JPH042465B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042465B2 JPH042465B2 JP59149173A JP14917384A JPH042465B2 JP H042465 B2 JPH042465 B2 JP H042465B2 JP 59149173 A JP59149173 A JP 59149173A JP 14917384 A JP14917384 A JP 14917384A JP H042465 B2 JPH042465 B2 JP H042465B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- energy absorbing
- absorbing material
- side member
- steering shaft
- load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/04—Hand wheels
- B62D1/11—Hand wheels incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/04—Hand wheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は自動車などに用いられる乗物用衝撃吸
収ハンドルに関する。
収ハンドルに関する。
自動車の操向用ハンドルは乗員の前方に位置し
ており、正面衝突時などにおいて乗員がハンドル
に激突することがある。第16図に一例を示した
ように一般にハンドル1の中央部にはホーン用の
スイツチ2が内蔵されており、その運転者側には
センターパツト3が配置されている。4はステア
リングシヤフトである。上記センターパツド3は
衝突時の衝撃をある程度緩衝できるが、厚さが不
足しているために緩衝材としてはまた、特公昭49
−10453号公報に見られるように、鼓形のエネル
ギー吸収体をステアリングホイルに組込んだもの
も提案されている。しかしこの先行技術のエネル
ギー吸収性能は、主に1つのエネルギー吸収体の
荷重特性に依存するので、最良のエネルギー吸収
性能を発揮させるように設計することは容易でな
い。しかもこの先行技術のエネルギー吸収体は、
衝突時にその軸線方向中間部が内方に向かつて座
屈するので、仮にこのエネルギー吸収体の内側に
第2のエネルギー吸収体を収容しても、衝突時に
外側のエネルギー吸収体が座屈することによつて
内側のエネルギー吸収体と干渉し合うようにな
り、所望のエネルギー吸収性能が得られなくな
る。
ており、正面衝突時などにおいて乗員がハンドル
に激突することがある。第16図に一例を示した
ように一般にハンドル1の中央部にはホーン用の
スイツチ2が内蔵されており、その運転者側には
センターパツト3が配置されている。4はステア
リングシヤフトである。上記センターパツド3は
衝突時の衝撃をある程度緩衝できるが、厚さが不
足しているために緩衝材としてはまた、特公昭49
−10453号公報に見られるように、鼓形のエネル
ギー吸収体をステアリングホイルに組込んだもの
も提案されている。しかしこの先行技術のエネル
ギー吸収性能は、主に1つのエネルギー吸収体の
荷重特性に依存するので、最良のエネルギー吸収
性能を発揮させるように設計することは容易でな
い。しかもこの先行技術のエネルギー吸収体は、
衝突時にその軸線方向中間部が内方に向かつて座
屈するので、仮にこのエネルギー吸収体の内側に
第2のエネルギー吸収体を収容しても、衝突時に
外側のエネルギー吸収体が座屈することによつて
内側のエネルギー吸収体と干渉し合うようにな
り、所望のエネルギー吸収性能が得られなくな
る。
本発明は上記事情に基づきなされたものでその
目的とするところは、ハンドルと乗員との衝突を
充分に緩衝することのできるような乗物用衝撃吸
収ハンドルを提供することにある。
目的とするところは、ハンドルと乗員との衝突を
充分に緩衝することのできるような乗物用衝撃吸
収ハンドルを提供することにある。
本発明の要旨とするところは、ステアリングシ
ヤフト側に固定されるシヤフト側の部材と、この
シヤフト側と部材から離れた位置に配される運転
者側の部材と、上記シヤフト側の部材と運転者側
の部材との間の周部に設けられかつ上記ステアリ
ングシヤフト方向に加わる荷重に対して塑性変形
可能な金属製の変形フレームと、上記変形フレー
ムの内側に配されかつ圧縮力を受けることにより
塑性変形ないし弾性変形を伴つてエネルギーを吸
収する高分子材料を主体とする非金属エネルギー
吸収材とを具備し、上記非金属エネルギー吸収材
は衝突時に荷重の大きさに応じて変形が進行する
第1の荷重特性をもち、また上記金属製変形フレ
ームは、ステアリングシヤフト側に位置する端部
に設けられた彎曲部と、ステアリングシヤフトの
軸線に沿う未変形部とを有し、上記彎曲部は、衝
突時において上記非金属エネルギー吸収材と干渉
しないようにステアリングシヤフトの軸線と平行
な方向に突き出るU字形に予め曲げられていると
ともに、上記第1の荷重特性とは異なる第2の荷
重特性をもち、これら第1の荷重特性と第2の荷
重特定との組合わせによるエネルギー吸収系を構
成していることを特徴とする。なお上記運転者側
の部材は上記変形フレームと一体に成形してあつ
てもよい。
ヤフト側に固定されるシヤフト側の部材と、この
シヤフト側と部材から離れた位置に配される運転
者側の部材と、上記シヤフト側の部材と運転者側
の部材との間の周部に設けられかつ上記ステアリ
ングシヤフト方向に加わる荷重に対して塑性変形
可能な金属製の変形フレームと、上記変形フレー
ムの内側に配されかつ圧縮力を受けることにより
塑性変形ないし弾性変形を伴つてエネルギーを吸
収する高分子材料を主体とする非金属エネルギー
吸収材とを具備し、上記非金属エネルギー吸収材
は衝突時に荷重の大きさに応じて変形が進行する
第1の荷重特性をもち、また上記金属製変形フレ
ームは、ステアリングシヤフト側に位置する端部
に設けられた彎曲部と、ステアリングシヤフトの
軸線に沿う未変形部とを有し、上記彎曲部は、衝
突時において上記非金属エネルギー吸収材と干渉
しないようにステアリングシヤフトの軸線と平行
な方向に突き出るU字形に予め曲げられていると
ともに、上記第1の荷重特性とは異なる第2の荷
重特性をもち、これら第1の荷重特性と第2の荷
重特定との組合わせによるエネルギー吸収系を構
成していることを特徴とする。なお上記運転者側
の部材は上記変形フレームと一体に成形してあつ
てもよい。
上記構成によれば、衝突の際にセンターパツド
が前方に押されると上記変形フレームの彎曲部が
塑性変形して衝撃を吸収するとともに、この変形
フレームの内側に配されているエネルギー吸収材
が圧縮されてエネルギーを吸収し、乗員の衝突を
効果的に緩衝することができる。上記彎曲部はス
テアリングシヤフトの軸線と平行な方向に突き出
るようなU字形に予め曲げられており、衝突時に
はこの彎曲部が非金属エネルギー吸収材と干渉し
ない方向に変形が進むことが助長される。すなわ
ち変形フレームが外側に膨らんだり内側に座屈す
るといつた変形挙動が抑制され、非金属エネルギ
ー吸収材が金属製変形フレームによつて損傷を受
けるといつた不具合も回避される。このため上記
変形フレームとエネルギー吸収材がそれぞれ所定
のエネルギー吸収特性を発揮でき、これら両部材
の併用によるエネルギー吸収特性も所定のものが
得られる。また変形フレームで囲まれる内側部分
にエネルギー吸収材を配しているからこれらを設
置するに必要なスペースが少なくて済む。しかも
変形フレームに連結されるかまたは変形フレーム
と一体に成形されている上記運転者側の部材によ
つて、例えばセンターパツドやホーンスイツチ等
を支持させるような構造にすることもできる。
が前方に押されると上記変形フレームの彎曲部が
塑性変形して衝撃を吸収するとともに、この変形
フレームの内側に配されているエネルギー吸収材
が圧縮されてエネルギーを吸収し、乗員の衝突を
効果的に緩衝することができる。上記彎曲部はス
テアリングシヤフトの軸線と平行な方向に突き出
るようなU字形に予め曲げられており、衝突時に
はこの彎曲部が非金属エネルギー吸収材と干渉し
ない方向に変形が進むことが助長される。すなわ
ち変形フレームが外側に膨らんだり内側に座屈す
るといつた変形挙動が抑制され、非金属エネルギ
ー吸収材が金属製変形フレームによつて損傷を受
けるといつた不具合も回避される。このため上記
変形フレームとエネルギー吸収材がそれぞれ所定
のエネルギー吸収特性を発揮でき、これら両部材
の併用によるエネルギー吸収特性も所定のものが
得られる。また変形フレームで囲まれる内側部分
にエネルギー吸収材を配しているからこれらを設
置するに必要なスペースが少なくて済む。しかも
変形フレームに連結されるかまたは変形フレーム
と一体に成形されている上記運転者側の部材によ
つて、例えばセンターパツドやホーンスイツチ等
を支持させるような構造にすることもできる。
以下に本発明の一実施例につき第1図を参照し
て説明する。第1図において図中10はステアリ
ングシヤフトを示している。このステアリングシ
ヤフト10の先端部10aにはボス11が固定さ
れ、このボス11にベースフレームを構成するシ
ヤフト側の部材12が一体的に固着されている。
ボス11は、図示しないリング部の中心に位置し
ており、セレーシヨン13によつて回り止めがな
されている。14は固定用のナツトである。
て説明する。第1図において図中10はステアリ
ングシヤフトを示している。このステアリングシ
ヤフト10の先端部10aにはボス11が固定さ
れ、このボス11にベースフレームを構成するシ
ヤフト側の部材12が一体的に固着されている。
ボス11は、図示しないリング部の中心に位置し
ており、セレーシヨン13によつて回り止めがな
されている。14は固定用のナツトである。
また上記シヤフト側の部材12に離間対向し
て、円板状をなす運転者側の部材15が配されて
いる。この部材15にはホーンスイツチの一方の
接点16aが設けられている。更に上記部材15
の運転者側にパツドフレーム20が配され、この
パツドフレーム20に、比較的柔軟な素材からな
るセンターパツド21が取付けられている。16
bはホーンスイツチの他方の接点である。上記パ
ツドフレーム20は支持機構22によつて、上記
部材15に対し接離する方向に移動可能に支持さ
れ、接点16a,16bをオン・オフできるよう
になつている。23はリターンスプリングであ
る。
て、円板状をなす運転者側の部材15が配されて
いる。この部材15にはホーンスイツチの一方の
接点16aが設けられている。更に上記部材15
の運転者側にパツドフレーム20が配され、この
パツドフレーム20に、比較的柔軟な素材からな
るセンターパツド21が取付けられている。16
bはホーンスイツチの他方の接点である。上記パ
ツドフレーム20は支持機構22によつて、上記
部材15に対し接離する方向に移動可能に支持さ
れ、接点16a,16bをオン・オフできるよう
になつている。23はリターンスプリングであ
る。
そしてシヤフト側の部材12と運転者側の部材
15との間に形成される空間部の周部に、変形フ
レーム25…が設けられ、シヤフト側の部材12
と運転者側の部材15を互いに連結している。但
し変形フレーム25…と上記部材15とは一体に
形成してあつてもよい。これら変形フレーム25
…は、上記両部材12,15と同様に鉄系金属、
あるいはアルミニユーム合金などの金属材からな
り、両部材12,15の周方向に複数箇所配置し
ている。また各変形フレーム25の一端側すなわ
ちステアリングシヤフト10側に位置する端部に
は、ステアリングシヤフト10の軸線C方向に加
わる荷重を受けたときに塑性変形できるようにU
字形状に予め曲げた彎曲部26を設けている。こ
の彎曲部26はステアリングシヤフト10の軸線
Cと平行な方向に突き出るようなU字形に曲げら
れている。
15との間に形成される空間部の周部に、変形フ
レーム25…が設けられ、シヤフト側の部材12
と運転者側の部材15を互いに連結している。但
し変形フレーム25…と上記部材15とは一体に
形成してあつてもよい。これら変形フレーム25
…は、上記両部材12,15と同様に鉄系金属、
あるいはアルミニユーム合金などの金属材からな
り、両部材12,15の周方向に複数箇所配置し
ている。また各変形フレーム25の一端側すなわ
ちステアリングシヤフト10側に位置する端部に
は、ステアリングシヤフト10の軸線C方向に加
わる荷重を受けたときに塑性変形できるようにU
字形状に予め曲げた彎曲部26を設けている。こ
の彎曲部26はステアリングシヤフト10の軸線
Cと平行な方向に突き出るようなU字形に曲げら
れている。
更に、変形フレーム25の端部側にはL字状に
折曲げた取付け部27を設け、リベツト止め、あ
るいは溶接等により上記部材15に固定するよう
になつている。また彎曲部26と取付け部27と
の間は、ほぼ直線状の未変形部28としている。
第1図に示されるように、未変形部28は、ステ
アリングシヤフト10の軸線Cに沿つている。
折曲げた取付け部27を設け、リベツト止め、あ
るいは溶接等により上記部材15に固定するよう
になつている。また彎曲部26と取付け部27と
の間は、ほぼ直線状の未変形部28としている。
第1図に示されるように、未変形部28は、ステ
アリングシヤフト10の軸線Cに沿つている。
上記変形フレーム25の具体的形状としては
種々のものを採用できる。例えば第2図に示され
るように板幅Wを全長にわたつて同じにしたも
の、あるいは第3図のように彎曲部26側の板幅
がテーパ状に漸減するようにしたもの、あるいは
第4図のように彎曲部26側の板幅がテーパ状に
漸減するとともに、未変形部28を板幅方向に多
少彎曲させた形状のものなどがある。第3図およ
び第4図の変形フレーム25のようにテーパ状し
たものであれば、圧縮荷重を受けたとき彎曲部2
6側の幅の狭い箇所から塑性変形が順次進行する
ようにできる。29は取付け孔を示す。また、第
5図ないし第7図に示ように孔25aを開設した
ものであつてもよい。こうすれば、フレームの剛
性を上げるため例えば板厚を増加させるなどした
場合において衝撃吸収能力を高めることができ
る。
種々のものを採用できる。例えば第2図に示され
るように板幅Wを全長にわたつて同じにしたも
の、あるいは第3図のように彎曲部26側の板幅
がテーパ状に漸減するようにしたもの、あるいは
第4図のように彎曲部26側の板幅がテーパ状に
漸減するとともに、未変形部28を板幅方向に多
少彎曲させた形状のものなどがある。第3図およ
び第4図の変形フレーム25のようにテーパ状し
たものであれば、圧縮荷重を受けたとき彎曲部2
6側の幅の狭い箇所から塑性変形が順次進行する
ようにできる。29は取付け孔を示す。また、第
5図ないし第7図に示ように孔25aを開設した
ものであつてもよい。こうすれば、フレームの剛
性を上げるため例えば板厚を増加させるなどした
場合において衝撃吸収能力を高めることができ
る。
そして上記変形フレーム25…によつて囲まれ
る空間部の内側に、エネルギー吸収材30が収容
されている。このエネルギー吸収材30は、例え
ばゴムや軟質ウレタンのように弾性変形の比較的
大きい高分子材料、あるいはウレタン、ポリエチ
レン、ポリスチレンの硬質または半硬質の発泡体
のように塑性変形の比較的大きい高分子材料、あ
るいはFRP(繊維強化合成樹脂)のような複合材
を使用する。エネルギー吸収材30の形状は円
柱、円錐台、角錐台およびこれらの組合わせが可
能であり、中空、中実のいずれでもよい。エネル
ギー吸収材30は変形フレーム25…で囲まれる
空間の内側に配されるから、これらを設置するに
必要なスペースが比較的少なくてすむものであ
る。
る空間部の内側に、エネルギー吸収材30が収容
されている。このエネルギー吸収材30は、例え
ばゴムや軟質ウレタンのように弾性変形の比較的
大きい高分子材料、あるいはウレタン、ポリエチ
レン、ポリスチレンの硬質または半硬質の発泡体
のように塑性変形の比較的大きい高分子材料、あ
るいはFRP(繊維強化合成樹脂)のような複合材
を使用する。エネルギー吸収材30の形状は円
柱、円錐台、角錐台およびこれらの組合わせが可
能であり、中空、中実のいずれでもよい。エネル
ギー吸収材30は変形フレーム25…で囲まれる
空間の内側に配されるから、これらを設置するに
必要なスペースが比較的少なくてすむものであ
る。
第9図はエネルギー吸収材30の一例として、
FRPを用いたものを示している。このFRP製エ
ネルギー吸収材30は、強化繊維を周知のマトリ
ツクス樹脂で固めたものであり、その強化繊維3
1…は圧縮方向o−oに対し交叉する方向に配向
している。本発明者らの研究によると、これら強
化繊維31…を圧縮方向o−oに対し45°以上に
配向した場合にエネルギー吸収材として良好な結
果が得られている。すなわち第10図において、
圧縮方向と直交する方向の線分x−xに対し、−
45°≦θ≦+45°の範囲に強化繊維を配向すること
によつてFRP材が大きな変形を伴つて圧壊され、
大きなエネルギー吸収効果が得られる。θが45°
を超えて圧縮方向o−oに近付くと、荷重ばかり
高くなり大きな変形を得ることが難しくなる。上
記のようにエネルギー吸収材30がFRP製の場
合は中空のものが望ましい。
FRPを用いたものを示している。このFRP製エ
ネルギー吸収材30は、強化繊維を周知のマトリ
ツクス樹脂で固めたものであり、その強化繊維3
1…は圧縮方向o−oに対し交叉する方向に配向
している。本発明者らの研究によると、これら強
化繊維31…を圧縮方向o−oに対し45°以上に
配向した場合にエネルギー吸収材として良好な結
果が得られている。すなわち第10図において、
圧縮方向と直交する方向の線分x−xに対し、−
45°≦θ≦+45°の範囲に強化繊維を配向すること
によつてFRP材が大きな変形を伴つて圧壊され、
大きなエネルギー吸収効果が得られる。θが45°
を超えて圧縮方向o−oに近付くと、荷重ばかり
高くなり大きな変形を得ることが難しくなる。上
記のようにエネルギー吸収材30がFRP製の場
合は中空のものが望ましい。
以上の如く構成された衝撃吸収ハンドルは、第
8図に示されるように衝突によりステアリングシ
ヤフト方向に荷重が加わりセンターパツド21が
P方向に押されると、荷重の加わる方向に変形フ
レームの彎曲部26の塑性変形が進行すると同時
に、エネルギー吸収材30が強く圧縮され、変形
を伴つてエネルギーを吸収し、これらの相互作用
により衝突の際のエネルギーを効果的に吸収でき
る。また同時にセンターパツド21およびパツド
フレーム20なども変形してエネルギーの一部を
吸収する。このように乗員をハンドルとの衝突か
ら保護する上で至つて有効である。なお第11図
に合成樹脂製エネルギー吸収材の荷重特性すなわ
ち第1の荷重特性の一例を、また第12図に金属
製変形フレームの荷重特性すなわち第2の荷重特
性の一例を概略的に示している。これら2つの部
材の併用による荷重特性は第13図のようにな
る。以上の図から分るように、双方の部材の荷重
のピーク値がずれているため、衝撃(減速度)を
低レベルに押えることができ、効率の良いエネル
ギー吸収特性が得られるものである。なお、人間
の頭部を模した重錘の各種高さからの落下試験で
は、従来品の半分以下の加速度(減速度)が得ら
れた。
8図に示されるように衝突によりステアリングシ
ヤフト方向に荷重が加わりセンターパツド21が
P方向に押されると、荷重の加わる方向に変形フ
レームの彎曲部26の塑性変形が進行すると同時
に、エネルギー吸収材30が強く圧縮され、変形
を伴つてエネルギーを吸収し、これらの相互作用
により衝突の際のエネルギーを効果的に吸収でき
る。また同時にセンターパツド21およびパツド
フレーム20なども変形してエネルギーの一部を
吸収する。このように乗員をハンドルとの衝突か
ら保護する上で至つて有効である。なお第11図
に合成樹脂製エネルギー吸収材の荷重特性すなわ
ち第1の荷重特性の一例を、また第12図に金属
製変形フレームの荷重特性すなわち第2の荷重特
性の一例を概略的に示している。これら2つの部
材の併用による荷重特性は第13図のようにな
る。以上の図から分るように、双方の部材の荷重
のピーク値がずれているため、衝撃(減速度)を
低レベルに押えることができ、効率の良いエネル
ギー吸収特性が得られるものである。なお、人間
の頭部を模した重錘の各種高さからの落下試験で
は、従来品の半分以下の加速度(減速度)が得ら
れた。
第14図は本発明の別の実施例を示している。
この場合、エネルギー吸収材30をパツド21お
よびパツドフレーム20側に固定している。その
他の基本的構成と作用効果は前記実施例と同様で
あるから対応する部位に共通の符号を付して説明
は省略する。なお、部材15は変形フレーム25
の一部をフランジ状に一体に形成したものであつ
てもよい。また、第15図に示すようにシヤフト
側の部材12の立上り部の外壁に変形フレーム2
5をスポツト溶接25b…などにより固定しても
よい。
この場合、エネルギー吸収材30をパツド21お
よびパツドフレーム20側に固定している。その
他の基本的構成と作用効果は前記実施例と同様で
あるから対応する部位に共通の符号を付して説明
は省略する。なお、部材15は変形フレーム25
の一部をフランジ状に一体に形成したものであつ
てもよい。また、第15図に示すようにシヤフト
側の部材12の立上り部の外壁に変形フレーム2
5をスポツト溶接25b…などにより固定しても
よい。
なお、上記各実施例ではエネルギー吸収用の変
形フレーム25によつてパツドフレーム等を支持
する構造を採用しているので、エネルギー吸収特
性を考慮して変形フレム25の強度をあまり低く
するとフレーム剛性が不足して撓みが生じたり、
振動系を構成して各種の振動を生じる原因となる
ことも考えられる。そこでその対策として、変形
フレーム25の内面に密着させて硬質あるいは半
硬質の合成樹脂を、変形フレーム25の全長にわ
たつて、あるいは彎曲部26の内面側にのみ設け
るとよい。こうすることによつて変形フレーム2
5を補強でき、上述したような撓みあるいは振動
の発生を防止でき、しかも衝突時に変形フレーム
25の変形を損なうこともない。なお振動面から
考えると上記合成樹脂を粘弾性の接着剤で変形フ
レーム25に固定するのが望ましい。
形フレーム25によつてパツドフレーム等を支持
する構造を採用しているので、エネルギー吸収特
性を考慮して変形フレム25の強度をあまり低く
するとフレーム剛性が不足して撓みが生じたり、
振動系を構成して各種の振動を生じる原因となる
ことも考えられる。そこでその対策として、変形
フレーム25の内面に密着させて硬質あるいは半
硬質の合成樹脂を、変形フレーム25の全長にわ
たつて、あるいは彎曲部26の内面側にのみ設け
るとよい。こうすることによつて変形フレーム2
5を補強でき、上述したような撓みあるいは振動
の発生を防止でき、しかも衝突時に変形フレーム
25の変形を損なうこともない。なお振動面から
考えると上記合成樹脂を粘弾性の接着剤で変形フ
レーム25に固定するのが望ましい。
前述したように本発明によれば、変形フレーム
とエネルギー吸収材などによつて大きなエネルギ
ー吸収が可能となり、乗員の保護が従来のものよ
りも向上する。しかも本発明は、互いに荷重特性
の異なる金属製変形フレームと非金属エネルギー
吸収材の荷重特性を組合わせることによつて、最
良のエネルギー吸収性能を発揮させることができ
るとともに、衝突時に金属製変形フレームが変形
しても、この変形フレームは、その内側に位置す
る非金属エネルギー吸収材と干渉し合うことがな
いから、所望のエネルギー吸収効果を発揮でき
る。
とエネルギー吸収材などによつて大きなエネルギ
ー吸収が可能となり、乗員の保護が従来のものよ
りも向上する。しかも本発明は、互いに荷重特性
の異なる金属製変形フレームと非金属エネルギー
吸収材の荷重特性を組合わせることによつて、最
良のエネルギー吸収性能を発揮させることができ
るとともに、衝突時に金属製変形フレームが変形
しても、この変形フレームは、その内側に位置す
る非金属エネルギー吸収材と干渉し合うことがな
いから、所望のエネルギー吸収効果を発揮でき
る。
第1図は本発明の一実施例を示すハンドルの一
部の断面図、第2図ないし第7図はそれぞれ変形
フレームの異なる態様を示す斜視図、第8図は衝
突時の状態を示す断面図、第9図はエネルギー吸
収材の一例を示す斜視図、第10図は同エネルギ
ー吸収材の強化繊維の方向を示す概略図である。
第11図はエネルギー吸収材の荷重特性を示す
図、第12図は変形フレームの荷重特性を示す
図、第13図はエネルギー吸収材と変形フレーム
を併用した荷重特性を示す図、第14図は本発明
の別の実施例を示す断面図、第15図は変形フレ
ームの固定部の別の態様を示す側面図、第16図
は従来のハンドルの一例を示す断面図である。 10……ステアリングシヤフト、12……シヤ
フト側の部材、15……運転者側のフレーム部、
21……センターパツド、25……変形フレー
ム、26……彎曲部、30……エネルギー吸収
材、31……強化繊維。
部の断面図、第2図ないし第7図はそれぞれ変形
フレームの異なる態様を示す斜視図、第8図は衝
突時の状態を示す断面図、第9図はエネルギー吸
収材の一例を示す斜視図、第10図は同エネルギ
ー吸収材の強化繊維の方向を示す概略図である。
第11図はエネルギー吸収材の荷重特性を示す
図、第12図は変形フレームの荷重特性を示す
図、第13図はエネルギー吸収材と変形フレーム
を併用した荷重特性を示す図、第14図は本発明
の別の実施例を示す断面図、第15図は変形フレ
ームの固定部の別の態様を示す側面図、第16図
は従来のハンドルの一例を示す断面図である。 10……ステアリングシヤフト、12……シヤ
フト側の部材、15……運転者側のフレーム部、
21……センターパツド、25……変形フレー
ム、26……彎曲部、30……エネルギー吸収
材、31……強化繊維。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ステアリングシヤフト10側に固定されるシ
ヤフト側の部材12と、このシヤフト側の部材1
2から離れた位置に配される運転者側の部材15
と、上記シヤフト側の部材12と運転者側の部材
15との間の周部に設けられかつ衝突時に上記ス
テアリングシヤフト10の軸線C方向に加わる荷
重によつて塑性変形する金属製の変形フレーム2
5と、上記変形フレーム25の内側に配されかつ
衝突時に圧縮力を受けることにより塑性変形ない
し弾性変形を伴つてエネルギーを吸収する高分子
材を主体とする非金属エネルギー吸収材30とを
具備し、 上記非金属エネルギー吸収材30は衝突時に荷
重の大きさに応じて変形が進行する第1の荷重特
性をもち、 また上記金属製変形フレーム25は、ステアリ
ングシヤフト10側に位置する端部に設けられた
彎曲部26と、ステアリングシヤフト10の軸線
Cに沿う未変形部28とを有し、上記彎曲部26
は、衝突時において上記非金属エネルギー吸収材
30と干渉しないようにステアリングシヤフト1
0の軸線Cと平行な方向に突き出るU字形に予め
曲げられているとともに、上記第1の荷重特性と
は異なる第2の荷重特性をもち、 これら第1の荷重特性と第2の荷重特定との組
合わせによるエネルギー吸収系を構成しているこ
とを特徴とする乗物用衝撃吸収ハンドル。 2 上記非金属エネルギー吸収材にウレタンが用
いられている特許請求の範囲第1項記載の乗物用
衝撃吸収ハンドル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14917384A JPS6127761A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 乗物用衝撃吸収ハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14917384A JPS6127761A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 乗物用衝撃吸収ハンドル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6127761A JPS6127761A (ja) | 1986-02-07 |
| JPH042465B2 true JPH042465B2 (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=15469392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14917384A Granted JPS6127761A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 乗物用衝撃吸収ハンドル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6127761A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62163465U (ja) * | 1986-04-07 | 1987-10-17 | ||
| JPS6357169U (ja) * | 1986-10-01 | 1988-04-16 | ||
| JPH066214Y2 (ja) * | 1987-03-13 | 1994-02-16 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の燃焼変動制御装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4910453A (ja) * | 1972-06-01 | 1974-01-29 | ||
| JPS51156127U (ja) * | 1975-06-06 | 1976-12-13 |
-
1984
- 1984-07-18 JP JP14917384A patent/JPS6127761A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6127761A (ja) | 1986-02-07 |
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