JPH04227965A - 高度な耐燃性を有するポリマー複合体 - Google Patents

高度な耐燃性を有するポリマー複合体

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JPH04227965A
JPH04227965A JP3127737A JP12773791A JPH04227965A JP H04227965 A JPH04227965 A JP H04227965A JP 3127737 A JP3127737 A JP 3127737A JP 12773791 A JP12773791 A JP 12773791A JP H04227965 A JPH04227965 A JP H04227965A
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heat
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polymer
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Larry D Yats
ラリー・ディー・ヤッツ
Roland E Gunderman
ローランド・イー・グンダーマン
William D Keiser
ウィリアム・ディー・ケイサー
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08K7/02Fibres or whiskers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】ポリマー炭化水素物質は本来、燃焼傾向を
有する。炭化水素ポリマーの引火性は多くの用途へのポ
リマー物質の使用を限定している。「ポリマー物質」な
る用語はこの場合に炭化水素ポリマーに限定される。他
のポリマー物質、特にケイ素ポリマーも公知であるが、
この考察の範囲には含まれない。従属項(suppor
ting  claim)の意味での燃焼に対するポリ
マー物質の耐火性を強化する先行技術の試みには、炭化
水素へのハリド(halide)置換基の添加がある。 難燃性(fire  retardant  prop
erty)を与えるための典型的なアプローチには、塩
素化ビスフェノールの液体樹脂、臭素化ポリグリシジル
エーテルの液体樹脂及び臭素化ビスフェノールの樹脂を
含む、例えばエポキシポリマーのような、自己消火性熱
硬化性樹脂の難燃性層の間にポリマー物質を積層するこ
とから成る米国特許第3,493,460号に開示され
たアプローチがある。スチレンポリマー、例えば1,2
,5,6,9,10ヘキサブロモシクロドデカンのよう
な有機臭素及び2,3−ジメチルー2,3−ジフェノー
ルブテンを含む自己消火性熱可塑性組成物も米国特許第
3,420,786号に教えられている。 【0002】人の安全性並びに性質低下の減少の願いに
よって、耐燃性を示すポリマー物質が駆り出されたと考
えられる。引火性(flammability)問題は
航空運輸業界で特に重要視されている。合衆国の連邦航
空省(Federal  Aviation  Ado
ministration)(FAA)は1978年6
月に墜落後の環境内で航空機キャビンの占有者が生存す
る可能性に影響を与える要因を検討する委員会を設立し
た。 この委員会は特別航空機火災及び爆発減少諮問委員会「
Soecial  Aviation  Fire  
and  Explosion  Reduction
(SAFER)Advisory  Committe
e」として知られている。この委員会の最終レポートは
1980年6月26日にFAA、第1巻、FAA−AS
F−80−4として発表された。このレポートは航空機
キャビン構造用の改良材料の開発と、航空機キャビン構
造材料の評価をキャビンパネルへの輻射熱の影響に集中
することを薦めている。引火性すなわち材料が急激に燃
焼する傾向は燃焼プロセスの幾つかの確認可能な段階か
ら成る。 【0003】これらの段階がポリマー物質に加えられた
時のこれらの段階の考察はエンサイクロペディア  オ
ブ  ポリマー  サイエンス  アンド  エンジニ
アリング(Encyclopedia  of  Po
lymer  Sience  and  Engin
eering)、ジョン  ウィリー  アンド  サ
ンズ(John  Wily&  Sons)、ニュー
ヨーク、7巻、1987に述べられている。この中では
、輻射束(radiant  flux)がポリマー物
質の着火における重要なパラメーターと認められている
。 【0004】ポリマー物質が着火する最小輻射束報告値
を次に挙げる:  【0005】 【0006】FAAは、SAFER諮問委員会レポート
に答えて、航空機火災の特徴を研究して、航空機キャビ
ン内装材料の着火性に関する決定的な基準を確立した。 FAA基準は引火性に重点を置いている、この理由は引
火性と煙発生との間及び引火性と有害放出物との間の相
互関係をFAAが主張しているからである。提案された
規定85−10連邦政府発行官報(Federal  
Register)、1985年4月16日(50FR
1503)及び51FR26206、14CFR25.
853(a−1)及びパート25に対する14CFR補
遣Fの告知。それ故、FAAによって課せられる安全基
準は航空機キャビン材料の引火性に限定されており、煙
発生と有害放出物は現在、引火性限界値のみによって間
接的にFAA安全基準に扱われている。乗客20名以上
の容量の営利的航空機に課せられる基準は1990年8
月現在有効の全ての内装用天井パネル、壁パネル、仕切
り、並びにガリー(gallies)、大型キャビネッ
ト及び貯蔵コンパーネントの外表面が35kW/m2の
標準入射輻射エネルギー束への2分間暴露にわたって全
体で65キロワット(kW)−分/m2(2分間総発熱
率)以上を放出してはならないことを要求している。さ
らに、ピーク発熱量は入射輻射束への5分間暴露にわた
って65kW/m2を越えてはならない。検査はパート
25への35CFR補遣Fによって改訂されたASTM
  E−906に従わなければならない。 【0007】課せられる基準は上記の大抵の一般的ポリ
マー物質の着火に必要な最小輻射束を越える。着火に必
要な最小輻射束が35kW/m2である上記ポリマーは
一般に航空機内装用構造パネルに適さないと考えられる
。 【0008】それ故、ポリマーの構造的フレキシビリテ
ィを提供する構造材料、すなわち航空機内装用構造パネ
ルとして機能するために必要な軽量、耐久性及び構造的
結合性の特徴を有し、入射輻射束への5分間暴露中に6
5kW/m2未満のピーク発熱率を示し、標準入射輻射
束への最初の2分間暴露にわたって65kW/m2未満
の総発熱率を示すポリマーマトリックス複合体が必要と
されている。意外にも、出願人の発明の複合体物質はこ
の要求を満たし、他の有利な特徴並びに、ここに開示す
るような、他の有用な特徴及び性質を有する。 【0009】本発明は粒状形の熱融合性ポリマー、強化
用物質、結合剤物質、無機酸素含有化合物を含み、特に
低い引火性と低い発煙性を示す強化ポリマー複合体を提
供する。固体で水に不溶な熱融合性有機ポリマー、強化
用物質、結合剤、凝集剤(flocculant)及び
無機酸素含有化合物の水性スラリーを形成することを含
む、本発明のポリマーの製造方法も本発明によって提供
される。 【0010】本発明の方法によって製造された場合に、
複合体は強化用繊維、熱融合性ポリマー、無機酸素含有
化合物、結合剤及び任意成分の均一な分布を示す。複合
体は開示されたプロセスによる製造を促進する、特に良
好な湿潤強度を有する。この複合体を加熱及び加圧によ
ってシートに圧縮することができる。複合体及び圧縮シ
ートの多重層を積層して、加熱及び加圧によってラミネ
ートを形成することができる。剥離に安定な、非常に均
一な積層製品が得られる。成形製品は複合体の1層以上
から形成される。 【0011】本発明のプロセスは水性媒質、熱融合性ポ
リマー粉末又は分散系、強化用繊維及び無機酸素含有化
合物を必要とする。選択された結合剤が結合帯電ラテッ
クス(bound  charged  latex)
である場合には、凝集剤が必要である。選択された結合
剤がエチレンアクリル酸コポリマーである場合には、p
H調節によって凝集が生ずる。pH調節の有無に拘わら
ず、凝集剤を任意に用いてエチレンアクリル酸結合剤を
凝集させることができる。本発明に有用な結合剤は結合
帯電ラテックス又はエチレンアクリル酸コポリマーの塩
の安定な水性分散系の形状でありうる。 【0012】本発明の実施に結合剤として必要なラテッ
クスは、コロイドを安定化させるために充分な、但しポ
リマーを水溶性にするには不充分な量の陰イオン又は陽
イオン結合電荷を有する実質的に水に不溶な有機ポリマ
ーの水性コロイド状分散液である。このような量は通常
、ラテックス固体1gにつき結合電荷約0.04〜0.
60ミリ当量(milliequivalent)であ
る。イオン基又は電荷に関する「ポリマーに結合した」
なる用語は脱イオン水に対する透析によってラテックス
粒子から脱着されないイオン基又は電荷を意味する。 【0013】「有効(available)」電荷はイ
オン化可能な基が完全にイオン化した場合にラテックス
粒子に与えうる電荷量を意味する。 【0014】イオン基に適用される「pH独立基(pH
  independent  group)」なる用
語は、基が広範囲のpH、例えばpH2〜12にわたっ
て主としてイオン化形で存在することを意味する。この
ような基の代表的な基はスルホニウム、スルホキソニウ
ム、イソチオウロニウム、ピリジニウム、第四アンモニ
ウム基、スルフェート及びスルホネート基である。 【0015】本質的に水に不溶な有機ポリマー結合剤の
ラテックスは、天然又は合成の、ホモポリマー又は2種
以上のエチレン系不飽和モノマーのコポリマーであるか
、又はこのようなホモポリマーもしくはコポリマーから
誘導されうるバックボーンを有する。典型的な有機ポリ
マーは天然ゴム、例えばスチレン/ブタジエンゴム、イ
ソプレンゴム、ブチルゴム及び、好ましくは室温以下に
おいてフィルム形成性である、不飽和モノマーの他のゴ
ム状もしくは樹脂状ポリマーであるが、特定の場合には
加工温度においてフィルム形成性であるポリマーであり
うる。非フィルム形成性ポリマーも生成するブレンドが
フィルム形成性であるならば、ブレンドとして用いられ
る。可塑剤(plasticizer)の使用によって
フィルム形成性になるポリマーも用いられる。ラテック
ス形で容易に入手可能なポリマーが好ましく、特に1種
以上のエチレン系不飽和モノマーの乳化重合によって製
造される疎水性ポリマーが好ましい。このようなポリマ
ーは、ラテックス形である場合に、電子顕微鏡検査によ
って500〜5,000Åの平均粒度を有し、特に80
0〜3,000Åの粒度を有することが好ましい。 【0016】本発明に用いられるラテックスには、ここ
に参考文献として関係する、ギブス(Gibbs)等の
1977年11月1日発行の米国特許第4,056,5
01号に述べられているラテックスがある。ギブスのラ
テックスは、粒子の外表面に又は外表面近くに結合陽イ
オン電荷が存在する、化学的に結合したpH独立陽イオ
ン基を有するコポリマーの薄層によって包まれた、水に
不溶な、非イオン有機ポリマーコアである。使用可能な
陰イオンラテックスには、乳化重合によって製造される
カルボキシル化スチレン/ブタジエンラテックス及びア
クリルラテックスのような製品がある。結合剤は一般に
、固体基準で、1〜10重量%の複合体を形成するため
に充分な量で用いられる。好ましいラテックスはフィル
ムにキャストし、乾燥した場合に比較的低い吸水性と比
較的高い湿潤引張強さとを有するようなラテックスであ
る。これらのラテックスは、ASTM  D−570−
63による測定によって、好ましくは約20%未満、さ
らに好ましくは約16%未満、特に好ましくは約14%
未満の24時間吸水値(water−adsorpti
on  value)を有する。 【0017】結合剤の他に、凝集剤又は凝固剤(coa
gulant)を結合剤と共に用いることができる。結
合剤、熱融合性ポリマー、強化用繊維及び無機酸素含有
化合物から成る分散系を不安定にすることのできる物質
が用いられる。通常、陽イオン結合剤、一般的に陽イオ
ンラテックス、を用いた水性系には、部分加水分解した
陰イオンポリアクリルアミドが凝集剤として用いられる
。陰イオン結合剤、一般的に陰イオンラテックスを用い
た水性系の凝集剤としては、陽イオン改質ポリアクリル
アミドとジアリルジエチルアンモニウムクロリドが有用
である。 【0018】又は、エチレンーアクリル酸コポリマーの
水性分散系が結合剤として用いられる。前記コポリマー
は水性系に容易に分散しうる塩の形状に充分にあるので
便利である。一般に、本発明の結合剤はコポリマー固体
の12〜30重量%のアクリル酸含量を有するエチレン
ーアクリル酸コポリマーの塩である。酸含量がコポリマ
ー固体の20重量%であることが好ましい。コポリマー
はそれらのそれぞれの塩を形成して水性アンモニウム分
散系又は水性アルカリ金属分散系として存在する場合に
は、水相中に便利に分散される。 【0019】例えば、エチレンーアクリル酸コポリマー
は、次の構造図が特徴を示すように、水性分散系中で安
定化される。 【0020】 式中、M+はNH4+、Na+、K+、Li+等である
。エチレンーアクリル酸をM+がNH4+である水性ア
ンモニウム分散系に分散させることが好ましい。 【0021】適当な結合剤はダウ  ケミカル  カン
パニー(Dow  Chemical  Compan
y)から商標プリマコール(Primacor)で市販
されている、コポリマー固体の15〜20重量%の可変
酸含量を有する水性アンモニウム分散系又は水性アルカ
リ金属分散系中の高メルトインデックス(300〜3,
000)のエチレンアクリル酸コポリマーである。 【0022】本発明は通常固体の熱融合性有機ポリマー
をも必要とする。「熱融合性」とは、ポリマー粒子が加
熱下で変形して、単一構造体に結合しうることを意味す
る。 【0023】本発明の熱融合性有機ポリマー成分は疎水
性の水に不溶な付加ポリマーであることが好ましい。こ
れらのポリマーは粉末又は水性分散系でありうる。適当
な熱融合性有機ポリマーには、例えばポリエチレン;超
高分子量ポリエチレン;塩素化ポリエチレン;ポリカー
ボネート;エチレンとアクリル酸とのビポリマー(bi
polymer);ポリプロピレン;ナイロン(商品名
);ポリエチレンオキシド樹脂;ポリオキシメチレン;
ポリエステル;アクリロニトリル、ブタジエン及びスチ
レンのターポリマー;ポリ塩化ビニル;大きい割合の塩
化ビニリデンとこれと共重合可能な、小さい割合の少な
くとも1種の他のα、βーエチレン系不飽和モノマーと
のビポリマー;ポリフェニレンスルフィド、結晶ポリア
ミド、ポリエーテルケトン、及びスチレンホモポリマー
又はコポリマーがある。ポリマー粉末は一般に1〜40
0μmの範囲内、好ましくは19〜79μmの範囲内の
平均粒度を有することが有利である。特に好ましい有機
ポリマーは、このようなポリマーを米国特許第4,32
3,531号の方法によって製造した場合のその重合状
態にあるポリオレフィン粉末である。ポリマーのブレン
ドも当然使用可能である。 【0024】強化用物質には、例えば黒鉛、金属繊維、
芳香族ポリアミド、セルロース及びポリオレフィン繊維
のような、有機と無機の両方の製品があるが、例えば1
/8〜1インチ(3.2〜25.4mm)の長さを有す
るチョップトガラスストレイン(chopped  g
lass  strain)、  又は一般に約1/3
2〜1/8インチ(0.79〜3.2mm)の長さを有
する粉砕ガラス繊維のようなガラス繊維であることが好
ましく、有利である。 ガラス繊維を熱浄化する(he
at  clean)ことが有利である。耐衝撃性を改
良するために、強化用繊維は例えばポリオレフィン樹脂
又は澱粉のようなサイジング組成物の薄い被膜をその上
に有することができる。シラン  カップリング剤、例
えばN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルト
リメトキシシランはガラス繊維用の好ましいサイジング
化合物である。適当なシラン  カップリング剤はダウ
コーニングコーポレーション(Dow  Cornin
g  Corporation)(ミシガン州、ミッド
ランド48640)から商品名Z−6000シリーズ及
びZ−1200シリーズのシラン  カップリング剤と
して入手可能である。強化用物質は一般に複合体の10
〜80重量%を占める。 【0025】水性分散系を完全に混合した後に、凝集剤
(時には凝固剤と呼ばれる)を絶えず混合しながら系に
加える。ラテックス分散系を不安定にしうる物質ならば
如何なる物質も用いることができる。適当な凝集剤の例
には、陽イオン系には部分加水分解したポリアクリルア
ミド、陰イオン系にはジアリルジエチルアンモニウムク
ロリドがある。 【0026】本発明の無機酸素含有化合物は複合体の乾
量の5〜40重量%の量で存在する。無機酸素含有化合
物が5〜40重量%の量で存在することが有利である。 複合体に複合体コンパウンドを着色するため又は複合体
を不透明にするための顔料もしくは染料を含めた、任意
成分を加えることもできる。また、例えば酸化防止剤、
UV安定剤のような保存剤もそれらの定められた目的の
ために含められる。付加的な任意成分には、発泡剤、消
泡剤、殺菌剤、電磁線吸収剤等をそれらの定められた目
的のために含めることができる。任意成分は全て乾燥複
合体の10重量%未満の総合量で存在する。 【0027】さらに、複合体の熱融合性ポリマーの一部
は、ポリマーマトリックスの熱融合前に複合体に有利な
凝集性を与える、合成ポリマー繊維、ペースト又はパル
プとして存在しうる。例えば、ポリアミドパルプはフラ
ンス特許第2507123−A号に複合体の凝集性に寄
与するものとして一般に述べられている。本複合体に有
用な、他のポリマー繊維には、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリスチレン
及びアクリロニトリル/ブタジエン/スチレンコポリマ
ーの繊維がある。好ましい繊維はハイモント  コーポ
レーション(Himont  Corporation
)からポリエチレン繊維として商標パルペックス(PU
LPEX)−ETM、ポリプロピレン繊維として商標パ
ルペックスーPTMで市販されている。繊維、ペースト
又はパルプとして任意に存在する熱融合性ポリマーの量
は総固体を基準にして1〜10%、好ましくは3〜5%
である。 【0028】本発明の複合体は、ポリマーを水性スラリ
ーに加える前に、溶融混合によって熱融合性ポリマーと
無機酸素含有化合物とを最初に一緒にすることによって
便利にかつ有利に製造される。次に、熱融合性ポリマー
と無機酸素含有化合物及び強化用物質を水性媒質中に均
一に分散させる。この代わりに、熱融合性ポリマーと無
機酸素含有化合物とを、予め一緒にすることなく、水性
媒質中に加えることもできる。水性媒質を濃厚にするこ
とが好ましい。水に加えることができる増粘剤は、若干
の例をあげると、メチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、アクリルアミドのポリマー、ガム又は粘土
である。商標ケルザン(Kelzan)XCTMで市販
されている増粘剤はケルコ  カンパニー(Kelco
  Company)から入手可能なキサンタンガムで
ある。 増粘化水性スラリーは水性分散系中への固体成分の均一
分散を促進する。混合段階で得られる良好な分散から物
理的性質の強化が生ずると考えられる。増粘化水の粘度
は1センチポアズ(cps)より大きいことが好ましい
[12rpmにおけるブルックフィールド(Brook
field)L.V.D.T.によって測定]。1.5
〜約10cpsの粘度がさらに好ましい。水性スラリー
中に帯電ラテックスの結合剤を用いる場合には、一般に
ラテックスを強化用物質の後から水性スラリーに加える
。粒状形、繊維、ペースト又はパルプとしての熱融合性
ポリマーは、無機酸素含有化合物及び任意成分と同様に
結合剤の後から加える。水性スラリーへの全ての添加は
スラリーを絶えず撹拌しながら行われる。全ての成分が
均一に分散されたことが観察されるまで、撹拌を続ける
。均一分散固体の連続撹拌スラリーに凝集剤を加える。 【0029】水性系への凝集剤添加量は少なくともラテ
ックス結合剤の結合電荷と釣り合うために必要な量であ
る。スラリー中に凝集剤を均一に混合するために充分に
撹拌した後に、スラリーから撹拌機を取り出し、スラリ
ーを凝集または凝固させる。凝固した、希薄な水性混合
物を脱水によってシート又はウエブに成形する。 【0030】複合体を形成する固体が均一に分散した水
性スラリーが生ずるために必要な時間は、適当な装置に
おいて一般に数分間以下である。複合体を形成する固体
物質の均一な分散系が均一に分散する速度は容器の形状
、混合装置及び混合機の回転速度に依存する。一般に、
複合体形成固体は水性媒質中に約2分間で均一に分散さ
れ、凝集しがちになる。しかし、ポリマーマトリックス
、強化用繊維、酸素含有化合物及び選択した任意成分に
依存して、10分程度が必要になることもある。複合体
形成固体を含む水性スラリーは、バッチ式での複合体マ
ット製造のために、水性スラリーの0.1〜5重量%、
好ましくは0.2〜1.0重量%の固体を一般に含む。 連続装置による複合体マットの製造は0.01〜0.2
重量%、特に0.05〜0.1重量%の固体を含む水性
スラリーを用いるのが有利である。 【0031】複合体形成固体の水性スラリーの凝集は一
般に、凝集剤を水性スラリー中に分散した後、1分間未
満に生ずる。 【0032】凝集したスラリーを複合体マット又はシー
ト又はウェブに成形し、製紙方法による慣習的やり方で
脱水する。複合体シートは実験室規模のシート型、又は
改良フォールドリニール(Fourdrinier)も
しくはシリンダー連続製紙装置を用いて複合体固体のシ
ートを成形し、固体から脱水することによって形成され
る。 【0033】結合剤としてエチレンーアクリル酸コポリ
マー(EAA)を用いて得られる複合体は結合帯電ラテ
ックス結合剤を用いる複合体と同様な方法で製造される
。水性媒質のpHは、EAAの添加前に、アルカリ性条
件に、すなわち7より大きいpHに調節する。アルカリ
性pH調節は例えば水酸化アンモニウム、水酸化ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム及び対応す
るカリウム化合物のような典型的なアルカリ性化合物の
添加じよって達成される。複合体形成固体が水性媒質中
に均一に分散した後に、水性混合物の固体の凝集又は凝
固がEAA結合剤を不安定化する酸の添加によって生ず
る。例えば硫酸、硝酸、塩酸及びリン酸のような無機酸
、及び例えばカルボン酸(酢酸、ギ酸、安息香酸、サリ
チル酸)とジカルボン酸(蓚酸、フタル酸、アジピン酸
)のような有機酸が、水性媒質のpHの低下によりEA
A結合剤を不安定化させて複合体形成固体を凝固させる
ことに適する。複合体形成固体は、不安定化したならば
、製紙方法によってマットに成形することができる。 望ましい場合には、例えば部分加水分解した陽イオンポ
リアクリルアミドのような、陰イオンラテックス結合剤
系に適した凝集剤の添加によって凝集を促進することが
できる。 【0034】脱水した複合体マットをさらに加工して、
本発明の有用製品を形成することができる。脱水、乾燥
したマットを、ポリマーと非ポリマー複合体固体とを融
合させるための熱と圧力の条件下で圧縮して、シートを
形成することができる。複合体の積層シートは予め積層
されない複合体マットの多重層から予め積層されないマ
ットの融合に用いるような熱と圧力の条件下で製造する
ことができる。複合体の積層シートは予め積層されない
複合体シートの多重層から加熱及び加圧によっても製造
することができる。 【0035】個々のシートは2〜30mil(0.05
〜0.75mm)の団結厚さ(consolidate
d  thickness)を有しうる。個々のシート
と団結シートはロフトされる(lofted)、すなわ
ちシートによって形成される平面に垂直に増加した寸法
を有する。複合体の密度は0.25〜1.8g/ccの
範囲内である。複合体はシートによって形成される平面
に垂直方向に特徴(feature)を有する成形体に
加熱と加圧によって成形する、すなわち熱成形すること
ができる。熱成形は航空機内装用パネルに必要な、窓用
レリーフ(window  relief)を含めたセ
グメントを形成するための複合体シート及びラミネート
の特に有用な成形方法である。 【0036】本発明の他の特徴は、ここに参考文献とし
て関係する米国特許第4,426,470号、第4,5
50,131号、及び第4,643,940号に開示さ
れているが、本発明の範囲を説明するが限定しない下記
実施例によってさらに説明される。 【0037】比較例1 水56lから出発して、水性スラリーを製造する。ケル
コ  カンパニーからケルザンXCTMなる名称で販売
されているキサンタンガム2gを加えることによって、
水を増粘化する。キサンタンガムを2分間絶えず撹拌し
ながら水中に分散させる。ハイモント  コーポレーシ
ョンからパルペックスPTMなる名称で販売されている
ポリプロピレン  パルプ固体16.8gを最初にブレ
ンダー又はハイドロパルパー(hydropulper
)の水中に分散させ、増粘化水に加える。ポリプロピレ
ン  パルプを1分間撹拌することによって、増粘化水
に分散させる。 【0038】長さ3/16インチ(4.75mm)、 
 繊維直径13μmを有するガラス繊維196gを増粘
化水に加える。水の撹拌をさらに1分間続けて、ガラス
繊維を均一に分散させる。適当なガラス繊維はオーエン
ス  コーニング  ファイバーガラス  コープ.(
Owens  Corning  Fiberglas
Corp.)(米国、オハイオ州、トレド)によって4
15X6なる名称で販売されている。 【0039】撹拌水性スラリーに、ハーキュレス  コ
ーポレーション(HerculesCorporati
on)からPF212なる名称で販売されている、メル
トインデックス12、平均粒度150μm、陰イオン結
合帯電ラテックス結合剤19.6gを有するポリプロピ
レン粉末322gを有する。ラテックス結合剤はスチレ
ン54%、ブタジエン45%及びフマル酸1%の乳化重
合によって製造され、ダウ  ケミカル  カンパニー
(Dow  Chemical  Company)(
米国、ミシガン州、ミッドランド)からXD30570
.3なる名称で入手可能である。水性スラリーの撹拌を
2分間続け、水性スラリーを均一に分散させる。 【0040】次に、ベッツ  ラボラトリーズ(Bet
z  Laboratories)(米国、ペンシルバ
ニア州、トレボース)からベッツ(Betz)1260
TMなる名称で販売されている改質陽イオンポリアクリ
ルアミド凝集剤1gを0.5%水溶液として加えること
によって水性スラリーを凝集させる。記載する重量は全
て固体成分を基準とするものである。水性スラリーに凝
集剤を1.5分間混合する。 【0041】次に、増粘化水性スラリーを実験室シート
成形機で脱水した後に、カレンダーロールのフェルトマ
ットの間で湿式圧縮してさらに脱水する。脱水した複合
体マットを110℃において2.5時間乾燥する。乾燥
マットは水性スラリーに装入された固体95%より多く
を保持することが分かる。 【0042】比較例2 比較例1によって製造された乾燥複合体マットを、18
5〜190℃に予熱したダイ中で、278psi(19
17kPa)の圧力において3.5分間圧縮し、次に1
389psi(9,577kPa)においてさらに1.
5分間圧縮する。次に、ダイを約50℃に冷却し、圧力
を解放する。得られた団結シートは1/8インチ(3.
2mm)の厚さと1.14g/ccの密度を有する。 【0043】比較例3 比較例2の圧縮又は団結したランダム繊維複合体シート
を35kW/m2の輻射エネルギー束に暴露させる。2
分間後の総発熱量と総発煙量とをASTM  E−90
6によって測定する。標準輻射エネルギー暴露への5分
間暴露中の最大発熱率も測定する。結果は下記表1に示
す。 【0044】ASTM  E−906試験はオハイオ州
立大学において開発された試験に由来する。この試験は
存続しており、「OSU燃焼試験(Burn  Tes
t)」として一般に知られている。発煙量はSMOKE
単位で測定される。頭字語SMOKEは標準計量光学的
動的放出量(Standard  MetricOpt
ical  Kinetic  Emission  
)を表す。SMOKE単位の1種は1m路を通る光の透
過率を10%に減ずる、空気1m3中の煙粒子の濃度で
ある。 発煙試験の結果は発煙率と5分間の試験期間にわたる累
積発煙量として報告する。 【0045】比較例4 プレス中の団結シートの温度を低下させる工程まで比較
例2に従って、圧縮複合体シートを製造する。複合体マ
ットを団結させてシートを形成した後に、プレスの圧締
盤(press  platen)を開放し、圧縮シー
トの厚さを二倍にし[1/4インチ(6.35mm)]
、ダイ温度を2分間維持する。次に、ダイ温度を50℃
に下げ、サンプルを取り出す。複合体は膨張して、ダイ
の空隙を満たすことが分かる。複合体シートは0.7g
/ccの密度と約0.25いんち(6.35mm)の厚
さを有する。 【0046】比較例5 比較例4によって製造された複合体シートを比較例3の
方法によって引火性と発煙性に関して試験する。試験結
果は下記表1に示す。 【0047】 【0048】 【0049】例1 ランダム繊維複合体マットを比較例1に述べたように製
造するが、この場合にはポリプロピレン138gの代わ
りにMg(OH)2138gを用いて、約25重量%の
Mg(OH)2を含むサンプルを製造する。Mg(OH
)2をポリプロピレンと溶融ブレンドし、続いて水性ス
ラリーの製造に適した粒度に粉砕する。このサンプルを
比較例2の方法に従って圧縮する。このようにして製造
されたランダム繊維複合体マットは1.5g/ccの密
度と1/8インチ(3.2mm)の厚さを有する。圧縮
シートを比較例3の方法に従って引火性に関して試験す
る。 【0050】総発熱量と発熱率は比較例3の総発熱量と
発熱率の1/2と見なされる。発煙量の減少はさらに顕
著である。試験結果は表1に記載する。 【0051】例2 例1に従って製造されたランダム繊維複合体マットを、
比較例4に述べたようにシートの膨張によって、すなわ
ちシートが形成する平面に対して垂直な膨張によって圧
縮体積の2倍になるようにロフトさせる。ロフトされた
複合体シートは0.72g/ccの密度と1/4インチ
(6.35mm)の厚さを有する。サンプルをASTM
  E−906に従って試験する。総発熱量と発熱率は
比較例5の総発熱量と発熱率よりも実質的に低いことが
観察される。発煙量は1桁より大きく低下する。試験結
果は表1に記載する。 【0052】例3 ランダム繊維複合体マットを比較例1に述べたように製
造するが、この場合にはガラス繊維196gにフォルタ
フィル  ファイバー社(Fortafil  Fib
er、Inc.)(米国、テネシー州、ロックウッド)
から入手可能な、商品名フォルタフィル(Fortaf
il)3(C)1/8インチ04で販売されている、繊
維長さ1/8インチ(3.2mm)の炭素繊維を補充す
る。Mg(OH)241.5gを同量のポリマーの代わ
りに用いる。水性スラリー形成の前に、Mg(OH)2
をポリプロピレンと溶融混合する。溶融混合されたポリ
マーとMg(OH)2が室温に冷却した後に、水性分散
液の形成に適した粒度に粉砕し、この水性分散液から複
合体マットを製造する。 【0053】マットのサンプルを比較例2の方法によっ
て圧縮する。このようにして製造されたランダム繊維複
合体は1.15g/ccの密度と1/8インチ(3.2
mm)の厚さを有する。 【0054】例4 例3のランダム繊維複合体を例2の方法に従って密度0
.31にまでロフトさせる。サンプルをASTM  E
−906に従って試験する。試験結果は表1に記載する
。 【0055】例5 ランダム繊維複合体マットを例3に従って製造するが、
この場合にはポリプロピレンポリマー83gにMg(O
H)2を補充する。 【0056】マットのサンプルを比較例2の方法に従っ
て圧縮する。このようにして製造されたランダム繊維複
合体は1.17g/ccの密度と1/8インチ(3.2
mm)の厚さを有する。例6 例5のランダム繊維複合体を例2の方法に従って密度0
.31g/ccにまでロフトさせる。サンプルを比較例
3の方法に従って試験する。試験結果は表1に記載する
。例7 ランダム繊維複合体を比較例1に従って製造するが、こ
の場合にはポリプロピレン64gの代わりにアンゾン 
 アメリカ社(Anzon  America,Inc
.)(ニュージャーシー州、フリーホールド)によって
商品名オンガード(Ongard)2で販売されている
MgO  60%とZnO  40%の混合物を用いる
。 【0057】マットのサンプルを比較例2の方法に従っ
て圧縮する。このようにして製造されたランダム繊維複
合体は1.3g/ccの密度と1/8インチ(3.2m
m)の厚さを有する。圧縮シートを比較例3の方法に従
って引火性に関して試験する。試験結果は表1に記載す
る。 【0058】例8 例7のランダム繊維複合体を例2の方法に従って密度0
.37g/ccにまでロフトさせる。サンプルを比較例
3の方法に従って引火性に関して試験する。試験結果は
表1に記載する。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)熱融合性ポリマーマトリックス  
    19〜86重量%; (b)強化用繊維  10〜51重量%;及び(c)無
    機酸素含有化合物  複合体の乾量を基準にして4〜3
    0重量% を含み、 (d)0.25〜1.8g/ccの密度を有し、(e)
    100kW−分/m2以下の2分間総発熱量(two 
     minute  total  heat  rel
    ease)を示すことを含む複合体。
  2. 【請求項2】  100  SMOKE/m2以下の最
    大SMOKE放出率(maximum  rate  
    of  SMOKE  release)を示す、請求
    項1記載の複合体。
  3. 【請求項3】  無機酸素含有化合物がMg、Ca、S
    i、Ti、P、Al、Zn、Ti及びCuから成る群か
    ら選択された陽イオンを含む請求項1記載の複合体。
  4. 【請求項4】  強化用繊維がガラス又は炭素である請
    求項1記載の複合体。
  5. 【請求項5】  100kW−分/m2以下の2分間総
    発熱量を有する複合体航空機内装用パネルの製造方法で
    あって、次の工程: (a)水に不溶な熱融合性ポリマー、強化用繊維、無機
    酸素含有化合物及び結合剤の水性スラリーを形成する工
    程; (b)水性スラリーを凝集させる工程;(c)凝集体(
    flocculate)を脱水して、複合体マットを形
    成する工程; (d)マットを乾燥する工程; (e)加熱、加圧によって複合体シートを形成する工程
    ;及び(f)複合体を、一段階で又は二段階以上で、シ
    ートによって形成される平面に対して垂直方向に熱成形
    し、熱膨張させる工程を含む方法。
  6. 【請求項6】  水性スラリーの形成前に無機酸素含有
    化合物を熱融合性ポリマーと一緒にする請求項5記載の
    方法。
  7. 【請求項7】  非団結複合体マット又は予備団結複合
    体シートを、複合体シートをラミネートに融合させるた
    めの熱及び圧力条件下で、団結させる付加的工程を含む
    請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】  少なくとも一つの積層シートがラミネ
    ート中の少なくとも一つの他の複合体シートとは異なる
    組成を有する請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】  請求項5記載の方法によって製造され
    た航空機内装用パネル。
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