JPH0425412B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0425412B2 JPH0425412B2 JP13984483A JP13984483A JPH0425412B2 JP H0425412 B2 JPH0425412 B2 JP H0425412B2 JP 13984483 A JP13984483 A JP 13984483A JP 13984483 A JP13984483 A JP 13984483A JP H0425412 B2 JPH0425412 B2 JP H0425412B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- cam groove
- weight
- cam grooves
- outer end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
- F01L1/344—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、吸気バルブのバルブタイミングを自
動的に変更する機能を備えた自動車用エンジン等
の動弁装置に関するものである。
動的に変更する機能を備えた自動車用エンジン等
の動弁装置に関するものである。
(ロ) 従来技術
一般的な往復動エンジンにおいて吸気バルブの
閉じる時期を早目に設定したもの(第1図の破線
a参照)は、標準的なバルブタイミングを有する
もの(第1図実線b参照)に比べて、低速回転域
で高いエンジントルクを得ることができるが、
中、高速回転域でトルクの落込みが大きくなると
いう傾向がある。逆に、吸気バルブの閉じる時期
を遅目に設定したもの(第1図の一点鎖線c参
照)は、標準的なバルブタイミングを有するもの
に比べて中、高速回転域でのトルクの落込みは少
ないが、低速回転域で十分なトルクを得ることが
できないという傾向がある。そのため、全回転速
度域にわたつて高いトルクを得るためには、前記
吸気バルブを駆動するための動弁装置にバルブタ
イミングをエンジンの回転速度に応じて早めたり
遅らせたりする機能を持たせることが望ましい。
閉じる時期を早目に設定したもの(第1図の破線
a参照)は、標準的なバルブタイミングを有する
もの(第1図実線b参照)に比べて、低速回転域
で高いエンジントルクを得ることができるが、
中、高速回転域でトルクの落込みが大きくなると
いう傾向がある。逆に、吸気バルブの閉じる時期
を遅目に設定したもの(第1図の一点鎖線c参
照)は、標準的なバルブタイミングを有するもの
に比べて中、高速回転域でのトルクの落込みは少
ないが、低速回転域で十分なトルクを得ることが
できないという傾向がある。そのため、全回転速
度域にわたつて高いトルクを得るためには、前記
吸気バルブを駆動するための動弁装置にバルブタ
イミングをエンジンの回転速度に応じて早めたり
遅らせたりする機能を持たせることが望ましい。
しかして、このような要望にこたえるべく開発
された動弁装置に関する先行技術として、先に出
願した実願昭56−59075号(実開昭57−171106号
公報参照)に示されるように、ダイミングプーリ
をカムシヤフトに対して円周方向に所要角度だけ
空回り可能に取付け、前記シヤフトに前記プーリ
をバブルタイミングが早くなる方向に回動付勢す
るスプリング部材を設けたものがある。すなわ
ち、このものは、カムシヤフトを駆動するのに必
要なトルクは、エンジンの回転速度の増加に略比
例して増大するという傾向に着目して案出された
もので、高速回転域では前記スプリング部材のた
わみが大きくなつてバブルタイミングが自動的に
遅角するようになつている。ところが、このよう
な構成のものは、カムシヤフト側にスプリング部
材の取付部やストツパ等を設けなければならない
ため、プーリだけでなくカムシヤフトをも新たに
設計しなければならず、遅角機能を有さない標準
エンジンとの共通部品化率が低下してコストアツ
プを招くとともに、既存のエンジンに簡単に適用
することができないという不都合がある。
された動弁装置に関する先行技術として、先に出
願した実願昭56−59075号(実開昭57−171106号
公報参照)に示されるように、ダイミングプーリ
をカムシヤフトに対して円周方向に所要角度だけ
空回り可能に取付け、前記シヤフトに前記プーリ
をバブルタイミングが早くなる方向に回動付勢す
るスプリング部材を設けたものがある。すなわ
ち、このものは、カムシヤフトを駆動するのに必
要なトルクは、エンジンの回転速度の増加に略比
例して増大するという傾向に着目して案出された
もので、高速回転域では前記スプリング部材のた
わみが大きくなつてバブルタイミングが自動的に
遅角するようになつている。ところが、このよう
な構成のものは、カムシヤフト側にスプリング部
材の取付部やストツパ等を設けなければならない
ため、プーリだけでなくカムシヤフトをも新たに
設計しなければならず、遅角機能を有さない標準
エンジンとの共通部品化率が低下してコストアツ
プを招くとともに、既存のエンジンに簡単に適用
することができないという不都合がある。
(ハ) 発明の目的
本発明は、このような事情に着目してなされた
もので、エンジントルクを全回転速度域にわたつ
て高い値に維持することができ、しかも、部品点
数が少なく構造がきわめて簡単であり、既存のエ
ンジン等にも容易に適用することができるエンジ
ンの動弁装置を提供することを目的とする。
もので、エンジントルクを全回転速度域にわたつ
て高い値に維持することができ、しかも、部品点
数が少なく構造がきわめて簡単であり、既存のエ
ンジン等にも容易に適用することができるエンジ
ンの動弁装置を提供することを目的とする。
(ニ) 発明の構成
本発明は、かかる目的を達成するために、動弁
装置を構成するプーリ、スプロケツトまたはギヤ
ー等の伝動部材を、クランクシヤフトあるいはカ
ムシヤフトに固定された第1の回転体と、この第
1の回転体に対して軸心方向に進退可能に設けら
れ外周部に伝動要素を有してなる第2の回転体
と、これら両回転体の対向面にそれぞれ設けられ
少なくとも一方がその外方端に向つて漸次浅くな
るように形成された対をなすカム溝と、これら両
カム溝間に係合されこれら両カム溝に沿つて略径
方向に摺動可能なウエイトと、前記両回転体を相
寄る方向に押圧して前記ウエイトを前記カム溝の
内方端側へ求心付勢する弾性体とを具備してなる
ものにし、前記両カム溝を適宜に、あるいは、第
1の回転体のカム溝の外方端部が第2の回転体の
外方端部よりも回転進み方向に偏位するように設
けたことを特徴とするものである。
装置を構成するプーリ、スプロケツトまたはギヤ
ー等の伝動部材を、クランクシヤフトあるいはカ
ムシヤフトに固定された第1の回転体と、この第
1の回転体に対して軸心方向に進退可能に設けら
れ外周部に伝動要素を有してなる第2の回転体
と、これら両回転体の対向面にそれぞれ設けられ
少なくとも一方がその外方端に向つて漸次浅くな
るように形成された対をなすカム溝と、これら両
カム溝間に係合されこれら両カム溝に沿つて略径
方向に摺動可能なウエイトと、前記両回転体を相
寄る方向に押圧して前記ウエイトを前記カム溝の
内方端側へ求心付勢する弾性体とを具備してなる
ものにし、前記両カム溝を適宜に、あるいは、第
1の回転体のカム溝の外方端部が第2の回転体の
外方端部よりも回転進み方向に偏位するように設
けたことを特徴とするものである。
(ホ) 実施例
以下、本考案の一実施例を第2図〜第7図を参
照して説明する。
照して説明する。
エンジンのクランクシヤフト1とカムシヤフト
2とにそれぞれ伝動部材たるタイミングプーリ
3,4を軸装するとともに、これら両プーリ3,
4間にタイミングベルト5を張設し、前記クラン
クシヤフト1の矢印x方向の回転力を前記プーリ
3、ベルト5およびプーリ4を介して前記カムシ
ヤフト2に伝達するようにしている。なお、駆動
側のタイミングプーリ3は、通常のものであり、
キー6を介して前記クランクシヤフト1に固定さ
れている。一方、従動側のタイミングプーリ4は
前記カムシヤフト2に固定された第1の回転体7
と、この第1の回転体7に対して軸心方向に進退
可能に設けた第2の回転体8と、これら両回転体
7,8の対向面にそれぞれ設けた対をなすカム溝
9,10と、これら両カム溝9,10間に係合さ
せたウエイトたる鋼鉄製のボール12と、前記両
回転体7,8を相寄る方向に押圧する弾性体たる
ウエーブスプリング13とを具備してなる。前記
第1の回転体7は、前記カムシヤフト2の端部外
周に嵌合するハブ7aと、このハブ7aの外周か
ら突設した円板部7bとからなるもので、前記ハ
ブ7aは、キー14およびボルト15を用いて前
記カムシヤフト2に固定されている。また、前記
第2の回転体8は、前記第1の回転体7のハブ7
aの外周に回転可能に嵌合させた円板部8aと、
この円板部8aの外周に一体に形成した円筒部8
bとからなるもので、前記円筒部8bの外周には
伝動要素、すなわち、前記タイミングベルト5が
噛合する歯8cが設けてある。また、前記カム溝
9は、前記第1の回転体7の円板部7bの端面に
略径方向に設けた小判形のものであり、前記ボー
ル12の片半部が嵌合し得るように横断面半円弧
状に成形されている。そして、このカム溝9は、
その内方端9aから外方端9bに向つて漸次浅く
なるように設定してある。また、前記カム溝10
は前記第2の回転体8における円板部8aの前記
カム溝9に対応する部位に設けた小判形のもので
あり、前記ボール12の他方の片半部が嵌合し得
るように横断面半円弧状に成形されている。そし
てこのカム溝10も、その内方端10aから外方
端10bに向つて漸次浅くなるように設定してあ
る。なお、前記両カム溝9,10の刻設方向の相
互に若干異ならせてある。すなわち、この実施例
では前記カム溝9の外方端9b部が前記カム溝1
0の外方端10b部よりも所要量回転進み方向に
偏位するように設定してある。なお、16は前記
ウエーブスプリング13を係止させるスナツプリ
ングである。また、前記カム溝9,10とボール
12は、複数組(例えば、3〜6組)のものが円
周方向に等角間隔をあけて設けてある。
2とにそれぞれ伝動部材たるタイミングプーリ
3,4を軸装するとともに、これら両プーリ3,
4間にタイミングベルト5を張設し、前記クラン
クシヤフト1の矢印x方向の回転力を前記プーリ
3、ベルト5およびプーリ4を介して前記カムシ
ヤフト2に伝達するようにしている。なお、駆動
側のタイミングプーリ3は、通常のものであり、
キー6を介して前記クランクシヤフト1に固定さ
れている。一方、従動側のタイミングプーリ4は
前記カムシヤフト2に固定された第1の回転体7
と、この第1の回転体7に対して軸心方向に進退
可能に設けた第2の回転体8と、これら両回転体
7,8の対向面にそれぞれ設けた対をなすカム溝
9,10と、これら両カム溝9,10間に係合さ
せたウエイトたる鋼鉄製のボール12と、前記両
回転体7,8を相寄る方向に押圧する弾性体たる
ウエーブスプリング13とを具備してなる。前記
第1の回転体7は、前記カムシヤフト2の端部外
周に嵌合するハブ7aと、このハブ7aの外周か
ら突設した円板部7bとからなるもので、前記ハ
ブ7aは、キー14およびボルト15を用いて前
記カムシヤフト2に固定されている。また、前記
第2の回転体8は、前記第1の回転体7のハブ7
aの外周に回転可能に嵌合させた円板部8aと、
この円板部8aの外周に一体に形成した円筒部8
bとからなるもので、前記円筒部8bの外周には
伝動要素、すなわち、前記タイミングベルト5が
噛合する歯8cが設けてある。また、前記カム溝
9は、前記第1の回転体7の円板部7bの端面に
略径方向に設けた小判形のものであり、前記ボー
ル12の片半部が嵌合し得るように横断面半円弧
状に成形されている。そして、このカム溝9は、
その内方端9aから外方端9bに向つて漸次浅く
なるように設定してある。また、前記カム溝10
は前記第2の回転体8における円板部8aの前記
カム溝9に対応する部位に設けた小判形のもので
あり、前記ボール12の他方の片半部が嵌合し得
るように横断面半円弧状に成形されている。そし
てこのカム溝10も、その内方端10aから外方
端10bに向つて漸次浅くなるように設定してあ
る。なお、前記両カム溝9,10の刻設方向の相
互に若干異ならせてある。すなわち、この実施例
では前記カム溝9の外方端9b部が前記カム溝1
0の外方端10b部よりも所要量回転進み方向に
偏位するように設定してある。なお、16は前記
ウエーブスプリング13を係止させるスナツプリ
ングである。また、前記カム溝9,10とボール
12は、複数組(例えば、3〜6組)のものが円
周方向に等角間隔をあけて設けてある。
このような構成のものであれば、クランクシヤ
フト1およびカムシヤフト2の回転速度が低い低
速回転域においては、ボール12に作用する遠心
力が小さいため、該ボール12は、第3図および
第4図に示すように、各カム溝9,10の内方端
9a,10a部に保持される。すなわち、第1の
回転体7と第2の回転体8とはウエーブスプリン
グ13の弾性力により相寄る方向に付勢されてい
るため、その付勢力によつて前記ボール12が前
記両カム溝9,10間で挾圧されることになる
が、これらカム溝9,10は、外方端9b,10
b方向に漸次浅くなるようにしてある。そのた
め、前記挾圧力と前記カム溝9,10の深さ変化
によつて前記ボール12に求心方向の力が作用す
ることになり、その求心力が前記遠心力に打ち勝
つ低速回転域では、前記ボール12が前記ガム溝
9,10の内方端9a,10a部に保持されるこ
とになる。この状態からエンジンの回転速度が上
昇し前記ボール12に作用する遠心力が一定値を
越えると、該ボール12が前記両回転体7,8の
間隔を押し広げつつカム溝9,10の外方端9
b,10b方向に移動し、前述した求心力とつり
合う位置で保持される。この際、前記両カム溝
9,10の回転方向の傾きの相異により前記両回
転体7,8間に位相差が生じ、その分だけバルブ
タイミングが遅れるることになる。そして、最高
速度回転時には、第3図想像線および第5図に示
すうに、前記ボール12が前記カム溝9,10の
外方端9b,10bにまで達し、バルブタイミン
グは最も遅れた状態になる。そして、この状態か
ら減速すると、前記ボール12に作用する遠心力
が減少し、前述したウエーブスプリング13によ
り惹起される求心力によつて該ボール12が前記
内方端9a,10a方向へ戻される。第6図は、
本実施例におけるクランクシヤフト1の回転速度
とバルブタイミングとの関係を示したものであ
り、第7図は低速回転域におけるバルブタイミン
グと高速回転域におけるバルブタイミングと
の違いを示したものである。
フト1およびカムシヤフト2の回転速度が低い低
速回転域においては、ボール12に作用する遠心
力が小さいため、該ボール12は、第3図および
第4図に示すように、各カム溝9,10の内方端
9a,10a部に保持される。すなわち、第1の
回転体7と第2の回転体8とはウエーブスプリン
グ13の弾性力により相寄る方向に付勢されてい
るため、その付勢力によつて前記ボール12が前
記両カム溝9,10間で挾圧されることになる
が、これらカム溝9,10は、外方端9b,10
b方向に漸次浅くなるようにしてある。そのた
め、前記挾圧力と前記カム溝9,10の深さ変化
によつて前記ボール12に求心方向の力が作用す
ることになり、その求心力が前記遠心力に打ち勝
つ低速回転域では、前記ボール12が前記ガム溝
9,10の内方端9a,10a部に保持されるこ
とになる。この状態からエンジンの回転速度が上
昇し前記ボール12に作用する遠心力が一定値を
越えると、該ボール12が前記両回転体7,8の
間隔を押し広げつつカム溝9,10の外方端9
b,10b方向に移動し、前述した求心力とつり
合う位置で保持される。この際、前記両カム溝
9,10の回転方向の傾きの相異により前記両回
転体7,8間に位相差が生じ、その分だけバルブ
タイミングが遅れるることになる。そして、最高
速度回転時には、第3図想像線および第5図に示
すうに、前記ボール12が前記カム溝9,10の
外方端9b,10bにまで達し、バルブタイミン
グは最も遅れた状態になる。そして、この状態か
ら減速すると、前記ボール12に作用する遠心力
が減少し、前述したウエーブスプリング13によ
り惹起される求心力によつて該ボール12が前記
内方端9a,10a方向へ戻される。第6図は、
本実施例におけるクランクシヤフト1の回転速度
とバルブタイミングとの関係を示したものであ
り、第7図は低速回転域におけるバルブタイミン
グと高速回転域におけるバルブタイミングと
の違いを示したものである。
このように、本発明に係る動弁装置によればウ
エーブスプリング13の押圧力やカム溝9,10
の形状等を適当に選択することによつて、吸気バ
ルブのバルブタイミングを自動的に制御すること
ができる。しかして、この実施例のように、バル
ブタイミングを低速回転域から高速回転域に移行
するのに伴つて遅角するように制御することも容
易であり、このようにすれば、吸気慣性を利用で
きる高速回転域でのみ吸気バルブの閉成時期を遅
らせることができるので、中、低速回転域におけ
る性能を低下させることなしに高速回転域におけ
る出力特性を効果的に改善することができる。し
かも、本動弁装置は、部品点数が少なく構造がき
わめて簡単であり、確実な作用が期待できる。そ
の上、カムシヤフト2等に特別な加工を施す必要
が一切ない。そのため、バルブタイミングの制御
機能を有さない標準エンジンとの間の共通部品化
率を高めてコストダウンを図ることができるとと
もに、既存のエンジンにもプーリを交換する手間
だけで簡単に適用することができるという利点が
ある。
エーブスプリング13の押圧力やカム溝9,10
の形状等を適当に選択することによつて、吸気バ
ルブのバルブタイミングを自動的に制御すること
ができる。しかして、この実施例のように、バル
ブタイミングを低速回転域から高速回転域に移行
するのに伴つて遅角するように制御することも容
易であり、このようにすれば、吸気慣性を利用で
きる高速回転域でのみ吸気バルブの閉成時期を遅
らせることができるので、中、低速回転域におけ
る性能を低下させることなしに高速回転域におけ
る出力特性を効果的に改善することができる。し
かも、本動弁装置は、部品点数が少なく構造がき
わめて簡単であり、確実な作用が期待できる。そ
の上、カムシヤフト2等に特別な加工を施す必要
が一切ない。そのため、バルブタイミングの制御
機能を有さない標準エンジンとの間の共通部品化
率を高めてコストダウンを図ることができるとと
もに、既存のエンジンにもプーリを交換する手間
だけで簡単に適用することができるという利点が
ある。
なお、前記実施例では高速回転域でバルブタイ
ミングを遅角させ得るようにカム溝の形状を設定
した場合について説明したが、特許請求の範囲第
1項記載の発明はかならずしもこのようなものに
限られないのは勿論であり、例えば、アイドリン
グ運転域のみで、あるいは、アイドリング運転域
と高速回転域とでバルブタイミングを遅角させる
ようにする等、種々変形が可能である。
ミングを遅角させ得るようにカム溝の形状を設定
した場合について説明したが、特許請求の範囲第
1項記載の発明はかならずしもこのようなものに
限られないのは勿論であり、例えば、アイドリン
グ運転域のみで、あるいは、アイドリング運転域
と高速回転域とでバルブタイミングを遅角させる
ようにする等、種々変形が可能である。
また、前記実施例では伝動部材がカムシヤフト
側のタイミングプーリである場合について説明し
たが、本発明はかならずしもこのようなものに限
られないのは勿論であり、例えば、クランクシヤ
フト側のプーリに適用してもよい。あるいは、ま
た、プーリに代えて、チエーンを張設するための
スプロケツトやギヤー等にも同様に適用が可能で
ある。
側のタイミングプーリである場合について説明し
たが、本発明はかならずしもこのようなものに限
られないのは勿論であり、例えば、クランクシヤ
フト側のプーリに適用してもよい。あるいは、ま
た、プーリに代えて、チエーンを張設するための
スプロケツトやギヤー等にも同様に適用が可能で
ある。
さらに、ウエイトはボールに限らずころ等であ
つてもよい。
つてもよい。
(ヘ) 効果
本発明は、以上のような構成であるから、エン
ジントルクを全回転速度域にわたつて高い値に維
持することが可能であり、しかも、構造が簡単で
信頼性が高く既存のエンジン等にも容易に適用す
ることができるエンジンの動弁装置を提供できる
ものである。
ジントルクを全回転速度域にわたつて高い値に維
持することが可能であり、しかも、構造が簡単で
信頼性が高く既存のエンジン等にも容易に適用す
ることができるエンジンの動弁装置を提供できる
ものである。
第1図は、エンジントルクと回転速度との関係
を示す説明図である。第2図〜第7図は本発明の
一実施例を示し、第2図は一部切欠した正面図第
3図は要部を示す拡大した側断面図、第4図、第
5図は作用説明図、第6図は遅角特性を示す特性
説明図、第7図はバルブタイミングを示す図であ
る。 1……クランクシヤフト、2……カムシヤフ
ト、4……伝動部材(タイミングプーリ)、7…
…第1の回転体、8……第2の回転体、9,10
……カム溝、12……ウエイト(ボール)、13
……弾性体(ウエーブスプリング)。
を示す説明図である。第2図〜第7図は本発明の
一実施例を示し、第2図は一部切欠した正面図第
3図は要部を示す拡大した側断面図、第4図、第
5図は作用説明図、第6図は遅角特性を示す特性
説明図、第7図はバルブタイミングを示す図であ
る。 1……クランクシヤフト、2……カムシヤフ
ト、4……伝動部材(タイミングプーリ)、7…
…第1の回転体、8……第2の回転体、9,10
……カム溝、12……ウエイト(ボール)、13
……弾性体(ウエーブスプリング)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 クランクシヤフトの回転力を吸気バルブ開閉
用のカムシヤフトに、これら両シヤフトにそれぞ
れ支持されたプーリ、スプロケツトまたはギヤー
等の対をなす伝動部材を介して伝達するようにし
たものにおいて、少なくとも一方の伝動部材を、
前記シヤフトに固定された第1の回転体と、この
第1の回転体に対して軸心方向に進退可能に設け
られ外周部に伝動要素を有してなる第2の回転体
と、これら両回転体の対向面にそれぞれ設けられ
少なくとも一方がその外方端に向つて漸次浅くな
るように形成された対をなすカム溝と、これら両
カム溝間に係合されこれら両カム溝に沿つて略径
方向に摺動可能なウエイトと前記両回転体を相寄
る方向に押圧して前記ウエイトを深くなつたカム
溝の内方端側へ求心付勢する弾性体とを具備して
なるものにし、遠心力による前記ウエイトの外方
への移動によつて前記両回転体の位相を相互に変
化させ得るように構成したことを特徴とするエン
ジンの動弁装置。 2 クランクシヤフトの回転力を吸気バルブ開閉
用のカムシヤフトに、これら両シヤフトにそれぞ
れ支持させたプーリ、スプロケツトまたはギヤー
等の対をなす伝動部材を介して伝達するようにし
たものにおいて、少なくとも一方の伝動部材を、
前記シヤフトに固定された第1の回転体と、この
第1の回転体に対して、軸心方向に進退可能に設
けられ外周部に伝動要素を有してなる第2の回転
体と、これら両回転体の対向面にそれぞれ設けら
れ少なくとも一方がその外方端に向つて漸次浅く
なるように形成された対をなすカム溝と、これら
両カム溝間に係合されこれら両カム溝に沿つて略
径方向に摺動可能なウエイトと、前記両回転体を
相寄る方向に押圧して前記ウエイトを深くなつた
カム溝の内方端側へ求心付勢する弾性体とを具備
してなるものにし、前記第1の回転体のカム溝の
外方端部を前記第2の回転体のカム溝の外方端部
よりも回転進み方向に偏位させていることを特徴
とするエンジンの動弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13984483A JPS6030408A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | エンジンの動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13984483A JPS6030408A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | エンジンの動弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6030408A JPS6030408A (ja) | 1985-02-16 |
| JPH0425412B2 true JPH0425412B2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=15254832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13984483A Granted JPS6030408A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | エンジンの動弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030408A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5172661A (en) * | 1992-03-20 | 1992-12-22 | Eaton Corporation | Variable cam phasing device |
| DE102017115760A1 (de) * | 2017-07-13 | 2018-06-14 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Variable Nockenwellenverstelleinrichtung |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP13984483A patent/JPS6030408A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6030408A (ja) | 1985-02-16 |
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