JPH04227397A - 能動補助スピーカ付き音響ボックス - Google Patents
能動補助スピーカ付き音響ボックスInfo
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- JPH04227397A JPH04227397A JP3132315A JP13231591A JPH04227397A JP H04227397 A JPH04227397 A JP H04227397A JP 3132315 A JP3132315 A JP 3132315A JP 13231591 A JP13231591 A JP 13231591A JP H04227397 A JPH04227397 A JP H04227397A
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- H04R1/20—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
- H04R1/22—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only
- H04R1/28—Transducer mountings or enclosures modified by provision of mechanical or acoustic impedances, e.g. resonator, damping means
- H04R1/2807—Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements
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- H04R1/2842—Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements of the bandpass type for loudspeaker transducers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】本発明は能動補助スピーカ付加型の音響ボ
ックスに係る。かかる音響ボックスは、同位相で給電さ
れる2つのダイナミックスピーカを含む。主スピーカは
第1チャンバに収納され、補助スピーカは第1チャンバ
に隣接の第2チャンバに収納されている。補助スピーカ
は2つのチャンバの共通壁に配置されている。
ックスに係る。かかる音響ボックスは、同位相で給電さ
れる2つのダイナミックスピーカを含む。主スピーカは
第1チャンバに収納され、補助スピーカは第1チャンバ
に隣接の第2チャンバに収納されている。補助スピーカ
は2つのチャンバの共通壁に配置されている。
【0002】低音域及び極低音域の再生は音響ボックス
の重要な課題である。小口径ダイナミックスピーカは、
大口径スピーカよりも明らかに高い加速度特性を有する
ので、大口径スピーカよりも明らかに優れている。しか
しながら小口径スピーカは、従来のごとく負荷されてい
る場合、周波数100Hz以下の多量のエネルギを許容
される倍音ひずみ率で放射することができない。
の重要な課題である。小口径ダイナミックスピーカは、
大口径スピーカよりも明らかに高い加速度特性を有する
ので、大口径スピーカよりも明らかに優れている。しか
しながら小口径スピーカは、従来のごとく負荷されてい
る場合、周波数100Hz以下の多量のエネルギを許容
される倍音ひずみ率で放射することができない。
【0003】スピーカ自体の素寸法に比較して音波の波
長が長いとき、音響短絡現象が生じ、このため、低周波
数のレベルが大きく低下することは知られている。平面
バフルもしくは折り曲げバフルによって振動膜の両面間
の間隔を拡大させるか、または後進波をキャビネットで
絶縁することによってこの短絡現象を減衰または防止す
ることが可能である。
長が長いとき、音響短絡現象が生じ、このため、低周波
数のレベルが大きく低下することは知られている。平面
バフルもしくは折り曲げバフルによって振動膜の両面間
の間隔を拡大させるか、または後進波をキャビネットで
絶縁することによってこの短絡現象を減衰または防止す
ることが可能である。
【0004】この問題を解決するためにいくつかの構造
が提案されたが、残念ながら問題の十分な解決には至っ
ていない。最初に、平面バフルが提案された。平面バフ
ルを組み込んだシステムは、共振周波数でスピーカが全
く減衰されない、レベルが増加するとひずみが大きくな
る、などの欠点を示した。
が提案されたが、残念ながら問題の十分な解決には至っ
ていない。最初に、平面バフルが提案された。平面バフ
ルを組み込んだシステムは、共振周波数でスピーカが全
く減衰されない、レベルが増加するとひずみが大きくな
る、などの欠点を示した。
【0005】また、密閉箱が提案された。この構造の欠
点は、効率が極めて悪いこと及び過渡的レスポンスがよ
くないことである。
点は、効率が極めて悪いこと及び過渡的レスポンスがよ
くないことである。
【0006】公知のいま1つの解決方法は位相反転キャ
ビネット(バスレフ)の使用である。この解決方法では
、低音域での通過帯域を拡大し、ひずみを減らして正し
いレスポンスを得ることができる。しかしながら、自由
空気中でスピーカの共振周波数の両側に2つの共振ピー
クが存在する。従ってこのアセンブリでは、「ボックス
サウンド」と呼ばれる普通の品質の音質しか得られない
。
ビネット(バスレフ)の使用である。この解決方法では
、低音域での通過帯域を拡大し、ひずみを減らして正し
いレスポンスを得ることができる。しかしながら、自由
空気中でスピーカの共振周波数の両側に2つの共振ピー
クが存在する。従ってこのアセンブリでは、「ボックス
サウンド」と呼ばれる普通の品質の音質しか得られない
。
【0007】また、対称負荷を有するボックス、即ちス
ピーカの前面に共振器、背面に密閉箱が配置され、共振
器が該密閉箱と同調し得るボックスも提案された。かか
るボックスは極低音域のレスポンスがよくひずみが少な
いが、その使用が極低音域の再生に限定され、高い遮断
周波数に共振する(ヘルムホルツ形共鳴器)。
ピーカの前面に共振器、背面に密閉箱が配置され、共振
器が該密閉箱と同調し得るボックスも提案された。かか
るボックスは極低音域のレスポンスがよくひずみが少な
いが、その使用が極低音域の再生に限定され、高い遮断
周波数に共振する(ヘルムホルツ形共鳴器)。
【0008】1/4波長ボックスは、再生すべき最低周
波数の波長の1/4に対応する長さを有する折り曲げ可
能な音響管または音響伝搬路から構成される。このボッ
クスでは、良好なレスポンスが得られる極低音域の範囲
は拡大されるが、レスポンスカーブが不規則で、音響伝
搬路の管が共振する。
波数の波長の1/4に対応する長さを有する折り曲げ可
能な音響管または音響伝搬路から構成される。このボッ
クスでは、良好なレスポンスが得られる極低音域の範囲
は拡大されるが、レスポンスカーブが不規則で、音響伝
搬路の管が共振する。
【0009】1947年にOlsonは、前述のタイプ
の能動補助スピーカ付きボックスを使用する別の解決方
法を提案した。
の能動補助スピーカ付きボックスを使用する別の解決方
法を提案した。
【0010】理論的には、低周波数において、該ボック
スに収納された2つのスピーカの共通スペース内の空気
の音響インピーダンスは、密閉箱のインピーダンスより
も顕著に小さい。2つのスピーカが同位相で給電される
ように構成し、極めて低い共振周波数のスピーカを補助
スピーカとして採用することによって、主スピーカが無
限大バフルとして装着されたときとほぼ同様の機能が得
られる。
スに収納された2つのスピーカの共通スペース内の空気
の音響インピーダンスは、密閉箱のインピーダンスより
も顕著に小さい。2つのスピーカが同位相で給電される
ように構成し、極めて低い共振周波数のスピーカを補助
スピーカとして採用することによって、主スピーカが無
限大バフルとして装着されたときとほぼ同様の機能が得
られる。
【0011】この解決方法は、通過帯域を極低音域側に
拡大し且つほぼ一定のインピーダンスを得るためにスピ
ーカの両面で最適の圧力バランスを得ることが必要であ
るが、このような圧力バランスを得ることには成功しな
かった。
拡大し且つほぼ一定のインピーダンスを得るためにスピ
ーカの両面で最適の圧力バランスを得ることが必要であ
るが、このような圧力バランスを得ることには成功しな
かった。
【0012】本発明は、各スピーカの両面の圧力バラン
スを得ることに成功した上記タイプのボックスを提案す
る。
スを得ることに成功した上記タイプのボックスを提案す
る。
【0013】本発明のボックスの特徴は、第1チャンバ
が、隣合う2つのキャビティから構成され、これらのキ
ャビティが両者の共通障壁を貫通する通気路によって連
通し、第1のキャビティが、主スピーカを収納し且つ該
主スピーカに同調し、第2のキャビティが、前記2つの
チャンバの共通壁を含み且つ補助スピーカに同調し、第
2のチャンバが圧縮チャンバを含み、該圧縮チャンバが
補助スピーカを内蔵し且つ漸増断面積を有する音響伝搬
路に通じており、2つのスピーカが同体積の空気を排除
するように選択されていることである。これは同じ直径
のスピーカを選択することによって得られる。
が、隣合う2つのキャビティから構成され、これらのキ
ャビティが両者の共通障壁を貫通する通気路によって連
通し、第1のキャビティが、主スピーカを収納し且つ該
主スピーカに同調し、第2のキャビティが、前記2つの
チャンバの共通壁を含み且つ補助スピーカに同調し、第
2のチャンバが圧縮チャンバを含み、該圧縮チャンバが
補助スピーカを内蔵し且つ漸増断面積を有する音響伝搬
路に通じており、2つのスピーカが同体積の空気を排除
するように選択されていることである。これは同じ直径
のスピーカを選択することによって得られる。
【0014】このようにして、同位相で変位する各スピ
ーカの前面及び背面で極めて良好な圧力バランスが得ら
れる。更に、各スピーカはほぼ理想的に減衰され、第1
チャンバの2つのキャビティによって規定される空気の
体積は、無限大負荷をシミユレートする弾力性を有して
おり、優れた動インピーダンスが得られる。
ーカの前面及び背面で極めて良好な圧力バランスが得ら
れる。更に、各スピーカはほぼ理想的に減衰され、第1
チャンバの2つのキャビティによって規定される空気の
体積は、無限大負荷をシミユレートする弾力性を有して
おり、優れた動インピーダンスが得られる。
【0015】本発明の別の特徴によれば、前記音響伝搬
路は、第2チャンバの内部壁によって構成された折り曲
げられた音響伝搬路である。この構造によって第2チャ
ンバの長さを実質的に1/2に短縮し得る。
路は、第2チャンバの内部壁によって構成された折り曲
げられた音響伝搬路である。この構造によって第2チャ
ンバの長さを実質的に1/2に短縮し得る。
【0016】本発明の更に別の特徴によれば、2つのス
ピーカの直系以外の特性値はやや異なっている。特に、
過電圧係数(facteurs de surte
nsion)及び共振周波数がやや異なっているおり、
このため、2つのスピーカをいっそう容易に同調させる
ことができ、過電圧ピークを小さくできる。
ピーカの直系以外の特性値はやや異なっている。特に、
過電圧係数(facteurs de surte
nsion)及び共振周波数がやや異なっているおり、
このため、2つのスピーカをいっそう容易に同調させる
ことができ、過電圧ピークを小さくできる。
【0017】本発明の1つの実施態様によれば、第1チ
ャンバの第2キャビティがトンネル型の通気路を介して
同調する。
ャンバの第2キャビティがトンネル型の通気路を介して
同調する。
【0018】
【実施例】添付図面に示す非限定実施例に基づく以下の
記載より本発明のその他の特徴及び利点が明らかであろ
う。
記載より本発明のその他の特徴及び利点が明らかであろ
う。
【0019】図1及び図2は本発明のボックスの実施例
の概略図である。このボックスは、能動補助スピーカ付
きボックスであり、2つのスピーカ、即ち主スピーカ1
と補助スピーカ2とを含む。主スピーカ1は、第2チャ
ンバ4と隣合う第1チャンバ3に収納されている。2つ
のチャンバ3,4は共通壁10を含んでおり、第2チャ
ンバ4に収納された補助スピーカ2は該共通壁10に固
定されている。
の概略図である。このボックスは、能動補助スピーカ付
きボックスであり、2つのスピーカ、即ち主スピーカ1
と補助スピーカ2とを含む。主スピーカ1は、第2チャ
ンバ4と隣合う第1チャンバ3に収納されている。2つ
のチャンバ3,4は共通壁10を含んでおり、第2チャ
ンバ4に収納された補助スピーカ2は該共通壁10に固
定されている。
【0020】本発明によれば、第1チャンバ3は水平障
壁7によって2つのキャビティ5及び6に分割されてい
る。2つのキャビティ5及び6は、障壁7に設けられた
通気路8を介して連通している。上部キャビティ5は主
スピーカ1を内蔵しており、下部キヤビティ6は補助ス
ピーカ2によって負荷されている。上部キャビティ5の
容積は、主スピーカ1と同調するように計算され、下部
キャビティ6の容積は、補助スピーカ2と同調するよう
に計算されている。キャビティ6の同調は、チャンバ3
の外部に通じる通気路9によって得られる。
壁7によって2つのキャビティ5及び6に分割されてい
る。2つのキャビティ5及び6は、障壁7に設けられた
通気路8を介して連通している。上部キャビティ5は主
スピーカ1を内蔵しており、下部キヤビティ6は補助ス
ピーカ2によって負荷されている。上部キャビティ5の
容積は、主スピーカ1と同調するように計算され、下部
キャビティ6の容積は、補助スピーカ2と同調するよう
に計算されている。キャビティ6の同調は、チャンバ3
の外部に通じる通気路9によって得られる。
【0021】チャンバ4は圧縮チャンバ11を含み、補
助スピーカ2は該圧縮チャンバに内蔵されている。圧縮
チャンバ11は末端にマウスピース12を備えた漸増断
面積を有する音響伝搬路に接続している。
助スピーカ2は該圧縮チャンバに内蔵されている。圧縮
チャンバ11は末端にマウスピース12を備えた漸増断
面積を有する音響伝搬路に接続している。
【0022】漸増断面積を有する音響伝搬路の長さは、
補助スピーカ2の共振周波数の関数として計算される。 この音響伝搬路の長さを制限するために、音響伝搬路が
、圧縮チャンバ11の底部から延びる壁13を介して上
縁14から下縁15まで折り曲げられた構造を有するの
が有利である。壁13はチャンバ4の壁に対して傾斜し
ている。
補助スピーカ2の共振周波数の関数として計算される。 この音響伝搬路の長さを制限するために、音響伝搬路が
、圧縮チャンバ11の底部から延びる壁13を介して上
縁14から下縁15まで折り曲げられた構造を有するの
が有利である。壁13はチャンバ4の壁に対して傾斜し
ている。
【0023】音響伝搬路はチャンバ4の底部で一定の断
面積を有する。即ち、縁15からチャンバ4の底部16
までの距離及び垂直な2つの壁の各々までの距離がいず
れも等しい値aである。壁13によって規定される音響
伝搬路が漸増断面積を有するので、点14に存在する音
響伝搬路の起点の断面積は幅1によって規定されており
、該断面積は、マウスピース12の近傍の幅Lによって
規定される末端断面積の1/2である。
面積を有する。即ち、縁15からチャンバ4の底部16
までの距離及び垂直な2つの壁の各々までの距離がいず
れも等しい値aである。壁13によって規定される音響
伝搬路が漸増断面積を有するので、点14に存在する音
響伝搬路の起点の断面積は幅1によって規定されており
、該断面積は、マウスピース12の近傍の幅Lによって
規定される末端断面積の1/2である。
【0024】2つのスピーカ、即ち主スピーカ1及び補
助スピーカ2は等しい直径を有し、極めて低い過電圧係
数を有する。従って、同位相で給電される2つのスピー
カによって駆動される空気の体積が等しく、主スピーカ
1の背面と補助スピーカ2の前面との間に存在するチャ
ンバ3の容積が厳密に一定に維持される。2つのスピー
カが極めて低い過電圧係数を有するので、2つのスピー
カは共振周波数でかなり減衰され得る。
助スピーカ2は等しい直径を有し、極めて低い過電圧係
数を有する。従って、同位相で給電される2つのスピー
カによって駆動される空気の体積が等しく、主スピーカ
1の背面と補助スピーカ2の前面との間に存在するチャ
ンバ3の容積が厳密に一定に維持される。2つのスピー
カが極めて低い過電圧係数を有するので、2つのスピー
カは共振周波数でかなり減衰され得る。
【0025】2つの通気路8及び9は乱流現象を防止す
るために円筒状であるのが好ましい。通気路9の寸法は
、できるだけ範囲の広い平坦なレスポンスカーブが得ら
れるように決定される。この通気路9の断面積は、補助
スピーカ2の振動板の実効表面積の1/3に相当する。 この通気路9の長さは、極低音域のインピーダンスの絶
対値の変化によって決定される。
るために円筒状であるのが好ましい。通気路9の寸法は
、できるだけ範囲の広い平坦なレスポンスカーブが得ら
れるように決定される。この通気路9の断面積は、補助
スピーカ2の振動板の実効表面積の1/3に相当する。 この通気路9の長さは、極低音域のインピーダンスの絶
対値の変化によって決定される。
【0026】通気路8は2つのキャビティ5,6内で循
環する空気集団に対するスプリングとして作用し、2つ
のキャビティ間で循環する空気の流量を調整し得る。通
気路9は、周波数150Hz以上のときに2つのスピー
カのタンデム動作によって生じた過電圧を除去し得る。 この通気路が存在しないならば、周波数150〜300
Hzのときに生じた上記のような過電圧が、音響圧力レ
ベルの急激な上昇(最小+8dB)を生起するであろう
。即ち、周波数150Hz以下のときに放射されるエネ
ルギは、主スピーカによって放射されるエネルギと2つ
の通気路8,9によって放射されるエネルギとの和であ
る。周波数150Hz以上のときには主スピーカだけが
エネルギを放射する。
環する空気集団に対するスプリングとして作用し、2つ
のキャビティ間で循環する空気の流量を調整し得る。通
気路9は、周波数150Hz以上のときに2つのスピー
カのタンデム動作によって生じた過電圧を除去し得る。 この通気路が存在しないならば、周波数150〜300
Hzのときに生じた上記のような過電圧が、音響圧力レ
ベルの急激な上昇(最小+8dB)を生起するであろう
。即ち、周波数150Hz以下のときに放射されるエネ
ルギは、主スピーカによって放射されるエネルギと2つ
の通気路8,9によって放射されるエネルギとの和であ
る。周波数150Hz以上のときには主スピーカだけが
エネルギを放射する。
【0027】2つのスピーカの間に閉じ込められた空気
集団のコンプライアンスが計算できないと、通気路8の
寸法を計算することはできない。その断面積は、2つの
スピーカ1,2の振動板の実効表面積の和の1/3に対
応するのが有利である。
集団のコンプライアンスが計算できないと、通気路8の
寸法を計算することはできない。その断面積は、2つの
スピーカ1,2の振動板の実効表面積の和の1/3に対
応するのが有利である。
【0028】均一に増加する断面積を有する音響伝搬路
13はサイレンとして作用し、音響インピーダンスの変
換器を構成する。圧縮チャンバ11の下部の入口14に
駆動される空気集団は、伝搬路内で励振される空気分子
数の漸増によって、マウスピース12に到達するまでに
その体積を次第に増加させる。従って、音響インピーダ
ンスは、幅1で規定される断面積を有する音響伝搬路の
入口で大きく、幅Lで規定される断面積を有するマウス
ピース12の処で小さい。
13はサイレンとして作用し、音響インピーダンスの変
換器を構成する。圧縮チャンバ11の下部の入口14に
駆動される空気集団は、伝搬路内で励振される空気分子
数の漸増によって、マウスピース12に到達するまでに
その体積を次第に増加させる。従って、音響インピーダ
ンスは、幅1で規定される断面積を有する音響伝搬路の
入口で大きく、幅Lで規定される断面積を有するマウス
ピース12の処で小さい。
【0029】断面積が漸増するので、一定断面積を有す
る常用の音響伝搬路で見られるような管の共振が防止さ
れる。
る常用の音響伝搬路で見られるような管の共振が防止さ
れる。
【0030】マウスピース12は、ヘルムホルツ形共鳴
器を構成するように補助スピーカ2の共振周波数に同調
する。その結果、補助スピーカ2の背面は完全に減衰さ
れ、マウスピース12が一定の信号を発生する。この同
調は、平坦なレスポンスが得られるように実験的に決定
される。マウスピース12の断面積は常に、補助スピー
カ2の振動板の実効表面積の1/3よりも小さいのが好
ましい。
器を構成するように補助スピーカ2の共振周波数に同調
する。その結果、補助スピーカ2の背面は完全に減衰さ
れ、マウスピース12が一定の信号を発生する。この同
調は、平坦なレスポンスが得られるように実験的に決定
される。マウスピース12の断面積は常に、補助スピー
カ2の振動板の実効表面積の1/3よりも小さいのが好
ましい。
【0031】圧縮チャンバ11の出口の断面積、即ち音
響伝搬路13の入口の開口断面積は好ましくは補助スピ
ーカ2の振動板の実効表面積のほぼ0.7倍に等しい。
響伝搬路13の入口の開口断面積は好ましくは補助スピ
ーカ2の振動板の実効表面積のほぼ0.7倍に等しい。
【0032】音響伝搬路13は上述の入口の開口によっ
て規定され、縁14の処の出口面積は入口断面積の2倍
である。音響伝搬路13の長さは1/4波長ボックスの
パラメータに基づいて計算され、音響変換器として機能
し得る漸増断面積を得るための補正係数を該パラメータ
に適用する。この長さは補助スピーカ2の共振周波数に
依存する。
て規定され、縁14の処の出口面積は入口断面積の2倍
である。音響伝搬路13の長さは1/4波長ボックスの
パラメータに基づいて計算され、音響変換器として機能
し得る漸増断面積を得るための補正係数を該パラメータ
に適用する。この長さは補助スピーカ2の共振周波数に
依存する。
【0033】スピーカコーンの両側でスピーカ2によっ
て排除される体積の空気が音波を発生し、この音波が通
気路12及び9によってボックスの外部に放射される。 スピーカ2の両側のキャビティが同調するのでコーンの
両側の負荷が等圧的になる。従って負荷は圧力対称的に
動作し得る。これは過渡レスポンス(音波インパルスま
たは音波列の正負の振幅の対称性)に有利である。
て排除される体積の空気が音波を発生し、この音波が通
気路12及び9によってボックスの外部に放射される。 スピーカ2の両側のキャビティが同調するのでコーンの
両側の負荷が等圧的になる。従って負荷は圧力対称的に
動作し得る。これは過渡レスポンス(音波インパルスま
たは音波列の正負の振幅の対称性)に有利である。
【0034】スピーカの動作自体によって通気路12及
び9は反位相で放出するが、音響短絡は、音波の通過距
離が伝送すべき最低波長の1/4よりも長いとき、且つ
、音波の周波数が再生すべき最低周波数(これは伝搬路
の長さによって規定され、伝搬路の長さは補助スピーカ
2の共振周波数によって規定される)以下であるときに
しか生じない。
び9は反位相で放出するが、音響短絡は、音波の通過距
離が伝送すべき最低波長の1/4よりも長いとき、且つ
、音波の周波数が再生すべき最低周波数(これは伝搬路
の長さによって規定され、伝搬路の長さは補助スピーカ
2の共振周波数によって規定される)以下であるときに
しか生じない。
【0035】この通過距離は、音響伝搬路の長さに通気
路12と9との間の距離を加えて計算されてもよく、ま
たは音響伝搬路の長さに通気路12とスピーカ1との間
の距離を加えて計算されてもよい。
路12と9との間の距離を加えて計算されてもよく、ま
たは音響伝搬路の長さに通気路12とスピーカ1との間
の距離を加えて計算されてもよい。
【0036】キャビティ5,6の容積Vは、位相反転負
荷を計算するためのThieleパラメータを用いて、
即ち、式: V=S VAS Qts2 〔式中、Sは共振キャビティの過電圧係数に対応し、V
ASはスピーカのサスペンションと等価の空気体積を示
し、Qtsはスピーカの過電圧係数を示す〕によって計
算するのが有利である。過電圧係数Sは5.7〜11の
範囲であり、本発明ボックス用に実験によって決定され
た値は約6.7である。
荷を計算するためのThieleパラメータを用いて、
即ち、式: V=S VAS Qts2 〔式中、Sは共振キャビティの過電圧係数に対応し、V
ASはスピーカのサスペンションと等価の空気体積を示
し、Qtsはスピーカの過電圧係数を示す〕によって計
算するのが有利である。過電圧係数Sは5.7〜11の
範囲であり、本発明ボックス用に実験によって決定され
た値は約6.7である。
【0037】上記等式中にはスピーカの過電圧係数の2
乗項が存在するので、上部チャンバ3の容積はスピーカ
の過電圧係数に大きく左右されることが理解されよう。 このような理由から、ボックスを小型化したい場合には
、極めて小さい過電圧係数を有するスピーカを選択する
のが有利であろう。
乗項が存在するので、上部チャンバ3の容積はスピーカ
の過電圧係数に大きく左右されることが理解されよう。 このような理由から、ボックスを小型化したい場合には
、極めて小さい過電圧係数を有するスピーカを選択する
のが有利であろう。
【0038】2つのスピーカ1及び2は、低音域及び極
低音域の再生に用いられるので、音響ボックスには更に
、図2に示すような別の2つのスピーカ、即ち中音域ス
ピーカ17及び高音域スピーカ18が配備され、これら
のスピーカはキャビティ6に収納されている。
低音域の再生に用いられるので、音響ボックスには更に
、図2に示すような別の2つのスピーカ、即ち中音域ス
ピーカ17及び高音域スピーカ18が配備され、これら
のスピーカはキャビティ6に収納されている。
【0039】以下の寸法を用いて本発明の音響ボックス
の実施例を製造した。下部チャンバ4は、高さ40cm
、奥行き18cm及び幅15cm(内部寸法)を有する
。音響伝搬路13の入口の断面積を規定する幅1は6c
m、従って距離aは9cm、幅Lは12cmであり、マ
ウスピース12の高さは4.5cmである。
の実施例を製造した。下部チャンバ4は、高さ40cm
、奥行き18cm及び幅15cm(内部寸法)を有する
。音響伝搬路13の入口の断面積を規定する幅1は6c
m、従って距離aは9cm、幅Lは12cmであり、マ
ウスピース12の高さは4.5cmである。
【0040】第1チャンバの2つのキャビティは奥行き
28cm、幅20cmを有し、キャビティ5の高さは1
9cm、キャビティ6の高さは23cmである(内部寸
法)。
28cm、幅20cmを有し、キャビティ5の高さは1
9cm、キャビティ6の高さは23cmである(内部寸
法)。
【0041】通気路8は直径10.4cm及び長さ14
cmを有し、通気路9は直径7.4cm及び長さ9cm
を有する。
cmを有し、通気路9は直径7.4cm及び長さ9cm
を有する。
【0042】2つのスピーカは直径17cmのダイナミ
ックスピーカである。補助スピーカ2は、過電圧係数0
.25、共振周波数40Hz、サスペンションと等価の
空気体積0.031m3を有する。主スピーカ1はやや
異なる特性値を有し、過電圧係数0.27、共振周波数
39Hz、サスペンションと等価の空気休積0.023
m3である。
ックスピーカである。補助スピーカ2は、過電圧係数0
.25、共振周波数40Hz、サスペンションと等価の
空気体積0.031m3を有する。主スピーカ1はやや
異なる特性値を有し、過電圧係数0.27、共振周波数
39Hz、サスペンションと等価の空気休積0.023
m3である。
【0043】前述のごとく、本発明の音響ボックスによ
れば、2つのスピーカで極めて良好な圧力バランスを得
ることができる。本発明のボックスでは、図3に示すよ
うなほぼ平坦なインピーダンスカーブが得られる、2つ
のスピーカが過電圧を全く生じない、極低音域までほぼ
一定のレベルが与えられ音質も極めて良好である、など
の優れた結果が得られる。
れば、2つのスピーカで極めて良好な圧力バランスを得
ることができる。本発明のボックスでは、図3に示すよ
うなほぼ平坦なインピーダンスカーブが得られる、2つ
のスピーカが過電圧を全く生じない、極低音域までほぼ
一定のレベルが与えられ音質も極めて良好である、など
の優れた結果が得られる。
【0044】このインピーダンスカーブを、図5に示す
主スピーカ自体のインピーダンスカーブと比較するとよ
い。
主スピーカ自体のインピーダンスカーブと比較するとよ
い。
【0045】図4は、本発明のボックス用主スピーカの
軸線におけるレスポンスカーブを示す。このカーブは実
質的に平坦であることが理解されよう。このレスポンス
カーブを、同じ主スピーカを位相反転キャビネットに配
置した同様のスピーカで得られるレスポンスカーブと比
較するとよい。
軸線におけるレスポンスカーブを示す。このカーブは実
質的に平坦であることが理解されよう。このレスポンス
カーブを、同じ主スピーカを位相反転キャビネットに配
置した同様のスピーカで得られるレスポンスカーブと比
較するとよい。
【0046】製作過程に関連した二次的な影響を受ける
ことを完全に防止するために、音響伝搬路13の壁の厚
みを第3倍音の放射が完全に阻止されるように選択した
。この音響伝搬路の内部壁が非平行なため、吸収材の使
用量は最小であり、従って、エネルギの熱放散が阻止さ
れ、低音域及び中低音域が十分に再生される。
ことを完全に防止するために、音響伝搬路13の壁の厚
みを第3倍音の放射が完全に阻止されるように選択した
。この音響伝搬路の内部壁が非平行なため、吸収材の使
用量は最小であり、従って、エネルギの熱放散が阻止さ
れ、低音域及び中低音域が十分に再生される。
【図1】本発明のボックスの断面図である。
【図2】図1のボックスの正面図である。
【図3】本発明のボックスの負荷インピーダンスを周波
数の関数として示すグラフである。
数の関数として示すグラフである。
【図4】本発明のボックスの主スピーカの軸線内のレス
ポンスカーブを示すグラフである。
ポンスカーブを示すグラフである。
【図5】主スピーカ自体のインピーダンスを示すグラフ
である。
である。
【図6】公知の位相反転キャビネット内に配置された主
スピーカのレスポンスを示すグラフである。
スピーカのレスポンスを示すグラフである。
1 主スピーカ
2 補助スピーカ
3 第1チャンバ
4 第2チャンバ
5 第1キャビティ
6 第2キャビティ
7 共通障壁
8.9 通気路
10 共通壁
11 圧縮チャンバ
13 音響伝搬路
Claims (10)
- 【請求項1】 同位相で給電される2つのダイナミッ
クスピーカ、即ち第1チャンバに収納された主スピーカ
と、第1チャンバに隣接の第2チャンバに収納された補
助スピーカとを含み、補助スピーカが2つのチャンバの
共通壁に配置された能動補助スピーカ付加型の音響ボッ
クスであつて、第1チャンバが、共通障壁を貫通する通
気路によって接続された隣合う2つのキャビティから成
り、第1キャビティは主スピーカを内蔵し且つ該主スピ
ーカに同調し、第2キャビティは前記2つのチャンバの
共通壁を含み且つ補助スピーカに同調すること、第2チ
ャンバが圧縮チャンバを有し、該圧縮チャンバは補助ス
ピーカを内蔵し且つ漸増断面積を有する音響伝搬路に通
じていること、2つのスピーカが同体積の空気を排除す
るように選択されていることを特徴とする能動補助スピ
ーカ付き音響ボックス。 - 【請求項2】 前記音響伝搬路が、第2チャンバの内
部壁から成る折り曲げられた音響伝搬路であることを特
徴とする請求項1に記載の音響ボックス。 - 【請求項3】 2つのスピーカの直径以外の特性値が
やや異なっていることを特徴とする請求項1または2に
記載の音響ボックス。 - 【請求項4】 第2キャビティが外部に通じる通気路
を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一
項に記載の音響ボックス。 - 【請求項5】 前記通気路が円筒状部分を有すること
を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の音
響ボックス。 - 【請求項6】 第2キャビティの通気路の断面積が、
補助スピーカの振動板の実効表面積の1/3にほぼ等し
いことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記
載の音響ボックス。 - 【請求項7】 2つのキャビティを接続する通気路の
断面積が、2つのスピーカの振動板の実効表面積の和の
1/3にほぼ等しいことを特徴とする請求項1から6の
いずれか一項に記載の音響ボックス。 - 【請求項8】 圧縮チャンバの出口の断面積が、補助
スピーカの振動板の実効表面積の0.7倍にほぼ等しい
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載
の音響ボックス。 - 【請求項9】 音響伝搬路の出口マウスピースの断面
積が、補助スピーカの振動板の実効表面積の1/3以下
であることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項
に記載の音響ボックス。 - 【請求項10】 各キャビティの容積Vが式:V=S
VAS Qts2 〔式中、Sは、共振キャビティの過電圧係数に対応し、
6.7にほぼ等しい値、VASは、考察中のスピーカの
サスペンションに等価の空気の体積、Qtsは考察中の
スピーカの過電圧係数〕によって得られることを特徴と
する請求項1から9のいずれか一項に記載の音響ボック
ス。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9003761 | 1990-03-23 | ||
| FR9003761A FR2660145B1 (fr) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | Enceinte acoustique a haut-parleur auxiliaire actif. |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04227397A true JPH04227397A (ja) | 1992-08-17 |
Family
ID=9395064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3132315A Pending JPH04227397A (ja) | 1990-03-23 | 1991-03-22 | 能動補助スピーカ付き音響ボックス |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04227397A (ja) |
| DE (1) | DE4109758A1 (ja) |
| FR (1) | FR2660145B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7053877B2 (ja) * | 2018-10-19 | 2022-04-12 | 富士フイルム株式会社 | 防音システム |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2291675A1 (fr) * | 1974-11-18 | 1976-06-11 | Elipson | Enceinte acoustique pour haut-parleur |
| FR2304237A1 (fr) * | 1975-03-12 | 1976-10-08 | Leon Joseph | Emetteur de son |
| FR2361032A1 (fr) * | 1976-08-06 | 1978-03-03 | Elipson | Perfectionnement aux enceintes acoustiques |
| US4850452A (en) * | 1985-03-08 | 1989-07-25 | Wolcott Henry O | Loudspeaker structure |
| DE8906463U1 (de) * | 1989-05-26 | 1989-07-20 | Herbst, Peter, Dr., 6670 St Ingbert | Lautsprecherbox |
-
1990
- 1990-03-23 FR FR9003761A patent/FR2660145B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-03-22 JP JP3132315A patent/JPH04227397A/ja active Pending
- 1991-03-25 DE DE19914109758 patent/DE4109758A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2660145B1 (fr) | 1997-03-14 |
| FR2660145A1 (fr) | 1991-09-27 |
| DE4109758A1 (de) | 1991-09-26 |
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