JPH04230466A - ブレーキブースタのジャンプ値の調整方法及びそのためのブレーキブースタ - Google Patents

ブレーキブースタのジャンプ値の調整方法及びそのためのブレーキブースタ

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JPH04230466A
JPH04230466A JP3213138A JP21313891A JPH04230466A JP H04230466 A JPH04230466 A JP H04230466A JP 3213138 A JP3213138 A JP 3213138A JP 21313891 A JP21313891 A JP 21313891A JP H04230466 A JPH04230466 A JP H04230466A
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JP
Japan
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booster
valve seat
piston
booster piston
annular
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Withdrawn
Application number
JP3213138A
Other languages
English (en)
Inventor
Ulysse Verbo
ユリス・ベルボ
Jean-Pierre Gautier
ジャン・ピエール・ゴーチエ
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Bendix Europe Services Techniques SA
Original Assignee
Bendix Europe Services Techniques SA
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Publication date
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Publication of JPH04230466A publication Critical patent/JPH04230466A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/24—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
    • B60T13/46—Vacuum systems
    • B60T13/52—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
    • B60T13/57—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units characterised by constructional features of control valves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、特に自動車用のブレーキブース
タに関し、詳細にはこのブレーキブースタのジャンプ値
の調整に適用される。
【0002】上記のようなブレーキブースタは一般に、
運転者がブレーキペダルを駆動した時に車両の前方へ向
けて変位される制御ロッドを備えている。この制御ロッ
ドの変位はプランジャと称する要素に伝えられ、そして
プランジャがブースト装置を駆動する。一般に、ブース
ト装置は三方弁から成り、その機能は、休止位置におい
ては同一の負圧を受けているブースタの前方及び後方室
間の連通を遮断し、そして後方室を高圧流体源に連通さ
せて、これら2つの室を分けているピストンの2つの面
に圧力差を発生させることである。それから、ピストン
は前方へ変位され、そしてこれに固定されている出力ロ
ッド又はプッシュロッドがマスターシリンダに作用し、
車両の流体ブレーキ回路内の圧力を増大させて車両を制
動させる。
【0003】周知のように、ブースト力を出力ロッド又
はプッシュロッドに伝えるように働くピストンは、エラ
ストマーのような変形可能な材料で作られた反動ディス
クを介して該ロッドに作用する。休止状態においては、
プランジャの前方端部と反動ディスクとの間に僅かな遊
隙が存在している。プランジャの後方端部は、ピストン
に形成された環状弁座と同軸の環状弁座を形成しており
、シャッター部材がこれら弁座と相互に作用する。
【0004】この種のブースタでは、ブースタにより発
生されたブースト力が所定の閾値を超えた時にのみ、ブ
レーキペダルでの反力が現れ始める。この閾値がブース
タの「ジャンプ」と称されている。これはブースタの重
要な特徴である。事実、ブレーキペダルが駆動された時
は常にブレーキの即時応答を確保するために、ジャンプ
が存在することを必要としているが、自動車製造業者は
一般に、このジャンプの値を所定の限度内に保って、ブ
ースト圧を高すぎる値に達しないようにしブレーキペダ
ルの反力を増大させないようにすることを望んでいる。
【0005】しかしながら、特にブースタの多数の構成
部品の製造公差のため、連続製造においては或るブース
タと他のブースタとではジャンプの値に相当な差がある
。
【0006】フランス国特許第2,480,898号明
細書において、プランジャの前面と反動ディスクとの間
に存在する遊隙を調整するようにしたブースタのジャン
プ値の調整方法が公知である。この方法は、ブースタを
寸法の長い且つ複雑なものとし、更に、この方法を実施
するためには、プランジャと反動ディスクとの間に付加
の構成要素を備えている弁部品を塑性変形させるための
超音波又は加熱手段を使用することが必要となるという
多くの欠点を有している。この方法の主たる欠点は、更
に、反動ディスクそしてブースタ自体が組立てられる以
前に調整を行わなければならないことである。
【0007】従って、本発明の目的は、簡単、迅速且つ
安い費用で、しかも高い信頼性をもって実施することが
でき、更に、ブースタの組立後に適用できるようにした
ブースタのジャンプ値の調整方法を提供することにある
。
【0008】この目的を達成するため、本発明は、内部
に移動可能に装架された中空のブースタピストンと、ブ
ースタピストン内に設置されたプランジャを支持する制
御ロッドと、プランジャの後方端部に形成され、ブース
タピストンに支持された第2の環状弁座と同心の第1の
環状弁座と、ブースタピストンに支持され、第1弁座及
び第2弁座と相互に作用する環状シャッターと、ブース
タピストンの環状前面とプッシュロッドの後面との間に
介装された反動ディスクとを備えているブレーキブース
タにおけるジャンプ値の調整方法において、ブースタの
所定のジャンプ値に一致するブースト力に等しい力をプ
ッシュロッドに加える工程、ブースタピストンの第2弁
座をシャッターから離隔させる工程、プランジャの前面
と反動ディスクの後面とを接触させ、次の工程の間この
接触を維持する工程、ブースタピストンの第2弁座をシ
ャッターに接触させて該シャッターを前記第1弁座から
離隔させる工程、及び前記力を解放する工程から成るこ
とを特徴としている。
【0009】本発明の他の目的は、簡単、迅速且つ安い
費用で、しかも高い信頼性をもってジャンプ値を調整す
ることができ、そして既に組立てられているブースタに
おいてこの調整を実現できるようにしたブレーキブース
タを提供することにある。
【0010】この目的を達成するため、本発明は、内部
に移動可能に装架された中空のブースタピストンと、ブ
ースタピストンの後方管状部分内に設置されたプランジ
ャを支持する制御ロッドと、プランジャの後方端部に形
成され、ブースタピストンに支持された第2の環状弁座
と同心の第1の環状弁座と、ブースタピストンに支持さ
れ、第1弁座及び第2弁座と相互に作用する環状シャッ
ターと、ブースタピストンの環状前面とプッシュロッド
の後面との間に介装された反動ディスクとを備えている
ブレーキブースタにおいて、ブースタピストンの環状前
面に対する第2弁座の位置を調整できるようにしたこと
を特徴としている。
【0011】以下、本発明の実施例について添付図面を
参照して説明する。
【0012】図1は、車両の流体ブレーキ回路を制御す
るマスターシリンダと車両のブレーキペダルとの間に慣
例的に配設されるブレーキブースタの中央部分を断面で
示している。慣例に従い、マスターシリンダに面するブ
ースタの部分はブースタの「前方」と称し、ブレーキペ
ダルに面する部分はブースタの「後方」と称する。この
図では、前方が左側で、後方が右側である。
【0013】図示のブレーキブースタは、軸線X−Xを
中心とする回転体をなす外部シェルの形状のケーシング
10を備えている。このケーシング10の後方中央部分
だけが図示されている。
【0014】金属支持ディスク14より中央部を補強さ
れた撓み可能な弾性ダイヤフラム12は、ケーシング1
0により画成された空間内に、前方室16と後方室18
とを区画する。ダイヤフラム12の外周端縁(図示しな
い)はケーシング10に密封的に締着される。このダイ
ヤフラム12の内周端縁は、ブースタの軸線X−Xに沿
って中空のブースタピストン20の外周面に形成された
環状溝内に密封的に収容されるビードで終端する。この
ピストン20は、ケーシング10の後方壁を密封的に貫
通する管状部分により、後方へ延長されている。この貫
通部の密封は、ケーシング10の後方壁を後方へ延長し
ている管状中央部内にリング24を介して締着されてい
る補強された環状ガスケット22により、確保される。
【0015】ピストン20とケーシング10の前方壁(
図示しない)との間に介装された圧縮スプリング25は
、通常ピストンを図示の後方休止位置に保ち、この位置
では、後方室18が最小の容積、また前方室16が最大
の容積となる。
【0016】ピストン20は、後方管状部分とダイヤフ
ラム12を締着している前方部分との間に位置する中央
部分に、軸線X−Xを中心とする回転体をなすプランジ
ャ28を摺動自在に収容する段付孔26を有する。軸線
X−Xに沿って配設されているブースタの制御ロッド3
0の前方端部は、プランジャ28内にボールジョイント
を介して嵌合される。ピストン20の管状部分の外部へ
突出するこのロッド30の後方端部は、車両のブレーキ
ペダルにより直接制御される。
【0017】制御ロッド30とピストン20の管状部分
との間に設けられた環状空間は、ブースタの後方で外部
に連通する。この環状空間は、前方側では、三方弁が作
動された時、ピストン20の中央部分に形成された半径
方向通路32を介して後方室18に連通することができ
る。この三方弁は、ピストン20の管状部分内に装着さ
れた環状シャッター34と、ピストン20の中央部分及
びプランジャ28にそれぞれ形成された2つの環状弁座
20a及び28aとから成る。
【0018】シャッター34は撓み可能な弾性スリーブ
の小径の前方端部を形成し、このスリーブの後方端部は
ピストン20の管状部分の内部に密封的に装着されたビ
ードで終端する。このビードは金属カップ36により定
置されており、このカップに対し圧縮スプリング38が
当接してシャッター34を前方へ変位させようとする。
【0019】環状弁座28aはプランジャ28の後方端
面に形成される。同様に、環状弁座20aは弁座28a
のまわりでピストン20の中央部分の後方端面に形成さ
れる。この構成は、ピストン20内でのプランジャ28
の位置に応じて、スプリング38の作用によりシャッタ
ー34を弁座28a及び20aの少なくとも一方に密封
的に係合できるようにしている。
【0020】第2の通路33が軸線X−Xと略平行にピ
ストン20の中央部分に形成されて、ピストン20の管
状部分内でシャッター34のまわりに形成された環状室
にブースタの前方室16を連通させる。プランジャ28
が、図示のように、シャッター34をプランジャの弁座
28aに密封的に係合させるとともにピストンの弁座2
0aから離隔させる後方休止位置にある時、ブースタの
前方室16と後方室18を通路32及び33を介して互
いに連通する。
【0021】周知の態様で、ピストン20の中央部分内
に装着された少なくとも1つの停止部材40が、ピスト
ン内でのプランジャ28の軸方向ストロークを限定する
。プランジャ28は、カップ36とワッシャ44との間
に介装された圧縮スプリング42を介して、部材40に
より限定された後方休止位置に通常保持されており、ワ
ッシャ44自体は制御ロッド30に形成された肩部に当
接する。
【0022】ピストン20は中央部分に環状前面20b
を有し、その中心部に孔26が開口する。このピストン
の環状前面20bは、エラストマーのような変形可能な
材料で作られた反動ディスク48を介して、プッシュロ
ッド46の後面に作用する。詳細には、プッシュロッド
46と反動ディスク48はブースタの軸線X−Xに沿っ
て制御ロッド30とプランジャ28の延長線上に配設さ
れている。
【0023】ブースタが車両に設置されると、前方室1
6は真空源に常時連通する。
【0024】第1位相において、車両の運転者によるブ
レーキペダルの踏込みは、スプリング38の予負荷力を
差し引いたスプリング42の予負荷力と釣合うことにな
る。これに続く僅かな変位により、ブースタの前方室1
6と後方室18が互いに隔離される。ブースタの作動の
この第1位相において、制御ロッド30に揮される力は
、ブースタの出力側におけるプッシュロッド46に力を
与えることはない。
【0025】ブレーキ作動の第2位相において、シャッ
ター34をピストンの弁座20aに密封的に接触させる
とともにプランジャの弁座28aから離隔させるように
、プランジャ28が前方へ十分に変位される。この状態
では、ブースタの後方室18が前方室16から隔離され
るとともに大気に連通する。従って、ブースト力が発生
されて、ピストン20を前方へ変位させる。この変位は
反動ディスク48を介してプッシュロッド46に伝えら
れる。
【0026】このブレーキ作動の第2位相の間、ピスト
ン20により発揮されたブースト力は、初期において、
反動ディスク48をプランジャ28から離している空隙
に該ディスクが完全に充満するに十分となる程、反動デ
ィスク48を変形させることはない。その結果、プッシ
ュロッド46を介してマスターシリンダに加えられる出
力は急速に増大するのに対し、制御ロッド30に発揮さ
れる力は不変のままである。
【0027】この出力の急速増大はブースタのジャンプ
すなわち閾値に一致し、この閾値を超えると、ブースタ
内に発生され且つピストン20によって反動ディスク4
8に発揮されるブースト力は、プランジャの前面28b
を反動ディスク48に接触させるに十分となる。
【0028】ブレーキ作動の第3位相において、運転者
によって制御ロッド30に発揮される力の増大は、ピス
トン20に発揮されるブースト力を増大させることとな
り、反動ディスク48を介してプランジャ28に発揮さ
れるペダル反力を増大させてこれらを互いに接触させる
結果となる。
【0029】第2及び第3位相の間、シャッター34の
前面と弁座20a及び28aとは実質的に整合している
。この位置は「釣合い位置」と称する。
【0030】前述の説明から明らかなように、ブースタ
のジャンプすなわち出力の急速増大の値、及びピストン
20に対するプランジャ28の移動中にジャンプが起こ
る瞬間すなわち上述した第2位相は、ブースタの作動に
とって最も重要である。しかしながら、既に述べたよう
に、ブースタの多数の構成部品の製造公差及び反動ディ
スクの構成材料により、連続製造においては或るブース
タと他のブースタとではジャンプの値に相当な差がある
。
【0031】本発明によると、多数の製造公差に起因す
るブースタのジャンプの変動範囲を縮小させあるいは無
くすか、又は所望のジャンプ値を有するブースタを得る
ようにした方法が提供されており、しかも、この方法は
ブースタを分解することなく達成できるものである。
【0032】本発明によると、ブースタのピストン20
は、特にその後方管状部分に関して2部品で構成されて
いる。段付孔26が形成されているピストン20の中央
部分は、後方へ指向された円筒状延長部50を有し、後
方管状部分は段付孔52を形成しており、この孔の後方
端部は雌ねじ54を有する。スリーブ56が孔52内に
密封的に配設されている。詳細には、スリーブ56とピ
ストン20との間の密封は、孔52の大径の後方部分内
におけるガスケット58と、孔52の小径の前方部分内
におけるガスケット60と、スリーブ56が密封的に係
合する円筒状延長部50のまわりのガスケット62とに
よって確保される。スリーブ56はその後方端部に、ピ
ストン20の後方管状部分の後方端部に形成された雌ね
じ54と相互に作用してピストン20とスリーブ56と
を互いに固定する雄ねじ55を有する。
【0033】スリーブ56はガスケット58及び60の
間に位置する部分に開口64を有していて、スリーブ5
6内の空間を通路33に連通させる。スリーブ56の前
方端部は、軸線X−X方向に関して半径方向内方に延び
且つプランジャ28のまわりで該プランジャの径よりも
大きい径の円形開口を形成した部分66を有する。
【0034】前方端部にシャッター34を形成する撓み
可能なスリーブ、カップ36、スプリング38及びスプ
リング42は、通常のブースタと同様の方法でスリーブ
56内に配設されている。従って、本発明に応じて製作
されたブースタは、弁座20aがピストン20自体でな
く、ピストン20に支持されたスリーブ56の前方部分
66に形成されている点を除き、上述した態様で作動で
きることが明らかである。
【0035】逆に、ブースタが完全に組立てられた後で
も、ジャンプの値を修正することは非常に容易で、ブー
スタを分解することなく実施することが可能であり、こ
れは従来ではなし得ないと考えられており、特に価値の
あることである。
【0036】事実、前述の説明から容易に理解されるよ
うに、多少にかかわらずスリーブ56をピストン20の
後方管状部分内でねじ込んだりねじ戻したりすることに
より、ピストン20の中央部分に支持された弁座20a
とピストン20の環状前面20bとの間の距離を変化さ
せることが可能である。
【0037】このような状況のもとでは、上述したよう
なブレーキ作動の第1位相は同一であり、制御ロッド3
0に発揮される力の作用は、シャッター34をピストン
20の弁座20aに接近させることとなる。前方室16
と後方室18は互いに隔離されたままとなり、プッシュ
ロッド46は何らの変位も受けない。
【0038】逆に、ブレーキ作動の第2位相の間、すな
わち、シャッター34がピストン20の弁座20aに接
触するとともにプランジャ28の弁座28aから離隔し
ている時、大気圧の空気は後方室18内に流通し、この
作用によりピストン20にブースト力が発生されて、ピ
ストンが前方に急速に変位され、反動ディスク48の誘
発された変形が該ディスクの後面をプランジャ28の前
面28bに接触させる、すなわち、プランジャの前面2
8bとピストン20の環状前面20bとの間の距離によ
り表わされた前記2つの面間に休止時に存在している空
間又は遊隙を満たすようになる。
【0039】従って、容易に理解されるように、このよ
うな状態では、このピストンの環状前面20bと弁座2
0aとの間の距離が大きくなる程、第2位相の開始時点
におけるピストンの環状前面20bとプランジャ28の
前面28bとの間の距離が大きくなり、そしてジャンプ
の値が高くなる。逆に言えば、第2位相の開始時点にお
いて、シャッター34が2つの弁座20a及び28aに
接触している場合にプランジャ28の前面28bが反動
ディスク48の後面に非常に接近していると、ジャンプ
の値は低い。
【0040】このように、スリーブ56をねじ込んだり
ねじ戻しながら、スリーブ56をピストン20の後方管
状部分に対して回転させる結果として、ピストン20の
弁座20aはその環状前面20bに接近したり離隔する
ことになる。従って、ブースタのジャンプ値は任意に変
更でき、ブースタを分解することを必要とすることなく
行うことが可能である。
【0041】上述したブースタのジャンプ値は、以下に
説明する非常に簡単な方法に従って調整することができ
る。ブースタのジャンプは、シャッター34が2つの弁
座20a及び28aに接触している時に起こる圧力急上
昇として定められており、この圧力上昇はプッシュロッ
ド46に発揮される急激なブースト力に起因する。
【0042】ジャンプ値を調整すべきブースタを休止状
態としながら、ブースタの所定のジャンプ値に一致する
ブースト力に等しい力が、外部からプッシュロッド46
に加えられる。この外力の適用は、通常作動中制御ロッ
ド30への作用による場合と同様の量だけ反動ディスク
48を変形させることとなる。
【0043】スリーブ56はピストン20の後方管状部
分内へ最大量をねじ込まれていて、弁座20aをシャッ
ター34からできる限り離している状態において、プラ
ンジャ28の前面28bが、既に変形されている反動デ
ィスク48に接触するようになるまで、制御ロッド30
に押圧力が発揮される。この接触状態は、例えばひずみ
計のような手段によって容易に検出できる。そして、ピ
ストン20の弁座20aがその前面20bにできる限り
接近していることにより、シャッター34はプランジャ
28の弁座28aにのみ接触していて、前方室16と後
方室18が互いに連通していることが明らかである。
【0044】次に、制御ロッド30のための貫通部を密
封しながら、スリーブ56の後方端部が密封的に閉鎖さ
れる。従って、制御ロッド30のまわりでスリーブ56
の空間内に収容された空気は大気圧である。それから、
スリーブ56がねじ戻されて、プランジャの弁座28a
に既に接触しているシャッター34に弁座20aを接近
させる。弁座20aがシャッター34に接触し、そして
該シャッターをプランジャの弁座28aから僅かに離隔
させた時点で、真空状態にあった後方室18と、スリー
ブ56内に限定された空間との間で連通が行われ、その
結果、この空間内では圧力の急激な減少が生じる。シャ
ッター34と2つの弁座20a及び28aが整合したこ
とを知るためには、例えば圧力計のような手段によって
この圧力降下を検出するだけで十分である。
【0045】その後、スリーブ56の回転が停止され、
ブースタは所定のジャンプ値に設定されている。次にス
リーブ56の後方端部に配設されていた密封部材を取外
し、制御ロッド30及びプッシュロッド46への押圧力
の適用を止めるだけで十分であり、このようにして、調
整されたブースタが得られるのである。
【0046】勿論、一度ジャンプが所定の値に設定され
ると、例えばワッシャ70を、ピストン20の管状部分
から突出するスリーブ56の後方端部にねじ込んで、ロ
ックナットとして機能させることにより、スリーブ56
をピストン20の後方管状部分に対して回転方向に固定
することが可能である。
【0047】このように、ブースタの内部で作業を行う
ことを必要とすることなく、しかも迅速且つ安い費用で
ブースタのジャンプ値を調整する簡単且つ有効な方法が
記載されている。この方法はロボット化された連続製造
のために容易に自動化することができる。また、ブース
タを分解する必要なしで、簡単、迅速且つ高い信頼性を
もってジャンプ値を調整できるようにしたブースタが記
載されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従ってジャンプ値を調整できるように
したブレーキブースタの中央部分を示す縦断面図である
。
【符号の説明】
10    ケーシング 12    ダイヤフラム 16    前方室 18    後方室 20    ブースタピストン 20a,28a    環状弁座 20b  環状前面 28    プランジャ 28b  前面 30    制御ロッド 34    環状シャッター 38,42    圧縮スプリング 46    プッシュロッド 48    反動ディスク 50    円筒状延長部 54    雌ねじ 55    雄ねじ 56    スリーブ 66    部分

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に移動可能に装架された中空のブース
    タピストン(20)と、ブースタピストン(20)内に
    設置されたプランジャ(28)を支持する制御ロッド(
    30)と、プランジャ(28)の後方端部に形成され、
    ブースタピストン(20)に支持された第2の環状弁座
    (20a)と同心の第1の環状弁座(28a)と、ブー
    スタピストン(20)に支持され、第1弁座(28a)
    及び第2弁座(20a)と相互に作用する環状シャッタ
    ー(34)と、ブースタピストン(20)の環状前面(
    20b)とプッシュロッド(46)の後面との間に介装
    された反動ディスク(48)とを備えているブレーキブ
    ースタにおけるジャンプ値の調整方法において、ブース
    タの所定のジャンプ値に一致するブースト力に等しい力
    をプッシュロッド(46)に加える工程、ブースタピス
    トン(20)の第2弁座(20a)をシャッター(34
    )から離隔させる工程、プランジャ(28)の前面と反
    動ディスク(48)の後面とを接触させ、次の工程の間
    この接触を維持する工程、ブースタピストン(20)の
    第2弁座(20a)をシャッター(34)に接触させて
    該シャッターを前記第1弁座から離隔させる工程、及び
    前記力を解放する工程から成ることを特徴とするブレー
    キブースタのジャンプ値の調整方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の調整方法において、ブース
    タピストン(20)の第2弁座(20a)はブースタピ
    ストン(20)に対するスリーブ(56)の回転により
    シャッター(34)から離隔されることを特徴とする調
    整方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の調整方法において、ブース
    タピストン(20)の第2弁座(20a)はブースタピ
    ストン(20)に対するスリーブ(56)の回転により
    シャッター(34)に接触されることを特徴とする調整
    方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の調整方法において、ブース
    タピストン(20)の第2弁座(20a)とシャッター
    (34)との接触は圧力降下の測定によって決定される
    ことを特徴とする調整方法。
  5. 【請求項5】内部に移動可能に装架された中空のブース
    タピストン(20)と、ブースタピストン(20)の後
    方管状部分内に設置されたプランジャ(28)を支持す
    る制御ロッド(30)と、プランジャ(28)の後方端
    部に形成され、ブースタピストン(20)に支持された
    第2の環状弁座(20a)と同心の第1の環状弁座(2
    8a)と、ブースタピストン(20)に支持され、第1
    弁座(28a)及び第2弁座(20a)と相互に作用す
    る環状シャッター(34)と、ブースタピストン(20
    )の環状前面(20b)とプッシュロッド(46)の後
    面との間に介装された反動ディスク(48)とを備えて
    いるブレーキブースタにおいて、ブースタピストン(2
    0)の環状前面(20b)に対する第2弁座(20a)
    の位置を調整できるようにしたことを特徴とするブレー
    キブースタ。
  6. 【請求項6】請求項5記載のブレーキブースタにおいて
    、第2弁座(20a)はブースタピストン(20)に対
    して移動可能な要素(56)に形成されていることを特
    徴とするブレーキブースタ。
  7. 【請求項7】請求項6記載のブレーキブースタにおいて
    、ブースタピストン(20)に対して移動可能な要素は
    、ブースタピストン(20)の後方管状部分内に配設さ
    れたスリーブ(56)であることを特徴とするブレーキ
    ブースタ。
  8. 【請求項8】請求項7記載のブレーキブースタにおいて
    、スリーブ(56)は、ブースタピストン(20)の後
    方管状部分に形成されたねじ(54)と相互に作用する
    ねじを有していることを特徴とするブレーキブースタ。
  9. 【請求項9】請求項7記載のブレーキブースタにおいて
    、環状シャッター(34)はスリーブ(56)の内部に
    配置されていることを特徴とするブレーキブースタ。
  10. 【請求項10】請求項9記載のブレーキブースタにおい
    て、ブースタピストン(20)の環状前面(20b)に
    対する第2弁座(20a)の位置の調整は、ブースタピ
    ストン(20)の後方管状部分内でスリーブ(56)を
    回転させることにより行われることを特徴とするブレー
    キブースタ。
JP3213138A 1990-07-31 1991-07-31 ブレーキブースタのジャンプ値の調整方法及びそのためのブレーキブースタ Withdrawn JPH04230466A (ja)

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