JPH04231937A - Nmrスキャナ用のrf電力較正法 - Google Patents
Nmrスキャナ用のrf電力較正法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
R)システムおよび方法に関するものであり、更に詳し
くはNMRイメージング装置のRF送信部を較正するた
めの方式に関するものである。
配とパルス状無線周波(RF)磁界の組み合わせを用い
ることにより、イメージング対象の試料の選択された領
域の中にある核スピンからのNMRイメージング情報を
求める。試料は通常、静磁界の中に配置される。静磁界
は正味磁気モーメントを持つ核スピンを分極する役目を
果たす。これにより、より多数のスピンが分極磁界と揃
い、加算されて正味磁化を生ずる。個々の分極された核
スピン、したがって正味磁化Mは共鳴し、すなわち磁気
回転比と磁界の大きさの積に等しい周波数で分極磁界の
軸を中心として歳差運動を行う。この関係はラーモア(
Larmor)の関係として知られている。NMRの各
同位元素に対して磁気回転比が存在する。水素核(生体
内で最も豊富な原子核)の場合、磁気回転比は約42.
58MHz /テスラである。例えば約1.5テスラの
磁界の場合、結果として生じる水素核の共鳴周波数をラ
ーモアの関係で予測すると、約63.9MHz となる
。
ンの正味磁化を分極磁界の軸と一致しているところから
離れるように回転させる。回転はラーモアの関係で定め
られたのと同じ周波数の無線周波(RF)励起磁界を使
って行われる。正味磁化が回転する角度すなわち「フリ
ップ角」はRF励起信号の磁界の強さおよびその継続時
間に関係している。RF励起パルスの終了後、核が正規
のスピン状態に戻る際、励起に使用されるのと同じ無線
周波数の減衰信号を発生する。このNMR信号は受信コ
イルによってピックアップされ、増幅されて、NMRシ
ステムによって処理される。
RF磁界の強さと継続時間によって左右される。一般に
NMRイメージングでは、正味の核磁化をある指定され
た角度だけ回転させることが必要となる。このような特
定の角度と異なる角度まで回転させると、再構成された
画像に種々の問題が生じ得る。このような問題およびそ
れにたいする一つの解決策が米国特許第4,443,7
60号明細書に示されている。
差によって、受信信号にゴーストのアーチファクトが付
加される上に、受信されるNMR信号の振幅が大幅に小
さくなる。受信される無線周波数のNMR信号はいくら
良く見ても小さいので、受信NMR信号が小さくなるこ
とは信号対雑音比の劣化を伴なうので望ましくない。
なRF磁界の強さとパルス継続時間の組み合わせはイメ
ージング対象ごとに異なる。一般に、イメージング対象
の身体が大きくなればなるほど、磁界の強さとパルスの
継続時間の一方または両方が大きくなる。また、必要な
磁界の強さおよび継続時間はイメージング対象の物質を
励起するために励起RFパルスが通過しなければならな
い物質の型によって異なる。例えば、イメージング対象
の身体が人体組織の一部であるときは、RF磁界による
励起は例えば患者の体重、イメージング対象の部分、そ
の部分の脂肪の割合等で変わる。
び受信器の周波数を調整することによりRF励起磁界を
最適なラーモア周波数とすることが通常行われている。 このような手順は米国特許第4,806,866号明細
書に開示されている。これには各NMR走査の初めに最
善のRF送信器および受信器の周波数を自動的に決定す
る較正シーケンスが説明されている。
れるRF励起磁界の強さおよびRF受信器の利得を調整
してRF励起磁界パルスによって正確な90°および1
80°のフリップ角が生じるようにすることが通常行わ
れている。この調整を自動的に行うための方法が198
6年9月15日に出願された米国特許出願第907,5
19号明細書に開示されている。
NMR信号を生ずるための最適な周波数、強さ、および
継続時間を持つことになるが、これは必ずしも予測され
たRF励起磁界が関心のある領域全体を通じて一様に生
じること、あるいは結果のNMR信号が関心のある領域
の中の全ての位置から一様に受信されることを意味しな
い。実際、被検体を負荷とする殆どの送信コイルにより
発生されるRF磁界は均質でなく、同様に殆どの受信コ
イルの受信磁界も均質でない。このことが特にあてはま
るのは、人体組織の特定の領域の画像を作成するように
設計された比較的小さなコイルである所謂表面コイルで
ある。送信および受信のコイルの磁界が一様であっても
、被検体へのRF磁界の侵入が関心のある領域全体を通
じて一様でないことがあり、また被検体または試料がコ
イルに対して一様に負荷をかけないことがある。また、
送信コイルと受信コイルとの間の相互インダクタンスに
よって送信磁界および受信磁界に更に非均質性が生じる
ことがある。
信磁界が均質で無いことにより、望ましくない低周波の
画像強度シェージング(shading )が生じる。 これはしばしば露光不足の写真に似た暗い領域または露
光過度の写真に似た明るい領域として再構成画像に現れ
る。
たスライス(slice )にわたって可能な最も均質
なRF励起磁界が生じるようにNMRイメージングシス
テムのRF送信電力を較正するための方法に関するもの
である。更に詳しく述べると、本発明の較正方法は、異
なるRF励起電力レベルで一連のN個のNMRパルスシ
ーケンスを遂行するステップ、間隔を置いて各NMR信
号をサンプリングすることによりN個のNMR信号の対
応する組を取得して、サンプルをディジタル化すること
により、その組の各NMR信号に対するm個のデータ点
の行を作成するステップ、その組の中のm個のデータ点
の各行をフーリエ変換することによりN行m列の変換さ
れたデータ点の配列を作成するステップ、配列の各列の
変換されたデータ点をその列の最大のデータ点で割るこ
とにより、変換されたデータ点を正規化するステップ、
正規化されたデータ点の各行に対する標準偏差を計算す
るステップ、ならびに計算された標準偏差に基いて最適
のRF励起電力レベルを計算するステップを含む。
象のスライス全体にわたるNMR強度レベルの一様さを
改善することである。イメージング対象のスライスにわ
たって最大のNMR信号を生じるRF励起電力レベルを
選択するのではなく、本発明ではスライスにわたって最
も一様なNMR信号強度を生じる電力レベルを選択する
。これにより、RF励起磁界の非一様さによってNMR
画像に生じるシェーディングが小さくなる。
先立ってRF励起電力を較正するための方法を提供する
ことである。本発明の方法は画像を作成すべき同じスラ
イスから較正データを取得する予備走査シーケンスの一
部である。データ取得と計算のため、各走査の初めに例
えば30秒を必要とすることがあり、またRF励起電力
レベルが自動的に調整されることにより、後続の走査の
間、存在する特定の条件に対して最適の画像が作成され
る。
以下の説明で明らかとなる。説明は付図を参照して行う
が、付図は本発明の一部を構成し、説明のため本発明の
実施例を示している。しかし、このような実施例は必ず
しも本発明の全範囲を表すものではないので、発明の範
囲の解釈にあたっては請求の範囲を参照すべきである。
レクトリック社から「シグナ」(SIGNA )という
商標名で販売されているNMRシステムの主要構成要素
をブロック図形式で示したものである。システム全体の
動作はデータゼネラル(Data General)社
のMV4000のような主コンピュータ101を含むホ
ストコンピュータシステムによって制御される。コンピ
ュータにはインタフェース102が結合されており、こ
れを介して複数のコンピュータ周辺装置および他のNM
Rシステム構成要素が結合される。コンピュータ周辺装
置の中には磁気テープ駆動装置104があり、主コンピ
ュータの指示のもとにこれを使って患者のデータおよび
画像をテープに保管することができる。処理した患者デ
ータは画像ディスク記憶装置110に格納してもよい。 データの予備処理と画像再構成のため配列プロセッサ1
06が使用される。 画像プロセッサ108の機能は拡大、画像比較、グレー
スケール調整、実時間データ表示のような対話型画像表
示操作を可能にすることである。コンピュータシステム
にはディスクデータ記憶システム112を使用する生の
(すなわち画像構成前の)データを記憶するための手段
が設けられている。操作卓116もインタフェース10
2を介してコンピュータに結合されており、これにより
操作者は患者の検査に関連するデータ、ならびに較正、
走査の開始および終了のようなNMRシステムの正しい
動作に必要な付加的なデータを入力することができる。 操作卓はディスクまたは磁気テープに記憶された画像を
ディスプレーするためにも使用される。
18および勾配増幅システム128によってNMRシス
テムを制御する。コンピュータ100は熟練した当業者
には周知の方法でイーサネット(Ethernet)回
線網のような直列ディジタル通信回線網によってシステ
ム制御器118と通信する。システム制御器118には
、パルス制御モジュール(PCM)120、無線周波数
トランシーバ122、ステータス制御モジュール(SC
M)124、および構成要素の付勢に必要な電源126
のような数個のサブシステムが含まれている。PCM1
20は主コンピュータ101から与えられる制御信号を
使って、勾配コイル励起を制御するディジタルタイミン
グ制御信号、ならびにRF励起パルスを変調するためト
ランシーバ122で使用されるRFエンベロープ波形を
発生する。勾配波形はほぼGx 増幅器130、増幅器
Gy 132、およびGz 増幅器134で構成される
勾配増幅システム128に印加される。各増幅器130
,132,134は全体を136で表し、磁石アセンブ
リ146の一部であるアセンブリの中の対応する勾配コ
イルを励起するために使用される。付勢されると、勾配
コイルは主分極磁界と同じ方向に磁界の磁界勾配Gx
、Gy およびGz を発生する。これらの勾配はデカ
ルト座標系の互いに直交するX軸方向、Y軸方向および
Z軸方向を向いている。すなわち、主磁石(図示しない
)の発生する磁界がz方向を向いていてBoと呼ぶこと
とし、z方向の総磁界をBz と表すことにすれば、
)=Bo +Gx X+Gy Y+Gz Zで与えられ
る。
よびRFコイル138の発生するRFパルスと組み合わ
せて勾配磁界を使用することにより、空間情報が符号化
されて、検査している患者の領域からNMR信号が発生
される。パルス制御モジュール120から与えられる波
形制御信号はトランシーバサブシステム122がRF搬
送波の変調およびモード制御のために使用する。送信モ
ードでは、送信器は制御信号に従ってRF電力増幅器1
23に無線周波数波形モジュールを供給する。次に、R
F電力増幅器123は主磁石アセンブリ146の中にあ
るRFコイル138を励磁する。患者の中の励起された
核が放射するNMR信号が送信に使用されたのと同じR
Fコイルまたは異なるRFコイルによって検知される。 信号はトランシーバ122の受信部で検出、増幅、復調
、フィルタリング、およびディジタル化される。処理さ
れた信号はインタフェース102とトランシーバ122
を結合する専用の片方向、高速ディジタルリンク105
によって主コンピュータ101に送られて処理される。
サブシステムであり、両者とも直列通信リンク103に
より主コンピュータ101、患者位置ぎめシステム15
2等の周辺システムと通信し、また相互に通信する。P
CM120およびSCM124はそれぞれ、主コンピュ
ータ101からの命令を処理するためにインテル(In
tel )8086のような16ビットのマイクロプロ
セッサを含む。SCM124には、患者クレードル(c
radle)の位置および可動患者位置合わせ扇状光ビ
ーム(図示しない)の位置に関する情報を取得するため
の手段が含まれている。主コンピュータ101はこの情
報を使って画像ディスプレーおよび再構成パラメータを
修正する。SCM124は患者輸送位置合わせシステム
の作動のような機能の開始も行う。
受信コイル138は分極磁界を作成するために使用され
る磁石の中孔(ボア)の中に取り付けられる。磁石は患
者位置合わせシステム148、シム(shim)コイル
電源140、および主磁石電源142を含む主磁石アセ
ンブリの一部を構成する。シムコイル電源140は、主
磁石に付設されて、分極磁界の非均質性を補正するため
に使用されるシムコイルを付勢する。抵抗性磁石の場合
には、主磁石電源142を用いて磁石を継続的に付勢す
る。超伝導磁石の場合には、主磁石電源142を用いて
、磁石の発生する分極磁界を適正な動作強度とした後、
主磁石電源142を切り離す。永久磁石の場合には、電
源142は必要としない。
ードル輸送システム150および患者位置ぎめシステム
152との組み合わせで動作する。外部発生源からの干
渉を最小限にするため、主磁石アセンブリ、勾配コイル
アセンブリ、RF送受信コイル、および患者取り扱い装
置を含むNMRシステム構成要素は全体を144で表し
たRF遮蔽室に入れられている。遮蔽は一般に部屋全体
を囲む銅またはアルミニウムの遮蔽網によって行われる
。遮蔽網はシステムの発生するRF信号を封じ込める役
目を果たすとともに、室外で発生したRF信号からシス
テムを遮蔽する。63MHz から64MHz の動作
周波数範囲で双方向減衰は通常、約100dbである。
バ122には、電力増幅器123を介してコイル138
AでRF励起磁界を発生する構成要素およびコイル13
8Bに結果として誘導されるNMR信号を受信する構成
要素が含まれている。RF励起磁界のベースすなわち搬
送波の周波数は周波数シンセサイザ200が作成する。 周波数シンセサイザ200は主コンピュータ101から
通信リンク103を介して一組みのディジタル信号(C
F)を受ける。これらのディジタル信号は出力201に
生じなければならない周波数を1ヘルツの分解能で示す
。命令されたRF搬送波が変調器202に印加される。 変調器202では線203を介して受けた信号に応じて
搬送波が周波数変調および振幅変調を受ける。結果のR
F励起信号はPCM120から線204を介して受けた
制御信号に応じてターンオンおよびターンオフされる。 線205を介して出力されるRF励起パルスの大きさは
送信減衰回路206によって減衰される。送信減衰回路
206は主コンピュータ101から通信リンク103を
介してディジタル信号TAを受ける。減衰されたRF励
起パルスはRF送信コイル138Aを駆動する電力増幅
器123に印加される。本発明はこの送信減衰信号(T
A)の値の決定に関するものであり、あとで詳細に説明
する。
の生ずるNMR信号は受信コイル138Bによってピッ
クアップされ、受信器207の入力に印加される。受信
器207はNMR信号を増幅する。次に、これは主コン
ピュータ101からリンク103を介して受けたディジ
タル減衰信号(RA)によって定まる量だけ減衰される
。受信器207もPCM120から線208を介して与
えられる信号によってターンオンおよびターンオフする
。これにより、遂行している特定の取得が必要とする期
間だけNMR信号が取得される。
によって復調されることにより、二つの信号IおよびQ
が作成される。この二つの信号フィルタを介して一対の
アナログ−ディジタル(A/D)変換器215に結合さ
れている。妥当な信号が存在するときだけ、これらのA
/D変換器は制御線208によって可能化され、ディジ
タル化されたNMRデータを作成する。このデータは線
105を介して主コンピュータ105に出力される。A
/D変換器の入力側にあるフィルタは主コンピュータ1
01によって制御され、IおよびQの帯域幅を制限する
。直角検出器209はまた第二の周波数シンセサイザ2
10からRF基準信号を受ける。周波数シンセサイザ2
10は復調信号の周波数を定めるディジタル信号(CF
)をリンク103を介して受ける。2個のシンセサイザ
200および210の位相は線211を介していっしょ
にロックされ、殆どの測定では2個のシンセサイザの周
波数は同一である。
)として知られており、二次元「スピンワープ」(sp
in warp )とも呼ばれる型の従来のイメージン
グ用パルスシーケンスの二つのビュー(view)が示
されている。 このパルスシーケンスは検査対象の画像を再構成するた
めに周知の方法でイメージングNMRデータを得る際に
有用である。二つのビューは“A”および“B”と表さ
れており、位相符号化勾配磁界Gy 以外は同じである
。 各ビューは位相交替RF励起パルスを使用するパルスシ
ーケンスである。米国特許第4,443,760号明細
書に開示されているように、位相交互変更したRF励起
パルスによって、位相交互変更するNMR信号S1 (
t)およびS1 ′(t)が発生されることによりNM
Rシステムのベースライン誤差が相殺される。
た)期間1では、正のGz 磁界勾配パルスが存在する
状態で選択的な90°RF励起パルスが印加される。パ
ルス制御モジュール120(図1)は必要な制御信号を
Gz勾配増幅器134ならびに周波数シンセサイザ20
0および変調器202(図2)に供給する。これにより
、結果として得られる勾配磁界および励起パルスはイメ
ージング対象の所定のスライス中の核スピンだけを励起
する。通常、励起パルスは(sinx)/x関数によっ
て振幅変調される。シンセサイザ200の周波数は周知
のラーモアの等式に従って印加分極磁界の強さおよびイ
メージング対象の特定のNMR核種によって左右される
。 スライス選択Gz 勾配の強度により、イメージングN
MRデータを取得する患者を通るスライスの物理的位置
が決定される。
2にGx 、Gy およびGz 勾配パルスが同時に印
加される。期間2のGz 勾配は位相戻しパルスであり
、これは通常、期間2にわたる勾配波形の時間積分が期
間1にわたるGz 勾配波形の時間積分の−1/2にほ
ぼ等しくなるように選択される。負のGz パルスの機
能は期間1で励起された核スピンを位相戻しすることで
ある。Gy 勾配パルスは勾配の方向に空間情報を符号
化するためA,B,……,等の各ビューで異なる振幅を
持つように選択された位相符号化パルスである。異なる
Gy 勾配振幅の数は通常、再構成された画像が位相符
号化(Y)方向に持つ画素分解要素数以上となるように
選択される。通常、完全なNMR一走査では128,2
56または512個の異なる勾配振幅Gy が用いられ
る。通常のNMRシステムではNMR走査が完了するま
で、一つのビューから次のビューへ変わるときGy の
値が一定量だけ増加させられる。後述するように、この
位相符号化勾配は予備走査シーケンスの間、ターンオフ
される。
ンエコー信号S1 (t)の生起時点を遅延させるため
に励起された核スピンを所定量だけ位相外しするために
必要とされる位相外しパルスである。スピン−エコーN
MR信号は通常、期間3に180°RFパルスを印加す
ることによって作成される。既知のとおり、180°R
Fパルスはスピンエコー信号を作成するようにシステム
誘導位相外し(すなわち非化学的位相外し)の方向を逆
転するパルスである。図3には示されていないが、18
0°RFパルスは選択的であり、90°RFパルスによ
って励起されたのと同じスライス中のスピンの方向を逆
転するためにスライス選択勾配Gz の存在下で発生さ
れることが好ましい。スピンエコーNMR信号は読み出
し勾配パルスGx の存在下で期間4にサンプリングさ
れ、この読み出し勾配の方向(x)に空間情報が周波数
符号化される。
ビューで付加的なNMR測定を使うことによって消去す
ることができる。この第二の測定は第一の測定とほぼ同
じであるが、ビューAの期間5のRF励起パルスはビュ
ーAの期間1の励起パルスに対して(マイナス符号で示
唆されるように)位相が180°ずれるように選択され
る点が相違している。その結果、期間8のスピンエコー
NMR信号S1 ′(t)は期間4のスピンエコー信号
S1 (t)に対して180°位相がずれている。信号
S1 ′(t)をS1 (t)から減算すると、信号S
1 ′(t)の逆転符号をそなえた信号の成分だけが保
持される。したがってベースライン誤差成分は相殺し合
う。図3のパルスシーケンスは位相符号化勾配Gy の
すべての値についてビューB,C,D等々に対して繰り
返される。
れるNMRデータは画像データ配列250にディジタル
形式で記憶される。画像データ配列250は配列の行(
読み出し次元)に沿った一連の要素としてサンプリング
されディジタル化された各NMR信号を記憶する二次元
配列である。このような各行のデータは特定のビューに
対応しており、これらは配列の他方の次元すなわち位相
符号化次元に沿って順に配置される。当業者には周知の
ように、次に画像データ配列250に対して二次元フー
リエ変換を行うことにより二次元表示データ配列251
を作成する。表示データ配列251をたとえばCRTに
マッピングすることにより、その画面上の各画素の明る
さを制御してもよい。表示データ配列251の各要素は
イメージング対象のスライス中の対応するx、y位置に
於ける受信NMR信号のレベルをその強さで表す。これ
らの強さの値はCRT画面上の対応する画素の明るさを
制御することにより画像を作成する。
の上記の説明は簡略化したものである。実際には、画像
データ配列250は二つの配列として存在する。一つの
配列は取得されたNMR信号の同相、すなわちIの値に
対するものであり、他の一つの配列は直角、すなわちQ
の値に対するものである。これらの複素値に対してフー
リエ変換が行われる。結果として得られた変換後の配列
の対応する要素の自乗の和の平方根を計算することによ
り表示データ配列251が作成される。表示データ配列
251を作成するために他の多くのNMRパルスシーケ
ンスおよび処理方法を用いてもよく、また本発明はこれ
らの全てに適用できることも理解されよう。
送信コイル138A(図2)が関心のある領域全体を通
じて適正な強さと継続時間の一様な、すなわち均質なR
F励起磁界を発生しなければならない。これが成立しな
い程度に応じて、励起されたスライスの異なる位置に於
ける核スピンの正味磁化は図3のパルスシーケンスで示
される所望の90°および180°で傾かない。したが
って、このような位置に生じるNMR信号は適正な振幅
を持たず、表示データ配列251(図4)の対応する位
置は正しくない強さの値を持つことになる。実施例のパ
ルスシーケンスでは、これにより低強度値の表示データ
配列251の領域が生ずる。これらの低強度値により、
表示される画像に望ましくない暗いシェージングが生じ
る。
通じて均質にRF励起磁界が作成されても、これによっ
てすべての核スピンが同じ磁界に「出会う」ということ
が保証されず、あるいは受信コイル138Bが関心のあ
る領域を通じて一様に結果のNMR信号を受けるという
ことが保証されない。例えば、患者の負荷の影響によっ
て無負荷コイル138Aの均質なRF励起磁界が歪むこ
とがあり、あるいは受信コイル138Bの受信磁界が均
質でなくなることがある。その結果、この場合も、表示
データ配列251の強度値が歪むので、表示される画像
にシェージング効果が生じる。
励起信号の大きさを定める送信減衰信号(TA)の値を
決定するための手順である。この手順は患者の各走査の
初めにCPU101が実行する予備走査プログラムの指
示のもとに遂行される。この手順の出力は与えられた測
定条件のもとで可能な最も一様な、すなわち均質なRF
磁界を生じるTAの値である。このとき走査の間に作成
される画像に生じるシェージング効果は最小限である。
入り、プロセスブロック276に示すように取得パラメ
ータが入力および設定される。これらのパラメータは主
としてNMR走査で使用すべきパルスシーケンスの細目
に関するものであり、図3の特定のパルスシーケンスの
場合、下記を含む。
10ミリメートル以上 視野=32乃至48センチメートル 画像配列サイズ:x=256(読み出し方向)y=12
8乃至192(位相符号化方向)y=128(位相符号
化方向)から192次に、プロセスブロック278に示
すように、一組のN個のサンプルの送信減衰値(TA1
からTAN )が計算される。実施例では9個のサン
プル値が用いられ、5番目すなわち中心のサンプル値は
TAnom であり、残りの8個のサンプルはこの中心
の、θ=90°の公称サンプルを中心として対称な線形
フリップ角度にわたって等間隔で取得される。例えば、
サンプル減衰値TA1 からTA9 の値がそれぞれ7
0°,75°,80°,85°,90°,95°,10
0°,105°および110°のフリップ角(θ)を生
じるように選択される。TAnom の値は上記米国特
許出願第907,519号に述べられている手順のよう
な、現在使用されている周知の手法のいずれかで決定さ
れる。
、ループに入り、TA1 からTAN の各サンプル送
信値でNMR測定が行われる。プロセスブロック279
に示されているように、次のサンプル送信減衰値が送信
減衰器206(図2)に出力され、プロセスブロック2
80に示されるようにNMR測定パルスシーケンスが実
行される。NMR測定パルスシーケンスは図3の期間1
から8のパルスシーケンスであり、被検体のプロフィー
ルを表すデータ行が取得されるようにGy がターンオ
フされる。このNMRデータは256個のサンプルとし
て取得され、それぞれディジタル化され、N=9、m=
256の記憶配列281(図6)の1行に記憶される。 この測定およびデータ取得をTAの各値に対して繰り返
すことにより、N×m配列281を満たす。次に、判定
ブロック282でループを出て、取得された較正データ
の処理を開始する。やはり図5に示すように、処理の第
一のステップはプロセスブロック283で示すように配
列281の取得されたデータの各行に対して一次元のフ
ーリエ変換を行うことである。取得されたNMRデータ
は実際には一組みの複素数(各サンプルに対するIおよ
びQの値)であるので、変換は複素フーリエ変換であり
、変換されたIおよびQの値はそれらの自乗の和の平方
根を求めることにより強度値に変換される。その結果、
フーリエ変換された較正データの配列284(図6)が
作成される。配列284はm個の強度値のN行(各サン
プルTAに対して1行)を有している。各行は選択され
たスライスの中の、読み出し勾配(Gx )の方向(x
)に沿って取得されたNMR信号の強度を示す。このよ
うな較正データの一例が図7Aに示されており、縦軸は
信号強度を表し、横軸は読み出し方向(x)の位置を表
す。
のステップはプロセスブロック285に示すように配列
284のデータを正規化することである。これは列ごと
に行われ、配列284の各列の最大の強度値を選択する
こと、次に列の各強度値をその列の最大値で割ることが
含まれている。結果として得られる正規化された値がN
×m配列286(図6)に記憶される。配列286の各
行の正規化された値のプロットが図7Bに示されている
。この正規化された較正データからわかるように、プロ
フィール全体にわたって信号強度が最も一様になるのは
、θ−90°およびθ=85°のプロフィールを生じる
ために使用される減衰値の間にある減衰値TAの場合で
ある。注意しなければならないのはθ=95°に対して
正規化されたプロフィールは大きな領域にわたって非常
に一様であるが、左側でかなり下がるということである
。このような下降はこのレベルの送信減衰で作成される
画像の左側にシェージングが生じることを示している。 また注目すべきことはθ=90°に対応する正規化され
たプロフィールは右側が上がり、画像の右側の明るさが
いくらか増大するということである。これらの曲線から
明らかなように、完全に一様なRF磁界を生じる電力設
定は無く、本発明の目的は最適電力レベルを選択するこ
とである。図5のプロセスブロック287に示すように
、最適電力レベルを選択するために手順の次のステップ
は配列286(図6)の各行の正規化された較正データ
の標準偏差を計算することである。
図6)に記憶される。
89に示すようにこれらの9個の標準偏差値に最も良く
合う二次曲線を見い出すことである。この曲線の当ては
め手順については、フィリップ・アール・ベビントン著
、「物理科学のためのデータ圧縮および誤差解析」の第
8章に述べられている(Chapter8,Phili
p R.Bevington, “Data Redu
ction and Error Analysis
For the Physical Sciences
,published in 1969 by McG
raw−Hill Book Company )。こ
のような曲線が図8に示されており、点290−298
は配列288からの9個の標準偏差値であり、横軸はそ
れらを作成するために使用される電力である。破線30
0で示すように標準偏差値に最良の曲線が当てはめられ
ると、この曲線の最小値の位置はどこでその微分係数が
零になるか判定することにより見い出される。これは図
5のプロセスブロック301で行われ、この点の座標が
判定され、プロセスブロック302に示すようにθ=9
0°の回転角を生じるための最適送信減衰値(TA)と
して出力される。次に、予備走査を出て、走査シーケン
スが実行されてNMRデータが取得され、これから画像
が再構成される。
取得する場合は、各スライスに対して最適の送信減衰を
計算することが好ましい。このような場合、上記の予備
走査手順はイメージング対象の各スライスに対して反復
される。手順の各サイクルの唯一の相違点は後続の走査
でイメージングすべき各スライスから較正データが取得
されるようにRF励起パルスの周波数またはスライス選
択勾配Gz が変えられることである。作成された最適
送信減衰値の組が記憶され、多重スライス走査の間に必
要に応じて送信減衰器206に出力される。
ある。
シーバの電気ブロック図である。
ンスを示す時間線図である。
的に表した説明図である。
が実行する予備走査プログラムの流れ図である。
造を絵画的に表した説明図である。
ラフである。
はめステップを表わすグラフである。
83 一次元フーリエ変換ステップ285 データ
正規化ステップ 287 標準偏差計算ステップ 289 二次曲線当てはめステップ 300 最良の当てはめ曲線 301 曲線最小値探索ステップ
Claims (4)
- 【請求項1】 NMRシステムでRF送信電力を較正
するための方法に於いて、各パルスシーケンスの間に異
なる電力レベルに設定されたNMRシステムRF送信電
力で一連のN個のNMRパルスシーケンスを遂行するス
テップ、N個のNMRパルスシーケンスの各々により発
生されるNMR信号をサンプリングしてm個のデータ点
のN行を作成することにより、一組のNMR較正データ
を取得するステップ、較正データ組の中のm個のデータ
点の各行をフーリエ変換することにより、N行m列の変
換されたデータ点配列を作成するステップ、配列の各列
の変換されたデータ点をその列の最大のデータ点の値で
割ることにより、変換されたデータ点を正規化するステ
ップ、配列の中の正規化されたデータ点の各行について
標準偏差を計算するステップ、および計算された標準偏
差の値に基いて最適のRF送信電力を計算するステップ
を含むことを特徴とするRF送信電力較正方法。 - 【請求項2】 計算された標準偏差に曲線の当てはめ
を行って、曲線が最小になる点に対応するRF送信電力
を決定することにより、最適のRF送信電力を計算する
請求項1記載のRF送信電力較正方法。 - 【請求項3】 NMR信号が発生されるスライスを選
択するための選択的なRF励起パルスおよび磁界勾配パ
ルスがN個のNMRパルスシーケンスの各々に含まれて
いる請求項1記載のRF送信電力較正方法。 - 【請求項4】 イメージング対象の対応する複数のス
ライスについて複数の最適RF送信電力レベルが計算さ
れ、各々の最適RF送信電力レベルが、その対応するス
ライスを選択するための選択的なRF励起パルスおよび
磁界勾配パルスを含むNMRパルスシーケンスを使って
決定される請求項3記載のRF送信電力較正方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/543,609 US5107215A (en) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | Rf power calibration for an nmr scanner |
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|---|---|
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