JPH0424190Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0424190Y2 JPH0424190Y2 JP1986000730U JP73086U JPH0424190Y2 JP H0424190 Y2 JPH0424190 Y2 JP H0424190Y2 JP 1986000730 U JP1986000730 U JP 1986000730U JP 73086 U JP73086 U JP 73086U JP H0424190 Y2 JPH0424190 Y2 JP H0424190Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- chamber
- piston rod
- gas
- rod
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、車両のサスペンシヨン装置等に用い
て最適な単筒式の油圧緩衝器に関する。
て最適な単筒式の油圧緩衝器に関する。
[従来の技術]
従来から、車両のサスペンシヨン装置等に用い
られる油圧緩衝器として各種の構造が提案されて
いる。このうち、単筒式の油圧緩衝器として、実
公昭57−19467号公報には、中空のピストンロツ
ド内をガス室と油室からなるリザーバ室に構成
し、ピストンに設けたピストン上室、ピストン下
室を連通する油路に、ピストンロツド縮小時の自
由流を許容するチエツク弁と、伸長時の減衰力を
発生するリーフバルブを設け、さらにピストン下
室とリザーバ室の間に設けた相方を連通する油路
に、伸長時の自由流を許容するチエツク弁と縮小
時の減衰力を発生するリーフバルブを取り付け
た、単筒式油圧緩衝器が開示されている。
られる油圧緩衝器として各種の構造が提案されて
いる。このうち、単筒式の油圧緩衝器として、実
公昭57−19467号公報には、中空のピストンロツ
ド内をガス室と油室からなるリザーバ室に構成
し、ピストンに設けたピストン上室、ピストン下
室を連通する油路に、ピストンロツド縮小時の自
由流を許容するチエツク弁と、伸長時の減衰力を
発生するリーフバルブを設け、さらにピストン下
室とリザーバ室の間に設けた相方を連通する油路
に、伸長時の自由流を許容するチエツク弁と縮小
時の減衰力を発生するリーフバルブを取り付け
た、単筒式油圧緩衝器が開示されている。
このような油圧緩衝器においては、ピストンロ
ツド伸長時にはピストン上室が高圧となり、縮小
時にはピストン下室が高圧となつて減衰力を発生
させるので、伸縮何れの場合にも大きな減衰力が
得られ、減衰力のチユーニング範囲を広くとるこ
とが可能である。
ツド伸長時にはピストン上室が高圧となり、縮小
時にはピストン下室が高圧となつて減衰力を発生
させるので、伸縮何れの場合にも大きな減衰力が
得られ、減衰力のチユーニング範囲を広くとるこ
とが可能である。
[考案が解決しようとする問題点]
ところが、単に上記のような構造をとる場合、
リザーバ室上部をガス室としているので、ピスト
ン作動中にエアレーシヨン等が発生するおそれが
あり、ガスがリザーバ室からピストン下室やピス
トン上室へ入つてしまうおそれがある。一旦ピス
トン上室にガスが入ると、入つたガスは、ずつと
残つてしまう構造であるので、ピストン伸長時に
ピストン上室の圧力が十分に高圧とならなくな
り、その分減衰力が下がつてしまうという問題を
招く。
リザーバ室上部をガス室としているので、ピスト
ン作動中にエアレーシヨン等が発生するおそれが
あり、ガスがリザーバ室からピストン下室やピス
トン上室へ入つてしまうおそれがある。一旦ピス
トン上室にガスが入ると、入つたガスは、ずつと
残つてしまう構造であるので、ピストン伸長時に
ピストン上室の圧力が十分に高圧とならなくな
り、その分減衰力が下がつてしまうという問題を
招く。
したがつて、実際には特公昭50−29114号公報
の実施例中に示されるように、リザーバ室中のガ
ス室と油室とはフリーピストンによつて完全に分
離する構造をとることが望ましい。
の実施例中に示されるように、リザーバ室中のガ
ス室と油室とはフリーピストンによつて完全に分
離する構造をとることが望ましい。
しかしながら、フリーピストンの有無にかかわ
らず、上述にような従来の油圧緩衝器では、ピス
トン上室、ピストン下室(及びフリーピストンの
有る場合はフリーピストン下の油室)には組付け
時に完全に液満状態にする必要があり、組み付け
が相当困難であるという問題がある。
らず、上述にような従来の油圧緩衝器では、ピス
トン上室、ピストン下室(及びフリーピストンの
有る場合はフリーピストン下の油室)には組付け
時に完全に液満状態にする必要があり、組み付け
が相当困難であるという問題がある。
また、フリーピストンをつけた場合には、フリ
ーピストンの摺動摩擦が生じるので、その分車両
の乗り心地が悪くなるおそれがあるという問題も
ある。
ーピストンの摺動摩擦が生じるので、その分車両
の乗り心地が悪くなるおそれがあるという問題も
ある。
本考案は、上記のような問題点に着目し、伸縮
何れの場合にも大きな減衰力の発揮が可能な、ピ
ストンロツド内にリザーバ室を設けた単筒式油圧
緩衝器において、組付けを簡略化することを目的
とし、さらにフリーピストンを設けた場合におけ
る摩耗や万一の漏れなどの配慮および摩擦の問題
を無くすことを目的とする。
何れの場合にも大きな減衰力の発揮が可能な、ピ
ストンロツド内にリザーバ室を設けた単筒式油圧
緩衝器において、組付けを簡略化することを目的
とし、さらにフリーピストンを設けた場合におけ
る摩耗や万一の漏れなどの配慮および摩擦の問題
を無くすことを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
この目的を達成するための、本考案に係る油圧
緩衝器は、つぎのものから成る。すなわち、 アウタシエル内にピストンを摺動可能に挿入し
てアウタシエル内をピストン上室とピストン下室
に区画し、前記ピストンに連結される中空のピス
トンロツド内部を、上部がガス室からなり下部が
油室からなるリザーバ室に構成し、前記ピストン
上室とピストン下室との間に、ピストンロツド縮
小時の自由流を許容するチエツク弁と伸長時の減
衰力を発生するリーフバルブを設け、ピストン下
室と前記リザーバ室との間に、ピストンロツド伸
長時の自由流を許容するチエツク弁と縮小時の減
衰力を発生するリーフバルブを設け、前記ピスト
ンロツドの伸長量が最大になるフルリバウンド時
においてもアウタシエル内にあるピストンロツド
位置に、前記リザーバ室のガス室と前記ピストン
上室とを連通可能なオリフイスを設けた油圧緩衝
器において、前記ピストン上室のうち前記フルリ
バウンド時におけるピストンと該ピストンの上方
に位置するロツドガイドとの間の部分を埋めるス
ペーサ部材を設け、前記スペーサ部材と前記ピス
トンロツドとの間に、前記オリフイスを介して前
記リザーバ室と前記ピストン上室とを連通する微
小なクリアランスを設けたことを特徴とする油圧
緩衝器。
緩衝器は、つぎのものから成る。すなわち、 アウタシエル内にピストンを摺動可能に挿入し
てアウタシエル内をピストン上室とピストン下室
に区画し、前記ピストンに連結される中空のピス
トンロツド内部を、上部がガス室からなり下部が
油室からなるリザーバ室に構成し、前記ピストン
上室とピストン下室との間に、ピストンロツド縮
小時の自由流を許容するチエツク弁と伸長時の減
衰力を発生するリーフバルブを設け、ピストン下
室と前記リザーバ室との間に、ピストンロツド伸
長時の自由流を許容するチエツク弁と縮小時の減
衰力を発生するリーフバルブを設け、前記ピスト
ンロツドの伸長量が最大になるフルリバウンド時
においてもアウタシエル内にあるピストンロツド
位置に、前記リザーバ室のガス室と前記ピストン
上室とを連通可能なオリフイスを設けた油圧緩衝
器において、前記ピストン上室のうち前記フルリ
バウンド時におけるピストンと該ピストンの上方
に位置するロツドガイドとの間の部分を埋めるス
ペーサ部材を設け、前記スペーサ部材と前記ピス
トンロツドとの間に、前記オリフイスを介して前
記リザーバ室と前記ピストン上室とを連通する微
小なクリアランスを設けたことを特徴とする油圧
緩衝器。
そして、上記オリフイスは、ピストンロツドの
なるべく上部側に設けられることが好ましい。
なるべく上部側に設けられることが好ましい。
[作用]
このような油圧緩衝器においては、フリーピス
トンがないため、激しく作動した場合、リザーバ
室内の油面の泡立ちやエアレーシヨンが発生し、
ガスがバルブを通つてピストン下室やさらにはピ
ストン上室に侵入する。しかし、クリアランスと
オリフイスによつてピストン上室からリザーバ室
のガス室へと連通されているので、ピストン上室
に入つたガスは再びガス室へと戻される。
トンがないため、激しく作動した場合、リザーバ
室内の油面の泡立ちやエアレーシヨンが発生し、
ガスがバルブを通つてピストン下室やさらにはピ
ストン上室に侵入する。しかし、クリアランスと
オリフイスによつてピストン上室からリザーバ室
のガス室へと連通されているので、ピストン上室
に入つたガスは再びガス室へと戻される。
ピストンロツド伸長時にはピストン上室が高圧
になるのでピストン上室内のガスはスムーズにガ
ス室に戻され、ピストンロツド縮小時にも、ピス
トン上室とピストン下室との間にチエツク弁があ
るのでピストン下室の高圧がピストン上室に伝わ
り、結局ガス室側よりねピストン上室の方が高圧
となつてガスがピストン上室からガス室へと戻さ
れる。
になるのでピストン上室内のガスはスムーズにガ
ス室に戻され、ピストンロツド縮小時にも、ピス
トン上室とピストン下室との間にチエツク弁があ
るのでピストン下室の高圧がピストン上室に伝わ
り、結局ガス室側よりねピストン上室の方が高圧
となつてガスがピストン上室からガス室へと戻さ
れる。
また、ピストン上室内でオリフイスよりも上部
側に溜つたガスは、ピストン上室が高圧になつて
も排出されない可能性があるが、フルリバウンド
時におけるピストンとロツドガイド間がスペーサ
部材で埋められているので、空気体積はスペーサ
部材とピストンロツド間の微小クリアランス内に
たまる分だけとなつて、無視できる。
側に溜つたガスは、ピストン上室が高圧になつて
も排出されない可能性があるが、フルリバウンド
時におけるピストンとロツドガイド間がスペーサ
部材で埋められているので、空気体積はスペーサ
部材とピストンロツド間の微小クリアランス内に
たまる分だけとなつて、無視できる。
したがつて、組付けに際しては、多少ガスがピ
ストン下室やピストン上室に侵入したとしても単
にピストンロツドを上下動させるだけ容易にその
ガスがリザーバ室のガス室内へと戻される。ま
た、フリーピストンが設けられないので、フリー
ピストンに起因する摩擦力等の発生はない。
ストン下室やピストン上室に侵入したとしても単
にピストンロツドを上下動させるだけ容易にその
ガスがリザーバ室のガス室内へと戻される。ま
た、フリーピストンが設けられないので、フリー
ピストンに起因する摩擦力等の発生はない。
[実施例]
以下に本考案の望ましい実施例を図面を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図は、本考案の一実施例に係る油圧緩衝器
を示している。図において、1はアウタシエル、
2はアウタシエル1内に摺動可能に挿入されたピ
ストンを示している。ピストン2には、ピストン
ロツド3が連結されており、ピストンロツド3の
内部は中空の構造とされ、中空上部がガス室4、
下部が油室5からなるリザーバ室6に構成されて
いる。ガス室4と油室5の間にはフリーピストン
は設けられていない。
を示している。図において、1はアウタシエル、
2はアウタシエル1内に摺動可能に挿入されたピ
ストンを示している。ピストン2には、ピストン
ロツド3が連結されており、ピストンロツド3の
内部は中空の構造とされ、中空上部がガス室4、
下部が油室5からなるリザーバ室6に構成されて
いる。ガス室4と油室5の間にはフリーピストン
は設けられていない。
アウタシエル1の内部は、ピストン2によつて
ピストン上室7とピストン下室8とに区画され
る。ピストン上室7とピストン下室8との間のピ
ストン2部には、ピストンロツド縮小時にピスト
ン下室8からピストン上室7への油の自由流を許
容するチエツク弁12と、伸長時に減衰力を発生
するため絞られた油通路を構成するリーフバルブ
10が設けられている。リザーバ室6の油室5と
ピストン下室8との間のピストン2部には、ピス
トンロツド伸長時に油室5内の油のピストン下室
8への自由流を許容するチエツク弁11と、ピス
トンロツド縮小時に減衰力を発生するための絞ら
れた油通路を構成するリーフバルブ9が設けられ
ている。
ピストン上室7とピストン下室8とに区画され
る。ピストン上室7とピストン下室8との間のピ
ストン2部には、ピストンロツド縮小時にピスト
ン下室8からピストン上室7への油の自由流を許
容するチエツク弁12と、伸長時に減衰力を発生
するため絞られた油通路を構成するリーフバルブ
10が設けられている。リザーバ室6の油室5と
ピストン下室8との間のピストン2部には、ピス
トンロツド伸長時に油室5内の油のピストン下室
8への自由流を許容するチエツク弁11と、ピス
トンロツド縮小時に減衰力を発生するための絞ら
れた油通路を構成するリーフバルブ9が設けられ
ている。
ピストンロツド3には、ピストンロツド3の伸
長量が最大になるフルリバウンド時においても、
アウタシエル1内にあるピストンロツド3の位置
に、リザーバ室6のガス室4とピストン上室7と
を連通可能なオリフイス13が設けられている。
長量が最大になるフルリバウンド時においても、
アウタシエル1内にあるピストンロツド3の位置
に、リザーバ室6のガス室4とピストン上室7と
を連通可能なオリフイス13が設けられている。
このオリフイス13の設けられる位置は、第2
図にフルリバウンド時の状態を示すように、ピス
トンロツド3のアウタシエル1内におけるなるべ
く上部の位置が望ましい。より詳しくは、アウタ
シエル1内の上端部のオイルシール14直下に設
けられる、ピストンロツド3を支持、ガイドする
ロツドガイド15(ブツシユ)下端部のすぐ下あ
たりの位置(フルリバウンド時における位置)が
好ましい。
図にフルリバウンド時の状態を示すように、ピス
トンロツド3のアウタシエル1内におけるなるべ
く上部の位置が望ましい。より詳しくは、アウタ
シエル1内の上端部のオイルシール14直下に設
けられる、ピストンロツド3を支持、ガイドする
ロツドガイド15(ブツシユ)下端部のすぐ下あ
たりの位置(フルリバウンド時における位置)が
好ましい。
フルリバウンド時の状態において、ピストン2
上端部とロツドガイド15との間のピストン上室
7には、スペーサ部材(たとえば弾性体から成る
部材)16が設けられており、スペーサ部材16
によつてこの部分のピストン上室7が埋められて
いる。ピストンロツド3とスペーサ部材16との
間のクリアランスは、摺動上必要最小限のものと
し、極力小にすることが好ましい。このスペーサ
部材16は、上述の如く、ピストン上室7の、フ
ルリバウンド時におけるピストン2とロツドガイ
ド15との間の、空気が入つたら空気が占める容
積を無視できる程度に小さくするとともに、リバ
ウンド時のストツパも兼ねている。
上端部とロツドガイド15との間のピストン上室
7には、スペーサ部材(たとえば弾性体から成る
部材)16が設けられており、スペーサ部材16
によつてこの部分のピストン上室7が埋められて
いる。ピストンロツド3とスペーサ部材16との
間のクリアランスは、摺動上必要最小限のものと
し、極力小にすることが好ましい。このスペーサ
部材16は、上述の如く、ピストン上室7の、フ
ルリバウンド時におけるピストン2とロツドガイ
ド15との間の、空気が入つたら空気が占める容
積を無視できる程度に小さくするとともに、リバ
ウンド時のストツパも兼ねている。
上記のように構成された実施例装置の作用につ
いて説明する。
いて説明する。
本実施例装置では、フリーピストンが無い為、
激しく作動した場合、液面の泡立ちや、エアーレ
ヨンが発生し、ガスがチエツク弁11やリーフバ
ルブ12を通つて、ピストン下室8やさらにはピ
ストン上室7へ侵入する。しかし、ピストン上室
7に入つたガスは、オリフイス13を通つて、ガ
ス室4へつぎのように戻る。
激しく作動した場合、液面の泡立ちや、エアーレ
ヨンが発生し、ガスがチエツク弁11やリーフバ
ルブ12を通つて、ピストン下室8やさらにはピ
ストン上室7へ侵入する。しかし、ピストン上室
7に入つたガスは、オリフイス13を通つて、ガ
ス室4へつぎのように戻る。
ピストンロツド3伸長時には、ピストン上室7
が作動上圧力室となるので、ピストン上室7に侵
入したガスの流れは、オリフイス13を通してピ
ストン上室7からリザーバ室6への一方通行とな
り、逆流することなく円滑にガスがガス室4に戻
される。ピストンロツド3縮小時にも、ピストン
上室7とピストン下室8との間にチエツク弁12
があるので、ピストン下室8の圧力がピストン上
室7に伝わり、ピストン上室7はリザーバ室6よ
りも圧力が高くなる。したがつて、オリフイス1
3を通るガスの流れは、縮小時にもピストン7か
らリザーバ室6への一方通行となる。
が作動上圧力室となるので、ピストン上室7に侵
入したガスの流れは、オリフイス13を通してピ
ストン上室7からリザーバ室6への一方通行とな
り、逆流することなく円滑にガスがガス室4に戻
される。ピストンロツド3縮小時にも、ピストン
上室7とピストン下室8との間にチエツク弁12
があるので、ピストン下室8の圧力がピストン上
室7に伝わり、ピストン上室7はリザーバ室6よ
りも圧力が高くなる。したがつて、オリフイス1
3を通るガスの流れは、縮小時にもピストン7か
らリザーバ室6への一方通行となる。
このように、オリフイス13を通るガスの流れ
はピストン上室7からリザーバ室6へと流れる方
向となるので、ピストン上室7に入つてくるガス
をリザーバ室6のガス室4へ常にもどすことにな
り、ピストン上室7にはガスが溜まらない。よつ
て減衰力の波形が乱れることもない。
はピストン上室7からリザーバ室6へと流れる方
向となるので、ピストン上室7に入つてくるガス
をリザーバ室6のガス室4へ常にもどすことにな
り、ピストン上室7にはガスが溜まらない。よつ
て減衰力の波形が乱れることもない。
また、ピストン上室7でオリフイス13より上
部に入つたガスは、ずつと残ろうとするが、その
部分にはスペーサ部材16が設けられ、スペーサ
部材16によつてその部分のピストン上室7の容
積は非常に小さくなり、無視できる範囲となる。
すなわち、ガスがピストン上室7に残留するとし
ても、スペーサ部材16とピストンロツド3との
クリアランス部であり(但しオイルシールまわり
のガスは残る。)、非常に小さいクリアランスでか
つオリフイス13よりも上部に位置する部位の容
積分だけであるから、とくに減衰力の波形等が乱
されることはない。
部に入つたガスは、ずつと残ろうとするが、その
部分にはスペーサ部材16が設けられ、スペーサ
部材16によつてその部分のピストン上室7の容
積は非常に小さくなり、無視できる範囲となる。
すなわち、ガスがピストン上室7に残留するとし
ても、スペーサ部材16とピストンロツド3との
クリアランス部であり(但しオイルシールまわり
のガスは残る。)、非常に小さいクリアランスでか
つオリフイス13よりも上部に位置する部位の容
積分だけであるから、とくに減衰力の波形等が乱
されることはない。
[考案の効果]
本考案の油圧緩衝器によれば、ピストン上室と
リザーバ室との間を連通するオリフイスを設けた
油圧緩衝器において、フルリバウンド時における
オリフイス上方のピストン上室内空間をスペーサ
部材で埋め、スペーサ部材とピストンロツド間に
微小クリアランスを設けたので、ピストン下室や
ピストン上室に侵入したガスの実質上全量をピス
トン上室からリザーバ室のガス室へと常に戻すこ
とができ、フリーピストンを設けないでもピスト
ン上室内にガスが溜まるのを防止することができ
るという効果が得られる。したがつて組付時にピ
ストン上室やピストン下室に多少空気が入つたと
しても、組付後に単にピストンを上下動させるだ
けで容易に侵入していたガスをガス室内へと戻す
ことができ、組付性を大巾に向上することがで
き、コスト低減をはかることができる。
リザーバ室との間を連通するオリフイスを設けた
油圧緩衝器において、フルリバウンド時における
オリフイス上方のピストン上室内空間をスペーサ
部材で埋め、スペーサ部材とピストンロツド間に
微小クリアランスを設けたので、ピストン下室や
ピストン上室に侵入したガスの実質上全量をピス
トン上室からリザーバ室のガス室へと常に戻すこ
とができ、フリーピストンを設けないでもピスト
ン上室内にガスが溜まるのを防止することができ
るという効果が得られる。したがつて組付時にピ
ストン上室やピストン下室に多少空気が入つたと
しても、組付後に単にピストンを上下動させるだ
けで容易に侵入していたガスをガス室内へと戻す
ことができ、組付性を大巾に向上することがで
き、コスト低減をはかることができる。
また、フリーピストンを設けなくても所定の減
衰特性を確保できるので、フリーピストンを設け
ない分コスト低減、組付性の向上を達成でき、か
つフリーピストンに起因する摩耗が無いので摺動
抵抗を低減でき、しかもフリーピストンを設ける
場合のオイルシール耐久性やシール不良等の不安
を除去することができるという効果も得られる。
衰特性を確保できるので、フリーピストンを設け
ない分コスト低減、組付性の向上を達成でき、か
つフリーピストンに起因する摩耗が無いので摺動
抵抗を低減でき、しかもフリーピストンを設ける
場合のオイルシール耐久性やシール不良等の不安
を除去することができるという効果も得られる。
第1図は本考案の一実施例に係る油圧緩衝器の
縦断面図、第2図は本考案のもう一つの実施例で
オリフイスをロツドカイド直近に設けた場合の装
置の拡大部分断面図、である。 1……アウタシエル、2……ピストン、3……
ピストンロツド、4……ガス室、5……油室、6
……リザーバ室、7……ピストン上室、8……ピ
ストン下室、11,12……チエツク弁、9,1
0……リーフバルブ、13……オリフイス、14
……オイルシール、15……ロツドガイド、16
……スペーサ部材。
縦断面図、第2図は本考案のもう一つの実施例で
オリフイスをロツドカイド直近に設けた場合の装
置の拡大部分断面図、である。 1……アウタシエル、2……ピストン、3……
ピストンロツド、4……ガス室、5……油室、6
……リザーバ室、7……ピストン上室、8……ピ
ストン下室、11,12……チエツク弁、9,1
0……リーフバルブ、13……オリフイス、14
……オイルシール、15……ロツドガイド、16
……スペーサ部材。
Claims (1)
- アウタシエル内にピストンを摺動可能に挿入し
てアウタシエル内をピストン上室とピストン下室
に区画し、前記ピストンに連結される中空のピス
トンロツド内部を、上部がガス室からなり下部が
油室からなるリザーバ室に構成し、前記ピストン
上室とピストン下室との間に、ピストンロツド縮
小時の自由流を許容するチエツク弁と伸長時の減
衰力を発生するリーフバルブを設け、ピストン下
室と前記リザーバ室との間に、ピストンロツド伸
長時の自由流を許容するチエツク弁と縮小時の減
衰力を発生するリーフバルブを設け、前記ピスト
ンロツドの伸長量が最大になるフルリバウンド時
においてもアウタシエル内にあるピストンロツド
位置に、前記リザーバ室のガス室と前記ピストン
上室とを連通可能なオリフイスを設けた油圧緩衝
器において、前記ピストン上室のうち前記フルリ
バウンド時におけるピストンと該ピストンの上方
に位置するロツドガイドとの間の部分を埋めるス
ペーサ部材を設け、前記スペーサ部材と前記ピス
トンロツドとの間に、前記オリフイスを介して前
記リザーバ室と前記ピストン上室とを連通する微
小なクリアランスを設けたことを特徴とする油圧
緩衝器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986000730U JPH0424190Y2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986000730U JPH0424190Y2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62114236U JPS62114236U (ja) | 1987-07-21 |
| JPH0424190Y2 true JPH0424190Y2 (ja) | 1992-06-08 |
Family
ID=30777970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986000730U Expired JPH0424190Y2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0424190Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4035776Y1 (ja) * | 1964-02-20 | 1965-12-17 | ||
| JPS5226093U (ja) * | 1975-08-13 | 1977-02-23 |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP1986000730U patent/JPH0424190Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62114236U (ja) | 1987-07-21 |
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