JPH0424148Y2 - - Google Patents
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- JPH0424148Y2 JPH0424148Y2 JP14827081U JP14827081U JPH0424148Y2 JP H0424148 Y2 JPH0424148 Y2 JP H0424148Y2 JP 14827081 U JP14827081 U JP 14827081U JP 14827081 U JP14827081 U JP 14827081U JP H0424148 Y2 JPH0424148 Y2 JP H0424148Y2
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- Japan
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- cylinder
- plunger
- discharge
- suction
- extension pipe
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- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 5
- 239000003302 ferromagnetic material Substances 0.000 claims description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 9
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
Description
この考案は、流体の給送に使用される電磁ポン
プについての改良に係り、ポンプ性能の向上を図
らんとするものである。 ところで従来の電磁ポンプは、例えば実開昭55
−165967号公報に示されているように、シリンダ
内へ収められたフリーピストン状のプランジヤを
電磁力とバネ弾力とで往復させて、プランジヤの
往動時には、ポンプ室内の上昇した圧力で吐出用
逆止弁を押し開かせ乍ら、該室内の流体を吐出口
から吐出させ、その復動時には、ポンプ室内の低
下した応力で吸入用逆止弁を引き開かせ乍ら、吸
入口からポンプ室内へ流体を吸入させるようにな
つている。 かかる従来型式のポンプは、弁座が往復動する
プランジヤに設けられて該弁座上に吸入用逆止弁
がバネで押接されているので、この吸入用逆止弁
はプランジヤの下死点において慣性力の影響を受
け易いのである。つまりプランジヤが下降運動か
ら上昇運動に切り替わつたとき、吸入用逆止弁の
動きに若干の遅れが生じることにより該弁の下降
運動と弁座の上昇運動の移動途中で衝突が生じる
ことになつて弁が瞬間的に跳ね返されてその間に
間隙が発生するのである。このため逆流漏れが生
じて吸入してあつた上記逆止弁より上方の流体の
量が減少し、吐出量がこの逆流漏れに相当する量
の減少を生ずる欠点があつた。 また、実開昭55−6457号公報、同55−59174号
公報に示す電磁ポンプは上記と反対に、吐出用逆
止弁を往復動するプランジヤの吐出側に設けた弁
座に附勢受止させているので、これも前記と同じ
く、プランジヤが下降運動から上昇運動に切り替
る際、吐出用逆止弁の動きに遅れが生じて該弁よ
り上方の流体の量が若干減少する欠点を有してい
る。 本考案は電磁ポンプに関する上記したような問
題点に対処して、吸入用および吐出用の各逆止弁
の動作を安定させるため、これら両逆止弁を何れ
も静止したシリンダ側へ配置すると共に、内部を
中空としたプランジヤを筒状態で往復動させるよ
うにしたものである。 即ち本考案の電磁ポンプは、シリンダ内を往復
するプランジヤが筒状に形成され、かつ該シリン
ダの吸入側に設けた吸入通路と吐出側に構成され
たポンプ室とが、上記プランジヤを貫通して一端
をシリンダ側に固定した非磁性体素材からなる延
長管内の延長管路で連通されていると共に、上記
吸入通路もしくは延長管路に固定した弁座上に吸
入用逆止弁を、さらに吐出側のシリンダプラグに
固定した弁座上に吐出用逆止弁を夫々閉鎖方向へ
弾力的に附勢して配置せしめたことを特徴とする
のである。 以下これを図面に示す実施例について詳述す
る。 図に於て1は電磁ポンプのシリンダで、薄肉の
シリンダパイプ2とこれの両側へ嵌合固着した吸
入側と吐出側の各シリンダプラグ3,4とから構
成されている。上記のシリンダパイプ2は非磁性
体素材からなり、これに対して該パイプの外周に
は、強磁性体素材からなる筒状の外部磁極5,6
がシリンダ中心線方向へ互に少し離して嵌合固定
されている。7は強磁性体素材からなるプランジ
ヤであつて、上記シリンダ1内へ中心線方向への
摺動自在なる如くフリーピストン状に収められ、
両端双方からバネ8,9で軽く押圧されて、該シ
リンダ内のほぼ中程より吸入側の上記外部磁極5
に接近した側で弾力的に保たれている。10はシ
リンダ1内における上記プランジヤ7の往復方向
前方へ構成されたポンプ室であり、従つてその容
積は、プランジヤ7の往動作によつて減少し、復
動作によつて増加する。11は前記した吸入端側
のシリンダプラグ3を貫通する吸入通路であつ
て、吸入口12にはフイルター13が附加されて
いる。この吸入通路11は、シリンダプラグ3内
からシリンダ中心線上を上記のポンプ室10内へ
達するようにして該プラグ側に固定された非磁性
体素材からなる延長管4内の管路15を通じてポ
ンプ室10内に開口されている。従つて前記のプ
ランジヤ7は、延長管14を貫通させ得るような
筒状に形成され、前記したシリンダパイプ2の内
周面と上記延長管14の外周面との間に残された
筒状空間内を往復するようになつている。16は
前記した吸入通路11内もしくは上記した延長管
路15内に固定された弁座17で受止される吸入
用逆止弁であり、弱いバネ18で閉鎖方向へ弾力
的に附勢されている。19は前記した吐出端側の
シリンダプラグ4を貫通する吐出通路であつて、
吐出口20を有し、21はその通路19内へ配置
されて弁座22で受止される吐出用逆止弁であ
り、弱いバネ23で閉鎖方向へ弾力的に附勢され
ている。24はボビン25に巻かれた電磁コイル
であつて、シリンダ1の外周を取り囲む如く、強
磁性体素材からなるコ字形のヨーク26で保持さ
れている。なお前記したポンプ室10内の吐出時
における圧力を特に高める必要がある場合には、
図例の如く該室と前記吐出用逆止弁21との間に
狭窄孔27が形成される。 上記の如く構成された電磁ポンプに於て、いま
電磁ポンプ24に電流が流れていないものとすれ
ば、プランジヤ7は図示のようにシリンダ1内の
中程より外部磁極5側へ接近した位置にあつてバ
ネ8,9で静止させられている。この状態に於て
電磁ポンプ24に電流が流されると、該コイルが
励磁されて、ヨーク26を磁路とするような磁力
が外部磁極5,6間へ作用するため、筒状のプラ
ンジヤ7は、その磁力の作用で、シリンダ1内を
延長管14に沿いつつバネ9に抗して静止位置か
ら吐出側へ往動させられる。また電磁ポンプ24
に流れる電流が途切れると、そのプランジヤ7
は、バネ9で押し戻されて、バネ8で受止され乍
ら元の静止位置まで復動する。 このようにプランジヤ7が往復させられると、
ポンプ室10内の圧力は、その往動時には上昇し
復動時には低下する。かかるポンプ室10内の圧
力変化は、延長管路15を通じて吸入用逆止弁1
6へ伝えられると共に、吐出側の逆止弁21へも
伝えられ、これらの各逆止弁16,21を上記の
圧力変化に応じて交互に開かせる。従つて流体
は、プランジヤ7の復動時には吸入用逆止弁16
から延長管路15を経てポンプ室10内へ吸入さ
れ、往動時に該室内から吐出用逆止弁21を経て
吐出されることになる。 然してプランジヤ7の往動時に閉じられ復動時
に開かれる吸入用逆止弁16は、シリンダ1側の
吸入通路11もしくは延長管路15に固定した弁
座17に配置され、また、プランジヤ7の往動時
に開かれ復動時に閉じられる吐出用逆止弁21
は、吐出側のシリンダプラグ4に固定した弁座2
2に配置されているから、このらの弁は従来のよ
うにプランジヤ7の往復動による慣性力の影響を
受けることがない。したがつてプランジヤ7の往
復動が高速になつても各弁の開閉動作が安定して
行われるのである。 さらに、プランジヤ7はシリンダ1側へ固定し
た延長管14が貫通していて筒状とされているか
ら、該プランジヤ先端面の有効面積は延長管14
の管路15を含めた断面積に相当する分だけ小と
なる。このためプランジヤ内に弁を収めた従来の
ものに比較して往動抵抗が軽減されて往動速度を
高めるのである。即ちポンプ室10内で加圧され
て上昇する流体の圧力は、プランジヤ7に対して
は往動抵抗を増加させ、これの往動速度を低下さ
せようとする。かかる往動抵抗は、ポンプ室10
内の圧力と、プランジヤ7の先端面の有効面積と
で定まるから、後者の面積が小となるほど少な
く、従つて往動速度に及ぼす影響も少なくなるか
らである。 したがつて、プランジヤ7に働く磁力の強さが
従来のものと同じであるとすれば、該プランジヤ
は速い速度で往動してポンプ室10内の圧力を上
昇させ、吐出圧力を高めるのであり、このため吐
出口20から先の負荷圧力が高くなつた場合に
も、単位時間当りの吐出量を安定して確保させう
るのである。 次に、前記実施例にかかるプランジヤ7と、従
来のプランジヤを各用いた電磁ポンプ(以下、
夫々の電磁ポンプを実施例品、従来品という)に
おける上記した負荷圧力の変動に伴う吐出量の関
係を確認するため、これを標準タイプに属するブ
ンゼン型フアンヒータの吐出量が約5.5c.c./分で
ある電磁ポンプを用いて測定したところ、別表な
らびに第2図に示す結果が得られた。即ち燃焼が
最も安定する負荷圧力が0.3〜0.4Kg/cm2、吐出量
が5〜6c.c./分の範囲を基準として、これより負
荷圧力が低くなると、吐出量は従来品が実施例品
に比較して漸次増加することになるが、この負荷
圧力が上記基準より高まると従来品は吐出量が漸
次低下することになるのであり、これは従来品の
プランジヤが弁を備えていることにより往動抵抗
が増してストロークが小さくなるからである。こ
れに対し実施例品は負荷圧力が高まつても往動抵
抗が軽減されることによりストロークに大きな影
響を受けないので、従来品に比して吐出量の変動
巾が少なくなつて、流量の安定をはかりうる結果
が得られたのである。 上記実験データを示す別表は、駆動パルスを
DC141V(AC100Vより整流)、周期65ms、パルス
幅6msとし、プランジヤに、従来品は外径φ8mm
の吸入弁入りのもの、実施例品は外径φ8mm、内
径φ6mmの筒状としたものを用い、そして両者と
もにφ0.4mmの狭窄孔を設けたものについて、夫々
負荷圧力(Kg/cm2)を0から0.50まで、0.05づつ
10段階に変化させた場合の従来品と実施例品とに
おける負荷圧力と吐出量(c.c./分)の比較試験の
結果を示すものである(室温22℃、湿度58%、流
体(灯油)温度22℃)。 以上の実験結果を示す別表と第2図とで明らか
なように、前記フアンヒータの燃焼が最も安定す
る範囲(負荷圧力が0.3〜0.4Kg/cm2、吐出量が5
〜6c.c./分)を基準として、当該電磁ポンプにお
ける吐出口から先の負荷圧力が上下変化した場
合、従来品に比して実施例品は吐出量の変動巾が
少なく、流量の安定がはかられるのである。 以上のように本考案によるときは、吸入用と吐
出用の逆止弁を何れも静止したシリンダ側へ配置
プについての改良に係り、ポンプ性能の向上を図
らんとするものである。 ところで従来の電磁ポンプは、例えば実開昭55
−165967号公報に示されているように、シリンダ
内へ収められたフリーピストン状のプランジヤを
電磁力とバネ弾力とで往復させて、プランジヤの
往動時には、ポンプ室内の上昇した圧力で吐出用
逆止弁を押し開かせ乍ら、該室内の流体を吐出口
から吐出させ、その復動時には、ポンプ室内の低
下した応力で吸入用逆止弁を引き開かせ乍ら、吸
入口からポンプ室内へ流体を吸入させるようにな
つている。 かかる従来型式のポンプは、弁座が往復動する
プランジヤに設けられて該弁座上に吸入用逆止弁
がバネで押接されているので、この吸入用逆止弁
はプランジヤの下死点において慣性力の影響を受
け易いのである。つまりプランジヤが下降運動か
ら上昇運動に切り替わつたとき、吸入用逆止弁の
動きに若干の遅れが生じることにより該弁の下降
運動と弁座の上昇運動の移動途中で衝突が生じる
ことになつて弁が瞬間的に跳ね返されてその間に
間隙が発生するのである。このため逆流漏れが生
じて吸入してあつた上記逆止弁より上方の流体の
量が減少し、吐出量がこの逆流漏れに相当する量
の減少を生ずる欠点があつた。 また、実開昭55−6457号公報、同55−59174号
公報に示す電磁ポンプは上記と反対に、吐出用逆
止弁を往復動するプランジヤの吐出側に設けた弁
座に附勢受止させているので、これも前記と同じ
く、プランジヤが下降運動から上昇運動に切り替
る際、吐出用逆止弁の動きに遅れが生じて該弁よ
り上方の流体の量が若干減少する欠点を有してい
る。 本考案は電磁ポンプに関する上記したような問
題点に対処して、吸入用および吐出用の各逆止弁
の動作を安定させるため、これら両逆止弁を何れ
も静止したシリンダ側へ配置すると共に、内部を
中空としたプランジヤを筒状態で往復動させるよ
うにしたものである。 即ち本考案の電磁ポンプは、シリンダ内を往復
するプランジヤが筒状に形成され、かつ該シリン
ダの吸入側に設けた吸入通路と吐出側に構成され
たポンプ室とが、上記プランジヤを貫通して一端
をシリンダ側に固定した非磁性体素材からなる延
長管内の延長管路で連通されていると共に、上記
吸入通路もしくは延長管路に固定した弁座上に吸
入用逆止弁を、さらに吐出側のシリンダプラグに
固定した弁座上に吐出用逆止弁を夫々閉鎖方向へ
弾力的に附勢して配置せしめたことを特徴とする
のである。 以下これを図面に示す実施例について詳述す
る。 図に於て1は電磁ポンプのシリンダで、薄肉の
シリンダパイプ2とこれの両側へ嵌合固着した吸
入側と吐出側の各シリンダプラグ3,4とから構
成されている。上記のシリンダパイプ2は非磁性
体素材からなり、これに対して該パイプの外周に
は、強磁性体素材からなる筒状の外部磁極5,6
がシリンダ中心線方向へ互に少し離して嵌合固定
されている。7は強磁性体素材からなるプランジ
ヤであつて、上記シリンダ1内へ中心線方向への
摺動自在なる如くフリーピストン状に収められ、
両端双方からバネ8,9で軽く押圧されて、該シ
リンダ内のほぼ中程より吸入側の上記外部磁極5
に接近した側で弾力的に保たれている。10はシ
リンダ1内における上記プランジヤ7の往復方向
前方へ構成されたポンプ室であり、従つてその容
積は、プランジヤ7の往動作によつて減少し、復
動作によつて増加する。11は前記した吸入端側
のシリンダプラグ3を貫通する吸入通路であつ
て、吸入口12にはフイルター13が附加されて
いる。この吸入通路11は、シリンダプラグ3内
からシリンダ中心線上を上記のポンプ室10内へ
達するようにして該プラグ側に固定された非磁性
体素材からなる延長管4内の管路15を通じてポ
ンプ室10内に開口されている。従つて前記のプ
ランジヤ7は、延長管14を貫通させ得るような
筒状に形成され、前記したシリンダパイプ2の内
周面と上記延長管14の外周面との間に残された
筒状空間内を往復するようになつている。16は
前記した吸入通路11内もしくは上記した延長管
路15内に固定された弁座17で受止される吸入
用逆止弁であり、弱いバネ18で閉鎖方向へ弾力
的に附勢されている。19は前記した吐出端側の
シリンダプラグ4を貫通する吐出通路であつて、
吐出口20を有し、21はその通路19内へ配置
されて弁座22で受止される吐出用逆止弁であ
り、弱いバネ23で閉鎖方向へ弾力的に附勢され
ている。24はボビン25に巻かれた電磁コイル
であつて、シリンダ1の外周を取り囲む如く、強
磁性体素材からなるコ字形のヨーク26で保持さ
れている。なお前記したポンプ室10内の吐出時
における圧力を特に高める必要がある場合には、
図例の如く該室と前記吐出用逆止弁21との間に
狭窄孔27が形成される。 上記の如く構成された電磁ポンプに於て、いま
電磁ポンプ24に電流が流れていないものとすれ
ば、プランジヤ7は図示のようにシリンダ1内の
中程より外部磁極5側へ接近した位置にあつてバ
ネ8,9で静止させられている。この状態に於て
電磁ポンプ24に電流が流されると、該コイルが
励磁されて、ヨーク26を磁路とするような磁力
が外部磁極5,6間へ作用するため、筒状のプラ
ンジヤ7は、その磁力の作用で、シリンダ1内を
延長管14に沿いつつバネ9に抗して静止位置か
ら吐出側へ往動させられる。また電磁ポンプ24
に流れる電流が途切れると、そのプランジヤ7
は、バネ9で押し戻されて、バネ8で受止され乍
ら元の静止位置まで復動する。 このようにプランジヤ7が往復させられると、
ポンプ室10内の圧力は、その往動時には上昇し
復動時には低下する。かかるポンプ室10内の圧
力変化は、延長管路15を通じて吸入用逆止弁1
6へ伝えられると共に、吐出側の逆止弁21へも
伝えられ、これらの各逆止弁16,21を上記の
圧力変化に応じて交互に開かせる。従つて流体
は、プランジヤ7の復動時には吸入用逆止弁16
から延長管路15を経てポンプ室10内へ吸入さ
れ、往動時に該室内から吐出用逆止弁21を経て
吐出されることになる。 然してプランジヤ7の往動時に閉じられ復動時
に開かれる吸入用逆止弁16は、シリンダ1側の
吸入通路11もしくは延長管路15に固定した弁
座17に配置され、また、プランジヤ7の往動時
に開かれ復動時に閉じられる吐出用逆止弁21
は、吐出側のシリンダプラグ4に固定した弁座2
2に配置されているから、このらの弁は従来のよ
うにプランジヤ7の往復動による慣性力の影響を
受けることがない。したがつてプランジヤ7の往
復動が高速になつても各弁の開閉動作が安定して
行われるのである。 さらに、プランジヤ7はシリンダ1側へ固定し
た延長管14が貫通していて筒状とされているか
ら、該プランジヤ先端面の有効面積は延長管14
の管路15を含めた断面積に相当する分だけ小と
なる。このためプランジヤ内に弁を収めた従来の
ものに比較して往動抵抗が軽減されて往動速度を
高めるのである。即ちポンプ室10内で加圧され
て上昇する流体の圧力は、プランジヤ7に対して
は往動抵抗を増加させ、これの往動速度を低下さ
せようとする。かかる往動抵抗は、ポンプ室10
内の圧力と、プランジヤ7の先端面の有効面積と
で定まるから、後者の面積が小となるほど少な
く、従つて往動速度に及ぼす影響も少なくなるか
らである。 したがつて、プランジヤ7に働く磁力の強さが
従来のものと同じであるとすれば、該プランジヤ
は速い速度で往動してポンプ室10内の圧力を上
昇させ、吐出圧力を高めるのであり、このため吐
出口20から先の負荷圧力が高くなつた場合に
も、単位時間当りの吐出量を安定して確保させう
るのである。 次に、前記実施例にかかるプランジヤ7と、従
来のプランジヤを各用いた電磁ポンプ(以下、
夫々の電磁ポンプを実施例品、従来品という)に
おける上記した負荷圧力の変動に伴う吐出量の関
係を確認するため、これを標準タイプに属するブ
ンゼン型フアンヒータの吐出量が約5.5c.c./分で
ある電磁ポンプを用いて測定したところ、別表な
らびに第2図に示す結果が得られた。即ち燃焼が
最も安定する負荷圧力が0.3〜0.4Kg/cm2、吐出量
が5〜6c.c./分の範囲を基準として、これより負
荷圧力が低くなると、吐出量は従来品が実施例品
に比較して漸次増加することになるが、この負荷
圧力が上記基準より高まると従来品は吐出量が漸
次低下することになるのであり、これは従来品の
プランジヤが弁を備えていることにより往動抵抗
が増してストロークが小さくなるからである。こ
れに対し実施例品は負荷圧力が高まつても往動抵
抗が軽減されることによりストロークに大きな影
響を受けないので、従来品に比して吐出量の変動
巾が少なくなつて、流量の安定をはかりうる結果
が得られたのである。 上記実験データを示す別表は、駆動パルスを
DC141V(AC100Vより整流)、周期65ms、パルス
幅6msとし、プランジヤに、従来品は外径φ8mm
の吸入弁入りのもの、実施例品は外径φ8mm、内
径φ6mmの筒状としたものを用い、そして両者と
もにφ0.4mmの狭窄孔を設けたものについて、夫々
負荷圧力(Kg/cm2)を0から0.50まで、0.05づつ
10段階に変化させた場合の従来品と実施例品とに
おける負荷圧力と吐出量(c.c./分)の比較試験の
結果を示すものである(室温22℃、湿度58%、流
体(灯油)温度22℃)。 以上の実験結果を示す別表と第2図とで明らか
なように、前記フアンヒータの燃焼が最も安定す
る範囲(負荷圧力が0.3〜0.4Kg/cm2、吐出量が5
〜6c.c./分)を基準として、当該電磁ポンプにお
ける吐出口から先の負荷圧力が上下変化した場
合、従来品に比して実施例品は吐出量の変動巾が
少なく、流量の安定がはかられるのである。 以上のように本考案によるときは、吸入用と吐
出用の逆止弁を何れも静止したシリンダ側へ配置
【表】
第1図は本考案の実施例を示す欠截側面図、第
2図は別表の内容を示すグラフである。 1……シリンダ、7……プランジヤ、10……
ポンプ室、11……吸入通路、15……延長管
路、16……吸入用逆止弁。
2図は別表の内容を示すグラフである。 1……シリンダ、7……プランジヤ、10……
ポンプ室、11……吸入通路、15……延長管
路、16……吸入用逆止弁。
Claims (1)
- ヨークで保持された電磁コイルにより外周が取
り囲まれ、かつ吸入側と吐出側に夫々シリンダプ
ラグを固着した非磁性体素材からなるシリンダの
内部に、シリンダ中心線方向へ往復可能な強磁性
体素材からなるプランジヤと、該プランジヤを上
記吸入側と吐出側の双方から個々に軽く押圧させ
るための各バネとが収められている電磁ポンプで
あつて、上記シリンダ内を往復するプランジヤが
筒状に形成され、かつ該シリンダの吸入側に設け
た吸入通路と吐出側に構成されたポンプ室とが、
上記プランジヤを貫通して一端をシリンダ側に固
定した非磁性体素材からなる延長管内の延長管路
で連通されていると共に、上記吸入通路もしくは
延長管路に固定した弁座上に吸入用逆止弁を、さ
らに上記吐出側のシリンダプラグに固定した弁座
上に吐出用逆止弁を夫々閉鎖方向へ弾力的に附勢
して配置せしめたことを特徴とする電磁ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14827081U JPS5851080U (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 電磁ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14827081U JPS5851080U (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 電磁ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5851080U JPS5851080U (ja) | 1983-04-06 |
| JPH0424148Y2 true JPH0424148Y2 (ja) | 1992-06-05 |
Family
ID=29941094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14827081U Granted JPS5851080U (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 電磁ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5851080U (ja) |
-
1981
- 1981-10-05 JP JP14827081U patent/JPS5851080U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5851080U (ja) | 1983-04-06 |
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