーケンス機器群46を制御したり、
画像書込みに必要なビデオ信号をコントローラ30から
入力して書込ユニット12に出力すると共に、同期セン
サその他のセンサ類47からエンジン各部の状態を示す
信号を入力して処理したり、必要な情報やエラー信号を
コントローラ30へ出力する。
【0034】図1は、電源装置の第1実施例を示す回路
図である。この第1実施例は、AC100V系またはA
C200V系の商用電源に接続されるAC入力部1と、
ライン切換手段を備えた切換整流回路2および高周波ス
イッチング方式のDC−DCコンバータ4からなるDC
電源部5と、双方向性スイッチング手段である3極双方
向性サイリスタ例えばトライアック60およびそのトリ
ガ回路からなるヒータスイッチ回路6およびトリガ制御
手段でもある定着温度制御部3からなるヒータ電源部8
と、入力AC検出回路9とから構成されている。
【0035】AC入力部1はフューズ51,電源スイッ
チ52,ノイズフィルタ53からなり、入力端子50か
ら入力するAC電力はフューズ51,電源スイッチ52
を通ったのち、それに含まれている外部ノイズはノイズ
フィルタ53によりアースに落されて除去される。
【0036】ノイズが除去されたAC電力は、一方は切
換整流回路2に、他方は常時閉であるインタロックスイ
ッチ28を通ってサーマルフューズ27,ヒータ25,
ヒータ電源部6を直列に接続したヒータ回路にそれぞれ
供給される。このインタロックスイッチ28は、修理点
検のためレーザプリンタのカバーを開けるとヒータ回路
への電力供給を断って、作業中の感電や火傷を防止する
【0037】切換整流回路2はAC電源からの電力を全
波整流するブリッジ整流器70と、そのDC出力端子c
,dに並列に接続されその整流出力を平滑化する直列に
接続されたコンデンサC1,C2と、ブリッジ整流器7
0のAC入力端子a,b側にそれぞれ設けたフューズ7
1と、ノイズカットトランスおよび2個のバイパスコン
デンサからなるノイズフィルタ72と、ブリッジ整流器
70の入力端子bとコンデンサC1,C2の接続点との
間に設けたライン切換手段である切換回路73とから構
成されている。
【0038】切換回路73がオフの時は、切換整流回路
2は通常の全波整流回路として作用し、直列に接続され
たコンデンサC1,C2により平滑化されたDC電力が
負荷であるDC−DCコンバータ4に供給される。切換
回路73がオンになると切換整流回路2は倍電圧整流回
路として作用し、その出力側には全波整流時の2倍の電
圧が得られる。
【0039】すなわち、ブリッジ整流器70の端子bに
対して端子aが+のサイクルでは電流が端子aから端子
c,コンデンサC1,切換回路73を通って端子bに流
れてコンデンサC1を充電し、端子aが−のサイクルで
は電流が端子bから切換回路73,コンデンサC2,端
子dを通って端子aに流れてコンデンサC2を充電する
【0040】したがって、AC100V系入力時には切
換回路73をオンにし、AC200系入力時には切換回
路73をオフにすれば、切換整流回路2の出力側には常
にAC200V系入力時の全波整流電圧のDC電力が得
られ、DC−DCコンバータ4に供給される。
【0041】図4は、切換回路73の一例を説明するた
めの切換整流回路2の部分回路図であり、図1と同一部
分には同一符号を付し、また図1には省略されていたA
C電源ラインと切換回路73とを結ぶ2本のラインが追
加されている。切換回路73は、3極双方向性サイリス
タいわゆるトライアック65と、電圧検知部66とその
出力に応じてトライアック65をトリガするトランジス
タ67とからなるトリガ回路68とにより構成されてい
る。
【0042】電圧検知部66はブリッジ整流器70のA
C入力端子a,bに入力するAC電圧を検出してそれが
AC100V系であるかAC200V系であるかを検知
し、AC100V系であればトランジスタ67を介して
トリガ回路68がトライアック65をトリガして切換回
路73をオンにし、AC200系であればトリガしない
で切換回路73がオフになるように作用する。したがっ
て、既に説明したように、コンデンサC1,C2の直列
回路の両端には常にAC200V系電源を全波整流した
時の整流電圧が発生している。
【0043】また、電圧検知部66が商用電源のAC電
圧を直接検出する代りに、切換回路73からブリッジ整
流器70のAC端子aに接続されているラインを−端子
d即ちコンデンサC2の−端子に接続し、コンデンサC
2の端子間DC電圧を検出することにより間接的に商用
電源がAC100V系であるかAC200V系であるか
を検知することも出来る。
【0044】すなわち、電源スイッチ52がオンになっ
た初期設定時には、トライアック65をオンにして切換
整流回路2を倍電圧整流モードとし、コンデンサC2の
端子間電圧を検出してそれがAC100V系の(半波)
整流電圧の上限値を超えなければそのままトライアック
65をオンに保持し、もし上限値を超えれば、直ちにト
ライアック65をオフにして切換整流回路2を全波整流
モードに切換える。
【0045】このようにすれば、切換整流回路2の出力
電圧がAC200V系の(全波)整流電圧の上限値をオ
ーバーすることなく整流モードを切換えることが出来、
さらに平滑化されたDC電圧を検出すればよいから図4
に示したAC電圧を直接検出するよりも切換回路73の
構成が簡単になる。
【0046】図5は、DC−DCコンバータ4の一例を
示す回路図である。3個のコイルL1,L2,L3を有
する降圧用のトランス75の1次側は、その1次コイル
L1と直列に接続され切換整流回路2から入力するDC
電力を高速でオン・オフするスイッチング素子であるF
ET76と、そのFET76のソース・ドレイン間に並
列に接続されてスイッチングによるサージ電圧を吸収す
るCR直列回路からなるスナバ回路77と、トランス7
5の2次側で得られるDC電圧に応じてFET76のゲ
ートに印加するパルス幅を制御するパルス幅制御回路7
8と、トランス75の3次コイルL3に誘起されるパル
ス電力を整流平滑してパルス幅制御回路78に供給する
整流ダイオードと平滑コンデンサからなる整流回路79
とから構成されている。
【0047】トランス75の2次側は、FET76がオ
ンになってトランス75の1次コイルL1に電流が流れ
ている時にその2次コイルL2に誘起されるパルス電力
を整流平滑する整流ダイオード80と平滑コンデンサ8
1とからなる主整流回路82と、そのDC出力電圧を分
圧し所定の基準電圧と比較してその差に応じた差信号を
出力する誤差電圧検知部83と、その出力する差信号を
パルス幅制御回路78に中継するフォトカプラ84とか
ら構成され、その出力端子85には負荷RLが接続され
ている。
【0048】既に知られているように、DC−DCコン
バータ4はスイッチング素子(FET76)によりトラ
ンス75の1次コイルL1に入力するDC電力を数百K
Hz〜数MHzの高周波でオン・オフし、トランス75
により降圧(あるいは昇圧)して2次コイルL2に誘起
されるパルス電力を主整流回路82により整流平滑化し
て負荷RLに出力する。
【0049】そのDC出力電圧を誤差電圧検知部83に
より検出し、1次側と2次側を絶縁するためのフォトカ
プラ84を介してパルス幅制御回路78にフィードバッ
クする。パルス幅制御回路78は、出力電圧が所定の電
圧より高い時はFET76のオン時間が短くなるように
、低い時は長くなるように、それぞれFET76のゲー
トに印加するパルス幅を変化させることにより、負荷R
LにかかるDC電圧を一定に保持する。
【0050】そのパルス幅は比較的広範囲に制御出来る
から、AC入力部1に接続されたAC商用電源の電圧が
、電圧変動分を含めてAC100V系の下限90Vから
AC200V系の上限240V程度までの範囲変化して
も、その出力端子85間のDC電圧は充分に定電圧を保
持することが出来るが、以上説明したようにこの切換整
流回路2は、DC−DCコンバータ4の入力電圧変動幅
を同一電圧系の変動幅に収めているから、DC−DCコ
ンバータ4を構成する各部品の性能や条件を最も効率よ
く設定し、無駄を省いてコストを下げることが出来る。
【0051】図1に戻って、ノイズフィルタ72は、後
段のDC−DCコンバータ4が発生する高周波のスイッ
チングノイズがAC電源側にリークするのを防止するた
めのものである。
【0052】ヒータ電源部8は、ヒータ25とサーマル
フューズ27とを直列してなるヒータ回路に流れるAC
電流のオン・オフすなわち波形を制御するヒータスイッ
チ回路6と、そのヒータスイッチ回路6にトリガ信号を
出力する定着温度制御部3とから構成される。
【0053】定着温度制御部3からのトリガ信号が入力
しなければ、フォトカプラ61の発光部であるLED6
2が発光しないから、その受光部であるフォトトライア
ック63はオフであり、抵抗R2の両端に発生する電圧
降下は0であるからトライアック60もオフとなり、ヒ
ータ回路にはAC電流が流れない。定着温度制御部3か
らのトリガ信号が入力すればLED62が発光してフォ
トトライアック63がオンになるから、抵抗R2には抵
抗R1,R2で分圧された電圧降下が発生しトライアッ
ク60はトリガされてオンになり、ヒータ回路にAC電
流が流れる。
【0054】フォトカプラ61が中継するトリガ信号は
、入力AC検出回路9が検出した商用電源の電圧信号と
1サイクル毎に2回発生するゼロクロス信号とを入力し
て、定着温度制御部3がその位相と幅を決定する。すな
わち、AC100V系入力時は常にトリガ信号をオンに
し、ヒータ回路には全波のAC電流が流れている。
【0055】図6は、AC200V系入力時の入力AC
電圧,トリガ信号およびヒータ回路を流れるAC電流の
例を示す波形図であり、同図のAは正負何れかの半波だ
け、同図のBは各半波毎にその後半だけの電流が流れる
場合の例をそれぞれ示している。
【0056】図6のAに示したトリガ信号は、例えばゼ
ロクロス信号により反転するフリップフロップ回路の出
力をそのままトリガ信号にすればよい。図6のBに示し
たトリガ信号は、ゼロクロス信号毎にオフにした後、9
0°乃至120°遅れて立上るパルスを発生させればよ
い。このようにすれば、AC100V系入力時もAC2
00V系入力時も同じヒータを使ってほぼ同等の発熱量
が得られる。
【0057】また、定着温度制御部3は、ヒータ25に
より加熱される定着ローラ23の表面温度を検出する温
度センサ26からの信号と、レーザプリンタが待機中か
プリント中かのモードとに応じて、定着ローラ23の表
面温度がモードによりそれぞれ設定された所定温度より
高ければトリガ信号を出力せず、所定温度より低くなれ
ば常時オン、または図6に示した波形のトリガ信号を出
力することにより、定着ローラ23の温度制御を行なう
。したがって、同一AC電圧系内の変動幅は問題になら
ない。
【0058】以上説明したように、AC入力電圧系に応
じてDC電源部の整流方式とヒータ電源部の電流波形と
を切換えることにより、ヒータ関係をも含めた効率のよ
いユニバーサル型電源装置が得られる。
【0059】図7に示す第2実施例は、図1及び図4に
示した切換回路73を備えた切換整流回路2の代りに、
トライアック74を備えた切換整流回路2aを設けたも
のであり、その他の同一部分には同一符号を付して説明
を省略する。トライアック74のトリガ電極は電源制御
部7に接続され、トライアック74はヒータ電源部8の
トリガ制御手段でもある電源制御部7からのトリガ信号
に応じてオン又はオフに保持される。
【0060】すなわち、トライアック74と一体になっ
てライン切換手段をも兼ねる電源制御部7は、入力AC
検出回路9からのゼロクロス信号と電圧信号(及び温度
センサ26からの温度信号)とに応じてヒータ電源部6
のオン・オフを制御すると共に、電圧信号によりAC1
00V入力時はトライアック74をトリガしてオンにす
ることにより切換整流回路2aを倍電圧整流回路に、A
C200V入力時は常時トライアック74をオフにして
全波整流回路にそれぞれ切換えて作動させる。
【0061】このようにすれば、第1実施例の切換回路
73のように、DC電源部5がヒータ電源部8と別個に
商用電源電圧を検出する手段を設ける必要がなく、回路
を簡素化して部品を減らし、コストを下げることが出来
る。
【0062】以上説明したように、この発明による画像
形成装置の電源装置は、誤操作による事故を招く恐れが
ある人為的操作を必要とせず、商用電源の電圧に応じて
切換えられるヒータ関係をも含めたユニバーサル型電源
装置であるから、それが使用される国や地方により製品
,部品を別管理する必要がなく、ユーザも電源電圧やそ
の変動を考慮しないでよい。また、交換用定着ローラ(
またはヒータ)が一種類で済むから、ユーザが交換する
場合でも間違えることがない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、ヒータ関係をも含めた効率のよいユニバーサル型電源
装置を提供することが出来、在庫の部品,製品あるいは
組立部門,サービス,ユーザを含めた管理を容易にして
総合的なコストダウンを計ると共に、画像形成装置の安
全性,信頼性を高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるレーザプリンタの電
源装置の第1実施例を示す回路図である。
【図2】レーザプリンタの内部機構の一例を示す概略構
成図である。
【図3】レーザプリンタの制御部の一例を示すブロック
図である。
【図4】図1に示した第1実施例の切換回路73の一例
を示す回路図である。
【図5】DC−DCコンバータ4の一例を示す回路図で
ある。
【図6】ヒータ電源部8の各部電圧電流の一例を示す波
形図である。
【図7】この発明による電源装置の第2実施例を示す回
路図である。
【図8】従来の電源装置の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1  AC入力部                 
       2,2a  切換整流回路 3  定着温度制御部(トリガ制御手段)4  DC−
DCコンバータ              5  D
C電源部 6  ヒータスイッチ回路             
   7  電源制御部(トリガ制御手段) 8  ヒータ電源部 9  入力AC検出回路(入力電圧検出手段)23  
定着ローラ                    
  25  ヒータ60  トライアック(双方向性ス
イッチ手段)65,74  トライアック      
        70  ブリッジ整流器 73  切換回路(ライン切換手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  静電潜像技術により形成し普通紙上に
    転写した可視像を、定着ローラのヒータによる熱と圧力
    とによって定着する画像形成装置の電源装置において、
    入力する商用電源の電圧に応じてAC100V系入力時
    には倍電圧整流回路、AC200V系入力時には全波整
    流回路に切換えるライン切換手段と、そのライン切換手
    段により切換えられた整流回路の出力を所定電圧のDC
    電力に変換して出力するDC−DCコンバータとからな
    るDC電源部と、トリガ信号に応じてオンになる双方向
    性スイッチ手段と、前記商用電源の電圧に応じてAC1
    00V系入力時には全波の電流、AC200V系入力時
    には半波の電流をそれぞれ通すように前記双方向性スイ
    ッチ手段をトリガするトリガ制御手段とからなるヒータ
    電源部とを設けたことを特徴とする画像形成装置の電源
    装置。
  2. 【請求項2】  静電潜像技術により形成し普通紙上に
    転写した可視像を、定着ローラのヒータによる熱と圧力
    とによって定着する画像形成装置の電源装置において、
    入力する商用電源の電圧に応じてAC100V系入力時
    には倍電圧整流回路、AC200V系入力時には全波整
    流回路に切換えるライン切換手段と、そのライン切換手
    段により切換えられた整流回路の出力を所定電圧のDC
    電力に変換して出力するDC−DCコンバータとからな
    るDC電源部と、トリガ信号に応じてオンになる双方向
    性スイッチ手段と、前記商用電源の電圧に応じてAC1
    00V系入力時には全波の電流、AC200V系入力時
    には半波毎にその後半の電流をそれぞれ通すように前記
    双方向性スイッチ手段をトリガするトリガ制御手段とか
    らなるヒータ電源部とを設けたことを特徴とする画像形
    成装置の電源装置。
  3. 【請求項3】  請求項1又は2記載の画像形成装置の
    電源装置において、前記ライン切換手段と前記トリガ制
    御手段の作動を共に切換えるための入力電圧検出手段を
    設けたことを特徴とする画像形成装置の電源装置。
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