JPH04243295A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH04243295A
JPH04243295A JP3018322A JP1832291A JPH04243295A JP H04243295 A JPH04243295 A JP H04243295A JP 3018322 A JP3018322 A JP 3018322A JP 1832291 A JP1832291 A JP 1832291A JP H04243295 A JPH04243295 A JP H04243295A
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Tsutomu Imaizumi
今泉 勤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メロディ音信号の伴奏
として発生される和音信号、ベース音信号、打楽器音信
号などの伴奏音信号の音量レベルを、メロディ演奏に応
じて制御する電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、伴奏音を表す複数の伴奏音デ
ータを予めメモリに記憶させておくとともに、同メモリ
から前記伴奏音データを時間経過に従って読み出して、
同データに応じた伴奏音信号を発生する自動伴奏装置を
内蔵し、演奏によるメロディ音信号と同時に、前記伴奏
音信号を発生するようにした電子楽器はよく知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記のよう
な電子楽器にあっては、伴奏音信号の音量はメロディ音
信号の発生の有無に関係なく一定であるので、メロディ
音信号が無い状態に合わせて伴奏音信号の音量レベルを
適切に設定すると、メロディ音信号が伴奏音信号に打ち
消されてメロディがはっきりしなくなるという問題があ
る。また、メロディ音信号が有る状態に合わせて伴奏音
信号の音量レベルを適切に設定すると、メロディ音信号
が存在しない場合、例えば間奏時には、電子楽器から発
生されるトータルの音量レベルが小さくなり過ぎるとい
う問題がある。本発明は上記問題に対処するためになさ
れたもので、その目的は、メロディ音演奏の有無を検出
し、同検出結果に基づいて伴奏音信号の音量レベルを制
御することにより、伴奏音信号の音量レベルが適切に設
定されるようにした電子楽器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、前記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、メロデ
ィ音を演奏するメロディ演奏手段と、伴奏音を表す複数
の伴奏音データを時間経過に従って記憶した伴奏音メモ
リと、伴奏音メモリに記憶されている伴奏音データを時
間経過に従って順次読み出す読み出し手段と、メロディ
演奏手段により演奏されたメロディ音に対応したメロデ
ィ音信号を発生するとともに読み出し手段により読み出
された伴奏音データに対応した伴奏音信号を発生する楽
音信号発生手段とを備えた電子楽器において、メロディ
演奏手段におけるメロディ音の演奏の有無を検出するメ
ロディ演奏検出手段と、メロディ演奏検出手段による検
出結果に応じて前記楽音信号発生手段を制御してメロデ
ィ音の演奏が有るとき前記伴奏音信号の音量レベルを減
少させるとともにメロディ音の演奏が無いとき前記音量
レベルの減少制御を解除する伴奏音量制御手段とを設け
たことにある。
【0005】また、前記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に係る発明の構成に、さらに、メ
ロディ演奏検出手段によりメロディ音の演奏が無いこと
が検出されてから所定時間だけ伴奏音量制御手段による
音量レベルの減少制御の解除を遅延する解除遅延手段を
設けたことにある。
【0006】また、前記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に係る発明の構成に、さらに、伴
奏音メモリに記憶されている伴奏音データ中に伴奏音列
の区切りを表す区切りデータを含ませておくとともに、
メロディ演奏検出手段によりメロディ音の演奏が無いこ
とが検出されてから読み出し手段により区切りデータが
読み出されるまで前記伴奏音量制御手段による音量レベ
ルの減少制御の解除を遅延する解除遅延手段を設けたこ
とにある。
【0007】また、前記請求項4に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項3に係る発明の区切りデータを伴奏
音信号の楽音要素を制御するためのデータで兼用したこ
とにある。
【0008】
【発明の作用及び効果】上記のように構成した請求項1
に係る発明においては、メロディ演奏手段においてメロ
ディ音が演奏されている場合、このメロディ音の演奏を
メロディ演奏検出手段が検出して、伴奏音量制御手段が
楽音信号発生手段における伴奏音信号の音量レベルを減
少させるので、メロディ音信号と共に発生される伴奏音
信号の音量レベルが小さくなる。また、メロディ演奏手
段においてメロディ音が演奏されていない場合、このメ
ロディ音の演奏の無いことをメロディ演奏検出手段が検
出して、伴奏音量制御手段が前記音量レベルの減少制御
を解除するので、単独で発生する伴奏音信号の音量レベ
ルは前記場合より大きくなる。その結果、前記請求項1
に係る発明によれば、伴奏音信号がメロディ音信号と共
に発生される場合でも、伴奏音信号がメロディ音信号を
打ち消すことはなく、メロディがはっきりする。また、
メロディ音信号が存在しないで、伴奏音信号のみが発生
される場合でも、電子楽器から発生されるトータルの音
量レベルが適切に保たれる。
【0009】また、上記のように構成した請求項2に記
載の発明においては、前記請求項1に係る発明の作用に
加えて、解除遅延手段により、伴奏音量制御手段の音量
レベルの減少制御の解除がメロディ演奏検出手段により
メロディ音の演奏が無いことが検出されてから所定時間
だけ遅延されるので、メロディ音の演奏が無くなった直
後に伴奏音信号の音量レベルが大きくなることはなく、
同演奏が無くなってから所定時間経過後に伴奏音信号の
音量レベルは大きくなる。その結果、前記請求項2に係
る発明によれば、前記請求項1に係る発明の効果に加え
て、メロディ音の演奏終了後に、メロディ音信号の余韻
があっても、同余韻が伴奏音信号により打ち消されてし
まわないので、メロディの終了もはっきりする。また、
メロディ音の演奏がスタカート的に途切れ途切れになさ
れても、所定時間は伴奏音信号の音量レベルは小さく維
持されるので、伴奏音信号の音量が安定に維持される。
【0010】また、上記のように構成した請求項3に記
載の発明においては、伴奏音データ中には伴奏音列の区
切りを表す区切りデータが含まれており、解除遅延手段
により、伴奏音量制御手段の音量レベルの減少制御の解
除が、演奏検出手段によりメロディ音の演奏が無いこと
が検出されてから読み出し手段により区切りデータが読
み出されるまで遅延されるので、伴奏音列の区切り毎に
音量が変化する。その結果、前記請求項3に係る発明に
よれば、前記請求項1に係る発明の効果に加えて、前記
請求項2に係る発明のように、メロディ音信号の余韻が
あってもメロディの終了がはっきりすると同時に、メロ
ディ音の演奏がスタカート的であっても伴奏音信号の音
量が安定に維持される。また、伴奏音列の区切り毎、例
えば1フレーズ毎にしか伴奏音信号の音量レベルが変化
しないので、聴取者にとって伴奏音信号に対する違和感
がなくなる。
【0011】また、上記のように構成した請求項4に記
載の発明においては、前記区切りデータは伴奏音信号の
楽音要素を制御するためのデータと兼用となっているの
で、区切りデータを格別に設ける必要がなくなり、前記
請求項3に係る発明の効果に加えて、伴奏音メモリの容
量を小さくできるという効果も奏する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は本発明に係る電子楽器の全体をブロック
図により示している。この電子楽器は左鍵盤11、右鍵
盤12及び操作パネル20を備えている。左鍵盤11は
複数の鍵からなり、和音演奏のために利用される。右鍵
盤12も複数の鍵からなり、メロディ演奏のために利用
される。これらの各鍵の押離鍵は押鍵検出回路13内に
各鍵に対応して設けた複数の鍵スイッチの開閉成により
検出されるようになっている。
【0013】操作パネル20には、複数の音色選択スイ
ッチ群21、複数の伴奏スタイルスイッチ群22、テン
ポボリューム23、ミュートモード選択スイッチ24、
スタートスイッチ25及びストップスイッチ26が設け
られている。
【0014】音色選択スイッチ群21は、バイオリン、
ギター、ピアノ等、複数の音色にそれぞれ対応しており
、各スイッチは前記複数の音色の中からメロディ音のた
めの1つの音色を指定するものである。伴奏スタイルス
イッチ群22は、マーチ、ロック等、複数の伴奏スタイ
ルにそれぞれ対応しており、各スイッチは前記複数の伴
奏スタイルの1つを指定するものである。テンポボリュ
ーム23は自動伴奏のテンポを設定するものである。 ミュートモード選択スイッチ24は、メロディ演奏時に
伴奏音の音量を減少させるモードと減少させないモード
とを選択するものである。スタートスイッチ25は自動
伴奏の開始を指示し、またストップスイッチ26は同伴
奏の停止を指示するものである。これらのスイッチ21
〜26の操作はスイッチ操作検出回路20aにより検出
されるようになっている。
【0015】押鍵検出回路13及びスイッチ操作検出回
路20aはバス30に接続されており、同バス30には
、楽音信号形成回路40、マイクロコンピュータ部50
及び伴奏データメモリ60が接続されている。楽音信号
形成回路40は複数の楽音信号形成チャンネルを備えて
おり、各楽音信号形成チャンネルは、マイクロコンピュ
ータ部50からバス30を介して供給されたキーコード
KC、キーオン信号KON 等の制御データに基づき、
ピアノ、クラリネット等の音高の変化するメロディ音信
号及び伴奏音信号を形成するとともに、ドラム、シンバ
ル等の打楽器音信号(本件では伴奏音信号の一部として
定義される)を形成して出力する。楽音信号形成回路4
0の出力はアンプ41を介してスピーカ42に接続され
ている。
【0016】マイクロコンピュータ部50は、バス30
にそれぞれ接続されたプログラムメモリ51、テンポク
ロック発生器52、CPU53及びワーキングメモリ5
4からなる。プログラムメモリ51はROMにより構成
され、図4〜図12に示すフローチャートに対応したプ
ログラムを記憶している。テンポクロック発生器52は
可変周波数発振器で構成され、CPU53からバス30
を介して供給されるテンポ制御データに応じた周期でテ
ンポクロック信号を発生する。なお、このテンポクロッ
ク信号の周期は4分音符を24分割したタイミングに対
応している。CPU53は、電源スイッチ(図示しない
)の投入後、図4に示すフローチャートに対応した「メ
インプログラム」を実行し続けるとともに、前記テンポ
クロック信号の到来により前記プログラムの実行を中断
して、図7に示すフローチャートに対応した「インタラ
プトプログラム」を割り込み実行するものである。 ワーキングメモリ54はRAMにより構成され、前記プ
ログラムの実行に必要なデータを一時的に記憶するもの
である。
【0017】伴奏データメモリ60はROMにより構成
され、演奏データテーブルPLDT及びスタイルテーブ
ルSTLTBLを備えるとともに、その他の伴奏用デー
タを記憶する領域も備えている。
【0018】スタイルテーブルSTLTBLは、図2に
示すように、スタイル番号STLNにより指定される伴
奏スタイル毎に分割されるとともに、各分割記憶領域に
はトラック番号TRKNにより指定される各トラックに
対応してミュートレベルデータMTLD、ミュートディ
レイデータMTDD、オフセットボリュームデータOV
LD及びミュート解除条件データMCDDが記憶されて
いる。スタイル番号STLNは伴奏スタイルスイッチ群
22により指定される伴奏スタイルを表すものであり、
トラック番号TRKNは各伴奏スタイルに属する10個
の演奏データ列からなる各トラックを表すものである。 この場合、1〜6番目のトラック(TRKN=0〜5)
は和音の構成音に割り当てられ、7番目のトラック(T
RKN=6) はベース音に割り当てられ、8〜10番
目のトラック(TRKN=7〜9)は打楽器音に割り当
てられている。ミュートレベルデータMTLDは、メロ
ディ演奏に伴う各伴奏音信号の音量レベルの減少制御時
に、同レベルの減少量を表す。なお、図2中、”FF”
は伴奏音信号を発生しないことを意味する。ミュートデ
ィレイデータMTDDは、メロディ演奏の復帰に伴う前
記音量レベルの減少制御の解除において、メロディ演奏
が復帰されてから前記解除をするまでの時間を拍数(4
部音符の数)で表す。オフセットボリュームデータOV
LDは、各伴奏音信号の相対音量レベルを表す。ミュー
ト解除条件データMCDDは、前記音量レベルの減少制
御の解除において、前記拍数の経過後の次のフレーズの
開始まで前記解除を待つか否かを示すもので、”0”に
より次のフレーズまで待たないことを表し、かつ”1”
により次のフレーズまで待つことを表す。
【0019】演奏データテーブルPLDTは、図3(A
)に示すように、各伴奏スタイル毎の10個のトラック
にそれぞれ対応した多数の記憶領域PLDT(STLN
,TRKN) に分割されており、各記憶領域PLDT
(STLN,TRKN) には、それぞれノートデータ
NOTE及び音色データTCからなる一連の演奏データ
列すなわち伴奏パターンデータが時間経過に従って記憶
されている。この場合、音色データTCは伴奏音列の各
フレーズの間に挿入されており、同データTCはフレー
ズの区切りを表すデータも兼ねている。ノートデータN
OTEは、図3(B)に示すように、識別コード、イベ
ントタイムEVT 及びキーコードKCからなる1組の
データにより構成されている。識別コードはこの1組の
データがノートデータNOTEであることを表し、イベ
ントタイムEVT は同データNOTEの読み出しタイ
ミングを各伴奏パターンの頭からの時間で表し、キーコ
ードKCは、Cメジャ和音を基準にした各伴奏音の音高
を表す(ただし、打楽器音に関してはその種類を表す)
。音色データTCは、図3(C)に示すように、識別コ
ード、イベントタイムEVT 、音色番号VOINから
なる1組のデータにより構成されている。識別コードは
この1組のデータが音色データTCであることを表し、
イベントタイムEVT は、前記同様、同データTCの
読み出しタイミングを各伴奏パターンの頭からの時間で
表し、かつ音色番号VOINは伴奏音の音色を表す(た
だし、打楽器音に関しては同一音色の微妙な変化を表す
)。
【0020】その他の伴奏データを記憶する領域には、
和音を検出するための和音検出テーブルと、伴奏音を表
す演奏データを演奏和音のタイプ及び根音に応じて変換
する変換テーブルとが設けられている。
【0021】上記実施例の動作をフローチャートを参照
しながら説明する。まず、電源スイッチ(図示しない)
が投入されると、CPU53は図4のステップ100に
て「メインプログラム」の実行を開始し、ステップ10
2にて楽音信号形成回路40及びワーキングメモリ54
を初期状態に設定する。この初期設定後、CPU53は
ステップ104〜110からなる循環処理を実行し、ス
テップ104にて左鍵盤11及び右鍵盤12のいずれか
の鍵の操作を検出するとともに、ステップ108にて操
作パネル20上のいずれかのスイッチの操作を検出する
。いずれかの鍵が操作された場合には、CPU53は、
ステップ104における「YES」すなわちキーイベン
ト有りとの判定の基に、ステップ106の「キーイベン
トルーチン」を実行する。この「キーイベントルーチン
」は、図5に詳細に示されているように、ステップ12
0〜136からなり、このルーチンにて、左鍵盤11及
び右鍵盤12の鍵操作に応じて、メロディ音の発生が制
御されるとともに演奏和音が検出される。また、操作パ
ネル20上のいずれかのスイッチ又はボリュームが操作
された場合には、CPU53は、ステップ108におけ
る「YES」すなわちスイッチイベント有りとの判定の
基に、ステップ110にて「スイッチイベントルーチン
」を実行する。この「スイッチイベントルーチン」は、
図6に詳細に示されているように、ステップ140〜1
64からなり、このルーチンにて、スイッチ及びボリュ
ーム21〜26の操作に応じて、メロディ音の音色が設
定されるとともに、伴奏音の発生のための準備がなされ
れる。また、前記「メインプログラム」の実行中、テン
ポクロック発生器52がテンポクロック信号を発生する
と、CPU53は前記「メインプログラム」の実行を中
断して、図7の「インタラプトプログラム」を割り込み
実行する。そして、この「インタラプトプログラム」の
実行により、前記伴奏音の発生が実際に制御される。
【0022】次に、前記メロディ音及び伴奏音の発生に
ついて、項を分けて説明する。
【0023】a.メロディ音の発生 まず、演奏者は、メロディ音の音色を決めるために、音
色選択スイッチ群21のいずれかを操作する。CPU5
3は、この操作に応答して、前述のように「スイッチイ
ベントルーチン」(図6)を実行し、同ルーチンのステ
ップ142の判定処理に基づき、ステップ144にて前
記操作された音色選択スイッチ21を表す音色番号デー
タVOINを楽音信号形成回路40へ出力する。これに
より、楽音信号形成回路40はメロディ音の音色を決定
する。
【0024】この状態で、演奏者が右鍵盤12のいずれ
かの鍵を押鍵すると、CPU53は、前記「キーイベン
トルーチン」(図5)のステップ122,124にて共
に「YES」と判定して、ステップ126にてキーオン
処理を実行する。このキーオン処理においては、押鍵を
表すキーオン信号KON 及び前記押鍵された鍵を表す
キーコードKCが楽音信号形成回路40に出力され、同
形成回路40は前記キーコードKCにより表された音高
であって前記設定された音色のメロディ音信号を形成し
て、同信号をアンプ41を介してスピーカ42へ出力す
る。また、演奏者が右鍵盤12のいずれかの鍵を離鍵す
ると、CPU53は、前記ステップ122,124にて
それぞれ「YES」、「NO」と判定し、ステップ12
8にてキーオフ処理を実行する。このキーオフ処理にお
いては、前記離鍵された鍵名を表すキーコードKC及び
キーオフ信号KOF が楽音信号形成回路40に出力さ
れ、同形成回路40は前記キーコードKCにより表され
た音高のメロディ音信号の形成を停止する。このように
して、右鍵盤11,12が押離鍵操作されると、スピー
カ42からは、同操作に応じたメロディ音が発音される
。また、前記ステップ128の処理後、ステップ130
にて右鍵盤12の全ての鍵が離鍵されているか否かが判
定され、全ての鍵が離鍵状態にあれば、ステップ132
にてキーオフビートKOFBが「0」に初期設定される
。なお、このキーオフビートKOFBは、右鍵盤12の
全ての鍵が離鍵状態にある時間を計測するカウンタの機
能を果たすものである。
【0025】b.伴奏音の発生 まず、演奏者は、伴奏音の発生準備のために、伴奏スタ
イルスイッチ群22及びテンポボリューム23を操作す
る。伴奏スタイルスイッチ群22のいずれかが操作され
た場合、CPU53は、前述のように「スイッチイベン
トルーチン」(図6)を実行し、同ルーチンのステップ
142の判定処理に基づき、ステップ146にて操作さ
れた伴奏スタイルスイッチ22を表す値をスタイル番号
STLNとして設定し、ステップ148の処理を実行す
る。 このステップ148の処理は、自動伴奏の動作中に必要
な処理であって、同伴奏の開始前には必要ないので、詳
しくは後述する。また、テンポボリューム23が操作さ
れた場合、CPU53は、前記ステップ142の判定処
理に基づき、ステップ150にてテンポ設定処理を実行
する。このテンポ設定処理においては、テンポボリュー
ム23の操作位置に対応したテンポ制御データがテンポ
クロック発生器52へ出力され、同発生器は52はこの
テンポ制御データに対応した周期でCPU53へテンポ
クロック信号を出力するようになる。なお、このテンポ
クロック信号の周期は4分音符を24分割したタイミン
グに対応している。
【0026】このような状態で、演奏者が左鍵盤11を
演奏操作するとともに、スタートスイッチ25を操作す
ると、同鍵盤11の演奏に基づく伴奏音が自動的に発生
され始める。左鍵盤11のいずれかの鍵が押鍵又は離鍵
されると、前述のように、CPU53は前記ステップ1
22(図5)にて「NO」と判定し、ステップ134に
て和音検出処理を実行する。この処理においては、左鍵
盤11にて押鍵されている鍵の組合せに応じて伴奏デー
タメモリ60内の和音検出テーブルが参照されて、和音
が検出されるとともに、同検出和音の根音及びタイプを
表すデータが和音根音CRT 及び和音タイプCTP 
として記憶される。
【0027】スタートスイッチ25が操作された場合、
CPU53は、前記ステップ142(図6)の判定処理
に基づき、ステップ154にてランフラグRUN を”
1”に設定して、ステップ156にてカレントタイミン
グCTIM及びキーオフビートKOFBを初期値「0」
に設定する。 なお、カレントタイミングCTIMは、各伴奏スタイル
毎の1伴奏パターン(10個のトラックからなる演奏デ
ータ列)内における進行位置を、4分音符を24分割し
たタイミングにより表す。前記ステップ156の処理後
、ステップ158にて、スタイル番号STLNにより指
定される各演奏データ領域PLDT(STLN,0)〜
PLDT(STLN,9)のアドレス指定のための10
個のポインタが演奏データ列の先頭番地に設定される。
【0028】このような状態で、テンポクロック信号発
生器52が4分音符を24分割したタイミング毎にテン
ポクロック信号をCPU53へ出力すると、同CPU5
3はこのタイミング毎に「メインプログラム」(図4)
の実行を中断して、図7のステップ170にて「インタ
ラプトプログラム」を実行し始め、ステップ172にて
前記”1”に設定されているランフラグRUN に基づ
いて「YES」と判定して、ステップ174〜184の
処理を実行する。ステップ174〜180においては、
CPU53は、各トラックすなわち各演奏データ記憶領
域PLDT(STLN,i)を表す変数iを「0」から
「9」まで「1」ずつ増加させながら、ステップ176
の「再生ルーチン」を繰り返し実行する。
【0029】この「再生ルーチン」は、図8に詳細に示
すように、ステップ192にて変数iにより示された各
トラックの演奏データが終わりであるか否かが判定され
、同データが終わりであれば、ステップ194にて、前
記ステップ158(図6)の処理と同様、各トラックの
ポインタが演奏データ記憶領域PLDT(STLN,T
RKN) の先頭番地を表す値に設定される。次に、ス
テップ196にて、スタイル番号STLN及び各トラッ
クを示す変数iにより指定される各演奏データ記憶領域
PLDT(STLN,i)から前記ポインタにより指示
された1組の演奏データが順次読み出されて、ステップ
198以降の処理が実行される。
【0030】この場合、前記1組の演奏データがノート
データNOTEであり、かつそのイベントタイムEVT
 がカレントタイミングCTIMに等しければ、ステッ
プ198,200にて共に「YES」と判定され、ステ
ップ202にて「ノートデータルーチン」が実行されて
、伴奏音信号の発生が制御される。また、前記1組の演
奏データが音色データTCであり、かつそのイベントタ
イムEVT がカレントタイミングCTIMに等しけれ
ば、ステップ198,200にてそれぞれ「YES」、
「NO」と判定され、ステップ204にて「音色データ
ルーチン」が実行されて、伴奏音信号の音色が制御され
る。これらのステップ202,204の処理後、ステッ
プ206にてそのトラックのポインタが進められるとと
もに、プログラムは再度ステップ192に戻されて、同
一トラックの次の演奏データが読み出される。一方、前
記1組の演奏データがノートデータNOTE又は音色デ
ータTCであり、かつそれらのイベントタイムEVT 
がカレントタイミングCTIMに等しくなければ、ステ
ップ198にて「NO」と判定されて、ステップ208
にて「再生ルーチン」が終了する。 これにより、各演奏データ記憶領域PLDT(STLN
,0)〜PLDT(STLN,9)内の演奏データ列が
ポインタの指示により順次読み出される。
【0031】次に、前記「ノートデータルーチン」(図
9,10)及び「音色データルーチン」(図11)につ
いて詳細に説明するが、まず、ミュートモードフラグM
TMDが”0”である場合、すなわちメロディが演奏さ
れても、伴奏音信号の音量レベルを減少制御しない場合
について説明する。
【0032】この「音色データルーチン」においては、
図11のステップ250にてその実行が開始され、ステ
ップ252にて音色データTC中の音色番号VOIN及
び変数iが楽音信号形成回路40へ出力される。これに
より、楽音信号形成回路40は変数iにより表されたト
ラックの伴奏音信号の音色を前記音色番号VOINによ
り表されたものに制御する。次に、ステップ254にて
「NO」すなわちミュートモードフラグMTMDが”1
”でないと判定され、ステップ256にて各トラック毎
のミュートフラグMUT(i)が”0”に設定された後
、ステップ268にて「音色データルーチン」が終了す
る。
【0033】また、「ノートデータルーチン」(図9,
10)においては、ステップ210にてその実行が開始
されて、ステップ212にて「NO」すなわちミュート
モードフラグMTMDが”1”でないと判定され、ステ
ップ214にて各トラック毎のミュートフラグMUT(
i)が”0”に設定された後、ステップ226にて、相
対音量レベルVOLVがスタイルテーブルSTLTBL
に記憶されているオフセットボリュームデータSTLT
BL(STLN,i).OVLDに設定されるとともに
、ミュートレベルMLが同テーブルSTLTBLに記憶
されているミュートレベルデータSTLTBL(STL
N,i).MTLDに設定される。次に、前記”0”に
設定されたミュートフラグMUT(i)に基づいて、ス
テップ228にて「NO」と判定されて、プログラムは
ステップ234〜238に進められる。この場合、変数
iが「0」〜「6」であって和音構成音又はベース音に
関するトラックを示していれば、ステップ234にて「
YES」と判定されて、ステップ236にて左鍵盤11
にて演奏された和音の根音CRT及びタイプCTP(図
5のステップ134参照)に基づいて伴奏データメモリ
60内の変換テーブルが参照されるとともに、前記ノー
トデータNOTE中のキーコードKCが同テーブル内の
変換データにより変換されて新たなキーコードKCとし
て設定されて、ステップ238の処理が実行される。ま
た、変数iが「7」〜「9」であって打楽器音に関する
トラックを示していれば、前記ステップ234における
「NO」との判定の基に、ステップ238の処理が実行
される。ステップ238においては、前記変換されたキ
ーコードKC(ただし、変数iが7〜9であれば変換さ
れないキーコードKC)、相対音量レベルVOLV、キ
ーオン信号KON 及び変数iが楽音信号形成回路40
へ出力される。楽音信号形成回路40は、これらのキー
コードKC、相対音量レベルVOLV、キーオン信号K
ON 及び変数iに基づいて、変数iにより指定された
トラックの伴奏音信号を形成してアンプ41を介してス
ピーカ42へ出力する。この場合、伴奏音信号の音高は
前記キーコードKCにより指定されたものであり(変数
iが7〜9の場合には、打楽器音の種類が前記キーコー
ドKCにより指定されたものであり)、伴奏音信号の音
量は前記相対音量レベルVOLVにより指定されもので
あり、伴奏音信号の音色は前記音色番号VOINにより
設定されものである。その結果、スピーカ42からは、
和音構成音、ベース音及び打楽器音からなる伴奏音が発
音される。
【0034】ふたたび、図7の「インタラプトプログラ
ム」に戻り、前記ステップ174〜180の処理後、ス
テップ182にて「カウントルーチン」が実行されて、
ステップ184にて同プログラムが終了する。この「カ
ウントルーチン」は、図12のステップ270にてその
実行が開始されて、ステップ272にてカレトンタイミ
ングCTIMに「1」が加算され、このカレントタイミ
ングCTIMが1伴奏パターンの終了時間に等しい値に
なると、ステップ274にて「YES」と判定されて、
ステップ276にて同タイミングCTIMが初期値「0
」に設定される。これにより、テンポクロック信号発生
器52によるテンポクロック信号の発生毎に、すなわち
4分音符を24分割したタイミング毎に、カレントタイ
ミングCTIMは1パターン時間に渡って「0」から「
1」ずつ順次増加する。
【0035】次に、CPU53は、ステップ278にて
、カレントタイミングCTIMを「24」で除した余り
(CTIM mod 24) が「0」であるか否か、
すなわちカレントタイミングCTIMが拍の先頭位置を
示しているか否かを判定する。この場合、カレントタイ
ミングCTIMが拍の先頭位置を示していなければ、前
記ステップ278にて「NO」と判定されて、ステップ
284にて「カウントルーチン」が終了する。また、カ
レントタイミングCTIMが拍の先頭位置を示していれ
ば、前記ステップ278にて「YES」と判定されて、
ステップ282にてキーオフビートKOFBに「1」が
加算される。なお、この場合、ステップ280の処理に
より、キーオフビートKOFBは、2フレーズに渡る拍
数に予め設定された最大値BMAXより大きくなること
はない。
【0036】以上説明したように、スタートスイッチ2
5の操作により、自動伴奏が動作し始めて、テンポクロ
ック信号発生器52がテンポクロック信号を発生する毎
(4分音符を24分割したタイミング毎)に「インタラ
プトプログラム」が実行され、同プログラムにおいて、
スタイル番号STLN及びトラック番号TRKNにより
指定される伴奏データメモリ60内の各演奏データ領域
PLDT(STLN,0)〜PLDT(STLN,9)
の演奏データが繰り返し読み出されて、伴奏音の発音が
制御される。
【0037】また、前述のような自動伴奏の動作中、演
奏者がストップスイッチ26を操作するとと、CPU5
3は、図6のステップ142の判定処理に基づいて、ス
テップ160にてランフラグRUN を”0”に設定し
て、ステップ162にて楽音信号形成回路40に対する
消音処理を実行する。これにより、自動伴奏の動作が停
止するとともに、楽音信号形成回路40が楽音信号の発
生を停止する。
【0038】一方、前述のような自動伴奏の動作中、演
奏者が伴奏スタイルスイッチ群17のいずれかを操作す
ると、CPU53は、前述のように、図6のステップ1
46,148の処理を実行する。ステップ146におい
てはスタイル番号STLNが操作されたスイッチを表す
値に設定され、ステップ148においては前記新たなス
タイル番号STLN及び現在のカレントタイミングCT
IMにより各トラック毎の10個のポインタが各演奏デ
ータ領域PLDT(STLN,0)〜PLDT(STL
N,9)の進行位置を表す値にそれぞれ設定される。こ
れにより、伴奏スタイルスイッチ群17が自動伴奏の動
作中に操作された場合には、自動伴奏の以前の進行位置
に対応した位置から、新たに指定された伴奏スタイルの
各演奏データ領域PLDT(STLN,0)〜PLDT
(STLN,9)内の演奏データが読み出されるように
なる。
【0039】次に、ミュートモードフラグMTMDが”
1”に設定されている状態における伴奏音信号の発生に
ついて説明する。この場合、演奏者はミュートモード選
択スイッチ24を操作する。この操作に応答して、CP
U53は「スイッチイベントルーチン」(図6)を実行
し、ステップ142の判定処理に基づいて、ステップ1
52にて”0”に設定されているミュートモードフラグ
MTMDを”1”に変更する。
【0040】この状態で、演奏データ領域PLDT(S
TLN,i)からノートデータNOTEが読み出されて
、前記「ノートデータルーチン」(図9)が実行される
と、ステップ212にて「YES」と判定されて、ステ
ップ216にて右鍵盤12の全ての鍵が離鍵されている
か否かが判定される。この場合、右鍵盤12のいずれか
の鍵が押鍵中であれば、ステップ216における「NO
」との判定の基に、ステップ218にて各トラック毎の
ミュートフラグMUT(i)が”1”に設定され、ステ
ップ226にて、前記場合と同様に、相対音量レベルV
OLV及びミュートレベルMLがスタイルテーブルST
LTBL内のオフセットボリュームデータSTLTBL
(STLN,i).OVLD及びミュートレベルデータ
STLTBL(STLN,i).MTLDにそれぞれ設
定される。そして、この場合には、ミュートフラグMU
T(i)は”1”に設定されているので、ステップ22
8にて「YES」と判定されて、ステップ230,23
2の処理が実行される。
【0041】ステップ230においては、前記設定され
たミュートレベルMLが”FF”であるか否かが判定さ
れ、同レベルMLが”FF”であれば、同ステップ23
0にて「YES」と判定されて、ステップ234〜23
8の処理が実行されずに、ステップ240にて「ノート
データルーチン」が終了する。その結果、変数iにより
指示されたこのトラックに関する伴奏音信号は発生され
ない。またミュートレベルMLが”FF”でなければ、
前記ステップ230にて「NO」と判定されて、ステッ
プ232にて相対音量レベルVOLVに前記設定された
ミュートレベルMLが加算された後、ステップ234〜
238の処理が実行されて、伴奏音信号の発生が制御さ
れる。この場合、スタイルテーブルSTLTBL内のミ
ュートレベルデータSTLTBL(STLN,i).M
TLDは「0」又は負に設定されているので、前記ステ
ップ232の演算の結果、相対音量レベルVOLVは前
記オフセットボリュームデータSTLTBL(STLN
,i).OVLDに等しいか、それより小さな値に設定
される。その結果、楽音信号形成回路40にて形成され
る伴奏音信号の音量レベルが減少する。これにより、右
鍵盤12が演奏操作されてメロディ音信号が発生する場
合には、伴奏音信号の音量レベルが下がり、伴奏音信号
がメロディ音信号を打ち消すことがなくなって、メロデ
ィがはっきりする。また、演奏データ領域PLDT(S
TLN,i)から音色データTCが読み出されて、前記
「音色データルーチン」(図11)が実行された場合も
、ステップ254,258にてそれぞれ「YES」、「
NO」と判定されて、ステップ260にて変数iにより
指定されるミュートフラグMUT(i)が”1”に設定
されるので、前記場合と同様、伴奏音信号の音量レベル
は減少制御される。
【0042】一方、このような状態で、右鍵盤12の全
ての鍵が離鍵され、前記「ノートデータルーチン」(図
9)が実行されると、同ルーチンのステップ216にお
いては「YES」と判定され、ステップ220にて、ス
タイルテーブルSTLTBL内のスタイル番号STLN
及び変数i(トラック番号TRKNに対応)により指定
されるミュート解除条件データSTLTBL(STLN
,i).MCDDが読み出されるとともに、同データS
TLTBL(STLN,i).MCDDが”0”である
か否かが判定される。この場合、ミュート解除条件デー
タSTLTBL(STLN,i).MCDDが、ミュー
ト解除を次のフレーズ区切りまで待たないことを表す”
0”であれば、ステップ220における「YES」との
判定の基に、ステップ222にてスタイルテーブルST
LTBL内の前記スタイル番号STLN及び変数iによ
り指定されるミュートディレイデータSTLTBL(S
TLN,i).MTDDが読み出されて、キーオフビー
トKOFBが前記データSTLTBL(STLN,i)
.MTDD値以上であるか否かが判定される。キーオフ
ビートKOFBは図5のステップ130,132の処理
により右鍵盤12にて押鍵中の最後の1つの鍵が離鍵さ
れた時点で「0」にクリアされるとともに、図12のス
テップ278〜282の処理により拍毎に「1」ずつ増
加するものであるので、メロディ演奏が終了して右鍵盤
12にていずれの鍵も押鍵されていない経過時間を表し
ており、この時間が前記ミュートディレイデータSTL
TBL(STLN,i).MTDD値以上になると、前
記ステップ222における「YES」との判定の基に、
ステップ224にて各トラック毎のミュートフラグMU
T(i)が”0”に設定される。そして、前記ステップ
226の処理後、ステップ228にて「NO」と判定さ
れて、ステップ230,232の処理が実行されなくな
るので、前記伴奏音信号の音量レベルの減少制御が解除
される。また、前記キーオフビートKOFBにより表さ
れた時間が前記ミュートディレイデータSTLTBL(
STLN,i).MTDD値未満であれば、前記ステッ
プ222にて「NO」と判定され、ミューフラグMUT
(i)は以前の”1”に維持されるので、伴奏音信号の
音量レベルの減少制御は解除されない。
【0043】このように右鍵盤12によるメロディ演奏
の終了後、所定の拍数を経過しないと、伴奏音信号の音
量レベルの減少制御が解除されないようにしたので、右
鍵盤12における全ての鍵の離鍵後に、メロディ音信号
の余韻があっても、同余韻が伴奏音信号により打ち消さ
れてしまわず、メロディの終了もはっきりする。また、
メロディ音の演奏がスタカート的に途切れ途切れになさ
れても、所定時間は伴奏音信号の音量レベルは小さく維
持されるので、伴奏音信号の音量が安定に維持される。 なお、前記ミュート解除条件データSTLTBL(ST
LN,i).MCDDが、ミュート解除を次のフレーズ
区切りまで待つことを表す”1”であれば、前記ステッ
プ220における「NO」との判定の基に、ミュートフ
ラグMUT(i)を変更するためのステップ222,2
24の処理は実行されずに、同フラグMUT(i)が以
前の値に維持されるので、この「ノートデータルーチン
」においては、伴奏音信号の音量レベルの減少制御は解
除されない。
【0044】また、右鍵盤12の全ての鍵の離鍵状態で
、前記「音色データルーチン」(図11)が実行される
と、同ルーチンのステップ258においても「YES」
と判定され、ステップ262にて、前記場合と同様にし
てスタイルテーブルSTLTBLからミュート解除条件
データSTLTBL(STLN,i).MCDDが読み
出されて、同データSTLTBL(STLN,i).M
CDDが”1”であるか否かが判定される。この場合、
ミュート解除条件データSTLTBL(STLN,i)
.MCDDが、ミュート解除を次のフレーズ区切りまで
待つことを表す”1”であれば、ステップ262におけ
る「YES」との判定の基に、前記場合と同様、ステッ
プ264にてキーオフビートKOFBがミュートディレ
イデータSTLTBL(STLN,i).MTDD値以
上であるか否かが判定される。そして、キーオフビート
KOFBがミュートディレイデータSTLTBL(ST
LN,i).MTDD値以上であれば、前記ステップ2
64における「YES」との判定の基に、ステップ22
4にて各トラック毎のミュートフラグMUT(i)が”
0”に設定される。また、キーオフビートKOFBがミ
ュートディレイデータSTLTBL(STLN,i).
MTDD値未満であれば、前記ステップ264にて「N
O」と判定され、ミューフラグMUT(i)は以前の”
1”に維持される。一方、この「音色データルーチン」
は演奏データ記憶領域PLDT(STLN,i)から音
色データTCが読み出される毎、すなわち伴奏音列の各
フレーズの区切り毎に実行されるものである。そのため
、この場合には、右鍵盤12の全ての鍵が離鍵された状
態で、所定の拍数が経過し、かつ各フレーズの区切りに
なったときに初めて、前記伴奏音信号の音量レベルの減
少制御が解除される。その結果、この場合には、前述の
ように、メロディ音信号の余韻があってもメロディの終
了がはっきりし、かつメロディ音の演奏がスタカート的
であっても伴奏音信号の音量が安定に維持されると同時
に、伴奏音信号の音量レベルの変化が聴取者にとって違
和感がなくなる。なお、前記ミュート解除条件データS
TLTBL(STLN,i).MCDDが、ミュート解
除を次のフレーズ区切りまで待たないことを表す”0”
であれば、前記ステップ262における「NO」との判
定の基に、ミュートフラグMUT(i)を変更するため
のステップ264,266の処理は実行されずに、同フ
ラグMUT(i)が以前の値に維持されるので、この「
音色データルーチン」においては、伴奏音信号の音量レ
ベルの減少制御は解除されない。
【0045】なお、上記実施例においては、音色データ
TCを伴奏音列の各フレーズの区切りとなる部分に記憶
しておき、同データTCを伴奏音信号の音量レベルの減
少制御の解除条件として利用するようにしたが、この音
色データTCに代えて、自動伴奏のテンポ、自動伴奏音
の変調、微妙なピッチ変化、音量レベル、持続時間など
を制御するためのデータを各フレーズの区切り毎に記憶
しておき、同データを前記音量レベルの減少制御の解除
条件として利用するようにしてもよい。また、前記音色
データTCに代えて、前記各フレーズの区切りを表す専
用のデータを用いるようにしてもよい。
【0046】また、上記実施例においては、伴奏音信号
の音量レベルの減少制御を解除するときにのみ、同音量
レベルの切り換えを右鍵盤12の全ての鍵が離鍵された
時点から所定時間遅延させるようにしたが、音量レベル
が大きく制御されている状態で右鍵盤12の押鍵に伴い
同音量レベルを小さく切り換える場合も、同切り換えを
遅延するようにしてもよい。この場合、右鍵盤12の新
たな押鍵があった後に、前記切り換えを次のフレーズの
区切りで行うのが有効である。
【0047】また、上記実施例においては、各トラック
毎にミュートレベルデータMTLD、ミュートディレイ
データMTDD、オフセットボリュームデータOVLD
及びミュート解除条件データMCDDを設けるようにし
たが、前記各データを全てのトラックに共通に設けてお
いてもよいし、各トラック内の各ノートデータNOTE
毎に設けておいてもよい。
【0048】また、上記実施例においては、伴奏データ
メモリ60内には、予め決められた演奏データを記憶す
るようにしたが、このメモリ60をRAMで構成し、演
奏者が任意のデータを書き込めるようにしてもよいし、
磁気テープ、磁気ディスクなどの外部記録媒体から任意
のデータを書き込めるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】    本発明の一実施例を示す自動伴奏装置
を備えた電子楽器の全体ブロック図である。
【図2】    図1の伴奏データメモリ内のスタイル
テーブルのデータフォーマットの一例を示す図である。
【図3】    図1の伴奏データメモリ内に記憶され
ている演奏データのフォーマット図である。
【図4】    図1のマイクロコンピュータ部により
実行される「メインプログラム」のフローチャートであ
る。
【図5】    図4の「キーイベントルーチン」の詳
細フローチャートである。
【図6】    図4の「スイッチイベントルーチン」
の詳細フローチャートである。
【図7】    図1のマイクロコンピュータ部により
実行される「インタラプトプログラム」のフローチャー
トである。
【図8】    図7の「再生ルーチン」の詳細フロー
チャートである。
【図9】    図8の「ノートデータルーチン」の詳
細フローチャートの上半分である。
【図10】  図8の「ノートデータルーチン」の詳細
フローチャートの下半分である。
【図11】  図8の「音色データルーチン」の詳細フ
ローチャートである。
【図12】  図7の「カウントルーチン」の詳細フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
11…左鍵盤、12…右鍵盤、13…押鍵検出回路、1
4…鍵タッチ検出回路、20…操作パネル、22…伴奏
スタイルスイッチ群、24…ミュートモード選択スイッ
チ、25…スタートスイッチ、26…ストップスイッチ
、40…楽音信号形成回路、50…マイクロコンピュー
タ部、60…伴奏データメモリ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  メロディ音を演奏するメロディ演奏手
    段と、伴奏音を表す複数の伴奏音データを時間経過に従
    って記憶した伴奏音メモリと、前記伴奏音メモリに記憶
    されている伴奏音データを時間経過に従って順次読み出
    す読み出し手段と、前記メロディ演奏手段により演奏さ
    れたメロディ音に対応したメロディ音信号を発生すると
    ともに前記読み出し手段により読み出された伴奏音デー
    タに対応した伴奏音信号を発生する楽音信号発生手段と
    を備えた電子楽器において、前記メロディ演奏手段にお
    けるメロディ音の演奏の有無を検出するメロディ演奏検
    出手段と、前記メロディ演奏検出手段による検出結果に
    応じて前記楽音信号発生手段を制御してメロディ音の演
    奏が有るとき前記伴奏音信号の音量レベルを減少させる
    とともにメロディ音の演奏が無いとき前記音量レベルの
    減少制御を解除する伴奏音量制御手段とを設けたことを
    特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】  前記請求項1に記載の電子楽器におい
    て、前記メロディ演奏検出手段によりメロディ音の演奏
    が無いことが検出されてから所定時間だけ前記伴奏音量
    制御手段による音量レベルの減少制御の解除を遅延する
    解除遅延手段を設けたことを特徴とする電子楽器。
  3. 【請求項3】  前記請求項1に記載の電子楽器におい
    て、前記伴奏音メモリに記憶されている伴奏音データ中
    に伴奏音列の区切りを表す区切りデータを含ませておく
    とともに、前記メロディ演奏検出手段によりメロディ音
    の演奏が無いことが検出されてから前記読み出し手段に
    より前記区切りデータが読み出されるまで前記伴奏音量
    制御手段による音量レベルの減少制御の解除を遅延する
    解除遅延手段を設けたことを特徴とする電子楽器。
  4. 【請求項4】  前記区切りデータを伴奏音信号の楽音
    要素を制御するためのデータで兼用したことを特徴とす
    る前記請求項3に記載の電子楽器。
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