JPH04234865A - 2−アルキルチオフェノチアジンの製造方法 - Google Patents

2−アルキルチオフェノチアジンの製造方法

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JPH04234865A
JPH04234865A JP3164091A JP16409191A JPH04234865A JP H04234865 A JPH04234865 A JP H04234865A JP 3164091 A JP3164091 A JP 3164091A JP 16409191 A JP16409191 A JP 16409191A JP H04234865 A JPH04234865 A JP H04234865A
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acid
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formula
directly
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JP3164091A
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Mariano Meneghin
マリアノ メネヒン
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Zambon Group SpA
Zambon SpA
Original Assignee
Zambon Group SpA
Zambon SpA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D279/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom and one sulfur atom as the only ring hetero atoms
    • C07D279/101,4-Thiazines; Hydrogenated 1,4-thiazines
    • C07D279/141,4-Thiazines; Hydrogenated 1,4-thiazines condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D279/18[b, e]-condensed with two six-membered rings
    • C07D279/20[b, e]-condensed with two six-membered rings with hydrogen atoms directly attached to the ring nitrogen atom

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2−アルキルチオ−フェ
ノチアジンの合成方法に関したものであり、本物質は種
々の薬物合成の中間体として有用なものである。
【0002】
【従来技術】2−アルキルチオ−フェノチアジンは化1
で表わされ
【化1】 式中RはC1〜C4アルキル基である。
【0003】本物質は薬物活性のある化合物例えばチオ
リダジン(メルク  インデックス,11版,No.9
290,1474ページ)メソリダジン(メルク  イ
ンデックス,11版,No.5813,929ページ)
メチオメプラジン(メルク  インデックス,10版,
N0.5847,857ページ)チエチルペラジン(メ
ルク  インデックス,11版,No.9241,14
67ページ)の合成中間体として知られている。化1で
示される化合物は又、米国特許No.4,578,37
9に記載されているように避妊作用のある薬物の合成の
中間体となったり、日本特許出願No.48−2876
1[吉富−(C.A.  81巻:15387C)]に
あるように炭化水素の安定化剤として有用な化合物を合
成するための中間体である。
【0004】化1の化合物の合成方法はいくつか知られ
ているが、それらの多くは工業的生産の立場からみると
あまり有用なものではない。このような欠点としては工
程数が多すぎる,中間体の分離精製を要する,原材料が
入手困難で高価,反応物質や触媒が工業的レベルでは扱
いが困難,収量が少ない,分離困難な副産物が生成する
等の点が指摘せられる。
【0005】文献に示された既知のいくつかの方法は、
以下の通りである。3−メチルチオアニリンと2−クロ
ロ−ベンゾイックアシッドの縮合反応より出発し、3段
階の合成反応を経て化1の化合物(R=CH3)を得る
が、これは不純物として4−メチルチオ異性体を含む。 (ヘルベチカシミカ  アクタ,41巻,1063ペー
ジ,(1958))
【0006】もう1つの例は以下に述べる縮合反応に始
まる4段階の合成反応である。2−ブロモ−チオフェン
−ナトリウムと2−クロロ−5−メチルチオ−ニトロベ
ンゼンあるいは2−クロロ−チオフェノールと2−ブロ
モ−5−メチルチオ−ニトロベンゼン[スイス特許No
.404,669,サンドズ−(C.A.65巻:15
392h)]又は、4−メチルチオ−チオフェノールと
2−クロロ−ニトロベンゼンを各々縮合させて2−ニト
ロ−4’−メチルチオ−ジフェニルスルフィッドを得、
オートクレーブにより70気圧下で還元・ジアゾ化を行
った後、得られたアザイド化合物をデカリンにて還元す
るという方法である。[日本特許出願No.16283
/62,吉富−(C.A.59巻:11516e)]
【0007】又、英国特許No.863,547[サン
ドズ−(C.A.55巻:19962d)]記載の化I
(R=CH3)の合成方法では、N−(3−メチルチオ
−フェニル)−アニリンをヨウ素存在下でイオウと反応
させている。しかしながらこの方法で別途にはアニリン
誘導体をつくっておかねばならない。フェノチアジン化
合物の他の合成法はヘテロサイクル,26巻,1号  
239頁(1987)に収録されている。
【0008】
【発明が解決使用とする問題点】フェノチアジンを原材
料として2−アルキルチオフェノチアジンを合成する方
法のうち、工業生産に用い得、かつ低コストで行える方
法はこれまでの所知られていない。かかる方法を提供す
ることが本発明目的である。
【0009】
【問題点を解決するための手段】本発明に従えば上記発
明目的が、N−アシル置換フェノチアジンにスルホン化
剤を反応させてフェノチアジン−2−スルホン酸を得、
これを直接あるいはそのアシルクロライド誘導体を還元
して2−メルカプトフェノチアジンとなし、さらにS−
アルキル化する工程からなるフェノチアジンの直接官能
化方法により達成せられる。本発明者らはフェノチアジ
ンの2位にSH基を導入して直接官能化し、それからア
ルキル化で所望化合物を得る方法を見出した。
【0010】この方法は低コストで且つ工業的原料を使
用し、高収率且つ高純度で所望化合物を与えることがで
きる。
【0011】本発明方法での出発物質は化1
【化1】 で示されるN−アシル置換フェノチアジンで、式中R’
はC1〜C6脂肪族カルボン酸あるいは安息香酸のアシ
ル基で、好ましくはホルミル,アセチルあるいはベンゾ
イル基である。
【0012】化2で表される化合物はフェノチアジンを
アシルハライド,アシル無水物あるいはギ酸を用い公知
方法でアシル化することにより得られる。
【0013】非常に多数の化2の化合物が知られており
、それらの内好ましいものは下記の文献に記載されてい
る。
【0014】N−ホルミル−フェノチアジン(オースト
ラリアン  ジヤーナル  オブ  ケミストリー  
8巻,252ページ,(1955))N−アセチル−フ
ェノチアジン(リービッヒ  アンナーレン  230
巻、95ページ)N−ベンゾイル−フェノチアジン(ベ
リヒテ  18巻  1843−49ページ,(198
5))
【0015】化2の化合物を特定スルホン化剤で
スルホン化すると化3
【化3】 で示されるN−アシル・フェノチアジン−2−スルホン
酸が得られる。このスルホン化反応は溶媒なしであるい
はメチレンクロライド,1、2−ジクロロエタン,亜硫
酸無水物,ニトロベンゼン,ニトロメタン,スルフリル
フルオライド,酢酸から選ばれる不活性溶媒の存在下に
実施せられる。
【0016】化3の化合物はそのままあるいはアルカリ
塩の如き塩として単離せられる。アルカリ塩の製造は例
えばアルカリ塩基を用いる常法で行われる。
【0017】かくして得られた化3の化合物あるいはそ
のアルカリ塩は所望により公知方法で化4
【化4】 で表わされるアシルクロライド誘導体にかえられる。特
に、チオニルクロライド,ホスホラスペンタクロライド
,ホスホリルクロライドの如きクロル化剤が用いられる
。この反応は不活性溶媒、就中メチレンクロライド,ト
ルエン,1、2−ジクロロエタン,テトラクロロエタン
,クロロベンゼンの存在下、所望のより触媒量(5〜1
0%)のジメチルホルムアミドの存在下に実施せられる
。特に好ましいクロル化剤はチオニルクロライドである
【0018】化3の化合物あるいは所望によりそのクロ
ル化で得られる化4の化合物を還元すると化5
【化5】 で表わされる2−メルカプトフェノチアジンが得られる
。式中R”は水素またはアシル基である。この還元反応
は硫黄を還元するための通常の方法に従って実施せられ
る。コストが低く良好な結果を与える方法は酸雰囲気で
亜鉛を用いる還元である。あるいはまた、化4の化合物
の還元は、ナトリウムメタビサルファイトの存在下に触
媒量の沃化物を用いて化6
【化6】 のジサルファイドを得(R”は前述の通り)、これをさ
らに適当な還元剤例えば塩酸中の亜鉛,酢酸中の亜鉛,
硫黄中の亜鉛,塩酸中のスズ,酢酸中のアルミニウム,
ハイドロアルコール雰囲気中のナトリウムサルファイド
またはカリウムサルファイドまたは電気化学的還元法で
、対応するメルカプト誘導体(化5)に還元する。
【0019】好ましくは、かくして得られた化5の化合
物は単離せず、直接に、同一の反応条件下でアルキル化
し、化1の化合物を得る。この反応はそれ自体知られて
いるものである。そして、反応は、導入されるアルキル
基の種類に応じ産業上使用される通常のアルキル化剤を
使って行われる。例えば、ジメチル硫酸,塩化メチル,
ジエチル硫酸などである。
【0020】例えば、チオリダジン(Thiorida
zine  メルク  インデックス,11版  No
.9290,1474ページ)の合成に有用な中間体や
、チエチルペラジン(Thiethylperazin
e  メルク  インデックス,11版No.9241
,1467ページ)として知られている薬物の合成に有
用な2−エチルチオフェノチアジンを造ることができる
【0021】本方法の最も典型的な発明的特徴は、化3
又は反応混合物を加工して得る化4を提供するフェノチ
アジン化2のスルホン化工程に在る。即ち良好な収率と
2位置への実質的に完全な選択的攻撃を伴っていること
である。
【0022】事実、用いられた反応条件は、実質的に、
すべて2位置における単一置換を得さしめた。2、8−
ジ置換の副生成物の生成は非常に少量(5%より低い)
であるから、実質的には無いのと同じであるか、公知技
術で容易に取り除くことができる。
【0023】特に、好ましい反応条件は、スルホン化反
応を96%硫酸を用いて、又はクロロスルホン酸を用い
て行うというものである。スルホン化反応は、溶媒を使
わないで又はメチレンクロリド,1、2−ジクロロエタ
ンのような不活性溶媒を使って、−20℃〜80℃好ま
しくは15℃〜40℃の温度で行われる。
【0024】好ましくは、還元の前に、かくして得られ
た化3のフェノチアジン−2−スルホン酸は、上述した
公知技術に従いスルホニルクロリド誘導体へ直接的に変
換される。特に、スルホニルクロリド誘導体は、スルホ
ン化を行ったその状態の中へ、例えば、メチレンクロリ
ド,1、2−ジクロロエタンのような不活性溶媒と触媒
量のジメチルホルムアミドの存在下に、チオニルクロリ
ドを直接的に加えることによって得られる。クロル化反
応は高収率(95%より高い)である。
【0025】化4を化5に還元する工程は、塩酸又は硫
酸中亜鉛を用いて好適に行われる。特に、化4の有機溶
媒溶液に、当該酸を加え、次いで亜鉛を加えることによ
って実施される。又、当該還元工程は、水とメタ亜硫酸
ナトリウムを使って、触媒量のヨウ化ナトリウムと4級
アンモニウム塩の存在下で実施される。ジスルフィド化
6が得られる。これは容易に公知技術に従い還元される
【0026】メルカプト誘導体化5は、同じ還元状況の
中でジメチル硫酸を用いて好適にアルキル化され、化1
(R=CH3)の化合物になる。別に、N−アシル−フ
ェノチアジン−2−スルホン酸は、例えば、水酸化ナト
リウムを使って、ナトリウム塩に変えられ、次いで上記
した処置に従ってクロル化される。当業者にとって、本
発明の方法対象の工程中に、脱アシル化を起こすことが
あることは明らかである。この場合には、フェノチアジ
ンの窒素原子は、上に示したと同様の方法で再度必要に
応じプロテクトされる。
【0027】一実施態様の中に、本発明の方法対象は、
N−ホルミルフェノチアジンを、スルホン化を受ける基
質より2〜5倍モル量のクロルスルホン酸を用いてスル
ホン化する工程を実施することから成っている。スルホ
ン化反応は、不活性溶媒、例えばメテレンクロリドの存
在で、15〜40℃の温度で行われる。かくて得られた
N−ホルミル−フェノチアジン−2−スルホン酸は、触
媒量のジメチルホルムアミドの存在でチオニルクロリド
を用い、直接的にクロル化される。
【0028】かくて得られた化4のアシルクロリド誘導
体は、塩酸又は硫酸の存在下亜鉛で還元され、次いでジ
メチル硫酸を用い例えばメチレンクロリドのような不活
性有機溶媒中メチル化され、化1(R=CH3)の2−
メチルチオフェノチアジンになる。
【0029】本発明の方法対象の他の実施態様は、スル
ホン化工程を、基質の少なくとも20倍モルの硫酸(9
6%)を使って行い、そして化1を得るために上述した
反応条件で処理することから成る。
【0030】本発明の方法対象は、先行技術の方法に関
し、種々の利点を示す。当業者に明らかな産業上の有用
性のごとき利点は出発物質の低コスト,産業的量で利用
できること,上記ステップを産業的適用が容易な工程の
数が少ないこと(フェノチアジンのN−アシレーション
,同時に発生する脱保護基の状況におけるスルホネーシ
ョンと還元,S−アルキル化),工程における高い選択
性、そして、公知の方法におけるより著るしく高い全体
的収率に要約される。
【0031】本発明を詳しく説明するために、次の実施
例を与える。HPLC分析は、次の条件パラメーターに
従って行われた: 機器:  ウオーターズ600E 検出器:  ウオーターズ484UV(254nm)カ
ラム:  メルクRP−8 注入量:  5μl 流量:  1.5ml/min. 温度:  50℃ 溶離相:次の二つの溶液  A)KH2PO4  0.
02M  pH3緩衝液,B)CH3CN/イソプロパ
ノール=2.3/2.2を次式に従って変化させる。 0分から4分まで      70%A/30%B4分
から8分まで      55%A/45%Bに変化さ
せる 8分から16分まで    55%A/45%B16分
から17分まで  70%A/30%Bに変化させる 18分から20分まで  70%A/30%B保持時間
: N−ホルミル−フェノチアジン−2−スルホン酸   
           2.37分 N−ホルミル−フェノチアジン−2−スルホニルクロリ
ド    12.20分
【0032】実施例1 N−ホルミル−フェノチアジン−2−スルホン酸の製造
方法A 1)撹拌機,温度計を備えた反応容器に、N2気流中,
20℃でクロロスルホン酸17.49gと、ゆっくり撹
拌しながらN−ホルミル−フェノチアジン7.5gを加
えた。反応混合物20℃で3hrs撹拌し続けた。HP
LC分析はN−ホルミル−フェノチアジン−2−スルホ
ン酸の生成(75%収率)を示した。
【0033】2)撹拌機,還流器,温度計を備えた50
mlの二重ジャケット反応容器に、メチレンクロリド1
8g,N−ホルミルフェノチアジン10gをN2気流中
加えた。得られた縣濁液を15℃に冷やし、クロロスル
ホン酸15.38gを、撹拌しながら30分間で加えた
。添加終了したら、反応混合物を35℃に加温し、同温
度で4時間保持した。HPLC分析はN−ホルミルフェ
ノチアジン−2−スルホン酸の生成(80%収率)を示
した。
【0034】方法B 撹拌機,温度計を備えた反応容器に、酢酸26.25g
と20%発煙硫酸(oleum)47.47gを、20
℃,窒素気流中加えた。混合物に、N−ホルミルフェノ
チアジン5.0gを加えた。温度を50℃にし、反応混
合物を同温度で1.5hrs撹拌した。HPLC分析は
N−ホルミル−フェノチアジン−2−スルホン酸の生成
(54%収率)を示した。
【0035】実施例2 フェノチアジン−2−スルホン酸ナトリウムの製造撹拌
機,温度計を備えた700mlの反応容器に、96%硫
酸920g(9モル)を加え、30℃に加熱した。 次に、N−ホルミル−フェノチアジン50g(0.22
モル)を10分間で分割添加した。反応混合物を30℃
で撹拌しながら22hrs不活性雰囲気に置いた。終了
時、10〜15分間温度を90℃以下に保って、良く撹
拌し、溶液を撹拌機と温度計を備え、脱イオン水130
0gを入れたブレーカーに注ぎ込んだ。混合物を90℃
で1時間撹拌した。
【0036】室温に冷却して、結晶性沈澱物を得た。次
いで、メチレンクロリド530gを加え、反応混合物を
30分撹拌した。スルホン化反応生成物を、二通りの別
手法に従い単離した。 A)30〜35℃で、反応混合物を中和するまで30%
水酸化ナトリウム(2120g)を加えた。固形物が分
離した。縣濁物を20℃で1時間撹拌し、次いで、固形
物を濾取し、撹拌機を備え、脱イオン水5000gを入
れたブレーカーに移した。懸濁物を室温で1.5hrs
撹拌した。終了時、固形物を濾取し、80℃で乾燥した
。フェノチアジン−2−スルホン酸ナトリウムを得た。 (60g,63%収率)(HPLCでは70%、残りは
無機塩である。)
【0037】B)セライト(10g)をこの混合物に加
え、撹拌下に0℃まで冷却し、次いで濾過した。得られ
た固体を脱イオン水(500g)で70℃にて1時間処
理した。その後不溶物を濾過し、加温脱イオン水(10
0g)で洗った。この濾液に水酸化ナトリウム30%液
(195.7g)を加えpHを12.5にした。得られ
た懸濁液を1時間撹拌し、室温で濾過した。不溶物を飽
和食塩水60gづつで2回洗った。得られた固体を減圧
下80℃で乾燥し、ナトリウムフェノチアジン−2−ス
ルホネートを得た。62g,収率65%、(HPLCタ
イター70%;残りは無機塩である。)
【0038】実
施例3 ナトリウムN−ホルミル−フェノチアジン−2−スルホ
ネートの合成機械的撹拌器,温度計を付した500ml
反応器に、窒素気流下、99%ギ酸(311g)を仕込
み、はげしく撹拌しつつ、実施例2で得られたナトリウ
ムフェノチアジン−2−スルホネート粗生成物(50g
)を加えた。撹拌しつつ、無水酢酸(55.7g)を1
5分間で滴下した。この滴下終了時の温度は40℃であ
った。混合物を18時間撹拌し、次いで溶媒を60℃減
圧下に蒸発乾固した。得られた固体をトルエン(200
ml)に懸濁させ、濾過した。不溶物を真空オーブン中
80℃で12時間乾燥させ、ナトリウムN−ホルミル−
フェノチアジン−2−スルホネートの粗生成物55.7
gを得た。
【0039】実施例4 N−ホルミル−フェノチアジン−2−スルホニルクロラ
イドの合成
【0040】方法A 実施例1の方法A(1)で得られたN−ホルミル−フェ
ノチアジン−2−スルホン酸を含む反応混合物を直接メ
チレンクロライド(20ml)で希釈した。この溶液を
触媒量のジメチルホルムアミドの存在下塩化チオニル(
5.5g)で処理した。
【0041】HPLC分析の結果、N−ホルミル−フェ
ノチアジン−2−スルホニルクロライドの生成が認めら
れた。(収率96%)
【0042】方法B ジメチルホルムアミド(0.16g)と20分間で塩化
チオニル(6.8g)を実施例1の方法A(2)で得ら
れたN−ホルミル−フェノチアジン−2−スルホン酸を
含む反応混合物に直接加えた。混合物を35℃に9時間
放置した。HPLC分析でN−ホルミル−フェノチアジ
ン−2−スルホニルクロライドの生成が認められた(収
率96%)
【0043】方法C 機械的撹拌器,還流冷却器,温度計を付した700ml
の二重ジャケット反応器に、メチレンクロライド(46
3.8g)と実施例3で得られたナトリウムN−ホルミ
ル−フェノチアジン−2−スルホネートの粗生成物(5
5.7g)を窒素気流下に加えた。得られた懸濁液にジ
メチルホルムアミド(0.61g)を加えた。撹拌下に
還流させ、次いで塩化チオニル(22.9g)のメチレ
ンクロライド(99.4g)溶液を15分間で滴下した
。添加後、反応混合物を15時間還流させた。次いで室
温迄冷却し、セライトで濾過した。セライトをメチレン
クロライド67gづつで2回洗い、次いで溶媒を蒸発さ
せた。N−ホルミル−フェノチアジン−2−スルホニル
クロライドが得られ、これを次の反応に用いた。
【0044】実施例5 2−メチルチオ−フェノチアジンの合成
【0045】磁
気攪拌器,温度計を付した100mlの二重ジャケット
反応器に、脱イオン水(25g)と96%硫酸(8.2
g)を窒素気流下に加えた。この溶液を0℃に冷却し、
実施例4で得られたN−ホルミル−フェノチアジン−2
−スルホニルクロライド粗生成物(5.3g)のメチレ
ンクロライド(20g)溶液を撹拌下に加えた。この混
合物に、0℃で撹拌下、亜鉛末(4.01g)を30分
を要し少量づつ加えた。
【0046】次いで、水で15℃まで冷却し、セライト
で濾過した。セライトをメチレンクロライド(13g)
で洗い、濾液を100mlの分液ロートに移した。有機
相を分取し、6N塩酸(22g)で洗い、これを5%水
酸化ナトリウム溶液(40g)を含む100ml反応器
中に0℃、撹拌下、不活性雰囲気下に滴下した。0℃で
分液せしめた。水性相を、機械的撹拌器,温度計および
pHメーターを付した4頸250mlフラスコに入れた
。この溶液に、おだやかな撹拌,窒素気流下、0℃でジ
メチルサルフェート(1g)を滴下した。反応混合物を
0℃で30分間撹拌し、濃塩酸で中和し、濾過した。 得られた固体を水洗し、80℃減圧下に乾燥させた。2
−メチルチオ−フェノチアジン(2g)が得られた。
【0047】実施例6 ジ−(2−フェノチアジニル)−ジサルファイドの合成
【0048】磁気撹拌器,温度計を付した二重ジャケッ
ト反応器に、N−ホルミル−フェノチアジン−2−スル
ホニルクロライド(5.6g)のメチレンクロライド(
66.3g)溶液を窒素下に仕込んだ。
【0049】この溶液に、トリカプリリルメチルアンモ
ニウムクロライド[ゼネラル  ミルズ  インコーポ
からアリクエート336の商標名で市販](0.5g)
と塩酸(アシドメトリックタイター57%,0.2g)
の脱イオン水(20ml)液とを加えた。混合物を室温
で撹拌下に放置し、ナトリウムメタビサルファイト(4
.5g)の脱イオン水(10ml)溶液を5分で滴下し
た。
【0050】得られた混合物を窒素気流下、1時間撹拌
した。次いで100mlの分液ロートに移し、有機相を
分け、水性相はメチレンクロライド30gづつで2回抽
出した。有機相をあわせ、水洗,乾燥させ、溶媒を減圧
蒸発させた。N,N’−ジ−ホルミル−ジ−(2−フェ
ノチアジニル)−ジサルファイドとジー(2−フェノチ
アジニル)−ジサルファイドを含む油状残渣(7.2g
)が得られた。塩酸中の亜鉛で還元し、水酸化ナトリウ
ムで処理し、2−メルカプト−フェノチアジンを得た。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アシル基でN−保護されたフェノチア
    ジンを硫酸,無水硫酸,クロロスルホン酸および発煙硫
    酸から選ばれるスルホン化剤と反応させ、反応混合物を
    後処理してフェノチアジン−2−スルホン酸を得、これ
    を直接あるいは所望によりアシルクロライド誘導体に変
    えてから還元し2−メルカプトフェノチアジンを得、次
    いでS−アルキル化する工程からなるフェノチアジンの
    直接官能化による2−アルキルチオ−フェノチアジンの
    製造方法。
  2. 【請求項2】  アシル基でN−保護されたフェノチア
    ジンが化2 【化2】 で表わされる請求項1記載の方法(但し式中R’はC1
    〜C6脂肪族カルボン酸あるいは安息香酸のアシル基を
    表わす)。
  3. 【請求項3】  アシル基でN−保護されたフェノチア
    ジンがN−ホルミル−フェノチアジン,N−アセチル−
    フェノチアジンあるいはN−ベンゾイル−フェノチアジ
    ンである請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】  スルホン化剤が硫酸あるいはクロロス
    ルホン酸である請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】  還元反応が酸雰囲気中の亜鉛を用いて
    行なわれる請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】  2−メルカプト−フェノチアジンが直
    接メチル化され2−メチルチオフェノチアジンが得られ
    る請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】  2−メルカプト−フェノチアジンが直
    接エチル化され2−エチルチオフェノチアジンが得られ
    る請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】  ホルミル基でN−保護されたフエノチ
    アジンが硫酸又はクロロスルホン酸で処理されN−ホル
    ミル−フェノチアジン−2−スルホン酸が得られ、この
    ものが同じスルホン化雰囲気中塩化チオニルで直接塩素
    化され、次いで酸雰囲気中亜鉛で還元され、メチル化せ
    られる請求項1記載の方法。
JP3164091A 1990-04-09 1991-04-08 2−アルキルチオフェノチアジンの製造方法 Pending JPH04234865A (ja)

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ES2079504T3 (es) 1996-01-16
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DE69114166D1 (de) 1995-12-07
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