JPH0424739A - ルール部プリワイヤニューロの学習方法 - Google Patents

ルール部プリワイヤニューロの学習方法

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JPH0424739A
JPH0424739A JP2124703A JP12470390A JPH0424739A JP H0424739 A JPH0424739 A JP H0424739A JP 2124703 A JP2124703 A JP 2124703A JP 12470390 A JP12470390 A JP 12470390A JP H0424739 A JPH0424739 A JP H0424739A
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rule
learning
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JP2124703A
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Akira Kawamura
旭 川村
Kazuo Asakawa
浅川 和雄
Nobuo Watabe
信雄 渡部
Ryusuke Masuoka
竜介 益岡
Yuri Oowada
大和田 有理
Shigenori Matsuoka
松岡 成典
Hiroyuki Okada
浩之 岡田
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Fujitsu Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fuji Facom Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要コ 前件部メンバシップ関数実現部、ルール部及び後件部メ
ンバシップ関数実現部で成るファジィ制御ルールを実現
する階層ネットワーク構造に従って入力に対応する制御
出力を生ずるルール部プリワイヤニューロの学習方法に
関し、 対象システムに適合した制御を行うための学習を効率良
く行なうことを目的とし、 前件部メンバシップ関数実現部、ルール部及び後件部メ
ンバシップ関数実現部の各々に、予め持っている知識の
導入した重み初期値を設定した後、予め準備されたシス
テム学習データを使用してルール部のみを学習させるよ
うに構成する。またルール部の重み初期値の設定は、乱
数を利用して行っても良いし、予め持っている知識と乱
数の併用でもよい。
[産業上の利用分野コ 本発明は、ファジィ制御とニューラルネットワークを融
合させたルール部プリワイヤニューロの学習方法に関す
る。
ニューロを用いた情報処理にあっては、対象とするシス
テムの入カバターンと、その入カバターンに対する望ま
しい出カバターンとの組でなる学習データを階層型二−
ラルネットワークに提示して学習させ適応的な処理を行
わせる。この学習処理には特にパックプロパゲーション
法と呼ばれる処理方式が、その実用性の高さから注目さ
れている。
一方、ファジィ理論は、1960年にZadehにより
提案され、温度が「低い」とか「高い」といった人間が
行っている曖昧さに基づく思考や判断の過程をモデル化
する理論である。このファジィ理論では曖昧さを現わす
ためにメンバシップ関数を導入したファジィ集合論を数
学的基礎としている。
ファジィ理論の応用としては1974年にMaqmda
niがスチームエンジンの制御に用いたのを最初に、各
種のファジィ制御が行われている。
このファジィ制御を実行するシステムは不確定なものを
扱うものであることから、制御アルゴリズムの調整や変
更等に対して適応的に対応できるような構成にしていく
必要がある。
[従来の技術] 一般に、ファジィ制御システムを構築するには、以下の
ような手続きを取る。
■熟練操作員の持つ「もし温度が高ければ、火を小さく
する」等の曖昧な制御規則を得る。
■制御規則の中の言葉(命題)の意味をメンバシップ関
数という形で定量化し、制御規則をrlF−THEN〜
」 型のルール表現で記述する。
■シミュレーションや現地テストによる検査を行う。
■検査結果を評価し、メンバシップ関数や規則の改良を
行う。
更に詳細に説明すると、ファジィ制御ルールは、例えば
、 rif !、 is big and l2is s+
nall then7、  is  bigJ と記述される。ここでIF部は前件部と呼ばれ、温度等
の制御状態量(制御入力)についての条件を記述する部
分である。またTHEN部は後件部と呼ばれ、操作端等
の制御操作量(制御出力)についての条件を記述する部
分である。
ファジィ制御では、対象システムの制御論理として用意
される複数のファジィ制御ルールを管理すると共に、各
ファジィ制御ルール中に記述される「大きい」とか「小
さい」とかいうような曖昧な言語表現の意味をメンバシ
ップ関数として定量化して管理する。
完成したファジィ制御システムの制御手順は次のように
なる。
■制御対象から温度等の制御状態量が入力されると、設
定している前件部のメンバシップ関数に従って真理値を
算出する。
■次に、最小値を選択する等の前件部演算に従って、各
ファジィ制御ルールにおける後件部に対しての適用値を
決定する処理を実行する。例えば、r It is b
igJ  の真理値=0.8「12 is small
Jの真理値=0.5である場合には、最小値を選択する
前件部演算に従って、真理値=0.5をそのファジィ制
御ルールの後件部に対しての適用値として出力するよう
に処理する。
■続いて、同一の制御操作量となる後件部のメンバーシ
ップ関数に対する前件部からの入力値(適用値)から出
力適用値を決定する処理を実行する。
例えば、2つのファジィ制御ルールにより、r 7t 
is bigJの適用値=0.5r 7+目bigJの
適用値=0.6 が得られた場合、最大値を選択する後件部演算に従って
、適用値=0.6を選択決定する。
■続いて、決定された適用値に従って制御操作量のメン
バーシップ関数を縮小(又は拡大)すると共に、同一の
制御操作量についてのメンバーシップ関数の関数部の図
形の重心を求める等の処理を行ってファジィ推論値であ
る制御操作量を算出して出力する。
ところで、ファジィ制御ルールは、熟練操作員の持つ知
識に従って生成されることを予定しており、最初から最
適制御を実現できるファジィ制御ルールを確立すること
は困難である。従って、生成したファジィ制御ルールを
シミュレーションや現地テストにより評価しながら試行
錯誤的に改良していくという手順をとらざるを得ない。
そこで本願発明者等にあっては、ニューロの適用により
ファジィ制御ルールを実現する階層ネットワーク構造、
即ちルール部プリワイヤニューロを使用した適応型のフ
ァジィ制御システムを提案している(特願平2−602
56号の「階層ネットワーク構成データ処理装置及びデ
ータ処理システム」)。即ち、ルール部プリワイヤニュ
ーロは、前件部メンバシップ関数実現部、ルール部及び
後件部メンバシップ関数で成るファジィ制御ルールを実
現する階層ネットワーク構成をもつ。
このルール部プリワイヤニューロによるファジィ制御ル
ールの自動抽出を考えると、以下のような手続きを取れ
ばよい。
■ルール部プリワイヤニューロのメンバシップ関数を設
定する。
■ルール部プリワイヤニューロに、対象システムの入カ
バターンとその入カバターンに対する望ましい出カバタ
ーンの組とを提示して学習させる。
■ルール部の結線の重みを解析することにより対象シス
テムについての最適ファジィ制御ルールを抽出する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、ルール部プリヮ、イヤニューロについて
ファジィ制御ルールを抽出させるために行われる学習は
、前件部メンバシップ関数部、ルール部及び後件部メン
バシップ関数実現部の重みを含め、どのようにして学習
を行わせるかの学習方法が決っておらず、ロール部プリ
ワイヤニューロの性能を最大限に引き出すことのできる
効率の良い学習法の構築が必要となっている。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、対
象システムに適合した制御を行うための学習を効率良く
行なうことのできるルール部プリワイヤニューロの学習
方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
まず本発明は、前件部メンバシップ関数実現部10.1
又は複数階層でなるルール部12及び後件部メンバシッ
プ関数実現部14でなるファジィ制御ルールを実現する
階層ネットワーク構造を有し、ルール部12は前段の前
件メンバシップ関数実現部10及び又は後段の後件部メ
ンバシップ関数実現部14との間で全ユニット間を内部
結合せずに制御ルールに従って一部を内部結合して成り
、入力される制御状態量(X、、X2.  ・・・Xo
)に対応する1又は複数の制御操作量(Y)を出力する
ルール部プリワイヤニューロ100を対象とする。
このようなルール部プリワイヤニューロの学習方法とし
て本発明にあっては、 [第1過程コ 前件部メンバシップ関数実現部10、ルール部12及び
後件部メンバシップ関数実現部14の各々に重み初期値
を設定する; [第2過程コ 予め準備された学習データを使用してルール部12のみ
を学習させる; とする処理過程を備えた学習方法を構成する。
ここで第1過程の重み初期値の設定方法としては、前件
部メンバシップ関数実現部10、ルール部12及び後件
部メンバシップ関数実現部14の各々に予め持っている
知識(図中は「先験的知識」として示す)に基づいて作
成された重み初期値を設定する。
また第1過程の重み初期値の他の設定方法としては、ル
ール部12に乱数を用いて作成された重み初期値を設定
し、前件部メンバシップ関数実現部10及び後件部メン
バシップ関数実現部14には予め持っている知識に基づ
いて作成された重み初期値を設定する。更に第1過程に
おけるルール部12の重み初期値の設定は、場合に応じ
予め持っている知識で設定可能な重みは該知識で初期設
定し、その他は乱数を用いて初期設定する複合設定とし
でもよい。
更にまた、第2過程による学習開始時に、ルール部12
の結線毎に設けられた学習フラグをオンすると共に、前
件部メンバシップ関数実現部10及び後件部メンバシッ
プ関数実現部14の結線毎に設けられた学習フラグをオ
フし、オン状態にある学習フラグを有する結線の重み値
のみを学習処理により最適化する。
[作用] このような構成を備えた本発明のルール部プリワイヤニ
ューロの学習方法によれば次の作用が得られる。
まず、ルール部プリワイヤニューロのルール部に対し予
め持っている知識に基づいた重み初期値の設定又は乱数
を用いた重み初期値の設定、更には両者を併用した設定
を行ない、前件部メンバシップ関数実現部及び後件部メ
ンバシップ関数実現部に対しては予め持っている知識に
基づいた重み初期値の設定を行なう。
続いて、学習処理を起動し、学習用の入カバターンをル
ール部プリワイヤニューロに提示し、ルール部ブリワイ
ヤニューロからの出カバターンがか、入カバターンに対
し望ましい出カバターンとなる学習比カバターン(教師
信号)に略一致するように初期設定した重み値を修正す
る例えばパックプロパゲーション法による学習をルール
部に対してのみ行う。
このようにルール部プリワイヤニューロの内のルール部
のみを学習させることにより、予め持っている知識を導
入して初期設定を行った前件部メンバシップ関数実現郡
部及び後件部メンバシップ関数実現部の重みを有効に活
かしながら、ルール部の重み調整ができる。
また先見的知識を導入したルール部の重みの初期設定に
より、学習を容易にして効率を高めることができる。
更に、乱数を利用したルール部の重みの初期設定により
、ニューロによる学習機能を最大限に引き出すことがで
きる。
[実施例コ 第2図は本発明によるルール部プリワイヤニューロの学
習方法の第1実施例としての処理手順を示した学習動作
フロー図である。2この第2図の手順による学習方法の
対象となるルール部プリワイヤニューロは、例えば第3
図に示す前件部メンバシップ関数実現部10、ルール部
12、及び後件部メンバシップ関数実現部14(重心計
算実現部18を含む)で成るファジィ制御ルールを実現
するための階層ネットワーク構成を有する。
ここでルール部プリワイヤニューロとは、ルール部12
が前段の前件メンバシップ関数実現部10及び又は後段
の後件部メンバシップ関数実現部14との間で全ユニッ
ト間を内部結合せずに制御ルールに従って一部を内部結
合したネットワーク構造を有し、階層ユニット間の全て
を内部結合したルール部全結合ニューロに対比される。
第2図の学習処理にあっては、次のステップS1〜S6
から成る処理を行なう。
[ステップSL] 前件部メンバシップ関数実現部10の重みCab。
Cbcを、与えられたメンバシップ関数を実現するよう
に、予め持っている知識の導入に基づいて初期設定する
[ステップS2] ルール部12の重みCcd、  Cdeを、与えられた
ファジィルールを実現するように、予め持っている知識
の導入に基づいて初期設定する。
[ステップS3コ 後件部メンバシップ関数実現部14の重みCefを、与
えられたメンバシップ関数を実現するように、予め持っ
ている知識の導入に基づいて初期設定する。
[ステップS4] 重心計算部18の重みCclを、重心計算を実現するよ
うに初期設定する。
[ステップS5コ 学習処理を行なうフェーズ毎のニューロングループを示
すフェーズ・グループ対応表及び二ニーロングループの
入力結線を示すグループ・結線対応表の設定を行なう。
本発明にあっては、ルール部12のみの学習を行なうこ
とから、グループ対応表としてはルール部12に属する
ニューロングループGd、Geのみを設定する。
[ステップS6コ 学習スケジューラを起動してパックプロパゲーション法
により学習処理を行なう。
以下、第2図の学習動作フローに示したステップ81〜
S6のそれぞれに分けて詳細に説明する。
[ルール部プリワイヤニューロの構成]本発明の対象と
なるルール部プリワイヤニューロは、例えば第3図に示
すファジィ制御ルールを実現可能な階層ネットワーク構
造を有する。
第3図において、各部に示したノードは1つの基本ユニ
ットを示しており、基本ユニットは黒丸で示すシグモイ
ド関数ユニットと、白丸で示す線形関数ユニットの2種
が使用されている。
第4図は基本ユニットの構成を示す。
第4図において、基本ユニット20は多大力1出力系を
構成しており、複数の入力に対し各々の内部結合の重み
値を乗算する乗算部22と、乗算部22の各乗算結果を
加算する加算部24と、加算部24の出力に閾値処理を
施す閾値処理部26とで構成される。
ここで、前段層をh層、後段層をi層とすると、乗算部
22と加算部24は次の(1)式の演算を実行し、また
閾値処理部26は次の(2)式の演算を実行する。
X p I= I’l 、hw l h       
      (1)yp+=1/ (1+ e−”’ 
”’ )       (2)但し、 h :h層のユニット番号 i :i層のユニット番号 p :入力信号のパターン番号 θ1 :i層の1番ユニットの閾値 W+h:h  i間の内部結合の重み値x、l:h層の
各ユニットからi層の1番ユニットへの入力の積和 Tph:p番目パターンの入力信号に対するh層の6番
ユニットからの出力 y□:p番目パターンの入力信号に対するi層の1番ユ
ニットからの出力 ここで、前記(2)式はシグモイド関数として知られて
おり、第3図のルール部プリワイヤニューロに示した黒
丸の基本ユニットの閾値処理部が前記(2)式のシグモ
イド関数に従った閾値処理を行なう。
これに対し、閾値処理部26に y、、=xp。
となる線形関数を設定したものが第3図における白丸の
線形関数ユニットとなる。但し、前件部メンバシップ関
数実現部10の最初のユニットでなる入力部のユニット
は単に入力を2つに分離することから、必ずしも線形関
数ユニットを使用する必要はない。
この第4図の基本ユニットのハードウェア構成は特願昭
63−216865号の「ネットワーク構成データ処理
装置」に示される。
再び第3図を参照してルール部プリワイヤニューロの各
部の構成を説明する。
まず前件部メンバシップ関数実現部10は、各入力変数
X、、X2.  ・・・Xnを入力とし、入力変数XI
〜Xnのメンバシップ関数のグレード値を出力する。図
では簡単のため各メンバシップ関数は1変数関数として
いるが、多変数関数であってもよい。つまり変数X1と
X2を入力としてX 1& X 2  (S A ) というメンバシップ関数であっても良い。
ルール部12は前件部ルール部12−1と後件部ルール
部12−2で構成される。前件部ルール部12−1は、
入力変数X、〜Xnのメンバシップ関数X 、(S A
 ) 〜X n (L A )のグレード値を入力とし
て、各ルールのグレード値を出力する。
また後件部ルール部12−2は、ルールのグレード値L
H3−1〜LH8−nを入力として出力変数のメンバシ
ップ関数y (SA)〜V (LA)のグレード値を出
力する。
更に後件部メンバシップ関数実現部14(重心計算実現
部16を含む)は、出力変数のメンバシップ関数y (
SA)〜y (LA)のグレード値を入力して、出力変
数Yの値を出力する。
ここで、前件部ルール部12−1と後件部ルール部12
−2を合わせたルール部12は、入力も出力もメンバシ
ップ関数のグレード値であるので、これをカスケード結
合することができ、多段推論が可能である。
また、各モジュール10.12−1.12−2゜14間
を結ぶニューロンは共用できる。例えば前件部メンバシ
ップ関数実現部10の出力ニューロンと前件部ルール部
12−1の入力ニューロンは実際には同じものでよい。
更に第3図では各ユニットを1つのニューロとして説明
しているが、ユニットの機能が特定できているものにつ
いてはニューロとせずにユニット機能を実現するゲート
回路、演算器等としても良い。
第5A図は本発明のルール部プリワイヤニューロの具体
的実施例を示したもので、入力X、、x2の2つを与え
て制御出力Yを得る場合を例にとっており、この第5A
図を参照して各部の構成を詳細に説明すると次のように
なる。
入力部16は分離ユニット28−1.28−2で構成さ
れ、制御人力X、、X2を2つに分けて前件部メンバシ
ップ関数実現部10に与える。前件部メンバシップ関数
実現部は4つのシグモイド関数ユニット30−1〜30
−4と、各シグモイド関数ユニット30−1〜30−4
の出力を入力した4つの線形関数ユニッ)32−1〜3
2−4で構成される。
ルール部12は、例えば8つのファジィルールし1〜L
8を実現するシグモイド関数ユニット34−1〜34−
8を備え、各シグモイド関数ユニット34−1〜34−
8に対し前件部メンバシップ関数実現部10からは各フ
ァジィルールし1〜L8の記述に従った入力結線が行な
われている。
シグモイド関数ユニット34−1〜34−8の出力はフ
ァジィルールし1〜L8に従った後件部演算を行なう2
つの線形関数ユニット36−1. 36−2にファジィ
ルールに従って結線される。
後件部メンバシップ関数実現部14は、例えば9つの線
形関数ユニット38−1〜38−9で構成されており、
ルール部12から出力される2種の出力値(グレード値
)に基づいてメンバシップ関数を縮小(または拡大)す
ると共に、縮小(または拡大)した2つのメンバシップ
関数の関数和を同−操作量位置毎に算出する。
更に、重心計算実現部18は重心決定要素出力装置40
と重心算出装置42で構成される。線形関数ユニット4
0−1.40−2は後件部メンバシップ関数実現部14
からのユニット出力に対し所定の重み付は総和を演算し
て2つの重心算出要素Y 1. Y 2を求める。重心
算出装置42は重心決定要素出力装置40で求められた
重心算出要素Y、、Y2から重心を算出してファジィ推
論値としての制御出力Yを生ずる。
第5B図は第5A図のルール部プリワイヤニューロにつ
いて、本発明による学習方法を実現するために使用され
るニューロングループと結線グループを示す。
第5B図において、ニューロングループはGa−Ggの
7つであるが、この内、入力部のニューロングループG
aと重心計算実現部18のニューロングループGgの2
つについては単なる分離及び加算合成を行なうに過ぎな
いことから、パックプロパゲーション法による学習対象
からは除いている。従ってパックプロパゲーション法に
よる学習対象となるニューロングループはGb−Gfの
5つとなる。このような学習対象となるニューロングル
ープGb−Gfにつき本発明にあってはルール部12の
みの学習を行なうことから、ルール部12に属するニュ
ーロングループGd、Geのみが学習対象となる。一方
、各二ニーロングループGa−Gfを結ぶ結線グループ
はCab−CfHの6つで、学習対象となるニューロン
グループの前段に位置する入力結線の重み値をパックプ
ロパゲーション法により修正する学習を行なうことから
、本発明の学習処理にあっては、学習対象となるルール
部12に属する結線グループCcd、  Cdeに属す
る重み値が学習対象となる。
この第5A、5B図に示した構成のルール部プリワイヤ
ニューロを対象とした第2図の動作フローによる処理に
つき、まず各部に対する重み値の初期設定を説明すると
次のようになる。
[前件部メンバシップ関数実現部の初期設定]前件部メ
ンバシップ関数実現部10に対する重み値の初期設定は
、第5図に示す結線グループCab及びCbcに含まれ
る各結線の重みを、与えられたメンバシップ関数を実現
するように予め持っている知識の導入に基づいて初期設
定する。
第6図は第5B図の前件部メンバシップ関数実現部10
における制御人力X、側を取り出して示す。 第6図に
おいて、シグモイド関数ユニット30−1.30−2よ
り出力される出力値yは、y = 1 / (1+ e
  ”””’)       (3)で表わされる。
本発明の前件部メンバシップ関数実現部10に対する重
み値の初期設定にあっては、予め持っている知識に基づ
き、例えばシグモイド関数ユニッ)30−1の入力結線
に重み値WとしてW=−20 を設定し、且つシグモイド関数ユニット30−1に閾値
θとして、 θ=−10 を設定する。また、もう1つのシグモイド関数ユニット
30−2の入力結線には重み値WとしてW=20 を設定し、同時にシグモイド関数ユニット3〇−2に閾
値θとして θ=10 を設定する。尚、線形関数ユニット32−1. 32−
2の入力結線の重み値は1を設定している。
このようにシグモイド関数ユニット30−1にW〈0 
  θ〈0 となる重み値及び閾値を初期設定した場合には、第7図
の特性曲線44に示す制御人力X1に対するユニット出
力値X、(SS)、即ち制御人力Xが大きくなるとユニ
ット出力値X、(SS)が小さくなるという関数形状を
もつメンバシップ関数の真理値算出機能を設定すること
ができる。
また、シグモイド関数ユニット30−2にW〉0   
θ〉0 となる重み値及び閾値を初期設定することで、第7図の
特性曲線46に示す制御人力X1に対するユニット出力
値X、(LA)、即ち制御人力X。
が大きい程、ユニット出力値X、(LA)も大きくなる
という関数形状をもつメンバシップ関数の真理値の算出
機能を設定することができる。
この第6図に示すシグモイド関数ユニット3〇−1〜3
0−2に対する重み値及び閾値の初期設定は、前件部メ
ンバシップ関数実現部10に設けた残りのシグモイド関
数ユニット30−3.30−4側についても所望の前件
部メンバシップ関数を実現するように予め持っている知
識に基づいて重み値の初期設定を行なう。尚、上記の説
明がら明らかなように、本発明における重み値の設定と
は入力結線の重み値及びユニットの閾値の両方の設定を
意味する。
[ルール部の初期設定コ 第5A図のルール部12に対する重み値の初期設定は、
第5B図に示す結線グループCcd及びCdeに属する
各結線の重み値を、与えられたファジィルールを実現す
るように、予め持っている知識を導入して初期設定する
第8図はルール部12に対する重み値の初期設定の具体
例をファジィルールと共に示した説明図である。
第8図において、8つのシグモイド関数ユニッ)34−
1〜34−8は、右側に取り出して示すファジィルール
し1〜L8のそれぞれに対応している。このため、8つ
のシグモイド関数ユニット34−1〜34−8のそれぞ
れに対しては前段に位置する前件部メンバシップ関数実
現部1oの線形関数ユニット32−1〜32−4からフ
ァジィルールし1〜L8に従った入力結線が行なわれて
いる。また、8つのシグモイド関数ユニット341〜3
4−8に続いて設けられた2つの線形関数ユニット36
−1〜36−2に対しても、ファジィルールし1〜L8
の後件部(THEN)に従った結線が行なわれている。
ここで、第8図のルール部12におけるシグモイド関数
ユニット34−1〜34−8の入力結線に初期設定する
重み値と、ユニット自体に設定する閾値とに基づくファ
ジィ論理演算の関数形状を説明すると、次のようになる
第9図はルール部12に設けられる1つのシグモイド関
数ユニット34を取り出して示したもので、前段に位置
する前件部メンバシップ関数実現部10より真理値X、
、X、が入力し、積和演算及び閾値処理により出力yを
生ずる。
第9図のシグモイド関数ユニット34より出力される出
力yは、 5=Wx1・X、+Wx□・X2−θ   (4)y=
1/ (1+e−’)            (5)
として算出される。この(5)式で与えられるユニット
出力値yは入力結線の重み値Wx、、W、2及び閾値θ
を任意に設定することで適宜の関数形状を実現すること
ができる。具体的には、第8図のシグモイド関数ユニッ
h34−1〜34−8に対する入力結線に示す数値が重
み初期値として設定され、またシグモイド関数ユニット
34−1〜34−8の下側に示す数値が閾値として設定
される。
例えばファジィルールL1を実現するシグモイド関数ユ
ニット34−1にあっては、 が設定されており、これら初期値の設定によりファジィ
ルールL1を実現するシグモイド関数ユニット34−1
は、第10図の3次元座標で示される関数形状の閾値処
理を行なうことになる。
以下同様に、シグモイド関数ユニット34−2〜34−
8の各ファジィルールし2〜L8に対する重み値及び閾
値の初期設定により、第11〜17図に示す関数形状を
得ることができる。
尚、第8図の出力段に設けられた線形関数ユニッ)36
−1.36−2に対する入力結線の重み値は1に初期設
定されており、また閾値処理については線形関数である
ことから閾値θ=0が設定されている。
[後件部メンバシップ関数実現部の初期設定]第5A図
の後件部メンバシップ関数実現部14に対する重み値の
初期設定は、第5B図の結線グループCefに属する結
線の重み値を予め持っている知識に基づき、与えられた
メンバシップ関数を実現するように初期設定する。
第18図は後件部メンバシップ関数実現部14に対する
重み値の初期設定を具体的に示した説明図である。
第18図において、後件部メンバシップ関数実現部14
に設けられた9つの線形関数ユニット38−1〜38−
9に対しては、前段のルール部12の線形関数ユニット
36−1.36−2より図示のように入力結線が行なわ
れている。この9つのユニットは、38−1〜38−9
の順番に制御出力yの練直線上の0〜1の範囲の点に等
間隔に対応している。ット38−1〜38−9に対する
入力結線の重み値初期設定は、ルール部12のユニット
36−1からの出力y(SS)の入力結線の重み値につ
いては横軸を制御出力Y1縦軸をユニット出力値とした
グラフの特性曲線46に従ってユニット38−1側から
ユニット38−9側に重み値 1、 1. 1. (1,75,0,5、0,25,0
,0,0を初期設定する。また、ルール部12のユニッ
ト出力y (LA)からの入力結線の重み値については
、特性曲線48に従ってユニット38−1側からユニッ
ト38−9側に向けて逆となる重み値0、  O,0,
0,25,[1,5、0,75,1,1,1を初期設定
する。
更に、線形関数ユニット38−1〜38−9は線形閾値
処理であることから、閾値θはθ=0を設定する。
このような後件部メンバシップ関数実現部14における
重み値の初期設定により、ルール部12の線形関数ユニ
ット36−1.36−2から出力されたユニット出力値
y(SS)及びy (LA)は重み初期値の乗算により
縮小された後に加算され、次の重心計算実現部18に出
力される。
尚、第18図にあってはユニット出力を縮小するように
1以下の重み値を初期設定しているが、1以上の重み値
を初期設定することにより拡大することもあり得る。
[重心計算実現部の初期設定] 第5A図の重心計算実現部18に対する重み値の初期設
定は、第5B図の結線グループC1gに属する各結線に
対し重心計算を実現するように重み値を初期設定する。
第19図は重心計算実現部18の重心決定要素出力装置
40に対し行なわれる重心計算を実現するための重み値
初期設定の具体例を示す。
重心決定要素出力装置40に設けられた2つの線形関数
ユニッ)40−1.40−2に対しては、前段の後件部
メンバシップ関数実現部14に設けた9つの線形関数ユ
ニット38−1〜38−9のそれぞれが入力結線される
。この入力結線に対し図示のように重心計算に使用する
2つの重心導出値Y、、Y2を算出するための重み値の
初期設定が行なわれる。
ファジィ制御にあっては一般的に次式に従って同一制御
出力について縮小されたメンバシップ関数の関数和の図
形重心を求めることで、ファジィ推論値である制御出力
Yを算出する方法を採用する。
Y= f grade(r)Fdy / f gtad
e(y)dy      (6)この(6)式を実現す
るため、線形関数ユニッ)40−1に対する後件部メン
バシップ関数実現部14の線形関数ユニット38−1〜
38−9からの入力結線に対する重み値として、制御出
力Yの最小値Y=Oを起点に最大値Y=1まで等間隔を
もってOから増加する重み値を図示のように割り付ける
。一方、線形関数ユニット40−2の入力結線に対して
は、制御出力の最大値Y=1を起点に最小値Y=0まで
の間に上記と同じ等間隔をもって、例えば0から−1に
減少する重み値を図示のように割り付ける。
このような線形関数ユニット40−1.40−2に対す
る入力結線の重み付けにより、前段の線形関数ユニット
38−1〜38−9のユニット出力値を01〜C,とす
ると、線形関数ユニット40−1は Y1=IC1+0.875 C2+0.75C3+0.
625 Ca +0.5 C5+0.375 C6+0
.25Cフ +0.125  Cs  + OC9(7
)を出力し、また線形関数ユニット40−2はY+ =
OC+  0.125 C20,25C3−0,375
C4−0,5C5−0,525C60、75C70,8
75C8+I C9を出力する。線形関数ユニット40
−1,402から出力される重心導出値Y ’、 、 
Y 2は重心算出装置Y2に与えられ、 Y=Y2 / (Y2−Y、)        (9)
を使用して重心即ちファジィ推論値である制御出力Yが
算出される。
前記(9)式に前記(7)式及び(8)式を代入すると
、(9)式のYは(6)式のYと一致することがわかる
以上の処理により第2図のステップ81〜S4に示した
ルール部プリワイヤニューロに対する重み値の初期設定
が終了し、ステップS5に進む。
[学習スケジューラの設定コ 第2図の85にあっては、初期設定の終了に続いてルー
ル部プリワイヤニューロに学習処理を行なわせるための
学習計画、即ち学習スケジュールの設定を行なう。この
学習スケジュールの設定は第20図(a)に示すフェー
ズ・グループ対応表の設定と、同図(b)に示すグルー
プ・結線対応表の設定の2つを行なう。
フェーズ・グループ対応表は学習フェーズの進行に対し
各学習フェーズで学習対象となるニューロングループを
指定する。本発明にあっては、初期値の設定後にルール
部12のみの学習を行なうことから、第20図(a)に
示すようにフェーズ1に学習対象グループとしてルール
部12に属する第5BのニューロングループGd及びG
eの2つを設定する。
一方、グループ・結線対応表はルール部プリワイヤニュ
ーロにおける各二ニーロングループGa〜Ggと入力結
線グループCab−Cfgの対応関係を示すもので、第
5B図に従って第20図(a)に示すように設定される
このようなフェーズ會グループ対応表及びグループ・結
線対応表の設定が終了すると、第2図のステップS6に
進んで学習スケジューラを起動し、実際にルール部プリ
ワイヤニューロに対し学習データを与えてパックプロパ
ゲーション法によりルール部12の重み値(ユニット閾
値を含む)を変更する学習を行なわせる。
[学習スケジューラの処理と構成] 第21図は本発明のルール部プリワイヤニューロの学習
処理フロー図を示す。この処理フロー図は、例えば第2
2図に示す装置構成により実現することができる。
まず、学習処理のための装置構成を説明すると、第22
図において、ルール部プリワイヤニューロ100に対し
ては学習指示ユニット50と学習ユニット70が設けら
れる。
学習指示ユニット50は学習スケジューラ52を有し、
学習スケジューラ52に対しては、制御入力とその制御
入力に対する望ましい制御出力との対で成る学習信号を
格納した学習信号格納部54、第20図に示したフェー
ズ・グループ対応表を格納したフェーズ・グループ対応
テーブル56及びグループ・結線対応表を格納したグル
ープ・結線対応テーブル58、更に学習収束判定部60
が設けられる。
一方、学習ユニット70には学習指示読取部72、学習
フラグ設定部74及びパックプロパゲーション法により
重み値を変更する重み変更部76が設けられる。
更に第22図における装置構成の特徴は、ルール部プリ
ワイヤニューロ100における各ユニットを結ぶ結線に
学習調整器80が設けられている点である。学習調整器
80は第23図に示す構成を有する。尚、学習調整器8
0と共に重み変更部76を示している。
学習調整器80にはフラグ保存部82、重み変更情報読
取部84及び重み変更量調整部86が設けられる。一方
、重み変更部76にはパックプロパゲーション法による
重み演算を実行する重み演算部88、重み保存部90及
び重み変更量保存部92が設けられる。
このようにルール部プリワイヤニューロの結線毎に学習
調整器80を設けることで、学習指示ユニット50の学
習スケジューラ52によりルール部プリワイヤニューロ
100に対し結線の重み値を変更するか否かを決定する
学習フラグを設定することができ、学習フラグが有効、
即ちフラグオンとなっている結線に対してのみ重み変更
、即ち学習を行なうことが可能となる。
また、学習調整器80に対するフラグセットは、第2図
に示したようなファジィルールを実現可能なネットワー
ク構造をもたない一般的な階層ネットワークに対し、フ
ァジィルールを実現可能な前件部メンバシップ関数実現
部、ルール部及び後件部メンバシップ関数実現部で成る
階層ネットワークを実現する際にも使用できる。
ファジィルールに適合した階層ネットワークを構成した
状態でパックプロパゲーション法により実際に重みを学
習させる際の重み値の調整は次のように行なわれる。
第23図において、学習調整器80の重み変更情報読取
部84は重み変更部76の重み変更量保存部92に対し
重み演算部88に対し重みの変更量が書き込まれるか否
か監視している。重み変更情報読取部84が重み変更量
の書込みを検知すると、検知結果を重み変更量調整部8
6に伝える。
重み変更量調整部86はフラグ保存部82の学習フラグ
を調べ、学習フラグがオンであれば何もしない。即ち、
重み演算部88より有効に重み変更量保存部92に対し
演算された重み変更量が書き込まれる。
一方、学習フラグがオフであれば重み変更量調整部86
は重み変更部76の重み変更量保存部92にゼロを設定
し、重み変更を無効とする。
この学習ユニットのハードウェア構成は特願昭63−2
27825号の「ネットワーク構成データ処理装置の学
習方式」に示される。
次に第21図の学習処理フローを参照して第22.23
図の装置構成に従ったルール部プリワイヤニューロの学
習処理を説明する。
まず、学習指示ユニット50の学習スケジューラ52が
起動されると、ステップSl(以下「ステップ」は省略
)で学習フェーズの進行を示すフェーズカウンタiをi
=1にセットしてS2に進み、フェーズ・グループ対応
テーブル56に格納されている対応表を参照し、学習フ
ェーズi=1のニューロングループ番号Gd、Geを読
み出す。
続いてS3に進み、ニューロングループ番号Gd、Ge
に対応した結線グループ番号Ccd、  Cdeをグル
ープ・結線対応テーブル58を参照して読み出す。
続いてS4に進み、結線グループ番号Ccd、  Cd
eを出力して結線グループ番号Ccd、  Cdeに属
する結線に設けられた学習調整器80の学習フラグをオ
ンする。
具体的には、学習指示ユニット5oの学習スケジューラ
52から学習ユニット70の学習指示読取部72に対し
結線グループ番号Ccd、  Cdeを出力して読み取
らせる。学習指示読取部72からの読取情報を受けた学
習フラグ設定部74は結線グループ番号C−cd、  
Cdeに属する結線に設けられている学習調整器80の
フラグ保存部82に対しフラグオンを指令して学習フラ
グをセットする。
続いてS5に進んで、学習スケジューラ52は学習実行
指令を出して学習処理を開始させる。この学習処理は学
習信号格納部54に準備されている制御入力と、制御人
力Xに対する望ましい制御出力となる教師信号dを読み
出し、制御人力Xをルール部プリワイヤニューロ100
に与え、教師信号dは重み変更部76及び学習収束判定
部6゜に与える。そして、制御人力Xを受けたルール部
プリワイヤニューロ100から出力される制御出力Yを
重み変更部76及び学習収束判定部6oに取り込み、重
み変更部76にあってはパックプロパゲーション法に従
って重み値の変更を行ない、学習収束判定部60では教
師信号dに対する制御出力Yの誤差が規定値以下となっ
たときに学習終了を判定して学習処理を終了させる。
S5の学習実行に基づいて学習処理が終了すると、S6
でフェーズカウンタiを1つインクリメントし、S7で
学習フェーズの終わりをチエツクする。本発明の学習処
理にあっては、フェーズ1で終了することから、このま
ま一連の処理を終了する。
[パックプロパゲーション法による学習原理]次に本発
明のパックプロパゲーション法による学習原理を階層型
ネットワークと共に説明する。
第24図は一般的な階層、ニューラル・ネットワークを
示したもので、ユニットと呼ばれる一種のノードと重み
をもつ内部結合とから構成される。
第24図では入力層としてのh層、中間層としてのi層
、出力層としてのj層を示している。尚、中間層として
のi層は1層を示しているが、複数の中間層があっても
同じである。各ユニットは第4図の基本ユニットに示し
たように、複数の各入力に対し各々の内部結合の重みを
乗する乗算部22と、乗算部22の全乗算結果を加算す
る加算部24と、加算結果に閾値処理を施して1つの出
力を出す閾値処理部26を備える。このユニットで行な
われる演算は基本ユニット20について示した前記(1
)(2)式となる。パックプロパゲーション法では階層
ネットワークの重み値Wlhと閾値θ1を誤差のフィー
ドバックにより適応的に自動調整して学習する。前記(
1)(2)式から明らかなように、重み値Wlhと閾値
θ1との調整は同時に実行される必要があるが、この作
業は相互に干渉する難しい作業となる。そこで本願出願
人にあっては、通常のユニット以外に入力側のh層に常
に出力値が1であるユニットを設け、この出力値1のユ
ニットからの入力結線に対し閾値θ1を重み値として割
り付けることで、閾値θ1を重み値Wlhの中に組み込
んで閾値を重み値として取り扱うことのできるパックプ
ロパゲーション法を提案している(特願昭62−333
484号)。
このようにすることで、前記(1)(2)式は、xpl
=Σ’j 9層w l h           (I
 ])yp+=1/(i+exp(−’L+))   
’  (12)で表わされることとなり、閾値θiは表
われてこない。
前記(11)(12)式からの展開によって次の(13
)(14)式で得られる。
X、、=Σ7,1w、I           (13
)yp+=1/ (1+exp(−X?I) )   
 (14)但し、 J S1層のユニット番号 W、、:i−j層間の内部結合の重み値X□コj層の各
ユニットからj層の3番ユニットへの入力の積和 y□Sp番目パターンの入力信号に対するj層の3番ユ
ニットからの出力 第22図の重み変更部76では学習用の入カバターンX
が提示されたときに、出力層jから出力される出カバタ
ーン3’p+と出カバターン’lv+のとるべき信号で
ある教師パターンL+を受けると、両者の差分値 (dpt  y□) を算出し、次に δp+=3’p+ (1−yp+)  (d。r  V
−J    (15)を算出する。続いて Δ”++(1) =εΣδp+Vp++ζΔW11(1
−])但し、ε:学習定数 ζ:モーメンタム t:学習回数 に従ってi層とj層間の重み値の更新量ΔW、(+)を
算出する。ここで、前記(16)式の右辺第2項で前回
の更新サイクル時に決定された重み値の更新量に関わる
ものを加算するのは学習の高速化を図るためである。
続いて、重み変更部76は前記(15)式で算出したδ
1を用いて δp+=’5’p+(1”f。1)Σδ、、w、、 (
+−1)   (17)を算出し、次に Δw+h(+)  =εΣδplYph+ζΔWlh(
1−1)に従ってh層とi層の重み値の更新量Δw+h
(+)を算出する。
続いて、重み変更部76は前記(16)式及び(17)
式で算出した更新サイクルに従って次の更新サイクルの
ための重み値を として決定する。以上の重み値の更新を学習用の入カバ
ターンに対する出カバターンYp+が教師パターンd+
+Iに一致する重み値(実際には誤差か規定値以下とな
る重み値)が得られるように学習処理を繰り返す。
一方、第24図の階層ネットワークを構成するユニット
が線形関数ユニットであった場合には、前記(14)式
は y2.=工pi              (20)
と表わされる。この線形関数ユニットにおける前記(1
5)式及び(17)式は δ−+= d p+  V =+          
 (21)δ、I=苓δIWH(t  1 )    
  (22)と表わされる。
[本発明の重み学習処理] 第25図は第5A図に示した本発明のルール部プリワイ
ヤニューロにおけるルール部に対しバックプロパゲーシ
ョン法による重み学習の処理フロー図である。
この学習処理フローにおける各部のパラメータは第26
図に示すように定めている。
第26図は第5A図のルール部プリワイヤニューロの階
層構造を概略的に示したもので、図示のように第1層か
ら第6層までの6層構造をもっており、第1層及び第3
層がシグモイド関数ユニットで構成され、残りは線形関
数ユニットで構成されている。また、学習対象となるの
はルール部12に属する第3層及び第4層のみとなる。
ここで、ルール部プリワイヤニューロによるファジィル
ールの実現で出力されるファジィ推論値、即ち制御出力
値をy6としており、1つのフェーズにおける学習処理
は第6層から第5層、第4層、第3層、第2層、第1層
というように順次行なうが、第1層、2層の学習は不要
であることから第3層で学習を終了する。学習処理層は
iカウンタで示され、初期状態でiカウンタはi層6に
セットされている。
更に説明を簡単にするため、W、、+−+ とΔW1は
マトリックスを示し、その大きさ(i層目のニューロン
数) X (i−1層目のニューロン数)となる。更に
また、δiとyiはベクトルを示し、大きさはi番目の
層のニューロン数と同しになる。
この第26図に示す各部のパラメータを前提に第25図
の重み学習処理フローを説明すると次のようになる。
まずSlで学習対象層を設定するカウンタ丁をイニシャ
ライズする。具体的には、第26図に示したように6層
構造であることから、カウンタiをi層6に初期設定す
る。この初期設定により第6層目のユニットが学習対象
として指定される。
次にS2に進み、シグモイド関数ユニットか否か判定す
る。この場合、線形関数ユニットであることから814
に進み、最終段の階層か否か判定し、第6層目が最終段
であることから815に進み、そのとき得られている教
師信号dと制御信号y6とを使用して前記(21)式と
同様の式により差分値δ6を求める。
次に86に進み、重みを学習するユニットか否か判定す
る。このとき第6層は学習対象から外されているため、
具体的には結線に設けられた学習調整器80の学習フラ
グがオフとなっているため、S8に進んで重み更新量Δ
W6.をΔW65=0としてS9に進み、重み値W65
の更新は行なわない。
続いてS12に進んでカウンタi=3か否か、即ち学習
対象となったルール部前段に位置する第3層の学習が終
了したか否か判定し、このときi6であることから81
3に進んでカウンタiを1つデクリメントしてi=5と
し、S2に戻って次の第5層の学習に入る。
第5層についても線形関数ユニットであることから82
から314に進むが、最終段階層でないことから816
に進み、1つ前の第6層目の学習処理で得られた差分値
δ6を使用して前記(22)式と同様の式に従って差分
値δ、を算出する。
次に86に進んで学習対象となっているか否か判定し、
第5層は学習対象から外されているため、以下第6層と
同様に最終ユニットに達するまで816の差分値演算を
繰り返す。
続いて第4層の学習に進むと、線形関数ユニットである
ことから82から814に進み、最終段でないことから
、S16で差分値δ4を算出する。
続いてS16に進み、学習対象となっているか否か判定
し、第4層目はルール部12に属し、学習対象であるこ
とから87に進む。S7にあっては、S16で求められ
た差分値δ4を使用して前記(16)、(18)式と同
様の式に従って重み更新量ΔW43を算出する。続いて
S9に進んで算出した重み更新量ΔW43を用いて前記
(19)式と同様の式に従って重み値W43を更新する
。以下同様に、第4層の全ユニットについて処理を繰り
返し、第4層の処理が終わると第3層に進む。
第3層はシグモイド関数ユニットを使用していることか
ら82から83に進み、最終段の階層ユニットではない
ことから、S5でシグモイド関数ユニット固有の差分値
δ3を前記(17)式と同様の演算式により求める。こ
の第3層もルール部12に属し、学習対象となっている
ことがらS6からS7に進んで、S5で算出した差分値
δ3を使用して重み更新量ΔW32を算出し、S9で更
新する。
以下、第3層の最終ユニットまで同様な処理を繰り返し
、第3層の処理を終了すると312てi3となっている
ことから全ての学習処理が終了したことを判定して一連
の処理を終了する。
[乱数を用いたルール部の重み値初期設定]次に第27
図の学習動作フロー図を参照して本発明の学習方法の他
の実施例を説明する。
第27図に示す学習処理にあっては、ステップS2で行
なうルール部12の重みCcd、  Cdeを第2図の
実施例に示したように先験的知識の導入ではなく、乱数
を用いてランダムに重み値を初期設定するようにしたこ
とを特徴とする。また部分的に予め持っている知識があ
るときには、この知識に基づいた設定を行ってもよい。
このルール部12の乱数による初期設定に対し、前件部
メンバシップ関数実現部10及び後件部メンバシップ関
数実現部14に対する重み初期設定は第2図の実施例と
同様、予め持っている知識(先験的知識)の導入に基づ
いて設定する。
それ以外のステップS4.S5及びS6の処理について
は第2図の第1実施例と同じである。
[その他] 尚、上記の実施例は第5A図に示したように2つの制御
人力XI、X2を対象としたファジィルールを実現する
ルール部プリワイヤニューロを例にとるものであったが
、制御入力は1または3以上の適宜の入力数としてもよ
いことは勿論である。
また、上記の実施例にあっては、第6,7図に示した y=1/ (1+e ”’ )       (23)
となるメンバシップ関数を例にとるものであったが、第
28図に示すように2つのシグモイド関数ユニット94
−1.94−2のユニット出力を減算ユニット96に与
えて同図(b)のシグモイド関数を実現するようにして
もよい。この場合のユニット出力yは y= 1/(1−e−WIX″Ill )  l/(1
,e−W2X′、#2 )と表現することができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、ルール部に対
しては予め持っている知識または乱数を用いた重み初期
値の設定あるいは両者を併用した設定を行ない、一方、
前件部メンバシップ関数実現部及び後件部メンバシップ
関数実現部には予め持っている知識に基づく重み値の初
期設定を行なった後にルール部のみを学習させることで
、前件部メンバシップ関数実現部及び後件部メンノくシ
・ツブ関数実現部の重みを生かしながらルール部の重み
の調整を効率良く学習でき、任意の制御システムをファ
ジィルールにより実現する際の効率的な結線の重み解析
を実現できる。
また、乱数を利用した重みの初期設定または予め持って
いる知識と乱数との併用による重みの初期設定でネット
ワーク性能を最大限に引き出した効率の良い学習ができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図: 第2図は本発明の学習動作フロー図; 第3図は本発明のルール部プリワイヤニューロの実施例
構成図; 第4図は基本ユニット説明図; 第5A図は本発明のルール部プリワイヤニューロの具体
的な実施例構成図; 第5B図は第5A図のニューロングループ及び結線グル
ープの説明図: 第6図は本発明の前件部メンバシップ関数実現部の初期
設定説明図; 第7図は前件部のメンバシップ関数説明図;第8図は本
発明のルール部初期設定説明図;第9図は本発明のルー
ル部ユニット説明図;第10図は第9図のファジィルー
ル上1説明図;第11図は第9図のファジィルール上2
説明図;第12図は第9図のファジィルールL3説明図
:第13図は第9図のファジィルール上4説明図;第1
4図は第9図のファジィルール上5説明図;第15図は
第9図のファジィルールL6説明図;第16図は第9図
のファジィルールヒフ説明図;第17図は第9図のファ
ジィルール上8説明図;第18図は本発明の後件部メン
バシップ関数実現部の初期設定説明図; 第19図は本発明の重心計算実現部の初期設定説明図; 第20図は本発明のフェーズ・グループ対応表及びグル
ープ・結線対応表の設定説明図;第21図は本発明の学
習処理フロー図:第22図は本発明による学習処理の装
置構成図;第23図は第22図の結線毎に設けた学習調
整器構成図 第24図は一般的な階層ニューロン・ネットワーク説明
図; 第25図は本発明の重み学習処理フロー図:第26図は
第25図の各部のパラメータ説明図:第27図は本発明
の他の実施例を示した動作フロー図; 第28図は本発明に用いる他のメンバシップ関数の説明
図である。 図中、 10・前件部メンバシップ関数実現部 12:ルール部 14:後件部メンバシップ関数実現部 16二人力部 18:重心計算実現部 20:基本ユニット 22:乗算部 24:加算部 26:閾値処理部 28−128−2.32−]〜32−4.38−1〜3
g−9,40−1,40−2線形関数ユニツ 30−1〜30−2.34−1〜34−8.94−1.
94−2 :シグモイド関数ユニッ 40:重心決定要素出力装置 42:重心算出装置 50:学習指示ユニット 52:学習スケジューラ 54:学習信号格納部 ト ト 56・フェーズ・グループ対応テーブル58ニゲループ
・フェーズ対応テーブル60:学習収束判定部 70コ学習ユニツト 72:学習指示読取部 74:学習フラグ設定部 76二重み変更部 80:学習調整器 82:フラグ保存部 84:重み変更情報読取部 86:重み変更量調整部 88:重み演算部 90:重み保存部 92:重み変更量保存部 96:減算ユニット 100:ルール部プリワイヤニューロ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)前件部メンバシップ関数実現部(10)、1又は
    複数階層でなるルール部(12)、及び後件部メンバシ
    ップ関数実現部(14)でなる階層ネットワークを有し
    、前記ルール部(12)は前段の前件メンバシップ関数
    実現部(10)及び又は後段の後件部メンバシップ関数
    実現部(14)との間で全ユニット間を内部結合せずに
    制御ルールに従って一部を内部結合して成り、入力され
    る制御状態量(X_1、X_2、・・・X_n)に対応
    する1又は複数の制御操作量(Y)を出力するルール部
    プリワイヤニューロの学習方法に於いて、 前記前件部メンバシップ関数実現部(10)、ルール部
    (12)、及び後件部メンバシップ関数実現部(14)
    の各々に重み初期値を設定する第1過程と;(2)前記
    第1過程の重み初期値の設定は、予め持っている知識に
    基づいて作成された重み初期値を前記前件部メンバシッ
    プ関数実現部(10)、ルール部(12)、及び後件部
    メンバシップ関数実現部(14)の各々に設定すること
    を特徴とする請求項1記載のルール部プリワイヤニュー
    ロの学習方法。 (3)前記第1過程の重み初期値の設定は、前記ルール
    部(12)に乱数を用いて作成された重み初期値を設定
    し、前記前件部メンバシップ関数実現部(10)及び後
    件部メンバシップ関数実現部(14)には予め持ってい
    る知識に基づいて作成された重み初期値を設定しことを
    特徴とする請求項1記載のルール部プリワイヤニューロ
    の学習方法。 (4)前記第1過程におけるルール部(12)の重み初
    期値の設定は、予め持っている知識で設定可能な重みは
    該知識で初期設定し、その他は乱数を用いて初期設定す
    ることを特徴とする請求項1記載のルール部プリワイヤ
    ニューロの学習方法。 (5)前記第2過程による学習開始時に、前記ルール部
    (12)の結線毎に設けられた学習フラグをオンすると
    共に、前記前件部メンバシップ関数実現部(10)及び
    後件部メンバシップ関数実現部(14)の結線毎に設け
    られた学習フラグをオフし、オン状態にある学習フラグ
    を有する結線の重み値のみを学習処理により最適化する
    ことを特徴とする請求項1記載のルール部プリワイヤニ
    ューロの学習方法。
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