JPH0422671B2 - - Google Patents
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- JPH0422671B2 JPH0422671B2 JP61097758A JP9775886A JPH0422671B2 JP H0422671 B2 JPH0422671 B2 JP H0422671B2 JP 61097758 A JP61097758 A JP 61097758A JP 9775886 A JP9775886 A JP 9775886A JP H0422671 B2 JPH0422671 B2 JP H0422671B2
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- welding
- welding speed
- constant
- calculated
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、アーク溶接法に関し、特に非消耗電
極を開先内でオシレートさせて倣い制御で行なう
場合の開先ギヤツプ変化開先角度誤差等に起因す
るビード高さの不均一をなくする方法に関する。
極を開先内でオシレートさせて倣い制御で行なう
場合の開先ギヤツプ変化開先角度誤差等に起因す
るビード高さの不均一をなくする方法に関する。
従来の技術
定アーク長制御を行ないつつ、溶接トーチを開
先内で開先幅方向にオシレートさせながら、被溶
接材の溶接線、及び開先幅倣いを行なう溶接法と
しては、特公昭52−29973号などがあるが、開先
ギヤツプが変化した場合、前述の溶接法で、溶接
速度、及びフイラーワイヤ送給量を一定にして溶
接を行なうと、ビート高さを変動を招き、多層に
わたつて溶接したときに最終パスにおいてビード
表面に高低差が生じてしまう。従来はこのような
ビードの高低差を無くすために溶接作業者が最終
パスの溶接時にフイラーワイヤ送給量等の溶接条
件を調整し、高低差を無くす操作を行なつてい
た。これを自動化した方法としては、特開昭59−
130683号、特開昭57−109575号などがある。
先内で開先幅方向にオシレートさせながら、被溶
接材の溶接線、及び開先幅倣いを行なう溶接法と
しては、特公昭52−29973号などがあるが、開先
ギヤツプが変化した場合、前述の溶接法で、溶接
速度、及びフイラーワイヤ送給量を一定にして溶
接を行なうと、ビート高さを変動を招き、多層に
わたつて溶接したときに最終パスにおいてビード
表面に高低差が生じてしまう。従来はこのような
ビードの高低差を無くすために溶接作業者が最終
パスの溶接時にフイラーワイヤ送給量等の溶接条
件を調整し、高低差を無くす操作を行なつてい
た。これを自動化した方法としては、特開昭59−
130683号、特開昭57−109575号などがある。
発明が解決しようとする従来技術の問題点
通常、高品質な溶接部が要求される9%Ni鋼
やステンレス鋼などでは品質保持のために入熱制
限を必要とする。
やステンレス鋼などでは品質保持のために入熱制
限を必要とする。
9%Ni鋼の立向溶接の場合を例にして説明す
る。
る。
9%Ni鋼の立向突合わせ溶接は開先角度50°で
片面溶接を行なうのが通常で、ルートギヤツプ3
〜7mm、溶接電流260A、電圧10.5V、溶接速度5
cm/min、フイラーワイヤ送給量23g/minを中
心条件として溶接を行なつており、初層の肉盛高
さは6mm程度になつている。前記条件をルートギ
ヤツプ5mmの条件とし、ルートギヤツプが3〜7
mmまで変化する場合に、溶接速度のみを変化させ
て肉盛高さ制御する方法では、入熱量は約
25KJ/cm(ルートギヤツプ3mmのとき)〜約
44KJ/cm(ルートギヤツプ7mmのとき)になり、
9%Niの機械的性質から制限される入熱量
35KJ/cmを超える場合が出てくるため、ルート
ギヤツプは約5.5mmが上限になる。このため、溶
接速度のみで肉盛高さ一定制御を行なう場合には
許容ルートギヤツプは3mm〜5.5mmになるため、
適用範囲が制限されてしまう。
片面溶接を行なうのが通常で、ルートギヤツプ3
〜7mm、溶接電流260A、電圧10.5V、溶接速度5
cm/min、フイラーワイヤ送給量23g/minを中
心条件として溶接を行なつており、初層の肉盛高
さは6mm程度になつている。前記条件をルートギ
ヤツプ5mmの条件とし、ルートギヤツプが3〜7
mmまで変化する場合に、溶接速度のみを変化させ
て肉盛高さ制御する方法では、入熱量は約
25KJ/cm(ルートギヤツプ3mmのとき)〜約
44KJ/cm(ルートギヤツプ7mmのとき)になり、
9%Niの機械的性質から制限される入熱量
35KJ/cmを超える場合が出てくるため、ルート
ギヤツプは約5.5mmが上限になる。このため、溶
接速度のみで肉盛高さ一定制御を行なう場合には
許容ルートギヤツプは3mm〜5.5mmになるため、
適用範囲が制限されてしまう。
また溶接速度5cm/minに固定したフイラーワ
イヤ送給量のみで肉盛高さ一定制御を行なうため
にはフイラーワイヤ送給量は約17g/min(ギヤ
ツプ3mm)〜約29g/min(ギヤツプ7mm)で変
化させる必要があり、これだけのフイラーワイヤ
送給量の範囲を同一溶接電流260Aで溶接するの
は困難であり、溶接電流を変化させずに溶接でき
るのは23g/min±4g/min程度が限界であ
り、この場合許容ギヤツプは4〜6mm程度に制限
される。従つて溶接速度、またはフイラーワイヤ
送給速度のどちらか一方のみを変化させて肉盛高
さ一定制御を行なうのは現場溶接でのギヤツプ3
〜7mmをカバーすることはできないため実質的に
は適用できないことになる。
イヤ送給量のみで肉盛高さ一定制御を行なうため
にはフイラーワイヤ送給量は約17g/min(ギヤ
ツプ3mm)〜約29g/min(ギヤツプ7mm)で変
化させる必要があり、これだけのフイラーワイヤ
送給量の範囲を同一溶接電流260Aで溶接するの
は困難であり、溶接電流を変化させずに溶接でき
るのは23g/min±4g/min程度が限界であ
り、この場合許容ギヤツプは4〜6mm程度に制限
される。従つて溶接速度、またはフイラーワイヤ
送給速度のどちらか一方のみを変化させて肉盛高
さ一定制御を行なうのは現場溶接でのギヤツプ3
〜7mmをカバーすることはできないため実質的に
は適用できないことになる。
本発明は上記の欠点を解決し、より広いルート
ギヤツプ範囲でも入熱量を制限値以下に抑制し、
かつ継手品質を安定させながら肉盛高さ一定制御
を行なう方法を提案するものである。
ギヤツプ範囲でも入熱量を制限値以下に抑制し、
かつ継手品質を安定させながら肉盛高さ一定制御
を行なう方法を提案するものである。
問題を解決する手段
この発明の非消耗電極式アーク溶接方法は、定
アーク長制御または定電圧制御を行う非消耗電極
式アーク溶接で、定アーク長制御又は定電圧制御
により、非消耗電極を支えるトーチの母材に対す
る板厚方向の変位を検出して、溶接線倣いおよび
開先幅倣いを行いながら、開先幅もしくはオシレ
ート幅から演算された演算溶接速度Vが許容入熱
量から制御される最小溶接速度VLと溶接可能な
最大溶接速度VHとによつて区分される、()上
記最小溶接速度VL未満の速度範囲、()上記最
小溶接速度VL以上上記最大溶接速度VH以下の速
度範囲、()上記最大溶接速度VH超過の速度範
囲の各速度範囲を変化する場合であつて、上記演
算溶接速度Vが上記()の速度範囲にある場合
には開先幅もしくはオシレート幅に逆比例した値
に実行溶接速度0を設定することに基づいて、肉
盛高さが一定となるように制御する肉盛高さ一定
制御方法において、 上記演算溶接速度Vが上記()の速度範囲に
ある場合には上記実行溶接速度V0を上記最小溶
接速度VLに設定し、さらに[(上記最小溶接速度
VL)−(上記演算溶接速度V)]の速度に相当する
分だけフイラーワイヤ送給速度を変化させ、 上記演算溶接速度Vが上記()の速度範囲に
ある場合には上記実行溶接速度V0を上記最大溶
接速度VHに設定し、さらに[(上記演算溶接速度
V)−(上記最大溶接速度VH)]の速度に相当する
分だけフイラーワイヤ送給速度を変化させて肉盛
高さを一定に制御することを特徴とする。
アーク長制御または定電圧制御を行う非消耗電極
式アーク溶接で、定アーク長制御又は定電圧制御
により、非消耗電極を支えるトーチの母材に対す
る板厚方向の変位を検出して、溶接線倣いおよび
開先幅倣いを行いながら、開先幅もしくはオシレ
ート幅から演算された演算溶接速度Vが許容入熱
量から制御される最小溶接速度VLと溶接可能な
最大溶接速度VHとによつて区分される、()上
記最小溶接速度VL未満の速度範囲、()上記最
小溶接速度VL以上上記最大溶接速度VH以下の速
度範囲、()上記最大溶接速度VH超過の速度範
囲の各速度範囲を変化する場合であつて、上記演
算溶接速度Vが上記()の速度範囲にある場合
には開先幅もしくはオシレート幅に逆比例した値
に実行溶接速度0を設定することに基づいて、肉
盛高さが一定となるように制御する肉盛高さ一定
制御方法において、 上記演算溶接速度Vが上記()の速度範囲に
ある場合には上記実行溶接速度V0を上記最小溶
接速度VLに設定し、さらに[(上記最小溶接速度
VL)−(上記演算溶接速度V)]の速度に相当する
分だけフイラーワイヤ送給速度を変化させ、 上記演算溶接速度Vが上記()の速度範囲に
ある場合には上記実行溶接速度V0を上記最大溶
接速度VHに設定し、さらに[(上記演算溶接速度
V)−(上記最大溶接速度VH)]の速度に相当する
分だけフイラーワイヤ送給速度を変化させて肉盛
高さを一定に制御することを特徴とする。
作 用
本発明では、溶接トーチと被溶接材の開先面と
の間を一定に保つ定アーク長制御を行ないつつ、
溶接トーチを開先内で開先幅方向にオシレートさ
せながら溶接する溶接法において、溶接トーチの
オシレート反転動作を、定アーク長制御を行なう
駆動用モーターの回転量を検出する光学式パルス
ジエネレーターの出力パルス数が開先底面の位置
を基準とするある一定値に達したときオシレート
の反転動作を行なうとともに、開先両端部のオシ
レート動作停止位置を第3図に示すように、P1r、
P1S、…、Pnr、Pnsとして、その成分のy軸
(溶接進行方向の軸)の値を記憶する。そして上
記記憶値を用いて以下のように演算をする。
の間を一定に保つ定アーク長制御を行ないつつ、
溶接トーチを開先内で開先幅方向にオシレートさ
せながら溶接する溶接法において、溶接トーチの
オシレート反転動作を、定アーク長制御を行なう
駆動用モーターの回転量を検出する光学式パルス
ジエネレーターの出力パルス数が開先底面の位置
を基準とするある一定値に達したときオシレート
の反転動作を行なうとともに、開先両端部のオシ
レート動作停止位置を第3図に示すように、P1r、
P1S、…、Pnr、Pnsとして、その成分のy軸
(溶接進行方向の軸)の値を記憶する。そして上
記記憶値を用いて以下のように演算をする。
まず(1)式により、l1r〜lnrを求め、(2)式により、
l1s〜lrsを求める。
l1s〜lrsを求める。
lmr=Pms−Pmr(m=1、2、…、n)
……(1) lms=Pms−P(m+1)r(m=1、2、…、
n) ……(2) また、(3)式により、l1…lnを求める。
……(1) lms=Pms−P(m+1)r(m=1、2、…、
n) ……(2) また、(3)式により、l1…lnを求める。
lm=(lmr+lms)/2 ……(3)
次に好ましい実施例においては、(4)式により、
n回のオシレート幅の平均laを求める。
n回のオシレート幅の平均laを求める。
la=(o
〓m=1
lm)/n ……(4)
ここで、nの値については、実験的には8〜12
回程度が好ましかつたが、開先ギヤツプの変動が
ゆるやかな場合には、nを増し、急な場合にはn
を減らせばよい。
回程度が好ましかつたが、開先ギヤツプの変動が
ゆるやかな場合には、nを増し、急な場合にはn
を減らせばよい。
一般に、アーク溶接における溶着ビード高さh
(cm)は、その開先形状が第4図aのようである
とすると、単位時間t(sec)に溶着金属で埋める
べき開先容積と、埋まるべき送給溶着金属の関係
により、(5)式が成立する。
(cm)は、その開先形状が第4図aのようである
とすると、単位時間t(sec)に溶着金属で埋める
べき開先容積と、埋まるべき送給溶着金属の関係
により、(5)式が成立する。
V0・t・h・(lu−h/tanθ)=W・t ……(5)
V0:実行溶接速度(cm/sec)
W:フイラーワイヤ送供量(cm3/sec)
ここで、実際のオシレート幅lとluの関係は、
開先両端部にカツトを生じないような条件で溶接
を行なうために、l=lμ−α(α>0)となり、
この非消耗電極先端の軌跡は第4図bのようにな
る。このとき、ある程度、開先ギヤツプが広い場
合には、第4図aの断面積Saは、lとhを2辺
とした直方形で近似できる。この場合(5)式は(6)式
のようになる。
開先両端部にカツトを生じないような条件で溶接
を行なうために、l=lμ−α(α>0)となり、
この非消耗電極先端の軌跡は第4図bのようにな
る。このとき、ある程度、開先ギヤツプが広い場
合には、第4図aの断面積Saは、lとhを2辺
とした直方形で近似できる。この場合(5)式は(6)式
のようになる。
V0・h・l=W ……(6)
ここで、(6)式を変形すると(7)式が導かれる。
h=W/V0・l ……(7)
(7)式より溶着金属の高さh即ちビード高さhを
一定に保つためには、フイラーワイヤ送給量Wを
一定し、実行溶接速度V0をオシレート幅lに逆
比例させて変化させるか、実行溶接速度V0を一
定にし、ワイヤー送給量Wをオシレート幅lに比
例させて変化させればよいことがわかる。
一定に保つためには、フイラーワイヤ送給量Wを
一定し、実行溶接速度V0をオシレート幅lに逆
比例させて変化させるか、実行溶接速度V0を一
定にし、ワイヤー送給量Wをオシレート幅lに比
例させて変化させればよいことがわかる。
したがつて、オシレート幅lからビード高さを
一定に制御する実際の方法としては、まず基準と
なるオシレート幅l0、溶接速度Vref、フイラーワ
イヤ送給速度W0を設定する。この設定法として
は、基準値を直接設定する方法以外に、上記ビー
ド高さ制御を行なわずに溶接を行ない、オペレー
ターが適当と判断した時点の各値を基準とする方
法もある。ここでは、まず一例としてフイラーワ
イヤ送給速度を固定し、溶接速度を制御する方法
を述べる。前記laの演算を行なう時点(すなわ
ち、n回のオシレートが終了した時点)で、下式
(8)の演算を行ない次のn回オシレートを行なう間
の演算溶接速度Vを決定する。
一定に制御する実際の方法としては、まず基準と
なるオシレート幅l0、溶接速度Vref、フイラーワ
イヤ送給速度W0を設定する。この設定法として
は、基準値を直接設定する方法以外に、上記ビー
ド高さ制御を行なわずに溶接を行ない、オペレー
ターが適当と判断した時点の各値を基準とする方
法もある。ここでは、まず一例としてフイラーワ
イヤ送給速度を固定し、溶接速度を制御する方法
を述べる。前記laの演算を行なう時点(すなわ
ち、n回のオシレートが終了した時点)で、下式
(8)の演算を行ない次のn回オシレートを行なう間
の演算溶接速度Vを決定する。
V′=l0/laV0 ……(8)
この操作を続けることで、ビード高さを一定に
保つことができる。
保つことができる。
ここにおいて、Vは溶接可能な最高速度VHと
入熱制限による最小溶接速度VLに入つているこ
とが条件である。最高速度VHは開先条件、溶接
電流、フイラーワイヤ送給量などの条件、および
溶接姿勢により変化するが、立向溶接でギヤツプ
3〜7mmの初層溶接の場合7cm/min、2層目以
降は8cm/min程度である。VHがこれらを超える
と溶融プールが追従してこないため、溶接不可能
となる。しかし実際の大型構造物では開先目合わ
せ精度に限界があり、特に初層の溶接においてオ
シレート幅が小さくギヤツプの変化が開先断面積
に大きく影響する場合にはV<VL、V>VHにな
る場合が出てくる。従つて実行溶接速度を変化さ
せただけでは適用範囲が限られてしまう。
入熱制限による最小溶接速度VLに入つているこ
とが条件である。最高速度VHは開先条件、溶接
電流、フイラーワイヤ送給量などの条件、および
溶接姿勢により変化するが、立向溶接でギヤツプ
3〜7mmの初層溶接の場合7cm/min、2層目以
降は8cm/min程度である。VHがこれらを超える
と溶融プールが追従してこないため、溶接不可能
となる。しかし実際の大型構造物では開先目合わ
せ精度に限界があり、特に初層の溶接においてオ
シレート幅が小さくギヤツプの変化が開先断面積
に大きく影響する場合にはV<VL、V>VHにな
る場合が出てくる。従つて実行溶接速度を変化さ
せただけでは適用範囲が限られてしまう。
ここでV<VL、V>VHになつた場合にはV=
VLまたはV=VHで固定し、VL−V、V−VH分を
フイラーワイヤ送給速度の変化で対応する。
VLまたはV=VHで固定し、VL−V、V−VH分を
フイラーワイヤ送給速度の変化で対応する。
すなわち、V=VL、又はV=VHとしてワイヤ
送給速度を とすればよい。lLは最小許容速度時のオシレート
幅、 lHは最大許容速度時のオシレート幅、 W0は設定された標準ワイヤ送給速度、 lL、lHはあらかじめ設定された標準溶接条件の
オシレート幅l0から求められる。従つて、演算溶
接速度が限界を超えたことを検出するか、または
オシレート幅がlL、LHを超えたことを検出して制
御を(8)式から(9)式に切替えればよい。
送給速度を とすればよい。lLは最小許容速度時のオシレート
幅、 lHは最大許容速度時のオシレート幅、 W0は設定された標準ワイヤ送給速度、 lL、lHはあらかじめ設定された標準溶接条件の
オシレート幅l0から求められる。従つて、演算溶
接速度が限界を超えたことを検出するか、または
オシレート幅がlL、LHを超えたことを検出して制
御を(8)式から(9)式に切替えればよい。
VL<V<VH、又はlL<l<lHにもどつた場合は
また(8)式にて制御すればよい。
また(8)式にて制御すればよい。
第8図は本方法の原理図で、点Aは標準条件
(Qs.Vs.Wfs)を表わしており、標準よりギヤツ
プが変化して演算された溶接速度VがVL≦V≦
VHである場合は点Bと点Dの間で実行溶接速度
V0のみを制御してビード高さを一定に保つ。
(Qs.Vs.Wfs)を表わしており、標準よりギヤツ
プが変化して演算された溶接速度VがVL≦V≦
VHである場合は点Bと点Dの間で実行溶接速度
V0のみを制御してビード高さを一定に保つ。
もちろんギヤツプが大きくなる場合は点B方
向、ギヤツプが小さくなる場合は点D方向へ制御
するのは言うまでもない。もし演算溶接速度Vを
V<VLもしくはV>VHとしなければななくなつ
た場合には、実行溶接速度V0=VLまたは実行溶
接速度V0=VHで固定してフイラーワイヤ送給量
を点Cまたは点E方向に増加もしくは減少させて
ビード高さを一定にする。
向、ギヤツプが小さくなる場合は点D方向へ制御
するのは言うまでもない。もし演算溶接速度Vを
V<VLもしくはV>VHとしなければななくなつ
た場合には、実行溶接速度V0=VLまたは実行溶
接速度V0=VHで固定してフイラーワイヤ送給量
を点Cまたは点E方向に増加もしくは減少させて
ビード高さを一定にする。
以上の説明においては、オシレート幅の検知を
マイクロプロセツサーを含むデジタル制御系に組
み込み易いように、オシレート駆動モーターに直
結された光学式パルスジエネレーターの出力によ
つて行なうことができるが、ポテンシヨメーター
やタコジエネレーターの出力の積分値など他の位
置検出手段を用いても同様の制御系が構成でき
る。
マイクロプロセツサーを含むデジタル制御系に組
み込み易いように、オシレート駆動モーターに直
結された光学式パルスジエネレーターの出力によ
つて行なうことができるが、ポテンシヨメーター
やタコジエネレーターの出力の積分値など他の位
置検出手段を用いても同様の制御系が構成でき
る。
ところで、前述の制御を行なう場合に開先ギヤ
ツプが5mm以上あるときは、ビード高さ一定制御
が実現できるが、ギヤツプが狭くなつた場合や、
開先角度θが変動する場合には、(6)式の近似が成
立しなくなるために、制御の精度が落ち誤差が生
じてくる。これを補正する方法を以下に述べる。
ツプが5mm以上あるときは、ビード高さ一定制御
が実現できるが、ギヤツプが狭くなつた場合や、
開先角度θが変動する場合には、(6)式の近似が成
立しなくなるために、制御の精度が落ち誤差が生
じてくる。これを補正する方法を以下に述べる。
この方法は、(5)式から(6)式への近似を行なわず
に制御する方法である。すなわち、オシレート幅
の平均値laを(10)式のように補正し、la′を演算し、
このla′を(8)式、または(9)式のlaの代わりに用い
てV′またはW′を決定しビード高さを制御する方
法である。
に制御する方法である。すなわち、オシレート幅
の平均値laを(10)式のように補正し、la′を演算し、
このla′を(8)式、または(9)式のlaの代わりに用い
てV′またはW′を決定しビード高さを制御する方
法である。
la′=la+α−h/tanθ ……(10)
α:オシレート幅とビード幅の差で第4図bに示
したもの。
したもの。
(10)式において、αは、カツトが出ない適正な溶
接条件で溶接している限りは、一定値を用いるこ
とができる。実験によるとαは通常の溶接条件で
は約2mmないし5mm程度である。またビード高さ
hは、(5)式を解くことで演算できるため、θを入
力すれば、(10)式はβを定数として(11)式のよう
に変形できる。
接条件で溶接している限りは、一定値を用いるこ
とができる。実験によるとαは通常の溶接条件で
は約2mmないし5mm程度である。またビード高さ
hは、(5)式を解くことで演算できるため、θを入
力すれば、(10)式はβを定数として(11)式のよう
に変形できる。
la′=la+β ……(11)
このようにして求めたla′を前記laの代わりに
用いることで狭開先の場合においてもビード高さ
制御を精度よく実現できた。
用いることで狭開先の場合においてもビード高さ
制御を精度よく実現できた。
また、通常行なわれている9%Ni鋼立向の初
層の溶接(16mmt、50°V)においては、ギヤツ
プ5mmの標準条件を260A×10.5V×5cpm×25
g/minとしてギヤツプ3〜7mmまで変化する。
本法により溶接を行なつた結果入熱量35KJ/cm
以下でワイヤ送給量23g/min±4g/min以内
で溶接を行なうことができ、溶接電流を変えずに
溶接できることが確認された。
層の溶接(16mmt、50°V)においては、ギヤツ
プ5mmの標準条件を260A×10.5V×5cpm×25
g/minとしてギヤツプ3〜7mmまで変化する。
本法により溶接を行なつた結果入熱量35KJ/cm
以下でワイヤ送給量23g/min±4g/min以内
で溶接を行なうことができ、溶接電流を変えずに
溶接できることが確認された。
また、ギヤツプ変動が大きく例えばギヤツプ0
〜10mmなどの場合にはフイラーワイヤ送給量の変
化が大きくなる。この場合はフイラーワイヤ送給
量の変化に応じて溶接電流を変化させればよい。
もちろん入熱制限がある場合には電流の変化によ
つても入熱制限に入るようにすることは言うまで
もない。
〜10mmなどの場合にはフイラーワイヤ送給量の変
化が大きくなる。この場合はフイラーワイヤ送給
量の変化に応じて溶接電流を変化させればよい。
もちろん入熱制限がある場合には電流の変化によ
つても入熱制限に入るようにすることは言うまで
もない。
この場合ギヤツプが小さい側については、例え
ばギヤツプ0mmの場合にはV=VHで固定し、フ
イラーワイヤ送給量を減少させる。ギヤツプ3mm
の場合は4g/min程度のフイラーワイヤ送給量
の減少であり電流値を変化させずに溶接が可能で
あるが、ギヤツプ0mmの場合にはギヤツプ3mmの
場合より8g/min程度フイラーワイヤ送給量を
減少させる必要がある。これをワイヤ送給量のみ
の変化で対応すると溶込みが大きすぎビードが垂
れやすく安定した溶接が行えないため溶接電流を
下げる必要がある。実験的に求めたところ溶接電
流200〜220A程度がよく、4g/minのフイラー
ワイヤ送給量の変化で20A程度の電流変化されば
よいことが分かつた。すなわち溶接電流(A)=標準
溶接電流(A0)−フイラーワイヤ送給量の変化×
(4〜5アンペア)で制御すればギヤツプ0mmま
で適用できる。この場合入熱的には下がる方向で
あり入熱的には何ら問題はない。
ばギヤツプ0mmの場合にはV=VHで固定し、フ
イラーワイヤ送給量を減少させる。ギヤツプ3mm
の場合は4g/min程度のフイラーワイヤ送給量
の減少であり電流値を変化させずに溶接が可能で
あるが、ギヤツプ0mmの場合にはギヤツプ3mmの
場合より8g/min程度フイラーワイヤ送給量を
減少させる必要がある。これをワイヤ送給量のみ
の変化で対応すると溶込みが大きすぎビードが垂
れやすく安定した溶接が行えないため溶接電流を
下げる必要がある。実験的に求めたところ溶接電
流200〜220A程度がよく、4g/minのフイラー
ワイヤ送給量の変化で20A程度の電流変化されば
よいことが分かつた。すなわち溶接電流(A)=標準
溶接電流(A0)−フイラーワイヤ送給量の変化×
(4〜5アンペア)で制御すればギヤツプ0mmま
で適用できる。この場合入熱的には下がる方向で
あり入熱的には何ら問題はない。
ギヤツプ7mmを超える場合、例えばギヤツプ10
mmの場合にはV=VLに固定してフイラーワイヤ
送給量の変化で対応するにはギヤツプ7mmの場合
よりフイラーワイヤ送給量を8〜9g/min程度
増やす必要があり、この場合、溶接電流を増加さ
せないとフイラーワイヤが円滑に溶融しない。こ
の場合には実験的に 溶接電流=標準溶接条件−フイラーワイヤ送給
量の変化×(2〜3アンペア)で制御すればよい
ことが分かつた。しかしこの場合溶接電流を変化
させると入熱量が変化し、入熱制限35KJ/cmを
超えることがある。従つてこのような場合には
VLをあらかじめ入熱変化量を見込んで決定して
おけばよい。ギヤツプ3〜7mmの場合には例えば
VL=4.6cm/minであつたものを、ギヤツプ0〜
10mmの場合にはVL=4.8cm/minにすれば入熱制
限を満足する。VLの値は適用ワーク精度により
適宜決定すればよい。
mmの場合にはV=VLに固定してフイラーワイヤ
送給量の変化で対応するにはギヤツプ7mmの場合
よりフイラーワイヤ送給量を8〜9g/min程度
増やす必要があり、この場合、溶接電流を増加さ
せないとフイラーワイヤが円滑に溶融しない。こ
の場合には実験的に 溶接電流=標準溶接条件−フイラーワイヤ送給
量の変化×(2〜3アンペア)で制御すればよい
ことが分かつた。しかしこの場合溶接電流を変化
させると入熱量が変化し、入熱制限35KJ/cmを
超えることがある。従つてこのような場合には
VLをあらかじめ入熱変化量を見込んで決定して
おけばよい。ギヤツプ3〜7mmの場合には例えば
VL=4.6cm/minであつたものを、ギヤツプ0〜
10mmの場合にはVL=4.8cm/minにすれば入熱制
限を満足する。VLの値は適用ワーク精度により
適宜決定すればよい。
実施例
第1図は、本発明の一実施例の機構の全体のブ
ロツク図である。図において、Aは被溶接材で開
先Kに沿つて溶接される。1は、被溶接材Aとの
間でアークを発生する非消耗電極、2は溶接トー
チ、3は定アーク長制御を行なうために溶接トー
チ2を上下方向(図のZ軸方向)に駆動させるた
めのボールネジ、ラツクピニオンなどの機械的伝
達装置、4はZ軸用モーター、5はモーター4の
軸に直結された光学式パルスジエネレーターであ
り、パルスジエネレーター5の出力をモータード
ライバー6にフイードバツクし、溶接トーチ2の
Z軸方向の位置の制御を行なう。7は溶接トーチ
2のオシレート動作を行なうために図中Y軸方向
の駆動を行なう機械的伝達装置、8はオシレート
用のモーター、9は光学式エンコーダでモーター
8の回転量に応じた数のパルスを発生する。10
はドライバーである。11は溶接トーチ2を溶接
線に沿う方向Xに移動させる移動機構であり、こ
の移動機構11はモーター13を備えており、モ
ーター13の回転がギヤ等を含む機械的伝達手段
12に伝えられ、移動機構11はレール11aに
沿つて図上X方向に移動するようになつている。
14はモーター13の回転に応じて信号を出力す
るパルスジエネレーター、15はモーター13を
駆動するドライバーである。
ロツク図である。図において、Aは被溶接材で開
先Kに沿つて溶接される。1は、被溶接材Aとの
間でアークを発生する非消耗電極、2は溶接トー
チ、3は定アーク長制御を行なうために溶接トー
チ2を上下方向(図のZ軸方向)に駆動させるた
めのボールネジ、ラツクピニオンなどの機械的伝
達装置、4はZ軸用モーター、5はモーター4の
軸に直結された光学式パルスジエネレーターであ
り、パルスジエネレーター5の出力をモータード
ライバー6にフイードバツクし、溶接トーチ2の
Z軸方向の位置の制御を行なう。7は溶接トーチ
2のオシレート動作を行なうために図中Y軸方向
の駆動を行なう機械的伝達装置、8はオシレート
用のモーター、9は光学式エンコーダでモーター
8の回転量に応じた数のパルスを発生する。10
はドライバーである。11は溶接トーチ2を溶接
線に沿う方向Xに移動させる移動機構であり、こ
の移動機構11はモーター13を備えており、モ
ーター13の回転がギヤ等を含む機械的伝達手段
12に伝えられ、移動機構11はレール11aに
沿つて図上X方向に移動するようになつている。
14はモーター13の回転に応じて信号を出力す
るパルスジエネレーター、15はモーター13を
駆動するドライバーである。
以上3〜15の装置をもつて溶接トーチ2をX、
Y、Zの直交3軸方向に駆動させる。また、16
はワイヤー送給チツプ、17はフイラーワイヤで
あり、このフイラーワイヤ17は機械的送給装置
18により非消耗電極1の開先K間のアーク中に
送給され、ビードを形成する。19はフイラーワ
イヤ送給モーター、20はタコジーネレーターで
フイラーワイヤモーター送給ドライバー21にそ
の出力をフイードバツクしフイラーワイヤ送給速
度を制御する。
Y、Zの直交3軸方向に駆動させる。また、16
はワイヤー送給チツプ、17はフイラーワイヤで
あり、このフイラーワイヤ17は機械的送給装置
18により非消耗電極1の開先K間のアーク中に
送給され、ビードを形成する。19はフイラーワ
イヤ送給モーター、20はタコジーネレーターで
フイラーワイヤモーター送給ドライバー21にそ
の出力をフイードバツクしフイラーワイヤ送給速
度を制御する。
次に、本発明のモーター駆動を行なう部分の電
気系のブロツク構成図を第2図に示す。ここで第
1図と番号の同じ物は同じ装置である。第2図に
おいて、まず、定アーク長制御を行なう部分から
説明すると、22は溶接電源である。23は溶接
トーチ2と被溶接材A間を電圧の検出する電圧検
出器、24は基準アーク電圧設定器、25は差動
増幅器、26はPID補償を行なう制御要素、27
は制御要素26の速度指令アナログ出力電圧に比
例した周波数のパルス列を出力するV/F変換器
で、その出力でドライバー6によりモーター4を
回転して溶接トーチ2をZ軸方向に動かすことに
より定アーク長制御を行なう。また29はZ軸方
向のアツプダウンカウンターでパルスジエネレー
ター5から出力されるパルス列をカウントするこ
とで溶接トーチ2のZ軸方向の位置を、マイクロ
プロセツサ30に出力する。アツプダウンカウン
ター29の出力はマイクロプロセツサ30の中
で、オシレート反転位置を検出するのに用いられ
る。
気系のブロツク構成図を第2図に示す。ここで第
1図と番号の同じ物は同じ装置である。第2図に
おいて、まず、定アーク長制御を行なう部分から
説明すると、22は溶接電源である。23は溶接
トーチ2と被溶接材A間を電圧の検出する電圧検
出器、24は基準アーク電圧設定器、25は差動
増幅器、26はPID補償を行なう制御要素、27
は制御要素26の速度指令アナログ出力電圧に比
例した周波数のパルス列を出力するV/F変換器
で、その出力でドライバー6によりモーター4を
回転して溶接トーチ2をZ軸方向に動かすことに
より定アーク長制御を行なう。また29はZ軸方
向のアツプダウンカウンターでパルスジエネレー
ター5から出力されるパルス列をカウントするこ
とで溶接トーチ2のZ軸方向の位置を、マイクロ
プロセツサ30に出力する。アツプダウンカウン
ター29の出力はマイクロプロセツサ30の中
で、オシレート反転位置を検出するのに用いられ
る。
マイクロプロセツサ30は、CPU、メモリー
などを含み、オシレート動作停止位置P1r、P1l、
…Pnr、Pns等の位置データやそれらの成分のY
軸上の値等の本発明の実行に必要な値の記憶およ
び(1)〜(10)式等の演算を行ない、X〜Z軸のモータ
ーフイラーワイヤ送給モーターを駆動するための
速度指令を出力する。
などを含み、オシレート動作停止位置P1r、P1l、
…Pnr、Pns等の位置データやそれらの成分のY
軸上の値等の本発明の実行に必要な値の記憶およ
び(1)〜(10)式等の演算を行ない、X〜Z軸のモータ
ーフイラーワイヤ送給モーターを駆動するための
速度指令を出力する。
X軸駆動系について説明すると、32は指令パ
ルス発生器であり、マイクロプロセツサー30か
ら出力されるデジタル量の速度指令と移動距離指
令に、それぞれ、パルスの周波数、パルスの総数
を比例させたパルス列を発生する。これにより、
モーター13をドライバー15で駆動して溶接ト
ーチ2をX軸方向に動かす。
ルス発生器であり、マイクロプロセツサー30か
ら出力されるデジタル量の速度指令と移動距離指
令に、それぞれ、パルスの周波数、パルスの総数
を比例させたパルス列を発生する。これにより、
モーター13をドライバー15で駆動して溶接ト
ーチ2をX軸方向に動かす。
Y軸駆動系について説明すると、34は32と
同様な指令パルス発生器でドライバー10を介し
てモーター8を駆動して溶接トーチ2をY軸方向
に駆動させオシレート動作を行なう。また、33
は29と同様なアツプダウンカウンターであり、
溶接トーチ2のY軸方向の移動に応じてカウント
内容を増減する。このアツプダウンカウンター3
3の内容から、前記P1r、P1s、…、Pnr、Pns、
P(n+1)rの値をマイクロプロセツサー30が
読みとる。
同様な指令パルス発生器でドライバー10を介し
てモーター8を駆動して溶接トーチ2をY軸方向
に駆動させオシレート動作を行なう。また、33
は29と同様なアツプダウンカウンターであり、
溶接トーチ2のY軸方向の移動に応じてカウント
内容を増減する。このアツプダウンカウンター3
3の内容から、前記P1r、P1s、…、Pnr、Pns、
P(n+1)rの値をマイクロプロセツサー30が
読みとる。
最後に、フイラーワイヤ送給系について説明す
ると、35は、マイクロプロセツサー30から出
力されるデジタル量のフイラーワイヤ送給速度指
令出力をアナログ量に変換するD/A変換器で、
この出力により19〜21の装置を用いてフイラーワ
イヤ17の送給を行なう。
ると、35は、マイクロプロセツサー30から出
力されるデジタル量のフイラーワイヤ送給速度指
令出力をアナログ量に変換するD/A変換器で、
この出力により19〜21の装置を用いてフイラーワ
イヤ17の送給を行なう。
上記のように構成した装置において、マイクロ
プロセツサ30には入熱制限等から決められる最
小溶接速度VLと上記入熱制限内で溶接可能な最
大溶接速度VHとが記憶されている。
プロセツサ30には入熱制限等から決められる最
小溶接速度VLと上記入熱制限内で溶接可能な最
大溶接速度VHとが記憶されている。
そして、溶接の実行時において、溶接トーチ2
の実際のオシレート両端での停止位置がエンコー
ダ9の出力によつて検知され、その停止位置から
溶接トーチ2のオシレート幅がマイクロプロセツ
サ30で演算される。このオシレート幅を用いて
マイクロプロセツサ30は演算溶接速度Vとフイ
ラーワイヤ17の送給速度を演算する。
の実際のオシレート両端での停止位置がエンコー
ダ9の出力によつて検知され、その停止位置から
溶接トーチ2のオシレート幅がマイクロプロセツ
サ30で演算される。このオシレート幅を用いて
マイクロプロセツサ30は演算溶接速度Vとフイ
ラーワイヤ17の送給速度を演算する。
上述の動作で検出された演算溶接速度Vはマイ
クロプロセツサ30内で最小溶接速度VL、最大
溶接速度VHと比較され、演算溶接速度VがVL≦
V≦VHであるときには(8)式により溶接速度Vを
演算して、この演算結果と同じになるように実行
溶接速度V0のみを制御する。
クロプロセツサ30内で最小溶接速度VL、最大
溶接速度VHと比較され、演算溶接速度VがVL≦
V≦VHであるときには(8)式により溶接速度Vを
演算して、この演算結果と同じになるように実行
溶接速度V0のみを制御する。
一方演算溶接速度Vが、マイクロプロセツサに
記憶されたVLおよびVHの範囲を超える合倍には
演算溶接速度Vが最小溶接速度VLよりも小さい
ときは実行溶接速度V0がVLとなるように制御し、
また実行溶接速度V0が最大溶接速度VHよりも大
きいときは演算溶接速度VがVHとなるように制
御する。一方マイクロプロセツサ30はV<VL
のときは(9)式W=(la/lL)・W0を演算して、この
演算結果となるようにV−VLの速度差に相当し
てフイラーワイヤ17の送給速度を制御し、また
V>VHのときはW=(la/lH)・W0となるように
V−VHの速度差に相当してフイラーワイヤ17
の送給速度を制御する。
記憶されたVLおよびVHの範囲を超える合倍には
演算溶接速度Vが最小溶接速度VLよりも小さい
ときは実行溶接速度V0がVLとなるように制御し、
また実行溶接速度V0が最大溶接速度VHよりも大
きいときは演算溶接速度VがVHとなるように制
御する。一方マイクロプロセツサ30はV<VL
のときは(9)式W=(la/lL)・W0を演算して、この
演算結果となるようにV−VLの速度差に相当し
てフイラーワイヤ17の送給速度を制御し、また
V>VHのときはW=(la/lH)・W0となるように
V−VHの速度差に相当してフイラーワイヤ17
の送給速度を制御する。
上述の動作中にフイラーワイヤの送給速度の変
化に対応して溶接電流を変化してもよい。
化に対応して溶接電流を変化してもよい。
以上の動作によつて、ビート高さをほぼ一定に
保ちながら溶接を行なうことができる。
保ちながら溶接を行なうことができる。
発明の効果
以上詳述したように、この発明は演算溶接速度
Vが最大溶接速度VHと最小溶接速度VLに対して
VL≦V≦VHのときは実行溶接速度0のみを制御
し、一方VL>V、VH<Vのときはフイラーワイ
ヤの送給速度をも制御するようにしたから開先幅
がせまい場合にも正確にビート高さを一定に制御
することができる。
Vが最大溶接速度VHと最小溶接速度VLに対して
VL≦V≦VHのときは実行溶接速度0のみを制御
し、一方VL>V、VH<Vのときはフイラーワイ
ヤの送給速度をも制御するようにしたから開先幅
がせまい場合にも正確にビート高さを一定に制御
することができる。
第1図はこの発明の一実施例に用いられる溶接
装置のブロツク図、第2図は第1図の装置に用い
られる電気回路の回路図、第3図と第5図はオシ
レートの一状態を示すグラフ、第4図a,bはそ
れぞれ開先部分の断面図、第6図と第7図はオシ
レートにおける溶接トーチが描く断面積を示す断
面図、第8図は本方法の原理の模式図である。 K……開先、1……非消耗電極、2……溶接ト
ーチ、17……フイラーワイヤ。
装置のブロツク図、第2図は第1図の装置に用い
られる電気回路の回路図、第3図と第5図はオシ
レートの一状態を示すグラフ、第4図a,bはそ
れぞれ開先部分の断面図、第6図と第7図はオシ
レートにおける溶接トーチが描く断面積を示す断
面図、第8図は本方法の原理の模式図である。 K……開先、1……非消耗電極、2……溶接ト
ーチ、17……フイラーワイヤ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 定アーク長制御または定電圧制御を行う非消
耗電極式アーク溶接で、定アーク長制御又は定電
圧制御により、非消耗電極を支えるトーチの母材
に対する板厚方向の変位を検出して、溶接線倣い
および開先幅倣いを行いながら、開先幅もしくは
オシレート幅から演算された演算溶接速度Vが許
容入熱量から制御される最小溶接速度VLと溶接
可能な最大溶接速度VHとによつて区分される、
()上記最小溶接速度VL未満の速度範囲、()
上記最小溶接速度VL以上上記最大溶接速度VH以
下の速度範囲、()上記最大溶接速度VH超過の
速度範囲の各速度範囲を変化する場合であつて、
上記演算溶接速度Vが上記()の速度範囲にあ
る場合には開先幅もしくはオシレート幅に逆比例
した値に実行溶接速度V0を設定することに基づ
いて、肉盛高さが一定となるように制御する肉盛
高さ一定制御方法において、 上記演算溶接速度Vが上記()の速度範囲に
ある場合には上記実行溶接速度V0を上記最小溶
接速度VLに設定し、さらに[(上記最小溶接速度
VL)−(上記演算溶接速度V)]の速度に相当する
分だけフイラーワイヤ送給速度を変化させ、 上記演算溶接速度Vが上記()の速度範囲に
ある場合には上記実行溶接速度V0を上記最大溶
接速度VHに設定し、さらに[(上記演算溶接速度
V)−(上記最大溶接速度VH)]の速度に相当する
分だけフイラーワイヤ送給速度を変化させて肉盛
高さを一定に制御することを特徴とする非消耗電
極式アーク溶接における肉盛高さ一定制御方法。 2 フイラーワイヤの送給速度の変化に対応して
溶接電流を変化させることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の肉盛高さ一定制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9775886A JPS62254968A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 非消耗電極式ア−ク溶接における肉盛高さ一定制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9775886A JPS62254968A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 非消耗電極式ア−ク溶接における肉盛高さ一定制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62254968A JPS62254968A (ja) | 1987-11-06 |
| JPH0422671B2 true JPH0422671B2 (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=14200776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9775886A Granted JPS62254968A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 非消耗電極式ア−ク溶接における肉盛高さ一定制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62254968A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5524759A (en) * | 1978-08-09 | 1980-02-22 | Toshiba Corp | Method and device of arc welding |
-
1986
- 1986-04-25 JP JP9775886A patent/JPS62254968A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62254968A (ja) | 1987-11-06 |
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