JPH0423244A - 光ディスク用基板の製造方法および光ディスク - Google Patents

光ディスク用基板の製造方法および光ディスク

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JPH0423244A
JPH0423244A JP2128431A JP12843190A JPH0423244A JP H0423244 A JPH0423244 A JP H0423244A JP 2128431 A JP2128431 A JP 2128431A JP 12843190 A JP12843190 A JP 12843190A JP H0423244 A JPH0423244 A JP H0423244A
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stamper
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optical disc
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田辺 宏
Hideki Hirata
秀樹 平田
Toru Shimozawa
下沢 徹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、光磁気記録ディスク等の書き換え可能型光記
録ディスク、ビット形成型光記録ディスク等の追記型光
記録ディスク、光学式ビデオディスク等の再生専用型光
ディスクなどの光ディスク用基板の製造方法と、光ディ
スクとに関する。
〈従来の技術〉 光ディスク用基板の表面には、トラッキング用のグルー
プやビット、あるいは記録ビットなどのパターンが形成
される。
熱可塑性樹脂基板を用いる場合、このようなパターンは
、基板の射出成形時に直接形成することができる。
ガラス基板あるいは熱硬化性樹脂基板を用いる場合は、
いわゆる2P法が用いられることが多い。
2P法では、まず、前記パターンの母型パターンを有す
るスタンパ表面に放射線硬化型樹脂を展着し、この放射
線硬化型樹脂上にディスク状基板を圧接する。 次いで
樹脂を放射線硬化した後、スタンパと樹脂とを剥離する
。 これにより母型パターンが転写された樹脂層を基板
上に形成することができる。
2P法では基板の外周部を治具により保持できる点で、
基板より外径が小さいスタンパを用いることが有利であ
るが、スタンパ上に展着されている樹脂に基板を圧接し
た際、スタンパから樹脂がはみ出し、スタンパ表面に樹
脂が流れてくる。
また、スタンパと樹脂とを剥離するには、通常、第8図
に示されるように、付き上げ部71を有する治具を用い
て、基板3の内周部を突き上げる。
しかし、基板3の内周部を突き上げて剥離する場合、基
板3は図示されるように反り返り、基板外周部と樹脂と
が剥離する際、基板3の外周部がはね上がる。
このため、基板外周部からスタンパ4の外側面に垂れた
樹脂が飛び散り、形成された樹脂層4上に付着し、グル
ープ、ビット等を埋めてしまい、光ディスクとした場合
、グループ抜は等が生じる。
特に、2P法ではスタンパと基板の狭いクリアランス(
10〜100Q程度)の間に樹脂を充填し、基板を通し
て放射線を照射するため、嫌気硬化性を備えた紫外線硬
化型樹脂を用いることが有利であるが、基板外周部の樹
脂は空気に曝露されているため、嫌気性樹脂を用いる場
合、放射線を照射しても基板外周部の樹脂は硬化しにく
い。
このため、嫌気性樹脂を用いる場合は、前記基板外周部
の樹脂の飛び敗りゃ飛び敗った樹脂の付着がより一層顕
著である。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、2P法においてスタンパから基板を剥
離する際、樹脂が飛び敗らず、グループ抜は等の欠陥の
少ない光ディスク用基板の製造方法と、このような方法
にて製造した光ディスク用基板を用いた光ディスクとを
提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 このような目的は、下記(1)〜(5)の本発明によっ
て達成される。
(1)基板より小さい外径のスタンパを用いて、基板上
にスタンパ表面の母型パターンを有する樹脂層を形成す
る方法であって、 前記基板とスタンパ間に嫌気硬化性を備えた放射線硬化
型樹脂を展開し、基板を加圧した後、酸素を0〜5体積
%含有する雰囲気中で放射線を照射して、前記樹脂を硬
化させることを特徴とする光ディスク用基板の製造方法
(2)基板より小さい外径のスタンパを用いて、基板上
にスタンパ表面の母型パターンを有する樹脂層を形成す
る方法であって、 前記基板とスタンパ間に放射線硬化型樹脂を展開し、基
板を加圧した後、放射線を照射して前記樹脂を硬化させ
、 次いで前記スタンパから樹脂層と共に基板を剥離する際
に、前記基板の外周部または内周部をスタンパ側に押圧
しながら、前記基板の内周部または外周部を突き上げて
剥離することを特徴とする光ディスク用基板の製造方法
(3)基板より小さい外径のスタンパを用いて、基板上
にスタンパ表面の母型パターンを有する樹脂層を形成す
る方法であって、 前記基板とスタンパ間に嫌気硬化性を備えた放射線硬化
型樹脂を展開し、基板を加圧した後、酸素を0〜5体積
%含有する雰囲気中で放射線を照射して前記樹脂を硬化
させ。
次いで前記スタンパから樹脂層と共に基板を剥離する際
に、前記基板の外周部または内周部をスタンパ側に押圧
しながら、前記基板の内周部または外周部を突き上げて
剥離することを特徴とする光ディスク用基板の製造方法
(4)基板をとおして放射線を照射するとともに、放射
線を反射させ、前記基板の外周部に放射線を照射する上
記(1)ないしく3)のいずれかに記載の光ディスク用
基板の製造方法。
(5)上記(1)ないしく4)のいずれかに記載の方法
により製造された光ディスク用基板を有することを特徴
とする光ディスク。
〈作用〉 第1の本発明は、酸素をO〜5体積%含有する雰囲気中
で放射線を照射し、嫌気性樹脂を硬化させる。
このため基板外周部の樹脂が十分硬化し、スタンパから
基板を剥離する際、基板外周部の樹脂が飛び敗り、グル
ープやビットを埋めてしまうのを防止できる。
第2の本発明は、スタンパから基板を剥離する際、基板
の外周部をスタンパ側に押圧する。
このため、剥離する際の基板外周部のはね上りを防止で
き、基板外周部の樹脂が飛び散るのを防止できる。
この結果、基板上に形成された樹脂層上に樹脂が付着す
る従来の問題点が解決される。
そして、このような方法によって製造した光ディスク用
基板を用いた本発明の光ディスクは、グループ抜けがな
く、良好な記録ないし再生特性を有する。
〈発明の具体的構成〉 以下、本発明の具体的構成を詳細に説明する。
本発明では、いわゆる2P法により、基板上にトラッキ
ング用、アドレス用等のために、ビットあるいはグルー
プ等の所定のパターンを有する樹脂層を形成し、光ディ
スク用基板を製造する。
用いる基板はディスク状であり、径、厚み等の寸法は光
ディスクの種類等に応じて適宜選択されるが、通常外径
80〜300mm程度、厚さ1〜1.5mm程度である
基板の材質は、従来光ディスクの基板材質として公知の
ガラスや樹脂を用いればよく、用途等に応じて適宜選択
される。
なお、樹脂性基板の場合、例えばアクリル樹脂、ポリカ
ーボネート、エポキシ樹脂、ポリメチルペンテン、ポリ
オレフィン、等が好適である。
また、ガラス製基板の場合は、強化ガラスから構成する
ことが好ましい。 強化ガラスを用いることにより、よ
り高い剛性やより優れた耐候性、耐久性が得られる。
強化ガラスには、その強化法から物理強化ガラスと化学
強化ガラスとがあり、用途に応じて使用されている。
本発明で用いる強化ガラスに特に制限はな(、通常の強
化法を用いて強化したガラスが使用されるが、好ましく
は化学強化ガラスを使用する。
また、表面に所定のパターンが形成される樹脂層に用い
る樹脂は、いわゆる2P法に用いられる放射線硬化型樹
脂であれば特に制限はない。
ただし本発明ではスタンバと基板の狭いクリアランス(
10〜100−程度)の間に樹脂を充填し、基板を通し
て放射線を照射するため、嫌気硬化性を備えた放射線硬
化型樹脂、特にアクリル系樹脂が好ましい。
例えば、アクリル系樹脂としては、多官能エステルアク
リレート、多官能ウレタンアクリレート、多官能エポキ
シアクリレート等に属するモノマーを2〜3成分混合し
て、あるいはこれらモノマーにポリエステルアクリレー
ト、オリゴエステルアクリレート、ポリウレタンアクリ
レート、オリゴウレタンアクリレート等を混合し、光重
合開始剤を加えたものを好適に用いることができる。
このほか放射線硬化型の非嫌気硬化性樹脂としては、カ
チオン重合型のエポキシ系樹脂等を使用することができ
る。
本発明で樹脂層のパターン形成に使用するスタンパの外
径は、基板の外径より小さいものとする。
このようなスタンバを用いることにより、基板の外周部
を保持することが可能になる。
なお、基板とスタンパとの外径の差は直径で1.0〜4
.0mm程度とすればよい。
また、スタンバの内径は、通常基板の内径より15〜3
5mm程度大きい。
径以外の諸条件には特に制限はなく、通常のスタンパを
用いればよいが、例えば、第1図に示されるように裏打
ち部材21を接着して補強したスタンパ25が好ましい
この場合、裏打ち部材21は、通常、青板ガラス等の各
種ガラスや、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等の各種
樹脂で構成される。
そして、スタンバ25は、通常、Ni電鋳膜等で構成さ
れ、表面に所定のパターンが形成されている。
以下、第1図〜第7図に従って本発明の光ディスク用基
板の製造方法を説明する。
まず、第1図に示されるようにスタンバ25が接着され
ている裏打ち部材21を取付台1上に載置する。
この場合、好ましくは、取付クランプ11にてスタンパ
25を固定する。
そして、スタンパ25表面に樹脂40を展開し、樹脂4
0を展着させる。
樹脂40の展着方法に特に制限はな(、例えば、ノズル
61から樹脂40を吐出する方法などが好ましい。 こ
の場合、ノズルの径は0.2〜1.0mm程度とすれば
よい。
また、使用するノズルの数は、1であっても複数であっ
てもよいが、装置の構成を簡易にするため、通常、ノズ
ル数は1程度である。
そして、より好ましくは、図示されるように、基板3を
スタンバ25と平行に所定の間隙に保持し、基板3、ス
タンパ25の双方に樹脂40を接触させながら樹脂40
を展開する。
この場合、通常、スタンバ25を回転させて樹脂40を
展開するが、基板3を回転させても、あるいは双方を相
対的に回転させてもよい。
このような方法で樹脂40を展開すると樹脂の発泡が防
止できる。
基板3とスタンバ25間の距離は0.3〜1.0mm程
度、スタンパ25の回転速度は10〜50 rpm程度
、樹脂40の吐出速度は1〜10cc/分、樹脂40の
吐出量は、プレスして硬化後に厚さ10〜50−程度の
層になる程度であることが好ましい。
なお、スタンパ25を回転する場合は、図示されるよう
に保持爪6にて基板3の外周部を保持すればよく、同時
に保持爪6により粗いセンター位置出しを行なうことが
好ましい。
スタンパ25の表面に樹脂4oを展開した後、保持爪6
により粗いセンター位置出しをしつつ、基板3を樹脂4
o上に降ろす。
そして、第2図に示されるように、位置出し軸53を基
板3の孔部から取付台1の位置出し用孔部15へ挿入し
て位置出しを行なう。
次いで、基板3をスタンパ25方向に加圧する。
プレス圧力は、通常2〜20 gf/cmz程度である
この場合、加圧方法に特に制限はな(、例えば、図示さ
れるように、基板3上に重り55を載置すればよい。
加圧後は、第3図に示されるように基板3を加圧した際
、スタンパ25外周部から外側面に流れた樹脂40を外
周部吸引用ノズル63等により吸引することが好ましい
これにより樹脂40の硬化後に基板3を剥離する際、基
板3外周部の樹脂の飛び敗りが防止でき、本発明の効果
がより一層向上する。
また、スタンパ25の内周部から内周面に流れた樹脂4
0を内周部吸引用ノズル65等により吸引することが好
ましい。
なお、スタンパ25の内外周部からはみ出した樹脂を、
ノズル等により吸引する際は、スタンパ25を回転させ
て行なってもノズル63を回転させて行なってもよい。
 また、ノズル数は、lであっても2以上であってもよ
い。 ノズル数が2以上の場合は、円周上に等間隔に配
設することが望ましい。
次いで、第4図に示されるように放射線、通常紫外線を
照射して、樹脂40を硬化し、スタンパ25表面の母型
パターンが転写された樹脂層4を形成する。
そして、放射線硬化型の嫌気性樹脂を用いる場合は、酸
素を0〜5体積%含有する雰囲気中にて放射線硬化を行
なう。
酸素濃度を前記のように規制することにより、外気に曝
されている基板3外周部の樹脂40を十分に硬化させる
ことができ、基板3を剥離する際の樹脂の飛び散すを防
止できる。
この場合酸素濃度を零にするのは困難であるため、通常
、2〜5体積%酸素を含有する雰囲気中にて行なえばよ
い。
なお、雰囲気は、Ar等の不活性ガス雰囲気、N2ガス
雰囲気等を用いればよい。
また、放射線硬化型の非嫌気硬化性樹脂を用いる場合は
、放射線照射の際の雰囲気には特に制限がなく、例えば
大気中にて行なえばよい。
なお、図示例では、配置の容易さがら、基板3側から放
射線を照射しているが、必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、場合によっては例えば、スタンパ25側から
照射してもよく、あるいは双方から照射してもよい。
ただし、本発明では基板3外周部の樹脂40をより一層
十分に硬化させるため、放射線を反射させて、基板外周
部へ照射し、基板外周部の放射線照射量をそのほかの部
分より大、通常15〜20倍程度とすることが好まし い。
このようにすると、基板3を剥離する際、基板外周部の
樹脂の飛び敗りが防止でき、本発明の効果がより一層向
上する。
この場合、放射線を反射させて照射する方法に特に制限
はないが、例えば図示されるように鏡57等を用いて反
射させればよい。
なお、基板内周部も同様にして放射線照射量を増加させ
てもよい。
放射線硬化を行なった後、位置出し軸53を抜き取り、
樹脂層4を表面に有する基板3をスタンパ25から剥離
する。
基板3の剥離は、第5図に示されるように、基板剥離用
治具7を用いて、スタンパ25側がら基板3を突き上げ
て行なう。
この場合、基板3と、治具7の突き上げ部71とが広い
面積で接触し、しかも突き上げ中に多少のずれが生じて
もこれに対応できるだけの余裕が必要なため、図示され
るように基板3の内周部を突き上げる。
基板3の突き上げ方法に制限はな(、例えば、突き上げ
部71をシリンダ75にて所定の力で突き上げればよい
突き上げ力は一定であることが好ましく、通常20〜1
00 kgf程度とする。
本発明では、前記のようにして基板3を剥離する際、基
板3の外周部を押圧して基板3の外周部の急激なはね上
がりを防止する。
基板外周部の抑圧方法には特に制限はないが、好適例と
して、スプリング81を有する外周押え部8を用いる方
法を説明する。
まず、第5図に示されるように、外周押え部8にて基板
3の外周部を押圧する。
この場合の押圧力は、基板3の径等にもよるが、通常5
〜20 kgf程度とする。
また、用いる外周押え部8の数は通常3〜8程度である
このように基板3の外周部を押圧しながら基板内周部を
突き上げて剥離を行なうと、第6図に示されるように内
周部から基板3が反り返り、最後に基板外周部が剥離し
てはね上がる際の衝撃をスプリング81が吸収する。
このため、基板外周部を、内周部とほぼ同様に剥離する
ことができ、樹脂の飛び散り等がない樹脂層4を有する
光ディスク用基板を製造することができる。
基板3が完全に剥離した後、第7図に示されるように外
周押え部8を基板3から取り外して、光ディスク用基板
が得られる。
なお、基板3の損傷等を防止するため、外周押工部8の
先端部や突き上げ部71の先端部には例えばウレタン製
のゴム等を取り付けてお(ことが好ましい。
このほか、基板3の外周部を突き上げて基板3を剥離す
る場合は、前記と同様に、基板3の内周部を押圧すれば
よい。
このようにして得られた光ディスク用基板は、各種光デ
ィスク、例えば、光磁気記録ディスク、相変化型記録層
を有する光記録ディスクなどの書き換え可能型光ディス
ク、あるいはビット形成型光記録ディスクなどの追記型
光ディスク、さらに、光学式ビデオディスク、光学式デ
ジタルオーディオディスクなどの再生専用型光ディスク
等の基板として好適に用いられる。
また、本発明の光ディスクは、前記の光ディスク用基板
を有するものであり、樹脂層4上に記録層等の情報担持
部が形成され、このほか光ディスクの種類に応じた各層
が形成されている。
なお、本発明における情報担持部とは、再生専用ディス
クにおけるように、情報を予め担持しているもの、およ
び記録・再生ディスクにおけるように情報を担持させつ
る記録層の双方を指すものである。
第9図に、本発明の光ディスクの好適実施例として、光
磁気記録ディスクの1例を示す。
第9図に示される光磁気記録ディスク1は、基板3上に
、樹脂層4が形成されている前記光ディスク用基板上に
、保護層91.中間層92、情報担持部としての記録層
93、保護層94、保護コート95、接着剤層96、保
護基板97を順次有する。
中間層92は、C/N比を向上させるために設けられ、
各種誘電体物質から形成されることが好ましく、その層
厚は通常30〜150nm程度である。 また、設層方
法は、スパッタ法等の気相成膜法を用いることが好まし
い。
なお、このような中間層材質を後述する記録層93の上
に保護層94として設けて、前記中間層92と併用する
こともできる。 併用する場合には、中間層92と保護
層94の組成は同であっても異なっていてもよい。
保護層91および保護層94は、記録層93の耐食性向
上のために設けられるものであり、これらは少な(とも
一方、好ましくは両方が設けられることが好ましい。 
これら保護層は、各種酸化物、炭化物、窒化物、硫化物
あるいはこれらの混合物からなる無機薄膜から構成され
ることが好ましい。 また、前述したように、上記の中
間層材質で形成してもよい。 保護層の層厚は30〜3
00 nm程度であることが耐食性向上の点から好まし
い。
このような保護層は、スパッタ法等の各種気相成膜法等
によって形成されることが好ましい。
記録層93は、変調された熱ビームあるいは変調された
磁界により、情報が磁気的に記録されるものであり、記
録情報は磁気−光変換して再生されるものである。
記録層93は、光磁気記録が行なえるものであればその
材質に特に制限はないが、希土類金属元素を含有する合
金、特に希土類金属と遷移金属との合金を、スパッタ、
蒸着法、イオンブレーティング法等により、非晶質膜と
して形成したものであることが好ましい。
このような記録層93の層厚は、通常、lO〜500 
nm程度である。
保護コー1〜95は耐食性や、耐擦傷性の向上のために
設けられるものであり、種々の有機系の物質から構成さ
れることが好ましいが、特に、電子線、紫外線等の放射
線により硬化させた物質から構成されることが好ましい
そしてこのような保護コート95の形成に用いる放射線
硬化型化合物には、オリゴエステルアクリレートが含ま
れることが好ましい。
このような放射線硬化型化合物の保護コート95の膜厚
は通常0.1〜100−程度とする。
このような塗膜は、通常、スピンナーコート、グラビア
塗布、スプレーコート、ディッピング等、種々の公知の
方法を組み合わせて設層すればよい。
保護基板97は、記録層93の損傷等を有効に防止する
ために設けられるものであり、通常ガラス製ないし樹脂
製である。
保護基板97の厚さは、剛性を確保するために、通常、
0.5〜2.0mm程度とする。
保護基板97は、例えば、図示のように接着剤層96に
より接着され、基板2と一体化される。
用いる接着剤に、特に制限はないが、ホットメルト系接
着剤が好ましい。
ホットメルト系接着剤は一般に、ベースポリマーを主体
とし、これに粘着付与剤、軟化剤、可塑剤、ワックス等
の添加剤を加えて構成される。
接着剤層96の厚さは、通常10〜100μ程度とする
以上では1本発明の光ディスクを片面記録型の光磁気記
録ディスクに適用する場合を説明したが、両面記録型の
光磁気記録ディスクにも適用することができる。
両面記録型の光磁気配録ディスクは、前述した各構成層
を有する基板3を2枚用い、情報担持部としての記録層
93が内封されるように、例えば、接着剤層96により
接着して得られる。
また本発明は、この他、いわゆる相変化型等の記録層を
有し、反射率変化により記録・再生を行なう光記録ディ
スクにも適用することができる。
このような記録層としては、例えば、特公昭54−41
902号、特許第1004835号などに記載のTe、
Se系合金、特開昭58−54338号、特許第974
257号、特許第974258号、特許第974257
号記載のTe酸化物系、その他各種Te、Seを主体と
するカルコゲン系、 Ge−3n、5i−5n等の非晶質−結晶質転移を生じ
る合金 Ag−Zn、Ag−Al−Cu、Cu−AA等の結晶構
造変化によって色変化を生じる合金、In−3b等の結
晶粒径の変化を生じる合金などがある。
また、ビット形成により反射率変化を生じるいわゆるビ
ット形成型の記録層を有する光記録ディスクにも適用す
ることができる。
ビット形成型の記録層には、シアニン系、フタロシアニ
ン系、ナフタロシアニン系、アントラキノン系、アゾ系
、トリフェニルメタン系、ピリリウムないしチアピリリ
ウム塩系等の色素系、あるいはTeを主体とするTe系
等の材料が用いられる。
この他、本発明は、再生専用の光ディスクであってもよ
い。
〈実施例〉 以下、本発明の具体的実施例を挙げ、本発明をさらに詳
細に説明する。
[実施例1] 基板3上にトラッキング用の1.6μmピッチのスパイ
ラルグループを有する樹脂層4を下記のようにして形成
し本発明の光ディスク用基板Aを製造した。
基板3は、アルミナケイ酸系の化学強化ガラスとし、外
径200mm、厚さ1.2mmのディスク状とした。
また、樹脂層4にはエステルアクリレート系樹脂を用い
、厚さ20戸とした。
まず、第1図に示されるように、基板3とスタンバ25
間に、ノズル61から樹脂40を吐出し、スタンバ25
を回転させながら樹脂40を展開した。
次いで第2図に示されるように、位置出し軸を挿入した
後、1.600 gの重りを用いて基板3を加圧した。
次いで第3図に示されるように、基板3の内外周部の余
分な樹脂を吸引ノズル63.6Sにより吸引した。
次いで第4図に示されるように、基板3側から紫外線を
照射して樹脂40を硬化させ、樹脂層4を形成した。
放射線照射の際の雰囲気は、酸素を3〜4体積%含有す
るN2と0□の混合ガスとした。
また、基板外周部へは、鏡57を用いて紫外線を反射さ
せて照射を行なった。
次いで第5図に示されるように、スプリング81を有す
る外周部え部8を用いて、基板外周部を押圧した。
圧力は、lokgfとし、基板3の4ケ所を押圧した。
そして、突き上げ部71を用いて基板3の内周部を突き
上げて、樹脂H4を有する基板3とスタンバ25とを剥
離した。
得られた本発明の光ディスク用基板Aの樹脂層4を暗い
室内で目視用光源を用いて観察したところ樹脂の付着等
は確認されなかった。
また、大気中にて紫外線照射を行ない、第8図に示され
るように、基板3とスタンバ25とを剥離する際、基板
3の外周部を押圧しないほかは、前記と同様にして、比
較用の光ディスク用基扱Bを製造した。
得られた光ディスク用基扱Bの樹脂層4を暗い室内で目
視用光源を用いて観察したところ樹脂の付着が確認され
た。
次に光ディスク用基板A、Bそれぞれを用い、光ディス
ク用基板上にガラス保護層91、SiNxの中間層92
、TbFeCo記録層93、SiNx保護層94、およ
び保護コート95を形成し、最後に接着剤層96により
樹脂製保護基板97を接着して第9図に示される片面記
録型の光磁気記録ディスクサンプルNo、  1(本発
明) 、 No、  2 (比較)をそれぞれ製造した
この場合、保護層91、中間層92、記録層93および
保護層94の形成にはスパッタ法を用いた。
また、保護コート95は、オリゴエステルアクリレート
を塗布後、紫外線照射して架橋硬化させることにより、
10−に設層し、た。
接着剤層96には、ホットメルト系接着剤を用い、ロー
ルコータにより設層し、その厚さを80−とした。
樹脂製保護基板97には、ポリカーボネートを用い、射
出成形により製造し、基板3と同一サイズのディスク状
とした。
そして、両サンプルに対し、グループ抜けの評価を行な
った。
11去丑 サンプルNo、  1およびNO12を、それぞれ、3
0枚用意し、トラッキングエラー信号の計測を行なった
この場合、トラッキングエラー信号が、トラックジャン
プ信号ピーク値の絶対値の60%以上プラス側あるいは
マイナス側へ変動した場合、グループ抜け1個としてカ
ウントし、ディスク全面を測定した。
そして、グループ抜けのカウント数の平均値Xと、標準
偏差Cとを求めた。
結果は表1に示されるとおりである。
表 1(本発明) 2(比 較) 表1に示される結果から本発明の効果が明らかである。
〈発明の効果〉 本発明の光ディスク用基板の製造方法によれば、基板上
に、樹脂の付着等がなく、スタンパ表面の母型パターン
が正確に転写された樹脂層を形成できる。
このため、グループ抜は等の欠陥がない光ディスクが実
現する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は、それぞれ、本発明の光ディスク用基
扱の製造方法を説明するための断面図である。 第8図は、従来の光ディスク用基板の製造方法を説明す
るための断面図である。 第9図は、本発明の光ディスクの1例が示される断面図
である。 符号の説明 1・・・取付台 1・・・取付クランプ 15・・・位置出し用孔部 17・・・孔部 21・・・裏打ち部材 25・・・スタンバ 3 ・・ 基1反 4・樹脂層 40・・樹脂 51・・保持爪 53・・・位置出し軸 55・・・重り 57・・・鏡 61・・・ノズル 63・・・外周部吸引用ノズル 65・・内周部吸引用ノズル 7・・・基板剥離用治具 71・・・突き上げ部 75・・・シリンダ 8・・・外周押え部 81・・・スプリング 91・・・保護層 92・・・中間層 93・・・記録M 94・・・保護層 95・・・保護コート 96・・・接着剤層 97・・・保護基板 出 代 願 理 同 人 人 ティーデイ−ケイ株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板より小さい外径のスタンパを用いて、基板上
    にスタンパ表面の母型パターンを有する樹脂層を形成す
    る方法であつて、 前記基板とスタンパ間に嫌気硬化性を備えた放射線硬化
    型樹脂を展開し、基板を加圧した後、酸素を0〜5体積
    %含有する雰囲気中で放射線を照射して、前記樹脂を硬
    化させることを特徴とする光ディスク用基板の製造方 法。
  2. (2)基板より小さい外径のスタンパを用いて、基板上
    にスタンパ表面の母型パターンを有する樹脂層を形成す
    る方法であって、 前記基板とスタンパ間に放射線硬化型樹脂 を展開し、基板を加圧した後、放射線を照射して前記樹
    脂を硬化させ、 次いで前記スタンパから樹脂層と共に基板を剥離する際
    に、前記基板の外周部または内周部をスタンパ側に押圧
    しながら、前記基板の内周部または外周部を突き上げて
    剥離することを特徴とする光ディスク用基板の製造方法
  3. (3)基板より小さい外径のスタンパを用いて、基板上
    にスタンパ表面の母型パターンを有する樹脂層を形成す
    る方法であって、 前記基板とスタンパ間に嫌気硬化性を備えた放射線硬化
    型樹脂を展開し、基板を加圧した後、酸素を0〜5体積
    %含有する雰囲気中で放射線を照射して前記樹脂を硬化
    させ、 次いで前記スタンパから樹脂層と共に基板を剥離する際
    に、前記基板の外周部または内周部をスタンパ側に押圧
    しながら、前記基板の内周部または外周部を突き上げて
    剥離することを特徴とする光ディスク用基板の製造方法
  4. (4)基板をとおして放射線を照射するとともに、放射
    線を反射させ、前記基板の外周部に放射線を照射する請
    求項1ないし3のいずれかに記載の光ディスク用基板の
    製造方法。(5)請求項1ないし4のいずれかに記載の
    方法により製造された光ディスク用基板を有することを
    特徴とする光ディスク。
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