JPH04230328A - 個々に精製した百日咳抗原の組み合わせを含有して成る百日咳菌に対するワクチン - Google Patents
個々に精製した百日咳抗原の組み合わせを含有して成る百日咳菌に対するワクチンInfo
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- JPH04230328A JPH04230328A JP91192775A JP19277591A JPH04230328A JP H04230328 A JPH04230328 A JP H04230328A JP 91192775 A JP91192775 A JP 91192775A JP 19277591 A JP19277591 A JP 19277591A JP H04230328 A JPH04230328 A JP H04230328A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の百日咳抗原を個
々に精製し、次いでこれらの抗原を一緒にしてワクチン
を形成することにより製造される百日咳菌に対して有効
なワクチンに関する。更に、このワクチンは、百日咳構
造成分及び非百日咳ワクチン成分を含有することができ
る。
々に精製し、次いでこれらの抗原を一緒にしてワクチン
を形成することにより製造される百日咳菌に対して有効
なワクチンに関する。更に、このワクチンは、百日咳構
造成分及び非百日咳ワクチン成分を含有することができ
る。
【0002】
【従来の技術】百日咳菌(bacterium Bor
detella pertussis)は、上気道の重
い及び致死の可能性のある感染症である百日咳(per
tussis or whooping cough)
の原因因子である。最近使用される百日咳ワクチンは、
百日咳菌の化学的に不活化された全細胞(wholl
cells)を含む。より最近では、細胞を含まない百
日咳ワクチンが開発されたが、これは、百日咳菌培養物
の化学的及び物理的分別により得られた物質に基づいて
いる。
detella pertussis)は、上気道の重
い及び致死の可能性のある感染症である百日咳(per
tussis or whooping cough)
の原因因子である。最近使用される百日咳ワクチンは、
百日咳菌の化学的に不活化された全細胞(wholl
cells)を含む。より最近では、細胞を含まない百
日咳ワクチンが開発されたが、これは、百日咳菌培養物
の化学的及び物理的分別により得られた物質に基づいて
いる。
【0003】全細胞ワクチンは、百日咳からの保護を与
えるのに必要な抗原性成分を含み、そしてヒトでのそれ
らの有効性は、一般に良く受け入れられている。しかし
ながら、全細胞ワクチンは、保護のために必要ではない
成分も含む。内毒素のようなこれらの成分のいくらかは
、百日咳免疫と同時に起こり得る望ましくない作用と関
係があった(参考文献1)。
えるのに必要な抗原性成分を含み、そしてヒトでのそれ
らの有効性は、一般に良く受け入れられている。しかし
ながら、全細胞ワクチンは、保護のために必要ではない
成分も含む。内毒素のようなこれらの成分のいくらかは
、百日咳免疫と同時に起こり得る望ましくない作用と関
係があった(参考文献1)。
【0004】細胞不含有ワクチンは、全細胞ワクチンよ
りは複雑でない。何故ならば、それらは、内毒素、DN
A、及び外来酵素及び他のタンパク質のような保護と関
連しない細胞成分を含んでいないからである。しかしな
がら、日本国、大阪の武田薬品工業株式会社により開発
された細胞不含有ワクチン(2)及び日本国、大阪大学
の微生物疾患の研究財団(微研)、観音寺研究所により
開発された細胞不含有ワクチン(3)は、保護を与える
のに必要な成分より多くの成分を含むこともある。更に
、いくらかの細胞不含有ワクチンは、同時精製(co−
purification)処置を必要とする(1)故
に、製造するのが面倒である。
りは複雑でない。何故ならば、それらは、内毒素、DN
A、及び外来酵素及び他のタンパク質のような保護と関
連しない細胞成分を含んでいないからである。しかしな
がら、日本国、大阪の武田薬品工業株式会社により開発
された細胞不含有ワクチン(2)及び日本国、大阪大学
の微生物疾患の研究財団(微研)、観音寺研究所により
開発された細胞不含有ワクチン(3)は、保護を与える
のに必要な成分より多くの成分を含むこともある。更に
、いくらかの細胞不含有ワクチンは、同時精製(co−
purification)処置を必要とする(1)故
に、製造するのが面倒である。
【0005】動物保護の研究に基づいて、いくつかの百
日咳抗原が、保護性抗原として提唱された。即ち、リン
パ球増多症因子(lymphocytosisprom
oting factor)(百日咳毒素としても知ら
れているLPF、これは使用の前に無毒化され、しかる
後百日咳トキソイドと呼ばれる)(1)、ヒスタミン増
感因子(histamine sensitizing
factor)又はインシュリン分泌活性化因子(is
let activating factor)(4)
、糸状赤血球凝集素(FHA)(1)、フィムブリエ(
fimbriae)のような凝集原(5)及び69キロ
ダルトン(69K)外層膜タンパク質(6)のような外
層膜(1)が提唱された。
日咳抗原が、保護性抗原として提唱された。即ち、リン
パ球増多症因子(lymphocytosisprom
oting factor)(百日咳毒素としても知ら
れているLPF、これは使用の前に無毒化され、しかる
後百日咳トキソイドと呼ばれる)(1)、ヒスタミン増
感因子(histamine sensitizing
factor)又はインシュリン分泌活性化因子(is
let activating factor)(4)
、糸状赤血球凝集素(FHA)(1)、フィムブリエ(
fimbriae)のような凝集原(5)及び69キロ
ダルトン(69K)外層膜タンパク質(6)のような外
層膜(1)が提唱された。
【0006】これらの抗原の各々は、1種又は1種より
多くの動物モデルにおいて動物を個々に保護することが
できる。しかしながら、百日咳菌生物はヒトでのみ自然
の病原体であるので(7)、ヒトでの百日咳ワクチンの
有効性を予測する際には限定的に使用される。
多くの動物モデルにおいて動物を個々に保護することが
できる。しかしながら、百日咳菌生物はヒトでのみ自然
の病原体であるので(7)、ヒトでの百日咳ワクチンの
有効性を予測する際には限定的に使用される。
【0007】動物データに基づいて、1つはLPF及び
FHAを含み、1つはLPFのみを含む、微研により開
発された2種の細胞不含有ワクチンがヒトで評価された
(8.9)。全体として、これらの2種類のワクチンの
有効性は、全細胞ワクチンの有効性よりは低かった。細
胞不含有微研ワクチンは、全細胞ワクチンの85−95
%有効性(8.9)に比較して、保護を与えるという点
で58−69%(LPF及びFHA)又は41−55%
(LPFのみ)の有効性にすぎなかった。これは、有効
な百日咳ワクチンを得るのに他の抗原が含まれる必要が
ありうることを示す。
FHAを含み、1つはLPFのみを含む、微研により開
発された2種の細胞不含有ワクチンがヒトで評価された
(8.9)。全体として、これらの2種類のワクチンの
有効性は、全細胞ワクチンの有効性よりは低かった。細
胞不含有微研ワクチンは、全細胞ワクチンの85−95
%有効性(8.9)に比較して、保護を与えるという点
で58−69%(LPF及びFHA)又は41−55%
(LPFのみ)の有効性にすぎなかった。これは、有効
な百日咳ワクチンを得るのに他の抗原が含まれる必要が
ありうることを示す。
【0008】本発明のワクチンは、所望されない成分又
は外来の成分を含まない。対照的に、現存の全細胞百日
咳ワクチンは、一般に有効ではあるけれども、所望され
ない成分を含む。最近の細胞不含有百日咳ワクチンは、
やはり一般に有効ではあるが、保護を与えるのに必要な
よりも多くの成分を含むことがある。
は外来の成分を含まない。対照的に、現存の全細胞百日
咳ワクチンは、一般に有効ではあるけれども、所望され
ない成分を含む。最近の細胞不含有百日咳ワクチンは、
やはり一般に有効ではあるが、保護を与えるのに必要な
よりも多くの成分を含むことがある。
【0009】従って、本発明の目的は、特定の百日咳抗
原を個々に精製し、次いで精製した抗原を一緒にしてワ
クチンを形成することにより製造される有効な百日咳ワ
クチンを述べることである。最小でも、このワクチンは
FHA、LPF及び69Kタンパク質を含んで成る。
原を個々に精製し、次いで精製した抗原を一緒にしてワ
クチンを形成することにより製造される有効な百日咳ワ
クチンを述べることである。最小でも、このワクチンは
FHA、LPF及び69Kタンパク質を含んで成る。
【0010】本発明の更なる目的は、保護を最適にする
比率で抗原が組み合わされている百日咳ワクチンを述べ
る事である。かくして、このワクチンは、全細胞百日咳
ワクチン又は同時精製した細胞不含有百日咳ワクチンで
は可能でない比率を有することができる。
比率で抗原が組み合わされている百日咳ワクチンを述べ
る事である。かくして、このワクチンは、全細胞百日咳
ワクチン又は同時精製した細胞不含有百日咳ワクチンで
は可能でない比率を有することができる。
【0011】本発明の更に他の目的は、30キロダルト
ン外層膜タンパク質及びフィンブリエの如き1種又は1
種より多くの凝集原のようなワクチン中の追加の個々に
精製した百日咳成分を含ませることである。
ン外層膜タンパク質及びフィンブリエの如き1種又は1
種より多くの凝集原のようなワクチン中の追加の個々に
精製した百日咳成分を含ませることである。
【0012】本発明の追加の目的は、他の百日咳構造成
分を含ませることにより、上記のワクチンの効能を更に
改良することである。百日咳抗原は、お互いに又は百日
咳構造成分に結合されうる。
分を含ませることにより、上記のワクチンの効能を更に
改良することである。百日咳抗原は、お互いに又は百日
咳構造成分に結合されうる。
【0013】本発明の更に他の目的は、上記のワクチン
を非百日咳ワクチン成分と一緒にして多価ワクチンを作
り出すことである。
を非百日咳ワクチン成分と一緒にして多価ワクチンを作
り出すことである。
【0014】本発明は、ヒトに有効な百日咳ワクチンで
あって、商業的規模の生産に良く適しそして最近入手可
能な全細胞ワクチン及び細胞不含有ワクチンに対して有
意な改良を示す百日咳ワクチンに関する。特定の抗原を
個々に精製してその後に一緒にすることはいくつかの利
点を有する。
あって、商業的規模の生産に良く適しそして最近入手可
能な全細胞ワクチン及び細胞不含有ワクチンに対して有
意な改良を示す百日咳ワクチンに関する。特定の抗原を
個々に精製してその後に一緒にすることはいくつかの利
点を有する。
【0015】抗原は、任意の所望の比率で一緒にするこ
とができるが、全細胞ワクチン又は同時精製した細胞不
含有ワクチンでは可能でない比率を包含する所望の比率
で一緒にすることができる。かくして、ヒトで最適の反
応を与える抗原比率を選ぶことができる。これは、分別
された抗原混合物として、基本的には一定の抗原比率を
有する細胞不含有ワクチンと対照的である。微研の2成
分ワクチンは、50:50(全体で100部)のFHA
:LPF比を有する。武田ワクチンは、85:7:7:
1のFHA:LPF:69K:凝集原比率を有する。こ
の出願全体にわたり、比率は所定の用量のワクチン中に
含まれる抗原のマイクログラムの比率に基づく。 全細胞ワクチンもまた、使用する生物において存在する
範囲内に抗原の比率を限定される。
とができるが、全細胞ワクチン又は同時精製した細胞不
含有ワクチンでは可能でない比率を包含する所望の比率
で一緒にすることができる。かくして、ヒトで最適の反
応を与える抗原比率を選ぶことができる。これは、分別
された抗原混合物として、基本的には一定の抗原比率を
有する細胞不含有ワクチンと対照的である。微研の2成
分ワクチンは、50:50(全体で100部)のFHA
:LPF比を有する。武田ワクチンは、85:7:7:
1のFHA:LPF:69K:凝集原比率を有する。こ
の出願全体にわたり、比率は所定の用量のワクチン中に
含まれる抗原のマイクログラムの比率に基づく。 全細胞ワクチンもまた、使用する生物において存在する
範囲内に抗原の比率を限定される。
【0016】LPFの望まれない生物学的活性を除去す
るのに必要な化学的無毒化方法は、抗原を一緒にしてワ
クチンを形成する前に、LPF抗原のみに対して選択的
に実施され得る。従って無毒化処理を必要としない残り
の抗原は、無毒化に使用される化学薬品に不必要に暴露
されない。この無毒化は、ワクチンの保護を付与する能
力を担うそれらの構造又は立体配座を破壊することによ
り抗原としての有効性を減じることがある。他方、最近
入手可能な同時精製された細胞不含有ワクチンでは、す
べての抗原は化学的無毒化処理にさらされる。本発明の
得られるワクチンは、内毒素のような望まれない成分を
含まない。
るのに必要な化学的無毒化方法は、抗原を一緒にしてワ
クチンを形成する前に、LPF抗原のみに対して選択的
に実施され得る。従って無毒化処理を必要としない残り
の抗原は、無毒化に使用される化学薬品に不必要に暴露
されない。この無毒化は、ワクチンの保護を付与する能
力を担うそれらの構造又は立体配座を破壊することによ
り抗原としての有効性を減じることがある。他方、最近
入手可能な同時精製された細胞不含有ワクチンでは、す
べての抗原は化学的無毒化処理にさらされる。本発明の
得られるワクチンは、内毒素のような望まれない成分を
含まない。
【0017】実際の商業的規模でワクチン生産を考慮す
る場合には、百日咳ワクチン中の抗原の数は限定されな
ければならない。個々の抗原の精製に必要な苦労に依存
して、3乃至4種の抗原が限界である。しかしながら、
さらに抗原を含ませることが或る程度ワクチン有効性を
増加させるかもしれないという可能性はある。
る場合には、百日咳ワクチン中の抗原の数は限定されな
ければならない。個々の抗原の精製に必要な苦労に依存
して、3乃至4種の抗原が限界である。しかしながら、
さらに抗原を含ませることが或る程度ワクチン有効性を
増加させるかもしれないという可能性はある。
【0018】ヒトで良好な効能(81−95%)を有す
ることが見いだされた(10)本発明のワクチンに含ま
れた抗原は、上記した武田の細胞不含有百日咳ワクチン
の組成を分析することにより同定される。
ることが見いだされた(10)本発明のワクチンに含ま
れた抗原は、上記した武田の細胞不含有百日咳ワクチン
の組成を分析することにより同定される。
【0019】本発明の1つの態様では、ワクチンは、無
毒性形態の(百日咳トキソイド)LPF、FHA及び6
9Kタンパク質を含む。本発明の他の態様では、ワクチ
ンは、LPF、FHA、69Kタンパク質及び30キロ
ダルトン(30k)外層膜タンパク質を含む(11)。 更に、フィンブリエのような凝集原をこれらのワクチン
のいずれにも含ませることができる。
毒性形態の(百日咳トキソイド)LPF、FHA及び6
9Kタンパク質を含む。本発明の他の態様では、ワクチ
ンは、LPF、FHA、69Kタンパク質及び30キロ
ダルトン(30k)外層膜タンパク質を含む(11)。 更に、フィンブリエのような凝集原をこれらのワクチン
のいずれにも含ませることができる。
【0020】個々の百日咳成分は、文献で知られており
そして下記に例示される精製方法を使用して生の百日咳
菌から精製されるか、又は、個々の成分を発現する組換
えDNA技術の使用の如き他の方法により精製される。 抗原は、下記の属、ボルデテラ(Bordetella
)、大腸菌(E.coli)、ヘモフィルス(Haem
ophilus)、ストレプトミセス属の種(Stre
ptomyces spec)、バシラス・サブチリス
(Bacilus subtilis)、酵母、昆虫(
バキュムウイルスの如き)又は哺乳動物細胞系統又は他
の適当な宿主発現系などのような適当な宿主生物中で発
現される。
そして下記に例示される精製方法を使用して生の百日咳
菌から精製されるか、又は、個々の成分を発現する組換
えDNA技術の使用の如き他の方法により精製される。 抗原は、下記の属、ボルデテラ(Bordetella
)、大腸菌(E.coli)、ヘモフィルス(Haem
ophilus)、ストレプトミセス属の種(Stre
ptomyces spec)、バシラス・サブチリス
(Bacilus subtilis)、酵母、昆虫(
バキュムウイルスの如き)又は哺乳動物細胞系統又は他
の適当な宿主発現系などのような適当な宿主生物中で発
現される。
【0021】LPF成分は、文献(12.13.14)
に記載の如くして化学的無毒化方法を使用して無毒化さ
れる。或いは、LPFは、毒素の望ましくない生物学的
活性(15.16)をなくする部位特異的突然変異の導
入により遺伝学的手段により無毒化することができる。
に記載の如くして化学的無毒化方法を使用して無毒化さ
れる。或いは、LPFは、毒素の望ましくない生物学的
活性(15.16)をなくする部位特異的突然変異の導
入により遺伝学的手段により無毒化することができる。
【0022】次いで、個々の精製した抗原を所望の比率
でブレンドして、ワクチンを生産する。本発明のワクチ
ンは、生理学的に許容し得る百日咳構造成分も含むこと
ができる。これらの成分は、副作用を回避する目的で又
は抗原性成分の表現を高め、それによりワクチンの有効
性を改良するために含ませることができる。このような
構造成分の例には、多糖、リポ多糖、脂質、タンパク質
、糖タンパク質及び脂質タンパク質が包含される。
でブレンドして、ワクチンを生産する。本発明のワクチ
ンは、生理学的に許容し得る百日咳構造成分も含むこと
ができる。これらの成分は、副作用を回避する目的で又
は抗原性成分の表現を高め、それによりワクチンの有効
性を改良するために含ませることができる。このような
構造成分の例には、多糖、リポ多糖、脂質、タンパク質
、糖タンパク質及び脂質タンパク質が包含される。
【0023】百日咳抗原は、慣用の方法を使用して互い
に又は百日咳構造成分に結合させることができる。成分
は、アンダーソン(17)により述べられた如き還元ア
ミノ化により直接結合させることができる。或いは、成
分は、ゴードン(18)により記載されたようなアジピ
ン酸ジヒドラジド又はヒルマン等により記載されたよう
な(19)6−アミノカプロン酸の如きスペーサ要素に
より連結することができる。
に又は百日咳構造成分に結合させることができる。成分
は、アンダーソン(17)により述べられた如き還元ア
ミノ化により直接結合させることができる。或いは、成
分は、ゴードン(18)により記載されたようなアジピ
ン酸ジヒドラジド又はヒルマン等により記載されたよう
な(19)6−アミノカプロン酸の如きスペーサ要素に
より連結することができる。
【0024】他の非百日咳ワクチン成分を、慣用の方法
により加えて多価ワクチンを製造することができる。多
価ワクチンは、一連の病気生物に対する保護を与えるの
に必要な用量投与の数を減少するという点で、幼児及び
小児にたいして特に望ましい。このような他のワクチン
成分の例には、ジフテリアトキソイド、破傷風トキソイ
ド、不活化されたポリオウイルス、ヘモフィルス・イン
フルエンザ菌(Haemophilus influe
nzae)、ヘモフィルス・ポリリボシルホスフェート
−タンパク質結合体(Haemophilus pol
yribosylphosphate−protein
conjugates)、髄膜炎菌(Neisser
ia meningococcus)、肺炎球菌及び肝
炎Bが包含される。
により加えて多価ワクチンを製造することができる。多
価ワクチンは、一連の病気生物に対する保護を与えるの
に必要な用量投与の数を減少するという点で、幼児及び
小児にたいして特に望ましい。このような他のワクチン
成分の例には、ジフテリアトキソイド、破傷風トキソイ
ド、不活化されたポリオウイルス、ヘモフィルス・イン
フルエンザ菌(Haemophilus influe
nzae)、ヘモフィルス・ポリリボシルホスフェート
−タンパク質結合体(Haemophilus pol
yribosylphosphate−protein
conjugates)、髄膜炎菌(Neisser
ia meningococcus)、肺炎球菌及び肝
炎Bが包含される。
【0025】所望により、ワクチンは、アルミニウムゲ
ル、カルシウムゲル、変性されたムラミルジペプチド、
モノホスホリル脂質A、リポソーム、徐放性カプセル、
ポリグリコール酸及びポリアミノ酸の如き製薬学的に許
容しうる補助薬も含むことができる。ポリグリコール酸
及びポリアミノ酸は、ワクチンの経口的授与にも有用で
ある。補助薬として有用なアルミニウムゲルの例には、
リン酸アルミニウム及び水酸化アルミニウムのような沈
殿アルミニウム塩が包含される。チメロサール、デキス
トラン及びグリセリンのような適当な保存剤を加えて、
最終ワクチンを安定化させることができる。ワクチンが
注射可能な形態にあることが望まれる場合には、免疫学
的に許容し得る希釈剤又は担体を慣用の方法で含ませて
液体溶液又は懸濁液を製造することができる。
ル、カルシウムゲル、変性されたムラミルジペプチド、
モノホスホリル脂質A、リポソーム、徐放性カプセル、
ポリグリコール酸及びポリアミノ酸の如き製薬学的に許
容しうる補助薬も含むことができる。ポリグリコール酸
及びポリアミノ酸は、ワクチンの経口的授与にも有用で
ある。補助薬として有用なアルミニウムゲルの例には、
リン酸アルミニウム及び水酸化アルミニウムのような沈
殿アルミニウム塩が包含される。チメロサール、デキス
トラン及びグリセリンのような適当な保存剤を加えて、
最終ワクチンを安定化させることができる。ワクチンが
注射可能な形態にあることが望まれる場合には、免疫学
的に許容し得る希釈剤又は担体を慣用の方法で含ませて
液体溶液又は懸濁液を製造することができる。
【0026】本発明のワクチンは、非経口的注射(皮下
又は筋肉内)の如き慣用の手段により及び経口投与又は
皮内投与によりヒトに投与して、百日咳菌により惹起さ
れた感染症に対する保護のための活性な免疫応答を誘発
させる。投与されるべき用量は当業者により知られた手
段により決定される。
又は筋肉内)の如き慣用の手段により及び経口投与又は
皮内投与によりヒトに投与して、百日咳菌により惹起さ
れた感染症に対する保護のための活性な免疫応答を誘発
させる。投与されるべき用量は当業者により知られた手
段により決定される。
【0027】本発明をより良く理解するために、下記の
実施例を挙げる。これらの実施例は、説明のためにのみ
記載されており、本発明を限定するものとみなすべきで
はない。
実施例を挙げる。これらの実施例は、説明のためにのみ
記載されており、本発明を限定するものとみなすべきで
はない。
【0028】
【実施例】実施例1:LPFの精製
慣用の分離方法を使用して、百日咳菌培養物の培養上澄
液からLPFを単離する。例えば、セクラ等(20)に
より記載された方法を用いて、色素−リガンドゲルマト
リックス、アフィ−ゲルブルー(Affi−Gel B
lue)(カリフォルニア州、リッチモンドのバイオ・
ラド・ラボラトリーズ)の入ったカラムに培養上澄液を
先ず最初吸着させることにより単離する。LPFを、0
.75M塩化マグネシウムのような高濃度塩によりこの
カラムから溶離し、そして塩を除去した後、臭化シアン
(CNBr)活性化セファロース4B(ニュージャージ
ー州、ピスケタウエイのファーマシア社)に結合された
フェチュイン(ニューヨーク州、グランドアイランドの
ギブコ・ラボラトリーズ社)から成るフェチュイン−セ
ファロースアフィニテイマトリックスのカラムを通過さ
せる。LPFを、段階的に又は勾配で4Mマグネシウム
塩を使用してフェチュインカラムから溶離する。得られ
る調製物は、本質的に内毒素を含まずそして生物学的に
活性なタンパク質を含まない。この生物学的に活性なタ
ンパク質は、血球凝集反応アッセイ(HA)、ADP−
リボシル化アッセイ、CHO細胞毒性アッセイ又はLP
Fの生物学的活性を決定するのに好適な他の慣用の方法
によりアッセイすることができる。
液からLPFを単離する。例えば、セクラ等(20)に
より記載された方法を用いて、色素−リガンドゲルマト
リックス、アフィ−ゲルブルー(Affi−Gel B
lue)(カリフォルニア州、リッチモンドのバイオ・
ラド・ラボラトリーズ)の入ったカラムに培養上澄液を
先ず最初吸着させることにより単離する。LPFを、0
.75M塩化マグネシウムのような高濃度塩によりこの
カラムから溶離し、そして塩を除去した後、臭化シアン
(CNBr)活性化セファロース4B(ニュージャージ
ー州、ピスケタウエイのファーマシア社)に結合された
フェチュイン(ニューヨーク州、グランドアイランドの
ギブコ・ラボラトリーズ社)から成るフェチュイン−セ
ファロースアフィニテイマトリックスのカラムを通過さ
せる。LPFを、段階的に又は勾配で4Mマグネシウム
塩を使用してフェチュインカラムから溶離する。得られ
る調製物は、本質的に内毒素を含まずそして生物学的に
活性なタンパク質を含まない。この生物学的に活性なタ
ンパク質は、血球凝集反応アッセイ(HA)、ADP−
リボシル化アッセイ、CHO細胞毒性アッセイ又はLP
Fの生物学的活性を決定するのに好適な他の慣用の方法
によりアッセイすることができる。
【0029】或いは、イロンズ等の方法(21)を使用
して、培養物上澄液をCNBr活性化セファロース4B
カラムに吸着させる。該カラムにはハプトグロビンが最
初に共有結合で結合されている。LPFはpH6.5で
上記吸着剤に結合し、そして0.1Mトリス/0.5M
NaCl緩衝液を使用してpH10への段階的変化によ
り上記カラムから溶離される。
して、培養物上澄液をCNBr活性化セファロース4B
カラムに吸着させる。該カラムにはハプトグロビンが最
初に共有結合で結合されている。LPFはpH6.5で
上記吸着剤に結合し、そして0.1Mトリス/0.5M
NaCl緩衝液を使用してpH10への段階的変化によ
り上記カラムから溶離される。
【0030】実施例2:LPFの無毒化実施例1に記載
のいずれかの方法により生成されたLPFを、次いで無
毒化して、最終ワクチンの副反応を引き起こすことがあ
る所望されない活性を除去する。ホルムアルデヒド、過
酸化水素、テトラニトロメタン又はグルタルアルデヒド
による処理のような種々の慣用の化学的無毒化方法を使
用することができる。
のいずれかの方法により生成されたLPFを、次いで無
毒化して、最終ワクチンの副反応を引き起こすことがあ
る所望されない活性を除去する。ホルムアルデヒド、過
酸化水素、テトラニトロメタン又はグルタルアルデヒド
による処理のような種々の慣用の化学的無毒化方法を使
用することができる。
【0031】例えば、LPFの所望の免疫原性は依然と
して保持しながら、残留生物学的活性が安全性の懸念を
持ち出さないように、ムノツ等に記載の方法(12)の
変法を使用して、LPFをグルタルアルデヒドにより無
毒化することができる。精製したLPFを、0.01M
リン酸緩衝液(PBS)(ムノツにおいて使用された0
.5MNaClを有する20ミリモルリン酸ナトリウム
の溶液の代わりに)を含む溶液中に入れる。この溶液を
、グルタルアルデヒドの濃度を0.05%とするのに十
分な同じ緩衝液で作られた0.2%グルタルアルデヒド
溶液で処理する。混合物を、室温で2時間インキュベー
ションし、次いでL−リシンの濃度が0.02Mとなる
のに十分な0.2MのL−リシン溶液(同じ緩衝液で作
られた)を加える。混合物を、更に室温で2時間インキ
ュベーションし、次いで0.01MPBS(ムノツにお
いて使用された0.5M NaCl及び0.02M
L−リシン(pH7.6)を含む20ミリモルリン酸
ナトリウム緩衝液の代わりに)に対して2日間透析して
、無毒化を完了する。
して保持しながら、残留生物学的活性が安全性の懸念を
持ち出さないように、ムノツ等に記載の方法(12)の
変法を使用して、LPFをグルタルアルデヒドにより無
毒化することができる。精製したLPFを、0.01M
リン酸緩衝液(PBS)(ムノツにおいて使用された0
.5MNaClを有する20ミリモルリン酸ナトリウム
の溶液の代わりに)を含む溶液中に入れる。この溶液を
、グルタルアルデヒドの濃度を0.05%とするのに十
分な同じ緩衝液で作られた0.2%グルタルアルデヒド
溶液で処理する。混合物を、室温で2時間インキュベー
ションし、次いでL−リシンの濃度が0.02Mとなる
のに十分な0.2MのL−リシン溶液(同じ緩衝液で作
られた)を加える。混合物を、更に室温で2時間インキ
ュベーションし、次いで0.01MPBS(ムノツにお
いて使用された0.5M NaCl及び0.02M
L−リシン(pH7.6)を含む20ミリモルリン酸
ナトリウム緩衝液の代わりに)に対して2日間透析して
、無毒化を完了する。
【0032】組換え技術(15.16)を使用して、生
物学的活性を全然又は殆ど示さないLPF突然変異体分
子を製造する場合には、より温和な形態のこれらの化学
的処理を用いることができる。例えば、化学薬品にさら
す時間を短くしたり、化学薬品の濃度を減少させたり、
又はより低い温度で無毒化することがが可能である。あ
る場合には、無毒化工程は全く省くことができる。
物学的活性を全然又は殆ど示さないLPF突然変異体分
子を製造する場合には、より温和な形態のこれらの化学
的処理を用いることができる。例えば、化学薬品にさら
す時間を短くしたり、化学薬品の濃度を減少させたり、
又はより低い温度で無毒化することがが可能である。あ
る場合には、無毒化工程は全く省くことができる。
【0033】実施例3:FHAの精製
FHAは、コウエル等の公表した方法(22)の変法を
使用して培養物上澄液からFHAを精製する。メチル化
β−シクロデキストリン類のような成長促進因子を使用
して、培養物上澄液中のFHAの収率を増加させること
ができる。培養物上澄液は、ヒドロキシルアパタイトの
カラムに加える。FHAはこのカラムに吸着されるが、
LPFは吸着されない。このカラムをトリトンX−10
0でよく洗浄して内毒素を除去する。次いで、0.1M
リン酸ナトリウム中の0.5MNaClを使用してFH
Aを溶離し、必要ならば、フェチュイン−セファロース
カラムを通過させて、残留LPFを除去する。追加の精
製は、セファロースC1−6Bカラム(ニュウジャージ
ー州、ピスカタウエイのファーマシア社)の通過を伴う
ことがある。FHAは、ミレックス(Millex)(
マサチューセッツ州、ベトフォードのミリポア・コーポ
レーション)のような適当なフィルターにそれを通すこ
とにより無菌化される。
使用して培養物上澄液からFHAを精製する。メチル化
β−シクロデキストリン類のような成長促進因子を使用
して、培養物上澄液中のFHAの収率を増加させること
ができる。培養物上澄液は、ヒドロキシルアパタイトの
カラムに加える。FHAはこのカラムに吸着されるが、
LPFは吸着されない。このカラムをトリトンX−10
0でよく洗浄して内毒素を除去する。次いで、0.1M
リン酸ナトリウム中の0.5MNaClを使用してFH
Aを溶離し、必要ならば、フェチュイン−セファロース
カラムを通過させて、残留LPFを除去する。追加の精
製は、セファロースC1−6Bカラム(ニュウジャージ
ー州、ピスカタウエイのファーマシア社)の通過を伴う
ことがある。FHAは、ミレックス(Millex)(
マサチューセッツ州、ベトフォードのミリポア・コーポ
レーション)のような適当なフィルターにそれを通すこ
とにより無菌化される。
【0034】或いは、FHAは、抗原に対するモノクロ
ーナル抗体を使用して精製することができる。この場合
該抗体はCNBr活性化アフィニティカラムに結合させ
る(23)。
ーナル抗体を使用して精製することができる。この場合
該抗体はCNBr活性化アフィニティカラムに結合させ
る(23)。
【0035】実施例4:69K外層膜タンパク質の精製
69K外層膜タンパク質を、下記の方法を使用してバク
テリア細胞から回収する。要約すると、最初に細胞をチ
メロサールのような静菌剤て不活化することにより、6
9Kタンパク質をバクテリア細胞から回収する。不活化
された細胞は、PBS(pH7−8)の如き水性媒体中
に懸濁させ、高められた温度(45−61℃)での繰り
返し抽出、それに伴うその後の室温又は4℃での冷却に
付す。この抽出は、69Kタンパク質を細胞から放出す
る。69Kタンパク質を含む物質を、沈殿により集めそ
してアフィ−ゲルブルーカラムに通す。69Kタンパク
質を0.5M塩化マグネシウムの高濃度の塩で溶離する
。透析の後、それを、ポリバッファー・エクスチェンジ
ャー・ゲルPBE94カラム(Polybuffer
Exchanger Gel PBE 94 colu
mn)(フアーマシア)のようなクロマトフォーカシン
グ支持体に通す。回収された69K画分は、ミレックス
のような適当なフィルターを通すろ過により無菌化され
る。
69K外層膜タンパク質を、下記の方法を使用してバク
テリア細胞から回収する。要約すると、最初に細胞をチ
メロサールのような静菌剤て不活化することにより、6
9Kタンパク質をバクテリア細胞から回収する。不活化
された細胞は、PBS(pH7−8)の如き水性媒体中
に懸濁させ、高められた温度(45−61℃)での繰り
返し抽出、それに伴うその後の室温又は4℃での冷却に
付す。この抽出は、69Kタンパク質を細胞から放出す
る。69Kタンパク質を含む物質を、沈殿により集めそ
してアフィ−ゲルブルーカラムに通す。69Kタンパク
質を0.5M塩化マグネシウムの高濃度の塩で溶離する
。透析の後、それを、ポリバッファー・エクスチェンジ
ャー・ゲルPBE94カラム(Polybuffer
Exchanger Gel PBE 94 colu
mn)(フアーマシア)のようなクロマトフォーカシン
グ支持体に通す。回収された69K画分は、ミレックス
のような適当なフィルターを通すろ過により無菌化され
る。
【0036】実施例5:ワクチンの製造本発明の最終ワ
クチン製品を製造するために、実施例1−4に従って製
造した精製され、無菌化された百日咳成分を、先ず最初
に塩化ナトリウムとリン酸ナトリウムを含む水性媒体中
で一緒にする。次いで、所望により、塩化アルミニウム
と水酸化ナトリウムをチメロサール保存剤の存在下に加
え、その場で形成された吸着されたワクチンを生じる。 或いは、前以て形成した補助薬を、活性成分に、別々に
又は成分を混合した後に加える。いずれの方法でも、必
要ならば、pHを水酸化ナトリウムによりpH6.3−
7.5の範囲の所望の値に調節する。本発明の好ましい
態様では、最終ワクチンは、57:29:14(又は正
確であるために4:2:1)のFHA:LPF:69K
比率を有する。
クチン製品を製造するために、実施例1−4に従って製
造した精製され、無菌化された百日咳成分を、先ず最初
に塩化ナトリウムとリン酸ナトリウムを含む水性媒体中
で一緒にする。次いで、所望により、塩化アルミニウム
と水酸化ナトリウムをチメロサール保存剤の存在下に加
え、その場で形成された吸着されたワクチンを生じる。 或いは、前以て形成した補助薬を、活性成分に、別々に
又は成分を混合した後に加える。いずれの方法でも、必
要ならば、pHを水酸化ナトリウムによりpH6.3−
7.5の範囲の所望の値に調節する。本発明の好ましい
態様では、最終ワクチンは、57:29:14(又は正
確であるために4:2:1)のFHA:LPF:69K
比率を有する。
【0037】実施例6:30Kの外層膜タンパク質の精
製 30K外層膜タンパク質を、文献(11)に記載の方法
により百日咳菌細胞から回収する。要約すると、2Mス
クロース、0.1Mトリス塩化水素(pH7.8)及び
1%EDTAナトリウム(pH7.0)及び1.0%リ
ゾチームを含む水性溶液に懸濁させた百日咳菌をチメロ
サールにより不活化する。この懸濁液を、30℃で1時
間インキュベーションする。DNアーゼを加えて、細胞
溶解により増加する粘度を減少させる。20.000X
gで、30℃にて1時間の懸濁液の遠心分離により、上
澄液が得られる。これを0.2MHClでpH5.0に
調節しそして4℃で一夜貯蔵してタンパク質の混合物を
沈殿させる。沈殿を30,000Xgで15分間の遠心
分離により集める。
製 30K外層膜タンパク質を、文献(11)に記載の方法
により百日咳菌細胞から回収する。要約すると、2Mス
クロース、0.1Mトリス塩化水素(pH7.8)及び
1%EDTAナトリウム(pH7.0)及び1.0%リ
ゾチームを含む水性溶液に懸濁させた百日咳菌をチメロ
サールにより不活化する。この懸濁液を、30℃で1時
間インキュベーションする。DNアーゼを加えて、細胞
溶解により増加する粘度を減少させる。20.000X
gで、30℃にて1時間の懸濁液の遠心分離により、上
澄液が得られる。これを0.2MHClでpH5.0に
調節しそして4℃で一夜貯蔵してタンパク質の混合物を
沈殿させる。沈殿を30,000Xgで15分間の遠心
分離により集める。
【0038】水中2%のトリトンX−100を加えそし
て混合し、続いてエタノールを添加することにより、外
来物質を除去する。混合物を4℃で一夜インキュベーシ
ョンし、次いで9,000Xgで20分間遠心分離する
。沈殿を蒸留水で洗浄しそして溶液をPBSに対して3
日間透析する。次いで引き続くDEAE−セファロース
C1−6Bイオン交換クロマトグラフィー(溶離のため
に0−1MNaCl勾配を使用してトリスHCl、ED
TA、両性剤(Zwittergent)(TEZ)緩
衝液中で)及びセファクリル(Sephacryl)S
−300ゲルろ過クロマトグラフィー(TEZ緩衝液で
溶離して)により30Kタンパク質が得られる。30K
タンパク質は、適当なフィルターを通過させることによ
り無菌化される。次いで精製した30Kタンパク質を実
施例1−4に記載の成分と一緒にして、実施例5で述べ
た方法を使用して本発明の最終製品を形成することがで
きる。
て混合し、続いてエタノールを添加することにより、外
来物質を除去する。混合物を4℃で一夜インキュベーシ
ョンし、次いで9,000Xgで20分間遠心分離する
。沈殿を蒸留水で洗浄しそして溶液をPBSに対して3
日間透析する。次いで引き続くDEAE−セファロース
C1−6Bイオン交換クロマトグラフィー(溶離のため
に0−1MNaCl勾配を使用してトリスHCl、ED
TA、両性剤(Zwittergent)(TEZ)緩
衝液中で)及びセファクリル(Sephacryl)S
−300ゲルろ過クロマトグラフィー(TEZ緩衝液で
溶離して)により30Kタンパク質が得られる。30K
タンパク質は、適当なフィルターを通過させることによ
り無菌化される。次いで精製した30Kタンパク質を実
施例1−4に記載の成分と一緒にして、実施例5で述べ
た方法を使用して本発明の最終製品を形成することがで
きる。
【0039】参考文献
1.マンクラーク、シー・アール、等、バクテリア・ワ
クチン(Bacterial Vaccines)、ジ
ャーマニール、アール編、アカデミック・プレス(19
84)、2.米国特許第4,455,297号、3.サ
トウ・ワイ等、ザ・ランセット(The Lancet
)、122−126(1984年1月21日)、4.ヤ
ジマ・エム等、ジャーナル・オブ・バイオケミストリー
(J.Biochem)、83、295−303(19
78)、 5.コウエル、ジェイ・エル等、感染及び免疫(Inf
ection and Immunity)、55、9
16−922(1987)、 6.シャーヒン、アール・デー等、“米国微生物学会の
89回年会の要約(Abstracts of the
89th Annual Meeting of
the American Society for
Microbiology)(1989)、51頁、“
百日咳菌の69K外層膜タンパク質介在免疫保護”(“
Immune Protection Mediate
d by the 69K Outer Membra
ne Protein of Bordetella
pertussis”)、 7.キムラ、エイ等、感染及び免疫(Infectio
n and Immunity)、55、7−16(1
990)、8.マーウィック、シー、ジャーナル・オブ
・ザ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(J
AMA)、259、2057−2059(1988)、
9.カリングス、エル・オー、ザ・ランセット、955
−960(1988年4月30日)、 10.モルチマー、イー・エー・ジャニア、ザ・トーカ
イ・ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・アンド・
クリニカル・メディシン、補遺13(The Toka
iJournal of Expt′l and Cl
inical Medicine,13 Supp)、
29−34(1988)、 11.モンジ、エヌ等、感染及び免疫(Infecti
on and Immunity)、51、865−8
71(1986)、12.ムノツ、ジェー・ジェー等、
感染及び免疫(Infection and Immu
nity)、33、820−826(1981)、 13.レリベルド、イー・エイチ等、メソッズ・イン・
エンザイモロジー(Methods in Enzym
ology)、93、24−60(1983)、 14.カスロウ、エイチ・アール・等、バイオケミスト
リー(Biochemistry)、26、4397−
4402(1987)、 15.ジーレイ、ジー等、ワクチンズ(Vaccine
s)′89、259−263(1989)、 16.ピッザ、エム等、サイエンス(Science)
、246、497−500(1989)、 17.米国特許第4,673,574号、18.米国特
許第4,496,538号、19.米国特許第4,45
9,286号、20.セクラ、アール・デー・等、ジャ
ーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J.B
iol.Chem)、258、14647−14651
(1983)、21.イロンズ、エル・アイ・等、バイ
オキミカ・エ・バイオフィジカ・アクタ(Biochi
mica et Biophysica Acta)、
580、175−185(1979)、22.コウエル
、ジェー・シー・等、セミナー・イン・インフェクシャ
ス・ディシーズ(Seminar in Infect
ious Diseases)、4、371−379(
1982)、23.セルマー、ジエー・シー、アクタ・
パソロジカ・ミクロビオロジカ・エ・イムノロジカ・ス
カンジナビカ・セクション・シー(Acta Path
.Microbiol etImmunol. Sca
nd.Sect.C)、92、279−284(198
4)。
クチン(Bacterial Vaccines)、ジ
ャーマニール、アール編、アカデミック・プレス(19
84)、2.米国特許第4,455,297号、3.サ
トウ・ワイ等、ザ・ランセット(The Lancet
)、122−126(1984年1月21日)、4.ヤ
ジマ・エム等、ジャーナル・オブ・バイオケミストリー
(J.Biochem)、83、295−303(19
78)、 5.コウエル、ジェイ・エル等、感染及び免疫(Inf
ection and Immunity)、55、9
16−922(1987)、 6.シャーヒン、アール・デー等、“米国微生物学会の
89回年会の要約(Abstracts of the
89th Annual Meeting of
the American Society for
Microbiology)(1989)、51頁、“
百日咳菌の69K外層膜タンパク質介在免疫保護”(“
Immune Protection Mediate
d by the 69K Outer Membra
ne Protein of Bordetella
pertussis”)、 7.キムラ、エイ等、感染及び免疫(Infectio
n and Immunity)、55、7−16(1
990)、8.マーウィック、シー、ジャーナル・オブ
・ザ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(J
AMA)、259、2057−2059(1988)、
9.カリングス、エル・オー、ザ・ランセット、955
−960(1988年4月30日)、 10.モルチマー、イー・エー・ジャニア、ザ・トーカ
イ・ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・アンド・
クリニカル・メディシン、補遺13(The Toka
iJournal of Expt′l and Cl
inical Medicine,13 Supp)、
29−34(1988)、 11.モンジ、エヌ等、感染及び免疫(Infecti
on and Immunity)、51、865−8
71(1986)、12.ムノツ、ジェー・ジェー等、
感染及び免疫(Infection and Immu
nity)、33、820−826(1981)、 13.レリベルド、イー・エイチ等、メソッズ・イン・
エンザイモロジー(Methods in Enzym
ology)、93、24−60(1983)、 14.カスロウ、エイチ・アール・等、バイオケミスト
リー(Biochemistry)、26、4397−
4402(1987)、 15.ジーレイ、ジー等、ワクチンズ(Vaccine
s)′89、259−263(1989)、 16.ピッザ、エム等、サイエンス(Science)
、246、497−500(1989)、 17.米国特許第4,673,574号、18.米国特
許第4,496,538号、19.米国特許第4,45
9,286号、20.セクラ、アール・デー・等、ジャ
ーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J.B
iol.Chem)、258、14647−14651
(1983)、21.イロンズ、エル・アイ・等、バイ
オキミカ・エ・バイオフィジカ・アクタ(Biochi
mica et Biophysica Acta)、
580、175−185(1979)、22.コウエル
、ジェー・シー・等、セミナー・イン・インフェクシャ
ス・ディシーズ(Seminar in Infect
ious Diseases)、4、371−379(
1982)、23.セルマー、ジエー・シー、アクタ・
パソロジカ・ミクロビオロジカ・エ・イムノロジカ・ス
カンジナビカ・セクション・シー(Acta Path
.Microbiol etImmunol. Sca
nd.Sect.C)、92、279−284(198
4)。
【0040】本発明の主な特徴および態様を記すと次の
とおりである。
とおりである。
【0041】1.百日咳菌により惹起される疾病を防止
するのに有効なワクチンであって、百日咳抗原糸状赤血
球凝集素(FHA)、無毒化されたリンパ球増多症因子
(LPF)及び69キロダルトン外層膜タンパク質を含
んで成り、一緒にして前記ワクチンを形成する前に、前
記抗原を個々に精製することを特徴とするワクチン。 2.全細胞百日咳ワクチン又は同時精製された細胞不含
有百日咳ワクチンでは可能でない比率を包含する所望の
比率で、前記抗原を一緒にする、上記1に記載のワクチ
ン。
するのに有効なワクチンであって、百日咳抗原糸状赤血
球凝集素(FHA)、無毒化されたリンパ球増多症因子
(LPF)及び69キロダルトン外層膜タンパク質を含
んで成り、一緒にして前記ワクチンを形成する前に、前
記抗原を個々に精製することを特徴とするワクチン。 2.全細胞百日咳ワクチン又は同時精製された細胞不含
有百日咳ワクチンでは可能でない比率を包含する所望の
比率で、前記抗原を一緒にする、上記1に記載のワクチ
ン。
【0042】3.抗原FHA、LPF及び69キロダル
トン外層膜タンパク質を4:2:1の比率で一緒にする
、上記2に記載のワクチン。
トン外層膜タンパク質を4:2:1の比率で一緒にする
、上記2に記載のワクチン。
【0043】4.下記の追加の抗原:(a)他の百日咳
抗原と一緒にしてワクチンを形成する前に個々に精製さ
れる百日咳菌からの1種又は1種より多くの凝集原又は
(b)他の百日咳抗原と一緒にしてワクチンを形成する
前に個々に精製される百日咳菌からの30キロダルトン
外層膜タンパク質、の1種又は1種より多くを更に含ん
で成る、上記1に記載のワクチン。
抗原と一緒にしてワクチンを形成する前に個々に精製さ
れる百日咳菌からの1種又は1種より多くの凝集原又は
(b)他の百日咳抗原と一緒にしてワクチンを形成する
前に個々に精製される百日咳菌からの30キロダルトン
外層膜タンパク質、の1種又は1種より多くを更に含ん
で成る、上記1に記載のワクチン。
【0044】5.前記凝集原がフィンブリエである、上
記4に記載のワクチン。
記4に記載のワクチン。
【0045】6.1種又は1種より多くの生理学的に許
容し得る百日咳構造成分を更に含んで成る、上記1に記
載のワクチン。
容し得る百日咳構造成分を更に含んで成る、上記1に記
載のワクチン。
【0046】7.前記百日咳構造成分が、多糖、リポ多
糖、脂質、タンパク質、糖タンパク質及びリポタンパク
質から成る群より選ばれる、上記6に記載のワクチン。
糖、脂質、タンパク質、糖タンパク質及びリポタンパク
質から成る群より選ばれる、上記6に記載のワクチン。
【0047】8.前記百日咳抗原が、お互いに又は百日
咳構造成分に結合している、上記6に記載のワクチン。
咳構造成分に結合している、上記6に記載のワクチン。
【0048】9.非百日咳ワクチン成分と一緒に上記1
に記載の百日咳ワクチンを含んで成る多価ワクチン。
に記載の百日咳ワクチンを含んで成る多価ワクチン。
【0049】10.前記非百日咳ワクチン成分が、下記
の追加の抗原:(a)不活化されたポリオウイルス、ヘ
モフィルス・インフルエンザ菌、ヘモフィルスポリリボ
シルホスフェート−タンパク質結合体、髄膜炎菌、肺炎
球菌及び肝炎B;又はジフテリアトキソイド及び破傷風
トキソイドから成る群の1種又は2種以上、である、上
記9に記載のワクチン。
の追加の抗原:(a)不活化されたポリオウイルス、ヘ
モフィルス・インフルエンザ菌、ヘモフィルスポリリボ
シルホスフェート−タンパク質結合体、髄膜炎菌、肺炎
球菌及び肝炎B;又はジフテリアトキソイド及び破傷風
トキソイドから成る群の1種又は2種以上、である、上
記9に記載のワクチン。
Claims (2)
- 【請求項1】 百日咳菌により惹起される疾病を防止
するのに有効なワクチンであって、百日咳抗原糸状赤血
球凝集素(FHA)、無毒化されたリンパ球増多症因子
(LPF)及び69キロダルトン外層膜タンパク質を含
んで成り、一緒にして前記ワクチンを形成する前に、前
記抗原を個々に精製することを特徴とするワクチン。 - 【請求項2】 非百日咳ワクチン成分と一緒に請求項
1に記載の百日咳ワクチンを含んで成る多価ワクチン。
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