JPH04244994A - 原子炉の燃料集合体 - Google Patents

原子炉の燃料集合体

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JPH04244994A
JPH04244994A JP3011292A JP1129291A JPH04244994A JP H04244994 A JPH04244994 A JP H04244994A JP 3011292 A JP3011292 A JP 3011292A JP 1129291 A JP1129291 A JP 1129291A JP H04244994 A JPH04244994 A JP H04244994A
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JP
Japan
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fuel
rods
mox
rod
fuel rods
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JP3011292A
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English (en)
Inventor
Toru Yamamoto
徹 山本
Takeshi Kiyono
清野 赳
Yasushi Hirano
靖 平野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は沸騰水型原子炉等の原子
炉の燃料集合体に係り、特にウランとプルトニウムの混
合燃料を充填したMOX燃料棒を備えた原子炉の燃料集
合体に関する。
【0003】
【従来の技術】沸騰水型原子炉等に使用された使用済燃
料を再処理して得られるプルトニウム(Pu)を軽水型
原子炉(以下、軽水炉という。)の新たな燃料として用
いることにより、ウラン資源の有効活用が図れ、天然ウ
ランおよびウラン濃縮経費を節約することができるので
、原子力発電プラントの燃料経済性を向上させることが
できる。
【0004】使用済燃料の再処理により得られるプルト
ニウムは、放射性物質である上、重金属としての化学的
毒性があるため、慎重な取扱いが要求され、実際にはプ
ルトニウムの取扱いは遠隔操作やグローブボックス内で
慎重に取扱われる。
【0005】沸騰水型原子炉の燃料集合体1は図7に示
すように一般的に構成され、角筒状のチャンネルボック
ス2内に多数本の燃料棒3が格子状に束ねられて収容さ
れる。符号4はウォータロッドである。この燃料集合体
1は4体ずつが組をなして横断面十字状の制御棒5の周
りに配置され、全体として炉心部に多数体の燃料集合体
5を装荷している。
【0006】しかして、沸騰水型原子炉の炉心部に案内
される冷却材の流れは、炉心部に装荷された燃料集合体
1のチャンネルボックス2外を流れる沸騰しない高温単
相流のサブクール水と、チャンネルボックス2内には沸
騰した蒸気を含む高温気液二相のインチャンネル流とに
分けられる。このため、燃料の核分裂により発生する中
性子の減速状態は、チャンネルボックス2の内側より外
側の方が良好であり、炉心部に装荷される燃料集合体1
の熱中性子束分布は燃料集合体の中央からチャンネルボ
ックス2側の周辺に向って大きくなる傾向にある。
【0007】一方、軽水炉としての沸騰水型原子炉の炉
心には、横断面十字形の制御棒5挿入側の燃料集合体1
のチャンネルボックス2間の間隔が制御棒を挿入しない
側(対角線上反対側)より広くなるように燃料集合体1
を装荷するいわゆるD格子炉心と、制御棒5挿入側のチ
ャンネルボックス2間の間隔がその反対側と同一である
ように燃料集合体を装荷する、いわゆるC格子炉心とが
ある。
【0008】D格子炉心では、十字型制御棒5挿入側の
熱中性子束がその反対側の熱中性子束よりさらに高くな
る。このため、D格子炉心用の燃料集合体1では、燃料
集合体1の各燃料棒3間の出力分布の平坦化を図るため
に、U−235の濃縮度が異なる5〜7種類の燃料棒を
使用している。
【0009】また、C格子炉心でも、同様にして各燃料
棒間の出力分布の平坦化を図るために、U−235の濃
縮度の異なる4〜6種類の燃料棒を用いている。
【0010】ウラン燃料とプルトニウム燃料を充填した
MOX燃料集合体の場合も、ウラン燃料集合体1の場合
と同様、出力分布(熱中性子束分布)の平坦化を図るこ
とが行なわれており、このために、天然ウランや劣化ウ
ラン等の母材ウランに混合するプルトニウムの濃度(以
下、Pu富化度という。)の異なるMOX燃料棒を用意
する必要がある。一方、プルトニウムは化学的毒性等の
存在のために、Pu富化度の異なるMOX燃料棒の種類
はできるだけ少ない方が製造上経済的であり、管理上も
好ましい。
【0011】図8に示すMOX燃料集合体1AはMOX
燃料棒aの種類を考慮して設計したものであり、MOX
燃料棒aのPu富化度は一種類とし、他のウラン濃縮度
の異なる5種類のウラン燃料棒b1 ,b2 ,b3 
,b4 ,b5 を使用しており、このうち一種類のウ
ラン燃料棒b5 はガドリニア等の可燃性毒物入りのも
のである。図8のMOX燃料集合体1AはMOX燃料棒
aが全燃料棒に対して占める割合は例えば35%である
。U−235の濃縮度はb1 >b2 >b3 >b4
 である。ところで、MOX燃料集合体1Aは核燃料で
あるプルトニウム(Pu)から放出される放射線のため
に、特殊な放射線遮蔽を施した輸送容器で輸送する必要
があり、原子力発電所内でもMOX燃料集合体1Aは特
別な取扱いを必要とする。この関係から軽水炉の炉心部
に装荷される燃料集合体はMOX燃料集合体1Aの体数
ができるだけ少ない方が好ましい。
【0012】炉心部に装荷される数を考慮して設計した
MOX燃料集合体1Bの設計例を図9に示す。このMO
X燃料集合体1Bはガドリニア入りウラン燃料棒bを除
いた残りを全ての燃料棒をMOX燃料棒a1 〜a5 
としたものであり、このMOX燃料棒a1 〜a5 は
Pu富化度の異なる5種類(Pu:9.0wt%、4.
2wt%、3.3wt%、2.3wt%、1.2wt%
)のMOX燃料棒を用いている。MOX燃料棒a1〜a
5 が全燃料棒3に占める割合は80%と多くなるため
、炉心部に装荷されるMOX燃料集合体1Bの体数は少
なくなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】D格子炉心用の燃料集
合体に収容される燃料棒3として、ガドリニア入りのウ
ラン燃料棒bを除いた残りの全てをMOX燃料棒a1 
〜a5 としたMOX燃料集合体1Bの例を図9に示し
たが、このMOX燃料集合体1BはPu富化度の異なる
5種類のMOX燃料棒a1 〜a5 を用いて出力分布
の平坦化を図っている。
【0014】図10は上記MOX燃料集合体1Bに収容
された各燃料棒3の出力分布例を示すもので、出力の相
対値の最大値は1.34程度であり、出力分布の平坦化
のために、各燃料棒は燃料が適切に制御されている。
【0015】この結果、Pu富化度の種類に対するMO
X燃料棒a1 〜a5 の分布本数は、図11のように
なり、最もPu富化度の小さなMOX燃料棒a5 が1
本、次が4本、以下、6本、20本、15本の分布のよ
うになっている。この分布本数に対するPu富化度の重
量率(Pu富化度の同じ種類の本数とPu富化度の積)
の分布曲線を破線で示す。
【0016】図12にはC格子炉心用のMOX燃料集合
体1Cの例を示しており、このMOX燃料集合体1Cは
ガドリニア入りのウラン燃料棒bを除いた残りの全ての
燃料棒をMOX燃料集合体1Cとした例である。このC
格子炉心の場合、MOX燃料集合体1Cのチャンネルボ
ックス2間の水ギャップ幅は同じであり、この場合のP
u富化度(Pu:9.0wt%、7.5wt%、5.3
wt%、2.5wt%)の異なるMOX燃料棒C1 〜
C4 の出力分布を図13に示し、この図13に破線で
示したのはPu富化度が同じMOX燃料棒の本数とPu
富化度の積(Pu富化度の重量率)の分布曲線である。
【0017】図11および図13に示す分布曲線から、
Pu富化度の小さなMOX燃料棒a4 ,a5 ,C4
 ほど本数が少なく、かつPu富化度の重量率も小さい
ことがわかる。
【0018】しかしながら、従来のD格子炉心やC格子
炉心に装荷されるMOX燃料集合体1B,1Cでは、P
u富化度の異なるMOX燃料棒を多種類用意しなければ
ならず、MOX燃料棒の種類が多くなる傾向にあるため
、製造上経済的でないのみならず、MOX燃料棒の管理
上の困難性を伴う問題があった。
【0019】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、燃料集合体へのプルトニウム装荷量を全体的に
変化させることなく、Pu富化度の異なるMOX燃料棒
の種類を減少させ、製造を容易にして経済性を向上させ
るとともに、燃料棒の管理を容易にした原子炉の燃料集
合体を提供することを目的とする。 〔発明の構成〕
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明に係る原子炉の燃料集合体は、請求項1
に記載したように、原子炉炉心部に装荷される燃料集合
体間に横断面十字形の制御棒を出し入れ可能に配置する
一方、前記燃料集合体はチャンネルボックス内にn行n
列の燃料棒を格子状に配列し、前記燃料集合体のチャン
ネルボックス間の間隔が前記制御棒挿入側が制御棒を挿
入しない側より広くなるようにした原子炉の燃料集合体
において、前記制御棒挿入側のコーナの燃料棒を(1,
1)座標の燃料棒、この燃料棒のチャンネルボックス対
角線の反対側の燃料棒を(n,n)座標の燃料棒とした
とき、(1,1)座標、または(1,1),(1,2)
,(2,1),(1,n),(n,1)座標の燃料棒を
ウラン燃料棒に、残りの燃料棒は、可燃性毒物入りの燃
料棒を除いてMOX燃料棒としたものである。
【0021】また、本発明に係る原子炉の燃料集合体は
、上述した課題を解決するために、請求項2に記載した
ように、原子炉炉心部に装荷される燃料集合体間に横断
面十字形の制御棒を出し入れ可能に配置する一方、前記
燃料集合体はチャンネルボックス内にn行n列の燃料棒
を格子状に配列し、前記燃料集合体のチャンネルボック
ス間の間隔が前記制御棒挿入側が制御棒を挿入しない側
との間で等しくなるようにした原子炉の燃料集合体にお
いて、前記制御棒挿入側のコーナの燃料棒を(1,1)
座標の燃料棒、この燃料棒のチャンネルボックス対角線
の反対側の燃料棒を(n,n)座標の燃料棒としたとき
、(1,1),(1,n),(n,1)および(n,n
)座標の燃料棒をウラン燃料棒とし、残りの燃料棒は、
可燃性毒物入りの燃料棒を除いてMOX燃料棒としたも
のである。
【0022】
【作用】この原子炉の燃料集合体は、MOX燃料棒の本
数およびPu富化度の重量率の分布曲線から、Pu富化
度が小さなMOX燃料棒ほど本数が少なく、Pu富化度
とMOX燃料棒の本数の積(重量率)も小さいことから
、Pu富化度の小さなMOX燃料棒を一部等価で、取扱
いが容易なウラン燃料棒に置換することにより、燃料集
合体1体当たりのプルトニウム量を大きく減少させずに
、Pu富化度の種類を減少させたものである。
【0023】Pu富化度のMOX燃料棒の種類を減少さ
せるこにより、MOX燃料棒の製造を容易にして経済性
を向上させ、燃料棒の管理を容易にしたものである。
【0024】
【実施例】以下、本発明に係る原子炉の燃料集合体の実
施例について添付図面を参照して説明する。
【0025】図1は本発明に係る原子炉の燃料集合体と
して、軽水炉の沸騰水型原子炉のD格子炉心に装荷され
るMOX燃料集合体10の概念図である。このMOX燃
料集合体10は角筒状のチャンネルボックス11内にn
行n列(図1には例えばn=8の場合を示す。)の燃料
棒12を正方格子状に配列した例を示す。
【0026】D格子炉心用のMOX燃料集合体10の場
合、チャンネルボックス11間に沸騰しない高温水のサ
ブクール水(アウトチャンネル水)を案内する水ギャッ
プが形成されており、この水ギャップの幅は、横断面十
字状の制御棒13挿入側が制御棒を挿入しない側より大
きくなっている。このため、各燃料棒12の熱中性子束
(出力分布)は広い水ギャップに面した位置が他の部分
より相対的に大きくなり、特に制御棒13挿入側のコー
ナ位置を(1,1)座標の燃料棒、チャンネルボックス
対角線の反対側の燃料棒を(n,n)座標とするとき、
(1,1)座標の燃料棒からの熱中性子束が最も高く、
(1,2),(2,1),(1,n)および(n,1)
座標の燃料棒が次に高い。
【0027】このような熱中性子束φthの分布を反映
して、燃料集合体10の燃料棒出力Pは、
【0028】
【数1】
【0029】で表わされる。但し、Σf は核分裂性物
質(ウラン、プルトニウム)の巨視的断面積である。 (1)式より、出力Pは巨視的断面積Σf に比例する
プルトニウム富化度を調整することにより、各燃料棒1
2間で相対的出力が極端しに相違しないように調整して
いる。
【0030】D格子炉心用のMOX燃料集合体10では
、(1,1),(1,2),(2,1),(n,1),
(1,n)座標の燃料棒にウラン燃料棒Bを、このウラ
ン燃料棒B以外の燃料棒12はガドリニア等の可燃性毒
物入りの燃料棒を除いてMOX燃料棒Aが用いられる。 この場合、MOX燃料棒AはPu富化度が異なる3種類
の燃料棒(後述する。)を用いればよく、MOX燃料棒
のPu富化度を従来より2種類減少させることができ、
減少分は等価のウラン燃料棒Bを使用する。MOX燃料
集合体10の1体当たりに装荷されるプルトニウム量の
減少は小さく、例えば5%以下とすることができる。こ
れは、ウラン燃料棒Aに置換した本数が少なく、それら
の位置のPu富化度が小さいためである。
【0031】図1には、図示されていないが、(1,1
)座標の燃料棒をウラン燃料棒とし、残りの燃料棒を可
燃性毒物入りの燃料棒を除いてMOX燃料棒としてもよ
い。この場合には、Pu富化度の種類を従来のMOX燃
料集合体1Bより一種類減らすことができ、プルトニウ
ム量の減少分は極く僅かで、殆どない。
【0032】図2はD格子炉心用MOX燃料集合体10
Aの具体的実施例を示すものである。
【0033】図2に示されるMOX燃料集合体10Aは
、軽水炉としての沸騰水型原子炉のD格子炉心に装荷さ
れる取替燃料の例である。
【0034】この燃料集合体10Aは、チャンネルボッ
クス11内に燃料棒12がn行n列(n=8〜10)正
方格子状に図示しないスペーサで束ねられて収容される
。中央部にはウォータロッド14が配設されており、こ
のウォータロッド14および燃料棒12の上下端部は、
上部タイプレートおよび下部タイプレート(共に図示せ
ず)により保持される。スペーサは燃料棒12の軸方向
に間隔をおいて複数個配置され、燃料棒12およびウォ
ータロッド14の相互間隔を適切な状態に保持している
。符号13は横断面十字形の制御棒である。
【0035】燃料棒12は、図示されていないが、下部
端栓および上部端栓にて両端を密封させた燃料被覆管内
に多数の燃料ペレットを装荷したものである。燃料ペレ
ットは燃料物質を酸化物で焼結したものであり、核分裂
性物質を含んでいる。燃料ペレットは被覆管内のガスプ
レナム内に配置されたスプリングにより下方に押圧され
ている。
【0036】ウォータロッド14は燃料棒12と同じ材
質の被覆管を用いているが、燃料物質を装荷せず、被覆
管の上部および下部の側面に対し孔(図示せず)を設け
、内部を沸騰しない冷却材が通過するようになっている
【0037】D格子炉心に装荷されるこのMOX燃料集
合体10AはMOX燃料棒Aとウラン燃料棒Bとを組み
合せたものであり、MOX燃料棒Aのうち燃料棒A1 
には燃料物質として天然ウラン(U−235、0.71
wt%)にプルトニウムを例えば9.5wt%の割合で
混合している。同時に、MOX燃料棒A2 ,A3 に
は天然ウランにそれぞれ例えば、3.9wt%および3
.0wt%のPuを混合している。燃料棒B1 ,B2
 はウラン燃料棒であり、燃料物質として濃縮度3.5
wt%および2.5wt%のウラン235を含んでいる
。燃料棒Cはガドリニア等の可燃性毒物入りウラン燃料
棒であり、この燃料棒Cは濃縮度4.8wt%のU−2
35に3.0wt%のガドリニア(Gd2 O3 )を
混入している。
【0038】図2に示されたMOX燃料集合体10Aの
各燃料棒12の相対出力分布を図3に示す。図3の出力
分布状態から、従来のMOX燃料集合体(図10)と同
程度の分布状態であることがわかる。
【0039】図2に示すMOX燃料集合体10Aでは、
MOX燃料棒AのPu富化度の種類は3種類である。ウ
ラン燃料棒Bは濃縮度の異なる2種類の燃料棒B1 ,
B2 を5本使用している。このMOX燃料集合体10
Aは図8に示した例に比べ、Pu富化度種類は2種類減
少している。一方、1体の燃料集合体10A当たりのプ
ルトニウムの装荷量は例えば約4%減少しているだけで
ある。
【0040】次に、C格子炉心用燃料集合体20の概念
を図4に示す。
【0041】図4に示された原子炉のC格子炉心に装荷
されるMOX燃料集合体20はチャンネルボックス21
間の水ギャップの幅は等しいので、熱中性子束が相対的
に大きくなる燃料棒22は、(1,1),(1,n),
(n,1),(n,n)座標の4つのコーナに位置する
燃料棒である。符号23はウォータロッドである。
【0042】したがって、C格子炉心用MOX燃料集合
体20においては、(1,1),(1,n),(n,1
),(n,n)座標の燃料棒21をウラン燃料棒Bとし
、残りの燃料棒22を可燃性毒物入りの燃料棒を除いて
MOX燃料棒Aとしたものである。この場合、MOX燃
料棒AのPu富化度の種類が3種類となり、従来の同様
なMOX燃料集合体に比べ1種類減らすことができる。 MOX燃料集合体20の1体当たりのプルトニウム量の
減少量は5%以下とすることができる。プルトニウムの
減少量が5%を超えると、C格子炉心に装荷されるMO
X燃料集合体の体数の増加が必要となり、経済性を悪化
させるおそれがある。
【0043】このC格子炉心用MOX燃料集合体の具体
的実施例を図5に示す。図5はMOX燃料集合体20A
のチャンネルボックス21内に9行9列の燃料棒22を
正方格子状に収容し、中央部に2本のウォータロッド2
3を配置したものである。
【0044】チャンネルボックス21内に配設される各
燃料棒22のうち、コーナ部に配置される燃料棒はウラ
ン燃料棒Bであり、残りの燃料棒22は可燃性毒物入り
の燃料棒Cを除いてMOX燃料棒Aである。この燃料棒
Aのうち、燃料棒A1 には燃料物質として天然ウラン
(U−235、0.71wt%)にプルトニウムを例え
ば、9.0wt%の割合で混合している。同様に他のM
OX燃料棒A2 ,A3 には天然ウランにそれぞれP
uを例えば、7.5wt%および5.3wt%混合して
いる。燃料棒Bはウラン燃料棒であり、燃料物質として
U−235の濃縮度4.5wt%のウランを含んでいる
。 燃料棒Cはガドリニアのウラン燃料棒であり濃縮度4.
8wt%のウラン235に2.0wt%のガドリニア(
Gd2 O3 )を混合している。
【0045】このMOX燃料集合体20Aの各燃料棒2
2の出力分布は、図6に示すように表わされ、従来の同
様なMOX燃料集合体1Cとほぼ同様な出力分布が得ら
れる。
【0046】図5のMOX燃料集合体20Aでは、MO
X燃料棒Aの富化度の種類は3種類である。ウラン燃料
棒Bは1種類あるいは濃縮度の異なる2種類の燃料棒を
使用している。Pu富化度の種類は従来のものに比べ、
1種類〜2種類減少している。一方、燃料集合体当たり
のプルトニウムの装荷量は2%減少しているだけである
【0047】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係る原子炉
の燃料集合体においては、D格子炉心用燃料集合体の場
合には、(1,1)座標、または(1,1),(1,2
),(2,1),(1,n),(n,1)座標の燃料棒
をウラン燃料棒とし、残りの燃料棒を可燃性毒物入りの
燃料棒を除いてMOX燃料棒とし、また、C格子炉心用
燃料集合体の場合には、(1,1),(1,n),(n
,1)および(n,n)座標の燃料棒をウラン燃料棒と
し、残りの燃料棒を可燃性毒物入りの燃料棒を除いてM
OX燃料棒としたので、燃料集合体1体当たりのプルト
ニウム装荷量を従来のMOX燃料集合体と殆ど変えるこ
となく、Pu富化度の種類を減少させることができ、P
u富化度の異なるMOX燃料棒の種類を多く製造する必
要がないので、取扱いが困難なMOX燃料棒の製造が容
易になり、経済性が向上するとともに、MOX燃料棒の
管理も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原子炉のD格子炉心用燃料集合体
の概念を示す図。
【図2】本発明に係る原子炉の燃料集合体の一実施例を
示す図。
【図3】図2に示す燃料集合体の各燃料棒の相対的出力
分布を示す図。
【図4】本発明に係る原子炉のC格子炉心用燃料集合体
の概念を示す図。
【図5】本発明に係る原子炉の燃料集合体の他の実施例
を示す図。
【図6】図5に示す燃料集合体の各燃料棒の相対的出力
分布を示す図。
【図7】従来の原子炉として沸騰水型原子炉の燃料集合
体を示す図。
【図8】沸騰水型原子炉の炉心部に装荷されるMOX燃
料集合体を示す図。
【図9】D格子炉心用のMOX燃料集合体を示す図。
【図10】D格子炉心用MOX燃料集合体の各燃料棒の
相対的出力分布を示す図。
【図11】図9に示すPu富化度のMOX燃料棒の分布
割合およびPu富化度の重量率を示す図。
【図12】C格子炉心用MOX燃料集合体を示す図。
【図13】図12に示すPu富化度の異なるMOX燃料
棒の分布割合とPu富化度の重量率を示す図。
【符号の説明】
10,10A  燃料集合体 11,21  チャンネルボックス 12,22  燃料棒 13  制御棒 14,23  ウォータロッド 20,20A  燃料集合体 A,A1 〜A3   MOX燃料棒 B,B1 〜B3   ウラン燃料棒 C  可燃性毒物入りウラン燃料棒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  原子炉炉心部に装荷される燃料集合体
    間に横断面十字形の制御棒を出し入れ可能に配置する一
    方、前記燃料集合体はチャンネルボックス内にn行n列
    の燃料棒を格子状に配列し、前記燃料集合体のチャンネ
    ルボックス間の間隔が前記制御棒挿入側が制御棒を挿入
    しない側より広くなるようにした原子炉の燃料集合体に
    おいて、前記制御棒挿入側のコーナの燃料棒を(1,1
    )座標の燃料棒、この燃料棒のチャンネルボックス対角
    線の反対側の燃料棒を(n,n)座標の燃料棒としたと
    き、(1,1)座標、または(1,1),(1,2),
    (2,1),(1,n),(n,1)座標の燃料棒をウ
    ラン燃料棒に、残りの燃料棒は、可燃性毒物入りの燃料
    棒を除いてMOX燃料棒としたことを特徴とする原子炉
    の燃料集合体。
  2. 【請求項2】  原子炉炉心部に装荷される燃料集合体
    間に横断面十字形の制御棒を出し入れ可能に配置する一
    方、前記燃料集合体はチャンネルボックス内にn行n列
    の燃料棒を格子状に配列し、前記燃料集合体のチャンネ
    ルボックス間の間隔が前記制御棒挿入側が制御棒を挿入
    しない側との間で等しくなるようにした原子炉の燃料集
    合体において、前記制御棒挿入側のコーナの燃料棒を(
    1,1)座標の燃料棒、この燃料棒のチャンネルボック
    ス対角線の反対側の燃料棒を(n,n)座標の燃料棒と
    したとき、(1,1),(1,n),(n,1)および
    (n,n)座標の燃料棒をウラン燃料棒とし、残りの燃
    料棒は、可燃性毒物入りの燃料棒を除いてMOX燃料棒
    としたことを特徴とする原子炉の燃料集合体。
JP3011292A 1991-01-31 1991-01-31 原子炉の燃料集合体 Pending JPH04244994A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0740309A1 (fr) * 1995-04-28 1996-10-30 Framatome Procédé de reconstitution d'assemblage de combustible nucléaire partiellement épuisé
JP2003107183A (ja) * 2001-07-23 2003-04-09 Tokyo Electric Power Co Inc:The 熱中性子原子炉用mox燃料集合体

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