JPH0422747Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0422747Y2 JPH0422747Y2 JP1987107277U JP10727787U JPH0422747Y2 JP H0422747 Y2 JPH0422747 Y2 JP H0422747Y2 JP 1987107277 U JP1987107277 U JP 1987107277U JP 10727787 U JP10727787 U JP 10727787U JP H0422747 Y2 JPH0422747 Y2 JP H0422747Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ozone
- sterilized
- water
- sterilization
- ozone generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本考案は、微生物の培養器材等の殺菌を行うオ
ゾン殺菌装置に関する。 (従来の技術) オゾンは、強力な殺菌力を有しているため、殺
菌、滅菌の目的で近年使用されており、上水の殺
菌等に広く利用されてきている。オゾンの殺菌力
は、次式のようにオゾンが分解したときに発生す
る発生期の酸素(O)が強力な酸化反応を起こす
ことにより生ずるものである。 O3→O2+(O) しかし、オゾンの空気中での自然分解による半
減期は、オゾン濃度1%以下で16時間かかるとい
われているように、気相中でオゾン殺菌を行う場
合には、非常に長い時間オゾンと接触させなくて
はならず、最もよく用いられているオートクレー
ブ等の蒸気による殺菌方法に比べて長い時間を必
要としている。 一方、水中におけるオゾンの半減期は、約20分
といわれ、さらにオゾンの分解で生じた発生期の
酸素が、次式の如く水と反応してヒドロキシラジ
カル(HO)を生成する。 (O)+H2O→2HO このヒドロキシラジカルが酸化反応の開始剤と
して働き、有機物、即ち微生物を強力に酸化させ
て殺菌が行われる。このように、水中でのオゾン
による殺菌力は、半減期が短いこととヒドロキシ
ラジカルの生成により、気相中に比べて高くなつ
ている。 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、オゾンは、水に対して極めて難
溶性であるため、連続してオゾン水を得るために
は、多量のオゾンを水に溶解せしめないまま逃が
すこととなり極めて効率が悪い。また、オゾン水
として用いる場合、上向きの凹部がある容器等で
は、例えば下向きに傾斜したセンサー口等の凹部
内に空気等が溜り、オゾン水がこの内部を浸すこ
とができず、この部分の殺菌ができなかつた。 そこで、本考案は、オゾンによる殺菌、滅菌を
効果的かつ短時間で行うことのできるオゾン殺菌
装置を提供することを目的としている。 〔問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため、本考案は、被殺菌
部にオゾンを供給するオゾン発生器と、前記被殺
菌部を湿潤状態とするために被殺菌部に微細水滴
を供給する噴霧装置あるいは加湿装置とを備え、
前記オゾン発生器から被殺菌部に供給されるオゾ
ンを前記微細水滴に接触せしめることを特徴とし
ている。 〔作用〕 被殺菌部内を湿潤状態とすることにより、微細
となり表面積の大きくなつた水滴にオゾンが溶解
しやすくなつてオゾン水が生成し、水中における
オゾンの半減期が速いことと、ヒドロキシラジカ
ルの生成により強力な殺菌力が生じ、さらにオゾ
ン水が霧状であるから、被殺菌部内に満遍なくい
きわたり、被殺菌部内を確実に殺菌、滅菌するこ
とができる。 〔実施例〕 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。 まず第1図及び第2図は、噴霧装置を用いた例
を示すものであつて、第1図はオゾン発生装置部
分を示し、第2図はオゾン殺菌装置の全体を示し
ている。 オゾン発生装置1は、オゾン発生器2と該オゾ
ン発生器2に放電を発生させるための高圧電源部
3及び噴霧装置4を主要部として構成されてい
る。 酸素ボンベ又はコンプレツサー等の供給源5か
ら供給された原料酸素(又は空気)は、フイルタ
ー6を通り、流量調節バルブ7で流量を調節さ
れ、流量計8と圧力計9で流量と圧力を確認され
てオゾン発生器2に導入される。 一方、オゾン発生器2に印加される電圧は、遮
断器10からスライダツク等の電圧調整器11に
入り、一次電圧を調整され、電圧計12で電圧を
確認されながら高圧電源部3に入り、高電圧とな
りオゾン発生器2に加えられる。 オゾン発生器2では、放電により原料酸素(又
は空気中の酸素)がオゾンに変化し、ニードルバ
ルブ13を通つて圧力を調整されて噴霧装置4に
送出される。放電に伴う発熱は、冷却水を流入口
14から流入させ流入口15から流出させて除去
している。また流出口15には、過熱感知器16
が設けられており、オゾン発生器2の過熱を感知
して電源の遮断器10が作動する。 噴霧装置4は、噴霧ノズル17と無菌水タンク
18とを備えており、前記オゾンの送出圧力によ
り無菌水タンク18内の無菌水が噴霧され、オゾ
ンとともに被殺菌部に導入される。この時の水滴
の直径は、できるだけ小さい方が比表面積を大き
くするために望ましいが、10〜60μの範囲が噴霧
ノズル17の構造や比表面積の上で好ましい。 このように生成されたオゾンと微細水滴は、被
殺菌部内に導入される。第2図では、被殺菌部と
してバイオリアクタ19の内部を殺菌する例を示
しており、湿潤状態となつているオゾンと微細水
滴の混合物は、微細水滴内にオゾンが溶解して、
霧状のオゾン水となりつつバイオリアクタ19の
内部に導入される。バイオリアクタ19の下部導
入口20から導入された霧状のオゾン水は、バイ
オリアクタ19の内部に充満し、内部を殺菌しな
がら上昇して上部排出口21から導出され、オゾ
ン吸着塔22でオゾン成分が吸着除去されて排出
される。この時、霧状のオゾン水は、センサ装着
部23のような凹部にも満遍なくいきわたり、バ
イオリアクタ19の内部全体を確実に殺菌、滅菌
する。 第3図は、オゾン発生器30と超音波加湿器3
1とを組合せた例を示すもので、オゾン発生器3
0及びその周辺機器の構成は、前記第1図に示す
ものと略同様の構成である。 オゾン発生器30で発生したオゾンは、導出口
32から被殺菌部である培養槽33に導入され
る。 また別に設けられた超音波加湿器31からは、
無菌水が微細水滴となつて放出され、加湿空気と
なつて培養槽33に導入される。 培養槽33内で前記オゾンと微細水滴が混合さ
れ、概略90〜100%の相対湿度の湿潤状態を保持
し、オゾンが微細水滴内に溶解してオゾン水とな
り、培養槽中に吊下げられた各種の菌を塗布した
ストリツプ34の殺菌が行われる。培養槽33を
出たオゾンあるいはオゾン水は、オゾン吸着筒2
2でオゾンを吸着除去されて排出される。また水
流式アスピレーター35で吸引することにより、
培養槽33内の湿潤状態のオゾンの移動を補助し
ている。 実験例 1 第2図に示すリアクター中に耐熱性菌と枯草菌
を各々塗布したストリツプを入れ、相対湿度を概
略100〜90%に保持しながら濃度18〜19gr/Nm3
のオゾンを毎分1.5導入し、殺菌時間を変えて
テストを行つた。 殺菌時間は、15分、30分、60分とし、各時間経
過後にストリツプを無菌的に取り出し、トリプト
ソイブイヨン培地の入つた試験管に入れ、耐熱性
菌は55℃、枯草菌は37℃で培養した。その結果を
第1表に示す。 比較例 1 密閉できる容器(容量10)に耐熱性菌と枯草
菌を各々塗布したストリツプを入れ、オゾン濃度
18〜19gr/Nm3のオゾンを毎分8で30分間流し
込み、次いでこれを密閉して12時間放置した。 また他方、同様にして菌のストリツプを入れて
オゾンを流し、密閉した容器(紫外線を透過する
材質のもの)に紫外線ランプにより紫外線を2時
間照射し、オゾンの分解を促進せしめ、12時間放
置した。これらのストリツプを無菌的に取り出
し、トリプトソイブイヨン培地により耐熱性菌は
55℃、枯草菌は37℃で培養し、菌の生死を検査し
た。これらの結果を第2表に示す。 第1表に示すごとく、本装置で殺菌を行つた場
合は、枯草菌は30分、耐熱性菌は60分で死滅して
いる。ところが第2表に示すようにオゾンのみ及
びオゾンに紫外線を照射して殺菌を行つた場合
は、長時間の殺菌を行つたにもかかわらず菌が死
滅していない。 このように加湿状態でのオゾンは、殺菌に極め
て効果的であることが明らかである。 実験例 2 第3図に示す培養槽に濃度8000〜10000ppmの
オゾンを1.5/minで送つた場合の、各菌種に
対する殺菌の結果を第3表に示す。第3表で明ら
かなように、耐熱性菌は60分、枯草菌は30分、大
腸菌は5分、酵母は5分、糸状菌は15分以内でそ
れぞれ殺菌がなされている。 尚、上記各例で用いた菌名を、下記に示す。 耐熱性菌:Bacillus stearothermophilus 枯草菌 :Bacillus subtilis 大腸菌 :Escherichia coli 酵 母:Saccharomyces Setevisiae 糸状菌 :Aspergillus niger
ゾン殺菌装置に関する。 (従来の技術) オゾンは、強力な殺菌力を有しているため、殺
菌、滅菌の目的で近年使用されており、上水の殺
菌等に広く利用されてきている。オゾンの殺菌力
は、次式のようにオゾンが分解したときに発生す
る発生期の酸素(O)が強力な酸化反応を起こす
ことにより生ずるものである。 O3→O2+(O) しかし、オゾンの空気中での自然分解による半
減期は、オゾン濃度1%以下で16時間かかるとい
われているように、気相中でオゾン殺菌を行う場
合には、非常に長い時間オゾンと接触させなくて
はならず、最もよく用いられているオートクレー
ブ等の蒸気による殺菌方法に比べて長い時間を必
要としている。 一方、水中におけるオゾンの半減期は、約20分
といわれ、さらにオゾンの分解で生じた発生期の
酸素が、次式の如く水と反応してヒドロキシラジ
カル(HO)を生成する。 (O)+H2O→2HO このヒドロキシラジカルが酸化反応の開始剤と
して働き、有機物、即ち微生物を強力に酸化させ
て殺菌が行われる。このように、水中でのオゾン
による殺菌力は、半減期が短いこととヒドロキシ
ラジカルの生成により、気相中に比べて高くなつ
ている。 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、オゾンは、水に対して極めて難
溶性であるため、連続してオゾン水を得るために
は、多量のオゾンを水に溶解せしめないまま逃が
すこととなり極めて効率が悪い。また、オゾン水
として用いる場合、上向きの凹部がある容器等で
は、例えば下向きに傾斜したセンサー口等の凹部
内に空気等が溜り、オゾン水がこの内部を浸すこ
とができず、この部分の殺菌ができなかつた。 そこで、本考案は、オゾンによる殺菌、滅菌を
効果的かつ短時間で行うことのできるオゾン殺菌
装置を提供することを目的としている。 〔問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため、本考案は、被殺菌
部にオゾンを供給するオゾン発生器と、前記被殺
菌部を湿潤状態とするために被殺菌部に微細水滴
を供給する噴霧装置あるいは加湿装置とを備え、
前記オゾン発生器から被殺菌部に供給されるオゾ
ンを前記微細水滴に接触せしめることを特徴とし
ている。 〔作用〕 被殺菌部内を湿潤状態とすることにより、微細
となり表面積の大きくなつた水滴にオゾンが溶解
しやすくなつてオゾン水が生成し、水中における
オゾンの半減期が速いことと、ヒドロキシラジカ
ルの生成により強力な殺菌力が生じ、さらにオゾ
ン水が霧状であるから、被殺菌部内に満遍なくい
きわたり、被殺菌部内を確実に殺菌、滅菌するこ
とができる。 〔実施例〕 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。 まず第1図及び第2図は、噴霧装置を用いた例
を示すものであつて、第1図はオゾン発生装置部
分を示し、第2図はオゾン殺菌装置の全体を示し
ている。 オゾン発生装置1は、オゾン発生器2と該オゾ
ン発生器2に放電を発生させるための高圧電源部
3及び噴霧装置4を主要部として構成されてい
る。 酸素ボンベ又はコンプレツサー等の供給源5か
ら供給された原料酸素(又は空気)は、フイルタ
ー6を通り、流量調節バルブ7で流量を調節さ
れ、流量計8と圧力計9で流量と圧力を確認され
てオゾン発生器2に導入される。 一方、オゾン発生器2に印加される電圧は、遮
断器10からスライダツク等の電圧調整器11に
入り、一次電圧を調整され、電圧計12で電圧を
確認されながら高圧電源部3に入り、高電圧とな
りオゾン発生器2に加えられる。 オゾン発生器2では、放電により原料酸素(又
は空気中の酸素)がオゾンに変化し、ニードルバ
ルブ13を通つて圧力を調整されて噴霧装置4に
送出される。放電に伴う発熱は、冷却水を流入口
14から流入させ流入口15から流出させて除去
している。また流出口15には、過熱感知器16
が設けられており、オゾン発生器2の過熱を感知
して電源の遮断器10が作動する。 噴霧装置4は、噴霧ノズル17と無菌水タンク
18とを備えており、前記オゾンの送出圧力によ
り無菌水タンク18内の無菌水が噴霧され、オゾ
ンとともに被殺菌部に導入される。この時の水滴
の直径は、できるだけ小さい方が比表面積を大き
くするために望ましいが、10〜60μの範囲が噴霧
ノズル17の構造や比表面積の上で好ましい。 このように生成されたオゾンと微細水滴は、被
殺菌部内に導入される。第2図では、被殺菌部と
してバイオリアクタ19の内部を殺菌する例を示
しており、湿潤状態となつているオゾンと微細水
滴の混合物は、微細水滴内にオゾンが溶解して、
霧状のオゾン水となりつつバイオリアクタ19の
内部に導入される。バイオリアクタ19の下部導
入口20から導入された霧状のオゾン水は、バイ
オリアクタ19の内部に充満し、内部を殺菌しな
がら上昇して上部排出口21から導出され、オゾ
ン吸着塔22でオゾン成分が吸着除去されて排出
される。この時、霧状のオゾン水は、センサ装着
部23のような凹部にも満遍なくいきわたり、バ
イオリアクタ19の内部全体を確実に殺菌、滅菌
する。 第3図は、オゾン発生器30と超音波加湿器3
1とを組合せた例を示すもので、オゾン発生器3
0及びその周辺機器の構成は、前記第1図に示す
ものと略同様の構成である。 オゾン発生器30で発生したオゾンは、導出口
32から被殺菌部である培養槽33に導入され
る。 また別に設けられた超音波加湿器31からは、
無菌水が微細水滴となつて放出され、加湿空気と
なつて培養槽33に導入される。 培養槽33内で前記オゾンと微細水滴が混合さ
れ、概略90〜100%の相対湿度の湿潤状態を保持
し、オゾンが微細水滴内に溶解してオゾン水とな
り、培養槽中に吊下げられた各種の菌を塗布した
ストリツプ34の殺菌が行われる。培養槽33を
出たオゾンあるいはオゾン水は、オゾン吸着筒2
2でオゾンを吸着除去されて排出される。また水
流式アスピレーター35で吸引することにより、
培養槽33内の湿潤状態のオゾンの移動を補助し
ている。 実験例 1 第2図に示すリアクター中に耐熱性菌と枯草菌
を各々塗布したストリツプを入れ、相対湿度を概
略100〜90%に保持しながら濃度18〜19gr/Nm3
のオゾンを毎分1.5導入し、殺菌時間を変えて
テストを行つた。 殺菌時間は、15分、30分、60分とし、各時間経
過後にストリツプを無菌的に取り出し、トリプト
ソイブイヨン培地の入つた試験管に入れ、耐熱性
菌は55℃、枯草菌は37℃で培養した。その結果を
第1表に示す。 比較例 1 密閉できる容器(容量10)に耐熱性菌と枯草
菌を各々塗布したストリツプを入れ、オゾン濃度
18〜19gr/Nm3のオゾンを毎分8で30分間流し
込み、次いでこれを密閉して12時間放置した。 また他方、同様にして菌のストリツプを入れて
オゾンを流し、密閉した容器(紫外線を透過する
材質のもの)に紫外線ランプにより紫外線を2時
間照射し、オゾンの分解を促進せしめ、12時間放
置した。これらのストリツプを無菌的に取り出
し、トリプトソイブイヨン培地により耐熱性菌は
55℃、枯草菌は37℃で培養し、菌の生死を検査し
た。これらの結果を第2表に示す。 第1表に示すごとく、本装置で殺菌を行つた場
合は、枯草菌は30分、耐熱性菌は60分で死滅して
いる。ところが第2表に示すようにオゾンのみ及
びオゾンに紫外線を照射して殺菌を行つた場合
は、長時間の殺菌を行つたにもかかわらず菌が死
滅していない。 このように加湿状態でのオゾンは、殺菌に極め
て効果的であることが明らかである。 実験例 2 第3図に示す培養槽に濃度8000〜10000ppmの
オゾンを1.5/minで送つた場合の、各菌種に
対する殺菌の結果を第3表に示す。第3表で明ら
かなように、耐熱性菌は60分、枯草菌は30分、大
腸菌は5分、酵母は5分、糸状菌は15分以内でそ
れぞれ殺菌がなされている。 尚、上記各例で用いた菌名を、下記に示す。 耐熱性菌:Bacillus stearothermophilus 枯草菌 :Bacillus subtilis 大腸菌 :Escherichia coli 酵 母:Saccharomyces Setevisiae 糸状菌 :Aspergillus niger
【表】
【表】
【表】
このようにオゾン発生器と噴霧装置あるいは加
湿装置を備えることによつて、オゾンを湿潤状態
とすることができ、水に難溶性のオゾンであつて
も、水が微細水滴となつているため、接触面積が
増加して水に溶解する割合が多くなり、発生期の
酸素(O)の酸化力とヒドロキシラジカル
(HO)の酸化反応の開始剤としての作用が加わ
り、強力に有機物を分解し、微生物を殺菌するこ
とができる。 また、これによりオゾンの水中での殺菌力の強
さ、即ち殺菌時間の短縮と、気相状態での扱い易
さ、即ち上向き凹部等への回り込みの良さの両方
を利用でき、複雑な形状の被処理物等でも短時間
で確実に殺菌を行うことが可能となる。 またオゾン殺菌装置の構造も、噴霧ノズル又は
超音波加湿器等の安価な装置の付加でよく、その
殺菌効果も良好であるため、コンパクトに装置を
まとめることができ、微生物培養器材の殺菌に用
いるのに効果的である。 尚、本装置に使用される酸素は、酸素ボンベ中
の酸素であつても、空気中の酸素であつてもよ
い。またオゾンを発生させるための放電は、オゾ
ンが発生する放電ならばどの形式でもよく、例え
ばアーク放電、コロナ放電、沿面放電、グロー放
電等が利用できる。さらに吸着筒は、オゾンを分
解する物質を充填したオゾン分解筒とすることも
できる。 〔考案の効果〕 以上説明したように、本考案のオゾン殺菌装置
は、オゾン発生器と噴霧装置あるいは加湿装置を
備え、前記オゾン発生器から被殺菌部に供給され
るオゾンを前記微細水滴に接触させることによつ
て、オゾンが供給される被殺菌部内を湿潤状態と
するから、水が微細水滴となり表面積の大きくな
るため、オゾンが溶解しやすくなつてオゾン水が
生成し、水中におけるオゾンの半減期が速いこと
と、ヒドロキシラジカルの生成により強力な殺菌
力が生じ、さらにオゾン水が霧状であるから、被
殺菌部内に満遍なくいきわたり、被殺菌部内を確
実に殺菌することができる。
湿装置を備えることによつて、オゾンを湿潤状態
とすることができ、水に難溶性のオゾンであつて
も、水が微細水滴となつているため、接触面積が
増加して水に溶解する割合が多くなり、発生期の
酸素(O)の酸化力とヒドロキシラジカル
(HO)の酸化反応の開始剤としての作用が加わ
り、強力に有機物を分解し、微生物を殺菌するこ
とができる。 また、これによりオゾンの水中での殺菌力の強
さ、即ち殺菌時間の短縮と、気相状態での扱い易
さ、即ち上向き凹部等への回り込みの良さの両方
を利用でき、複雑な形状の被処理物等でも短時間
で確実に殺菌を行うことが可能となる。 またオゾン殺菌装置の構造も、噴霧ノズル又は
超音波加湿器等の安価な装置の付加でよく、その
殺菌効果も良好であるため、コンパクトに装置を
まとめることができ、微生物培養器材の殺菌に用
いるのに効果的である。 尚、本装置に使用される酸素は、酸素ボンベ中
の酸素であつても、空気中の酸素であつてもよ
い。またオゾンを発生させるための放電は、オゾ
ンが発生する放電ならばどの形式でもよく、例え
ばアーク放電、コロナ放電、沿面放電、グロー放
電等が利用できる。さらに吸着筒は、オゾンを分
解する物質を充填したオゾン分解筒とすることも
できる。 〔考案の効果〕 以上説明したように、本考案のオゾン殺菌装置
は、オゾン発生器と噴霧装置あるいは加湿装置を
備え、前記オゾン発生器から被殺菌部に供給され
るオゾンを前記微細水滴に接触させることによつ
て、オゾンが供給される被殺菌部内を湿潤状態と
するから、水が微細水滴となり表面積の大きくな
るため、オゾンが溶解しやすくなつてオゾン水が
生成し、水中におけるオゾンの半減期が速いこと
と、ヒドロキシラジカルの生成により強力な殺菌
力が生じ、さらにオゾン水が霧状であるから、被
殺菌部内に満遍なくいきわたり、被殺菌部内を確
実に殺菌することができる。
第1図は噴霧ノズルを使用したオゾン発生装置
の概略図、第2図は本装置をバイオリアクターに
適用した状態を示す系統図、第3図は超音波加湿
器との組合せによる培養槽殺菌の状態を示す概略
図である。 1……オゾン発生装置、2,30……オゾン発
生器、3……高圧電源部、4……噴霧装置、17
……噴霧ノズル、19……バイオリアクタ、31
……超音波加湿器、33……培養槽。
の概略図、第2図は本装置をバイオリアクターに
適用した状態を示す系統図、第3図は超音波加湿
器との組合せによる培養槽殺菌の状態を示す概略
図である。 1……オゾン発生装置、2,30……オゾン発
生器、3……高圧電源部、4……噴霧装置、17
……噴霧ノズル、19……バイオリアクタ、31
……超音波加湿器、33……培養槽。
Claims (1)
- 被殺菌部にオゾンを供給するオゾン発生器と、
前記被殺菌部を湿潤状態とするために被殺菌部に
微細水滴を供給する噴霧装置あるいは加湿装置と
を備え、前記オゾン発生器から被殺菌部に供給さ
れるオゾンを前記微細水滴に接触せしめることを
特徴とするオゾン殺菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987107277U JPH0422747Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987107277U JPH0422747Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6412533U JPS6412533U (ja) | 1989-01-23 |
| JPH0422747Y2 true JPH0422747Y2 (ja) | 1992-05-26 |
Family
ID=31341542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987107277U Expired JPH0422747Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0422747Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10295784A (ja) * | 1997-05-02 | 1998-11-10 | Masamichi Kikuchi | 殺菌装置及び殺菌方法 |
| JP2015202225A (ja) * | 2014-04-15 | 2015-11-16 | ハイアールアジア株式会社 | オゾン処理装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5009661B2 (ja) * | 2007-03-27 | 2012-08-22 | 川崎重工業株式会社 | 薬剤噴霧ガンを備えた自動細胞培養装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59179592U (ja) * | 1983-05-19 | 1984-11-30 | 日本産業機械株式会社 | 殺菌洗浄装置 |
| JPS60126578U (ja) * | 1984-02-06 | 1985-08-26 | 茂呂 勝治 | 局部洗浄装置 |
| JPS6119274A (ja) * | 1984-07-05 | 1986-01-28 | Nec Corp | 呼出し音送出方式 |
-
1987
- 1987-07-13 JP JP1987107277U patent/JPH0422747Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10295784A (ja) * | 1997-05-02 | 1998-11-10 | Masamichi Kikuchi | 殺菌装置及び殺菌方法 |
| JP2015202225A (ja) * | 2014-04-15 | 2015-11-16 | ハイアールアジア株式会社 | オゾン処理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6412533U (ja) | 1989-01-23 |
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