JPH04230077A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH04230077A
JPH04230077A JP2418773A JP41877390A JPH04230077A JP H04230077 A JPH04230077 A JP H04230077A JP 2418773 A JP2418773 A JP 2418773A JP 41877390 A JP41877390 A JP 41877390A JP H04230077 A JPH04230077 A JP H04230077A
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cell array
gate
mos transistor
cell
substrate
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Seiichi Aritome
誠一 有留
Ryohei Kirisawa
桐澤 亮平
Ryozo Nakayama
中山 良三
Tetsuo Endo
哲郎 遠藤
Riichiro Shirata
理一郎 白田
Chika Inoue
井上 千佳
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/10Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the top-view layout
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

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  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NANDセル型EEP
ROM等の半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】浮遊ゲートと制御ゲートを有する電気的
書替え可能なメモリセルを用いたEEPROMが知られ
ている。なかでも、複数のメモリセルのソース,ドレイ
ン拡散層を隣接するもの同士で共用する形で直列接続し
てNANDセルを構成したEEPROMは、高集積化で
きるものとして注目されている。
【0003】しかしこの種のEEPROMには、次のよ
うな問題があった。一つは、メモリセルが配列形成され
たセルアレイ領域の周辺部のメモリセルが内部のそれと
形状や特性が異なることである。これには二つの原因が
ある。通常この種のメモリセルでは、浮遊ゲートと制御
ゲート間の結合容量を十分大きくするために、浮遊ゲー
トは素子領域からフィールド領域上に一部延在するよう
に配設される。ところがセルアレイ領域内部に素子領域
と交互に形成されるフィールド領域に比べてセルアレイ
領域外部のフィールド領域は広い面積を持つ。したがっ
てフィールド酸化膜を通常のLOCOS法で形成した場
合、セルアレイ領域内部でセル間を分離するためのフィ
ールド酸化膜の盛り上がりに比べてセルアレイ領域外部
の広いフィールド領域でのフィールド酸化膜の盛り上が
りが大きくなる。その結果、平坦性の異なるセルアレイ
領域内部とその周辺部とでは加工される浮遊ゲートおよ
び制御ゲートの形状が異なったものとなる。これが、メ
モリセル特性のばらつきの原因となる。もう一つの原因
は、フィールド領域にイオン注入により形成される反転
防止層の不純物のしみ出し効果が、セルアレイ領域内部
に位置するフィールド領域とセルアレイ周辺部とでは異
なることである。これは、セルアレイ領域内部の狭いフ
ィールド領域に比べてセルアレイ領域外部の広いフィー
ルド領域には十分多量の不純物が導入されるためである
。これも、メモリセルの特性のばらつきとなって現れる
【0004】二つ目の問題は、この種のEEPORMで
はデータ書き込みや消去に電源電位より昇圧された高電
位が用いられるため、これらの高電位が印加される周辺
回路内のMOSトランジスタの信頼性の確保が難しいこ
とである。高電位が印加されるMOSトランジスタの信
頼性を確保するためにはそれらのゲート酸化膜厚を十分
厚くすることが必要になる。これに合わせて、電源電位
が用いられるMOSトランジスタのゲート酸化膜厚も厚
くすると、短チャネル効果等を低減するためにゲート長
を短くすることができない。
【0005】もう一つの問題は、周辺回路にCMOS回
路を用いた場合に、通常pチャネルMOSトランジスタ
とnチャネルMOSトランジスタのそれぞれの特性最適
化のためのチャネルイオン注入等が必要になり、製造工
程が複雑になることである。
【0006】同様の問題は、NANDセル型EEPRO
Mに限らず、NOR型のEEPROMにもあるし、また
EEPROMだけでなく、DRAMやSRAM等の各種
半導体記憶装置にもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の半
導体記憶装置には、メモリセルアレイ領域の内部と周辺
部とでメモリセル特性が異なったものとなる、高電位が
用いられる周辺回路内でMOSトランジスタのゲート長
を微細化することができない、CMOS周辺回路を用い
ると製造工程が複雑になる、といった問題があった。
【0008】本発明は、この様な問題を解決して特性向
上を図った半導体記憶装置を提供することを目的とする
【0009】[発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、半導
体基板に複数のメモリセルが配列形成されたセルアレイ
を有する半導体記憶装置において、セルアレイ領域外部
のフィールド領域端部に、セルアレイ内部のメモリセル
特性を均一化するためにダミー素子領域が形成されてい
ることを特徴とする。
【0011】本発明は、第2に、半導体基板に電気的書
替え可能な複数のメモリセルからなるセルアレイと、こ
のセルアレイの書込み,消去および読出しを制御する周
辺回路とが形成された半導体記憶装置において、周辺回
路内の電源電位がゲートに印加されるMOSトランジス
タと電源電位より高い高電位がゲートに印加されるMO
Sトランジスタのゲート酸化膜の膜厚を異ならせたこと
を特徴とする。
【0012】本発明は、第3に、第1導電型半導体基板
の第2導電型ウェル内に電気的書替え可能な複数のメモ
リセルからなるセルアレイが形成され、セルアレイ領域
とは別の第2導電型ウェルに形成されたセルアレイの書
込み,消去および読出しを制御する周辺回路が形成され
た半導体記憶装置において、周辺回路内の前記第2導電
型ウェルに形成された第1導電チャネルMOSトランジ
スタと、前記第2導電型ウェル内に形成された第1導電
型ウェルに形成された第2導電チャネルMOSトランジ
スタのチャネルイオン注入が同時に行われていることを
特徴とする。
【0013】
【作用】本発明によれば、セルアレイ領域外部のフィー
ルド領域端部にダミー素子領域を設けることによって、
セルアレイ領域でのパターン加工条件や不純物のしみ出
し効果がセルアレイ領域全体で均一になり、したがって
メモリセル特性の均一性が向上する。
【0014】また本発明によれば、周辺回路内で高電位
が印加されるMOSトランジスタと電源電位が印加され
るMOSトランジスタのゲート絶縁膜厚を印加される電
位に応じて異ならせることによって、周辺回路内での素
子の微細化と信頼性の確保を両立させることができる。
【0015】さらに本発明によれば、周辺回路内を二重
ウェル構造としてpチャネルMOSトランジスタとnチ
ャネルMOSトランジスタのチャネルイオン注入を同時
に行うことによってそれぞれ所望のしきい値を得ること
を可能として、製造工程の簡略化を図ることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明する
。図1は、本発明の一実施例に係るNANDセル型EE
PROMのNANDセルを示すレイアウトであり、図2
(a)(b)はそれぞれ図1のA−A′およびB−B′
断面図であり、図3はNANDセルアレイの等価回路で
ある。この実施例では、4個のメモリセルM1〜M4と
2個の選択ゲートS1,S2を、それらのソース,ドレ
イン拡散層を隣接するもの同士で共用する形で直列接続
してNANDセルが構成されている。この様なNAND
セルがマトリクス配列されてセルアレイが構成されてい
る。NANDセルのドレインは選択ゲートS1を介して
ビット線BLに接続され、ソースは選択ゲートS2を介
して接地線SSに接続されている。各メモリセルの制御
ゲートCG1〜CG4は、ビット線と交差して連続的に
配設されてワード線となる。この実施例では4個のメモ
リセルでNANDセルを構成しているが、一般に2n個
のメモリセルで一つのNANDセルを構成することがで
きる。
【0017】具体的なメモリセル構造を図2により説明
する。この実施例ではn型シリコン基板1を用いて、こ
の基板1にp型ウェル2が形成され、このp型ウェル2
にセルアレイが構成されている。後に説明するように周
辺回路は、セルアレイ領域とは別に形成されたp型ウェ
ルに形成される。NANDセルは、p型ウェル2にはL
OCOS法によって素子分離酸化膜10が形成され、こ
の素子分離酸化膜10で囲まれた素子領域に第1ゲート
酸化膜3を介して浮遊ゲート4(41〜44)が形成さ
れ、この上に第2ゲート酸化膜5を介して制御ゲート6
(61〜64)が形成されている。第1ゲート酸化膜3
は、5〜20nmの熱酸化膜であり、第2ゲート酸化膜
5は15〜40nmの熱酸化膜である。また浮遊ゲート
4は50〜400nmの第1層多結晶シリコンにより形
成され、制御ゲート6は100〜400nmの第2層多
結晶シリコンにより形成される。各メモリセルのソース
,ドレインとなるn型拡散層9は隣接するもの同士で共
用する形で4個のメモリセルが直列接続される。ゲート
および拡散層が形成された基板上は、CVD絶縁膜7で
覆われ、この上にビット線8が配設される。
【0018】二つの選択ゲートS1,S2の部分は、ゲ
ート酸化膜32の膜厚が25〜40nmとメモリセルの
それより厚く形成される。ゲート電極45、46は浮遊
ゲート4と同じ第1層多結晶シリコン膜を用いて形成さ
れている。そして制御ゲート6と同じ第2層多結晶シリ
コン膜により形成された配線65,66がゲート電極4
5,46に重ねて形成され、所定間隔毎にスルーホール
を介してゲート電極45,46に接続されている。
【0019】各メモリセルの浮遊ゲート4と制御ゲート
6および選択ゲートのゲート電極45,46と配線65
,66は、ゲート長方向には同じエッチングマスクを用
いて同時にパターニングされている。そしてソース,ド
レイン拡散層となるn型層9はこれらのゲート電極およ
び配線をマスクとして砒素または燐をイオン注入して形
成されている。
【0020】メモリセルの浮遊ゲート4は、図2(a)
に示すように素子領域からフィールド酸化膜10上に乗
り上げる状態にパターン形成されており、これによりメ
モリセルの制御ゲート4と基板1間の容量C1は、浮遊
ゲート4と制御ゲート6間の容量C2に比べて小さく設
定されている。具体的な数値例を上げて説明する。1μ
mルールに従って浮遊ゲート4および制御ゲート6を幅
1μm、チャネル長1μmとする。また浮遊ゲート4は
フィールド領域上に両側に1μmずつ延在させる。第1
ゲート酸化膜3は20nm、第2ゲート酸化膜5は35
nmとする。熱酸化膜の誘電率をεとすると、結合容量
C1,C2はそれぞれ、 C1=ε/0.02 C2=3ε/0.035 となる。すなわち、C1<C2なる条件を満たしている
【0021】図4は、セルアレイ領域周辺部とこれに接
するフィールド領域部分のレイアウトである。セルアレ
イの制御ゲート線が走る方向のすなわちワード線方向の
端部のフィールド領域には、斜線で示したようにダミー
素子領域11が形成されている。セルアレイ領域内の素
子領域間隔をaとして、セルアレイ領域内の最も端にあ
る素子領域とフィールド領域内に形成されるダミー素子
領域11との間隔をaとしている。このダミー素子領域
11にはセルアレイ領域におけるようにn型拡散層は形
成しない。セルアレイ領域のp型ウェルはこのダミー素
子領域の下まで形成されており、このダミー素子領域1
1上に配設されたAl配線13を高濃度p型拡散層12
を介してp型ウェルにコンタクトさせている。14がそ
のコンタクト部である。このAl配線13はまた、第3
層多結晶シリコン膜により形成された接地線15にもコ
ンタクトさせている。16がそのコンタクト部である。
【0022】ダミー素子領域は、セルアレイ領域外部の
みならず、セルアレイ領域内部の配線コンタクト等のた
めに所定ビット毎に広いフィールド領域となる部分に設
けられる。図5および図6はそれらの部分のレイアウト
を示している。
【0023】図5は、選択ゲート線SG1,SG2の二
層多結晶シリコン膜を相互にコンタクトさせるコンタク
ト部17が設けられるセルアレイ領域内部のフィールド
領域を示している。セルアレイ領域内部でも、この様な
コンタクト部17が設けられるフィールド領域は他のセ
ルアレイ領域内のフィールド領域に比べて面積が大きい
。そこでこの様なフィールド領域に、斜線で示すような
ダミー素子領域18が設けられる。
【0024】また図6は、セルアレイ領域内部で接地線
15とp型ウェルとをAl配線23によって接続する部
分のレイアウトである。この部分もAl配線13とその
コンタクトのために広いフィールド領域となるので、こ
こにも同様に斜線で示すようなダミー素子領域19が設
けられる。Al配線13は、コンタクト部22で高濃度
p型層21を介してp型ウェルにコンタクトし、また第
3層多結晶シリコン膜からなる接地線15に対してコン
タクト部20でコンタクトする。
【0025】図7は、図4のA−A′断面を、ダミー素
子領域がない従来の構造と比較して示している。図7(
b)に示すように従来の構造では、セルアレイ領域端部
ではフィールド酸化膜10の段差がセルアレイ領域内部
より大きくなり、したがって浮遊ゲートおよび制御ゲー
トの加工の際の平坦性がセルアレイ領域内部とは異なる
。また反転防止層23の不純物のしみ出し効果はセルア
レイ領域端部のメモリセルについて大きい。これらが前
述したように、セルアレイ領域内のメモリセル特性のば
らつきの原因になっている。これに対してこの実施例で
は、図7(a)に示すようにセルアレイ領域外のフィー
ルド領域端部にダミー素子領域11が形成されているた
め、セルアレイ領域内のすべてのメモリセルはゲート電
極の加工条件や反転防止層の不純物しみ出しの効果が等
しくなる。図5および図6に示すセルアレイ領域内の広
いフィールド領域部分も同じである。したがってこの実
施例によれば、均一性の優れたメモリセル特性が得られ
る。
【0026】図8は、周辺回路部の高電位例えば昇圧電
位Vpp(たとえば20V)がゲートに印加される部分
のMOSトランジスタ(以下、Vpp系MOSトランジ
スタという)と電源電位Vcc(たとえば5V)がゲー
トに印加される部分のMOSトランジスタ(以下、Vc
c系MOSトランジスタという)の構造である。周辺回
路は、セルアレイが形成されるp型ウェル2とは別に形
成されたp型ウェル24内に形成される。Vpp系MO
Sトランジスタ部は例えば50nmのゲート酸化膜25
1とし、Vcc系MOSトランジスタ部は20〜25n
mのゲート酸化膜252としている。それぞれのゲート
電極261,262は同じ多結晶シリコンを用いて同時
にパターン形成される。またソース,ドレインとなるn
型拡散層27もそれぞれのゲート電極をマスクとしてこ
れに自己整合されて形成される。Vpp系MOSトラン
ジスタでは、ソース,ドレイン拡散層のチャネルに接す
る部分に低濃度n型層28を設けた所謂LDD構造とし
ている。
【0027】この様なゲート酸化膜厚の作り分けは、具
体的に次のようにして行われる。まず、Vpp系MOS
トランジスタのゲート酸化膜251を熱酸化により形成
する。このときの膜厚は、後の熱酸化で膜厚が上積みさ
れることを考慮して、例えば最終的に必要な膜厚50n
mに対して44nmとする。そしてVcc系MOSトラ
ンジスタ領域のゲート酸化膜251をエッチング除去し
、再度熱酸化を行ってVcc系MOSトランジスタのゲ
ート酸化膜252を20〜25nm形成する。これによ
り、先に形成されたゲート酸化膜251は所望の最終膜
厚50nmとなる。
【0028】なおゲート酸化膜は、熱酸化法による他、
ラピット・サーマル・アニール(RTA)法を用いても
よい。酸化雰囲気は、ドライO2でもよいし、N2やA
r等の不活性ガスで希釈されたHCl,O2,H2O等
でもよく、またこれらの組み合わせを利用してもよい。
【0029】図9および図10は、同様に周辺回路のV
pp系MOSトランジスタとVcc系MOSトランジス
タのゲート酸化膜の作り分け構造の別の例である。
【0030】図9ではまず、Vpp系のゲート酸化膜2
51が例えば熱酸化法により25nmの厚さで形成され
る。その後、Vcc系MOSトランジスタ領域のゲート
酸化膜が除去され、TEOS膜によるゲート酸化膜29
がVcc系とVpp系に同時に形成される。その後の工
程は通常通りである。Vpp系MOSトランジスタ領域
ではゲート酸化膜が熱酸化膜とTEOS膜の二層構造と
なり、Vcc系はTEOS膜一層となる。したがってそ
れぞれの膜厚を選択することにより、Vpp系とVcc
系のMOSトランジスタのゲート耐圧をそれぞれ所望の
値に設定することができる。
【0031】この構造では、特にVpp系のゲート酸化
膜が二層構造となってピンホール等による短絡事故が確
実に防止されて信頼性が向上する。メモリセルの浮遊ゲ
ートと制御ゲート間の第2ゲート絶縁膜としてTEOS
膜を用いる場合には、これと同時に周辺回路内のVcc
系MOSトランジスタのゲート酸化膜を形成することに
よって、工程は簡単になる。TEOS膜は膜形成後に熱
処理を行ってもよい。例えば、O2を含む雰囲気中で熱
処理を行うことによって、TEOS膜は密度が高いもの
となり、信頼性が向上すると同時に、NH4F液による
エッチング速度が遅くなるので、プロセスマージンが向
上する。
【0032】図10では、まず(a)に示すように、V
pp系のMOSトランジスタ領域に最終膜厚となるゲー
ト酸化膜251を形成する。そしてフォトレジスト30
をパターン形成して、NH4F液によってVcc系MO
Sトランジスタ領域の酸化膜をエッチング除去する。次
にフォトレジスト30を残したまま、これをマスクとし
てLPD(Liquid  Phase  Depos
ition)法により、(b)に示すようにVcc系M
OSトランジスタのゲート酸化膜31を形成する。この
LPD法は具体的には、例えばH2SiO3〕水溶液に
SiO2粉末(例えばシリカゲル)を溶かした飽和溶液
に、H2BO3溶液を添加してシリコン酸化膜を析出さ
せる方法である。この後は、通常の工程でゲート電極お
よびソース,ドレイン拡散層を形成すればよい。
【0033】この方法では、Vpp系とVcc系のゲー
ト酸化膜をそれぞれ別々の互いに影響を与えることなく
形成することができる。したがって膜厚の制御性が優れ
ている。なお、フォトレジストの代わりに疎水性の膜例
えば多結晶シリコン等を用いることができる。
【0034】図8〜図10では、Vpp系とVcc系の
MOSトランジスタについて説明したが、NANDセル
型EEPROMでは通常、Vcc,Vppの他にさらに
中間電位VppM(例えば10V)が用いられる。した
がってVcc,VppおよびVppM系のMOSトラン
ジスタのゲート酸化膜をそれぞれ最適値になるように異
ならせることが望ましい。これは、図8〜図10で説明
した手法を採用することにより、容易に実現することが
できる。
【0035】次に、周辺回路内の各種MOSトランジス
タのしきい値制御について説明する。周辺回路をCMO
S構成とした場合、pチャネルMOSトランジスタとn
チャネルMOSトランジスタのしきい値をそれぞれ最適
設定する必要がある。また同じnチャネルMOSトラン
ジスタでも、Vcc系とVpp系ではゲート酸化膜厚が
異なるために、これらもそれぞれしきい値を最適設定す
る必要がある。これらのしきい値設定を、それぞれ別個
のチャネルイオン注入により行うと、工程は非常に複雑
になる。この実施例では以下に説明するように、しきい
値制御の工程を簡略化している。
【0036】図11は、セルアレイが形成されたp型ウ
ェル2と、これとは分離された周辺回路用のp型ウェル
24が設けられ、p型ウェル24にEタイプ,nチャネ
ルのVpp系MOSトランジスタQn1とVcc系MO
SトランジスタQn2、およびEタイプ,pチャネルの
Vcc系MOSトランジスタQpが形成されている様子
を示す。pチャネルMOSトランジスタQpは、p型ウ
ェル24内にさらにn型ウェル32が形成されて、この
二重ウェル構造部に形成されている。
【0037】図12〜図14はこの周辺回路部の製造工
程である。
【0038】まず図12に示すように、基板1にp型ウ
ェル24を形成し、次いでp型ウェル24内にn型ウェ
ル32を形成する。その後LOCOS法によってフィー
ルド酸化膜10を形成する。そして熱酸化を行って約4
4nmのゲート酸化膜33を形成し、Vpp系MOSト
ランジスタQn1の領域を覆うフォトレジスト.マスク
34をパターン形成して、他の領域のゲート酸化膜をエ
ッチング除去する。
【0039】その後フォトレジスト・マスク34を除去
して再度熱酸化を行って、図13に示すように、Vcc
系MOSトランジスタQn1およびQp領域のゲート酸
化膜35を20〜25nm形成する。このとき先に形成
されているVpp系MOSトランジスタ領域のゲート酸
化膜33は膜厚が増えて、所望の最終膜厚約50nmと
なる。次に、この状態でVpp系のWタイプ,nチャネ
ルMOSトランジスタQn1、Vcc系のEタイプ,n
チャネルMOSトランジスタQn2およびEタイプ,p
チャネルMOSトランジスタQpの領域にしきい値制御
のためのボロンのイオン注入を行う。他の領域はマスク
材で覆っておく。次に図には示していないが、Dタイプ
MOSトランジスタ領域等に必要なしきい値制御のため
のイオン注入を行う。
【0040】次に図14に示すように、多結晶シリコン
膜の堆積,パターニングによりゲート電極35を形成し
、それぞれのソース,ドレイン層を形成する。Vpp系
のMOSトランジスタQn1は、高濃度のn型層37と
これより低濃度で浅いn型層38からなるLDD構造と
している。またVcc系nチャネルMOSトランジスタ
Qn2は、高濃度n型層39とこれより深い低濃度n型
層40によるLDD構造としている。Vcc系pチャネ
ルMOSトランジスタQpにおいても、高濃度p型層4
1とこれより深い低濃度p型層42によるLDD構造と
している。
【0041】図15には、上述のボロンイオン注入と各
MOSトランジスタQn1,Qn2およびpチャネルM
OSトランジスタQpのしきい値電圧の関係を示してい
る。図から明らかなように、これらの異なるMOSトラ
ンジスタQn1,Qn2およびQpのチャネル領域に同
時にボロンイオン注入を行って、それぞれ所定のしきい
値を持つEタイプとすることができる。つまり、pチャ
ネルMOSトランジスタQpの領域はp型ウェル24よ
り高濃度のn型ウェル32になっているために、ボロン
イオン注入によって高すぎるしきい値がある程度低くな
って、nチャネルMOSトランジスタQn2のそれとし
きい値の絶対値がほぼ等しいEタイプとすることができ
る。またVpp系nチャネルMOSトランジスタQn1
とVcc系nチャネルMOSトランジスタQn2とでは
、ゲート酸化膜厚の相違によりしきい値にずれが生じる
が、この程度のずれは回路技術上の工夫により動作上不
都合が生じないようにすることが容易である。或いは、
薄いゲート酸化膜35のMOSトランジスタQn2の領
域にゲート酸化膜形成前にダミー酸化膜を例えば10n
m形成した状態でイオン注入を行う事によって、nチャ
ネルMOSトランジスタQn1とQ2のしきい値をより
近付けることも可能である。
【0042】次にこの実施例のNANDセル型EEPR
OMの動作を説明する。以下の動作説明では、データ消
去の場合の昇圧電位をVpp1とし、データ書き込みに
用いる昇圧電位をVpp2とする。例えば、Vpp1=
18V、Vpp2=12〜20Vとするが、これらを共
通の昇圧電位としてもよい。まず、データ消去は選択さ
れたNANDセル内の全てのメモリセルに対して一括し
て行われる。このときNANDセル内の全ての制御ゲー
ト線CG1〜CG4を0Vとし、n型シリコン基板1、
セルアレイ領域のp型ウェル2、ビット線BL、選択ゲ
ート線SG1,SG2に昇圧電位Vpp1を与える。こ
れにより全てのメモリセルで浮遊ゲートからp型ウェル
に電子がトンネル電流により放出される。この電子放出
によって、メモリセルのしきい値電圧は負方向に移動し
て、“0”となる。
【0043】次にNANDセルへのデータ書き込みは、
NANDセル内のビット線から遠い方のメモリセルM4
から順に行われる。すなわちメモリセルM4へのデータ
書き込み時は、ドレイン側の選択ゲート線SG1に中間
電位VppMとして例えば、(1/2)Vpp1を与え
、ソース側の選択ゲート線SG2は0Vとし、メモリセ
ルM4の制御ゲート線CG4にVpp2、残りの制御ゲ
ート線CG1〜CG3に中間電位VppMが与えられる
。p型ウェル2および基板1は0Vとする。ビット線B
Lには、データ“0”,“1”に応じて、それぞれ0V
,中間電位VppMが与えられる。たとえば、ビット線
BLに0Vを与えたときは、これが非選択のメモリセル
M1〜M3を通して選択メモリセルM4のドレインまで
伝達され、制御ゲートに高電位が印加されたメモリセル
M4でドレインから浮遊ゲートにトンネル電流によって
電子が注入される。これにより、しきい値は正方向に移
動して、データ“1”が書込まれる。ビット線に中間電
位VppMを与えたときは、選択メモリセルで状態変化
はなくデータ“0”のまま保たれる。
【0044】以下、順次選択制御ゲート線をVppとし
て、メモリセルM3,M2,M1とデータ書き込みが行
われる。
【0045】データ読出しは、メモリセルM4の読出し
について説明すれば、選択ゲート線CG1,CG2およ
び非選択メモリセルに繋がる制御ゲート線CG1〜CG
3に電源電位Vcc(例えば、5V)を与え、選択され
た制御ゲート線CG4に0Vを与え、ビット線BLにV
ccまたはこれより小さい所定の読出し電位を与える。 これにより、ビット線BLに電流が流れるか否かによっ
て、データ“0”,“1”の判定ができる。
【0046】以上の各動作モードでの各部の電位関係を
表1にまとめて示す。
【0047】
【表1】 以上においては、専らNANDセル型EEPROMの実
施例を説明したが、本発明は、NOR型EEPROMに
も同様に適用することができ、またDRAMやSRAM
等の他の各種半導体記憶装置に適用することが可能であ
る。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、セルアレイ領域内外に
ダミー素子領域を設けることによって、メモリセル特性
の均一化を図り、特性を向上させた半導体記憶装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例に係るEEPROMのNAND
セルの平面図。
【図2】図1のA−A′およびB−B′断面図。
【図3】同実施例のセルアレイの等価回路図。
【図4】同実施例のセルアレイ領域周辺部の構造を示す
平面図。
【図5】同実施例のセルアレイ内部の選択ゲート線コン
タクト部の構造を示す平面図。
【図6】同実施例のセルアレイ内部の接地線コンタクト
部の構造を示す平面図。
【図7】図4のA−A′断面構造を従来例と比較して示
す断面図、
【図8】同実施例の周辺回路のトランジスタ構造を示す
断面図。
【図9】周辺回路の他のトランジスタ構造を示す断面図
【図10】周辺回路のさらに他のトランジスタ構造を示
す断面図。
【図11】周辺回路の三種のトランジスタ構造を示す断
面図。
【図12】図11の周辺回路部の製造工程を示す断面図
【図13】同じく図11の周辺回路部の製造工程を示す
断面図。
【図14】同じく図11の周辺回路部の製造工程を示す
断面図。
【図15】同じく三種のトランジスタのしきい値特性を
示す図。
【符号の説明】
1…n型シリコン基板、2…p型ウェル、4…浮遊ゲー
ト、6…制御ゲート、8…ビット線、13,18,19
…ダミー素子領域。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板に複数のメモリセルが配列形成
    されたセルアレイを有する半導体記憶装置において、前
    記セルアレイ領域外部のフィールド領域端部にダミー素
    子領域が形成されていることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】前記セルアレイ領域内に所定ビット毎に配
    線コンタクトのために設けられた広いフィールド領域に
    ダミー素子領域が形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記メモリセルは浮遊ゲートと制御ゲート
    が積層形成された電気的書き替え可能なメモリセルであ
    り、複数個のメモリセルがそれらのソース,ドレイン拡
    散層を隣接するもの同士で共用して直列接続されてNA
    NDセルを構成していることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】半導体基板と、この基板に形成された電気
    的書替え可能な複数のメモリセルからなるセルアレイと
    、前記基板に形成された前記セルアレイの書込み,消去
    および読出しを制御する周辺回路とを有する半導体記憶
    装置において、前記周辺回路内の電源電位がゲートに印
    加されるMOSトランジスタと電源電位より高い高電位
    がゲートに印加されるMOSトランジスタのゲート酸化
    膜の膜厚を異ならせたことを特徴とする半導体記憶装置
  5. 【請求項5】第1導電型半導体基板と、この基板の第2
    導電型ウェル内に形成された電気的書替え可能な複数の
    メモリセルからなるセルアレイと、前記基板の前記セル
    アレイ領域とは別の第2導電型ウェルに形成された前記
    セルアレイの書込み,消去および読出しを制御する周辺
    回路とを有する半導体記憶装置において、前記周辺回路
    内の前記第2導電型ウェルに形成された第1導電チャネ
    ルMOSトランジスタと、前記第2導電型ウェル内に形
    成された第1導電型ウェルに形成された第2導電チャネ
    ルMOSトランジスタのチャネルイオン注入が同時に行
    われていることを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】半導体基板と、この基板に形成された電気
    的書替え可能な複数のメモリセルからなるセルアレイと
    、前記基板に形成された前記セルアレイの書込み,消去
    および読出しを制御する周辺回路とを有する半導体記憶
    装置において、前記周辺回路内の電源電位がゲートに印
    加されるMOSトランジスタと電源電位より高い高電位
    がゲートに印加されるMOSトランジスタのチャネルイ
    オン注入が同時に行われていることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  7. 【請求項7】前記メモリセルは浮遊ゲートと制御ゲート
    が積層形成され、複数個のメモリセルがそれらのソース
    ,ドレイン拡散層を隣接するもの同士で共用して直列接
    続されてNANDセルを構成していることを特徴とする
    請求項4,5または6のいずれかに記載の半導体記憶装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5946230A (en) * 1997-09-19 1999-08-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonvolatile semiconductor memory device having the reliability of gate insulating film of memory cells enhanced and method for manufacturing the same
US7606073B2 (en) 2006-08-31 2009-10-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonvolatile semiconductor memory with dummy cell which is absence of a source/drain region
US7859038B2 (en) 2008-10-31 2010-12-28 Elpida Memory, Inc. Semiconductor device
JP2014063911A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置

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