JPH04232955A - 光重合フレキソ印刷板の寸法安定化方法 - Google Patents

光重合フレキソ印刷板の寸法安定化方法

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JPH04232955A
JPH04232955A JP3139269A JP13926991A JPH04232955A JP H04232955 A JPH04232955 A JP H04232955A JP 3139269 A JP3139269 A JP 3139269A JP 13926991 A JP13926991 A JP 13926991A JP H04232955 A JPH04232955 A JP H04232955A
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ロバート ジェイ. バーバイア
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/2022Multi-step exposure, e.g. hybrid; backside exposure; blanket exposure, e.g. for image reversal; edge exposure, e.g. for edge bead removal; corrective exposure
    • G03F7/2024Multi-step exposure, e.g. hybrid; backside exposure; blanket exposure, e.g. for image reversal; edge exposure, e.g. for edge bead removal; corrective exposure of the already developed image

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性エラストマから
なるフレキソレリーフ印刷板に関し、特に、このような
印刷板を高エネルギー照射線源に露光させることによっ
て、その寸法安定性を大幅に改善する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光重合可能なエレメント(elemen
t )からフレキソ印刷板を製造する方法は、その技術
分野においては公知である。例えば、Plambeck
による米国特許第2,760,863 号明細書、Su
zukiらによる米国特許第3,556,791 号明
細書、Vargaらによる米国特許第3,798,03
5 号明細書、Kurka による米国特許第3,82
5,430 号明細書、Recchia らによる米国
特許第3,951,657 号明細書を挙げることがで
きる。典型的には、これらの方法は、(1)光重合性エ
レメントを、365nm の波長を照射する光化学線照
射にイメージに沿って露光させる工程と、(2)溶媒を
用いて板の非露光領域、換言すれば非重合化領域を除去
する工程と、(3)このようにして得られた印刷板を乾
燥する工程とを含む。そして、光重合されたエレメント
は、254nm の波長を照射する紫外線照射に露光さ
せることによって、脱粘着化することができる。最終の
板の硬化および光重合を確実にするためには、印刷エレ
メントは、さらに365nm の波長を照射する照射線
に後処理露光され得る。これらのような方法が通常用い
られるが、これらの方法は経時的に寸法的に不安定な印
刷板を製造してしまう不都合を有する。
【0003】最近の印刷板の製造方法では、レリーフ像
を現像し、板を最大限に硬化させるために、様々な照射
線源を利用している。例えば、市販の紫外蛍光放電管、
中圧、高圧、および低圧の各水銀蒸気灯、アルゴングロ
ー灯、写真用投光照明灯、パルス修正キセノンランプ、
カーボンアーク灯、などを含む種々の線源からの光化学
照射線を用いることができる。従来の照射線源を用いて
製造された光重合性フレキソレリーフ印刷板は、光収縮
、揮発成分の蒸発および溶媒の抽出のために、経時的に
収縮し減量することが、判明している。現今、収縮した
光重合性樹脂板は、印刷の圧力許容範囲の限度を越える
と、時々、結果的に伝達装置が最低速となって印刷の進
行が停止してしまう、そのような大きさになり得る。 このように、印刷板の収縮量を減少させることは、収縮
量が減少した印刷板を用いることにより最大維持の印刷
品質が得られるであろうから、フレキソ印刷板の産業界
において特に重要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の技術的
課題を解決するためになされたもので、その目的とする
ところは寸法安定性に優れた光重合性エラストマーから
なるフレキソレリーフ印刷板の製造方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光重合フレキソ
印刷板の寸法安定化方法は、 (A ) (a )  バインダ、 (b )  光重合性モノマー、および(c )  光
開始剤系、 を含有する光重合性層にイメージにあった露光を行い、
(B )  露光されず、重合されていない領域を洗い
だし現像剤により除去し、 (C )  前記板を乾燥し、そして、(D )  得
られたレリーフ印刷板を後処理露光し、前記後処理露光
を高エネルギー照射源により行うことによって、フレキ
ソ印刷板の寸法安定性を大幅に改善することを特徴とす
る。
【0006】以下、本発明をさらに詳しく説明する。
【0007】“高エネルギー照射線源”という用語は、
少なくとも100 ワット/インチ(直線距離で)の出
力を有し、光重合性エレメントの表面に少なくとも30
mW/cm2の強度を与える線源を意味する。実際には
、その照射線源はエレメントの表面から525cm の
距離に保持される。 約200 ワット/インチの出力を有する光源は、概ね
条件に合っている。
【0008】本発明を実施するのに適した高エネルギ照
射線源は、中圧および高圧水銀灯、電極もしくはマイク
ロ波励起ランプ(例えば、Fusion lamp や
Western Quartz lamp など)を含
む。非常に高い強度の紫外ランプは、フレキソ印刷板の
寸法安定性を大幅に改良するために好適な照射線源であ
る。
【0009】望ましくは、照射線源が広い照射波長範囲
を有すること、すなわち照射線源が200 〜700n
m の波長範囲の光を照射することが可能であるべきで
ある。非常に高い強度のランプは、非常に多くの方法に
用いられ得る。例えば、そのランプは後処理露光工程の
みに用いられ得るし、あるいは脱粘着化工程と後処理露
光工程とを同時に行うのに用いられ得る。また、後処理
露光工程およびイメージパターン露光工程にも用いられ
得る。一方、非常に高い強度のランプは、イメージパタ
ーン露光工程、脱粘着化工程および後処理露光工程に用
いられ得る。照射線源が後処理露光工程にのみ用いられ
る場合には、その照射線源は300−700nm の波
長範囲の光を放出することが可能であるべきである。照
射線源が脱粘着化工程および後処理露光工程に用いられ
る場合には、200 〜300nm および300 〜
700nm の波長範囲でそれぞれ光を照射することが
可能であるべきである。好ましいアプローチとしては、
後処理露光工程と脱粘着化工程を同時に行うべきである
【0010】“寸法安定性を大幅に改善する”という用
語は、板の収縮量が、従来の照射線源あるいは低い強度
の照射線源に露光された印刷板と比較して、少なくとも
15%減らされるという意味である。概ね、印刷板の収
縮量は印刷板の組成に依存して40〜50% だけ減ら
される。
【0011】光重合性の層は、バインダーと、重合性モ
ノマーと光重合開始剤系を含む。バインダーは弾性重合
体である。好適なバインダーには、1,2−ポリブタジ
エン、1,4−ポリブタジエン、ブタジエン/アクロニ
トリル、ブタジエン/スチレン、熱可塑性エラストマー
ブロック共重合体(例えば、スチレンーブタジエンース
チレンブロック共重合体、スチレンーイソプレンースチ
レンブロック共重合体など)を含む共役ジオレフィン炭
化水素の天然あるいは合成の重合体およびこれらの共重
合体を含めることができる。米国特許第4,323,6
46 号、第4,430,417 号および第4,04
5,231 号の各明細書中で議論され、資料により具
体化されたすべてのブロック共重合体は用いられ得る。 三元共重合体のクレイトン(Kraton:登録商標)
系はシェル化学会社(Shell Chemical 
Company)によって製造されており、これはまた
この発明を実施するのに適している。
【0012】ここで用いられるようなバインダーという
用語は、コアシェルミクロゲルおよびミクロゲルの混合
物、前もって形成された巨大分子の重合体およびモノマ
ーを含む。好適なコアシェルミクロゲルは、1990年
1 月16日に発行され、本出願人が譲受人である米国
特許第4,894,315号明細書に記載されている。 その開示内容はその資料によって具体化されている。コ
アシェルミクロゲルという用語は、架橋されたコアと水
性に適した非架橋シェルの二つの領域を有する粒子を意
味する。コアの架橋部は10% 未満であるべきである
。シェルは架橋されていない、酸修飾された共重合体か
らなる。加えて、グラフト化剤(grafting a
gent)はコアをシェルに化学的に結合するために添
加されてもよい。
【0013】典型的には、用いられるミクロゲルは、エ
ラストマー架橋コアと、水性に適したエラストマー非架
橋シェルまたは熱可塑性非架橋シェルを有する。好適な
ミクロゲルは、エラストマー架橋コアと、エラストマー
非架橋シェルを有する。
【0014】コアシェルミクロゲルは、広く、種々の出
発原料から形成され得る。従来、架橋剤およびグラフト
化剤が少なくとも二つの二重結合を含んでいるのに対し
、単一エチレン様(monoethylenicall
y )に不飽和モノマーがミクロゲルの塊部分を製造す
るのに用いられている。ミクロゲル中の架橋剤の量は概
略ミクロゲルの全重量の20重量% 未満であろう。グ
ラフト化剤の量は概ねミクロゲルの全重量の1重量% 
未満であろう。コアのシェルに対する重量比は通常約4
:1ないし約1:4の範囲内にある。
【0015】バインダとして好適なミクロゲルは、米国
特許第3,895,082 号明細書および英国特許第
967,051 号明細書に記載されているように、乳
化重合の技術によって製造され得る。凝結、濾過、洗浄
および乾燥の公知技術は、ミクロゲルを感光性組成物に
おいて使用される前に、そのミクロゲルを固体に変換す
るのに供され得る。
【0016】本発明の実施に好適なモノマーは、付加重
合可能なエチレン様の不飽和化合物である。感光層には
、明瞭で曇のない感光層が製造される程度に、バインダ
ーと相溶性でなければならない単独のモノマーあるいは
モノマーの混合物を含めることができる。感光層に用い
られ得るモノマーは当該技術分野では公知である。その
ようなモノマーの例は、米国特許第4,323,636
 号明細書、同第4,753,865 号明細書、同第
4,726,877 号明細書および本出願人が譲受人
である米国特許第4,894,315 号明細書に見い
だすことができる。好ましくは、モノマーは感光層の少
なくとも5 重量% である。
【0017】可塑剤は、本発明に用いられ得るが、バイ
ンダーと相溶性のものであるべきである。適した可塑剤
の例は、液状で低分子量(MW<5000 )のポリブ
タジエン類および脂肪族炭化水素系油脂類である。可塑
剤が用いられるなら、通常、感光性組成物の少なくとも
5 重量% は存在するように用いられる。
【0018】好適な光重合開始剤は、励起光により活性
化が可能であり、かつ摂氏185 度およびそれ未満の
温度で不活性であるフリーラジカル発生付加重合開始剤
である。このタイプの光重合開始剤は置換あるいは非置
換の多核キノン類を含む。これらの化合物の例は本出願
人が譲受人である米国特許第4,894,315 号明
細書に開示されている。開始剤は、感光性組成物の重量
を基礎として0.001%〜10.0% の範囲の量で
存在する。
【0019】フレキソ印刷板への使用に適した光重合可
能な組成物は、水性あるいは半水性の有機溶媒に可溶と
なり得る。現像液、すなわち非重合領域を除去するため
に用いられた液体は有機溶媒、水性あるいは半水性溶液
となり得る。Plambeckによる米国特許第2,7
60,863 号明細書、ChenとBrennan 
による米国特許第4,323,636 号明細書、To
daらによる米国特許第4,045,231 号明細書
、Heinz らによる米国特許第4,320,188
 号明細書において教示された上記タイプの光重合可能
な層は、有機溶媒にのみ可溶である重合組成物から製造
されている。これらの重合組成物は米国特許第4,43
0,417 号明細書、同第4,045,231 号明
細書および同第4,323,636 号明細書に記載さ
れた組成物などのエラストマーブロック共重合体を含む
。これらの組成物に適した現像液は、芳香族あるいは脂
肪族炭化水素系および脂肪族あるいは芳香族ハロゲン炭
化水素系溶媒を含む。例えば、これらの溶媒としては、
パークロロエチレン、1,1,1−トリクロロエタン、
テトラクロロエタン、トリクロロエチレン、ベンゼン、
トルエン、キシレン、ヘキサン、イソノニルアセテート
、メチルイソブチルケトンあるいはこれら溶媒と適当な
アルコール類との混合物を挙げることができる。他の有
機溶媒系の現像液は、公開されたドイツ出願第3828
551 号明細書に開示されている。
【0020】水性あるいは半水性溶媒に可溶である重合
組成物から製造された光重合性層は、Alles によ
る米国特許第3,458,311 号明細書、Pohl
による米国特許第4,442,302 号明細書、Pi
neによる米国特許第4,361,640 号明細書、
Kai らによる米国特許第3,794,494 号明
細書、Proskow による米国特許第4,177,
074 号明細書および同第4,431,723 号明
細書、およびWorns による米国特許第4,517
,279 号明細書に記載されている。
【0021】好適な半水性現像液は、通常、水混和性有
機溶媒とアルカリ性材料を含む。適当な水混和性有機溶
媒はイソプロパノール、ブタノール、ジアセトンアルコ
ール、1ーメトキシエタノール、2ーエトキシエタノー
ル、ブチルカルビトールおよび2ーnーブトキエタノー
ルを含む。適当なアルカリ性材料はアルカリ金属水酸塩
、アルカリ金属およびアルカリ土類金属のカルコゲン、
水酸塩および炭酸塩を含む。他の適当な水性現像液の組
み合わせは米国特許第3,796,602 号明細書に
記載されている。
【0022】上記した光重合性組成物は、当該技術分野
でよく知られた技術を用いて成分を混合することによる
、いかなる適当な方法でも製造され得る。可撓性支持体
の上に設けられた光重合可能な材料の層を含む感光性エ
レメントは、例えば溶媒注型(solvent−cas
ting )、ホットプレス、カレンダー掛け、あるい
は押し出しによって光重合可能な組成物をシート状に成
形し、そのシートを支持体に固定することによって製造
され得る。適当な支持体材料は金属シートあるいは金属
箔と、付加重合体や線状縮合重合体などのフィルム成形
用合成樹脂あるいは高分子化合物とを含む。好適な支持
体材料はポリエステルフィルムである。
【0023】ポリエステル、ポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンあるいはその他の剥離可能な材料か
らなる薄膜などの透明カバーシートは、感光層の保存あ
るいは取り扱い中に、その感光層の汚染あるいは感光層
への損傷を防止するために用いられる。溶媒現像可能な
光重合性組成物のために、ポリアミドや、ポリエチレン
とポリビニルアセテートの共重合体などからなる層のよ
うな、薄くても耐久性を有し、可撓性で溶媒に可溶な層
は、再利用防止、陰画あるいは透明陽画の重ね合わせ防
止、あるいは感光層表面との接触または配置の改良のた
めに、感光層の上部表面の上に置かれて用いられ得る。
【0024】一方、Gruetzmacherらによる
米国特許第4,427,759 号明細書および同第4
,460,675 号明細書に開示されたエレメントの
ような複合カバーエレメントも用いられ得る。
【0025】印刷レリーフは、まず感光性エレメントの
選択された部分を化学線に露光させることによって、こ
の発明に従って製造され得る。特に、感光性エレメント
の選択された部分は、化学線に対し実質的に透明な領域
を有する透明陽画を介して露光される。
【0026】全ての照射線源からの化学線、および、全
タイプの化学線はイメージパターンの露光工程に用いら
れ得る。照射線は点照射線源から発するか、あるいは平
行線あるいは分岐ビームの形態をとり得る。化学線によ
って活性可能なフリーラジカル発生システムが、その最
大感度を紫外領域において示す限りにおいて、照射線源
は、好ましくは約300 〜700nm の波長範囲を
有する、該照射の効果的な量を供給すべきである。日光
に加えて、そのような照射に適した照射線源は、カーボ
ンアーク、水銀蒸気アーク、燐光体を発する紫外線照射
部を備えた蛍光ランプ、アルゴングローランプおよび写
真用投光照明灯を含む。上記で議論したように、イメー
ジパターンの露光は、またFusion lamp や
Western Quartz lamp のような高
強度照射線源を使用することによって達成され得る。
【0027】バックフラシュ(backflash )
露光は、透明な支持体を有するエレメントを用いてなさ
れてもよい。バックフラシュは一般に360nm 付近
の主波長を照射する照射線源を用いる。その照射線源は
、印刷板に感光性を与え、かつ板のレリーフの深さを安
定化させるのに寄与する。バックフラシュの手順は、感
光性樹脂層に、均一性および支持体を介在させた相対的
に短い時間の露光を付与し、これによって支持体領域に
おけるバインダーとモノマーを光架橋させる。
【0028】イメージパターンでの露光時間は、照射線
源の強度やエネルギの分光分布、照射線源の組成物から
の距離、および利用できる組成物の種類や量に依存して
、1秒分のいくつから数分のいくつの範囲で変化させる
ことができる。
【0029】イメージパターンでの露光の後、像は適当
な現像液で洗浄することによって現像され得る。溶剤現
像は通常室温で行われ得る。現像時間は変化させること
ができるが、好ましい現像時間は25分以内である。現
像液は、浸漬、噴霧およびブラシ掛けあるいはローラー
掛けを含む、いかなる都合のよい方法に適用され得る。 ブラシ掛けは、組成物の未重合部分、あるいは非架橋部
分を除去するのを助ける。洗浄はしばしば自動処理機で
実行される。この機械は溶剤と機械的ブラシ掛けとを用
い、露光像とフロア(floor )とからなるレリー
フ像を残して印刷板の未露光部分を除去するものである
【0030】溶剤現像に続いて、レリーフ印刷板は通常
塗りつぶされるか、あるいはきれいに拭き取られ、強制
気流であるいは赤外線オーブンで乾燥させられる。乾燥
時間および温度は変化させてもよいが、典型的には印刷
板は摂氏60度(華氏140 度)で30−120分間
乾燥させられる。
【0031】脱粘着化は、印刷板の表面がまだ粘着性を
有する場合に適用され得る選択的な後の現像処理である
。粘着性は、臭素溶液あるいは塩素溶液を用いた処理の
ような当該技術分野でよく知られた方法によって除去さ
れ得る。例えば、現像され乾燥された表面は(1)化学
線に後処理として露光されたのち、(2)アルカリ性モ
ノ過硫酸塩および臭素塩の溶液で処理されるか、あるい
は(2)から(1)への順序で処理された感光性エラス
トマーフレキソ印刷板の粘着性を除去する方法を教示す
るGruetzmacherらによる米国特許第4,4
00,460 号明細書およびドイツ特許第28233
00 号明細書、米国特許第4,400,459 号明
細書を参照されたい。
【0032】300nm 以下の波長を有する照射線源
に対する露光は、板の粘着性を除去するのに用いられて
きた。 例えば、Nakamuraらによる欧州公開特許出願第
0017927 号明細書は、200 〜300nm 
の範囲の波長を有する光を照射する光源を用いて感光性
エラストマー印刷板の粘着性を除去する方法を記述する
。開示された光源は、重水素ランプ、低圧水銀ランプお
よび殺菌ランプを含む。Gibsonによる米国特許第
4,806,506 号明細書、ここで資料によって具
体化される開示内容は、現像された板が200 〜30
0nm の範囲の波長を有する光による照射前に、乾燥
された後、非プロトン性有機溶媒が印刷板の表面に適用
された、イメージパターンで露光され溶剤現像された光
重合性フレキソ印刷のレリーフ印刷板の粘着性を除去す
る改良方法を教示する。上記で議論したように、露光仕
上げは、またFusion lamp あるいはWes
tern Quartz lamp のような高強度照
射線源を使用することによって達成され得る。
【0033】フレキソ印刷の印刷板を製造する製造工程
の最終工程は、後処理露光工程である。フレキソ印刷の
印刷板は、光架橋工程が完全であること、およびその印
刷板の安定性が印刷および保存中に維持されるであろう
ということを確実なものとするために、典型例では後処
理として露光される。後処理露光は重合化を完全に行い
、かつ板の硬度を最大なものとするために用いられる。
【0034】本発明を実施するのに、後処理露光工程は
高強度照射線源、すなわち少なくとも100 ワット/
インチの出力を有する照射線源を用いて実行される。照
射線源は、300 〜700nm の範囲での実質的な
分光出力を有すべきであり、光重合可能なエレメントの
表面に少なくとも30mW/cm2の強度を提供すべき
である。
【0035】
【作用】本発明によれば、光重合可能な組成物を200
 〜700nm の波長範囲の光を放出する高エネルギ
ー照射線源に露光させることによって、高い寸法安定性
を有するフレキソ印刷板を製造することができる。
【0036】以下の実施例は、本発明の実施を明らかに
するものである。
【0037】
【実施例】この実施例では、寸法安定性は、オーブン中
で行う経時試験であって、実際の使用者が行う印刷、在
庫および再使用の状況を模擬した経時試験により、決定
した。露光され、現像され、光停止され、そして後処理
露光された複数の板は、華氏140 度(摂氏60度)
のオーブン中に2週間置いた。厚み損失は、材料板の厚
みと、オーブンで経時され全工程を完了した板の厚みと
の差と見なした。
【0038】裏面からの露光を決定するために、複数の
板は、各板の異なったセグメントが異なった時間(具体
的には、0 〜150 秒の範囲内)だけ露出されるよ
うに、透明な支持体を通して露出された。そして、これ
らの板は、洗いだし溶剤であるCyrel (登録商標
)を用いて5分間洗浄することにより現像し、1時間乾
燥した。各露出時間における板の現像されたフロアの厚
さを測定した。好ましい裏面からの露光時間は、67〜
125mil(0.17〜0.32cm)の厚さの板に
対して35〜40mil (0.09〜0.10cm)
の深さの一つのフロアを形成するに必要な時間である。
【0039】主な露光試験は、反転補充なしで陽画のイ
メージを保持する(例えば、7milの線と2 %ハイ
ライトのドットを保持する)露光時間を決定するために
用いた。原板は上記決定された時間だけ全体に亙ってま
ず裏面から露光した。そして、カバーシートを除去し、
板の異なった領域を異なった時間(具体的には、200
 から600 秒、もしくはそれ以上)露光するように
、板を試験陰画を通して露光した。板は、前に述べたよ
うに現像された。露光時間は、印刷に使用するためにデ
ザインされたイメージ(例えば、ドロップアウトを持た
ず反転印刷のあるインチあたり120 本の線を有する
スクリーンの上に7milの直線または2 %のハイラ
イトなドット)を維持するために必要な最小の時間であ
った。
【0040】同様に、最終試験は、板の表面から粘着性
を除去するのに必要な最小の時間を決定するために用い
られた。板の表面がもう粘着していないかどうかを決定
するためのこの試験は、単に表面に触れて判断する主観
的な試験である。
【0041】(実施例1)この実施例は、高強度のエネ
ルギー源を後処理露光と脱粘着に使用する本発明の方法
を説明するものである。
【0042】有機の、溶媒− 現像性で、光感受性弾性
化合物の層と、ポリエステル支持体と、多層被覆エレメ
ントとからなり、前記弾性化合物が、スチレン− イソ
プレン−チレン  ブロックコポリマーのバインダーと
、エチレン様の不飽和モノマー、および光開始系を含有
する、そのような光重合性エレメントは、米国特許第4
,427,759 号明細書に説明されているように、
充分に準備されている。
【0043】前記光重合性エレメントを、約368nm
 の中心波長を有するUV蛍光灯(デュポン社製イメー
ジングシステム露光灯、部品番号276208−001
、デラウエア州  ウイルミントン  在)を用いて支
持体を通して約7mW/cm2 の強度の化学照射線に
75秒間露光し、同一形状の重合されたフロアを形成し
た。ポリエステルのカバーシートを除去し、頂部表面を
イメージに曝されたフィルム陰画を介して8 分間同じ
UV蛍光灯を用いて露光し、硬化重合イメージを形成し
た。未硬化領域は表面をパークロロエチレンとブタノー
ルの3 :1 の混合液で約5 分間ブラッシングする
ことによって除去した。続いて、前記エレメントを60
℃で120 分間乾燥した。室温に冷却したが、前記エ
レメントは粘着性が残っていた。そして、前記エレメン
トを、200 ワット/インチで、中圧、約78mW/
cm2で200 〜700nm という広い波長照射範
囲を有するUV水銀灯(米国、カルフォルニア州、パス
コ  ローブルス在のウェスタン  クォーツ社製)二
つからなる非常に高い強度の照射源に露光させた。この
エレメントは、照射源から約4 インチ(10cm)の
距離で19分間露光させた。高強度の露光後、板表面は
充分に硬化し、粘着性も全くなかった。
【0044】107milの厚みの原板から、最終の板
は、たった1.1mil薄くなっただけであり、その結
果、印刷への適用、在庫、および再使用を通して高い寸
法安定性を示した。
【0045】(比較例1)実施例1において説明された
と同様に、光重合性エレメントを露光させ、3 :1 
のパークロロエチレンとブタノールの混合液中で現像し
、実施例1での手順に従って乾燥した。このエレメント
を室温にまで冷やしたところ、その表面は粘着性があっ
た。 そして、このエレメントを、254nm の中心波長を
有する32〜40W の殺菌灯からなる照射源に約2イ
ンチ(5cm )の距離で7mW/cm2 で9 分間
露光させることにより光停止させた。そして、光停止さ
せたエレメントを、板のフロアとイメージを形成するに
使用したのと同様な蛍光灯を用いて、10分間、後処理
露光させた。
【0046】最後に得られた板には、3.8milの厚
み減少があった。実施例1の非常に高い強度の後処理露
光した板と比べると、この板は、印刷への適用、在庫、
および再使用を通して比較的弱い寸法安定性を示し、同
時に、別な方法の適用可能な印刷板では印刷できなかっ
た。 (実施例2)光重合性エレメントは、Gruetzma
cherの米国特許第4,427,759 号明細書の
実施例1に記載されたように調製した。このエレメント
を、前記実施例1のように、裏面およびイメージ位置へ
の照射工程、非硬化領域の洗いだし工程、乾燥および終
了工程によって処理した。実施例1でのように、高強度
紫外灯を後処理露光のため用いた。最後に得られた板は
、107mil厚の原板からたった1.3mil厚減少
しただけであった。
【0047】(比較例2)実施例2で説明した光重合性
エレメントは、比較例1でのように処理した。現像され
た板は、厚みが3mil減少した。
【0048】(実施例3)市販の光感受性弾性化合物を
、裏面およびイメージパターン照射工程、非硬化領域の
洗いだし工程、乾燥および停止工程によって処理した。 一組のエレメントは、前記実施例1に説明した高強度紫
外線灯を使用して終了させた。第2組のエレメントを、
比較例1に説明したように終了させた。表1の結果は、
本発明の方法を使用して、多種多様な市販の板の寸法安
定性が顕著に改善されたことを示している。同様の結果
が、他の市販の板においても、寸法安定性の改善という
項目で、得られた。
【0049】
【表1】
【0050】*  全工程終了後の板の使用者による印
刷、在庫および再使用状況を、華氏140 度(摂氏6
0度)で2 週間炉焼することによって、模擬する試験
である。
【0051】(実施例4)この実施例は、極高強度の照
射源を板の全ての露光を行うために使用した本発明の方
法を説明する。
【0052】光重合性エレメントは、スチレン− ブタ
ジェン− スチレン  ブロック共重合体バインダー、
エチレン様不飽和モノマー、光開始剤系を含有する有機
の、溶媒−像性の光感受性弾性組成物と、ポリエリレン
  テレフタレート支持体、およびポリアミド被覆され
たポリエステルのカバーシートと、から構成されており
、この光重合性エレメントは、米国特許第4,323,
637 号に説明されているように充分に準備されてい
る。
【0053】厚さ107milの原板から、この実施例
で最終的に得られる板は、たった1.6milの厚さ減
少があっただけであった。
【0054】(比較例3)実施例4で説明した光重合性
エレメントを、露光し、3 :1 のパークロロエチレ
ンとブタノールとの混合液中で現像し、乾燥し、そして
比較例1に説明したように後処理露光した。
【0055】厚み107milの原板から、最終的に得
られる板は3.4milの厚さ減少があった。
【0056】(実施例5)市販の光感受性弾性組成物の
シートを、全てのUV露光に高強度UV灯を用いて、裏
面およびイメージ位置への照射工程、非硬化領域を洗い
出す工程、乾燥工程、および、実施例4で説明した終了
および硬化工程により、処理した。同様に、比較用のシ
ートを比較例3に説明したように処理した。厚み減少お
よび最適露光時間は、前記したように決定した。その結
果を以下の表2に示す。
【0057】
【表2】
【0058】*  全工程終了後の板の使用者による印
刷、在庫および再使用状況を、華氏140 度(摂氏6
0度)で2 週間炉焼することによって、模擬する試験
である。
【0059】
【表3】
【0060】*  後処理露光は、2種類行った。−−
−   一つの光は254nm における終了露光であ
り、この光と共に、または続いて第2の368nm の
UV露光を行った。
【0061】(実施例6)市販の組成物のシートを、裏
面およびイメージパターン照射工程、非硬化領域の洗い
だし工程、乾燥工程、および全ての照射露光ために、お
よびわずかに長い露光時間で、他の極高強度UV灯を用
いて、実施例5に説明した終了および硬化工程により処
理した(Fusion社製、200 〜700nm の
広い波長照射を有する、200 ワット/linear
 inch のUV硬化“D ”電球;FusionU
V硬化システム、米国、メリーランド20855 、ロ
ックビル、7600スタンディッシュ  プレイス  
在)。表4は、本発明方法が様々な市販板の寸法安定性
に顕著な改善を示す比較の結果を表している。表5は、
全てのUV露光(裏面、イメージおよび最終終了および
硬化)のための比較のUV露光時間を含んでいる。
【0062】
【表4】
【0063】*  全工程終了後の板の使用者による印
刷、在庫および再使用状況を、華氏140 度(摂氏6
0度)で2 週間炉焼することによって、模擬する試験
である。
【0064】
【表5】
【0065】*  後処理露光は、2種類行った。−−
−   一つの光は254nm における終了露光であ
り、この光と共に、または続いて第2の368nm の
UV露光を行った。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、印刷板の表面を300
 から700nm範囲の広い波長照射を有する高エネル
ギー照射源に後処理露光させることにより、工程終了後
の印刷板の粘着性を除去すると共に、該印刷板の寸法安
定性を向上させることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A ) (a )  バインダー、 (b )  光重合性モノマー、および(c )  光
    開始剤系、 を含有する光重合性層にイメージパターン露光を行い、
    (B )  露光されず、重合されていない領域を洗い
    だし用現像剤により除去し、 (C )  前記板を乾燥し、そして、(D )  得
    られたレリーフ印刷板を後処理露光し、前記後処理露光
    を高エネルギー照射源により行うことによって、フレキ
    ソ印刷板の寸法安定性を充分に改善することを特徴とす
    る光重合フレキソ印刷板の寸法安定化方法。
  2. 【請求項2】  前記工程C の後に、前記板を脱粘着
    化することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  前記高エネルギー源を脱粘着化と後処
    理露光とに同時に使用することを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】  前記高エネルギー源をイメージの位置
    への露光に用いることを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれかに記載の方法。
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