JPH0425060B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0425060B2 JPH0425060B2 JP61141582A JP14158286A JPH0425060B2 JP H0425060 B2 JPH0425060 B2 JP H0425060B2 JP 61141582 A JP61141582 A JP 61141582A JP 14158286 A JP14158286 A JP 14158286A JP H0425060 B2 JPH0425060 B2 JP H0425060B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coal ash
- water
- liquid
- liquid adsorbent
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は液体を吸液し、あるいは吸液した液体
を保液しておける液体吸着材に関する。
を保液しておける液体吸着材に関する。
合成樹脂や高分子系の吸水樹脂等を主材とする
液体吸着材から灰やわらくず等を主材とする液体
吸着材まで数百種類のものが提供されている。前
者は高級品と言われ吸水倍率が10倍以上のものま
である。後者は低級品の部類に属し、吸水倍率の
低いものがある。
液体吸着材から灰やわらくず等を主材とする液体
吸着材まで数百種類のものが提供されている。前
者は高級品と言われ吸水倍率が10倍以上のものま
である。後者は低級品の部類に属し、吸水倍率の
低いものがある。
ところが、上記の液体吸着材は、次のような欠
点があつた。すなわち、高級品の部類に属するも
のは、吸水倍率もよいが高価である。低級品は吸
水倍率が低い上に、風で飛散してしまつたり、汚
れやすい等の取扱い上の不便があつた。また、合
成樹脂を主成分とする液体吸着材の中には、有機
物等を吸着した後のその処分が公害規制上の問題
となるものがあつた。例えば、燃焼処理により有
害ガスが発生する問題があつた。
点があつた。すなわち、高級品の部類に属するも
のは、吸水倍率もよいが高価である。低級品は吸
水倍率が低い上に、風で飛散してしまつたり、汚
れやすい等の取扱い上の不便があつた。また、合
成樹脂を主成分とする液体吸着材の中には、有機
物等を吸着した後のその処分が公害規制上の問題
となるものがあつた。例えば、燃焼処理により有
害ガスが発生する問題があつた。
ところで、現在、石油代替エネルギーとして石
炭の重要性が見直されて大容量の石炭火力発電所
の建設が推進されており、将来多量の石炭灰の発
生が予想される。この大量に発生する石炭灰の処
理が大きな問題となることから、その有効利用技
術の開発が重要になつている。
炭の重要性が見直されて大容量の石炭火力発電所
の建設が推進されており、将来多量の石炭灰の発
生が予想される。この大量に発生する石炭灰の処
理が大きな問題となることから、その有効利用技
術の開発が重要になつている。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、石
炭灰の有効利用を図れ、吸着後の処分も容易で低
コスト化を図れ、しかも多用途に適合し得る液体
吸着材を提供せんとするものである。
炭灰の有効利用を図れ、吸着後の処分も容易で低
コスト化を図れ、しかも多用途に適合し得る液体
吸着材を提供せんとするものである。
本発明は、石炭灰及び紙繊維を主材として硬化
剤及び水を混入して造粒し、その造粒物を前記硬
化剤の水和を進行させて硬化させる養生して液体
吸着材を形成したものである。
剤及び水を混入して造粒し、その造粒物を前記硬
化剤の水和を進行させて硬化させる養生して液体
吸着材を形成したものである。
これにより、石炭灰自体の空隙構造と紙繊維の
繊維間に形成された多孔質管との相乗効果により
液体を吸液し、更に吸液した液体を保液し得るよ
うにしたものである。更に、後処理において有毒
ガスの発生原因となる素材の使用を避けることを
可能にしたものである。
繊維間に形成された多孔質管との相乗効果により
液体を吸液し、更に吸液した液体を保液し得るよ
うにしたものである。更に、後処理において有毒
ガスの発生原因となる素材の使用を避けることを
可能にしたものである。
紙繊維としては廃棄処理や燃焼処理に際し、有
毒ガス等を発生する問題のない素材を利用する。
本実施例では以上の点を考慮すると共に一層の低
コスト化を図るため古紙としての新聞紙を利用し
た。この新聞紙を、先ず水中にて高速撹拌して繊
維状態にまでばらし、その後、脱水機により水切
りする。この水切りの程度は水が滴り落ちない程
度まで行なう。この状態の紙繊維に、石炭火力発
電所等の煙道より補集した二酸化ケイ素を主成分
とし、球形で、それ自身内部に空隙を有する石炭
灰を混入する。混入の割合は、製品の使用目的に
対応させて変える。例えば、家畜や犬、猫等の糞
尿処理用としては、石炭灰に対して紙繊維を300
%程度とする。この場合は、主として吸水能力を
高める必要のある場合である。また、保水能力が
重要となる植物の発芽用苗床用としては、石炭灰
に対して紙繊維を1%程度とする。このように製
品の種類に対応させて両者の混合割合は適宜に設
定する。これにセメント等を硬化材として水と共
に加え、撹拌して一様の混合物とする。その後、
造粒を行なつて目的製品に合わせた大きさに造粒
し、その造粒物を養生する。本実施例では以下の
ような蒸気養生をした。
毒ガス等を発生する問題のない素材を利用する。
本実施例では以上の点を考慮すると共に一層の低
コスト化を図るため古紙としての新聞紙を利用し
た。この新聞紙を、先ず水中にて高速撹拌して繊
維状態にまでばらし、その後、脱水機により水切
りする。この水切りの程度は水が滴り落ちない程
度まで行なう。この状態の紙繊維に、石炭火力発
電所等の煙道より補集した二酸化ケイ素を主成分
とし、球形で、それ自身内部に空隙を有する石炭
灰を混入する。混入の割合は、製品の使用目的に
対応させて変える。例えば、家畜や犬、猫等の糞
尿処理用としては、石炭灰に対して紙繊維を300
%程度とする。この場合は、主として吸水能力を
高める必要のある場合である。また、保水能力が
重要となる植物の発芽用苗床用としては、石炭灰
に対して紙繊維を1%程度とする。このように製
品の種類に対応させて両者の混合割合は適宜に設
定する。これにセメント等を硬化材として水と共
に加え、撹拌して一様の混合物とする。その後、
造粒を行なつて目的製品に合わせた大きさに造粒
し、その造粒物を養生する。本実施例では以下の
ような蒸気養生をした。
前記造粒物を湿度100%、温度65℃で8時間保
持する蒸気養生をした。これにより液体吸着材と
しての強度は充分に得られた。更にその後、多温
状態下においておけば強度は高まるが、前記のよ
うに既に充分な強度が得られているため、そこま
でする必要はない。
持する蒸気養生をした。これにより液体吸着材と
しての強度は充分に得られた。更にその後、多温
状態下においておけば強度は高まるが、前記のよ
うに既に充分な強度が得られているため、そこま
でする必要はない。
尚、高温高圧中(圧力10kgf/cm2、温度180℃)
に数時間置いておく飽和蒸気養生であるオートク
レーブ養生をしてもよい。これは特に大きな強度
を要求される場合に用いるのがよい。具体的に
は、常温から180℃まで3時間かけて昇温すると
共に、常圧から10kgf/cm2まで約10分かけて昇圧
し、その高温高圧状態で3時間保持し、その後、
常圧まで約1分および常温まで約3時間かけて降
温降圧させた。
に数時間置いておく飽和蒸気養生であるオートク
レーブ養生をしてもよい。これは特に大きな強度
を要求される場合に用いるのがよい。具体的に
は、常温から180℃まで3時間かけて昇温すると
共に、常圧から10kgf/cm2まで約10分かけて昇圧
し、その高温高圧状態で3時間保持し、その後、
常圧まで約1分および常温まで約3時間かけて降
温降圧させた。
上記により製造した液体吸着材の保水率につい
ての試験結果を以下に説明する。尚、保水率は以
下の如く求めた。
ての試験結果を以下に説明する。尚、保水率は以
下の如く求めた。
(1) コツプに液体吸着材を入れ、そこに水を入れ
る。水の量は液体吸着材の高さ以上とする。
る。水の量は液体吸着材の高さ以上とする。
(2) 1分後、全網の上にコツプを逆に立て水を排
出する。水滴の滴下間隙が10秒以上になつたと
きを液体吸着材の湿潤状態とし、下式により求
めた。
出する。水滴の滴下間隙が10秒以上になつたと
きを液体吸着材の湿潤状態とし、下式により求
めた。
保水率=湿潤状態の全重量−乾燥状態の全重量/乾燥状
態の全重量 以上の保水率を硬化剤を半水石膏、セメント及
び消石灰3と二水石膏1の混合物についての測定
結果を第1図に示した。硬化剤の混合割合は石炭
灰と紙の合計重量の20%である。石炭灰に対する
新聞紙の混入率が増加するにつれて保水率が直線
的に増加している。従つて、目的とする製品の保
水率に適した両者の混合割合をこの図から容易に
選定することができる。
態の全重量 以上の保水率を硬化剤を半水石膏、セメント及
び消石灰3と二水石膏1の混合物についての測定
結果を第1図に示した。硬化剤の混合割合は石炭
灰と紙の合計重量の20%である。石炭灰に対する
新聞紙の混入率が増加するにつれて保水率が直線
的に増加している。従つて、目的とする製品の保
水率に適した両者の混合割合をこの図から容易に
選定することができる。
第2図は、石炭灰に対する新聞紙の混入率と比
重との関係を示す図である。直線的に変化してい
るため、これから、目的とする製品の重量すなわ
ち比重を選定することができる。
重との関係を示す図である。直線的に変化してい
るため、これから、目的とする製品の重量すなわ
ち比重を選定することができる。
本発明によれば、石炭灰及び紙繊維と主材とし
て硬化剤及び水を混入して造粒し、その造粒物を
養生して形成した液体吸着材であるため、石炭灰
の有効利用を図れると共に、石炭灰と紙繊維との
混合割合を適宜に変えることにより、吸取り紙の
類から植物用苗床の類まで多用途に適合させるこ
とができる。更に、紙繊維も新聞紙等の古紙を利
用できるため石炭灰の有効利用と相俟つて低コス
ト化を図ることができる。しかも、後処理によつ
て有害成分を生じるような素材の使用を避けるこ
とができるため、例えば油類を吸着後に燃焼して
も公害規制上の問題が生ぜず、あるいは、糞尿類
の吸着後は、そのまま肥料として利用することも
できる。
て硬化剤及び水を混入して造粒し、その造粒物を
養生して形成した液体吸着材であるため、石炭灰
の有効利用を図れると共に、石炭灰と紙繊維との
混合割合を適宜に変えることにより、吸取り紙の
類から植物用苗床の類まで多用途に適合させるこ
とができる。更に、紙繊維も新聞紙等の古紙を利
用できるため石炭灰の有効利用と相俟つて低コス
ト化を図ることができる。しかも、後処理によつ
て有害成分を生じるような素材の使用を避けるこ
とができるため、例えば油類を吸着後に燃焼して
も公害規制上の問題が生ぜず、あるいは、糞尿類
の吸着後は、そのまま肥料として利用することも
できる。
第1図は、本発明に係る液体吸着材の保水率を
示す図、第2図は石炭灰に対する新聞紙の混入率
と比重との関係を示す図である。
示す図、第2図は石炭灰に対する新聞紙の混入率
と比重との関係を示す図である。
Claims (1)
- 1 石炭灰及び紙繊維を主体として硬化剤及び水
を混入して造粒し、その造粒物を前記硬化剤の水
和を進行させて硬化させる養生をしたことを特徴
とする液体吸着材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14158286A JPS62298448A (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 | 液体吸着材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14158286A JPS62298448A (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 | 液体吸着材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62298448A JPS62298448A (ja) | 1987-12-25 |
| JPH0425060B2 true JPH0425060B2 (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=15295345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14158286A Granted JPS62298448A (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 | 液体吸着材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62298448A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5278687A (en) * | 1975-12-25 | 1977-07-02 | Nagasaki Prefecture | Manufacture of heavy metal collecting agents as main material of fly ash |
| JPS55134640A (en) * | 1979-04-05 | 1980-10-20 | Nagasakiken | Preparation of heavy metal adsorbing agent |
| JPS56130227A (en) * | 1980-03-17 | 1981-10-13 | Nippon Solid Co Ltd | Treating agent for waste water, sludge or the like |
-
1986
- 1986-06-18 JP JP14158286A patent/JPS62298448A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62298448A (ja) | 1987-12-25 |
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