JPH0422793B2 - - Google Patents
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- JPH0422793B2 JPH0422793B2 JP62289396A JP28939687A JPH0422793B2 JP H0422793 B2 JPH0422793 B2 JP H0422793B2 JP 62289396 A JP62289396 A JP 62289396A JP 28939687 A JP28939687 A JP 28939687A JP H0422793 B2 JPH0422793 B2 JP H0422793B2
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- sealing
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Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、易開封性密封容器に関するもので、
より詳細には、容器内部側からの開栓に対して
は、著しく大きい耐圧密封力を有すると共に、キ
ヤツプ一端部からの開栓時には指による力で開栓
が容易に行われ、しかもリシールが困難であるこ
とから、容器の開封が行われていないことを保証
し且つ内容物の品質を保証する機能を有する密封
性容器に関する。
より詳細には、容器内部側からの開栓に対して
は、著しく大きい耐圧密封力を有すると共に、キ
ヤツプ一端部からの開栓時には指による力で開栓
が容易に行われ、しかもリシールが困難であるこ
とから、容器の開封が行われていないことを保証
し且つ内容物の品質を保証する機能を有する密封
性容器に関する。
(従来の技術)
従来、容器の口部にピーラブル蓋(易剥離性
蓋)をヒートシールした易開封性容器と呼ばれる
ものが知られている。この容器は、アルミ箔等の
金属箔の外面に保護樹脂被覆層を設けたものであ
り、口部と蓋とのシール強度を剥離性接着と呼ば
れる0.05乃至2Kg/15mm巾の範囲に調節したもの
である。
蓋)をヒートシールした易開封性容器と呼ばれる
ものが知られている。この容器は、アルミ箔等の
金属箔の外面に保護樹脂被覆層を設けたものであ
り、口部と蓋とのシール強度を剥離性接着と呼ば
れる0.05乃至2Kg/15mm巾の範囲に調節したもの
である。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上述したピーラブル蓋は可撓性
を有し、蓋材自体の機械強度が十分でないため、
これを外部からの破壊力に対して保護しようとす
ると外蓋を別個に被せなければならないという煩
わしさがある。
を有し、蓋材自体の機械強度が十分でないため、
これを外部からの破壊力に対して保護しようとす
ると外蓋を別個に被せなければならないという煩
わしさがある。
また、容器の口部と蓋とのシール強度も、ヒー
トシール温度によつて変化したり、内容物の加熱
殺菌を行う場合には、この加熱殺菌によつても、
一定のシール強度(開栓力)のものを得がたいと
いう問題がある。
トシール温度によつて変化したり、内容物の加熱
殺菌を行う場合には、この加熱殺菌によつても、
一定のシール強度(開栓力)のものを得がたいと
いう問題がある。
特にびんや金属容器のような剛性を有する容器
では、蓋にも機械的強度が要求されることが多
く、且つ前記の容器に比べても、そのままでは密
封のための所望のヒートシール強度を得ることは
むずかしい。
では、蓋にも機械的強度が要求されることが多
く、且つ前記の容器に比べても、そのままでは密
封のための所望のヒートシール強度を得ることは
むずかしい。
また、ヒートシール包装体の内、内容物のレト
ルト殺菌を行う場合には、内側から2.3Kg/15mm
巾以上のシール強度(剥離強度)を有することが
義務づけられているが、このような要求を満足す
るピーラブル蓋はヒートシール部を破壊して開封
を行うタイプのものでは、未だ実用に供せられる
に至つていない。
ルト殺菌を行う場合には、内側から2.3Kg/15mm
巾以上のシール強度(剥離強度)を有することが
義務づけられているが、このような要求を満足す
るピーラブル蓋はヒートシール部を破壊して開封
を行うタイプのものでは、未だ実用に供せられる
に至つていない。
従つて、剛性のある殻体を備え、しかもヒート
シールによる密栓が行われ且つ指による開栓も容
易に行われるように容器口部にキヤツプを適用し
た易開封性及び密封性を有するガラス製または金
属製容器が当業界において大いに望まれている。
シールによる密栓が行われ且つ指による開栓も容
易に行われるように容器口部にキヤツプを適用し
た易開封性及び密封性を有するガラス製または金
属製容器が当業界において大いに望まれている。
従つて、本発明の目的は、剛性のある殻体の内
面側に接合されたヒートシール機能を有する積層
体を備えたキヤツプを口部にヒートシールした密
封容器において、容器内部側からの開栓に対して
は著しく大きい耐圧密封力を有すると共に、キヤ
ツプの一端部からは指による力で開栓が容易に行
われ、しかもリシールが困難であることから内容
物の品質保証機能をも有する易開封性及び密封性
を有するガラス製または金属製容器を提供するに
ある。
面側に接合されたヒートシール機能を有する積層
体を備えたキヤツプを口部にヒートシールした密
封容器において、容器内部側からの開栓に対して
は著しく大きい耐圧密封力を有すると共に、キヤ
ツプの一端部からは指による力で開栓が容易に行
われ、しかもリシールが困難であることから内容
物の品質保証機能をも有する易開封性及び密封性
を有するガラス製または金属製容器を提供するに
ある。
(問題点を解決するための手段)
本発明によれば、プロピレン系樹脂の外層、金
属箔、プロピレン系樹脂の内層、プロピレンホモ
ポリマーとプロピレンコポリマーとのブレンド物
層及びプロピレンコポリマーのヒートシール層を
この順序に備え且つ各層の厚みが、 内層≧ブレンド物層>ヒートシール層 の順序にある積層体が内面側に接合されたキヤツ
プと、少なくともヒートシール面がプロピレン系
樹脂で形成されているプラスチツク製のリング状
の中栓が口部に嵌め込まれたガラス製または金属
製容器とを、ヒートシールにより密封して成るこ
とを特徴とする易開封性密封容器が提供される。
属箔、プロピレン系樹脂の内層、プロピレンホモ
ポリマーとプロピレンコポリマーとのブレンド物
層及びプロピレンコポリマーのヒートシール層を
この順序に備え且つ各層の厚みが、 内層≧ブレンド物層>ヒートシール層 の順序にある積層体が内面側に接合されたキヤツ
プと、少なくともヒートシール面がプロピレン系
樹脂で形成されているプラスチツク製のリング状
の中栓が口部に嵌め込まれたガラス製または金属
製容器とを、ヒートシールにより密封して成るこ
とを特徴とする易開封性密封容器が提供される。
本発明の容器においては、リング状の中栓が、
その上面に小さい幅の周状突起部を有し、該突起
部とキヤツプのヒートシール層との間にヒートシ
ールが行なわれることが好ましい。
その上面に小さい幅の周状突起部を有し、該突起
部とキヤツプのヒートシール層との間にヒートシ
ールが行なわれることが好ましい。
(作用)
本発明の易開封性密封容器の一例を示す第1図
において、容器(ガラス製容器または金属製容
器)Bは、筒状の胴部1、下端の底部2、上端の
首部3を有している。首部3の上方開口端4(第
2図参照)には中栓Aが嵌合され、この中栓Aの
上に被蓋されかつヒートシールされたキヤツプC
がある。
において、容器(ガラス製容器または金属製容
器)Bは、筒状の胴部1、下端の底部2、上端の
首部3を有している。首部3の上方開口端4(第
2図参照)には中栓Aが嵌合され、この中栓Aの
上に被蓋されかつヒートシールされたキヤツプC
がある。
キヤツプC、中栓A及び容器口部を拡大して示
す第2図において、容器口部外周には、中栓係合
用のアゴ5が形成されている。中栓Aは容器口部
の内周面と係合する内周部10、容器口部の外周
面と係合する外周部11及び両者を連結する上面
部12から成る断面が逆U字型の環状部材から成
つており、上面部12の上面には、小さい幅のヒ
ートシール用周状部突起13が、またその下面に
は容器口部との密封用周状突起部14が形成され
ている。更に、外周部11の下端には係合用内向
突起15が形成されている。容器口部に中栓Aを
嵌め込み、その係合用突起部15を容器口部のア
ゴ5と係合させることにより、密封用周状突起部
14が容器口部の上端に押圧されて、密封が行わ
れる。
す第2図において、容器口部外周には、中栓係合
用のアゴ5が形成されている。中栓Aは容器口部
の内周面と係合する内周部10、容器口部の外周
面と係合する外周部11及び両者を連結する上面
部12から成る断面が逆U字型の環状部材から成
つており、上面部12の上面には、小さい幅のヒ
ートシール用周状部突起13が、またその下面に
は容器口部との密封用周状突起部14が形成され
ている。更に、外周部11の下端には係合用内向
突起15が形成されている。容器口部に中栓Aを
嵌め込み、その係合用突起部15を容器口部のア
ゴ5と係合させることにより、密封用周状突起部
14が容器口部の上端に押圧されて、密封が行わ
れる。
中栓Aの少なくともヒートシール面、好適には
全体がプロピレン系樹脂で形成される。
全体がプロピレン系樹脂で形成される。
キヤツプCは、剛性のある殻体20を有してお
り、この殻体20は頂板部21、周辺部22及び
周辺部の少なくとも一部に設けられた開封用フラ
ンジ乃至タブ23を有している(第2図はフラン
ジの例である)。殻体20の頂板部21の内面側
には、積層体24が接合されている。
り、この殻体20は頂板部21、周辺部22及び
周辺部の少なくとも一部に設けられた開封用フラ
ンジ乃至タブ23を有している(第2図はフラン
ジの例である)。殻体20の頂板部21の内面側
には、積層体24が接合されている。
この積層体24は、第3図に示される通り、殻
体側から容器側に向つて、プロピレン系樹脂の外
層25、金属箔26、プロピレン系樹脂の内層2
7、プロピレンホモポリマーとプロピレンコポリ
マーとのブレンド物層28及びプロピレンコポリ
マーのヒートシール層29を備え、しかも各層の
厚みは、内層27≧ブレンド物層28>ヒートシ
ール層29の順序にあることが重要である。
体側から容器側に向つて、プロピレン系樹脂の外
層25、金属箔26、プロピレン系樹脂の内層2
7、プロピレンホモポリマーとプロピレンコポリ
マーとのブレンド物層28及びプロピレンコポリ
マーのヒートシール層29を備え、しかも各層の
厚みは、内層27≧ブレンド物層28>ヒートシ
ール層29の順序にあることが重要である。
プロピレンホモポリマーとプロピレンコポリマ
ーとのブレンド物層28を設けるのは、この部分
がブレンドにより弱化された構造となつていて、
この部分で凝集破壊が選択的に生ずるようにする
ためである。
ーとのブレンド物層28を設けるのは、この部分
がブレンドにより弱化された構造となつていて、
この部分で凝集破壊が選択的に生ずるようにする
ためである。
このブレンド物層28に対してプロピレンコポ
リマーのヒートシール層29を設けるのは、容器
Bの開口端部4に設けられたリング状の中栓とヒ
ートシールが得られるようにするためであり、ま
たプロピレンコポリマーを用いることにより比較
的低いヒートシール温度でもヒートシールが確実
に行われるようになる。しかも、ヒートシール層
29の厚みをブレンド物層28に比して薄くした
ことにより、キヤツプ一端からの剥離力(モーメ
ント)に対しては、ヒートシール層29の破断が
容易に行われる。
リマーのヒートシール層29を設けるのは、容器
Bの開口端部4に設けられたリング状の中栓とヒ
ートシールが得られるようにするためであり、ま
たプロピレンコポリマーを用いることにより比較
的低いヒートシール温度でもヒートシールが確実
に行われるようになる。しかも、ヒートシール層
29の厚みをブレンド物層28に比して薄くした
ことにより、キヤツプ一端からの剥離力(モーメ
ント)に対しては、ヒートシール層29の破断が
容易に行われる。
尚、ブレンド物層28の上に位置するプロピレ
ン系樹脂の内層27は、ブレンド物層28の凝集
破壊が、積層体24の他の部分に広がるのを防止
する。
ン系樹脂の内層27は、ブレンド物層28の凝集
破壊が、積層体24の他の部分に広がるのを防止
する。
上記積層体24は外層25を介してキヤツプC
の殻体20の頂板部21の内面側に接合され、プ
ロピレンコポリマーのヒートシール層29を介し
て容器開口端部に設けられたリング状の中栓Aに
接合されている。
の殻体20の頂板部21の内面側に接合され、プ
ロピレンコポリマーのヒートシール層29を介し
て容器開口端部に設けられたリング状の中栓Aに
接合されている。
本発明の密封容器を開封する場合、キヤツプの
全周にわたつて一様にこれを引つ張り、これを開
栓しようとするには、10Kg以上の極めて大きな開
封力を必要とする。かくして、容器内部側からの
開栓に対しては、著しく大きい耐圧密封力が得ら
れることになる。
全周にわたつて一様にこれを引つ張り、これを開
栓しようとするには、10Kg以上の極めて大きな開
封力を必要とする。かくして、容器内部側からの
開栓に対しては、著しく大きい耐圧密封力が得ら
れることになる。
これに対して、第2図(拡大図)に示す如くキ
ヤツプの開封用フランジ部23に指を当てがい、
キヤツプを上方に押上げると、加わるモーメント
により先ず開栓開始側のヒートシール層29が容
器側から殻体側に向けて破断し、次いでブレンド
層28の凝集破壊を生じ、最後に再びヒートシー
ル層29の殻体側から容器側に向けての破断が生
じる。このヒートシール部の破壊は、キヤツプの
殻体20が剛性のある材料で形成されているか
ら、密封用口部の全周にわたつて実質上一挙に生
じる。また、上述した順序でヒートシール部の破
壊が生じることから、指により開栓が容易に行わ
れるという利点も達成される。
ヤツプの開封用フランジ部23に指を当てがい、
キヤツプを上方に押上げると、加わるモーメント
により先ず開栓開始側のヒートシール層29が容
器側から殻体側に向けて破断し、次いでブレンド
層28の凝集破壊を生じ、最後に再びヒートシー
ル層29の殻体側から容器側に向けての破断が生
じる。このヒートシール部の破壊は、キヤツプの
殻体20が剛性のある材料で形成されているか
ら、密封用口部の全周にわたつて実質上一挙に生
じる。また、上述した順序でヒートシール部の破
壊が生じることから、指により開栓が容易に行わ
れるという利点も達成される。
中栓Aの上面に小さい幅の周状突起部13を設
けて、ヒートシール層29との間にヒートシール
を行うことにより、ブレンド物層28の凝集破壊
幅を比較的小さくすることができ、開封を容易に
行い、また開封に際してフエザリングの発生を防
止できるという効果が得られる。
けて、ヒートシール層29との間にヒートシール
を行うことにより、ブレンド物層28の凝集破壊
幅を比較的小さくすることができ、開封を容易に
行い、また開封に際してフエザリングの発生を防
止できるという効果が得られる。
更に、キヤツプCの殻体20の周辺部22の内
径は容器の口部(リング状の中栓が設けられた容
器の口部)の外径よりも大径に製造されており、
このキヤツプCは開栓後にはリシール不能である
ため、開栓された事実が明らかになることから、
内容物に手が付けられているか否かの保証機能が
付与されることになる。
径は容器の口部(リング状の中栓が設けられた容
器の口部)の外径よりも大径に製造されており、
このキヤツプCは開栓後にはリシール不能である
ため、開栓された事実が明らかになることから、
内容物に手が付けられているか否かの保証機能が
付与されることになる。
(発明の好適態様)
本発明において、キヤツプCの殻体20は剛性
のある材料から形成されている限り、ポリプロピ
レン、ポリエチレン等の剛性樹脂、セラミツク、
金属等の任意の材料から成ることができる。ここ
で、キヤツプの剛性とは、開栓に際して、キヤツ
プが実質上撓むことなしに、一挙に持ち上げられ
るような性質を言う。ヒートシール性の点では、
殻体は、アイソタクテイツク・ポリプロピレン、
高密度ポリエチレン、プロピレン−エチレン共重
合体等の合成樹脂から成ることが好ましい。
のある材料から形成されている限り、ポリプロピ
レン、ポリエチレン等の剛性樹脂、セラミツク、
金属等の任意の材料から成ることができる。ここ
で、キヤツプの剛性とは、開栓に際して、キヤツ
プが実質上撓むことなしに、一挙に持ち上げられ
るような性質を言う。ヒートシール性の点では、
殻体は、アイソタクテイツク・ポリプロピレン、
高密度ポリエチレン、プロピレン−エチレン共重
合体等の合成樹脂から成ることが好ましい。
キヤツプの殻体は、射出成形、プレス成形によ
り成形できる。頂板部の厚みは、一般に0.5乃至
3.0mmの範囲にあるのがよく、その径は10乃至200
mmの範囲にあるのが易開封性の点で望ましい。ま
た、キヤツプの殻体の周辺部の高さは、頂板部の
径によつても相違するが頂板部の径の0.1乃至0.3
倍の高さを有することが望ましい。
り成形できる。頂板部の厚みは、一般に0.5乃至
3.0mmの範囲にあるのがよく、その径は10乃至200
mmの範囲にあるのが易開封性の点で望ましい。ま
た、キヤツプの殻体の周辺部の高さは、頂板部の
径によつても相違するが頂板部の径の0.1乃至0.3
倍の高さを有することが望ましい。
積層体のヒートシール層としては、プロピレン
−エチレン共重合体や酸変性プロピレン系樹脂等
が使用できる。ヒートシール層は、前述した機能
による開封が行われるためには、可及的に薄い厚
みを有するべきであり、一般に2乃至30μm、特
に3乃至10μmの厚みを有するのが好ましい。積
層体の基材は、プロピレン系樹脂の内層から成つ
ている。内層はブレンド物層を接着し、開封に際
して、殻体外側から容器側へのヒートシール層の
破断を容易にするものであり、ブレンド物層の基
材への接着が十分でないと、開封後、容器口部
(リング状中栓)にヒートシール層が膜の形で残
存することになる。内層の厚みは一般に10乃至
80μm、特に15乃至50μmの範囲であることが望ま
しい。
−エチレン共重合体や酸変性プロピレン系樹脂等
が使用できる。ヒートシール層は、前述した機能
による開封が行われるためには、可及的に薄い厚
みを有するべきであり、一般に2乃至30μm、特
に3乃至10μmの厚みを有するのが好ましい。積
層体の基材は、プロピレン系樹脂の内層から成つ
ている。内層はブレンド物層を接着し、開封に際
して、殻体外側から容器側へのヒートシール層の
破断を容易にするものであり、ブレンド物層の基
材への接着が十分でないと、開封後、容器口部
(リング状中栓)にヒートシール層が膜の形で残
存することになる。内層の厚みは一般に10乃至
80μm、特に15乃至50μmの範囲であることが望ま
しい。
金属箔は、ヒートシール時に高周波誘導加熱に
より発熱体として作用すると共に、キヤツプがガ
ス及び香り等に対する遮断性を付与するものであ
る。金属箔としては、アルミ箔や、鋼板、鉄箔、
ブリキ箔等が使用され、その厚みは5乃至50μm、
特に7乃至30μmの範囲にあるのが望ましい。
より発熱体として作用すると共に、キヤツプがガ
ス及び香り等に対する遮断性を付与するものであ
る。金属箔としては、アルミ箔や、鋼板、鉄箔、
ブリキ箔等が使用され、その厚みは5乃至50μm、
特に7乃至30μmの範囲にあるのが望ましい。
外層は、積層体を殻体への接着を行うものであ
り、熱接着やウレタン系接着剤、エポキシ系接着
剤による接着によつて接合できる。本発明に用い
るブレンド物層は、プロピレンホモポリマーとプ
ロピレンコポリマーとのブレンド物から成り、こ
のブレンド物を用いることにより単独の樹脂を用
いる場合に比して、樹脂層自体が弱化され、引き
剥しに際して凝集破壊が容易に生じるようにな
る。
り、熱接着やウレタン系接着剤、エポキシ系接着
剤による接着によつて接合できる。本発明に用い
るブレンド物層は、プロピレンホモポリマーとプ
ロピレンコポリマーとのブレンド物から成り、こ
のブレンド物を用いることにより単独の樹脂を用
いる場合に比して、樹脂層自体が弱化され、引き
剥しに際して凝集破壊が容易に生じるようにな
る。
プロピレンコポリマーPCとプロピレンホモポ
リマーPHとのブレンド比率は、 PC:PH=20:80乃至60:40 特に30:70乃至45:55 であることが望ましい。
リマーPHとのブレンド比率は、 PC:PH=20:80乃至60:40 特に30:70乃至45:55 であることが望ましい。
ブレンド物層の厚みは一般に5乃至40μm、特
に10乃至20μmの範囲内にあるのがよい。
に10乃至20μmの範囲内にあるのがよい。
また、内層C1:ブレンド物層C2:ヒートシー
ル層C3の厚み比は約(2〜20):1.2〜3):1の
比率にあることが最も望ましい結果を与える。ま
た、各層のシール強度Pは式 PC1-C2>PC2-C3 ……(1) PC3-C4>PC2-C3 ……(2) PC1-C2≧PC3-C4 ……(3) 式中、PC1-C2はC1とC2層間のシール強度を表わ
し、以下同様であり、PC3-C4はC3層と容器の口部
C4とのシール強度を表わす、 を満足する範囲にあり、また各層の強度Tは式 TC3<TC1 ……(4) TC2<TC1 ……(5) を満足することが望ましい。
ル層C3の厚み比は約(2〜20):1.2〜3):1の
比率にあることが最も望ましい結果を与える。ま
た、各層のシール強度Pは式 PC1-C2>PC2-C3 ……(1) PC3-C4>PC2-C3 ……(2) PC1-C2≧PC3-C4 ……(3) 式中、PC1-C2はC1とC2層間のシール強度を表わ
し、以下同様であり、PC3-C4はC3層と容器の口部
C4とのシール強度を表わす、 を満足する範囲にあり、また各層の強度Tは式 TC3<TC1 ……(4) TC2<TC1 ……(5) を満足することが望ましい。
キヤツプによる容器の密栓は、積層体を円盤
(ジスク)の形に打抜き、これをキヤツプの殻体
に嵌め込み、この組立体を容器口部にかぶせ、一
定の押圧力で容器口部に押圧した状態で高周波誘
導加熱することにより行われる。押圧力は、一般
に0.5乃至2Kgの範囲が適当であり、ヒートシー
ルは樹脂の融点或いは軟化点以上の温度で行われ
る。
(ジスク)の形に打抜き、これをキヤツプの殻体
に嵌め込み、この組立体を容器口部にかぶせ、一
定の押圧力で容器口部に押圧した状態で高周波誘
導加熱することにより行われる。押圧力は、一般
に0.5乃至2Kgの範囲が適当であり、ヒートシー
ルは樹脂の融点或いは軟化点以上の温度で行われ
る。
容器口に嵌め込まれたリング状中栓は、剛性の
ある材料が好ましく、ポリプロピレン、ポリエチ
レン等の合成樹脂が成形性、ヒートシール性の点
からも好ましく、更にキヤツプ殻体と同じ材料か
ら形成されていることがより好ましい。
ある材料が好ましく、ポリプロピレン、ポリエチ
レン等の合成樹脂が成形性、ヒートシール性の点
からも好ましく、更にキヤツプ殻体と同じ材料か
ら形成されていることがより好ましい。
リング状中栓は、射出成形等により成形でき
る。
る。
小さい幅の周状突起部は0.3乃至3mm、特に0.5
乃至1.5mmの幅に設けるのがよい。
乃至1.5mmの幅に設けるのがよい。
(発明の効果)
本発明による易開封性容器は、剛性のある外殻
と、外殻内部に密着されたヒートシール機能とを
備えたキヤツプを容器口部にヒートシールし、容
器内部側からの開栓に対しては著しく大きい耐圧
密封力を有すると共に、キヤツプの一端部からは
指による力で開栓が容易に行われ、しかもリシー
ルが困難であることから内容物の品質保証機能を
も有するという利点が達成される。
と、外殻内部に密着されたヒートシール機能とを
備えたキヤツプを容器口部にヒートシールし、容
器内部側からの開栓に対しては著しく大きい耐圧
密封力を有すると共に、キヤツプの一端部からは
指による力で開栓が容易に行われ、しかもリシー
ルが困難であることから内容物の品質保証機能を
も有するという利点が達成される。
この密封容器は、清涼飲料用容器、アルコール
飲料用容器、乳飲料用容器、果汁充填容器、輸液
用容器等の容器として有用である。
飲料用容器、乳飲料用容器、果汁充填容器、輸液
用容器等の容器として有用である。
第1図は、本発明の平面図、第2図は、第1図
の要部断面図、第3図は、第2図の要部拡大図、
第4図は、第3図のキヤツプを開封した状態を示
す要部拡大図である。 A……中栓、B……容器、C……キヤツプ、4
……上方開口端、13……ヒートシール用周状容
器部、20……剛性のある殻体、23……開封用
フランジ乃至タブ、24……積層体、25……プ
ロピレン系樹脂の外層、26……金属箔、27…
…プロピレン系樹脂の内層、28……プロピレン
ホモポリマーとのブレンド物層、29……ポロピ
レンコポリマーのヒートシール層。
の要部断面図、第3図は、第2図の要部拡大図、
第4図は、第3図のキヤツプを開封した状態を示
す要部拡大図である。 A……中栓、B……容器、C……キヤツプ、4
……上方開口端、13……ヒートシール用周状容
器部、20……剛性のある殻体、23……開封用
フランジ乃至タブ、24……積層体、25……プ
ロピレン系樹脂の外層、26……金属箔、27…
…プロピレン系樹脂の内層、28……プロピレン
ホモポリマーとのブレンド物層、29……ポロピ
レンコポリマーのヒートシール層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 プロピレン系樹脂の外層、金属箔、プロピレ
ン系樹脂の内層、プロピレンホモポリマーとプロ
ピレンコポリマーとのブレンド物層及びプロピレ
ンコポリマーのヒートシール層をこの順序に備え
且つ各層の厚みが、 内層≧ブレンド物層>ヒートシール層 の順序にある積層体が内面側に接合されたキヤツ
プと、少なくともヒートシール面がプロピレン系
樹脂で形成されているプラスチツク製のリング状
の中栓が口部に嵌め込まれたガラス製または金属
製容器とを、ヒートシールにより密封して成るこ
とを特徴とする易開封性密封容器。 2 リング状の中栓が、その上面に小さい幅の周
状突起部を有し、該突起部とキヤツプのヒートシ
ール層との間にヒートシールが行われている特許
請求の範囲第1項記載の容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62289396A JPS63248665A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 易開封性密封容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62289396A JPS63248665A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 易開封性密封容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63248665A JPS63248665A (ja) | 1988-10-14 |
| JPH0422793B2 true JPH0422793B2 (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=17742682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62289396A Granted JPS63248665A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 易開封性密封容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63248665A (ja) |
-
1987
- 1987-11-18 JP JP62289396A patent/JPS63248665A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63248665A (ja) | 1988-10-14 |
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