JPH04228400A - 極星センサを使用した宇宙船の3軸姿勢制御システム - Google Patents

極星センサを使用した宇宙船の3軸姿勢制御システム

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JPH04228400A
JPH04228400A JP3109535A JP10953591A JPH04228400A JP H04228400 A JPH04228400 A JP H04228400A JP 3109535 A JP3109535 A JP 3109535A JP 10953591 A JP10953591 A JP 10953591A JP H04228400 A JPH04228400 A JP H04228400A
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JP
Japan
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signal
spacecraft
roll
pitch
star
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JP3109535A
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English (en)
Inventor
Michael A Paluszek
マイケル・アダム・パルスゼック
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宇宙船の姿勢制御シス
テムに関し、更に詳しくは、地球センサとともに極星セ
ンサを使用した宇宙船の3軸姿勢制御システムに関する
【0002】
【従来の技術】人工衛星または宇宙船は種々の用途に広
く使用されている。例えば、通信用のある用途では、宇
宙船は、宇宙船が回る地球のような天体の表面上の特定
の位置に計器を向けることを要求される。
【0003】地球上の離れた位置間における通信、また
は放送用には、静止衛星が有利である。静止衛星は赤道
軌道にあり、スピン安定化または3軸安定化される。ア
ンテナを特定の位置に向けるように維持するために、ス
ピン安定化衛星は地球を向いているアンテナまたはセン
サが設けられるデスピン・プラットフォームを有するこ
とが必要である。スピン安定化宇宙船は的確に地球を指
し示す動作を維持するように大きな運動量バイアスを必
要とする。
【0004】3軸安定化宇宙船は1つ以上の姿勢センサ
の制御の下で姿勢を維持するためにロール(横揺れ)、
ピッチ(縦揺れ)およびヨー(偏揺れ)軸に関連して宇
宙船にトルクを与えるトルク発生システムを使用する。 方向を維持するトルク発生は磁気トルク発生器、化学ス
ラスタ、モーメンタムすなわち反動ホイールまたはこれ
らの3つのいずれかを組み合わせたものによって達成さ
れる。
【0005】宇宙船の姿勢は多くのシステムのいずれか
によって測定される。商用通信衛星で使用されている1
つの姿勢検知システムは姿勢制御用に太陽センサととも
に地球地平線センサを必要とする。地球センサはピッチ
およびロール情報を提供し、太陽センサはヨー情報の更
新を考慮した時間情報を提供する。ヨーは太陽センサの
測定が利用できない間に推定されなければならない。こ
れらのセンサはロール軸およびヨー軸の4分の1軌道毎
の交換とともに通常の条件下における宇宙船の安定化に
対する充分な情報を提供する。しかしながら、地平線セ
ンサは地平線を不明瞭にする大気の影響のために正確な
情報を提供しないし、ヨー更新情報は正確な照準を行う
のに充分な制御情報を提供しないかもしれない。運動量
バイアス宇宙船において正確な照準要件が少ない場合に
は、地平線センサのみを必要とし、モーメンタム・ホイ
ールのザイロスコープ結合を使用して、ヨー姿勢を維持
することができる。
【0006】他の姿勢制御システムにおいては、ザイロ
スコープを宇宙船内に取り付けて、角速度情報を得てい
る。ザイロスコープは少なくとも軸受け摩擦によるエラ
ーを受け易いので、周期的に更新することが必要である
。この更新は地球地平線センサおよび太陽センサによっ
て行われるが、これらは上述したようにエラーを受け易
い。ザイロスコープは星センサのシステムによって更新
される。このような星センサのシステムは上空の部分を
観察し、この観察した風景を記憶した星図と一致させる
。このような装置は正確な制御を行うことができるが、
記憶した地図と有意義な比較を行うために星センサはか
なり大きな範囲にわたる星に反応しなければならないの
で非常に高価になる。また、かなり大きな範囲にわたっ
て星を観察する要件はほのかな弱々しい星を検出するた
めにイメージセンサの冷却を必要とするとともに、また
星の相対的等級を比較のために測定できるように充分特
徴付けられた反応特性の線形性または少なくとも反応特
性を必要とする。このような星検知システムの価格は商
用通信衛星用には高すぎるものである。10年使用可能
な商用通信衛星用に要求されるような長寿命に適したザ
イロスコープは非常に高価である。また、このようなザ
イロスコープの価格は商用通信衛星用には高すぎるもの
である。
【0007】
【発明の概要】赤道軌道にある宇宙船の3軸姿勢制御シ
ステムは宇宙船に取り付けられ、宇宙船のピッチ軸に平
行な照準線を有し、ピッチ軸に対する選択された極星の
2軸位置を表す星信号を発生する極星センサを有してい
る。また、宇宙船はピッチ軸の周りの宇宙船の少なくと
もピッチを表す信号を発生する地球センサを有している
。宇宙船はまた天体暦および軌道位置を表す情報が記憶
されたメモリを有している。記憶された情報が動作の間
宇宙船に送信されたり、またはプログラムされたり、ま
たは両処理が行われる。プロセッサが極星センサ、地球
センサおよび軌道または天体暦情報源に接続され、情報
を処理し、少なくともヨーを表す信号を発生する。プロ
セッサとともに地球センサまたは星センサ、または両者
はロールを表す信号を発生する。トルク発生装置はピッ
チ、ロールおよびヨーを表す信号に応答して、宇宙船に
トルクを与え、所望の姿勢を維持する。本発明の特定の
実施例では、地球センサおよび星センサ/プロセッサの
両方はロールに関する情報を発生し、結合器が両方のロ
ール信号を結合して、合成したロール信号を発生する。
【0008】
【実施例の記載】図1は地球12の周りの赤道軌道内の
衛星10の簡略斜視図である。衛星10は所望の姿勢で
示されており、ピッチ軸、すなわちz軸が軌道面に対し
て直角にあり、ロール軸、すなわちy軸の方向に動いて
いる。ヨー軸、すなわちx軸が地球の中心に向かって示
されている。
【0009】図1に示すように、地球の回転軸14は宇
宙船10に取り付けられている星センサ18の破線16
として示されている照準線にほぼ平行である。軸14お
よび照準線16の両方は宇宙の20で示す遠方位置を向
いている。この遠方位置は22で示す選択された極星に
近いが、正確ではない。以下に説明するように、極星は
北または南の極星であるが、好ましくはα小熊座(北極
星)、SAO番号308が選択される。24で示す地球
センサ組立体(ESA)は宇宙船に取り付けられており
、その照準線は一点鎖線26で示され、地球に向けられ
ている。ブロック28で示す制御回路または制御装置は
宇宙船に付設されており、星センサ18および地球セン
サ組立体24に接続され(図1には示されていない手段
によって)、宇宙船の方向を決定する。30、32およ
び34で示す相互に直交するトルク発生コイルは制御ブ
ロック28に(図示しない)手段によって接続され、姿
勢を制御するように宇宙船にトルクを与えるべく励起さ
れる。アンテナ40が宇宙船に設けられ、地球と通信す
るように地球に向けられている。アンテナ40は制御ブ
ロック28に接続され、地上局からの制御指令を受信し
たり、宇宙船の状態に関する情報を地上局に送信する。 回転可能な太陽電池板36はその回転が星センサ18の
照準線16を妨害しないような位置の宇宙船上に取り付
けられている。
【0010】図1の地球センサ組立体24は走査型のも
のであり、地球を横切る一対の経路を同時にまたは順次
走査する。地球の地平線を横切る毎に信号が発生する。 各走査の長さすなわち継続時間は地平線を横切る間の時
間によって決定される。図2aは地球12、および第1
および第2の走査経路50および52を示している。図
示のように、走査経路50および52は赤道線54の上
下の中心にある。この結果、走査経路50および52は
それぞれ同じ時間L1およびL2で横切られる。図2b
は宇宙船が図1のy軸の周りで回転した場合の状態を示
しており、走査経路50および52は赤道線54から等
しい距離にない。図示のように、走査線50は時間L1
で完了し、この時間L1は走査52の完了に必要な時間
L2よりも非常に短い。時間L1およびL2の差がロー
ルを示している。
【0011】また、地球センサ組立体24はピッチを指
示することができる。前述したように、宇宙船が図2a
に示すようにロール軸の周りで適当に方向付けられたと
きには、走査50の完成に必要な時間L1は走査52の
完成に必要な時間L2に等しい。地球センサ組立体の走
査ホイール(図示せず)は、走査ホイールの特定の位置
が図1の照準線26に対応するように校正される。図2
aの走査50および52が中央点にある瞬間における地
球センサ組立体24の走査ホイールの照準線の状態の偏
差がピッチ・エラーを示す。このように、地球センサ組
立体はロールおよびピッチ・エラーの両方を指示するた
めに使用できる。このようなセンサはD.レイデル出版
社(D.Reidel Publishing Co.
,)によって出版されたジェームズR.ワーツ(Jam
es R.Werts) により編集されたテキスト「
宇宙船の姿勢測定および制御(Spacecraft 
Attidude Determination an
d Control) 」、第1版、1985年の16
6−180ページに記載されている。
【0012】図3は図1の星センサ18の簡略構成図で
ある。図3において、星センサ18は光学組立体310
およびその焦点面に設けられているセンサ配列部312
を有し、両者は照準線16上に中心が設けられている。 図3に示すように、極星22は照準線16上に中心が設
けられていない。この結果、極星22からセンサ配列部
312に延出している視線314は316で示す星の画
像をセンサ配列部上に投影している。地球の周りの衛星
の軌道運動の間、照準線16に対する星22の見かけ上
の位置は変化し、画像316は破線318で示す円形の
経路を照準線16の周りに描く。
【0013】以下に説明するように、時々刻々の宇宙船
の軌道位置および天体暦情報を知ることによって図3の
センサ配列部312上の画像の予想位置を計算すること
ができる。この計算された位置からの星の画像316の
偏差は図3に示すxおよびy方向におけるエラーを示す
。このエラーはロールおよびヨーを表している。特に、
ヨー・エラーは星の画像316の実際の位置を画像の計
算位置からy方向にずれさせ、ロールエラーは画像をx
方向にずれさせている。通常、ロール・エラーとヨー・
エラーが組合わさって発生し、xおよびy方向の変位を
組み合わせたものが予想される。
【0014】星センサ18は約88゜より大きい傾きを
もって星を追跡することしか必要でないので、星センサ
18の視野(FOV)は狭い。5゜までの傾きをもって
宇宙船で使用するために北極星を追跡するのに、視野は
少なくとも16.5゜×16.5゜必要である。星セン
サは適切な正確さを持っていなければならないし、所望
の正確さを達成するために配列部内に最小の数の画素を
有する最も簡単な装置を有していなければならない。そ
の感度は他の極星でなく、北極星を検知するのに充分な
ものでなければならない。これらの目的は冷却しないC
CD(電荷結合素子)またはCID(電荷注入素子)か
らなるセンサで達成される。このようなセンサからなる
配列部はよく知られているものである。図3に示すよう
に、配列部312は矩形のN×Mの配列である。
【0015】都合のよい配列部の大きさは、N=512
、M=512であり、静止軌道に対して6.5゜×6.
5゜のFOVを有している。ブロック322として示さ
れているプリアンプは、周知のようにセンサ配列部から
のクロック信号に同期したアナログ信号を受信するよう
にセンサ配列部に接続されて図3に示されている。 アナログ−ディジタル変換器(ADC)334はこのア
ナログ信号を対応するディジタル値に変換する。このデ
ィジタル値は並列または直列形式で出力される。配列部
は北極星以外の星に対しては識別し得る信号を発生する
ように充分な感度を有することが要求されるかもしれな
い。応答特性を制限するために、ディジタルしきい値検
出器336は出力データ路338上の出力信号を予め設
定した等級を超える信号に制限する。この予め設定され
る等級は約計器等級2.5に設定され、北極星はこのし
きい値をはるかに超え、他の極星は充分低い値である。 この結果、等級2.5より大きなレベルで応答する画素
のみが出力を発生する。これは迷光に対する感度を低減
し、放射性障害に対する感度を小さくし、間違って星が
見えないようにする。また、しきい値ブロック336は
測定の準備ができたことを飛行コンピュータ(図示せず
)に知らせるための割り込み出力をデータ路339に有
している。
【0016】センサの視野は許容可能な軌道の傾斜、星
の傾斜および姿勢エラーによって決定される。北極星は
89゜より大きな傾斜をもっている。従って、16.5
゜×16.5゜の視野は、5゜までの傾斜をもって軌道
内の宇宙船に対する北極星を追跡するのに充分である(
傾斜に対して5゜+北極星に対して1゜+姿勢エラーに
対して2.25゜)。7゜の傾斜は20.5゜×20.
5゜のFOVを必要とする。
【0017】理想的には、センサは全体のN×Mより小
さな部分の配列部の走査(サブ走査)を行うために、例
えばサブ走査領域の名目上の中心を表す指定された画素
を中心とするP×Qの画素領域をサブ走査するためにア
ドレス可能であるべきである。3×3または5×5の画
素をサブ走査する場合においては、名目上の中心は実際
の画素のアドレスに対応する。4×4または他の偶数の
場合には、中心はいくらか更に複雑なアドレスを必要と
する仮想点である。一方、ある種の処理は奇数よりも偶
数の場合に更に容易に達成することができ、16×16
のサブ走査はアドレスがより複雑であるとしても17×
17のサブ走査よりもより好ましいものである。サブ走
査の名目上の中心は、サブ走査の中心近くに北極星の画
像を設定するように軌道位置、所望の姿勢、システムの
ジオメトリ、および天体暦情報に基づいて飛行コンピュ
ータによって設定される。
【0018】サブ走査を使用することなく、全配列部の
走査が使用される場合には、焦点面の北極星の位置は最
も大きな出力を有する画素を単に捜し求め、その画素を
北極星が映されている画素と定めることによって測定さ
れる。この動作のために、図3の光学系310は配列部
の1つの画素に等価な領域上に焦点を合わすように設計
される。この技術の解像度は1画素であり、512×5
12の配列部および5゜の傾斜の場合には、解像度Rは
次式によって与えられる。
【0019】       R=16.5゜/512=0.03゜  
                    (1)これ
は静止通信衛星に対してはほぼ充分なものである。
【0020】より大きな指示精度を要望する場合には、
北極星の画像がいくつかの画素を覆うように光学系は北
極星の画像の焦点をぼかすように設計され、配列部は照
明された部分にわたってサブ走査される。それから、重
心の計算が行われる。走査線に沿った強度の重心の計算
は周知であり、例えば米国特許第4929843号に記
載されている。焦点をぼかされた重心計算法における解
像度Rは次式の通りである。
【0021】       R=Fei /N           
                         
      (2)ここにおいて、ei は約0.01
であり、Fは度数で表した視野の幅である。16.5゜
×16.5゜のFOVの場合には、165×165の画
素配列部で0.001の解像度が達成され得る。この方
法は上述した非重心方法よりも大きな解像度をより小さ
な配列部で達成するが、更に複雑な信号処理を必要とす
る。
【0022】更に大きな解像度に対しては、重心計算は
全配列に対して行われる。512×512の配列部にお
いては、5゜の傾斜の場合の解像度は0.0003゜と
大きなものである。
【0023】図5は図2で説明した装置によって行われ
る測定から宇宙船のヨーを測定する図1のブロック28
で行われる信号処理を説明する簡略フローチャートであ
る。図5において、ブロック510はヨー測定シーケン
スの開始を示しており、ブロック512は現時刻の読み
取りを示している(または、計算が遅れる場合には、星
の測定が行われた時刻)。ブロック514は現時刻を2
000年1月1日(J2000)系の正午に変換するこ
とを示している。この変換された時刻は重心ダイナミッ
ク時刻(TDB)であり、これは太陽系の重心による天
体暦の時間尺度として使用される。ブロック516は座
標時刻t=TDBにおける速度および天文単位(au)
における地球の重心位置のメモリ(すなわち、天文学用
の暦)に記憶された表のデータを読み取ることを示して
いる。ブロック518はJ2000における極星の赤経
(αo )および赤緯(δo )のメモリからの読み出
しを示している。ブロック520は元期J2000にお
ける極星の重心方向(q)の計算を示している。
【0024】
【数1】 ここにおいて、αo およびδo は元期J2000.
0の赤道および分点に対するJ2000.0系における
赤経および赤緯である。
【0025】ブロック522は空間運動ベクトルmの計
算を示している。
【0026】
【数2】 ここにおいて、πは視差であり、(μα、μδ)は適当
な運動速度であり、vは地球から離れる方向が正で測定
した半径方向速度である。
【0027】ブロック524は測定時における極星の地
心ベクトルPの計算を示している。
【0028】       P=q+Tm−πEB         
                         
   (5)ここにおいて、TはJ2000.0からの
ユリウス世紀における間隔であり、次式によって与えら
れる。
【0029】       T=(JD−245  1545.0)/
36525          (6)ここにおいて、
JDはユリウス日であり、245  1545は200
0年に対するユリウス日であり、36525はユリウス
世紀における日数である。
【0030】JDは例えば米国政府印刷局によって印刷
された1989年の天文暦に記載されているようにTD
Bから直接計算することができる。
【0031】ブロック526は地球の日心位置Eを測定
することを示している。
【0032】       E=EB −SB           
                         
       (7)ここにおいて、SB は時間t=
TDBにおける太陽の重心位置である。
【0033】ブロック528は次の単位ベクトルを形成
することを表している。
【0034】       p=P/|P|            
                         
     (8)      e=E/|E|    
                         
             (9)光の偏向に対する補
正がブロック530で行われ、補正されたベクトルP1
を形成する。
【0035】
【数3】 ここにおいて、μ/c2 =9.87×10−9auで
あり、E=|E|である。
【0036】相対論効果がブロック532で補償される
【0037】
【数4】 ここにおいて、Vは真空中における光の速度(3×10
8 m/sec)によって割られた時刻tにおける地球
の重心速度ベクトル(dEB /dt)であり、βは次
式の通りである。
【0038】
【数5】 歳差運動および章動がブロック534で補正され、時間
t=TBDでの焦点面における極星の見かけ上の位置を
見つける。
【0039】       uECI =Mp2          
                         
      (13)ここにおいて、MはJ2000.
0系から測定時の赤道および分点系に変換する3×3変
換マトリックスである。これは日付の地球中心慣性(E
CI)系における単位ベクトルを与える。
【0040】単位ベクトルuはブロック536において
近焦点系単位ベクトルuPFに変換される。
【0041】       uPF=MECI−TO−PF uECI
                         
      (14)ブロック538においては、単位
ベクトルμは名目上の宇宙船(地球照準)系に変換され
る。
【0042】       uEP=MPF−TO−EPuPF   
                         
      (15)仮に、北極星が極に存在し、姿勢
エラーがゼロであったとすると、北極星はセンサの照準
線に沿って現れる。北極星は極に存在せず、姿勢エラー
が発生するので、uEPの最も大きな成分が照準線に沿
って存在し、焦点面には小さな成分のみが存在する。宇
宙船がその軌道内で動くと、星は図3に示すように焦点
面において円形路を描く。
【0043】宇宙船のピッチ・エラーは上述したように
焦点面において北極星の画像の位置に見かけ上のエラー
を生ずる。これらは地球センサ組立体(ESA)のピッ
チ信号を使用して図5のブロック540で補正される。
【0044】       uPC=MEP−TO−PCuEP   
                         
      (16)図6は図3の星センサに関連する
幾何学的関係を示している。図3の構成要素に対応する
図6の構成要素は同じ符号で示されている。図6におい
て、補助座標u、vおよびλ、φはセンサ素子からなる
配列部312に関連している。補助座標uは座標xに並
列であり、vは座標yに並列であるが、これらはレンズ
310の焦点距離fだけ照準線16に沿って相互に変移
している。星ベクトル314は点610において焦点面
(配列部の面)を妨害している。角度φはy−z面にお
ける照準線16と星ベクトル314の投影612との間
の角度である。角度λは星ベクトル314とyおよびz
面との間の角度である。
【0045】星センサベクトルは図6の幾何学的配列を
使用して図5のブロック542において計算されている
【0046】
【数6】 ここにおいて       tanφ=u/f           
                         
  (18)      tanλ=(v/f)cos
φ                        
  (19)uおよびvは焦点面における星の画像の重
心の座標である。測定された単位ベクトルおよび計算さ
れた単位ベクトルは姿勢マトリックスによって関係付け
られる。
【0047】
【数7】 式(20)はいくつかの方法で姿勢のロールおよびヨー
に対して解かれる。これらの方法の内のいずれかが図5
のブロック544で使用される。便宜な方法は式(20
)に固有の9つの別々の式とともに図1および図2で説
明した地球センサ組立体から測定されたロール姿勢を使
用して、ヨーを求めるものである。例えば、精度の低い
用途においては、
【0048】
【数8】 ロール(θy )およびヨー(θx )に対する解は次
の通りである。
【0049】
【数9】 図4は種々の極星の特性を表にしたものである。名称S
AOはスミソニアン天文観測所を示している。表におい
て北極の星は308から3916の範囲の番号を持って
おり、南極の星は258970から258660までの
範囲の番号をもっている。図4に示すように、SAO番
号308(北極星)は1.68の計器等級を持っており
、従って計器等級3.0より明るい。そして、極の方向
を向いていて、上述したように約3.0の計器等級より
も明るい星のみを検知することができる極星センサはS
AO番号308のみを検知する。これは星識別処理を非
常に簡単化し、低価格となる。SAO番号308以外の
極星は例えばSAO番号3020または258857と
して使用される。撮像器の冷却はSAO番号3020を
使用するために必要ではないが、番号308および30
20の間の明るさの識別および明るさが更に少ない星の
識別が必要となり、これはSAO番号308のみを検知
する場合よりも識別が複雑になる。北極の星および南極
の星の間の選択については、第258857号および第
258660号は同じような等級および赤緯を有し、こ
れはセンサを混乱させることがある。極星の最適な選択
はSAO番号308であるが、他の星を使用することも
できる。
【0050】図5のブロック544で計算されたヨー情
報およびピッチおよびロール情報は図1の制御ブロック
28に利用でき、この制御ブロックは従来の姿勢制御方
法で情報を処理し、3軸姿勢を維持するようにトルク発
生器を動作させる。
【0051】図3において上述したように、ロール・エ
ラーは極星の画像をx方向にずれさせる。図5の方法を
使用して、ヨーを測定し、この場合ピッチがESA24
から知られている場合、星の画像の計算された位置から
のxの変移はロールを表わす。このように、ロールを表
す信号は星センサ18からの信号に基づく簡単な計算で
得られる。これらのロール信号は単独でまたはESAか
らのロール信号とともに使用される。図7はロール信号
を結合する結合装置の構成を示す簡略ブロック図である
。図7において、図1のESA24からのロール信号は
データポート710を介して加算サブシステム714お
よび716の非反転入力ポートに供給される。星センサ
18から発生するロール信号は加算サブシステム714
の反転入力ポートに供給される。大きな雑音成分を含む
差出力は加算サブシステム714からフィルタ718を
介して加算サブシステム716の反転入力ポートに供給
される。結合されたロール信号は加算サブシステム71
6の出力に現れる。結合ロール信号はいずれかのセンサ
のみの雑音よりも小さな雑音を有している。センサの雑
音特性が同じである場合、フィルタ718は周波数の関
数である0.5の一定利得を有する簡単な平均化フィル
タである。ESAロール信号雑音が主に低い周波数であ
り、星センサロール信号の雑音が主に高い周波数である
場合、フィルタ718はローパスフィルタである。更に
複雑な雑音特性の場合、フィルタ718はカルマンフィ
ルタのようなものが更に適当である。
【0052】本発明の他の実施例または具体例は本技術
分野に専門知識を有する者に明らかであろう。例えば、
磁気トルク発生器について説明したが、反動推進エンジ
ンまたはモーメンタムあるいは反動ホイールを使用して
宇宙船にトルクを与えてもよい。ヨー速度はセンサ出力
を差分し、それを使用し、宇宙船の天体暦を必要とする
ことなくヨー角度を伝播することによって得られる。地
球センサロール出力および極星センサによって引き出さ
れたロール速度を使用して推定される軌道ヨー速度成分
を使用して、引き出した速度を補正することができる。 伝播されたヨー角度は太陽センサのような他のヨーセン
サを使用して周期的に更新される。また、例えば反動推
進エンジンステーション維持動作の間で大きな乱れが存
在する場合に正確な照準を必要とする場合、制御ループ
の安定化のために極星センサによって得られたヨーおよ
びロール速度が使用される。または、正確な照準用途に
おいては、ヨーおよびロールは速度積分ザイロスコープ
を使用して伝播され、極星センサヨーおよびロール測定
を使用して周期的に更新される。これらの測定はザイロ
スコープのバイアスを算出するために使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】極星センサおよび地球センサを示す地球の周り
の赤道軌道における宇宙船を示す簡略斜視図である。
【図2】図2aおよび2bはピッチおよびロール情報を
発生する図1の地球センサの走査動作を示す図である。
【図3】図1の極星センサの動作を示す簡略構成図であ
る。
【図4】いくつかの極星の特性を示す表である。
【図5】極星センサおよび地球センサからの情報を処理
して、ロール、ピッチおよびヨーを測定する処理を示す
簡略化されたフローチャートである。
【図6】図5の計算で使用される座標軸を示す図3の星
センサの簡略構成図である。
【図7】異なる信号源からのロール信号を結合する装置
の簡略ブロック図である。
【符号の説明】
10  衛星 12  地球 18  星センサ 22  極星 24  地球センサ 28  制御回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  赤道軌道で動作する宇宙船の3軸姿勢
    制御システムであって、前記宇宙船に取り付けられ、宇
    宙船のピッチ軸に平行な照準線を有し、前記ピッチ軸に
    対して選択された極星の2軸位置を表す星信号を発生す
    る極星検知手段と、前記宇宙船に取り付けられ、少なく
    とも前記ピッチ軸の周りの宇宙船のピッチを表すピッチ
    信号を発生する地球検知手段と、軌道位置および天体暦
    情報を表す信号を発生する信号源と、前記極星検知手段
    、地球検知手段および信号源に接続され、前記2軸情報
    および前記ピッチ信号を処理するとともに、少なくとも
    ロールおよびヨー情報を表す信号を発生する処理手段と
    、少なくとも前記処理手段に接続され、前記ピッチ、ロ
    ールおよびヨーを表す前記信号に応答し、所望の姿勢を
    維持するように前記宇宙船にトルクを与えるトルク発生
    手段と、を有する3軸姿勢制御システム。
  2. 【請求項2】  前記地球検知手段は、宇宙船のロール
    を表す第2の信号を発生する手段と、少なくとも前記地
    球検知手段に接続され、前記地球検知手段からの前記ロ
    ールを表す信号を前記極星検知手段から発生するロール
    を表す信号と結合する結合手段とを更に有する請求項1
    記載のシステム。
  3. 【請求項3】  前記結合手段は、反転および非反転入
    力ポート、および出力ポートを有し、前記反転入力ポー
    トは前記星検知手段から発生する前記ロール信号を受信
    するように接続され、前記非反転入力ポートは前記地球
    検知手段から前記ロール信号を受信するように地球検知
    手段に接続され、雑音成分を含む雑音信号を前記出力ポ
    ートに発生する第1の加算手段と、反転入力ポートを有
    するとともに、前記地球検知手段から前記ロール信号を
    受信するように地球検知手段に接続された非反転入力ポ
    ートを有する第2の加算手段と、前記第1の加算手段の
    出力ポートおよび前記第2の加算手段の反転入力ポート
    に接続され、前記雑音信号をろ波して、ろ波された雑音
    信号を発生し、前記ろ波された雑音信号を前記第2の加
    算手段に供給し、前記ろ波された雑音信号が前記第2の
    加算手段において差し引かれて、結合されたロール信号
    を発生するフィルタ手段と、を有する請求項2記載のシ
    ステム。
  4. 【請求項4】  少なくともピッチ軸の周りで安定化さ
    せられる宇宙船であって、光センサの2次元平面配列部
    と、離れた距離にある対象物の焦点を焦点面に合わせる
    光学手段と、前記配列部および前記光学手段に接続され
    、前記配列部の光センサの中心のセンサが前記ピッチ軸
    に平行な照準線上に存在するように前記配列部を前記焦
    点面に設ける取り付け手段と、前記配列部に接続され、
    前記光センサの中心のセンサからの唯一の極星の偏差を
    表す信号を発生する処理手段と、を有する宇宙船。
  5. 【請求項5】  前記処理手段は宇宙船のロール軸およ
    びヨー軸に平行な方向における前記偏差成分をそれぞれ
    表す第1および第2の信号として前記信号を発生するよ
    うになっている請求項4記載の宇宙船。
  6. 【請求項6】  前記配列部に接続され、感度を制限す
    るしきい値手段を更に有する請求項4記載の宇宙船。
  7. 【請求項7】  前記しきい値手段は2.5に近い計器
    強度に対応する等級で制限するようになっている請求項
    6記載の宇宙船。
  8. 【請求項8】  地球の周りの赤道軌道の宇宙船の姿勢
    を制御する方法であって、地球検知組立体を使用して少
    なくとも宇宙船のピッチを測定し、軌道面に直角なピッ
    チ軸の周りにおける宇宙船のピッチを表すピッチ信号を
    発生し、前記ピッチ軸に理想的には直交する面に存在す
    る光センサ配列部上に投影された選択された極星の画像
    の位置を検知し、この位置の検知は宇宙船のロール軸お
    よびヨー軸に平行な成分に分解することができ、星位置
    信号を発生し、軌道位置情報および天体暦情報を表す信
    号を発生し、前記ピッチ信号、前記星位置信号、および
    軌道位置情報および天体暦信号を表す前記信号を処理し
    、前記ヨー軸の周りの宇宙船のヨーを表すヨー信号を発
    生するステップを有する宇宙船の姿勢制御方法。
  9. 【請求項9】  少なくとも前記ヨー信号および前記ピ
    ッチ信号を処理し、トルク制御信号を発生するステップ
    、および前記トルク制御信号の制御の下にトルク発生手
    段を動作させ、宇宙船の3軸姿勢を維持するステップを
    更に有する請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】  前記ピッチ信号、前記星位置信号、
    および軌道位置情報および天体暦情報を表す前記信号を
    処理し、前記ロール軸の周りの宇宙船のロールを表す信
    号を発生するステップを更に有する請求項8記載の方法
  11. 【請求項11】  前記ピッチ、ロールおよびヨー信号
    を処理し、トルク制御信号を発生するステップ、および
    前記トルク制御信号の制御の下でトルク発生手段を動作
    させ、宇宙船の3軸姿勢を維持するステップを更に有す
    る請求項10記載の方法。
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