JPH04251221A - 液晶表示装置及びこれを用いる投写型表示装置 - Google Patents

液晶表示装置及びこれを用いる投写型表示装置

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JPH04251221A
JPH04251221A JP3000773A JP77391A JPH04251221A JP H04251221 A JPH04251221 A JP H04251221A JP 3000773 A JP3000773 A JP 3000773A JP 77391 A JP77391 A JP 77391A JP H04251221 A JPH04251221 A JP H04251221A
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JP
Japan
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liquid crystal
substrate
display device
light
lens array
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Pending
Application number
JP3000773A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Shikama
信介 鹿間
Hidekazu Tode
都出 英一
Hiroshi Kida
博 木田
Mitsushige Kondo
近藤 光重
Masahiro Usui
臼井 正浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置に関し、特
にアクティブマトリクス液晶パネルを用いた表示装置の
高輝度化と画質向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の液晶パネルを用いた投写型
表示装置の光学系の説明図である。図において、1は光
源、120はランプ、130は反射鏡、2は光源1から
出射する照明光束、3は液晶パネル、8、9は液晶パネ
ル3の前後に配置された偏光板、4は投写レンズ、5は
スクリーン、10はコンデンサレンズである。
【0003】次に動作について説明する。光源1はラン
プ120と反射鏡130から成り、液晶パネル3に照明
光束2を照射する。ランプ120としては、例えばメタ
ルハライドランプ、キセノンランプ等の放電ランプや、
ハロゲンランプ等が用いられる。又、反射鏡130の反
射面は放物面であり、公知のように放物面の焦点位置に
ランプ120の発光中心121を配置することにより、
平行照明光束2が得られる。液晶パネル3の面上には後
述するように画像が表示され、画像の濃淡及び色に応じ
て面内の透過率が変化する。液晶パネル3を透過した光
束はさらに投写レンズ4を透過して投写光110となり
、スクリーン5上に拡大結像され鑑賞に供される。なお
コンデンサレンズ10は、照明光束を高効率で投写レン
ズに入射し高輝度の投写画像を得るために設けられてい
る。
【0004】次に液晶パネル3の構成と動作について、
図8〜図11により説明する。図8において、液晶6は
2枚のガラス基板7a,7bに挟まれ、さらに両側に偏
光板8,9を配している。電圧無印加時V=0(図8(
a))においては、入射側偏光板8を透過した直線偏光
2aは、液晶6を透過する際に液晶の旋光性によって偏
光方向が90°回転し、入射側偏光板8と偏光軸が直交
するように配された出射側偏光板9を透過する。一方、
しきい値電圧Vth以上の電圧Vを印加する(図8(b
))と、液晶の旋光性が小さくなって、透過側偏光板9
を透過する光量が電圧の増加に伴って減少する。この様
な透過率の制御作用を利用し、さらに2次元アレイ状に
電極を構成することにより、2次元の画像表示素子が形
成できる。尚、上記液晶は旋光角が90°のTN(Tw
isted  Nematic)液晶をノーマリーホワ
イトモードで使用した例について説明した。液晶相の種
類、旋光角の大きさ等については公知のごとく、上記の
他にも変形例が知られている。また、液晶の動作モード
によっては偏光板8,9がなくても画像表示が可能な方
式も公知であるが、本発明の主題に直接関係することが
無いので説明を省略する。
【0005】図9は液晶パネルの各画素に薄膜トランジ
スタ(TFT)を配置したTFTアクティブマトリクス
液晶パネル3の構成図である。図において、200は2
次元アレイ状に周期的に配置されたTFT、202はT
FT200のゲート電極を横方向に共通に接続するゲー
ト線、201はTFT200のソース電極を縦方向に共
通に接続するソース線である。220は2次元アレイ状
に配置された画素電極であり、各TFT200のドレイ
ン電極に接続されている。250はガラス基板7a,7
b間に保持された液晶層であり、典型的には1〜10μ
m程度の微小な厚みを有している。210はガラス基板
7a上に形成された共通電極であり、各画素電極220
に対する共通の基準電位を提供する。図9のように各画
素電極220毎にTFT200を配置することにより、
画素数が増加してもTFT200のスイッチング作用を
利用して画素電極220に電荷の蓄積効果を持たせるこ
とができ、高コントラストの画像表示が実現できること
が公知である。図9はTFT200を用いたアクティブ
マトリクス液晶パネルの構成図であるが、スイッチング
素子としてTFT200の代わりにダイオードを配置す
る方式も公知である。
【0006】液晶パネル上部のガラス基板7aには、不
要光がTFT200及び画素電極220の周辺に照射さ
れて黒レベルを劣化させるのを防ぐ為に、図10(a)
中に230で示す遮光層(斜線部)が設けられている。 液晶パネル3を照明する光源は遮光層230中に設けら
れた透明の開口部240を透過して画素電極220を照
射する。ここで、1個の画素は隣合うゲート線202、
及びソース線201で囲まれた領域260である。図1
0(b)は液晶パネルの断面図である。共通電極210
は遮光層230を設置した上部ガラス基板7aに設けら
れた透明電極である。図11は画素の配列法の説明図で
ある。図9の画素配列は、図11(b)に示した如く画
素260が縦・横に碁盤の目状にならんだ画素構成(ス
トライプ配列)であった。しかし、画像の表示特性を考
慮して、1行おきに1/2画素づつ画素260がずれた
デルタ配列(図11(a))も公知である。
【0007】さらに、従来の液晶パネルを用いた第2の
投写型表示装置として、図7に3枚の液晶パネルを用い
た装置の光学系を示す。図において1は光源であり、白
色光を発生するランプ120と、反射鏡130から成る
。2は光源1を出射する平行照明光束である。14R,
14Bは色分離用ダイクロイックミラー、15B,15
Gは色合成用ダイクロイックミラー、11、12はミラ
ー、3R,3G,3Bは液晶パネル、8R,8G,8B
は入射側偏光板、9R,9G,9Bは出射側偏光板、1
0R,10G,10Bはコンデンサレンズ、4は投写レ
ンズ、5はスクリーンである。
【0008】次に、従来の液晶パネルを用いた第2の従
来装置の動作について説明する。照明光束2は、放物面
反射鏡130の焦点位置に置かれた白色光源ランプ12
0を出射後、反射鏡130で反射され、平行光束となっ
て光源1を出射する。ダイクロイックミラー14Rは赤
色光を反射し青・緑光を透過する。又、ダイクロイック
ミラー14Bは青色光を反射し、緑色光を透過させる。 従って、液晶パネル3G,3B,3Rには、各々緑・青
・赤の照明光束が照射される。液晶パネル3G,3B,
3Rには、特に図示しない外部回路によって緑・青・赤
の色光に相当する画像が形成され、照射光をパネル面内
で透過変調する。液晶パネル3G,3B,3Rの出射光
は、青色光を反射するダイクロイックミラー15B、緑
色光を反射するダイクロイックミラー15G、及び反射
ミラー12によって合成光束100として投写レンズ4
に入射し、投写光束110としてスクリーン5上に結像
され、拡大されたカラー画像が鑑賞に供される。なおコ
ンデンサレンズ10R,10G,10Bは、各々赤・緑
・青色光を高効率で投写レンズ4に入射させるために用
いられる。又、各液晶パネル3R,3G,3Bの構成及
び動作は、先に図8〜図11を用いて説明したアクティ
ブマトリクス型液晶パネルと同様である。
【0009】以上の例は、液晶パネルを投写型表示装置
に応用したものであるが、この他に液晶パネルに表示さ
れる画像を直接鑑賞する装置(直視型液晶表示装置)も
公知であった。直視型液晶表示装置では、画像の視認性
を上げるために、例えば図9のような液晶パネルの上側
(ガラス基板7aの上側)に照明用のバックライト光源
を配置し、液晶パネルの下側(ガラス基板7bの下側)
から表示画像を鑑賞する構成が知られている(図示せず
)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のアクティブマト
リクス型液晶パネルは図10の遮光層230によって開
口部240の面積が決定されている。一方、液晶パネル
を用いた表示装置を高輝度化する場合には開口部240
の面積と画素260の面積の比(開口率)をできるだけ
大きくして透過率を高める必要がある。しかし、斜線で
示した遮光層の不透明部の面積を小さくすると■画素電
極220の周辺部からの光のもれ,■TFTへの光照射
によるトランジスタのスイッチング特性の劣化により表
示特性が劣化するという問題があった。また、開口率の
向上にはTFT200の微細化が有効であるが、作成精
度の制約があるために微細化には限度があり、画素数を
増加させると開口率は小さくなり高輝度化を妨げる要因
となっていた。
【0011】そこで、液晶パネル3の入射側(ガラス基
板7a側)に、各液晶開口部240に略光軸が合わされ
たレンズアレイを配置することによって、透過率を向上
する方法が特開平1ー189685号公報によって提案
されている。以下に、図12を用いてこの方法について
説明する。図において300がレンズアレイであり、1
点鎖線で示した各レンズ光軸が開口部240の中心付近
に合わせられている。380はレンズアレイ300を保
持するガラス基板であり、レンズアレイ300とガラス
基板380とで、レンズアレイ基板400を構成してい
る。390はレンズアレイ基板400を液晶パネル3の
入射側ガラス基板7aに固定する接着材である。また、
360は入射光(照明光)、370は液晶パネル3から
の出射光である。このような構成によって、図示したよ
うに入射光360はレンズアレイ300を構成する各レ
ンズで集束されて開口部240に入射させられる。した
がって、レンズアレイの焦点距離を適切に設計すること
によって、遮光層230によって光束がけられることな
く光を透過させられるので、液晶パネル3の透過率を大
幅に改善できる。
【0012】しかし、上記の改良法には以下のような欠
点があった。 (1)平行入射光360がレンズアレイ300によって
集束光に変換されるので、液晶パネル3を透過した光束
370が発散状態となってしまう。このために、従来の
単純な平行平板の液晶パネルと異なり、表示装置を設計
する上での制約条件がふえ、使用しにくくなる。 (2)出射側(図12の右側)から液晶パネル3を観察
すると遮光層230の格子模様(ブラックマトリクス)
が見える。したがって、直視型、投写型の別なく格子模
様が画像を鑑賞する際の障害になる。
【0013】本発明は、上記のような従来の改良法の問
題点を解消するためになされたもので、液晶パネルの透
過光が入射光とほぼ同じ状態で出射し、しかも表示画像
の鑑賞の際にブラックマトリクスが目だたなくなるよう
に、液晶パネルを改善する手段を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液晶表示装
置は、(1)第1の基板側に第1のレンズアレイを配置
し、第2の基板側に第2のレンズアレイを配置し、該第
1のレンズアレイ及び第2のレンズアレイは画素電極の
配列と等しい周期構造でレンズを配列しており、前記第
1及び第2のレンズアレイ間の対応する単位レンズ素子
の集光点が前記遮光層による開口部の中央付近で共通と
なるように構成した。また、(2)第1のレンズアレイ
の各単位レンズ素子の光軸と、第2のレンズアレイの各
単位レンズ素子の光軸を一致させた。さらに、(3)第
1のレンズアレイの単位レンズ素子の中心と、これに対
応する第2のレンズアレイの単位レンズ素子の中心とが
、前記共通の集光点を基準に互いにレンズアレイ面内で
反対方向にずれており、対応する一対の単位レンズ素子
の中心を結ぶ直線上に前記共有集光点があるようにした
。そして、(4)本発明に係る投射型液晶表示装置は、
投射レンズと、光源手段と、液晶表示装置とを備え、上
記液晶表示装置は、平行に微小間隔を保って配置した第
1の基板及び第2の基板、該第2の基板面内に周期的に
構成したスイッチング素子及び該スイッチング素子の電
極を前記第2の基板面内で縦・横に接続するマトリクス
配線、前記第2の基板上で前記各スイッチング素子の電
極の1つに接続してアレイ状に周期的に配列した画素電
極、前記第1の基板上に形成し、前記第2の基板上の画
素電極以外の部分を覆い前記画素電極上を光が透過する
開口部となるように構成した遮光層、前記第1の基板上
に共通的に設けた共通電極、前記第1の基板及び第2の
基板間の微小間隔内に保持し液晶層とから構成し、前記
第1の基板側に第1のレンズアレイを配置し、前記第2
の基板側に第2のレンズアレイを配置し、該第1のレン
ズアレイ及び第2のレンズアレイは前記画素電極の配列
と等しい周期構造でレンズを配列しており、前記第1及
び第2のレンズアレイ間の対応する単位レンズ素子の集
光点が前記遮光層による開口部の中央付近で共通となる
ように構成した。
【0015】
【作用】この発明における液晶表示装置は、上記のよう
な2組のレンズアレイで液晶パネルを挟んだ構成とした
ので、遮光層によって光束がけられることがなくしかも
パネルの透過光は入射光とほぼ同じ状態で出射する。し
かも、出射側のレンズアレイの集光点位置が開口部の中
央付近に設定されているので、表示画像を鑑賞する際に
遮光層によるブラックマトリクスが目だたなくなる。
【0016】
【実施例】実施例1.図1は本発明の一実施例による液
晶パネルの構成例である。図において8,9は入射側、
及び出射側の偏光板、7a,7bはガラス基板、220
は画素電極、210は共通電極、230は遮光層、25
0は液晶層、201はソース線、300はガラス基板7
a側に設けられたレンズアレイ、305はレンズアレイ
300を構成する単位レンズ素子、310はガラス基板
7b側に設けられたレンズアレイ、315はレンズアレ
イ310を構成する単位レンズ素子である。2組のレン
ズアレイ300、310は後述するように、液晶パネル
の画素と略等しい配列で構成されている。しかも各単位
レンズ素子305、315の光軸(1点鎖線)は開口部
240の略中心付近で一致するように設定されている。 また、上下の対応する単位レンズ素子は、図示したよう
に共通の集光点fを有している。本実施例では、入射光
360は平行光なので、集光点fは単位レンズ素子30
5、315の共有焦点とすればよい。また、集光点fは
液晶層250内に位置している。なお、記号3で示した
従来の液晶パネルに相当する部分は、図9〜図10に示
した構造と同一であり、TFT200及びマトリクス状
の配線201、202の関係等については説明を省略す
る。
【0017】次に動作について説明する。平行な入射光
360は単位レンズ素子305により集光点fに集光さ
れた後、出射側の対応する単位レンズ素子315を透過
して再び平行な出射光束370に変換されて偏光板9を
透過する。図1中ではレンズアレイ300、310のう
ち一対の単位レンズ素子に関する光線の様子のみを図示
したが、他の画素に対応する単位レンズ素子対について
も同様である。以上の様に、入射側のレンズアレイ30
0によって入射光束360は集光点位置fに集束される
ので遮光層230で光がけられることはない。又、出射
側のレンズアレイ310の集光点は、入射側のレンズア
レイの集光点位置fと合わせられているので、出射光3
70は再び平行光となる。すなわち、本発明の液晶パネ
ルを挿入しても出射光の状態は入射光の状態と同じく平
行光のままであり、従来の平行平板の液晶パネルと同等
に扱うことができ、表示装置設計上の制約を増やすこと
はない。又、開口部240は出射側レンズアレイ310
の集光点(焦点)近傍に有るので、ほぼ無限大の大きさ
に拡大される。このため、遮光層230が出射光370
の側から見えなくなる。すなわち直視型或は投写型のい
ずれの表示装置に図1の液晶パネルを適用しても、表示
画像にブラックマトリクスが重畳されることがなくなる
。なお、以上の動作説明は平行光が入射した場合につい
てのべたが、やや集束気味もしくは発散気味の光が入射
した場合にもほぼ同等の改善効果が得られる。しかも、
集束光が入射した場合には出射光も同等の集束状態であ
り、発散光が入射した場合には出射光も同等の発散状態
で出射する。レンズアレイ300、及び310はプラス
チックやガラス素材を所定の曲率半径のレンズアレイと
なるように成型して作成するのが好適である。また、レ
ンズアレイ300、310の平面形状は画素の配列と同
等の形状とするのが好適である。
【0018】本発明の液晶パネルを従来の投写型表示装
置の光学系に適用すれば、高輝度でしかもブラックマト
リクスの目だたない装置が実現できる。そのためには図
1に示した液晶パネルを図6の液晶パネル3と偏光板8
、9に置き換えるだけでよい。3板式の投写型液晶表示
装置に適用するには、図7の液晶パネル3R,3G,3
Bと偏光板8R,8G,8B,9R,9G,9Bを図1
の構成のパネル3枚に置き換えるだけでよい。図1に示
した液晶パネルは平行平板と同等に作用するので、レン
ズアレイを付加したことによる新たな制約は生じない。 図1の液晶パネルは、垂直入射する光束に対して、本発
明の効果を最大限に発揮出来るので、図6の液晶パネル
3、もしくは図7の液晶パネル3R,3G,3Bにおき
かえる場合には各液晶パネルを照明光の光軸(図6、図
7に一点鎖線で図示)に対して垂直に配置するのが好適
である。この場合、投写レンズ4の光軸を液晶パネルの
中心に立てた法線に一致して配置できるので投写レンズ
の必要像高が最小化でき、投写レンズを最小限の枚数で
構成できる等の付加的な利点も得られる。
【0019】また、図1の液晶パネルを直視型の液晶表
示装置に適用した場合にも、入射光360の側に配置し
たバックライト光源(図示せず)の光利用効率が高まる
ので、高輝度でブラックマトリクスが目立たない表示装
置が実現できる。直視型表示装置においては、液晶パネ
ルの真正面から表示画像を観察する状態が最も重要であ
る場合が多い。このため、図1のように2つの単位レン
ズ素子305、315の一点鎖線で示す光軸を一致させ
、平行光360を液晶層250に垂直入射させる構成が
好適である。これにより、出射光の方向と観察者の視線
が一致する場合に最も高輝度で良好な画像が観察できる
ようになる。
【0020】実施例2.図2は本発明の実施例2による
液晶パネルの構成例である。実施例1との違いは、2つ
のレンズアレイ300、310をフレネルレンズで構成
したことである。レンズアレイをフレネルレンズにする
ことにより、薄型の液晶パネルとすることができる。フ
レネルレンズは、公知のようにガラスもしくは樹脂材料
を成型するか、旋削することにより作成可能である。 又、ガラス基板上に塗布したレジストに電子ビームでフ
レネルレンズパターンを描画して作成する方法(T.S
hiono  et  al.:Applied  O
ptics,Vol.26,No.3(1987)p.
587)も公知である。動作原理、及び液晶表示装置に
適用したときの効果等は、実施例1と同様なので説明を
省略する。
【0021】実施例3.図3は本発明の実施例3による
液晶パネルの構成例である。実施例1との違いは、2つ
のレンズアレイ300、310を分布屈折率型の平板マ
イクロレンズアレイで構成したことである。図では、入
射光360が単位レンズ素子305を透過して点fに集
光され、対応する単位レンズ素子315によって平行な
出射光370となる様子を図示した。上下のレンズの集
光点は、開口部240の中央部近傍の点fに合わせられ
ているので、実施例1の場合と同等の効果を得ることが
出来る。平板マイクロレンズアレイの作成は、■ガラス
基板上に薄膜マスクを設けてイオン交換を行う方法(伊
賀,及川:「光学」10(1981)p.328),■
透明な樹脂材料のポリマー組成を共重合等により連続的
に変化させる方法(大塚;Microoptics  
News,Vol.26,No.4(1988,p.1
2)等が公知であり、ここでは詳細な説明を省略する。 又、図3では特に分布屈折率レンズアレイ300、31
0の両面が平面にできることを利用して、レンズアレイ
300の両面に偏光板8とガラス基板7aを密着配置し
、レンズアレイ310の両面に偏光板9とガラス基板7
bを密着配置する構成とした。しかし、レンズアレイと
偏光板、ガラス基板が分離して配置されても、上記共有
集光点fが正しく設定されれば問題ない。これは他の実
施例についても同様である。また、図3ではガラス基板
7a,7bとレンズアレイ300、310が別の部品と
して描いたが、ガラス基板7aがレンズアレイ300を
兼用し、ガラス基板7bがレンズアレイ310を兼用し
てもよい。この場合、ガラス基板7a,7bが省略でき
るので、低コストな液晶パネルが実現できる。
【0022】実施例4.以上の各実施例(図1〜3)は
、いずれも上下の対応する単位レンズ素子の光軸が開口
部240の中心付近で一致するように配置されていた。 従って、入射光360が液晶層250に垂直に入射する
場合に最も好ましい結果が得られる。しかし、液晶パネ
ルを照明する光束を斜めに入射させる場合には図4のよ
うな構成とすることが好適である。図4の構成要素は図
1と同様である。但しレンズアレイ300、310がレ
ンズアレイ面内で左右に位置ずれしており、開口240
の中心近傍の点fと上下の一対の単位レンズ素子305
、315の中心C1,C2が一点鎖線で示した直線上に
ある。ここに、fは平行光360を入射角θで単位レン
ズ素子305に入射した場合の集光点位置である。 又、単位レンズ素子315の位置及び焦点距離は、出射
光370が入射光360と同じ進行方向の平行光となる
ように設定されている。例えばガラス基板7a,7bが
同じ材料で等しい厚みを有する場合には、等しい厚みと
焦点距離を有するレンズアレイ300、310を、点f
に対して左右の反対方向にレンズアレイ面内で等距離だ
けずらして配置すればよい。レンズアレイとしてフレネ
ルレンズアレイ、又は平板マイクロレンズアレイを使用
する場合も、図4と同じように上下のレンズアレイを液
晶層250にそってレンズアレイ面内で左右にずらせば
よい。図4の液晶パネルを投写型液晶表示装置に適用す
ると、図6に於いて一点鎖線で示す照明光束の光軸を、
液晶面に垂直な状態から傾けることが可能である。この
ように斜め方向から照明することにより、例えば床に置
いた投写型表示装置の出射光を高い位置(例えば床と天
井の中間付近に中心を有するスクリーン)に投写するこ
とが可能になる。逆に、天井に取り付けた投写型表示装
置の出射光を斜め下のスクリーン中心に向かって投写す
る場合にも、図4の液晶パネルの構成が有利である。し
かも、実施例1と同様に高輝度でブラックストライプの
目だたない画像の投写型表示装置が実現できる。
【0023】なお以上の各実施例では、共有集光点fは
液晶層内に位置している場合について図示・説明した。 これは、一般に液晶層が数μm程度の微小な厚みであり
、液晶層内に集光点を配置すれば遮光層230による開
口部240の中心に光束を集光するのと等価だからであ
る。しかし、本発明の精神を逸脱しない範囲で液晶層よ
りも上または下(ガラス基板7a,7b内)、または遮
光層230の面内に設定してもかまわない。すなわち、
集光点fが開口部240の中心付近にあって遮光層23
0による入射光360のけられがなく、出射光370側
から液晶パネルを観察した場合に、ブラックストライプ
が殆ど見えない範囲で点fの位置を変更してもかまわな
い。
【0024】又、各実施例ではガラス基板7a,7b上
にレンズアレイ300,310を配置したが、ガラス基
板7a,7bと分離していても差し支えない。また、液
晶としては図8に示したTN液晶を使用することを想定
し、実施例には偏光板8、9を示したが、偏光板が画像
表示に不要な液晶の他の動作モードを使用する場合には
偏光板は省略可能である。つまり、スイッチング素子を
設けたアクティブマトリクス型の液晶パネルでありさえ
すれば、本発明は汎用的に適用できる。
【0025】又、本発明の液晶パネルを図7に示した3
板式の投写型表示装置に適用する場合、3原色のパネル
毎に照明光の波長が異なるので、同一のレンズアレイを
用いても照明光の色に応じて焦点距離が変化する。この
ような場合には、原色ごとに各レンズアレイ300の焦
点距離が等しくなるようにし、原色ごとに各レンズアレ
イ310の焦点距離が等しくなるようにすべく、各原色
に対応するレンズアレイの設計を変えて最適化すればよ
い。又、レンズアレイ表面の反射を最小に抑え、より光
を有効に投写するには、レンズアレイの表面に公知の如
く誘電体による反射防止コーティングを施せばよい。
【0026】図5は、本発明に使用されるレンズアレイ
300の配列例(平面図)を、フレネルレンズアレイの
場合を例にとって示したものである。図5(a)は画素
260がデルタ配列(図11(a)参照)の場合であり
、図5(b)は画素260がストライプ配列(図11(
b)参照)の場合である。レンズアレイ310も図と同
様の配列とすればよい。また、画素が上記2例以外の配
列となる場合にはレンズアレイの配列を画素に合わせれ
ばよい。図5では各画素の矩形領域内を完全に埋めつく
して、光利用効率を最大にした例を示したが、製造上こ
のような密配列が難しければ、例えば円形もしくは楕円
形のレンズを密に配列してもよい。要は、遮光層230
で決まる開口率よりもレンズの1画素内での面積占有割
合が大きければ輝度の改善効果が期待出来、しかもブラ
ックストライプも目だちにくくなる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば液晶パ
ネルの入射側、及び出射側の両方に画素の配列と等しい
配列を有する2組のレンズアレイを配置し、2つのレン
ズアレイ間の対応する単位レンズ素子の集光点が共有さ
れるようにし、しかも共有集光点が遮光層による開口の
中心付近に位置する構成を有する。この結果、本発明の
液晶パネルは、遮光層によって光束がけられることがな
いので透過率が向上する。しかも液晶パネルの透過光は
入射光とほぼ同じ状態で出射するので、従来の平行平板
による液晶パネルと同様に他の光学系に影響を与えるこ
となく使用できる。さらに、出射側のレンズアレイの集
光点位置が開口部の中央付近に設定されているので、表
示画像を鑑賞する際に遮光層によるブラックマトリクス
が目だたなくなる。よって、本発明の液晶パネルを用い
た表示装置は、高輝度でかつ画素間の格子模様の目だた
ない高品位な画像表示が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例2を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例3を示す断面図である。
【図4】本発明の実施例4を示す断面図である。
【図5】本発明に使用されるマイクロレンズアレイの配
列例を示す平面図である。
【図6】従来の第1の投写型表示装置の光学系の構成図
である。
【図7】  従来の第2の投写型表示装置の光学系の構
成図である。
【図8】  従来のTN型液晶パネルの動作説明図であ
る。
【図9】  従来のTFTアクティブマトリクス液晶パ
ネルの構成図である。
【図10】従来のTFTアクティブマトリクス液晶パネ
ルの詳細構成図である。
【図11】従来の液晶パネルの画素配列例である。
【図12】従来のレンズアレイを用いた液晶パネルの透
過率向上法の説明図である。
【符号の説明】
7a  第1の基板 7b  第2の基板 200  スイッチング素子(TFT)201  ソー
ス線 202  ゲート線 210  共通電極 220  画素電極 230  遮光層(斜線部) 240  開口部 250  液晶層 300  第1のレンズアレイ 310  第2のレンズアレイ 305,315  単位レンズ素子 f  集光点 1  光源手段 3,3R,3G,3B  従来の液晶パネル4  投写
レンズ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  平行に微小間隔を保って配置した第1
    の基板及び第2の基板、該第2の基板面内に周期的に構
    成されたスイッチング素子、及び該スイッチング素子の
    電極を前記第2の基板面内で縦・横に接続するマトリク
    ス配線、前記第2の基板上で前記各スイッチング素子の
    電極の1つに接続されアレイ状に周期的に配列された画
    素電極、前記第1の基板上に形成され、前記第2の基板
    上の画素電極以外の部分を覆い前記画素電極上を光が透
    過する開口部となるように構成された遮光層、前記第1
    の基板上に共通的に設けられた共通電極、前記第1の基
    板及び第2の基板間の微小間隔内に保持された液晶層と
    からなる液晶表示装置において、前記第1の基板側に第
    1のレンズアレイを配置し、前記第2の基板側に第2の
    レンズアレイを配置し、該第1のレンズアレイ及び第2
    のレンズアレイは前記画素電極の配列と等しい周期構造
    でレンズを配列しており、前記第1及び第2のレンズア
    レイ間の対応する単位レンズ素子の集光点が前記遮光層
    による開口部の中央付近で共通となるように構成したこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の液晶表示装置におい
    て、第1のレンズアレイの各単位レンズ素子の光軸と、
    第2のレンズアレイの各単位レンズ素子の光軸が一致し
    ていることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】  請求項1に記載の液晶表示装置におい
    て、第1のレンズアレイの単位レンズ素子の中心と、こ
    れに対応する第2のレンズアレイの単位レンズ素子の中
    心とが、前記共通の集光点を基準に互いにレンズアレイ
    面内で反対方向にずれており、対応する一対の単位レン
    ズ素子の中心を結ぶ直線上に前記共有集光点があること
    を特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】  画像を表示する液晶表示装置と、該液
    晶表示装置に形成された画像を拡大投写する投写レンズ
    と、該液晶表示装置を照明する光束を出射する光源手段
    よりなる光学系を有する投写型表示装置において、前記
    液晶表示装置は、平行に微小間隔を保って配置した第1
    の基板及び第2の基板、該第2の基板面内に周期的に構
    成したスイッチング素子及び該スイッチング素子の電極
    を前記第2の基板面内で縦・横に接続するマトリクス配
    線、前記第2の基板上で前記各スイッチング素子の電極
    の1つに接続してアレイ状に周期的に配列した画素電極
    、前記第1の基板上に形成し、前記第2の基板上の画素
    電極以外の部分を覆い前記画素電極上を光が透過する開
    口部となるように構成した遮光層、前記第1の基板上に
    共通的に設けた共通電極、前記第1の基板及び第2の基
    板間の微小間隔内に保持し液晶層とから構成し、  前
    記第1の基板側に第1のレンズアレイを配置し、前記第
    2の基板側に第2のレンズアレイを配置し、該第1のレ
    ンズアレイ及び第2のレンズアレイは前記画素電極の配
    列と等しい周期構造でレンズを配列しており、前記第1
    及び第2のレンズアレイ間の対応する単位レンズ素子の
    集光点が前記遮光層による開口部の中央付近で共通とな
    るように構成したことを特徴とする投写型表示装置。
JP3000773A 1991-01-09 1991-01-09 液晶表示装置及びこれを用いる投写型表示装置 Pending JPH04251221A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5430562A (en) * 1993-01-25 1995-07-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Liquid crystal light valve including between light and light valve microlenses and two reflecting layers with a matrix of openings
WO1999024852A1 (en) * 1997-10-16 1999-05-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Hologram element polarization separating device, polarization illuminating device, and image display
JP2004012941A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Sony Corp マイクロレンズアレイの製造方法、液晶表示素子及び投射装置
JP2005148440A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Toppan Printing Co Ltd 照明光制御シートとそれを用いた表示装置
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US9664934B2 (en) 2014-05-14 2017-05-30 Seiko Epson Corporation Fabricating method of electro-optical device, electro-optical device, and electronic apparatus

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