JPH04249044A - インライン型カラ−受像管用偏向装置 - Google Patents
インライン型カラ−受像管用偏向装置Info
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- JPH04249044A JPH04249044A JP5623491A JP5623491A JPH04249044A JP H04249044 A JPH04249044 A JP H04249044A JP 5623491 A JP5623491 A JP 5623491A JP 5623491 A JP5623491 A JP 5623491A JP H04249044 A JPH04249044 A JP H04249044A
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- vertical
- coil
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インライン型カラー
受像管用偏向装置に係り、特にコンバーゼンスずれを適
正に補正できるインライン型カラー受像管用偏向装置に
関する。
受像管用偏向装置に係り、特にコンバーゼンスずれを適
正に補正できるインライン型カラー受像管用偏向装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラー受像管は、図8に示すよう
に、電子銃1から放出される3電子ビーム2B,2G,
2Rを外囲器3のファンネル4の外側に装着された偏向
ヨーク5から発生する磁界により偏向し、シャドウマス
ク6を介して、パネル7内面に形成された蛍光体スクリ
ーン8を水平、垂直走査することにより、この蛍光体ス
クリーン8上にカラー画像を表示する構造に形成されて
いる。
に、電子銃1から放出される3電子ビーム2B,2G,
2Rを外囲器3のファンネル4の外側に装着された偏向
ヨーク5から発生する磁界により偏向し、シャドウマス
ク6を介して、パネル7内面に形成された蛍光体スクリ
ーン8を水平、垂直走査することにより、この蛍光体ス
クリーン8上にカラー画像を表示する構造に形成されて
いる。
【0003】このようなカラー受像管において、特に電
子銃1を同一水平面上を通るセンタービーム2Gおよび
一対のサイドビーム2B,2Rからなる一列配置の3電
子ビーム2B,2G,2Rを放出するインライン型電子
銃とし、これにピンクッション形水平偏向磁界を発生す
る水平偏向磁界コイルおよびバレル形垂直偏向磁界を発
生する垂直偏向磁界コイルからなる偏向ヨーク5と組合
わせて、上記一列配置の3電子ビーム2B,2G,2R
を自己集中するセルフコンバーゼンス方式インライン型
カラー受像管が普及している。
子銃1を同一水平面上を通るセンタービーム2Gおよび
一対のサイドビーム2B,2Rからなる一列配置の3電
子ビーム2B,2G,2Rを放出するインライン型電子
銃とし、これにピンクッション形水平偏向磁界を発生す
る水平偏向磁界コイルおよびバレル形垂直偏向磁界を発
生する垂直偏向磁界コイルからなる偏向ヨーク5と組合
わせて、上記一列配置の3電子ビーム2B,2G,2R
を自己集中するセルフコンバーゼンス方式インライン型
カラー受像管が普及している。
【0004】しかし、このセルフコンバーゼンス方式イ
ンライン型カラー受像管においては、管特性や管組立て
誤差などに基づいて各種画面歪が発生する。
ンライン型カラー受像管においては、管特性や管組立て
誤差などに基づいて各種画面歪が発生する。
【0005】その一つに、センタービーム2Gに対する
偏向感度が相対的に一対のサイドビーム2B,2Rに対
する偏向感度より強くなるために発生するコマ収差があ
る。すなわち、セルフコンバーゼンス方式インライン型
カラー受像管においては、図9に示すように、回路的な
補正手段を要することなく、画面10全域にわたり、一
対のサイドビーム2B,2Rのパターン11B ,11
R を一致させることができるが、センタービーム2G
と一対のサイドビーム2B,2Rとの偏向感度の相違の
ために、センタービーム2Gのパターン11G と一対
のサイドビーム2B,2Rのパターン11B ,11R
とを一致させることはむつかしく、画面10水平軸(
X軸)端および垂直軸(Y軸)端にHCR,VCRで示
すコマ収差が生ずる。
偏向感度が相対的に一対のサイドビーム2B,2Rに対
する偏向感度より強くなるために発生するコマ収差があ
る。すなわち、セルフコンバーゼンス方式インライン型
カラー受像管においては、図9に示すように、回路的な
補正手段を要することなく、画面10全域にわたり、一
対のサイドビーム2B,2Rのパターン11B ,11
R を一致させることができるが、センタービーム2G
と一対のサイドビーム2B,2Rとの偏向感度の相違の
ために、センタービーム2Gのパターン11G と一対
のサイドビーム2B,2Rのパターン11B ,11R
とを一致させることはむつかしく、画面10水平軸(
X軸)端および垂直軸(Y軸)端にHCR,VCRで示
すコマ収差が生ずる。
【0006】このコマ収差の補正は、通常のインライン
型カラー受像管では、電子銃のビーム放出端側電極に偏
向ヨークの後部漏洩磁界と磁気的に結合して、相対的に
一対のサイドビームに対する偏向感度をセンタービーム
に対する偏向感度より弱めるフィールド・コントローラ
といわれる磁性体素子を配置することにより補正される
。しかし水平偏向周波数が高周波化すると、磁性体素子
の交流損失によりコンバーゼンスずれが発生するため、
上記磁性体素子のかわりに、図10に示すように、一対
のコ字状コア13にコイル14を巻回し、そのコイル1
4を垂直偏向コイル15に直列接続した4極コマ補正コ
イル16を偏向ヨーク5の電子銃側端部(後端部)に水
平軸を挟んで垂直軸上に上下対称に配置し、垂直偏向コ
イルのバレル形垂直偏向磁界に対応してピンクッション
形磁界を発生するようにした偏向装置により補正される
。
型カラー受像管では、電子銃のビーム放出端側電極に偏
向ヨークの後部漏洩磁界と磁気的に結合して、相対的に
一対のサイドビームに対する偏向感度をセンタービーム
に対する偏向感度より弱めるフィールド・コントローラ
といわれる磁性体素子を配置することにより補正される
。しかし水平偏向周波数が高周波化すると、磁性体素子
の交流損失によりコンバーゼンスずれが発生するため、
上記磁性体素子のかわりに、図10に示すように、一対
のコ字状コア13にコイル14を巻回し、そのコイル1
4を垂直偏向コイル15に直列接続した4極コマ補正コ
イル16を偏向ヨーク5の電子銃側端部(後端部)に水
平軸を挟んで垂直軸上に上下対称に配置し、垂直偏向コ
イルのバレル形垂直偏向磁界に対応してピンクッション
形磁界を発生するようにした偏向装置により補正される
。
【0007】さらに、画面の上下歪については、偏向ヨ
ークの電子銃側端部を固定して蛍光体スクリーン側端部
を偏心させるいわゆる首振りをおこなって3電子ビーム
に対するピンクッション形水平偏向磁界の形状を変える
方法、あるいは水平偏向コイルの巻線分布を変えて水平
偏向磁界分布を変える方法、あるいは垂直偏向コイルの
漏洩磁界と磁気的に結合して偏向ヨークの蛍光体スクリ
ーン側端部(前端部)前方に補正磁界を発生するクロス
アーム、あるいは蛍光体スクリーン側端部の垂直軸上に
永久磁石を配置する方法などにより補正される。しかし
、この画面の上下歪の補正は、垂直走査の振幅の約±1
%、すなわち垂直振幅の約1%の落込みまたは膨らみが
限度となっている。
ークの電子銃側端部を固定して蛍光体スクリーン側端部
を偏心させるいわゆる首振りをおこなって3電子ビーム
に対するピンクッション形水平偏向磁界の形状を変える
方法、あるいは水平偏向コイルの巻線分布を変えて水平
偏向磁界分布を変える方法、あるいは垂直偏向コイルの
漏洩磁界と磁気的に結合して偏向ヨークの蛍光体スクリ
ーン側端部(前端部)前方に補正磁界を発生するクロス
アーム、あるいは蛍光体スクリーン側端部の垂直軸上に
永久磁石を配置する方法などにより補正される。しかし
、この画面の上下歪の補正は、垂直走査の振幅の約±1
%、すなわち垂直振幅の約1%の落込みまたは膨らみが
限度となっている。
【0008】ところが、最近のフラット・スクエア型カ
ラー受像管のように蛍光体スクリーンの形成されるパネ
ルの曲率が小さく平面化し、またより高いコンバーゼン
ス性能が要求されると、偏向装置の設計上、画面の上下
歪はより大きくなり、これに偏向装置やカラー受像管の
製造上のばらつきが加わって、垂直走査の振幅の±1%
を越えるものが発生する。この場合、その画面の上下歪
を上記方法により補正しようとすると、コンバーゼンス
ずれが許容限度を越えて大きくなる。
ラー受像管のように蛍光体スクリーンの形成されるパネ
ルの曲率が小さく平面化し、またより高いコンバーゼン
ス性能が要求されると、偏向装置の設計上、画面の上下
歪はより大きくなり、これに偏向装置やカラー受像管の
製造上のばらつきが加わって、垂直走査の振幅の±1%
を越えるものが発生する。この場合、その画面の上下歪
を上記方法により補正しようとすると、コンバーゼンス
ずれが許容限度を越えて大きくなる。
【0009】なお、画面の左右歪については、回路によ
り補正される。
り補正される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来よ
りインライン型カラー受像管の画面の上下歪を補正する
方法として、偏向ヨークを偏心あるいは水平偏向コイル
の巻線分布を変えてピンクッション形水平偏向磁界の分
布、形状を変える方法、偏向ヨークの蛍光体スクリーン
側端部前方に補正磁界を発生するクロスアームを配置、
あるいは蛍光体スクリーン側端部の垂直軸上に永久磁石
を配置する方法などがある。しかし、上記画面の上下歪
の補正は、垂直走査の振幅の約±1%が限度であるため
、最近のフラット・スクエア型カラー受像管のように蛍
光体スクリーンの形成されるパネルが平面化し、またよ
り高いコンバーゼンス性能が要求されると、偏向装置の
設計上、画面の上下歪はより大きくなり、それに偏向装
置やカラー受像管の製造上のばらつきが加わって、垂直
走査の振幅の±1%を越えるもの発生し、上記従来の画
面の上下歪の補正方法では、コンバーゼンスずれが大き
くなり、所要の画面品位が得られなくなるという問題が
ある。
りインライン型カラー受像管の画面の上下歪を補正する
方法として、偏向ヨークを偏心あるいは水平偏向コイル
の巻線分布を変えてピンクッション形水平偏向磁界の分
布、形状を変える方法、偏向ヨークの蛍光体スクリーン
側端部前方に補正磁界を発生するクロスアームを配置、
あるいは蛍光体スクリーン側端部の垂直軸上に永久磁石
を配置する方法などがある。しかし、上記画面の上下歪
の補正は、垂直走査の振幅の約±1%が限度であるため
、最近のフラット・スクエア型カラー受像管のように蛍
光体スクリーンの形成されるパネルが平面化し、またよ
り高いコンバーゼンス性能が要求されると、偏向装置の
設計上、画面の上下歪はより大きくなり、それに偏向装
置やカラー受像管の製造上のばらつきが加わって、垂直
走査の振幅の±1%を越えるもの発生し、上記従来の画
面の上下歪の補正方法では、コンバーゼンスずれが大き
くなり、所要の画面品位が得られなくなるという問題が
ある。
【0011】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、インライン型カラー受像管のコンバーゼン
スずれを任意かつ適正に補正しうる偏向装置を構成する
ことを目的とする。
ものであり、インライン型カラー受像管のコンバーゼン
スずれを任意かつ適正に補正しうる偏向装置を構成する
ことを目的とする。
【0012】[発明の構成]
【0013】
【課題を解決するための手段】同一水平面上を通る一列
配置の3電子ビームを放出する電子銃を有するインライ
ン型カラー受像管用偏向装置において、その3電子ビー
ムを水平および垂直方向に偏向する磁界を発生する各一
対の水平および垂直偏向コイルを有する偏向ヨークの電
子銃側に、上記3電子ビームの配列軸を挟んで一対のコ
字状コアのそれぞれに垂直偏向コイルに直列接続される
コイルが巻回された4極コマ補正コイルを配置し、この
一対のコ字状コアの少なくとも一方のコアの磁極形成脚
部間に磁性体片を出入可能に挿入する構成とした。
配置の3電子ビームを放出する電子銃を有するインライ
ン型カラー受像管用偏向装置において、その3電子ビー
ムを水平および垂直方向に偏向する磁界を発生する各一
対の水平および垂直偏向コイルを有する偏向ヨークの電
子銃側に、上記3電子ビームの配列軸を挟んで一対のコ
字状コアのそれぞれに垂直偏向コイルに直列接続される
コイルが巻回された4極コマ補正コイルを配置し、この
一対のコ字状コアの少なくとも一方のコアの磁極形成脚
部間に磁性体片を出入可能に挿入する構成とした。
【0014】
【作用】上記のように、4極コマ補正コイルの一対のコ
字状コアの少なくとも一方のコアの磁極形成脚部間に磁
性体片を出入可能に挿入する構成にすると、一対のコマ
補正コイル間に、磁性体片の挿入された一方のコマ補正
コイルの発生する磁界が弱まり、その分他方のコマ補正
コイルの発生する磁界が張出す磁界が形成される。しか
もその一対のコマ補正コイル間に形成される磁界の形状
は、磁性体片の挿入量により変化する。
字状コアの少なくとも一方のコアの磁極形成脚部間に磁
性体片を出入可能に挿入する構成にすると、一対のコマ
補正コイル間に、磁性体片の挿入された一方のコマ補正
コイルの発生する磁界が弱まり、その分他方のコマ補正
コイルの発生する磁界が張出す磁界が形成される。しか
もその一対のコマ補正コイル間に形成される磁界の形状
は、磁性体片の挿入量により変化する。
【0015】したがって、たとえば偏向ヨークを偏心さ
せて画面の上下歪を補正するとき、一対のサイドビーム
が画面上に描く縦線が垂直軸に対して傾斜し、また横線
が水平軸に対して傾斜する許容限界を越えるコンバーゼ
ンスずれを生じても、4極コマ補正コイルの一対のコア
の磁極形成脚部間に選択的に磁性体片を挿入すると、一
対のサイドビームが画面上に描く縦線および横線を上記
コンバーゼンスずれとは逆方向に傾斜させることができ
、その磁性体片の挿入量を調整することにより、コンバ
ーゼンスずれを任意かつ適正に補正することができる。
せて画面の上下歪を補正するとき、一対のサイドビーム
が画面上に描く縦線が垂直軸に対して傾斜し、また横線
が水平軸に対して傾斜する許容限界を越えるコンバーゼ
ンスずれを生じても、4極コマ補正コイルの一対のコア
の磁極形成脚部間に選択的に磁性体片を挿入すると、一
対のサイドビームが画面上に描く縦線および横線を上記
コンバーゼンスずれとは逆方向に傾斜させることができ
、その磁性体片の挿入量を調整することにより、コンバ
ーゼンスずれを任意かつ適正に補正することができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0017】図1にその一実施例であるインライン型カ
ラー受像管用偏向装置を示す。この偏向装置は、インラ
イン型カラー受像管の電子銃から放出される同一水平面
上を通るセンタービームおよび一対のサイドビームから
なる一列配置の3電子ビームを水平方向に偏向するピン
クッション形水平偏向磁界を発生する一対の水平偏向コ
イル(図示せず)が合成樹脂からなるセパレータ20に
内側に配置され、このセパレータ20の外側に、上記一
列配置の3電子ビームを垂直方向に偏向するバレル形垂
直偏向磁界を発生する一対の垂直偏向コイル21が配置
された偏向ヨーク22を有する。そしてこの偏向ヨーク
22を漏斗状ファンネルのコーン部と上記電子銃の配置
されているネックとの境界部外側に装着したとき、その
後部の電子銃側端部に4極コマ補正コイル23が配置さ
れている。
ラー受像管用偏向装置を示す。この偏向装置は、インラ
イン型カラー受像管の電子銃から放出される同一水平面
上を通るセンタービームおよび一対のサイドビームから
なる一列配置の3電子ビームを水平方向に偏向するピン
クッション形水平偏向磁界を発生する一対の水平偏向コ
イル(図示せず)が合成樹脂からなるセパレータ20に
内側に配置され、このセパレータ20の外側に、上記一
列配置の3電子ビームを垂直方向に偏向するバレル形垂
直偏向磁界を発生する一対の垂直偏向コイル21が配置
された偏向ヨーク22を有する。そしてこの偏向ヨーク
22を漏斗状ファンネルのコーン部と上記電子銃の配置
されているネックとの境界部外側に装着したとき、その
後部の電子銃側端部に4極コマ補正コイル23が配置さ
れている。
【0018】この4極コマ補正コイル23は、一対のコ
字状コア25と、この一対のコア25に巻回され、かつ
上記垂直偏向コイル21に直列接続されるコイル26と
からなり、このコイル26の巻回された一対のコア25
を上記3電子ビームの配列軸(水平軸)を挟んで、垂直
軸上に対向配置したものである。
字状コア25と、この一対のコア25に巻回され、かつ
上記垂直偏向コイル21に直列接続されるコイル26と
からなり、このコイル26の巻回された一対のコア25
を上記3電子ビームの配列軸(水平軸)を挟んで、垂直
軸上に対向配置したものである。
【0019】さらに、この例の偏向装置では、上記4極
コマ補正コイル23の一対のコ字状コア25の一方のコ
ア、図示例では上部に位置するコア25の磁極形成脚部
28a ,28b 間に、矢印方向に出入可能に板状の
磁性体片29が挿入されている。
コマ補正コイル23の一対のコ字状コア25の一方のコ
ア、図示例では上部に位置するコア25の磁極形成脚部
28a ,28b 間に、矢印方向に出入可能に板状の
磁性体片29が挿入されている。
【0020】つぎに、上記偏向装置によるコンバーゼン
スずれ補正方法について説明する。
スずれ補正方法について説明する。
【0021】インライン型カラー受像管のファンネルの
コーン部とネックとの境界部外側に上記偏向装置を管軸
(ネック中心軸と一致)と同軸に装着したとき、図2(
a)に示すような画面の上下歪31があるとする。この
場合、その画面の上下歪31を補正するため、まず上記
装着された偏向装置の電子銃側端部を固定して、反対側
の蛍光体スクリーン側端部を垂直方向上方に偏心させる
首振りをおこなう。
コーン部とネックとの境界部外側に上記偏向装置を管軸
(ネック中心軸と一致)と同軸に装着したとき、図2(
a)に示すような画面の上下歪31があるとする。この
場合、その画面の上下歪31を補正するため、まず上記
装着された偏向装置の電子銃側端部を固定して、反対側
の蛍光体スクリーン側端部を垂直方向上方に偏心させる
首振りをおこなう。
【0022】このように偏向装置を偏心させると、水平
偏向コイルの発生する水平偏向磁界も偏心する。すなわ
ち、偏向装置が管軸と同軸に装着されているときは、図
3(a)に示すように、ピンクッション形水平偏向磁界
32は、3電子ビーム2B,2G,2Rの配列軸すなわ
ち水平軸に対して対称に形成されるが、上記のように蛍
光体スクリーン側端部を垂直方向上方に偏心させると、
同(b)に示すように、3電子ビーム2B,2G,2R
の配列軸に対して上方にずれる。このように上方に偏心
したピンクッション形磁界では、電子ビームの受ける垂
直方向の分力は、垂直軸から離れるほど大きくなるため
、画面右上コーナ部に偏向される3電子ビーム2B,2
G,2Rは、同(c)に電子ビーム2Rについて示すよ
うに、ピンクッション形水平偏向磁界32により垂直方
向の分力33を大きく受ける。このことは、画面左上コ
ーナ部に偏向される場合も同様である。その結果、偏向
装置の蛍光体スクリーン側端部を垂直方向上方に偏心さ
せると、その偏心側の歪はピンクッション形歪となり、
反対側の歪はバレル形歪となり、図2(a)に示すした
画面の上下歪31は、同(b)に31a で示すように
、その上下歪を補正した歪のない画面にすることができ
る。
偏向コイルの発生する水平偏向磁界も偏心する。すなわ
ち、偏向装置が管軸と同軸に装着されているときは、図
3(a)に示すように、ピンクッション形水平偏向磁界
32は、3電子ビーム2B,2G,2Rの配列軸すなわ
ち水平軸に対して対称に形成されるが、上記のように蛍
光体スクリーン側端部を垂直方向上方に偏心させると、
同(b)に示すように、3電子ビーム2B,2G,2R
の配列軸に対して上方にずれる。このように上方に偏心
したピンクッション形磁界では、電子ビームの受ける垂
直方向の分力は、垂直軸から離れるほど大きくなるため
、画面右上コーナ部に偏向される3電子ビーム2B,2
G,2Rは、同(c)に電子ビーム2Rについて示すよ
うに、ピンクッション形水平偏向磁界32により垂直方
向の分力33を大きく受ける。このことは、画面左上コ
ーナ部に偏向される場合も同様である。その結果、偏向
装置の蛍光体スクリーン側端部を垂直方向上方に偏心さ
せると、その偏心側の歪はピンクッション形歪となり、
反対側の歪はバレル形歪となり、図2(a)に示すした
画面の上下歪31は、同(b)に31a で示すように
、その上下歪を補正した歪のない画面にすることができ
る。
【0023】しかし、このとき、図4に示すコンバーゼ
ンスずれ(クロスミスコンバーゼンス)が発生する。す
なわち、水平軸に対して、一対のサイドビームのうち、
一方の青電子ビームの描く横線34B が右下がり、他
方の赤電子ビームの描く横線34R が左下がりとなり
、また垂直軸に対して、一方の青電子ビームの描く縦線
35B が左下がり、他方の赤電子ビームの描く縦線3
5R が右下がりとなるコンバーゼンスずれが発生する
。
ンスずれ(クロスミスコンバーゼンス)が発生する。す
なわち、水平軸に対して、一対のサイドビームのうち、
一方の青電子ビームの描く横線34B が右下がり、他
方の赤電子ビームの描く横線34R が左下がりとなり
、また垂直軸に対して、一方の青電子ビームの描く縦線
35B が左下がり、他方の赤電子ビームの描く縦線3
5R が右下がりとなるコンバーゼンスずれが発生する
。
【0024】そこで、このコンバーゼンスずれを補正す
るために、図5に示すように、4極コマ補正コイル23
の上部に位置するコア25の磁極形成脚部28a ,2
8b 間に磁性体片29を挿入する。この磁性体片29
を挿入しない場合、4極コマ補正コイル23は、3電子
ビーム2B,2G,2Rの配列軸に対して上下対称のピ
ンクッション形磁界を発生するが、上記のように上部に
位置するコア25の磁極形成脚部28a,28b 間に
磁性体片29を挿入すると、その磁性体片29の挿入さ
れた上部側の磁界の一部が磁性体片29によりバイパス
され、3電子ビーム2B,2G,2Rに与える影響が弱
くなる。一方、磁性体片29の挿入されない下部側の磁
界は、上部側の磁界が弱くなった分に対応して張出す。
るために、図5に示すように、4極コマ補正コイル23
の上部に位置するコア25の磁極形成脚部28a ,2
8b 間に磁性体片29を挿入する。この磁性体片29
を挿入しない場合、4極コマ補正コイル23は、3電子
ビーム2B,2G,2Rの配列軸に対して上下対称のピ
ンクッション形磁界を発生するが、上記のように上部に
位置するコア25の磁極形成脚部28a,28b 間に
磁性体片29を挿入すると、その磁性体片29の挿入さ
れた上部側の磁界の一部が磁性体片29によりバイパス
され、3電子ビーム2B,2G,2Rに与える影響が弱
くなる。一方、磁性体片29の挿入されない下部側の磁
界は、上部側の磁界が弱くなった分に対応して張出す。
【0025】その結果、図6(a)に示すように、一対
のサイドビーム2B,2Rが画面上部側に偏向される場
合に受ける力37BU,37RUと画面下部側に偏向さ
れる場合に受ける力37BD,37RDとにより、図4
に示した垂直軸に対するコンバーゼンスずれは、図6(
b)に示すように、青電子ビームの描く縦線35B が
右下がり、赤電子ビームの描く縦線35R が左下がり
となる方向に補正される。
のサイドビーム2B,2Rが画面上部側に偏向される場
合に受ける力37BU,37RUと画面下部側に偏向さ
れる場合に受ける力37BD,37RDとにより、図4
に示した垂直軸に対するコンバーゼンスずれは、図6(
b)に示すように、青電子ビームの描く縦線35B が
右下がり、赤電子ビームの描く縦線35R が左下がり
となる方向に補正される。
【0026】また、図7(a)に示すように、偏向装置
の電子銃側端部近傍での水平偏向漏洩磁界38は、バレ
ル形となっているが、この水平偏向漏洩磁界38は、上
記のように磁性体片29が挿入されると、その磁性体片
29の挿入された上部側に偏心する。したがって、一対
のサイドビーム2B,2Rが画面左部側に偏向される場
合には、39BL,37RLで示す力を受け、また画面
左部側に偏向される場合には、39BR,37RRで示
す力を受ける。その結果、図4に示した水平軸に対する
コンバーゼンスずれは、図7(b)に示すように、青電
子ビームの描く横線35B が左下がり、赤電子ビーム
の描く横線35R が右下がりとなる方向に補正される
。
の電子銃側端部近傍での水平偏向漏洩磁界38は、バレ
ル形となっているが、この水平偏向漏洩磁界38は、上
記のように磁性体片29が挿入されると、その磁性体片
29の挿入された上部側に偏心する。したがって、一対
のサイドビーム2B,2Rが画面左部側に偏向される場
合には、39BL,37RLで示す力を受け、また画面
左部側に偏向される場合には、39BR,37RRで示
す力を受ける。その結果、図4に示した水平軸に対する
コンバーゼンスずれは、図7(b)に示すように、青電
子ビームの描く横線35B が左下がり、赤電子ビーム
の描く横線35R が右下がりとなる方向に補正される
。
【0027】したがって、4極コマ補正コイル23のコ
ア25に対する磁性体片29の挿入量を調整することに
より、コスバーゼンスずれを適正に補正することができ
る。なおこの場合、磁性体片29の挿入により、センタ
ービーム2Gの垂直方向の偏向が若干減少するため、あ
らかじめあ電子ビーム2B,2G,2Rの垂直方向の偏
向を大きめに設定しておくことが必要がある。
ア25に対する磁性体片29の挿入量を調整することに
より、コスバーゼンスずれを適正に補正することができ
る。なおこの場合、磁性体片29の挿入により、センタ
ービーム2Gの垂直方向の偏向が若干減少するため、あ
らかじめあ電子ビーム2B,2G,2Rの垂直方向の偏
向を大きめに設定しておくことが必要がある。
【0028】なお、上記実施例では、磁性体片を4極コ
マ補正コイルの上部に位置するコアに挿入したが、画面
の上下歪が、図2(a)に示した画面の上下歪と逆の場
合は、偏向装置を逆方向に偏心して画面の上下歪を補正
し、磁性体片を4極コマ補正コイルの下部に位置するコ
アに挿入することにより、その画面の上下歪の補正によ
り生じたコンバーゼンスずれを補正することができる。
マ補正コイルの上部に位置するコアに挿入したが、画面
の上下歪が、図2(a)に示した画面の上下歪と逆の場
合は、偏向装置を逆方向に偏心して画面の上下歪を補正
し、磁性体片を4極コマ補正コイルの下部に位置するコ
アに挿入することにより、その画面の上下歪の補正によ
り生じたコンバーゼンスずれを補正することができる。
【0029】また、上記実施例では、画面の上下歪があ
る場合のコンバーゼンスずれの補正について説明したが
、画面の上下歪がない場合は、4極コマ補正コイルの上
下のコアに磁性体片を均等に挿入することにより、セン
タービームに対する4極コマ補正コイルの偏向感度を下
げることができ、3電子ビームに対する偏向装置の偏向
感度を調整することができる。
る場合のコンバーゼンスずれの補正について説明したが
、画面の上下歪がない場合は、4極コマ補正コイルの上
下のコアに磁性体片を均等に挿入することにより、セン
タービームに対する4極コマ補正コイルの偏向感度を下
げることができ、3電子ビームに対する偏向装置の偏向
感度を調整することができる。
【0030】
【発明の効果】インライン型カラー受像管の電子銃から
放出される同一水平面上を通る一列配置の3電子ビーム
を偏向する偏向ヨークの電子銃側に、3電子ビームの配
列軸を挟んで配置される4極コマ補正コイルの一対のコ
字状コアの少なくとも一方のコアの磁極形成脚部間に出
入可能に磁性体片を挿入すると、一対のコマ補正コイル
の磁極間に、磁性体片の挿入された一方のコマ補正コイ
ルの発生する磁界を弱め、その分他方のコマ補正コイル
の発生する磁界が張出させることができ、その磁界によ
り一対のサイドビームが画面上に描く縦線が垂直軸に対
して傾斜し、また横線が水平軸に対して傾斜するコンバ
ーゼンスずれを逆方向に傾斜するように調整できる。し
たがって磁性体片の挿入量を調整することにより、上記
コンバーゼンスずれを任意かつ適正に補正することがで
きる。
放出される同一水平面上を通る一列配置の3電子ビーム
を偏向する偏向ヨークの電子銃側に、3電子ビームの配
列軸を挟んで配置される4極コマ補正コイルの一対のコ
字状コアの少なくとも一方のコアの磁極形成脚部間に出
入可能に磁性体片を挿入すると、一対のコマ補正コイル
の磁極間に、磁性体片の挿入された一方のコマ補正コイ
ルの発生する磁界を弱め、その分他方のコマ補正コイル
の発生する磁界が張出させることができ、その磁界によ
り一対のサイドビームが画面上に描く縦線が垂直軸に対
して傾斜し、また横線が水平軸に対して傾斜するコンバ
ーゼンスずれを逆方向に傾斜するように調整できる。し
たがって磁性体片の挿入量を調整することにより、上記
コンバーゼンスずれを任意かつ適正に補正することがで
きる。
【図1】図1(a)はこの発明の一実施例であるインラ
イン型カラー受像管用偏向装置の構成を示す図、図1(
b)はその4極コマ補正コイルに対する磁性体片の配置
を示す図である。
イン型カラー受像管用偏向装置の構成を示す図、図1(
b)はその4極コマ補正コイルに対する磁性体片の配置
を示す図である。
【図2】図2(a)はインライン型カラー受像管の画面
の上下歪を示す図、図2(b)はその上下歪を補正した
歪のない画面を示す図である。
の上下歪を示す図、図2(b)はその上下歪を補正した
歪のない画面を示す図である。
【図3】図3(a)は偏向装置が管軸と同軸に装着され
ている場合の水平偏向磁界と3電子ビームとの関係を示
す図、図3(b)は管軸に対して偏向装置を偏心させた
場合の水平偏向磁界と3電子ビームとの関係を示す図、
図3(c)はその偏心した水平偏向磁界が電子ビームに
与える作用を説明するための図である。
ている場合の水平偏向磁界と3電子ビームとの関係を示
す図、図3(b)は管軸に対して偏向装置を偏心させた
場合の水平偏向磁界と3電子ビームとの関係を示す図、
図3(c)はその偏心した水平偏向磁界が電子ビームに
与える作用を説明するための図である。
【図4】管軸に対して偏向装置を偏心させて画面の上下
歪を補正した場合に生ずるコンバーゼンスずれを示す図
である。
歪を補正した場合に生ずるコンバーゼンスずれを示す図
である。
【図5】磁性体片の配置された4極コマ補正コイルの発
生する磁界の説明図である。
生する磁界の説明図である。
【図6】図6(a)は磁性体片の配置された4極コマ補
正コイルの発生する磁界が電子ビームに与える作用を説
明するための図、図6(b)はその垂直軸に対するコン
バーゼンスずれの補正を説明するための図である。
正コイルの発生する磁界が電子ビームに与える作用を説
明するための図、図6(b)はその垂直軸に対するコン
バーゼンスずれの補正を説明するための図である。
【図7】図7(a)は磁性体片が水平偏向後部漏洩磁界
に与える作用を説明するための図、図7(b)はその水
平軸に対するコンバーゼンスずれの補正を説明するため
の図である。
に与える作用を説明するための図、図7(b)はその水
平軸に対するコンバーゼンスずれの補正を説明するため
の図である。
【図8】インライン型カラー受像管の構成を示す図であ
る。
る。
【図9】インライン型カラー受像管に発生するコマ収差
を示す図である。
を示す図である。
【図10】従来の4極コマ補正コイルの配置された偏向
装置の構成を示す図である。
装置の構成を示す図である。
21…垂直偏向コイル
22…偏向ヨーク
23…4極コマ補正コイル
25…コア
26…コイル
28a ,28b …磁極形成脚部
29…磁性体片
Claims (1)
- 【請求項1】 インライン型カラー受像管の電子銃か
ら放出される同一水平面上を通る一列配置の3電子ビー
ムを水平および垂直方向に偏向する磁界を発生する各一
対の水平および垂直偏向コイルを有する偏向ヨークと、
一対のコ字状コアのそれぞれに上記垂直偏向コイルに直
列接続されるコイルが巻回され、このコイルの巻回され
た一対のコ字状コアが上記偏向ヨークの電子銃側に上記
3電子ビームの配列軸を挟んで対向配置された4極コマ
補正コイルと、上記一対のコ字状コアの少なくとも一方
のコアの磁極形成脚部間に出入可能に挿入される磁性体
片とを具備することを特徴とするインライン型カラー受
像管用偏向装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5623491A JPH04249044A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | インライン型カラ−受像管用偏向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5623491A JPH04249044A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | インライン型カラ−受像管用偏向装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04249044A true JPH04249044A (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=13021415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5623491A Pending JPH04249044A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | インライン型カラ−受像管用偏向装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04249044A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1083613C (zh) * | 1995-10-16 | 2002-04-24 | 日本胜利株式会社 | 偏转线圈 |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP5623491A patent/JPH04249044A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1083613C (zh) * | 1995-10-16 | 2002-04-24 | 日本胜利株式会社 | 偏转线圈 |
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