JPH04242010A - 異方性導電剤による接続構造 - Google Patents
異方性導電剤による接続構造Info
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- JPH04242010A JPH04242010A JP3014787A JP1478791A JPH04242010A JP H04242010 A JPH04242010 A JP H04242010A JP 3014787 A JP3014787 A JP 3014787A JP 1478791 A JP1478791 A JP 1478791A JP H04242010 A JPH04242010 A JP H04242010A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対向する接続回路を導
通接着するための接続用異方性導電剤に関する。
通接着するための接続用異方性導電剤に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路の配線基板への接続、液晶ディ
スプレイ等の表示装置と配線基板との接続、電気回路と
リードとの接続などのように接続端子が対向して細かい
ピッチで並んでいる場合の接続方法として異方性導電剤
を用いた接続方法が提案されている。之は特に、高密度
、高精細化の進む微細回路の接続に適用して好適である
。この接続方法は導電性粒子を分散させた粘着性の樹脂
フィルム(所謂異方性導電剤)を、対向する接続回路間
に配し、加圧または加熱加圧によって接続回路間の導通
と同時に隣り合う回路間の絶縁性を付与して対向する接
続回路間を接着固定するものである。
スプレイ等の表示装置と配線基板との接続、電気回路と
リードとの接続などのように接続端子が対向して細かい
ピッチで並んでいる場合の接続方法として異方性導電剤
を用いた接続方法が提案されている。之は特に、高密度
、高精細化の進む微細回路の接続に適用して好適である
。この接続方法は導電性粒子を分散させた粘着性の樹脂
フィルム(所謂異方性導電剤)を、対向する接続回路間
に配し、加圧または加熱加圧によって接続回路間の導通
と同時に隣り合う回路間の絶縁性を付与して対向する接
続回路間を接着固定するものである。
【0003】従来、この様な異方性導電剤としては、(
I)例えば架橋ポリスチレン粒子の表面に金属メッキ例
えばNi及びAuメッキを施した導電性粒子を、スチレ
ンブタジェンラバー系バインダー中に分散して成る異方
性導電剤、(II)圧着の際、導電性粒子の金属メッキ
層が割れて中のポリスチレン粒子とスチレンブタジェン
ラバー系バインダーが接続し安定した導通を得るように
した異方性導電剤(特公平2−829号参照)、(II
I)半田粒子をエポキシ系熱硬化性バインダー中に分散
して成る異方性導電剤、等が知られている。
I)例えば架橋ポリスチレン粒子の表面に金属メッキ例
えばNi及びAuメッキを施した導電性粒子を、スチレ
ンブタジェンラバー系バインダー中に分散して成る異方
性導電剤、(II)圧着の際、導電性粒子の金属メッキ
層が割れて中のポリスチレン粒子とスチレンブタジェン
ラバー系バインダーが接続し安定した導通を得るように
した異方性導電剤(特公平2−829号参照)、(II
I)半田粒子をエポキシ系熱硬化性バインダー中に分散
して成る異方性導電剤、等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
(I)の異方性導電剤は、スチレンブタジェン系バイン
ダーの熱膨張係数が 1.4×10−4、導電性粒子の
熱膨張係数が 7.0×10−5であるために、対向す
る接続回路(即ち端子)間を接続した場合、熱膨張係数
の違いでサーマルショックなどの熱衝撃により導通抵抗
が変化しやすい欠点を有していた。即ち、図3に示すよ
うに異方性導電剤1を介して例えば液晶ディスプレイ本
体2の端子3とフレキシブル配線基板4の端子5を接続
した状態(図3A参照)で高温と低温が周期的に繰返さ
れるサーマルショックを与えると、高温時ではバインダ
ー6が導電性粒子7よりも熱膨張が大きいめた、導電性
粒子7と端子3、5間の接触が外れ(図3B参照)導通
抵抗が大きくなる。
(I)の異方性導電剤は、スチレンブタジェン系バイン
ダーの熱膨張係数が 1.4×10−4、導電性粒子の
熱膨張係数が 7.0×10−5であるために、対向す
る接続回路(即ち端子)間を接続した場合、熱膨張係数
の違いでサーマルショックなどの熱衝撃により導通抵抗
が変化しやすい欠点を有していた。即ち、図3に示すよ
うに異方性導電剤1を介して例えば液晶ディスプレイ本
体2の端子3とフレキシブル配線基板4の端子5を接続
した状態(図3A参照)で高温と低温が周期的に繰返さ
れるサーマルショックを与えると、高温時ではバインダ
ー6が導電性粒子7よりも熱膨張が大きいめた、導電性
粒子7と端子3、5間の接触が外れ(図3B参照)導通
抵抗が大きくなる。
【0005】また、上述の(II)の異方性導電剤は、
圧着の際に導電性粒子の金属メッキ層が割れて中のポリ
スチレン粒子とバインダーが接着するが、これは単なる
ポリスチレン粒子とバインダーの接着にとどまる為に、
高温でのエージングではバインダーの凝集力が低下し熱
膨張係数の差が導通抵抗を上昇させる原因となる。さら
に、上述の(III)の異方性導電剤は、バインダーの
熱膨張係数が 5.2×10−5、半田粒子の熱膨張係
数が 2.5×10−5であるため、(I)の異方性導
電剤と同様にサーマルショック等で導通抵抗が上昇する
傾向になる。
圧着の際に導電性粒子の金属メッキ層が割れて中のポリ
スチレン粒子とバインダーが接着するが、これは単なる
ポリスチレン粒子とバインダーの接着にとどまる為に、
高温でのエージングではバインダーの凝集力が低下し熱
膨張係数の差が導通抵抗を上昇させる原因となる。さら
に、上述の(III)の異方性導電剤は、バインダーの
熱膨張係数が 5.2×10−5、半田粒子の熱膨張係
数が 2.5×10−5であるため、(I)の異方性導
電剤と同様にサーマルショック等で導通抵抗が上昇する
傾向になる。
【0006】本発明は、上述の点に鑑み、導通の信頼性
を向上することができる異方性導電剤を提供するもので
ある。
を向上することができる異方性導電剤を提供するもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、対向する接続
回路間に薄層状で介在させ、接続回路間を押圧すること
により接続回路間の導通と接着が得られる接続用異方性
導電剤において、異方性導電剤15を、官能基を有する
高分子粒子11の表面を導電性金属薄膜12で被覆して
なる導電性粒子13と、この高分子粒子11と架橋する
硬化剤と、絶縁性有機接着剤14とを有して構成する。
回路間に薄層状で介在させ、接続回路間を押圧すること
により接続回路間の導通と接着が得られる接続用異方性
導電剤において、異方性導電剤15を、官能基を有する
高分子粒子11の表面を導電性金属薄膜12で被覆して
なる導電性粒子13と、この高分子粒子11と架橋する
硬化剤と、絶縁性有機接着剤14とを有して構成する。
【0008】
【作用】本発明においては、異方性導電剤15を対向す
る接続回路間に介在させて加圧したとき、導電性粒子1
3の導電性金属薄膜12が割れて、内部の高分子粒子1
1が露出し、その高分子粒子11表面の官能基と、絶縁
性有機接着剤14の官能基が該絶縁性有機接着剤14中
の硬化剤を介して反応し、導電性粒子13の高分子粒子
11と絶縁性有機接着剤14とが化学的に結合する。
る接続回路間に介在させて加圧したとき、導電性粒子1
3の導電性金属薄膜12が割れて、内部の高分子粒子1
1が露出し、その高分子粒子11表面の官能基と、絶縁
性有機接着剤14の官能基が該絶縁性有機接着剤14中
の硬化剤を介して反応し、導電性粒子13の高分子粒子
11と絶縁性有機接着剤14とが化学的に結合する。
【0009】之によって、導電性粒子13の膨張、収縮
と絶縁性有機接着剤14の膨張、収縮が同等となるか、
若しくは両者の結合がしっかりする為に、導電性粒子1
3の膨張、収縮が抑えられ、その後のサーマルショック
等の熱衝撃試験を行っても安定した導通抵抗が得られる
。
と絶縁性有機接着剤14の膨張、収縮が同等となるか、
若しくは両者の結合がしっかりする為に、導電性粒子1
3の膨張、収縮が抑えられ、その後のサーマルショック
等の熱衝撃試験を行っても安定した導通抵抗が得られる
。
【0010】
【実施例】本発明においては、図1に示すように、例え
ば水酸基(−OH)、カルボキシル基(−COOH)、
アミノ基(−NH3)、エポキシ基(化1)、C=C等
の官能基を有する高分子粒子11の表面を、導電性金属
薄膜12例えばNi、Auメッキ(所謂NiとAuの2
層メッキ)等の金属メッキ膜で被覆した導電性粒子13
を設け、この導電性粒子13を上記の各対応する官能基
と反応する硬化剤を配合したバインダー(絶縁性有機接
着剤)14中に分散して目的の異方性導電剤15を構成
する。
ば水酸基(−OH)、カルボキシル基(−COOH)、
アミノ基(−NH3)、エポキシ基(化1)、C=C等
の官能基を有する高分子粒子11の表面を、導電性金属
薄膜12例えばNi、Auメッキ(所謂NiとAuの2
層メッキ)等の金属メッキ膜で被覆した導電性粒子13
を設け、この導電性粒子13を上記の各対応する官能基
と反応する硬化剤を配合したバインダー(絶縁性有機接
着剤)14中に分散して目的の異方性導電剤15を構成
する。
【化1】
【0011】この異方性導電剤15の導電性粒子13は
、例えば図2に示すように相対向する接続回路間即ち例
えば液晶ディスプレイ本体2の端子3とフレキシブル配
線基板4の端子5との間で押圧変形した形状で高分子粒
子11の一部が導電性金属薄膜12から露出してバイン
ダー14と接触状態となるように形成する。表面に官能
基を有する高分子粒子11としては、官能基をもつポリ
マーで形成してもよく、又は高分子粒子11の表面に官
能基を付与して形成することができる。
、例えば図2に示すように相対向する接続回路間即ち例
えば液晶ディスプレイ本体2の端子3とフレキシブル配
線基板4の端子5との間で押圧変形した形状で高分子粒
子11の一部が導電性金属薄膜12から露出してバイン
ダー14と接触状態となるように形成する。表面に官能
基を有する高分子粒子11としては、官能基をもつポリ
マーで形成してもよく、又は高分子粒子11の表面に官
能基を付与して形成することができる。
【0012】バインダー14としては例えば熱硬化性樹
脂、紫外線硬化性樹脂、電子ビーム硬化性樹脂等、プレ
ス時に反応が開始するタイプのものを用いる。硬化剤と
してはバインダー14と導電性粒子13の官能基のどち
らとも反応するものを用いる。
脂、紫外線硬化性樹脂、電子ビーム硬化性樹脂等、プレ
ス時に反応が開始するタイプのものを用いる。硬化剤と
してはバインダー14と導電性粒子13の官能基のどち
らとも反応するものを用いる。
【0013】かかる構成の異方性導電剤15においては
、導電性粒子が接続時の加圧或は加熱加圧により、導電
性粒子相互あるいは回路部と面状に接触して導通状態が
形成される。このとき、加圧によって導電性粒子13の
導電性金属薄膜12が割れて内部の高分子粒子11が一
部露出すると、この高分子粒子11の官能基とバインダ
ー14の官能基がバインダー14中の硬化剤を介して反
応し、高分子粒子11とバインダー14とが化学的に結
合し、一体化する。この導電性粒子13とバインダー1
4との一体化で導電性粒子13の膨張、収縮が抑えられ
、例えばサーマルショックなどの熱衝撃を受けた場合に
も導通抵抗の安定性が向上する。従って、用途として例
えば車載用の液晶ディスプレイ装置に適用した場合にも
十分耐える特性が得られる。
、導電性粒子が接続時の加圧或は加熱加圧により、導電
性粒子相互あるいは回路部と面状に接触して導通状態が
形成される。このとき、加圧によって導電性粒子13の
導電性金属薄膜12が割れて内部の高分子粒子11が一
部露出すると、この高分子粒子11の官能基とバインダ
ー14の官能基がバインダー14中の硬化剤を介して反
応し、高分子粒子11とバインダー14とが化学的に結
合し、一体化する。この導電性粒子13とバインダー1
4との一体化で導電性粒子13の膨張、収縮が抑えられ
、例えばサーマルショックなどの熱衝撃を受けた場合に
も導通抵抗の安定性が向上する。従って、用途として例
えば車載用の液晶ディスプレイ装置に適用した場合にも
十分耐える特性が得られる。
【0014】次に、具体例を示す。
〔比較例1〕
成 分
スチレンブタジェンラバー
50重量部 テルペ
ンフェノール(接着付与剤) 50
重量部 導電性粒子A
5重量部但し、導電性粒子Aは、架橋ポルスチレ
ン粒子の表面にNi、Auメッキを施した平均粒径8μ
mの金属メッキ粒子である。上記成分を配合して異方性
導電剤を作成する。 この異方性導電剤において、導電性粒子Aの熱膨張係数
は7×10−5、バインダーの熱膨張係数は 1.4×
10−4である。
成 分
スチレンブタジェンラバー
50重量部 テルペ
ンフェノール(接着付与剤) 50
重量部 導電性粒子A
5重量部但し、導電性粒子Aは、架橋ポルスチレ
ン粒子の表面にNi、Auメッキを施した平均粒径8μ
mの金属メッキ粒子である。上記成分を配合して異方性
導電剤を作成する。 この異方性導電剤において、導電性粒子Aの熱膨張係数
は7×10−5、バインダーの熱膨張係数は 1.4×
10−4である。
【0015】
〔比較例2〕
成 分
ビスフェノールA型のエポキシ樹脂(固型) 50重
量部 ビスフェノールA型のエ
ポキシ樹脂(液状) 50重量部
潜在性エポキシ硬化剤
40重量部
導電性粒子B
30重量部但し、導電性粒
子Bは平均粒径10μmの半田粒子である。上記成分を
配合して異方性導電剤を作成する。この異方性導電剤に
おいて、導電性粒子Bの熱膨張係数は 2.5×10−
5、バインダーの熱膨張係数は 5.2×10−5であ
る。
成 分
ビスフェノールA型のエポキシ樹脂(固型) 50重
量部 ビスフェノールA型のエ
ポキシ樹脂(液状) 50重量部
潜在性エポキシ硬化剤
40重量部
導電性粒子B
30重量部但し、導電性粒
子Bは平均粒径10μmの半田粒子である。上記成分を
配合して異方性導電剤を作成する。この異方性導電剤に
おいて、導電性粒子Bの熱膨張係数は 2.5×10−
5、バインダーの熱膨張係数は 5.2×10−5であ
る。
【0016】
〔実施例1〕
成 分
ビスフェノールA型のエポキシ樹脂(固型) 50重
量部 ビスフェノールA型のエ
ポキシ樹脂(液状) 50重量部
潜在性エポキシ硬化剤
40重量部
導電性粒子C
5重量部但し、導電性
粒子Cは、ポリスチレン粒子表面にエポキシ基を付与し
た高分子粒子の表面にNi、Auメッキを施した平均粒
径7μmの金属メッキ粒子である。上記成分を配合して
異方性導電剤を作成する。この異方性導電剤において、
導電性粒子Cの熱膨張係数は 6.8×10−5、バイ
ンダーの熱膨張係数は 5.2×10−5である。
成 分
ビスフェノールA型のエポキシ樹脂(固型) 50重
量部 ビスフェノールA型のエ
ポキシ樹脂(液状) 50重量部
潜在性エポキシ硬化剤
40重量部
導電性粒子C
5重量部但し、導電性
粒子Cは、ポリスチレン粒子表面にエポキシ基を付与し
た高分子粒子の表面にNi、Auメッキを施した平均粒
径7μmの金属メッキ粒子である。上記成分を配合して
異方性導電剤を作成する。この異方性導電剤において、
導電性粒子Cの熱膨張係数は 6.8×10−5、バイ
ンダーの熱膨張係数は 5.2×10−5である。
【0017】
〔実施例2〕
成 分
ビスフェノールA型のエポキシ樹脂(固型) 50重
量部 ビスフェノールA型のエ
ポキシ樹脂(液状) 50重量部
潜在性エポキシ硬化剤
40重量部
トルエンジイソシアネート(硬化剤)
0.5重量部 導電性粒
子D
5重量部但し、導電性粒子Dは、ポ
リスチレン粒子表面に水酸基(−OH)を付与した高分
子粒子の表面にNi、Auメッキを施した平均粒径7μ
mの金属メッキ粒子である。トルエンジイソシアネート
は導電性粒子Dの水酸基(−OH)とバインダーの水酸
基(−OH)と反応するものである。ビスフェノールA
型のエポキシ樹脂は水酸基(−OH)を有している。上
記成分を配合して異方性導電剤を作成する。この異方性
導電剤において導電性粒子Dの熱膨張係数は 6.8×
10−5、バインダーの熱膨張係数は 5.2×10−
5である。
成 分
ビスフェノールA型のエポキシ樹脂(固型) 50重
量部 ビスフェノールA型のエ
ポキシ樹脂(液状) 50重量部
潜在性エポキシ硬化剤
40重量部
トルエンジイソシアネート(硬化剤)
0.5重量部 導電性粒
子D
5重量部但し、導電性粒子Dは、ポ
リスチレン粒子表面に水酸基(−OH)を付与した高分
子粒子の表面にNi、Auメッキを施した平均粒径7μ
mの金属メッキ粒子である。トルエンジイソシアネート
は導電性粒子Dの水酸基(−OH)とバインダーの水酸
基(−OH)と反応するものである。ビスフェノールA
型のエポキシ樹脂は水酸基(−OH)を有している。上
記成分を配合して異方性導電剤を作成する。この異方性
導電剤において導電性粒子Dの熱膨張係数は 6.8×
10−5、バインダーの熱膨張係数は 5.2×10−
5である。
【0018】
〔比較例3〕
成 分
ビスフェノールA型のエポキシ樹脂(固型) 50重
量部 ビスフェノールA型のエ
ポキシ樹脂(液状) 50重量部
潜在性エポキシ硬化剤
40重量部
導電性粒子D
5重量部上記成分を配
合して異方性導電剤を作成する。この異方性導電剤にお
いて、導電性粒子の熱膨張係数は 6.8×10−5、
バインダーの熱膨張係数は 5.2×10−5である。
成 分
ビスフェノールA型のエポキシ樹脂(固型) 50重
量部 ビスフェノールA型のエ
ポキシ樹脂(液状) 50重量部
潜在性エポキシ硬化剤
40重量部
導電性粒子D
5重量部上記成分を配
合して異方性導電剤を作成する。この異方性導電剤にお
いて、導電性粒子の熱膨張係数は 6.8×10−5、
バインダーの熱膨張係数は 5.2×10−5である。
【0019】
〔比較例4〕
成 分
ビスフェノールA型のエポキシ樹脂(固型) 50重
量部 ビスフェノールA型のエ
ポキシ樹脂(液状) 50重量部
潜在性エポキシ硬化剤
40重量部
導電性粒子A
5重量部上記成分を配
合して異方性導電剤を作成する。この異方性導電剤にお
いて、導電性粒子の熱膨張係数は 7.0×10−5、
バインダーの熱膨張係数は 5.2×10−5である。
成 分
ビスフェノールA型のエポキシ樹脂(固型) 50重
量部 ビスフェノールA型のエ
ポキシ樹脂(液状) 50重量部
潜在性エポキシ硬化剤
40重量部
導電性粒子A
5重量部上記成分を配
合して異方性導電剤を作成する。この異方性導電剤にお
いて、導電性粒子の熱膨張係数は 7.0×10−5、
バインダーの熱膨張係数は 5.2×10−5である。
【0020】上記の実施例1、2、比較例1、2、3、
4の各異方性導電剤を用いて相対向する回路部間を接着
したときの、初期導通抵抗及びサーマルショック後の導
通抵抗の結果を表1に示す。
4の各異方性導電剤を用いて相対向する回路部間を接着
したときの、初期導通抵抗及びサーマルショック後の導
通抵抗の結果を表1に示す。
【0021】
【表1】
尚、サーマルショックは、−40℃(30分)と+12
0℃(30分)の温度変化を200サイクル施す熱衝撃
テストである。
0℃(30分)の温度変化を200サイクル施す熱衝撃
テストである。
【0022】表1により比較例1ではバインダーとして
熱可塑性バインダーを用いており、熱膨張係数も大きく
、導電性粒子とバインダーが接しているだけであるため
、サーマルショック後の導通抵抗の上昇が大きい。比較
例2では、熱硬化性バインダーを用いている為、サーマ
ルショック後の導通抵抗の上昇はそれほど大きくないが
、しかし導電性粒子をバインダーが単に接しているだけ
の為、実施例1、2に比べて導通抵抗が上昇する。
熱可塑性バインダーを用いており、熱膨張係数も大きく
、導電性粒子とバインダーが接しているだけであるため
、サーマルショック後の導通抵抗の上昇が大きい。比較
例2では、熱硬化性バインダーを用いている為、サーマ
ルショック後の導通抵抗の上昇はそれほど大きくないが
、しかし導電性粒子をバインダーが単に接しているだけ
の為、実施例1、2に比べて導通抵抗が上昇する。
【0023】之に対し、実施例1では、熱硬化性バイン
ダーを用い、加圧時にバインダーのエポキシ基と導電性
粒子の金属メッキ層より露出する高分子粒子のエポキシ
基とが潜在性エポキシ硬化剤(即ちイミダゾール系硬化
剤)により、化学結合するため、サーマルショック後の
導通抵抗の変化が少なく、安定した導通抵抗が得られる
。化2に実施例1の化学反応式を示す。
ダーを用い、加圧時にバインダーのエポキシ基と導電性
粒子の金属メッキ層より露出する高分子粒子のエポキシ
基とが潜在性エポキシ硬化剤(即ちイミダゾール系硬化
剤)により、化学結合するため、サーマルショック後の
導通抵抗の変化が少なく、安定した導通抵抗が得られる
。化2に実施例1の化学反応式を示す。
【0024】
【化2】
この様にバインダーのエポキシ基と導電性粒子のエポキ
シ基がイミダゾール系硬化剤を介して反応し、バインダ
ーと導電性粒子が一体化することにより、導電性粒子の
膨張、収縮とバインダーの膨張、収縮が同等になるか、
若しくは互いの結合がしっかりするため、導電性粒子の
膨張、収縮が抑えられる。
シ基がイミダゾール系硬化剤を介して反応し、バインダ
ーと導電性粒子が一体化することにより、導電性粒子の
膨張、収縮とバインダーの膨張、収縮が同等になるか、
若しくは互いの結合がしっかりするため、導電性粒子の
膨張、収縮が抑えられる。
【0025】また、実施例2では、バインダーであるエ
ポキシ樹脂の水酸基(−OH)と導電性粒子の水酸基(
−OH)とがトルエンジイソシアート(硬化剤)を介し
て化学結合している為に、同様に安定した導通抵抗が得
られる。化3に実施例2の化学反応式を示す。
ポキシ樹脂の水酸基(−OH)と導電性粒子の水酸基(
−OH)とがトルエンジイソシアート(硬化剤)を介し
て化学結合している為に、同様に安定した導通抵抗が得
られる。化3に実施例2の化学反応式を示す。
【0026】
【化3】
この様に、エポキシ樹脂の水酸基と導電性粒子の水酸基
をトルエンジイソシアネートが継ぐ反応が起こり、実施
例1と同様に導電性粒子の膨張、収縮とバインダーの膨
張、収縮が同等になるか、若しくは互いの結合がしっか
りしているため、導電性粒子の膨張、収縮が抑えられる
。
をトルエンジイソシアネートが継ぐ反応が起こり、実施
例1と同様に導電性粒子の膨張、収縮とバインダーの膨
張、収縮が同等になるか、若しくは互いの結合がしっか
りしているため、導電性粒子の膨張、収縮が抑えられる
。
【0027】比較例3は実施例2との比較である。この
比較例3ではトルエンジイソシアネートが配合系に入っ
ていないために実施例2に比べて導通抵抗がやや上昇す
る。比較例4は実施例1との比較である。この比較例4
では導電性粒子の核である高分子粒子に官能基がないた
めに導通抵抗の上昇が大きい。
比較例3ではトルエンジイソシアネートが配合系に入っ
ていないために実施例2に比べて導通抵抗がやや上昇す
る。比較例4は実施例1との比較である。この比較例4
では導電性粒子の核である高分子粒子に官能基がないた
めに導通抵抗の上昇が大きい。
【0028】このように本実施例1、2においては、導
通抵抗がサーマルショック後においても変化が少なく、
安定しており、したがって導通抵抗の信頼性を向上する
ことができる。
通抵抗がサーマルショック後においても変化が少なく、
安定しており、したがって導通抵抗の信頼性を向上する
ことができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の異方性導電剤によれば、従来に
比べてサーマルショックなどの熱衝撃に対する導通抵抗
の安定性が向上し、異方性導電剤としての信頼性を向上
することができる。
比べてサーマルショックなどの熱衝撃に対する導通抵抗
の安定性が向上し、異方性導電剤としての信頼性を向上
することができる。
【図1】本発明の接続用異方性導電剤の構成図である。
【図2】本発明に係る接着時の構成図である。
【図3】従来の接続用異方性導電剤の説明図である。
3、5 端子
11 高分子粒子
12 導電性金属薄膜
13 導電性粒子
14 絶縁性有機接着剤
15 接続用異方性導電剤
Claims (1)
- 【請求項1】 対向する接続回路間に薄層状で介在さ
せ前記接続回路間を押圧することにより前記接続回路間
の導通と接着が得られる接続用異方性導電剤において、
前記異方性導電剤は、官能基を有する高分子粒子の表面
を導電性金属薄膜で被覆してなる導電性粒子と、前記高
分子粒子と架橋する硬化剤と、絶縁性有機接着剤とを有
してなることを特徴とする接続用異方性導電剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3014787A JP3003952B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 異方性導電剤による接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3014787A JP3003952B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 異方性導電剤による接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04242010A true JPH04242010A (ja) | 1992-08-28 |
| JP3003952B2 JP3003952B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=11870769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3014787A Expired - Lifetime JP3003952B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 異方性導電剤による接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3003952B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995012643A1 (en) * | 1993-11-03 | 1995-05-11 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Electrically conductive adhesives |
| US5761053A (en) * | 1996-05-08 | 1998-06-02 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Faraday cage |
| US5814180A (en) * | 1993-11-03 | 1998-09-29 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Low temperature method for mounting electrical components |
| EP0795262A4 (en) * | 1994-12-02 | 1999-11-17 | Augat Inc | CHEMICAL GRAFTED ELECTRICAL DEVICES |
| WO2000034830A1 (en) * | 1998-12-08 | 2000-06-15 | Taiyo Ink Manufacturing Co., Ltd. | Photocurable anisotropically conductive composition and anisotropically conductive pattern formed by using the same |
| JP2005097619A (ja) * | 2004-10-01 | 2005-04-14 | Sony Chem Corp | 異方性導電接着剤及びそれを用いた異方性導電接着剤シート |
| US8147911B2 (en) | 2003-06-06 | 2012-04-03 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Perforated porous resin base material and production process of porous resin base with inner wall surfaces of perforations made conductive. |
-
1991
- 1991-01-14 JP JP3014787A patent/JP3003952B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP0795262A4 (en) * | 1994-12-02 | 1999-11-17 | Augat Inc | CHEMICAL GRAFTED ELECTRICAL DEVICES |
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| US5763824A (en) * | 1996-05-08 | 1998-06-09 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Lid assembly for shielding electronic components from EMI/RFI interferences |
| WO2000034830A1 (en) * | 1998-12-08 | 2000-06-15 | Taiyo Ink Manufacturing Co., Ltd. | Photocurable anisotropically conductive composition and anisotropically conductive pattern formed by using the same |
| US8147911B2 (en) | 2003-06-06 | 2012-04-03 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Perforated porous resin base material and production process of porous resin base with inner wall surfaces of perforations made conductive. |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3003952B2 (ja) | 2000-01-31 |
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