JPH04240912A - 複合縦振動メカニカル・フィルタおよびその製造方法 - Google Patents
複合縦振動メカニカル・フィルタおよびその製造方法Info
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- JPH04240912A JPH04240912A JP780791A JP780791A JPH04240912A JP H04240912 A JPH04240912 A JP H04240912A JP 780791 A JP780791 A JP 780791A JP 780791 A JP780791 A JP 780791A JP H04240912 A JPH04240912 A JP H04240912A
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合縦振動メカニカル
・フィルタおよびその製造方法に関し、一層詳細には、
一組の縦振動体(以下、縦振動音片という)を屈曲した
結合部材により連結した複合縦振動メカニカル・フィル
タおよびその製造方法に関する。
・フィルタおよびその製造方法に関し、一層詳細には、
一組の縦振動体(以下、縦振動音片という)を屈曲した
結合部材により連結した複合縦振動メカニカル・フィル
タおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、メカニカル・フィルタが通信機器
等に広汎に採用されるに至っている。メカニカル・フィ
ルタは良好なQの値の特性を有することから選択特性が
良好であり、さらに、温度変化に対する安定性に優れ、
且つ小型化が可能であるという理由による。従来技術に
係るこの種のメカニカル・フィルタを図3に示す。
等に広汎に採用されるに至っている。メカニカル・フィ
ルタは良好なQの値の特性を有することから選択特性が
良好であり、さらに、温度変化に対する安定性に優れ、
且つ小型化が可能であるという理由による。従来技術に
係るこの種のメカニカル・フィルタを図3に示す。
【0003】概略的にこのメカニカル・フィルタについ
て説明すれば、このメカニカル・フィルタは同一平面上
に配置され、且つ金属材料等からなる入力側縦振動音片
2と出力側縦振動音片4とを有し、前記入力側縦振動音
片2と出力側縦振動音片4とは恒弾性を有する結合部材
6および8によって一体的に連結されている。この場合
、入力側縦振動音片2と出力側縦振動音片4の外側中央
部にロッド状の支持部材10および12が夫々突出して
設けられ、前記支持部材10および12の端部はコ字状
の保持部材14の直立片14aおよび14bの上端部中
央にレーザ溶接等により固着されている。
て説明すれば、このメカニカル・フィルタは同一平面上
に配置され、且つ金属材料等からなる入力側縦振動音片
2と出力側縦振動音片4とを有し、前記入力側縦振動音
片2と出力側縦振動音片4とは恒弾性を有する結合部材
6および8によって一体的に連結されている。この場合
、入力側縦振動音片2と出力側縦振動音片4の外側中央
部にロッド状の支持部材10および12が夫々突出して
設けられ、前記支持部材10および12の端部はコ字状
の保持部材14の直立片14aおよび14bの上端部中
央にレーザ溶接等により固着されている。
【0004】入力側縦振動音片2の表裏には夫々入力側
圧電セラミックス16a並びに16bが半田付け等を用
いて固着され、同様に、出力側縦振動音片4の表裏には
夫々圧電セラミックス18a、18bが固着されている
。そして、このように構成されるメカニカル・フィルタ
の入力側圧電セラミックス16a、16bおよび直立片
14a間には入力信号を供給するための給電線20と接
地線22とが接続され、一方、出力側圧電セラミックス
18a、18bおよび直立片14b間には出力信号を導
出するための導出線24と接地線26とが接続されてい
る。すなわち、入力側縦振動音片2と出力側縦振動音片
4とは保持部材14並びに支持部材10、12によって
中空状に配置されているものであることが諒解されよう
。
圧電セラミックス16a並びに16bが半田付け等を用
いて固着され、同様に、出力側縦振動音片4の表裏には
夫々圧電セラミックス18a、18bが固着されている
。そして、このように構成されるメカニカル・フィルタ
の入力側圧電セラミックス16a、16bおよび直立片
14a間には入力信号を供給するための給電線20と接
地線22とが接続され、一方、出力側圧電セラミックス
18a、18bおよび直立片14b間には出力信号を導
出するための導出線24と接地線26とが接続されてい
る。すなわち、入力側縦振動音片2と出力側縦振動音片
4とは保持部材14並びに支持部材10、12によって
中空状に配置されているものであることが諒解されよう
。
【0005】そこで、前記メカニカル・フィルタは図示
しない筐体等に収納された後、通信機器等の中間周波増
幅部等に介装されてメカニカル・フィルタとしての機能
を達成する。すなわち、給電線20および接地線22間
に信号源Oscから抵抗Rを経た高周波信号S1 が入
力側圧電セラミックス16aおよび16b上に印加され
ると、電気的にアースされている入力側縦振動音片2と
の間に前記高周波信号S1 に対応した電界が生起され
る。 この電界により入力側圧電セラミックス16aおよび1
6bは、図3において、VmおよびVnに示す方向に電
歪を生じ、入力側縦振動音片2の長さL1 を縦波の半
波長とする周波数F1 で共振するに至る。
しない筐体等に収納された後、通信機器等の中間周波増
幅部等に介装されてメカニカル・フィルタとしての機能
を達成する。すなわち、給電線20および接地線22間
に信号源Oscから抵抗Rを経た高周波信号S1 が入
力側圧電セラミックス16aおよび16b上に印加され
ると、電気的にアースされている入力側縦振動音片2と
の間に前記高周波信号S1 に対応した電界が生起され
る。 この電界により入力側圧電セラミックス16aおよび1
6bは、図3において、VmおよびVnに示す方向に電
歪を生じ、入力側縦振動音片2の長さL1 を縦波の半
波長とする周波数F1 で共振するに至る。
【0006】入力側縦振動音片2における縦波の平均伝
搬速度をVとすると、前記周波数F1 は次式によって
算出される。 F1 =V/(2L1 ) …(1
)この周波数F1 による縦振動は結合部材6並びに8
によって出力側縦振動音片4に伝搬し、前記出力側縦振
動音片4は長さL2 に基づく周波数F2 の縦振動で
共振する。この周波数F2 は前記第1式と同様に、縦
波の平均伝搬速度をVとしたとき、 F2 =V/(2L2 ) …(2
)として得られる。そして、この出力側縦振動音片4の
縦振動に起因して出力側圧電セラミックス18aおよび
18bに生起した電圧は導出線24と接地線26間に、
例えば、急峻な周波数特性を有する高周波信号S2 と
して得られる。
搬速度をVとすると、前記周波数F1 は次式によって
算出される。 F1 =V/(2L1 ) …(1
)この周波数F1 による縦振動は結合部材6並びに8
によって出力側縦振動音片4に伝搬し、前記出力側縦振
動音片4は長さL2 に基づく周波数F2 の縦振動で
共振する。この周波数F2 は前記第1式と同様に、縦
波の平均伝搬速度をVとしたとき、 F2 =V/(2L2 ) …(2
)として得られる。そして、この出力側縦振動音片4の
縦振動に起因して出力側圧電セラミックス18aおよび
18bに生起した電圧は導出線24と接地線26間に、
例えば、急峻な周波数特性を有する高周波信号S2 と
して得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のメ
カニカル・フィルタにおいては、当該フィルタの特性を
決定する各縦振動音片の共振周波数の精度および夫々の
縦振動音片間の結合精度が重要となる。換言すれば、入
力側縦振動音片2と出力側縦振動音片4とを連結する結
合部材に製造上のばらつきがあると、メカニカル・フィ
ルタとしての特性が劣化することになり、この不都合を
回避しようとすると、メカニカル・フィルタ全体として
サイズが大型化してしまい、所望の装置に組み込むこと
が困難である等の難点を露呈する。
カニカル・フィルタにおいては、当該フィルタの特性を
決定する各縦振動音片の共振周波数の精度および夫々の
縦振動音片間の結合精度が重要となる。換言すれば、入
力側縦振動音片2と出力側縦振動音片4とを連結する結
合部材に製造上のばらつきがあると、メカニカル・フィ
ルタとしての特性が劣化することになり、この不都合を
回避しようとすると、メカニカル・フィルタ全体として
サイズが大型化してしまい、所望の装置に組み込むこと
が困難である等の難点を露呈する。
【0008】従って、本発明の目的は、複合縦振動メカ
ニカル・フィルタにおいて、複数の縦振動音片間が屈曲
した結合部材により連結され、これによってメカニカル
・フィルタとしての製造上のばらつきを可及的に少なく
抑制し、且つ小型化に適する複合縦振動メカニカル・フ
ィルタおよびその製造方法を提供することを目的とする
。
ニカル・フィルタにおいて、複数の縦振動音片間が屈曲
した結合部材により連結され、これによってメカニカル
・フィルタとしての製造上のばらつきを可及的に少なく
抑制し、且つ小型化に適する複合縦振動メカニカル・フ
ィルタおよびその製造方法を提供することを目的とする
。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、供給された高周波信号を所定の周波数
帯域に形成して導出する複合縦振動メカニカル・フィル
タであって、高周波信号の入力側縦振動音片と、出力側
縦振動音片と、前記入力側縦振動音片に固着され、入力
側と導体により接続された電極を有する第1の圧電部材
と、前記出力側縦振動音片に固着され、出力側と導体に
より接続された電極を有する第2の圧電部材と、前記入
力側縦振動音片と出力側縦振動音片とから夫々突出する
第1と第2の支持部材と、前記第1と第2の支持部材が
夫々係合し前記入力側縦振動音片と出力側縦振動音片と
を中空状に保持する保持部材と、前記入力側縦振動音片
と出力側縦振動音片とを屈曲して結合する結合部材と、
からなることを特徴とする。
めに、本発明は、供給された高周波信号を所定の周波数
帯域に形成して導出する複合縦振動メカニカル・フィル
タであって、高周波信号の入力側縦振動音片と、出力側
縦振動音片と、前記入力側縦振動音片に固着され、入力
側と導体により接続された電極を有する第1の圧電部材
と、前記出力側縦振動音片に固着され、出力側と導体に
より接続された電極を有する第2の圧電部材と、前記入
力側縦振動音片と出力側縦振動音片とから夫々突出する
第1と第2の支持部材と、前記第1と第2の支持部材が
夫々係合し前記入力側縦振動音片と出力側縦振動音片と
を中空状に保持する保持部材と、前記入力側縦振動音片
と出力側縦振動音片とを屈曲して結合する結合部材と、
からなることを特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記複合縦振動メカニカ
ル・フィルタを製造するための方法であって、結合部材
が入力側縦振動音片側の第1の結合部材と出力側縦振動
音片側の第2の結合部材とに夫々分割形成され、入力側
縦振動音片と第1の結合部材、および出力側縦振動音片
と第2の結合部材とが一体的にフォトリソグラフィによ
るエッチング法により形成されることを特徴とする。
ル・フィルタを製造するための方法であって、結合部材
が入力側縦振動音片側の第1の結合部材と出力側縦振動
音片側の第2の結合部材とに夫々分割形成され、入力側
縦振動音片と第1の結合部材、および出力側縦振動音片
と第2の結合部材とが一体的にフォトリソグラフィによ
るエッチング法により形成されることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記の本発明に係る複合縦振動メカニカル・フ
ィルタでは、入力側縦振動音片と出力側縦振動音片とが
屈曲した結合部材で連結されているので、入力側縦振動
音片に入力された周波数の信号は屈曲振動に変換されて
出力側縦振動音片側へと伝達される。従って、スプリア
ス特性が向上し、さらに小型化される。
ィルタでは、入力側縦振動音片と出力側縦振動音片とが
屈曲した結合部材で連結されているので、入力側縦振動
音片に入力された周波数の信号は屈曲振動に変換されて
出力側縦振動音片側へと伝達される。従って、スプリア
ス特性が向上し、さらに小型化される。
【0012】一方、本発明に係る複合縦振動メカニカル
・フィルタの製造方法によれば、複合縦振動メカニカル
・フィルタ自体を構成する入力側縦振動音片と第1結合
部材、出力側縦振動音片と第2結合部材とをフォトリソ
グラフィ技術によるエッチング方法で形成するため、そ
の製造上のばらつきの発生が回避され、均一な品質の複
合縦振動メカニカル・フィルタが得られる。
・フィルタの製造方法によれば、複合縦振動メカニカル
・フィルタ自体を構成する入力側縦振動音片と第1結合
部材、出力側縦振動音片と第2結合部材とをフォトリソ
グラフィ技術によるエッチング方法で形成するため、そ
の製造上のばらつきの発生が回避され、均一な品質の複
合縦振動メカニカル・フィルタが得られる。
【0013】
【実施例】本発明に係る複合縦振動メカニカル・フィル
タについて実施例を挙げ、その製造方法との関連におい
て以下詳細に添付の図面を参照しながら説明する。
タについて実施例を挙げ、その製造方法との関連におい
て以下詳細に添付の図面を参照しながら説明する。
【0014】図1において、参照符号30は、本実施例
に係る複合縦振動メカニカル・フィルタを示し、この複
合縦振動メカニカル・フィルタ30は、入力側縦振動音
片32と出力側縦振動音片34とを有する。図から容易
に諒解されるように、前記入力側縦振動音片32と出力
側縦振動音片34とは実質的に同一形状で構成されてお
り、屈曲し且つ互いに所定間隔離間する細い恒弾性の結
合部材36、38によって一体的に結合されている。
に係る複合縦振動メカニカル・フィルタを示し、この複
合縦振動メカニカル・フィルタ30は、入力側縦振動音
片32と出力側縦振動音片34とを有する。図から容易
に諒解されるように、前記入力側縦振動音片32と出力
側縦振動音片34とは実質的に同一形状で構成されてお
り、屈曲し且つ互いに所定間隔離間する細い恒弾性の結
合部材36、38によって一体的に結合されている。
【0015】入力側縦振動音片32と出力側縦振動音片
34の外側中央部から外方へと指向して夫々ロッド状の
支持部材40および42が突出形成され、これらの支持
部材40および42は、後述するように、屈曲した外枠
部材50a、50bに連結されている。入力側縦振動音
片32にはその表裏に一組の入力側圧電セラミックス4
4a、44bが、好ましくは半田付け等により固着され
、同様に、出力側縦振動音片34にも出力側圧電セラミ
ックス46a、46bが固着されている。前記入力側圧
電セラミックス44a、44bおよび出力側圧電セラミ
ックス46a、46bには、図示はしていないが、メタ
ライズ等によって電極が形成されていることは勿論であ
る。
34の外側中央部から外方へと指向して夫々ロッド状の
支持部材40および42が突出形成され、これらの支持
部材40および42は、後述するように、屈曲した外枠
部材50a、50bに連結されている。入力側縦振動音
片32にはその表裏に一組の入力側圧電セラミックス4
4a、44bが、好ましくは半田付け等により固着され
、同様に、出力側縦振動音片34にも出力側圧電セラミ
ックス46a、46bが固着されている。前記入力側圧
電セラミックス44a、44bおよび出力側圧電セラミ
ックス46a、46bには、図示はしていないが、メタ
ライズ等によって電極が形成されていることは勿論であ
る。
【0016】外枠部材50a、50bは平面コ字状およ
び逆コ字状を有し、その端面が互いに屈曲して結合され
るとともに、支持部材40、42を介して前記入力側縦
振動音片32と出力側縦振動音片34を中空状に支承す
る。すなわち、外枠部材50aと入力側縦振動音片32
は同一平面上にあり、外枠部材50bと出力側縦振動音
片34も同様に同一平面上にある。この場合、入力側圧
電セラミックス44a、44bの図示しない電極には給
電線52が接続され、一方、外枠部材50aには接地線
53が電気的に接続されている。
び逆コ字状を有し、その端面が互いに屈曲して結合され
るとともに、支持部材40、42を介して前記入力側縦
振動音片32と出力側縦振動音片34を中空状に支承す
る。すなわち、外枠部材50aと入力側縦振動音片32
は同一平面上にあり、外枠部材50bと出力側縦振動音
片34も同様に同一平面上にある。この場合、入力側圧
電セラミックス44a、44bの図示しない電極には給
電線52が接続され、一方、外枠部材50aには接地線
53が電気的に接続されている。
【0017】同様に、出力側圧電セラミックス46a、
46bの図示しない電極には導出線54が接続され、且
つ外枠部材50bには接地線55が接続されている。な
お、この実施例においては、結合部材36、38を夫々
屈曲した一体形状のものとして説明しているが、例えば
、結合部材36をその屈曲部分で結合片36a、36b
に二分割し、且つ結合部材38をその屈曲部分で結合片
38a、38bに二分割し、外枠部材50a、入力側圧
電セラミックス44a、44bおよび入力側縦振動音片
32と結合片36a、38aを一体的なものとし、且つ
出力側にあっては外枠部材50b、支持部材42、出力
側圧電セラミックス46a、46bおよび出力側縦振動
音片34、さらに結合片36b、38bを一体的なもの
とし、前記結合片36aと36b、38aと38bを所
定角度を有するように屈曲させて溶接、半田付け、若し
くは樹脂による接着等によって一体化してもよい。
46bの図示しない電極には導出線54が接続され、且
つ外枠部材50bには接地線55が接続されている。な
お、この実施例においては、結合部材36、38を夫々
屈曲した一体形状のものとして説明しているが、例えば
、結合部材36をその屈曲部分で結合片36a、36b
に二分割し、且つ結合部材38をその屈曲部分で結合片
38a、38bに二分割し、外枠部材50a、入力側圧
電セラミックス44a、44bおよび入力側縦振動音片
32と結合片36a、38aを一体的なものとし、且つ
出力側にあっては外枠部材50b、支持部材42、出力
側圧電セラミックス46a、46bおよび出力側縦振動
音片34、さらに結合片36b、38bを一体的なもの
とし、前記結合片36aと36b、38aと38bを所
定角度を有するように屈曲させて溶接、半田付け、若し
くは樹脂による接着等によって一体化してもよい。
【0018】なお、このようにした場合、入力側縦振動
音片32と結合片36aおよび38a、出力側縦振動音
片34と結合片36bおよび38bは夫々エッチング等
により一枚の平板から製造してもよい。
音片32と結合片36aおよび38a、出力側縦振動音
片34と結合片36bおよび38bは夫々エッチング等
により一枚の平板から製造してもよい。
【0019】本実施例に係る複合縦振動メカニカル・フ
ィルタ30は基本的には以上のように構成されるもので
あり、次にその作用並びに効果について説明する。
ィルタ30は基本的には以上のように構成されるもので
あり、次にその作用並びに効果について説明する。
【0020】先ず、信号源Oscより抵抗Rを介して高
周波信号S4 、例えば、スーパーヘテロダイン式受信
機等の周波数変換部から生成される455kHzの中間
周波信号が一組の入力側圧電セラミックス44a、44
bと入力側縦振動音片32との間に供給される。電気的
に接地されている入力側縦振動音片32との間に入力側
圧電セラミックス44aおよび44bを介して高周波信
号S4 に対応した電界が生起される。
周波信号S4 、例えば、スーパーヘテロダイン式受信
機等の周波数変換部から生成される455kHzの中間
周波信号が一組の入力側圧電セラミックス44a、44
bと入力側縦振動音片32との間に供給される。電気的
に接地されている入力側縦振動音片32との間に入力側
圧電セラミックス44aおよび44bを介して高周波信
号S4 に対応した電界が生起される。
【0021】このようにして得られた電界により入力側
圧電セラミックス44aおよび44bは、図1において
、矢印mi並びにmoに示す方向に電歪を生じ、入力側
縦振動音片32がその長さL4 を縦波の半波長とする
周波数F4 で共振する。そこで、この周波数F4 は
入力側縦振動音片32の縦波の平均伝搬速度をVとする
と、次の式によって得られる。 F4 =V/(2L4 ) …(3
)この縦振動は屈曲する結合部材36、38を介して出
力側縦振動音片34に伝搬され、出力側縦振動音片34
の長さL5 によって周波数F5 の振動で共振する。 この周波数F5 は、前記第3式と同様に、出力側縦振
動音片34の縦波の平均伝搬速度をVとしたとき、F5
=V/(2L5 ) …(4)と
して得られる。この出力側縦振動音片34の縦振動に起
因する電歪により出力側圧電セラミックス46aおよび
46bの図示しない電極に電圧が生起され、所定の急峻
な周波数特性、すなわち、狭帯域の周波数特性を有する
、例えば、455kHzの中間周波数信号が導出線54
および接地線55の間で出力信号S5 として得られる
ことになる。
圧電セラミックス44aおよび44bは、図1において
、矢印mi並びにmoに示す方向に電歪を生じ、入力側
縦振動音片32がその長さL4 を縦波の半波長とする
周波数F4 で共振する。そこで、この周波数F4 は
入力側縦振動音片32の縦波の平均伝搬速度をVとする
と、次の式によって得られる。 F4 =V/(2L4 ) …(3
)この縦振動は屈曲する結合部材36、38を介して出
力側縦振動音片34に伝搬され、出力側縦振動音片34
の長さL5 によって周波数F5 の振動で共振する。 この周波数F5 は、前記第3式と同様に、出力側縦振
動音片34の縦波の平均伝搬速度をVとしたとき、F5
=V/(2L5 ) …(4)と
して得られる。この出力側縦振動音片34の縦振動に起
因する電歪により出力側圧電セラミックス46aおよび
46bの図示しない電極に電圧が生起され、所定の急峻
な周波数特性、すなわち、狭帯域の周波数特性を有する
、例えば、455kHzの中間周波数信号が導出線54
および接地線55の間で出力信号S5 として得られる
ことになる。
【0022】そこで、このように形成された本実施例に
係る複合縦振動メカニカル・フィルタ30において、入
力側縦振動音片32および出力側縦振動音片34を形成
する各点の縦振動方向における変位は、夫々の縦振動音
片32、34の先端部の方が大きく、一方、前記縦振動
と直交する垂直方向の変位は夫々の縦振動音片32およ
び34の中央部において大きくなる。この場合、屈曲す
る結合部材36、38は入力側縦振動音片32の縦振動
により生ずる縦振動方向並びに前記縦振動と直交する垂
直方向の変位を出力側縦振動音片34に伝達するが、特
に、縦振動方向に直交する垂直方向の振動は結合部材3
6、38が屈曲形成されているために、主として縦波と
して伝搬する。
係る複合縦振動メカニカル・フィルタ30において、入
力側縦振動音片32および出力側縦振動音片34を形成
する各点の縦振動方向における変位は、夫々の縦振動音
片32、34の先端部の方が大きく、一方、前記縦振動
と直交する垂直方向の変位は夫々の縦振動音片32およ
び34の中央部において大きくなる。この場合、屈曲す
る結合部材36、38は入力側縦振動音片32の縦振動
により生ずる縦振動方向並びに前記縦振動と直交する垂
直方向の変位を出力側縦振動音片34に伝達するが、特
に、縦振動方向に直交する垂直方向の振動は結合部材3
6、38が屈曲形成されているために、主として縦波と
して伝搬する。
【0023】なお、このように結合部材36、38を屈
曲形成することによって縦振動方向の変位は前記縦振動
と直交する垂直方向の振動と比較し、出力側縦振動音片
34の縦振動に結合し、スプリアス応答が小さくなる。 換言すれば、縦振動方向の振動は屈曲する結合部材36
、38において横波、すなわち、屈曲振動となり、出力
側縦振動音片34に伝達される。
曲形成することによって縦振動方向の変位は前記縦振動
と直交する垂直方向の振動と比較し、出力側縦振動音片
34の縦振動に結合し、スプリアス応答が小さくなる。 換言すれば、縦振動方向の振動は屈曲する結合部材36
、38において横波、すなわち、屈曲振動となり、出力
側縦振動音片34に伝達される。
【0024】従って、夫々の縦振動音片32、34の先
端付近等、縦振動方向の変位の大きい部分に結合部材3
6、38を設ければ、縦振動方向の振動は屈曲振動とし
て入力側縦振動音片32から出力側縦振動音片34へと
伝達され、これによってスプリアス特性等を改善するこ
とが可能となる。
端付近等、縦振動方向の変位の大きい部分に結合部材3
6、38を設ければ、縦振動方向の振動は屈曲振動とし
て入力側縦振動音片32から出力側縦振動音片34へと
伝達され、これによってスプリアス特性等を改善するこ
とが可能となる。
【0025】さらにまた、この種の複合縦振動メカニカ
ル・フィルタ30を複数製造しようとするとき、素子間
のばらつきを小さくすることが要求されることは勿論で
ある。この場合、入力側縦振動音片32から出力側縦振
動音片34へ伝達される振動は製造された素子間で一定
とする必要があり、このために結合部材36、38は夫
々入力側縦振動音片並びに出力側縦振動音片に対する位
置を一定に保つことが要求される。この要請に応ずるべ
く、本発明では入力側縦振動音片32と結合部材36、
38、出力側縦振動音片34を夫々フォトリソグラフィ
技術によりエッチング法によって一枚の平板から形成し
ている。
ル・フィルタ30を複数製造しようとするとき、素子間
のばらつきを小さくすることが要求されることは勿論で
ある。この場合、入力側縦振動音片32から出力側縦振
動音片34へ伝達される振動は製造された素子間で一定
とする必要があり、このために結合部材36、38は夫
々入力側縦振動音片並びに出力側縦振動音片に対する位
置を一定に保つことが要求される。この要請に応ずるべ
く、本発明では入力側縦振動音片32と結合部材36、
38、出力側縦振動音片34を夫々フォトリソグラフィ
技術によりエッチング法によって一枚の平板から形成し
ている。
【0026】本実施例においては、以上のように、入力
側縦振動音片32と出力側縦振動音片34を屈曲した結
合部材36、38により連続しているために、この屈曲
形状を介して不要な縦振動を出力側へと伝達することを
阻止でき、スプリアス特性を改善できるとともに、全体
として屈曲形状であるために、従来のメカニカル・フィ
ルタと比較して小型化が達成される利点がある。
側縦振動音片32と出力側縦振動音片34を屈曲した結
合部材36、38により連続しているために、この屈曲
形状を介して不要な縦振動を出力側へと伝達することを
阻止でき、スプリアス特性を改善できるとともに、全体
として屈曲形状であるために、従来のメカニカル・フィ
ルタと比較して小型化が達成される利点がある。
【0027】図2に本発明の別の実施例を示す。この場
合、図1に示す実施例と同一の構成要素には同一の参照
符号を付し、その詳細な説明を省略している。
合、図1に示す実施例と同一の構成要素には同一の参照
符号を付し、その詳細な説明を省略している。
【0028】図2から容易に諒解されるように、縦振動
音片70a、70b、70c、70d、70eおよび7
0fは夫々屈曲する結合部材80a、80b、80c、
80d、80e、80fおよび80gによって入力側縦
振動音片32と出力側縦振動音片34に連結されている
。これによっても、前記実施例と同様の効果が得られる
ことは勿論である。
音片70a、70b、70c、70d、70eおよび7
0fは夫々屈曲する結合部材80a、80b、80c、
80d、80e、80fおよび80gによって入力側縦
振動音片32と出力側縦振動音片34に連結されている
。これによっても、前記実施例と同様の効果が得られる
ことは勿論である。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る複合縦振動メカニカル・フ
ィルタおよびその製造方法によれば、以下の効果が得ら
れる。
ィルタおよびその製造方法によれば、以下の効果が得ら
れる。
【0030】入力側縦振動音片および出力側縦振動音片
が屈曲した結合部材によって連結されており、また、必
要に応じて夫々の縦振動音片と結合部材とを一体的にフ
ォトリソグラフィ技術で平板から形成することが可能で
ある。
が屈曲した結合部材によって連結されており、また、必
要に応じて夫々の縦振動音片と結合部材とを一体的にフ
ォトリソグラフィ技術で平板から形成することが可能で
ある。
【0031】従って、縦振動音片の製造上のばらつきを
小さくし、スプリアス特性が向上した安定した動作を得
られるとともに、素子として小型化が達成されるという
効果が得られる。
小さくし、スプリアス特性が向上した安定した動作を得
られるとともに、素子として小型化が達成されるという
効果が得られる。
【図1】本発明に係る複合縦振動メカニカル・フィルタ
の第1の実施例の斜視説明図である。
の第1の実施例の斜視説明図である。
【図2】本発明に係る複合縦振動メカニカル・フィルタ
の第2の実施例の縦断説明図である。
の第2の実施例の縦断説明図である。
【図3】本出願人が既に提案したメカニカル・フィルタ
の斜視説明図である。
の斜視説明図である。
30…複合縦振動メカニカル・フィルタ32…入力側縦
振動音片 34…出力側縦振動音片 36、38…結合部材 40、42…支持部材 44a、44b…入力側圧電セラミックス46a、46
b…出力側圧電セラミックス50a、50b…外枠部材 52…給電線 53…接地線 54…導出線 55…接地線 70a〜70f…縦振動音片 80a〜80g…結合部材
振動音片 34…出力側縦振動音片 36、38…結合部材 40、42…支持部材 44a、44b…入力側圧電セラミックス46a、46
b…出力側圧電セラミックス50a、50b…外枠部材 52…給電線 53…接地線 54…導出線 55…接地線 70a〜70f…縦振動音片 80a〜80g…結合部材
Claims (3)
- 【請求項1】供給された高周波信号を所定の周波数帯域
に形成して導出する複合縦振動メカニカル・フィルタで
あって、高周波信号の入力側縦振動音片と、出力側縦振
動音片と、前記入力側縦振動音片に固着され、入力側と
導体により接続された電極を有する第1の圧電部材と、
前記出力側縦振動音片に固着され、出力側と導体により
接続された電極を有する第2の圧電部材と、前記入力側
縦振動音片と出力側縦振動音片とから夫々突出する第1
と第2の支持部材と、前記第1と第2の支持部材が夫々
係合し前記入力側縦振動音片と出力側縦振動音片とを中
空状に保持する保持部材と、前記入力側縦振動音片と出
力側縦振動音片とを屈曲して結合する結合部材と、から
なることを特徴とする複合縦振動メカニカル・フィルタ
。 - 【請求項2】請求項1記載の複合縦振動メカニカル・フ
ィルタを製造するための方法であって、前記結合部材は
入力側縦振動音片側の第1の結合部材と出力側縦振動音
片側の第2の結合部材とに夫々分割形成され、入力側縦
振動音片と第1の結合部材、および出力側縦振動音片と
第2の結合部材とが一体的にフォトリソグラフィによる
エッチング法により形成されることを特徴とする複合縦
振動メカニカル・フィルタの製造方法。 - 【請求項3】請求項2記載の方法において、第1の結合
部材と第2の結合部材が溶接、半田付け若しくは樹脂に
よる接着等により互いに屈曲して連結形成されることを
特徴とする複合縦振動メカニカル・フィルタの製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP780791A JPH04240912A (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 複合縦振動メカニカル・フィルタおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP780791A JPH04240912A (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 複合縦振動メカニカル・フィルタおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04240912A true JPH04240912A (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=11675889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP780791A Pending JPH04240912A (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 複合縦振動メカニカル・フィルタおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04240912A (ja) |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP780791A patent/JPH04240912A/ja active Pending
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