JPH04230312A - 毛髪の処理方法 - Google Patents

毛髪の処理方法

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JPH04230312A
JPH04230312A JP3164567A JP16456791A JPH04230312A JP H04230312 A JPH04230312 A JP H04230312A JP 3164567 A JP3164567 A JP 3164567A JP 16456791 A JP16456791 A JP 16456791A JP H04230312 A JPH04230312 A JP H04230312A
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hair
film
silsesquioxane
curl
compound
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JP3164567A
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Daniel J Halloran
ダニエル ジョゼフ ハロラン
Judith M Vincent
ジュディス メラン ビンセント
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Dow Corning Corp
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、無極性シルセスキオキサンであ
る一定の有機ケイ素樹脂を皮膜形成成分として使用する
、新しい毛髪固定剤組成物と毛髪のカールを維持する改
良された方法とに関する。
【0002】固定剤(fixatives)は、毛髪に
一時定なセット効果を与えあるいは毛髪をカールさせよ
うとするものであり、最も普通の固定剤は、毛髪をブロ
ー乾燥させてから毛髪に適用するように設計されるヘア
スプレーであるとは言え、いくつかの特別な種類の固定
剤は、髪によりまとまりを与えるため、そして髪を独得
な新しい型に合わせ、形作り、仕上げるために、タオル
で髪をぬぐってから、あるいは乾いた髪へ、適用するこ
とができる。これに続いて、髪の形やスタイルを維持し
、そして髪に、よく手入れされた自然な外観のほかに、
つやと輝きを与えるため、エーロゾル又はポンプスプレ
ーの形をしたヘアスプレーが適用される。このような専
用型の固定剤は、スタイリングゲル、スタイリングクリ
ーム、スタイリングムース、スタイリングフォーム、ス
タイリングスプレー、スタイリングスピリット、スタイ
リングミスト、スタイリンググレーズ、スタイリングフ
ィックスや、スカルプティングローション、スカルプテ
ィングゲル、スカルプティンググレーズ、スカルプティ
ングスプレーや、グロッシングゲル、グロッシングスピ
リットや、シェーピングゲルや、フォーミングムースや
、モデリングスピリットや、フィニッシングスピリット
や、フィクシングゲルや、セッティングローションを含
めて、様々な名称で市販される。
【0003】固定剤がより普通のヘアスプレーであれ専
用型の固定剤であれ、それは典型的に、毛髪保持剤とし
て皮膜形成用添加剤を含む。皮膜形成用添加剤は、髪を
保持する性質を与え、そしてカールを保持すべきであり
、また髪をとかす際にはげ落ちたり又は粉になることが
ほとんどなく、毛髪を速やかにカールさせ又は髪につけ
て乾かし、べとつかず、そしてシャンプーで洗って容易
に取除くことができるべきである。皮膜形成添加剤は、
通常は例えばエタノールのようなアルコールであり又は
アルコールと水との混合物である溶媒によって供給され
る。ヘアスプレーやムースのようなエーロゾル配合物の
場合には、イソブタン、ブタン、プロパン又はジメチル
エーテルといったような噴射剤が当該供給系の追加分に
なる。
【0004】現在使用される皮膜形成剤の例は、セラッ
ク、ポリビニルピロリドン−エチルメタクリレート−メ
タクリル酸三元共重合体、酢酸ビニル−クロトン酸共重
合体、酢酸ビニル−クロトン酸−ビニルネオデコネート
三元共重合体、ポリ(ビニルピロリドン−エチルメタク
リレート)メタクリル酸共重合体、ビニルメチルエーテ
ル−無水マレイン酸共重合体、オクチルアクリルアミド
アクリレート−ブチルアミノエチルメタクリレート共重
合体及びポリ(ビニルピロリドン−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート)共重合体並びに誘導体である。これ
らの特定のポリマーは、ヘアスプレーやポンプといった
ようなアルコール系配合物に最も適しており、そして時
には水性の毛髪固定剤製品で使用される。
【0005】このような樹脂類は典型的に、シャンプー
で洗って除去するのを容易にするため水との相溶性を提
供するように、また皮膜の柔軟性を増すために、ある程
度まで中和されなくてはならないカルボキシル基を含有
する。カルボキシル基を中和すると、溶液の粘度が比較
的高くなりかねない。更に、より良好な保持用樹脂の高
い分子量は、溶液の粘度を高くする。使用量を配合物の
6〜7重量%のレベルを超えるものにしようとすると、
高い粘度は溶液が小滴に分れるのを妨げ、そしてスプレ
ーができるというよりも噴流ができる。固形分含有量の
もっと多いこれらの樹脂の溶液は小さな孔を有する容器
から供給可能ではあるが、これらの弁はより詰りやすい
。このように、これらの樹脂をある一定の固形分量より
多く使用することは実際的でない。その上、これらの有
機樹脂は、高湿度に長期間さらされると保持力が不十分
になる。
【0006】従って、中和することなしに水と相溶性で
あり、高い耐湿性を提供し、炭化水素噴射剤と相溶性で
あり、そして配合して高固形分の製品にすることのでき
る固定剤樹脂が必要とされている。
【0007】本発明によれば、有機ケイ素の皮膜形成物
質を含む新しい毛髪固定剤配合物が提供される。具体的
に言うと、この有機ケイ素の皮膜形成物質はシリコーン
樹脂であり、より詳しく言えば無極性シルセスキオキサ
ンである。シルセスキオキサン類は新しくはない。例え
ば、シルセスキオキサンのコロイド懸濁液は、1969
年3月18日発行の米国特許第 3433780号明細
書、1970年2月3日発行の米国特許第349342
4号明細書、及び1984年1月3日発行の米国特許第
 4424297号明細書に開示される。しかしながら
、これらの米国特許明細書はシルセスキオキサンを、布
帛を汚れに対して耐性にするために処理するためとラテ
ックスにおける充填剤として使用すること、滑り防止性
を与え、艶消し処理をし、そしてほこり汚れに対する耐
性を与えるため布帛又は敷物を処理するために使用する
こと、及び剥離剤として使用することに関する。このよ
うに、これらの米国特許明細書には、シルセスキオキサ
ンが毛髪固定剤配合物において皮膜形成成分として有効
であろうという示唆はない。1990年2月20日発行
の米国特許第 4902499号明細書は、シリコーン
樹脂をヘアケア組成物において使用することに関すると
は言え、この米国特許明細書は無極性シルセスキオキサ
ンである本発明の特別なシリコーン樹脂を教示しない。
【0008】上述の米国特許第 4902499号明細
書はまた、向上したスタイル保持力とヘアコンディショ
ニング性を提供する組成物をはっきりと目指している。 そのために、例えばジアルキルシロキサンのようなコン
ディショニング成分が目立っている。コンディショニン
グは固定剤配合物での保持力に不利な影響を及ぼしかね
ない、ということは公知である。従って、ジアルキルシ
ロキサン成分は本発明においてはなくされ又は減らされ
る。このように、本発明は、毛髪を保持する性質を向上
させてセットを維持するためにシルセスキオキサン樹脂
を使用する。
【0009】シリコーン類は、髪を保持する用途で特に
有利な二つの固有の性質を有する。一定のシリコーン物
質は、疎水性の皮膜を形成し、且つ低粘度の溶液を作る
。本発明の無極性シルセスキオキサンは、より少ない添
加量において有機の皮膜形成物質よりも高い耐湿性を提
供することが分っている。有機樹脂と対比して、それら
の溶液粘度は、配合量が多くても低い。この特性は、現
行の配合物で許されるよりも高い固形分量で配合するこ
とのできる樹脂を提供する。
【0010】低い溶液粘度から得られる予期せざる利益
は、本発明の物質が工業標準寸法の孔を通して放出され
る際に示す改良されたスプレーパターンである。15重
量%ほどの高い固形分量においてさえ、シルセスキオキ
サン溶液は十分に分散したスプレーパターンを与える。 有機の皮膜形成剤と違って、シルセスキオキサンは水と
相溶性にするための中和を必要としない。その上、本発
明の物質は、構造を変えることにより粗ごしらえの保持
から穏やかな保持までの変化を可能にする。これもまた
、中和が最小限の場合に粗ごしらえの保持となり、そし
て中和によって穏やかな保持とすることができるだけで
あって、この場合には高い耐湿性を損う、有機重合体と
対照的である。更に、シルセスキオキサンは、エタノー
ル及び炭化水素噴射剤との相溶性、良好な光沢、付着の
少ないこと、べとつかないこと、不過敏性及びはげ落ち
の低下を含めた、追加の利点を提供する。
【0011】本発明は、少なくとも1種の皮膜形成成分
が髪に適用される、髪のカールを保持するための毛髪処
理方法に関する。改良点は、皮膜形成成分として有機ケ
イ素化合物を利用することである。有機ケイ素化合物は
、無極性シルセスキオキサンであるシリコーン樹脂であ
る。
【0012】本発明はまた、毛髪に皮膜が形成され、そ
してこの皮膜が無極性シルセスキオキサンである有機ケ
イ素化合物である、髪のカールを保持するための毛髪処
理方法に関する。
【0013】本発明は更に、シリコーン樹脂であり且つ
無極性シルセスキオキサンである有機ケイ素化合物を含
む、髪のカールを保持するための毛髪固定剤組成物に関
する。
【0014】本発明のこれら及びそのほかの特徴、目的
及び利点は、以下に掲げる詳しい説明に照らして検討す
ればより明らかとなろう。
【0015】先に言及したように、本発明は無極性シル
セスキオキサンであるシリコーン樹脂を皮膜形成成分と
して利用する毛髪固定剤に関する。このようなシリコー
ン樹脂は、通常の有機系と比べて向上したカール保持力
を示すこと、またエタノールの溶解性、水との相溶性、
不過敏性、髪に与える優れた美観、優れたシャンプー除
去性、良好な光沢、向上した保持力、付着が少ない、べ
とつかない、そしてはげ落ちの減少という利点を提供す
ることが分った。本発明のシリコーン樹脂はまた、可塑
剤を必要としないという追加の利益を提供するが、そう
は言っても所望であれば、固定剤組成物に可塑剤を含ま
せてもよい。典型的な有機の固定剤系は、ビニルメチル
エステルと無水マレイン酸から生成されたポリカルボキ
シル樹脂の部分エチルエーテルからなる重合体である、
商業的にGANTREZ(商標)として知られるものを
含む。より評判のよいGANTREZ 樹脂の一つはG
ANTREZ ES 225であって、米国ニュージャ
ージー州ウェイン(Wayne)のGAFコーポレーシ
ョンの製品である。GANTREZ はGAFコーポレ
ーションの商標である。この樹脂は、WHITE RA
IN(商標)やFINAL NET(商標)といったよ
うな製品における皮膜形成成分である。このような樹脂
は、エタノール系ポンプスプレーとして典型的に使用さ
れる。
【0016】商業的ないくつかの毛髪固定剤配合物は水
性であって、これらには、ディープコンディショナー、
スタイリングゲル及びムースが含められる。本来は毛髪
固定剤でないとは言え、ディープコンディショナーはあ
る程度のセット保持力を与えるため水溶性樹脂を含有す
ることがある。そのような水性有機系において最も評判
のよい有機皮膜形成成分は、GAFQUAT(商標)樹
脂として当業界で知られている。このような樹脂も米国
ニュージャージー州ウェインのGAFコーポレーション
の製品であって、GAFQUAT はその会社の商標で
ある。商業的樹脂の代表例はGAFQUAT 734 
及びGAFQUAT 755 であり、さもなければ、
Cosmetic, Toiletry and Fr
agrance Associationの採用する名
称で、Polyquaternium−11 の呼称で
知られるものである。有機ケイ素化合物が水溶性である
ことは知られてはいないけれども、本発明のシリコーン
樹脂物質は水性系に可溶性又は相溶性であって、それゆ
えに、そのような系において当該技術分野で現在使用さ
れる有機のGAFQUAT種の樹脂の代りとして有用で
ある。
【0017】無極性シルセスキオキサンも、水性のアル
コール系毛髪固定剤系で適用される。例えば、水性エタ
ノールは、いくつかの商業的なスプレーオンポンプ及び
エーロゾル型製品及びムースで使用される。そのような
系でのアルコールの機能は、水性型の系に比べて配合物
のより迅速な乾燥を促進することである。更に、本発明
の無極性シルセスキオキサンは、無水アルコール系にお
いて、その系がエーロゾル供給用であろうとあるいはポ
ンプスプレー装置による供給用であろうと、用いること
ができる。
【0018】本発明による毛髪処理方法では、皮膜形成
成分は、 RSiO3/2 , (RSiO3/2) W (R’R’’SiO) X 
(SiO4/2) y ,(RSiO3/2) W (
R’R’’SiO) X (SiO4/2) y (R
’’’3SiO) z並びにこれらのヒドロキシ、アル
コキシ、アリールオキシ及びアルケノキシ誘導体からな
る群より選択された式を有する無極性シルセスキオキサ
ンである有機ケイ素化合物であって、これらの式中のR
,R’,R’’及びR’’’ は1〜20個の炭素原子
を有するアルキル基、アルケニル基、アリール基及びア
ルキルアリール基からなる群より選択され、そしてw,
x,y及びzはそれぞれ、wとyの合計が少なくとも1
でなければならないことを条件として、0から約100
0までの値の整数である。
【0019】上に明示された一般式のいずれか一つに一
致する無極性シルセスキオキサンシリコーン樹脂物質は
、米国ミシガン州ミッドランドのダウ・コーニング・コ
ーポレーションより商業的に入手可能である。
【0020】これらの無極性シルセスキオキサンは、溶
剤を含む混合物として髪へ適用される。この有機ケイ素
化合物は、混合物中に、当該混合物の重量を基準として
約0.1重量%から約50重量%までの量で存在する。 好ましくは、有機ケイ素化合物は混合物中に、当該混合
物の重量を基準として約3重量%から約30重量%まで
の量で存在する。溶剤は、水、炭化水素、アルコール又
はアルコールと水との混合物でよい。使用することがで
きるそのほかの溶剤には、超臨界二酸化炭素及び窒素と
いったような超臨界流体や、線状及び環式シロキサンを
含む揮発性シリコーン類や、不揮発性炭化水素類が含め
られ、また場合によっては水性エマルジョン系も適当か
もしれない。溶剤が炭化水素である場合には、ジメチル
エーテル、液化石油ガス、プロパン及びイソブタンとい
ったような物質を使用するのが好ましい。溶剤がアルコ
ールである場合、いくつかの適当な物質はメタノール、
エタノール及びイソプロパノールである。
【0021】本発明に従う化合物の一例は、下式のシル
セスキオキサンである。
【0022】
【化2】
【0023】この物質は、溶剤と、そして更に所望なら
ば少なくとも一つの、例えば噴射剤、コンディショナー
、界面活性剤、可塑剤、増粘剤、保存剤及び芳香剤とい
ったような追加成分を含む混合物として、髪へ適用する
ことができる。
【0024】本発明の無極性シルセスキオキサンをエタ
ノールに溶解させ、そしてカールの保持力について試験
を行った。これらの配合物を、皮膜形成樹脂成分として
GANTREZ(商標)を含有している市販のエーロゾ
ル製品と比較した。本発明の樹脂は、市販製品を用いて
得られたカール保持力を超えるカール保持力を与えた。 多数の髪の房を使った実験では、本発明の物質の結果は
対応する市販製品の結果よりもばらつきがなかった。こ
れらの試験の結果及びそれらの手順を以下に示す。
【0025】次に掲げる例は、本発明により体現される
概念を一層詳しく説明するために示すものである。
【0026】例1 スターラーと温度計を備えた三つ口丸底フラスコへ、3
9.8gのトルエン及び14.4gのイソプロパノール
を入れた。これに、33.6gのフェニルトリクロロシ
ラン及び12.2gのプロピルトリクロロシランを加え
た。これらのクロロシランを加水分解させるため、塩酸
を13〜16重量%含有する水性相ができる量の水を加
えた。この混合物を4時間還流させて、連続の加水分解
を保証した。加水分解物を水性相から分離し、溶剤を減
圧下で除去し、そして固体生成物をフレークにした。こ
の生成物は、式RSiO3/2 の無極性シルセスキオ
キサンに該当した。
【0027】例2 例1のシルセスキオキサンを、このシラン加水分解物を
1.5,2,3及び5重量%含有する種々の固定剤配合
物を得るために、エタノールと混合することにより配合
して毛髪固定剤組成物にした。
【0028】例3 おおよそ2gの未処理の人間の毛髪の6インチ(約15
cm)の房を使って毛髪固定剤配合物を評価した。それ
ぞれの房は、毛髪の上部を接着剤で2’’×2’’(約
5cm×5cm)のプラスチックタブにつけて作った。 タブにつけて乾かしてから、毛髪を切って6インチにし
た。次いでそれぞれの房を、次に掲げる配合のアニオン
/両性シャンプーで清浄にした。
【0029】           蒸留水            
                      61.
45 %          メチルクロロイソチアゾ
リノン              及びメチルイソチ
アゾリノン           0.05 %   
       ラウリル硫酸アンモニウム      
          35.00 %        
  ラウラミド  DEA             
          3.00 %         
 硫  酸                    
              十分な量       
   塩化アンモニウム              
           0.50 %
【0030】最初
に房を15分間40℃の水道水ですすぎ洗いし、そして
0.5ccの上記シャンプーを適用した。30秒間シャ
ンプーで洗い、続いて30秒間すすぎ洗いした。次にこ
れらの房を直径およそ1/2インチ(約1.3cm)の
プラスチックローラーでセットし、一晩乾燥させた。毛
髪固定剤配合物を、0.5gしたたらせるかあるいは0
.3g吹付けて毛髪に適用した。したたらせによる適用
を使用する場合には、毛髪を櫛で3回とかし、そして再
びローラーでセットした。樹脂溶液をポンプから供給す
る場合には、毛髪の再セットは行わなかった。溶液は、
毛髪上で1〜2時間硬化させた。乾かした房を90%相
対湿度の一定湿度の室内に吊して、初期の読みを記録し
、また予め決められた間隔でその後の読みを記録した。 房を再び入れる場合には、ローラーを取りはずしてから
さらした。カール保持力は、伸ばした長さから予め決め
られた時間後の長さを差引いた値を伸ばした長さから初
期の長さを差引いた値で除して計算した。表1に示した
結果は、24時間さらした後のカール保持力に相当する
【0031】ビニルメチルエステルと無水マレイン酸か
ら生成されたカルボキシル樹脂の部分エステルの重合体
であるGANTREZ(商標)ES 225樹脂を、比
較対照として使用した。この有機樹脂は、エーロゾルや
ポンプといったようなエタノール系毛髪保持配合物でし
ばしば使用される。
【0032】
【表1】
【0033】例4 スターラーと温度計を備えた三つ口丸底フラスコへ、4
2.3gのトルエン及び7.6gのイソプロパノールを
入れた。これに、22.7gのフェニルトリクロロシラ
ン、18.2gのメチルトリクロロシラン、2.5gの
フェニルメチルトリクロロシラン及び6.8gのジフェ
ニルジクロロシランを加えた。これらのクロロシランを
加水分解させるため、塩酸を13〜16重量%含有する
水性相ができる量の水を加えた。この混合物を4時間還
流させて、連続の加水分解を保証した。加水分解物を水
性相から分離し、溶剤を減圧下で除去し、そして固体生
成物をフレークにした。この生成物は、式(RSiO3
/2) W (R’R’’SiO) X (SiO4/
2) y の無極性シルセスキオキサンに該当した。
【0034】例5 例4のシルセスキオキサンを、このシラン加水分解物を
2,3及び5重量%含有する種々の毛髪固定剤配合物を
得るために、エタノールと混合することにより配合して
毛髪固定剤組成物にした。
【0035】例6 例5の毛髪固定剤配合物を例3で説明した手順に従って
評価した。有機樹脂GANTREZ(商標)ES 22
5を比較対照として使った。これらの評価の結果を表2
に示す。
【0036】
【表2】
【0037】本発明によれば、好ましい化合物は表3に
示された、クロロシラン又はアルコキシシランから生成
される化合物である。
【0038】
【表3】
【0039】例7 この例のシルセスキオキサンを作るのに用いた方法は、
米国特許第 2676182号明細書に記載される。こ
れを一般的に説明すれば次のとおりである。すなわち、
22.0gのケイ酸ナトリウムを、スターラーと温度計
を備えた冷却されたフラスコに入れた。これに19.3
gの塩酸を加えた。発熱後、6.9gのイソプロパノー
ルと22.0gのトリメチルクロロシランを加え、加熱
し、そして還流を続けた。次に1.8gのポリジメチル
シロキサンを加え、加熱を続けた。生成物を水性相から
分離した。結果として得られた物質は、46重量%の量
の式(RSiO3/2) W (R’R’’SiO) 
X(SiO4/2) y (R’’’3SiO) z 
の無極性シルセスキオキサンと54重量%の量のMe3
SiOSiMe3 であった。
【0040】例8 例7のシルセスキオキサンを、このシルセスキオキサン
を5及び10重量%含有する種々の固定剤配合物を得る
ために、Me3SiOSiMe3 と混合することによ
り配合して毛髪固定剤組成物にした。この例は、揮発性
シリコーン溶剤からのシリコーン毛髪保持化合物の供給
を例示する。
【0041】例9 例8の毛髪固定剤配合物を例3で説明した手順に従って
評価した。有機の対照は、揮発性シリコーンへの溶解度
が限られているため使用しなかった。これらの評価の結
果を表4に示す。
【0042】
【表4】
【0043】例10 例1のシルセスキオキサンをエタノールで希釈して10
重量%の濃度にした。この溶液と例8の10%溶液の、
GANTREZ ES 225の10%エタノール溶液
に対する比較を、溶液粘度、スプレーパターン、カール
保持力及び保持の主観的な美観評価に関して行った。動
粘度は、ASTM D 445の標準試験に従って22
℃でCannon−Fenske Routine 粘
度計サイズ 100を用いて測定した。スプレーパター
ンは、溶剤に対して感受性の紙の 0.012インチ(
0.508mm)のシートを有するCALMARマーク
IIスプレーポンプにより樹脂をスプレーして観察した
。溶剤なしの例8の場合には、スプレーパターンを見る
ため樹脂溶液に染料を加えた。カールの保持力は例3に
従って評価し、溶液はCALMARマークIIスプレー
ポンプにより適用した。美観は、湿分へさらす前のセッ
トした毛髪の感触のことである。これらの評価の結果を
表5に示す。
【0044】
【表5】
【0045】本発明の組成物は、アニオン界面活性剤、
両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、カチオン界面活
性剤及び双性イオン界面活性剤からなる群より選ばれた
乳化剤を含有してもよい。適当なアニオン洗浄剤には、
スルホン化及び硫酸化されたアルキル、アラールキル及
びアルカリールアニオン洗浄剤、アルキルスクシネート
類、アルキルスルホスクシネート類及びN−アルキルサ
ルコシネート類が含められる。
【0046】酸−塩基的又はイオン的に両性の洗浄剤と
して一般に分類される界面活性剤には、数ある中で、ヤ
シ両性(cocoampho−) カルボキシグリシネ
ート、ヤシ両性カルボキシプロピオネート、ココベタイ
ン、N−ココアミドプロピルジメチルグリシン及びN−
ラウリル−N−カルボキシメチル−N−(2−ヒドロキ
シエチル)エチレンジアミンが含められる。このほかの
適当な両性洗浄剤には、米国特許第3964500号明
細書に開示された第四シクロイミデート類、ベタイン類
及びスルタイン類が含められる。
【0047】本発明の組成物は非イオン界面活性剤を含
有してもよい。本発明の非イオン界面活性剤は、脂肪酸
アルカノールアミド及びアミンオキシド界面活性剤から
なる群より選択される。
【0048】本発明によれば、適当なカチオン界面活性
剤には、第一、第二及び第三脂肪アミンの第四アンモニ
ウム塩が含められる。使用することのできる双性イオン
界面活性剤は、そのうちの一つがカルボキシ、ホスフェ
ート、ホスホネート、スルフェート又はスルホネート官
能性である脂肪族置換基を有する第四アンモニウム、ホ
スホニウム及びスルホニウム化合物である。
【0049】本発明の組成物には、例えば可塑剤、増粘
剤、香料、着色剤、電解質、pH調節成分、抗微生物剤
、酸化防止剤、紫外線吸収剤及び医薬物といったような
他の補助剤を加えてもよい。固定剤がゲル又はローショ
ンの形態の場合には、組成物を髪へ手で適用するのを容
易にするためその組成物で増粘剤を使用するのが時とし
て好ましい。増粘剤は好ましくは、手ごろな粘度になる
ように十分な量で使用される。例えば、ローションのた
めには 400〜6000cPの範囲内の粘度が好まし
い。ゲルのためにはもっと高い粘度が好ましいが、それ
に対してスプレーのためにはもっと低い粘度が好ましい
【0050】適当な増粘剤には、数ある中で、アルギン
酸ナトリウム、アラビアゴム、ポリオキシエチレン、グ
アーゴム、ヒドロキシプロピルグアーゴム、セルロース
誘導体、例えばメチルセルロース、メチルヒドロキシプ
ロピルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポ
リプロピルヒドロキシエチルセルロースといったような
もの、デンプン及びデンプン誘導体、例えばヒドロキシ
エチルアミロースやスターチアミロースといったような
もの、イナゴマメゴム、NaClの如き電解質、フルク
トースやグルコースといったような糖類、そしてPEG
−120 メチルグルコースジオレエートのような糖類
の誘導体が含められる。好ましい増粘剤にはセルロース
誘導体及び糖類誘導体が含められる。グルコース誘導体
のPEG−120 メチルグルコースジオレエートは、
本発明において殊に好ましい。塩化ナトリウムや塩化ア
ンモニウムを含めた電解質は特に水性系で増粘効果を示
し、そしてこれらも本発明に従って使用することができ
る。
【0051】使用することのできる代表的な可塑剤には
、ポリプロピレングリコール、グリセリン及びポリシロ
キサンが含められる。シロキサン重合体、例えばポリジ
メチルシロキサン、環式ポリジメチルシロキサン、フェ
ニルポリジメチルシロキサン、そしてメチレン及び/又
はプロピレンオキシド側鎖を有するポリジメチルシロキ
サンの如きものが、本発明によれば特に好ましい。
【0052】組成物で使用することのできる香料は、化
粧用に容認できる香料である。着色剤は、組成物に色を
つけるために使用され、そして一般的に使用して差支え
ない。必要とされるわけではないながらも、酸又は塩基
を使用して本発明の組成物のpHを5〜9の範囲内、あ
るいはより好ましくは6〜8の範囲内に調整するのが好
ましい。カルボン酸又は鉱酸といったようないずれの水
溶性の酸も適当である。例えば、適当な酸には、塩酸、
硫酸及びリン酸といったような鉱酸や、酢酸、乳酸又は
プロピオン酸の如きモノカルボン酸や、コハク酸、アジ
ピン酸及びクエン酸といったようなポリカルボン酸が含
められる。塩基を必要とする場合には、例えば2−アミ
ノ−2−メチル−1−プロパノールのような有機アミン
類が適当である。
【0053】特殊用途のためにコンディショナーが所望
される場合には、それらを加えてもよい。例えば、周知
の有機カチオンヘアコンディショニング成分のいずれを
加えてもよい。髪を手入れするため本発明で使用するこ
とのできるカチオンコンディショニング成分には、セル
ロースエーテルの第四窒素誘導体、ジメチルジアリルア
ンモニウムクロリドのホモポリマー、アクリルアミドと
ジメチルジアリルアンモニウムクロリドとのコポリマー
、エステル又はアミド結合を介して当該ポリマーに結合
するカチオン窒素官能基を有するアクリル酸又はメタク
リル酸から誘導されたホモポリマー又はコポリマー、N
,N′−ビス(2,3−エポキシプロピル)ピペラジン
と又はピペラジンビスアクリルアミドとピペラジンとの
重縮合生成物、ポリ(ジメチルブテニルアンモニウムク
ロリド)−α,ω−ビス(トリエタノールアンモニウム
)クロリド、そしてビニルピロリドンと第四窒素官能性
を有するアクリル酸エステル類とのコポリマーが含めら
れる。上記のカチオン有機ポリマー及びこのほかのもの
は、米国特許第 4240450号明細書により詳しく
記載される。他のカテゴリーの有機コンディショナー、
例えばタンパク質、単量体の有機第四化合物及びベタイ
ンの如きものも使用して差支えない。シリコーンコンデ
ィショニング剤、例えばシクロメチコーン、ジメチコー
ン、フェニルジメチコーン、ジメチコーンコポリオール
、アモジメチコーン及びトリメチルシリルアモジメチコ
ーンといったようなものも使用することができる。
【0054】保存剤が必要とされることがあり、そして
使用することのできる代表的な保存剤には、約0.1〜
0.2重量%の、例えばホルムアルデヒド、ジメチロー
ルジメチルヒダントイン、5−ブロモ−5−ニトロ−1
,3−ジオキサン、メチルp−ヒドロキシベンゾエート
、プロピルp−ヒドロキシベンゾエート、このようなベ
ンゾエート類とナトリウムデヒドロアセテートとの混合
物、ソルビン酸及びイミダゾリジニル尿素といったよう
な化合物が含められる。
【0055】本発明の組成物は、それらを例えばパーマ
ネントウェーブ系又はヘアダイとして応用するのに必要
な、染料、着色剤、還元剤、中和剤及び保存剤を含むよ
うに配合することもできる。この活性配合物は、例えば
ローション、ゲル、ムース、エーロゾル及びポンプスプ
レーを含めた種々の形で、そしてコンディショナー及び
シャンプーとして適用することができる。活性成分はキ
ャリヤーを含み、そしてヘアケア配合物のための適当な
キャリヤー流体は、水はもちろん、例えば、アルコール
類すなわちエタノール又はイソプロパノールや、ミネラ
ルスピリットやトリクロロエタンのような炭化水素及び
ハロゲン化炭化水素や、超臨界二酸化炭素及び窒素のよ
うな超臨界流体や、還式シロキサンや、そしてエーロゾ
ル噴射剤といったような流体である。活性成分をエマル
ジョンか又はマイクロエマルジョンの形で取入れること
が望まれる場合には、そのようなエマルジョンは、エマ
ルジョンに関する1985年2月26日発行の米国特許
第 4501619号明細書か、あるいはマイクロエマ
ルジョンに関する1986年11月4日発行の米国特許
第 4620878号明細書に従って調製することがで
きる。
【0056】組成物をエーロゾル用に応用しようとする
場合には、二酸化炭素、窒素、亜酸化窒素や、ブタン、
イソブタン又はプロパンといったような揮発性炭化水素
や、ジクロロジフルオロメタン及びジクロロテトラフル
オロエタンといったような塩素化又はフッ素化された炭
化水素や、あるいはジメチルエーテルといったような、
噴射剤ガスを含めることができる。溶剤系がアルコール
分のないものである場合には、機械的及び化学的な乾燥
剤をスプレー及びエーロゾル配合物で使用することもで
きる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  毛髪のカールを保持するため、少なく
    とも1種の皮膜形成成分が髪へ適用される毛髪の処理方
    法であって、当該皮膜形成成分として、 RSiO3/2 , (RSiO3/2) W (R’R’’SiO) X 
    (SiO4/2) y ,(RSiO3/2) W (
    R’R’’SiO) X (SiO4/2) y (R
    ’’’3SiO) z(これらの式中のR,R’,R’
    ’及びR’’’ は1〜20個の炭素原子を有するアル
    キル基、アルケニル基、アリール基及びアルキルアリー
    ル基からなる群より選択され、そしてw,x,y及びz
    はそれぞれ、wとyの合計が少なくとも1でなければな
    らないことを条件として、0から約1000までの値の
    整数である)並びにこれらのヒドロキシ、アルコキシ、
    アリールオキシ及びアルケノキシ誘導体からなる群より
    選択された式を有する無極性シルセスキオキサンである
    有機ケイ素化合物を利用することを特徴とする毛髪の処
    理方法。
  2. 【請求項2】  前記有機ケイ素化合物が溶剤を含む混
    合物として髪へ適用され、また当該有機ケイ素化合物が
    当該混合物中に、その混合物の重量を基準として約0.
    1重量%から約50重量%までの量で存在している、請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  前記無極性シルセスキオキサンが下式
    、すなわち、 【化1】 を有する、請求項2記載の方法。
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