JPH04237170A - 半導体光電変換素子 - Google Patents

半導体光電変換素子

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JPH04237170A
JPH04237170A JP3020475A JP2047591A JPH04237170A JP H04237170 A JPH04237170 A JP H04237170A JP 3020475 A JP3020475 A JP 3020475A JP 2047591 A JP2047591 A JP 2047591A JP H04237170 A JPH04237170 A JP H04237170A
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JP
Japan
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semiconductor
layer
photoelectric conversion
electrode
conversion element
Prior art date
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Pending
Application number
JP3020475A
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English (en)
Inventor
Susumu Hata
秦   進
Atsuo Koumae
篤郎 幸前
Masahiro Yuda
正宏 湯田
Junichi Yoshida
淳一 吉田
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、pn接合型の半導体光
電変換素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4を伴って次に述べる半導体光
電変換素子が提案されている。
【0003】すなわち、InPでなり且つ半絶縁性を有
する半導体基板1上に半導体積層体2が形成されている
。
【0004】この半導体積層体2は、InPでなり且つ
1×1018cm−3またはそれ以上のような高いn型
キャリア濃度を有する電極層としての半導体層3と、I
nGaAs系でなり且つ2×1015cm−3またはそ
れ以下のような低いn型キャリア濃度を有する感光層と
しての半導体層4と、InPでなり且つ5×1016c
m−3以下のような半導体層1に比し低いn型キャリア
濃度を有するキャップ層としての半導体層5とがそれら
の順に積層されている構成を有する。
【0005】そして、半導体積層体2内に、5×101
8cm−3のような高いp型キャリア濃度を有する半導
体領域6が、キャップ層としての半導体層5の上面から
感光層としての半導体層4内に達する深さに局部的に形
成されている。
【0006】また、半導体積層体2に、その上面から、
電極層としての半導体層3に達する溝7が形成され、そ
して、半導体積層体2の外表面上に、高いp型キャリア
濃度を有する半導体領域6及び高いn型キャリア濃度を
有する電極層としての半導体層3をそれぞれ外部に臨ま
せる窓9及び10を有し且つSi3 N4 などの誘電
材乃至絶縁材でなる表面保護膜8が、溝7の内面を含め
て連続延長して形成されている。
【0007】さらに、高いp型キャリア濃度を有する半
導体領域6の上面上に、表面保護膜8の窓9に臨む領域
において、その窓9を埋めるように、AuAnNi合金
を可とする金属でなり且つ高いp型キャリア濃度を有す
る半導体領域6を外部に臨ませる窓12を有する電極1
1が、オ―ミックに付されている。
【0008】また、高いp型キャリア濃度を有する半導
体領域6の上面上に、電極11の窓12に臨む領域にお
いて、その窓12を埋めるように、誘電材乃至絶縁材で
なる反射防止膜13が形成されている。
【0009】さらに、電極層としての半導体層3に、表
面保護膜8の窓10に臨む領域において、その窓10を
埋めるように、電極11と同様にAuZnNi合金を可
とする金属でなる電極14が、オ―ミックに付されてい
る。
【0010】以上が、従来提案されている半導体光電変
換素子の構成である。
【0011】このような構成を有する従来の半導体光電
変換素子によれば、低いn型キャリア濃度を有する感光
層としての半導体層4と高いp型キャリア濃度を有する
半導体領域6との間において、pn接合15が形成され
、そして、高いp型キャリア濃度を有する半導体領域6
が電極11に連結され、また、低いn型キャリア濃度を
有する感光層としての半導体層4が高いn型キャリア濃
度を有する電極層としての半導体層3を介して電極14
に連結されているので、電極11及び14間に、pn接
合15に対して逆バイアス電圧を与える電源を接続する
ことによって、低いn型キャリア濃度を有する感光層と
しての半導体層4内に、pn接合15から、高いn型キ
ャリア濃度を有する電極層としての半導体層3側に拡が
っている空乏層を形成させることができる。
【0012】また、感光層としての半導体層4がInG
aAs系でなり、そして、そのInGaAs系が、長波
長帯域の光の波長に対応しているエネルギバンドギャッ
プを有し、また、高いp型キャリア濃度を有する半導体
領域6が、InPでなるキャップ層としての半導体層5
内に形成されている半導体領域部6aとInGaAs系
でなる感光層としての半導体層4内に形成されている半
導体領域部6bとでなり、そして、半導体領域部6aを
構成している、キャップ層としての半導体層5を構成し
ているのと同じInPが、感光層としての半導体層4を
構成しているInGaAs系に比し広いエネルギバンド
ギャップを有しているので、高いp型キャリア濃度を有
する半導体領域6が、長波長帯域の光に対して実質的に
透明である。
【0013】以上のことから、電極11及び14間に上
述した電源を接続し、感光層としての半導体層4内に上
述した空乏層を形成させている状態で、半導体積層体2
の上方の外部から、長波長帯域の光16を、反射防止膜
13を通じて、半導体積層体2に向けて入射させれば、
その光16が、感光層としての半導体層4内に形成させ
ている空乏層内に達し、そして、その空乏層内において
吸収されることによって、電子・正孔対(キャリア)が
発生し、その正孔及び電子が、それぞれ電極11及び1
4に到達し、このため、電極11及び14間に、入射さ
せた光16の光電変換された電気信号を得ることができ
る。
【0014】従って、図4に示す従来の半導体光電変換
素子によれば、長波長帯域の光16に対する光電変換機
能が得られ、よって、長波長帯域の光に対する受光素子
として用いて好適である。
【0015】また、図4に示す従来の半導体光電変換素
子によれば、半導体積層体2を形成している半導体基板
1が半絶縁性を有するので、その半導体基板1上に、図
示詳細説明は省略するが、電極11及び14間に得るこ
とができる電気信号を受ける電界効果トランジスタなど
の半導体電子素子を、半導体光電変換素子と電気的に分
離して構成することができる。
【0016】さらに、半導体積層体2を形成している半
導体基板1がInPでなるので、半導体基板1上に、半
導体積層体2を構成している、InGaAs系でなる感
光層としての半導体層4を、InPでなる電極層として
の半導体層3及びInPでなるキャップ層としての半導
体層5とともに、結晶性良く且つ欠陥少なく形成するこ
とができるので、上述した光電変換機能を良好な特性を
有して得ることができる。
【0017】また、pn接合15と対向している、電極
層としての半導体層3を有し、それに電極14がオ―ミ
ックに付されているので、その電極14が、pn接合1
5下から離れた位置に配されていても、電極11及び1
4間に接続されている電源によって、pn接合15の半
導体基板1と対向している領域の各部に、電極層として
の半導体層3を有さず、このため、電極14が、低いn
型キャリア濃度を有する感光層としての半導体層4に、
pn接合15下から離れた位置においてオ―ミックに付
されている場合に比し、高い一様性ある逆バイアス電圧
を与えることができ、よって、上述した光電変換機能を
良好な特性を有して得ることができる。
【0018】また、感光層としての半導体層4がn型を
有しているので、その感光層としての半導体層4のキャ
リア濃度を、感光層としての半導体層4がp型である場
合に比し、低くすることができ、よって、上述した光電
変換機能を、電極層としての半導体層3、感光層として
の半導体層4及びキャップ層としての半導体層5がp型
を有し、これに応じて半導体領域6がn型である場合に
比し、効果的に得ることができる。
【0019】さらに、半導体積層体2がキャップ層とし
ての半導体層5を有し、このため、半導体積層体2の上
面が、感光層としての半導体層3を構成しているInG
aAs系に比し広いエネルギバンドギャップを有するI
nPによる表面によって形成されているため、半導体積
層体2と表面保護膜8との間の界面に沿ってpn接合1
5を横切って流れる漏れ電流が、半導体積層体2がキャ
ップ層としての半導体層5を有さず、このため半導体積
層体2の上面が、感光層としての半導体層4を構成して
いる、InPに比し狭いエネルギバンドギャップを有す
るInGaAs系による表面によって形成されている場
合に比し、小さく、よって、半導体光電変換素子として
の良好な特性を有する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す従来の半導
体光電変換素子の場合、電極層11が、高いp型キャリ
ア濃度を有する半導体領域6の上面上にオ―ミックに付
されているが、その上面が、上述したように、キャップ
層としての半導体層5を構成しているInPの表面によ
って形成され、そして、そのInPが比較的広いエネル
ギバンドギャップを有しているので、高いp型キャリア
濃度を有する半導体領域6への電極11のオ―ミック接
触抵抗が、比較的高い。
【0021】また、電極層としての半導体層3がInP
でなり、そして、InP内における電子の移動度が比較
的低いので、電極層としての半導体層3が、比較的高い
シ―ト抵抗を有する。
【0022】以上のことから、図4に示す従来の半導体
光電変換素子の場合、電極11及び14間において、p
n接合型ダイオ―ドを構成している構成を有するが、そ
のpn接合ダイオ―ドの動作速度を決める時定数を構成
する抵抗が、比較的高く、よって、光電変換機能を十分
高速に得ることができない、という欠点を有していた。
【0023】よって、本発明は、上述した欠点のない、
新規な半導体光電変換素子を提案せんとするものである
。
【0024】
【課題を解決するための手段】本願第1番目の発明によ
る半導体光電変換素子は、(i) InPでなり且つ半
絶縁性を有する半導体基板上に半導体積層体が形成され
、そして、(ii)上記半導体積層体が、InGaAs
P系でなり且つ高いn型キャリア濃度を有する電極層と
しての第1の半導体層と、InGaAs系でなり且つ低
いn型キャリア濃度を有する感光層としての第2の半導
体層と、InGaAsP系でなり且つ上記第1の半導体
層に比し低いn型キャリア濃度を有するキャップ層とし
ての第3の半導体層とがそれらの順に積層されている構
成を有し、また、(iii) 上記半導体積層体内に、
高いp型キャリア濃度を有する半導体領域が、上記第3
の半導体層の上面から上記第2の半導体層内に達する深
さに形成され、さらに、(iv)上記半導体領域の上面
上に、第1の電極がオ―ミックに付され、また、(v)
 上記第1または第2もしくは第3の半導体層に、第2
の電極がオ―ミックに付されている構成を有する。
【0025】また、本願第2番目の発明による半導体光
電変換素子は、上述した本願第1番目の発明による半導
体光電変換素子において、(vi)上記半導体基板の上
記半導体積層体側とは反対側の面上に、上記半導体領域
と対向して延長している反射防止膜が形成され、また、
(vii) 上記第1の電極が、上記半導体積層体内に
外部から上記反射防止膜を通って入射させる光に対して
反射性を有している構成を有する。
【作用・効果】本願第1番目の発明による半導体光電変
換素子によれば、図4で前述した従来の半導体光電変換
素子の場合と同様に、低いn型キャリア濃度を有する感
光層としての第2の半導体層と高いp型キャリア濃度を
有する半導体領域との間において、pn接合が形成され
、そして、高いp型キャリア濃度を有する半導体領域が
第1の電極に連結され、また、低いn型キャリア濃度を
有する感光層としての第2の半導体層が、高いn型キャ
リア濃度を有する電極層としての第1の半導体層に連結
されているとともにその電極層としての第1の半導体層
またはキャップ層としての第3の半導体層を介してまた
は介することなしに第2の電極に連結されているので、
第1及び第2の電極間に、pn接合に対して逆バイアス
電圧を与える電源を接続することによって、図4で前述
した従来の半導体光電変換素子の場合と同様に、低いn
型キャリア濃度を有する感光層としての第2の半導体層
4内に、pn接合から、高いn型キャリア濃度を有する
電極層としての第1の半導体層側に拡がっている空乏層
を形成させることができる。
【0026】また、感光層としての第2の半導体層が、
図4で前述した従来の半導体光電変換素子の場合と同様
に、InGaAs系でなり、そして、そのInGaAs
系が、長波長帯域の光の波長に対応しているエネルギバ
ンドギャップを有し、また、高いp型キャリア濃度を有
する半導体領域が、図4で前述した従来の半導体光電変
換素子の場合に準じて、InGaAsP系でなるキャッ
プ層としての第3の半導体層内に形成されている第1の
半導体領域部とInGaAs系でなる感光層としての第
2の半導体層内に形成されている第2の半導体領域部と
でなり、そして、第2の半導体領域部を構成している、
キャップ層としての第3の半導体層を構成しているのと
同じInGaAsP系が、感光層としての第2の半導体
層を構成しているInGaAs系に比し広いエネルギバ
ンドギャップを有しているので、高いp型キャリア濃度
を有する半導体領域が、図4で前述した従来の半導体光
電変換素子の場合と同様に、長波長帯域の光に対して実
質的に透明である。
【0027】以上のことから、図4で前述した従来の半
導体光電変換素子の場合と同様に、第1及び第2の電極
間に上述した電源を接続し、感光層としての第2の半導
体層内に上述した空乏層を形成させている状態で、半導
体積層体の上方の外部から、長波長帯域の光を、半導体
積層体に向けて入射させれば、その光が、図4で前述し
た従来の半導体光電変換素子の場合と同様に、感光層と
しての第2の半導体層内に形成させている空乏層内に達
し、そして、その空乏層内において吸収されることによ
って、電子・正孔対(キャリア)が発生し、その正孔及
び電子が、それぞれ第1及び第2の電極層に到達し、こ
のため、図4で前述した従来の半導体光電変換素子の場
合と同様に、第1及び第2の電極間に、入射させた光の
光電変換された電気信号を得ることができる。
【0028】従って、本願第1番目の発明による半導体
光電変換素子の場合も、図4で前述した従来の半導体光
電変換素子の場合と同様に、長波長帯域の光に対する光
電変換機能が得られ、よって、長波長帯域の光に対する
受光素子として用いて好適である。
【0029】また、本願第1番目の発明による半導体光
電変換素子によれば、半導体積層体を形成している半導
体基板が、図4で前述した従来の半導体光電変換素子の
場合と同様に、半絶縁性を有するので、その半導体基板
上に、図4で前述した従来の半導体光電変換素子の場合
と同様に、第1及び第2の電極間に得ることができる電
気信号を受ける電界効果トランジスタなどの半導体電子
素子を、半導体光電変換素子と電気的に分離して構成す
ることができる。
【0030】さらに、半導体積層体を形成している半導
体基板が、図4で前述した従来の半導体光電変換素子の
場合と同様に、InPでなるので、半導体基板上に、図
4で前述した従来の半導体光電変換素子の場合に準じて
、半導体積層体を構成している、InGaAs系でなる
感光層としての第2の半導体層を、InGaAsP系で
なる電極層としての第1の半導体層及びInGaAsP
系でなるキャップ層としての第3の半導体層とともに、
結晶性良く且つ欠陥少なく形成することができるので、
上述した光電変換機能を良好な特性を有して得ることが
できる。
【0031】また、pn接合と対向している、電極層と
しての第1の半導体層を、図4で前述した従来の半導体
光電変換素子の場合と同様に有し、それに第2の電極が
、感光層としての第2の半導体層、または感光層として
の第2の半導体層及びキャップ層としての第3の半導体
層を介して、オ―ミックに付されているので、その第2
の電極が、pn接合下から離れた位置に配されていても
、第1及び第2の電極間に接続されている電源によって
、pn接合の半導体基板と対向している領域の各部に、
図4で前述した従来の半導体光電変換素子の場合と同様
に、電極層としての第1の半導体層を有さず、このため
、第2の電極が、低いn型キャリア濃度を有する感光層
としての第2の半導体層に、pn接合下から離れた位置
において、オ―ミックに付されている場合に比し、高い
一様性ある逆バイアス電圧を与えることができ、よって
、上述した光電変換機能が良好な特性を有して得ること
ができる。
【0032】また、感光層としての第2の半導体層が、
図4で前述した従来の半導体光電変換素子の場合と同様
にn型を有しているので、その感光層としての第2の半
導体層のキャリア濃度を、感光層としての第2の半導体
層がp型である場合に比し、低くすることができ、よっ
て、図4で前述した従来の半導体光電変換素子の場合と
同様に、上述した光電変換機能を、電極層としての第1
の半導体層、感光層としての第2の半導体層及びキャッ
プ層としての第3の半導体層がともにp型を有し、これ
に応じて半導体領域がn型である場合に比し、効果的に
得ることができる。
【0033】しかしながら、本願第1番目の発明による
半導体光電変換素子の場合、第1の電極層が、高いp型
キャリア濃度を有する半導体領域の上面上にオ―ミック
に付されているが、その上面が、上述したようにキャッ
プ層としての第3の半導体層を構成しているInGaA
sP系の表面によって形成され、そして、そのInGa
AsP系が、図4で前述した従来の半導体光電変換素子
の場合のキャップ層としての第3の半導体層(5)を構
成しているInPに比し狭いエネルギバンドギャップを
有しているので、高いp型キャリア濃度を有する半導体
領域への第1の電極のオ―ミック接触抵抗を、図4で前
述した従来の半導体光電変換素子における電極(11)
と同じ材料及び組成を有する第1の電極を用いて、図4
で前述した従来の半導体光電変換素子におけるp型を有
するInPでなる半導体領域(6)への電極(11)の
オ―ミック接触抵抗に比し、小さくすることができる。
【0034】また、電極用層としての第1の半導体層が
InGaAsP系でなり、そして、そのInGaAsP
系内における電子の移動度が、図4で前述した従来の半
導体光電変換素子における電極層としての半導体層(3
)を構成しているInP内における電子の移動度に比し
、約2倍も大きいので、電極層としての第1の半導体層
が、図4で前述した従来の半導体光電変換素子の場合の
電極層としてのInPでなる半導体層(3)と同じキャ
リア濃度と同じ寸法で、その図4で前述した従来の半導
体光電変換素子の場合の電極層としての半導体層(3)
に比し、約1/2の低いシ―ト抵抗しか有していない。
【0035】以上のことから、本願第1番目の発明によ
る半導体光電変換素子の場合、図4で前述した従来の半
導体光電変換素子の場合と同様に、第1及び第2の電極
間において、pn接合型ダイオ―ドを構成している構成
を有するが、そのpn接合ダイオ―ドの動作速度を決め
る時定数を構成する抵抗が、図4で前述した従来の半導
体光電変換素子の場合に比し低く、よって、半導体光電
変換素子としての機能を、図4で前述した従来の半導体
光電変換素子の場合に比し高速に得ることができる。
【0036】また、本願第2番目の発明による半導体光
電変換素子によれば、上述した本願第1番目の発明によ
る半導体光電変換素子において、上述した構成を有し、
そして、半導体基板が感光層としての第2の半導体層を
構成しているInGaAs系に比し広いエネルギバンド
ギャップを有するInPでなるので、外部から、本願第
1番目の発明による半導体光電変換素子の場合における
と同様の長波長帯域の光を、半導体基板の下方の外部か
ら、反射防止膜を通じて、半導体積層体に向けて入射さ
せれば、その光が感光層としての第2の半導体層内に形
成させている空乏層内に達し、その大部分が空乏層内に
おいて吸収され、一部が空乏層内で吸収されずに高いp
型キャリア濃度を有する半導体領域を通って第1の電極
に達し、そこで反射し、その反射光が空乏層内に再度達
し、その大部分が空乏層内において吸収されるので、本
願第1番目の発明による半導体光電変換素子の場合と同
様に、第1及び第2の電極間に、入射させた光の光電変
換された電気信号を得ることができる。
【0037】以上のことから、これ以上の詳細説明は省
略するが、本願第1番目の発明による半導体光電変換素
子の場合と同様の作用効果が得られる。
【0038】ただし、本願第2番目の発明による半導体
光電変換素子の場合、上述したように、外部からの空乏
層内に達する光中、空乏層内で吸収されなかった一部の
光が、第1の電極によって空乏層内に戻されるので、本
願第1番目の発明による半導体光電変換素子の場合に比
し、高い光の利用効率が得られる。
【0039】
【実施例1】次に、図1を伴って、本発明による半導体
光電変換素子の第1の実施例を述べよう。
【0040】図1に示す本発明による半導体光電変換素
子は、次に述べる構成を有する。
【0041】すなわち、図4で前述した従来の半導体光
電変換素子の場合における半導体基板1と同様の、In
Pでなり且つ半絶縁性を有する半導体基板21上に、図
4で前述した従来の半導体光電変換素子の場合における
半導体積層体2に対応している半導体積層体22が形成
されている。
【0042】この半導体積層体22は、InGaAsP
系(Inx1Ga1−x1Asy−y1Py1、ただし
、0<x1、y1<1)でなり且つ1×1018cm−
3またはそれ以上のような高いn型キャリア濃度を有す
る電極層としての半導体層23と、InGaAs系(I
nx2Ga1−x2As、ただし0<x2<1)でなり
且つ2×1015cm−3またはそれ以下のような低い
n型キャリア濃度を有する感光層としての半導体層24
と、InGaAsP系(Inx3Ga1−x3As1−
y3、ただし、0<x3、y3<1)でなり且つ5×1
016cm−3以下のような半導体層24に比し低いn
型キャリア濃度を有するキャップ層としての半導体層2
5とがそれらの順に積層されている構成を有する。
【0043】そして、半導体積層体22内に、図4で前
述した従来の半導体光電変換素子の場合に準じて、5×
1018cm−3のような高いp型キャリア濃度を有す
る半導体領域26が、キャップ層としての半導体層25
の上面から感光層としての半導体層24内に達する深さ
に局部的に形成されている。
【0044】また、半導体積層体22に、その上面から
、図4で前述した従来の半導体光電変換素子の場合に準
じて、電極層としての半導体層23に達する溝27が形
成され、そして、半導体積層体22の外表面上に、同様
に、図4で前述した従来の半導体光電変換素子の場合に
準じて、高いp型キャリア濃度を有する半導体領域26
及び高いn型キャリア濃度を有する電極層としての半導
体層23をそれぞれ外部に臨ませる窓29及び30を有
し且つSi3 N4 などの誘電材乃至絶縁材でなる表
面保護膜28が、溝27の内面を含めて連続延長して形
成されている。
【0045】さらに、高いp型キャリア濃度を有する半
導体領域26の上面上に、図4で前述した従来の半導体
光電変換素子の場合に準じて、表面保護膜28の窓29
に臨む領域において、その窓29を埋めるように、Au
AnNi合金を可とする金属でなり且つ高いp型キャリ
ア濃度を有する半導体領域26を外部に臨ませる窓32
を有する電極31が、オ―ミックに付されている。
【0046】また、高いp型キャリア濃度を有する半導
体領域26の上面上に、図4で前述した従来の半導体光
電変換素子の場合に準じて、電極31の窓32に臨む領
域において、その窓32を埋めるように、誘電材乃至絶
縁材でなる反射防止膜33が形成されている。
【0047】さらに、電極層としての半導体層23に、
図4で前述した従来の半導体光電変換素子の場合に準じ
て、表面保護膜28の窓30に臨む領域において、その
窓30を埋めるように、電極31と同様にAuZnNi
合金を可とする金属でなる電極34が、オ―ミックに付
されている。
【0048】以上が、本発明による半導体光電変換素子
の第1の実施例の構成である。
【0049】このような構成を有する本発明による半導
体光電変換素子によれば、図4で前述した従来の半導体
光電変換素子の場合と同様に、低いn型キャリア濃度を
有する感光層としての半導体層24と高いp型キャリア
濃度を有する半導体領域26との間において、pn接合
35が形成され、そして、高いp型キャリア濃度を有す
る半導体領域26が電極31に連結され、また、低いn
型キャリア濃度を有する感光層としての半導体層24が
、高いn型キャリア濃度を有する電極層としての半導体
層23を介して電極34に連結されているので、電極3
1及び34間に、pn接合35に対して逆バイアス電圧
を与える電源を接続することによって、図4で前述した
従来の半導体光電変換素子の場合と同様に、低いn型キ
ャリア濃度を有する感光層としての半導体層24内に、
pn接合25から、高いn型キャリア濃度を有する電極
層としての半導体層23側に拡がっている空乏層を形成
させることができる。
【0050】また、感光層としての半導体層24が、図
4で前述した従来の半導体光電変換素子の場合と同様に
InGaAs系でなり、そして、そのInGaAs系が
、長波長帯域の光の波長に対応しているエネルギバンド
ギャップを有し、また、高いp型キャリア濃度を有する
半導体領域26が、図4で前述した従来の半導体光電変
換素子の場合に準じて、InGaAsP系でなるキャッ
プ層としての半導体層25内に形成されている半導体領
域部26aとInGaAs系でなる感光層としての半導
体層24内に形成されている半導体領域部26bとでな
り、そして、半導体領域部26bを構成している、キャ
ップ層としての半導体層25を構成しているのと同じI
nGaAsP系が、感光層としての半導体層24を構成
しているInGaAs系に比し広いエネルギバンドギャ
ップを有しているので、高いp型キャリア濃度を有する
半導体領域26が、図4で前述した従来の半導体光電変
換素子の場合と同様に、長波長帯域の光に対して実質的
に透明である。
【0051】以上のことから、図4で前述した従来の半
導体光電変換素子の場合と同様に、電極31及び34間
に上述した電源を接続し、感光層としての半導体層24
内に上述した空乏層を形成させている状態で、半導体積
層体22の上方の外部から、長波長帯域の光36を、反
射防止膜33を通じて、半導体積層体2に向けて入射さ
せれば、その光36が、図4で前述した従来の半導体光
電変換素子の場合と同様に、感光層としての半導体層2
4内に形成させている空乏層内に達し、そして、その空
乏層内において吸収されることによって、電子・正孔対
(キャリア)が発生し、その正孔及び電子が、それぞれ
電極層31及び34に到達し、このため、図4で前述し
た従来の半導体光電変換素子の場合と同様に、電極31
及び34間に、入射させた光36の光電変換された電気
信号を得ることができる。
【0052】従って、図1に示す本発明による半導体光
電変換素子の場合も、図4で前述した従来の半導体光電
変換素子の場合と同様に、長波長帯域の光36に対する
光電変換機能が得られ、よって、長波長帯域の光に対す
る受光素子として用いて好適である。
【0053】また、図1に示す本発明による半導体光電
変換素子によれば、半導体積層体22を形成している半
導体基板21が、図4で前述した従来の半導体光電変換
素子の場合と同様に半絶縁性を有するので、その半導体
基板21上に、図4で前述した従来の半導体光電変換素
子の場合と同様に、図示詳細説明は省略するが、電極3
1及び34間に得ることができる電気信号を受ける電界
効果トランジスタなどの半導体電子素子を、半導体光電
変換素子と電気的に分離して構成することができる。
【0054】さらに、半導体積層体22を形成している
半導体基板21が、図4で前述した従来の半導体光電変
換素子の場合と同様にInPでなるので、半導体基板2
1上に、図4で前述した従来の半導体光電変換素子の場
合に準じて、半導体積層体22を構成している、InG
aAs系でなる感光層としての半導体層24を、InG
aAsP系でなる電極層としての半導体層23及びIn
GaAsP系でなるキャップ層としての半導体層25と
ともに、結晶性良く且つ欠陥少なく形成することができ
るので、上述した光電変換機能を良好な特性を有して得
ることができる。
【0055】また、pn接合35と対向している電極層
としての半導体層23を、図4で前述した従来の半導体
光電変換素子の場合と同様に有し、それに電極34がオ
―ミックに付されているので、その電極34が、pn接
合25下から離れた位置に配されていても、電極31及
び34間に接続されている電源によって、pn接合35
の半導体基板21と対向している領域の各部に、図4で
前述した従来の半導体光電変換素子の場合と同様に、電
極層としての半導体層23を有さず、このため、電極3
4が、低いn型キャリア濃度を有する感光層としての半
導体層24に、pn接合35下から離れた位置において
、オ―ミックに付されている場合に比し、高い一様性あ
る逆バイアス電圧を与えることができ、よって、上述し
た光電変換機能が良好な特性を有して得ることができる
。
【0056】また、感光層としての半導体層24が、図
4で前述した従来の半導体光電変換素子の場合と同様に
、n型を有しているので、その感光層としての半導体層
24のキャリア濃度を、感光層としての半導体層24が
p型である場合に比し、低くすることができ、よって、
図4で前述した従来の半導体光電変換素子の場合と同様
に、上述した光電変換機能を、電極層としての半導体層
23、感光層としての半導体層24及びキャップ層とし
ての半導体層25がp型を有し、これに応じて、半導体
領域26がn型である場合に比し、効果的に得ることが
できる。
【0057】さらに、半導体積層体22がキャップ層と
しての半導体層25を、図4で前述した従来の半導体光
電変換素子の場合と同様に有し、このため、半導体積層
体22の上面が、図4で前述した従来の半導体光電変換
素子の場合に準じて、感光層としての半導体層23を構
成しているInGaAs系に比し広いエネルギバンドギ
ャップを有するInGaAsP系による表面によって形
成されているため、半導体積層体22と表面保護膜28
との間の界面に沿ってpn接合35を横切って流れる漏
れ電流が、半導体積層体22がキャップ層としての半導
体層25を有さず、このため、半導体積層体22の上面
が、感光層としての半導体層24を構成している、In
GaAsP系に比し狭いエネルギバンドギャップを有す
るInGaAs系による表面によって形成されている場
合に比し、小さく、よって、半導体光電変換素子として
の良好な特性を有する。
【0058】しかしながら、図1に示す半導体光電変換
素子の場合、電極層31が、高いp型キャリア濃度を有
する半導体領域26の上面上にオ―ミックに付されてい
るが、その上面が、上述したようにキャップ層としての
半導体層25を構成しているInGaAsP系の表面に
よって形成され、そして、そのInGaAsP系が、図
4で前述した従来の半導体光電変換素子の場合のキャッ
プ層としての半導体層5を構成しているInPに比し狭
いエネルギバンドギャップを有しているので、高いp型
キャリア濃度を有する半導体領域26への電極31のオ
―ミック接触抵抗を、図4で前述した従来の半導体光電
変換素子における電極11と同じ材料及び組成を有する
電極31を用いて、図4で前述した従来の半導体光電変
換素子におけるp型を有するInPでなる半導体領域6
への電極11のオ―ミック接触抵抗に比し、小さくする
ことができる。
【0059】また、電極用層としての半導体層23がI
nGaAsP系でなり、そして、そのInGaAsP系
内における電子の移動度が、図4で前述した従来の半導
体光電変換素子における電極層としての半導体層3を構
成しているInP内における電子の移動度に比し、約2
倍も大きいので、電極層としての半導体層23が、図4
で前述した従来の半導体光電変換素子の場合の電極層と
してのInPでなる半導体層3と同じキャリア濃度と同
じ寸法で、その図4で前述した従来の半導体光電変換素
子の場合の電極層としての半導体層3に比し、約1/2
の低いシ―ト抵抗しか有していない。
【0060】以上のことから、図1に示す本発明による
半導体光電変換素子の場合、図4で前述した従来の半導
体光電変換素子の場合と同様に、電極31及び34間に
おいて、pn接合型ダイオ―ドを構成している構成を有
するが、そのpn接合ダイオ―ドの動作速度を決める時
定数を構成する抵抗が、図4で前述した従来の半導体光
電変換素子の場合に比し低く、よって、半導体光電変換
素子としての機能を、図4で前述した従来の半導体光電
変換素子の場合に比し高速に得ることができる。
【実施例2】次に、図2を伴って、本発明による半導体
光電変換素子の第2の実施例を述べよう。
【0061】図2において、図1との対応部分には同一
符号を付し、詳細説明を省略する。
【0062】図2に示す本発明による半導体光電変換素
子は、次の事項を除いて、図1で上述した本発明による
半導体光電変換素子の場合と同様の構成を有する。
【0063】すなわち、半導体積層体22に形成した溝
27が、電極層としての半導体層23に達する深さに形
成されている図1で上述した本発明による半導体光電変
換素子の場合に代え、感光層としての半導体層24に終
絡する深さに形成され、これに応じて、表面保護膜27
の電極層としての半導体層23を外部に臨ませている窓
30が、感光層としての半導体層24を外部に臨ませて
いる窓30′に置換されている。
【0064】また、電極34が、電極層としての半導体
層23に、表面保護膜27の窓30に臨む領域において
、オ―ミックに付されている図1で上述した本発明によ
る半導体光電変換素子の場合に代え、感光層としての半
導体層24に、表面保護膜27の窓30′に臨む領域に
おいて、その窓30′を埋めるように、オ―ミックに付
されている。
【0065】以上が、本発明による半導体光電変換素子
の第2の実施例の構成である。
【0066】このような構成を有する本発明による半導
体光電変換素子によれば、上述した事項を除いて、図1
で上述した本発明による半導体光電変換素子と同様の構
成を有し、そして、電極34が、図1で上述した本発明
による半導体光電変換素子の場合のように、電極層とし
ての半導体層23にオ―ミックに付されていなくても、
電極層としての半導体層23が、感光層としての半導体
層24を介してではあるが、電極34に連結しているの
に、図1で上述した本発明による半導体光電変換素子の
場合と代りがないので、詳細説明は省略するが、図1で
上述した本発明による半導体光電変換素子の場合と同様
の作用効果が得られる。
【0067】なお、図2に示す本発明による第2の実施
例の場合、電極31及び34間において構成しているp
n接合型ダイオ―ドの抵抗が、図1で上述した本発明に
よる半導体光電変換素子の場合に比し、感光層としての
半導体層24の、電極34と電極層としての半導体層2
3との間の領域における抵抗分だけ高くなるが、その抵
抗分は、表面保護膜27の窓30′の大きさを大きくし
、電極34の感光層としての半導体層24へのオ―ミッ
ク接触面積を増すことによって、十分小さくすることが
できるので、実際上、問題にならない。
【0068】
【実施例3】次に、図3を伴って、本発明による半導体
光電変換素子の第3の実施例を述べよう。
【0069】図3において、図1との対応部分には同一
符号を付して詳細説明を省略する。
【0070】図3に示す本発明による半導体光電変換素
子は、次の事項を除いて、図1で上述した本発明による
半導体光電変換素子の場合と同様の構成を有する。
【0071】すなわち、電極31が、高いp型キャリア
濃度を有する外部に臨ませる窓32を有する図1で上述
した本発明による半導体光電変換素子の場合に代え、高
いp型キャリア濃度を有する半導体領域26の表面保護
膜28の窓29に臨む領域の全域に亘って、その窓29
を埋めるように延長し、これに応じて、高いp型キャリ
ア濃度を有する半導体領域26の上面上に、電極31の
窓32に臨む領域に形成されている反射防止膜33が省
略されている。
【0072】しかしながら、半導体基板21の半導体積
層体22側とは反対側の面上に、高いp型キャリア濃度
を有する半導体領域26と対向して延長している反射防
止膜43が、外部からの光36を、反射防止膜43を通
り且つ半導体基板21を通って半導体積層体22に向け
て入射させるために、形成されている。
【0073】また、電極31が、上述したように半導体
積層体2に向けて入射する光36が、電極層としての半
導体層23内を通り、感光層としての半導体層24内で
吸収されずに、高いp型キャリア濃度を有する半導体領
域26を通って外部に放射されんとする光分を、電極3
1によって反射させて、感光層としての半導体層24側
に戻させるために、反射性を有している電極31′に置
換されている。なお。この電極31は、実際上、図1で
上述した本発明による半導体光電変換素子で上述した電
極31と同じ材料でなる。
【0074】以上が、本発明による半導体光電変換素子
の第3の実施例の構成である。
【0075】このような構成を有する本発明による半導
体光電変換素子によれば、上述した事項を除いて、図1
で上述した本発明による半導体光電変換素子の場合と同
様の構成を有し、そして、半導体基板21が感光層とし
ての半導体層24を構成しているInGaAs系に比し
広いエネルギバンドギャップを有するInPでなるので
、外部から、図1で上述した本発明による半導体光電変
換素子の場合におけると同様の長波長帯域の光36を、
半導体基板21の下方の外部から、反射防止膜43を通
じて、半導体積層体2に向けて入射させれば、その光3
6が感光層としての半導体層24内に形成させている空
乏層内に達し、その大部分が空乏層内において吸収され
、一部が空乏層内で吸収されずに高いp型キャリア濃度
を有する半導体領域26を通って電極31′に達し、そ
こで反射し、その反射光が空乏層内に再度達し、その大
部分が空乏層内において吸収されるので、図1で上述し
た本発明による半導体光電変換素子の場合と同様に、電
極31及び34間に、入射された光36の光電変換され
た電気信号を得ることができる。
【0076】以上のことから、これ以上の詳細説明は省
略するが、図1で上述した本発明による半導体光電変換
素子の場合と同様の作用効果が得られる。
【0077】ただし、図3に示す本発明による半導体光
電変換素子の場合、上述したように、外部からの空乏層
内に達する光36中、空乏層内で吸収されなかった一部
の光が、電極31′によって空乏層内に戻されるので、
図1で上述した本発明による半導体光電変換素子の場合
に比し、高い光の利用効率が得られる。
【0078】なお、上述においては、本発明のわずかな
実施例を述べたに留まり、詳細説明は省略するが、上述
した実施例において、電極34を、電極層としての半導
体層23または感光層としての半導体層24にオ―ミッ
クに付すのに代え、キャップ層としての半導体層25に
オ―ミックに付して構成とすることもでき、その他、本
発明の精神を脱することなしに、種々の変型、変更をな
し得るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体光電変換素子の第1の実施
例を示す略線的断面図である。
【図2】本発明による半導体光電変換素子の第2の実施
例を示す略線的断面図である。
【図3】本発明による半導体光電変換素子の第3の実施
例を示す略線的断面図である。
【図4】従来の半導体光電変換素子を示す略線的断面図
である。
【符号の説明】
1、21        半導体基板 2、22        半導体積層体3、23   
     電極層としての半導体層4、24     
   感光層としての半導体層5、25       
 キャップ層としての半導体層6、26       
 半導体領域 6a、26a    半導体領域部 6b、26b    半導体領域部 7、27        溝 8、28        表面保護膜 9、29        窓 10、30、30′窓 11、31、31′電極 12、32        窓 13、33、43  反射防止膜 14、34        電極 15、35        pn接合

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  InPでなり且つ半絶縁性を有する半
    導体基板上に半導体積層体が形成され、上記半導体積層
    体が、InGaAsP系でなり且つ高いn型キャリア濃
    度を有する電極層としての第1の半導体層と、InGa
    As系でなり且つ低いn型キャリア濃度を有する感光層
    としての第2の半導体層と、InGaAsP系でなり且
    つ上記第1の半導体層に比し低いn型キャリア濃度を有
    するキャップ層としての第3の半導体層とがそれらの順
    に積層されている構成を有し、上記半導体積層体内に、
    高いp型キャリア濃度を有する半導体領域が、上記第3
    の半導体層の上面から上記第2の半導体層内に達する深
    さに形成され、上記半導体領域の上面上に、第1の電極
    がオ―ミックに付され、上記第1または第2もしくは第
    3の半導体層に、第2の電極がオ―ミックに付されてい
    ることを特徴とする半導体光電変換素子。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の半導体光電変換素子に
    おいて、上記半導体基板の上記半導体積層体側とは反対
    側の面上に、上記半導体領域と対向して延長している反
    射防止膜が形成され、上記第1の電極が、上記半導体積
    層体内に外部から上記反射防止膜を通って入射させる光
    に対して反射性を有することを特徴とする半導体光電変
    換素子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005005600A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Hamamatsu Photonics Kk 半導体受光素子

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