JPH04243603A - 空気入り偏平タイヤ - Google Patents
空気入り偏平タイヤInfo
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- JPH04243603A JPH04243603A JP3025433A JP2543391A JPH04243603A JP H04243603 A JPH04243603 A JP H04243603A JP 3025433 A JP3025433 A JP 3025433A JP 2543391 A JP2543391 A JP 2543391A JP H04243603 A JPH04243603 A JP H04243603A
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- JP
- Japan
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- tire
- width direction
- land
- tread
- annular recess
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/0304—Asymmetric patterns
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/0302—Tread patterns directional pattern, i.e. with main rolling direction
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クラウン部に環状凹
みが形成された偏平率が50以下の空気入り偏平タイヤ
に関する。
みが形成された偏平率が50以下の空気入り偏平タイヤ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気入りタイヤとしては、例えば
実公昭50ー21203号公報に記載されているような
ものが知られている。このものは、トロイダル状をした
カーカス層と、カーカス層のクラウン部の半径方向外側
に配置されたブレーカ層と、ブレーカ層の半径方向外側
に配置されたトレッドと、を備え、クラウン部の幅方向
ほぼ中央部におけるカーカス層、ブレーカ層およびトレ
ッドを全体的に半径方向内側に凹ませることにより、ク
ラウン部の幅方向ほぼ中央部に周方向に連続して延びる
環状凹みを形成するとともに、この環状凹みと両トレッ
ド端との間の一対の陸部にそれぞれ、周方向に延びジグ
ザグ状に屈曲した1本の主溝および該主溝の頂点から分
岐し幅方向に延びる複数本の横溝を形成したものである
。そして、このような環状凹みおよび主溝を排水のため
の通路とすることにより、排水性能を向上させるように
しているが、このような環状凹みは、幅広のためにクラ
ウン部の幅方向中央部の排水性能が低下するタイヤ、特
に偏平率が50以下の空気入りタイヤに設けるとよいの
である。
実公昭50ー21203号公報に記載されているような
ものが知られている。このものは、トロイダル状をした
カーカス層と、カーカス層のクラウン部の半径方向外側
に配置されたブレーカ層と、ブレーカ層の半径方向外側
に配置されたトレッドと、を備え、クラウン部の幅方向
ほぼ中央部におけるカーカス層、ブレーカ層およびトレ
ッドを全体的に半径方向内側に凹ませることにより、ク
ラウン部の幅方向ほぼ中央部に周方向に連続して延びる
環状凹みを形成するとともに、この環状凹みと両トレッ
ド端との間の一対の陸部にそれぞれ、周方向に延びジグ
ザグ状に屈曲した1本の主溝および該主溝の頂点から分
岐し幅方向に延びる複数本の横溝を形成したものである
。そして、このような環状凹みおよび主溝を排水のため
の通路とすることにより、排水性能を向上させるように
しているが、このような環状凹みは、幅広のためにクラ
ウン部の幅方向中央部の排水性能が低下するタイヤ、特
に偏平率が50以下の空気入りタイヤに設けるとよいの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の空気入りタイヤにあっては、湿潤路面を走行
する際、両陸部と路面との間に侵入しようとする水の一
部が前記主溝を通じて両陸部の直前に排出されるため、
接地領域の直前の水量が増加し、この結果、水が陸部と
路面との間に奥深く侵入してタイヤの接地面積が減少し
、ウエット性能が低下するという問題点がある。
うな従来の空気入りタイヤにあっては、湿潤路面を走行
する際、両陸部と路面との間に侵入しようとする水の一
部が前記主溝を通じて両陸部の直前に排出されるため、
接地領域の直前の水量が増加し、この結果、水が陸部と
路面との間に奥深く侵入してタイヤの接地面積が減少し
、ウエット性能が低下するという問題点がある。
【0004】この発明は、湿潤路面走行時におけるタイ
ヤ陸部と路面との間への水の侵入を抑制してウエット性
能を向上させることができる空気入り偏平タイヤを提供
することを目的とする。
ヤ陸部と路面との間への水の侵入を抑制してウエット性
能を向上させることができる空気入り偏平タイヤを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、トロ
イダル状をしたカーカス層と、カーカス層のクラウン部
の半径方向外側に配置されたベルト層と、ベルト層の半
径方向外側に配置されたトレッドと、を備え、クラウン
部の幅方向ほぼ中央部におけるカーカス層、ベルト層お
よびトレッドを全体的に半径方向内側に凹ませることに
より、該クラウン部の幅方向ほぼ中央部に周方向に連続
して延びる環状凹みを形成するようにした偏平率が50
以下の空気入り偏平タイヤにおいて、前記環状凹みとト
レッド端との間の一対の陸部にそれぞれ、回転方向前方
から回転方向後方に向かうに従い各陸部の幅方向中央か
ら幅方向両端に接近するよう傾斜した複数の傾斜溝を形
成することにより達成することができる。
イダル状をしたカーカス層と、カーカス層のクラウン部
の半径方向外側に配置されたベルト層と、ベルト層の半
径方向外側に配置されたトレッドと、を備え、クラウン
部の幅方向ほぼ中央部におけるカーカス層、ベルト層お
よびトレッドを全体的に半径方向内側に凹ませることに
より、該クラウン部の幅方向ほぼ中央部に周方向に連続
して延びる環状凹みを形成するようにした偏平率が50
以下の空気入り偏平タイヤにおいて、前記環状凹みとト
レッド端との間の一対の陸部にそれぞれ、回転方向前方
から回転方向後方に向かうに従い各陸部の幅方向中央か
ら幅方向両端に接近するよう傾斜した複数の傾斜溝を形
成することにより達成することができる。
【0006】
【作用】今、内圧が充填されたタイヤによって湿潤路面
を走行しているとする。このとき、このタイヤが偏平率
50%以下である幅広の偏平タイヤであると、幅方向中
央部の排水性が悪くなるが、この発明のように、タイヤ
のクラウン部の幅方向ほぼ中央部におけるカーカス層、
ベルト層およびトレッドを全体的に半径方向内側に凹ま
せ、該クラウン部の幅方向ほぼ中央部に周方向に連続し
て延びる環状凹みを形成していれば、該環状凹みが通路
となってクラウン部の幅方向中央部と路面との間に侵入
しようとする水が排出され、ウエット性能が向上する。 また、このとき、環状凹みとトレッド端との間に画成さ
れる一対の陸部と路面との間にも水が侵入しようとする
が、この水はこれら陸部に形成された複数の傾斜溝を通
じて排出される。ここで、これら傾斜溝は、タイヤの回
転方向前方から回転方向後方に向かうに従い各陸部の幅
方向中央から幅方向両端に接近するよう傾斜しているた
め、水は各陸部の前方に扇形に分散して排出、即ち、各
陸部の幅方向外側の水の一部は該陸部の斜め外側に、ま
た、各陸部の幅方向内側の水の一部は斜め内側(環状凹
みの直前)に排出される。この結果、タイヤの接地領域
(陸部)の直前における水量が減少して陸部と路面との
間に侵入する水の量が減少し、ウエット性能が向上する
のである。
を走行しているとする。このとき、このタイヤが偏平率
50%以下である幅広の偏平タイヤであると、幅方向中
央部の排水性が悪くなるが、この発明のように、タイヤ
のクラウン部の幅方向ほぼ中央部におけるカーカス層、
ベルト層およびトレッドを全体的に半径方向内側に凹ま
せ、該クラウン部の幅方向ほぼ中央部に周方向に連続し
て延びる環状凹みを形成していれば、該環状凹みが通路
となってクラウン部の幅方向中央部と路面との間に侵入
しようとする水が排出され、ウエット性能が向上する。 また、このとき、環状凹みとトレッド端との間に画成さ
れる一対の陸部と路面との間にも水が侵入しようとする
が、この水はこれら陸部に形成された複数の傾斜溝を通
じて排出される。ここで、これら傾斜溝は、タイヤの回
転方向前方から回転方向後方に向かうに従い各陸部の幅
方向中央から幅方向両端に接近するよう傾斜しているた
め、水は各陸部の前方に扇形に分散して排出、即ち、各
陸部の幅方向外側の水の一部は該陸部の斜め外側に、ま
た、各陸部の幅方向内側の水の一部は斜め内側(環状凹
みの直前)に排出される。この結果、タイヤの接地領域
(陸部)の直前における水量が減少して陸部と路面との
間に侵入する水の量が減少し、ウエット性能が向上する
のである。
【0007】
【実施例】以下、この発明の第1実施例を図面に基づい
て説明する。図1、2において、11は空気入り偏平タ
イヤであり、このタイヤ11はビード12がそれぞれ埋
設された一対のビード部13と、これらビード部13か
らほぼ半径方向外側に向かって延びる一対のサイドウォ
ール部14と、これらサイドウォール部14の半径方向
外端同士を連ねる略円筒状のクラウン部15と、を有す
る。そして、前記タイヤ11は一方のビード部13から
他方のビード部13まで延びるトロイダル状をしたカー
カス層21によって補強され、このカーカス層21は少
なくとも1枚、この実施例では1枚のカーカスプライ2
2から構成されている。そして、このカーカスプライ2
2の幅方向両端部はビード12の回りに軸方向内側から
軸方向外側に向かって折り返されている。クラウン部1
5におけるカーカス層21の半径方向外側には少なくと
も2枚のベルトプライ28からなるベルト層29が配置
されており、これらベルトプライ28に埋設されている
コードは、ベルト折れ耐久性を向上させるため、少なく
とも1枚のベルトプライ28において有機繊維から構成
されている。また、このベルト層29の半径方向外側に
はトレッド33が配置され、このトレッド33の肉厚、
即ちトレッドゲージは 7mmから10mmの範囲であ
る。
て説明する。図1、2において、11は空気入り偏平タ
イヤであり、このタイヤ11はビード12がそれぞれ埋
設された一対のビード部13と、これらビード部13か
らほぼ半径方向外側に向かって延びる一対のサイドウォ
ール部14と、これらサイドウォール部14の半径方向
外端同士を連ねる略円筒状のクラウン部15と、を有す
る。そして、前記タイヤ11は一方のビード部13から
他方のビード部13まで延びるトロイダル状をしたカー
カス層21によって補強され、このカーカス層21は少
なくとも1枚、この実施例では1枚のカーカスプライ2
2から構成されている。そして、このカーカスプライ2
2の幅方向両端部はビード12の回りに軸方向内側から
軸方向外側に向かって折り返されている。クラウン部1
5におけるカーカス層21の半径方向外側には少なくと
も2枚のベルトプライ28からなるベルト層29が配置
されており、これらベルトプライ28に埋設されている
コードは、ベルト折れ耐久性を向上させるため、少なく
とも1枚のベルトプライ28において有機繊維から構成
されている。また、このベルト層29の半径方向外側に
はトレッド33が配置され、このトレッド33の肉厚、
即ちトレッドゲージは 7mmから10mmの範囲であ
る。
【0008】そして、このタイヤ11は偏平率、即ちタ
イヤの高さTをタイヤの幅Wで除した後 100を乗じ
た値が50以下である偏平タイヤであり、この結果、接
地幅が広く、クラウン部15の幅方向中央においては排
水性がかなり悪いのである。このため、この実施例では
、タイヤ11のクラウン部15の幅方向ほぼ中央部にお
けるカーカス層21、ベルト層29およびトレッド33
を全体的に半径方向内側に凹ませて、該部位に連続して
周方向に延びる環状凹み35を形成し、この環状凹み3
5を湿潤路面走行時の排水通路とすることによりウエッ
ト性能を向上させている。 ここで、このように半径方向内側に凹ませるためには、
タイヤ11を加硫する加硫モールドのクラウン部15の
幅方向中央部に接触する部分に、前記環状凹み35と補
完関係にある環状突起を設け、このような環状突起によ
り加硫時のタイヤ11のクラウン部15の幅方向中央部
を半径方向内側に押し込めばよい。また、この実施例で
は、このような環状凹み35を内圧充填時、高速走行時
にも確実に維持させるため、クラウン部15の幅方向中
央部でベルト層29の半径方向外側に幅狭の補強層36
を配置している。ここで、この補強層36は内部に周方
向に延びる有機繊維コード、例えばナイロンコードが多
数本埋設されている。 このようにクラウン部15の幅方向ほぼ中央部に環状凹
み35を形成すると、この環状溝35の両側には、タイ
ヤ11の最大径部37、38がそれぞれ形成されること
になるが、このような最大径部37、38の外表面同士
を結ぶ直線Lと前記環状凹み35の最深部39との間の
距離Dは、該タイヤ11に正規内圧が充填されていると
き、10mmから15mmの範囲であることが好ましい
。その理由は、前記距離Dが10mm未満であると、環
状凹み35の断面積が小さ過ぎて前述したウエット性能
を十分に向上させることができないからであり、また、
15mmを超えると、ベルト層29の屈曲量が大きくな
り過ぎてベルト層間剪断歪が大きくなり、ベルト間セパ
レーションが発生するおそれがあるからである。そして
、このような環状凹み35はタイヤ11内に正規内圧を
充填して高速走行したときにも、大部分が凹みとして残
る。ここで、カーカス層21、ベルト層29は前述のよ
うに凹まされたとき、その形状が緩やかに変化するため
、距離Dが前述のように10mmから15mmであると
、最大径部37、38間の幅方向距離Fは通常トレッド
幅Jの15%から50%となる。
イヤの高さTをタイヤの幅Wで除した後 100を乗じ
た値が50以下である偏平タイヤであり、この結果、接
地幅が広く、クラウン部15の幅方向中央においては排
水性がかなり悪いのである。このため、この実施例では
、タイヤ11のクラウン部15の幅方向ほぼ中央部にお
けるカーカス層21、ベルト層29およびトレッド33
を全体的に半径方向内側に凹ませて、該部位に連続して
周方向に延びる環状凹み35を形成し、この環状凹み3
5を湿潤路面走行時の排水通路とすることによりウエッ
ト性能を向上させている。 ここで、このように半径方向内側に凹ませるためには、
タイヤ11を加硫する加硫モールドのクラウン部15の
幅方向中央部に接触する部分に、前記環状凹み35と補
完関係にある環状突起を設け、このような環状突起によ
り加硫時のタイヤ11のクラウン部15の幅方向中央部
を半径方向内側に押し込めばよい。また、この実施例で
は、このような環状凹み35を内圧充填時、高速走行時
にも確実に維持させるため、クラウン部15の幅方向中
央部でベルト層29の半径方向外側に幅狭の補強層36
を配置している。ここで、この補強層36は内部に周方
向に延びる有機繊維コード、例えばナイロンコードが多
数本埋設されている。 このようにクラウン部15の幅方向ほぼ中央部に環状凹
み35を形成すると、この環状溝35の両側には、タイ
ヤ11の最大径部37、38がそれぞれ形成されること
になるが、このような最大径部37、38の外表面同士
を結ぶ直線Lと前記環状凹み35の最深部39との間の
距離Dは、該タイヤ11に正規内圧が充填されていると
き、10mmから15mmの範囲であることが好ましい
。その理由は、前記距離Dが10mm未満であると、環
状凹み35の断面積が小さ過ぎて前述したウエット性能
を十分に向上させることができないからであり、また、
15mmを超えると、ベルト層29の屈曲量が大きくな
り過ぎてベルト層間剪断歪が大きくなり、ベルト間セパ
レーションが発生するおそれがあるからである。そして
、このような環状凹み35はタイヤ11内に正規内圧を
充填して高速走行したときにも、大部分が凹みとして残
る。ここで、カーカス層21、ベルト層29は前述のよ
うに凹まされたとき、その形状が緩やかに変化するため
、距離Dが前述のように10mmから15mmであると
、最大径部37、38間の幅方向距離Fは通常トレッド
幅Jの15%から50%となる。
【0009】このようにクラウン部15の幅方向ほぼ中
央部に環状凹み35が形成されると、該環状凹み35と
両トレッド端41、42との間のクラウン部15には、
周方向に連続して延びるリブ状をした一対の陸部43、
44が画成される。ここで、このようなタイヤ11によ
って湿潤路面を走行すると、これら一対の陸部43、4
4と路面との間にも水が侵入しウエット性能が低下する
ため、この実施例では、各陸部43、44の外表面に円
周方向に等距離離れた直線状に延びる複数の傾斜溝45
、46、47、48を形成するとともに、これらの傾斜
溝45、46、47、48を回転方向(矢印方向)前方
から回転方向後方に向かうに従い各陸部43、44の幅
方向中央から幅方向両端に接近するよう、詳しくは傾斜
溝45、48に関しては陸部43、44の幅方向中央か
ら幅方向外側端(トレッド端41、42に近接する側)
に接近するよう傾斜させ、一方、傾斜溝46、47に関
しては陸部43、44の幅方向中央から幅方向内側端(
環状凹み35に近接する側)に接近するよう傾斜させて
いる。この結果、陸部43、44と路面との間に侵入し
ようとする水は、前述のように傾斜した傾斜溝45、4
6、47、48により陸部43、44の前方に扇形に分
散排出、即ち、各陸部43、44の幅方向外側の水の一
部は傾斜溝45、48により陸部43、44の斜め外側
に、また、各陸部43、44の幅方向内側の水の一部は
傾斜溝46、47により斜め内側(環状凹み35の直前
)に排出される。これにより、タイヤ11の接地領域(
陸部43、44)の直前における水量が減少して陸部4
3、44と路面との間に侵入しようとする水の量が減少
し、ウエット性能が向上するのである。なお、この実施
例では、傾斜溝45と46および47と48とは 1/
2ピッチだけ周方向に位相がずれており、また、傾斜溝
45、47のタイヤ赤道面Qに対する傾斜角Aは、傾斜
溝46、48のタイヤ赤道面Qに対する傾斜角Bより小
さい。
央部に環状凹み35が形成されると、該環状凹み35と
両トレッド端41、42との間のクラウン部15には、
周方向に連続して延びるリブ状をした一対の陸部43、
44が画成される。ここで、このようなタイヤ11によ
って湿潤路面を走行すると、これら一対の陸部43、4
4と路面との間にも水が侵入しウエット性能が低下する
ため、この実施例では、各陸部43、44の外表面に円
周方向に等距離離れた直線状に延びる複数の傾斜溝45
、46、47、48を形成するとともに、これらの傾斜
溝45、46、47、48を回転方向(矢印方向)前方
から回転方向後方に向かうに従い各陸部43、44の幅
方向中央から幅方向両端に接近するよう、詳しくは傾斜
溝45、48に関しては陸部43、44の幅方向中央か
ら幅方向外側端(トレッド端41、42に近接する側)
に接近するよう傾斜させ、一方、傾斜溝46、47に関
しては陸部43、44の幅方向中央から幅方向内側端(
環状凹み35に近接する側)に接近するよう傾斜させて
いる。この結果、陸部43、44と路面との間に侵入し
ようとする水は、前述のように傾斜した傾斜溝45、4
6、47、48により陸部43、44の前方に扇形に分
散排出、即ち、各陸部43、44の幅方向外側の水の一
部は傾斜溝45、48により陸部43、44の斜め外側
に、また、各陸部43、44の幅方向内側の水の一部は
傾斜溝46、47により斜め内側(環状凹み35の直前
)に排出される。これにより、タイヤ11の接地領域(
陸部43、44)の直前における水量が減少して陸部4
3、44と路面との間に侵入しようとする水の量が減少
し、ウエット性能が向上するのである。なお、この実施
例では、傾斜溝45と46および47と48とは 1/
2ピッチだけ周方向に位相がずれており、また、傾斜溝
45、47のタイヤ赤道面Qに対する傾斜角Aは、傾斜
溝46、48のタイヤ赤道面Qに対する傾斜角Bより小
さい。
【0010】次に、試験例を説明する。この試験に当た
っては、両陸部に周方向に延びる直線状の主溝を形成し
た従来タイヤと、両陸部に図1に示すような傾斜溝を形
成した供試タイヤと、を準備した。ここで、各タイヤの
サイズは335/35 R17であった。次に、これ
ら各タイヤに 2.5kg/cm2の内圧を充填した後
、牽引されるトレーラーに装着して50km/hで湿潤
路面を走行させながらピークμを測定し、その平均値を
ウエットμ指数に換算した。 その結果は、従来タイヤにあっては、指数 100であ
ったが、供試タイヤにおいては指数 108までウエッ
ト性能が向上していた。ここで、ウエットμ指数 10
0はピークμ指数の平均値0.83であった。
っては、両陸部に周方向に延びる直線状の主溝を形成し
た従来タイヤと、両陸部に図1に示すような傾斜溝を形
成した供試タイヤと、を準備した。ここで、各タイヤの
サイズは335/35 R17であった。次に、これ
ら各タイヤに 2.5kg/cm2の内圧を充填した後
、牽引されるトレーラーに装着して50km/hで湿潤
路面を走行させながらピークμを測定し、その平均値を
ウエットμ指数に換算した。 その結果は、従来タイヤにあっては、指数 100であ
ったが、供試タイヤにおいては指数 108までウエッ
ト性能が向上していた。ここで、ウエットμ指数 10
0はピークμ指数の平均値0.83であった。
【0011】図3はこの発明の第2実施例を示す図であ
る。この実施例においては、環状凹み35をクラウン部
15の幅方向中央、即ちタイヤ赤道面Qからトレッド端
42側にずらしている。なお、このずらし量はトレッド
幅Jの20%以内であれば問題はない。また、この実施
例においては、陸部50に形成される傾斜溝51、52
のタイヤ赤道面Qに対する傾斜角を共に、陸部53に形
成される傾斜溝54、55のタイヤ赤道面Qに対する傾
斜角より小さくしている。ここで、このような傾斜角の
タイヤ11は、陸部50が排水性能を向上させ、一方、
陸部53が旋回性能を向上させるため、旋回時において
大きな横力を受ける装着外側に陸部53がくるよう装着
するとよい。
る。この実施例においては、環状凹み35をクラウン部
15の幅方向中央、即ちタイヤ赤道面Qからトレッド端
42側にずらしている。なお、このずらし量はトレッド
幅Jの20%以内であれば問題はない。また、この実施
例においては、陸部50に形成される傾斜溝51、52
のタイヤ赤道面Qに対する傾斜角を共に、陸部53に形
成される傾斜溝54、55のタイヤ赤道面Qに対する傾
斜角より小さくしている。ここで、このような傾斜角の
タイヤ11は、陸部50が排水性能を向上させ、一方、
陸部53が旋回性能を向上させるため、旋回時において
大きな横力を受ける装着外側に陸部53がくるよう装着
するとよい。
【0012】図4はこの発明の第3実施例を示す図であ
る。この実施例においては、陸部57に形成される傾斜
溝58、59の幅方向内端同士、および陸部60に形成
される傾斜溝61、62の幅方向内端同士を交差させ、
連続させている。なお、この実施例においては傾斜溝5
8、59、61、62のタイヤ赤道面Qに対する傾斜角
は同一である。
る。この実施例においては、陸部57に形成される傾斜
溝58、59の幅方向内端同士、および陸部60に形成
される傾斜溝61、62の幅方向内端同士を交差させ、
連続させている。なお、この実施例においては傾斜溝5
8、59、61、62のタイヤ赤道面Qに対する傾斜角
は同一である。
【0013】なお、前述の実施例においては、傾斜溝4
5、46、47、48が直線状に延びている場合につい
て説明したが、この発明においては、これら傾斜溝は陸
部の幅方向中央から幅方向両端に接近するに従いタイヤ
赤道面Qに対する傾斜角が大きくなるよう湾曲していて
もよい。また、前述の発明においては、トレッド33の
肉厚をクラウン部15の全幅においてほぼ等厚としたが
、この発明においては、環状凹み35の部位のトレッド
33の肉厚を他の部位の肉厚より薄く、例えば最深部3
9に接近するに従い薄くするようにしてもよい。さらに
、この発明においては、各陸部の幅方向外側に形成され
た傾斜溝のタイヤ赤道面Qに対する傾斜角を、幅方向内
側に形成された傾斜溝のタイヤ赤道面Qに対する傾斜角
より小としてもよく、逆に、各陸部の幅方向内側に形成
された傾斜溝のタイヤ赤道面Qに対する傾斜角を、幅方
向外側に形成された傾斜溝のタイヤ赤道面Qに対する傾
斜角より小としてもよい。
5、46、47、48が直線状に延びている場合につい
て説明したが、この発明においては、これら傾斜溝は陸
部の幅方向中央から幅方向両端に接近するに従いタイヤ
赤道面Qに対する傾斜角が大きくなるよう湾曲していて
もよい。また、前述の発明においては、トレッド33の
肉厚をクラウン部15の全幅においてほぼ等厚としたが
、この発明においては、環状凹み35の部位のトレッド
33の肉厚を他の部位の肉厚より薄く、例えば最深部3
9に接近するに従い薄くするようにしてもよい。さらに
、この発明においては、各陸部の幅方向外側に形成され
た傾斜溝のタイヤ赤道面Qに対する傾斜角を、幅方向内
側に形成された傾斜溝のタイヤ赤道面Qに対する傾斜角
より小としてもよく、逆に、各陸部の幅方向内側に形成
された傾斜溝のタイヤ赤道面Qに対する傾斜角を、幅方
向外側に形成された傾斜溝のタイヤ赤道面Qに対する傾
斜角より小としてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、湿潤路面走行時におけるタイヤ陸部と路面との間への
水の侵入を抑制してウエット性能を向上させることがで
きる。
、湿潤路面走行時におけるタイヤ陸部と路面との間への
水の侵入を抑制してウエット性能を向上させることがで
きる。
【図1】この発明の第1実施例を示すトレッドの展開図
である。
である。
【図2】この発明の第1実施例を示すタイヤの子午線断
面図である。
面図である。
【図3】この発明の第2実施例を示すトレッドの展開図
である。
である。
【図4】この発明の第3実施例を示すトレッドの展開図
である。
である。
11…空気入り偏平タイヤ 15…クラウン部2
1…カーカス層 29…ベルト
層33…トレッド 35…
環状凹み41、42…トレッド端 43
、44…陸部45、46、47、48…傾斜溝
1…カーカス層 29…ベルト
層33…トレッド 35…
環状凹み41、42…トレッド端 43
、44…陸部45、46、47、48…傾斜溝
Claims (1)
- 【請求項1】トロイダル状をしたカーカス層と、カーカ
ス層のクラウン部の半径方向外側に配置されたベルト層
と、ベルト層の半径方向外側に配置されたトレッドと、
を備え、クラウン部の幅方向ほぼ中央部におけるカーカ
ス層、ベルト層およびトレッドを全体的に半径方向内側
に凹ませることにより、該クラウン部の幅方向ほぼ中央
部に周方向に連続して延びる環状凹みを形成するように
した偏平率が50以下の空気入り偏平タイヤにおいて、
前記環状凹みとトレッド端との間の一対の陸部にそれぞ
れ、回転方向前方から回転方向後方に向かうに従い各陸
部の幅方向中央から幅方向両端に接近するよう傾斜した
複数の傾斜溝を形成するようにしたことを特徴とする空
気入り偏平タイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3025433A JP2588065B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 空気入り偏平タイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3025433A JP2588065B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 空気入り偏平タイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04243603A true JPH04243603A (ja) | 1992-08-31 |
| JP2588065B2 JP2588065B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=12165847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3025433A Expired - Fee Related JP2588065B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 空気入り偏平タイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2588065B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5411069A (en) * | 1993-03-15 | 1995-05-02 | Bridgestone Corporation | Pneumatic radial tires including an annular recess portion in the tread |
| US5425828A (en) * | 1993-08-09 | 1995-06-20 | Bridgestone Corporation | Process for the manufacture of pneumatic radial tires with initial formation of a central annular groove in the belt-tread band |
| WO2012105425A1 (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-09 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
| CN110049882A (zh) * | 2016-12-13 | 2019-07-23 | 米其林集团总公司 | 包括包含增强元件的胎面的轮胎 |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP3025433A patent/JP2588065B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5411069A (en) * | 1993-03-15 | 1995-05-02 | Bridgestone Corporation | Pneumatic radial tires including an annular recess portion in the tread |
| US5425828A (en) * | 1993-08-09 | 1995-06-20 | Bridgestone Corporation | Process for the manufacture of pneumatic radial tires with initial formation of a central annular groove in the belt-tread band |
| WO2012105425A1 (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-09 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
| JP2012158233A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
| CN110049882A (zh) * | 2016-12-13 | 2019-07-23 | 米其林集团总公司 | 包括包含增强元件的胎面的轮胎 |
| CN110049882B (zh) * | 2016-12-13 | 2020-12-25 | 米其林集团总公司 | 包括包含增强元件的胎面的轮胎 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2588065B2 (ja) | 1997-03-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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