JPH0424309A - 没水深度の調整機構を有した没水平板型消波浮▲躯▼体構造物 - Google Patents

没水深度の調整機構を有した没水平板型消波浮▲躯▼体構造物

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JPH0424309A
JPH0424309A JP2125445A JP12544590A JPH0424309A JP H0424309 A JPH0424309 A JP H0424309A JP 2125445 A JP2125445 A JP 2125445A JP 12544590 A JP12544590 A JP 12544590A JP H0424309 A JPH0424309 A JP H0424309A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マリーナ等の静聴海域を要求される外郭施設
に消波機能を備えた没水深度の調整機構を有した没水平
板型消波浮躯体構造物に関する。
〔従来の技術〕
従来の没水平板型構造物としては、鋼管杭による固定式
が一般的である。また、ある程度の深度を有して、干満
差を生じる海域では、テンションレグ等の緊張係留が配
設されている。さらに、この様な構造物は、例えば、大
学研究等の機関においても浮防波堤の消波性能を有する
ことが確かめられており、実地にあって使用されている
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の没水平板型構造物は、潮の干満差
により没水深度が変化するために消波性能が低下するこ
とが指摘され、これを解消するためにシンガー索鎖方式
等の採用が導入されたが、固定式に比べると著しく消波
性能が低下する。
また、従来の没水平板型構造物をマリーナの外郭施設と
して採用する場合には、マリーナのサービスの至便性か
ら、年間の99%の日数を有義波高H173≦0.5m
以内に抑えることが望ましい。しかし、通常重力式防波
堤を含めた固定式防波堤に対して、対象設計波は構造物
の耐用年数から考えて、例えば30又は50年に一回の
割合に起こる最大波が採用されているために、年間を通
して比較的出現頻度の多い波の場合、この没水平板型構
造物では、所望の消波性能を得ることは難しい。例えば
、30年再現確率の異常波の波高、波長をHMAX、L
MAxとして、その波浪に最適な没水平板の躯体幅B、
没水深度dが設計され、通年(台風襲来時を除く)では
対象設計波の172〜1/3の波高、波長が通例である
。この波は没水平板上を殆ど低減されることなく透過し
、その透過した波の波高H87゜≧0.5a+であるな
らば、マリーナの外郭施設への採用は困難である。また
全ての波に対してH173≦0゜5mの静隠度を確保す
るための設計がなされたとしても、没水平板の構造物に
要求される強度が相当高くなり、コストも高くなる問題
があった。
本発明の目的は、優れた消波性能を有する没水平板構造
物を海域に設置することによって、消波性能が失われる
ことなく、上下方向に摺動調整可能な没水平板型消波浮
躯体構造物を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明による没水平板型
消波浮躯体構造物は、内空の水密区画内を有する没水平
板構造体内部に固定された内挿鋼管を備えたバラスト調
整部およびこの内挿鋼管が挿入される、海底地盤に打込
まれる打込鋼管とかコンクリートで構築された管体構造
物から成る。
更に本発明にあっては、バラスト調整部はバラスト排出
パイプおよびバラスト取入口を備えている。
また本発明にあっては、内挿鋼管は開口部を有している
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明する
本発明による没水平板型消波浮躯体構造物は、以下の認
識のもとに設計される。
第1図に示す曲線は、没水深度d(d=ocm。
d=4cm、  d=9cm)おけるエネルギーの透過
率0丁及び没水平板幅Bと入射波の波長λとの比B/λ
による浮部体幅1.0mの水槽実験の消波性能曲線であ
る。エネルギーの透過率CアはCt ”” E r/E
、で表され、Eア :透過波のエネルギー、E:入射波
のエネルギーである。またここで使用された波は、Hi
/λ=1/40(Hlは入射波の波高)の規則波である
通常没水平板型消波の機能は、没水深度d、没水平板幅
B及び入射波の波長λによって大きく支配されることが
知られている。
即ち、第1図に示す消波性能曲線において、B/λ≦0
.4の領域では没水深度がある限界まで深度と消波性能
とが相関性を有し、B/λ〉0.4のN域ではB/λ≦
0.4の領域に逆転している事がわかる。この事を着目
して、適合した没水深度を確保することにより、長波長
の波に対しては優れた消波性能を有する。然し短波長の
波に対してはそれ程高い消波性能を有することはない。
本発明は、第1図に示す消波性能曲線を基本として、マ
リーナ防波堤の設計を行った。この場合、マリーナ防波
堤の設計条件を下記の表ムこ示した。
表 更に、例えばマリーナ防波堤の浮部体幅をB=10+n
に設定するとB/λ。=0.4の値になり、エネルギー
透過率C1を第1図に示された消波性能曲線のd =9
cmの特性を適用することにより、C7=0.16  
(波高低減率0.4)の値になり、設計対象波Ho+y
z =1.6mの透過波高HO’=1.6X0.4・0
.64■<1.0mとなる。また、同一深度における年
間卓越対象波の場合には、B/λ=0.5. Ct =
 0.5(波高低減率0.7)の値になり、従ってH′
・l。
OXo、7−0.7+n >0.5m+となる。更に、
この没水深度をd =0.3mlに設定すると、C1・
0.2(波高低減率0.45)の値になり、波高H”=
1.OXo、45=0.45+11<0.’5mとなる
。マリーナ防波堤の浮部体構造体は、表に示めされた設
計条件の値よりも上記の値の方が小さいので、静聴性を
満足することができる。
さらに、第4図には、同一波浪において同一形状の没水
平板20.21は各々の没水深度の位置に設定した場合
、作用波力による水平力P。及び揚圧力PUは次の関係
式になる。
PH2゜>PHz+  水平力 P uzo > P uz+  揚圧力従って、没水平
板の消波特性を最大限に活用するためには、第4図のよ
うに二段階構造で対応することにより、より経済的な設
計が可能である。
次にマリーナ防波堤の浮部体の構造について説明する。
第2図における没水平板型消波浮部体構造体には、バラ
スト区画室2を有するバラスト調整部1′を備えた没水
平板構造体l、この没水平板構造体1のバラスト調整部
1′内に挿入固定された四本の内挿鋼管3及び没水平板
型消波浮1体構造体として構成する際、この内挿鋼管が
挿入される、海底地盤15に打ち込まれる四本の打込鋼
管4から構成されている。
第3図には、第2図のA−Aに沿った断面を拡大したも
のである。本発明の特徴とする四本の内挿鋼管3は、4
個所の内挿鋼管連結部9によって没水平板構造体1に固
定され、内挿鋼管端部16から内挿鋼管バラスト区画底
部10までの領域において気密性を有している。さらに
、内挿鋼管バラスト区画底部10から内挿鋼管バラスト
区画上部17までの領域においては、開口部14がバラ
スト水取入口として設けられ、またその領域にバラスト
排出パイプ5が設けられている。
海底地盤15の中に固定された打込鋼管4が、内挿鋼管
3により摺動可能に案内される。また内挿鋼管3及び打
込鋼管4の端部には、波のうねりによるこれら鋼管に対
する衝撃を緩和させる緩衝材13が設けられている。
また、打込鋼管4の打ち止め深さは、設置海域の量子時
で、没水深度d、没水平板厚みt、波による没水平板の
上下方向の動揺量Δh及び余分部分0.5mを合計した
長さに設定される。
波による没水平板構造体1の動揺、即ち内挿鋼管3の摺
動性は、内挿鋼管3と打込鋼管4との間隙を狭くするこ
とにより、打込鋼管4内の海水18の移動を阻止し、管
内の流動抵抗を大きくすることができる。また、波によ
る没水平板構造体1の水平方向の波圧は、打込鋼管4の
剛性によって対抗し、水平方向の移動を弾性的に拘束す
る。
没水平板構造体1は、第3図から明らかなように、空気
室6を備えている。バラストとしての海水を貯蔵するた
めのバラスト区画室2の壁部にバラスト水取入口12と
バラスト取水弁11と貯蔵した海水を排出するための排
出用ポンプ取付口5′が設けられている。
次に本発明によるマリーナ防波堤の浮部体の構造体の操
作方法を説明する。
没水平板構造体1が例えば、起重機船等によって吊り上
げられ、この構造体1に設けられた内挿鋼管3を、海底
地盤15の中に固定された打込鋼管4に挿入されるよう
に、この構造体1を海水18の中に没水させる。この場
合、没水平板構造体1及びバラスト区画室2の気中重置
Wとそれによって排出された海水量Vが釣り合い、常に
海面から一定の位置に保たれている。
このことにより、本発明によるマリーナ防波堤の浮部体
は、通常の場合、バラスト水取入口12を備えたバラス
ト取水弁11を開放して、平常時海面8に設定され、非
常事態、例えば台風襲来が予測される場合、海水のバラ
スト水取入口を開放しバラスト区画室2内に海水を取り
込み、没水板構造体1を所定の深度例えば台風襲来時海
面まで下げる。また台風通過後は、バラスト水底。
口12の取水弁11を閉じ、排出用ポンプ取付I5′に
ポンプ(図示せず)を据え付け、バラス排出パイプ5を
介してバラスト区画室2の海水上排出し、平常時海面8
に再び設定させる。
〔発明の効果〕
本発明の没水平板型消波浮1体構造物は、内2の水密区
画内を有する没水平板構造体内部に固叉された内挿鋼管
を備えたバラスト調整部およびこの内挿鋼管が挿入され
る、海底地盤に打込まれ2打込鋼管とから成ること。ま
たバラスト調整部カバラスト排出パイプおよびバラスト
取入口を備メでいる。さらに内挿鋼管が開口部を有して
いるQで、潮の干満差に対応した没水平板型消波浮部り
構造物の没水深度を海面から常に一定に保つこJができ
る。
また、前記内空の水密区画内に海水を出入りイることに
より、対象海域の波浪特性に合った没が深度に、容易に
調整することができる。
さらに、また本発明の没水平板型消波浮躯体構造物は、
海域内に要求される静聴性、この構造物に要求される安
全性及び経済性に冨んでいる。
【図面の簡単な説明】
第1図は没水深度d (d=ocm、  d=4 cm
、 d=9cm)おけるエネルギーの透過率CT及び没
水平板幅Bと入射波の波長λとの比B/λによる浮体幅
1.0mの水槽実験の消波性能曲線、第2図は本発明の
没水平板型消波浮躯体構造物の全体の斜視図、第3図は
第2図のA−Aに沿った断面を拡大した図、第4図は没
水深度における没水平板の状態を示した図。 図中の参照符号 1・・・・・・・・・・・・没水平板構造体1′・・・
・・・・・・バラスト調整部2・・・・・・・・・・・
・バラスト区画室3・・・・・・・・・・・・内挿鋼管 4・・・・・・・・・・・・打込鋼管 5・・・・・・・・・・・・バラスト排出パイプ5′・
・・・・・・・・排出用ポンプ取付口6・・・・・・・
・・・・・空気室 7・・・・・・・・・・・・台風襲来時海水面8・・・
・・・・・・・・・平常時海水面9・・・・・・・・・
・・・内挿鋼管連結部11・・・・・・・・・・・・バ
ラスト取水弁12・・・・・・・・・・・・バラスト水
取入口13・・・・・・・・・・・・緩衝材 14・・・・・・・・・・・・開口部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)没水深度の調整機構を有した没水平板型消波浮躯
    体構造物において、 内空の水密区画を有する没水平板構造体(1)内部に固
    定された内挿鋼管(3)を備えたバラスト調整部(1′
    )およびこの内挿鋼管(3)が挿入される、海底地盤(
    15)に打込まれる打込管体(4)とから成ることを特
    徴とする、没水平板型消波浮躯体構造物。
  2. (2)バラスト調整部(1′)がバラスト排出パイプ(
    5)およびバラスト取入口(12)を備えていることを
    特徴とする、請求項(1)記載の没水平板型消波浮躯体
    構造物。
  3. (3)内挿鋼管(3)が開口部(14)を有しているこ
    とを特徴とする、請求項(1)記載の没水平板型消波浮
    躯体構造物。
JP2125445A 1990-05-17 1990-05-17 没水深度の調整機構を有した没水平板型消波浮▲躯▼体構造物 Expired - Lifetime JPH0794723B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120076587A1 (en) * 2009-06-05 2012-03-29 Mitsubhish Heavy Industries Bridge & Steel Structures Engineering Co., Ltd Movable breakwater and method of operating movable breakwater

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