JPH0425461Y2 - - Google Patents

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JPH0425461Y2
JPH0425461Y2 JP1986122796U JP12279686U JPH0425461Y2 JP H0425461 Y2 JPH0425461 Y2 JP H0425461Y2 JP 1986122796 U JP1986122796 U JP 1986122796U JP 12279686 U JP12279686 U JP 12279686U JP H0425461 Y2 JPH0425461 Y2 JP H0425461Y2
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tile
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JP1986122796U
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JPS6328719U (ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、既存の瓦棒屋根が老巧して傷んだ場
合の補修構造に関する。
【従来の技術とその問題点】
従来より屋根の施工法の一種として瓦棒葺きの
工法が広く用いられている。昔の瓦棒屋根は、屋
根の上に一定間隔毎に木質の角材(瓦棒)を固定
し、屋根の上にトタン板などを葺いて瓦棒の位置
でトタン板同士を接続していた。しかし、現在で
は屋根の上にスタツド金物をボルトなどで固定
し、スタツド金物間において屋根に金属製の屋根
材を葺き、屋根材の端部に形成された立ち上がり
片の上端とスタツド金物の上に配設されたカバー
部の両側とをはぜ結合して中空の瓦棒を形成した
瓦棒屋根が一般的である。 これらの瓦棒屋根において老巧し、傷みやすい
のは、一般に瓦棒間の谷となつた屋根材の部分よ
りも瓦棒の部分である。特に、はぜ部は幾重にも
折り曲げられているので、毛細管現象により雨水
を吸い込み易く、しかも屋根材の端部やカバー部
の切り口端部などははぜ部内に巻き込まれている
ため、はぜ部が最も早く傷みやすかつた。そし
て、瓦棒やはぜ部が痛むと瓦棒の部分から屋根の
内部へ雨水が浸入して室内に雨漏りを起こした
り、屋根の外観を汚くしたりするという問題があ
つた。 このように瓦棒屋根が老巧し傷んだ場合、従来
の補修方法では、傷んだ既存の屋根材とカバー部
などの瓦棒屋根の葺き部材をすべて屋根から剥が
し、別の瓦棒屋根を新たに葺き直して補修してい
た。特に、カバー部などの瓦棒の一部分だけが傷
んでいて屋根材が傷んでいない場合でも、巻き合
わされているはぜ部をほどいてカバー部のみを交
換することは施工上困難であるので、やはり全体
を施工し直さねばならなかつた。従つて、傷んだ
瓦棒屋根の補修作業に手間がかかり、屋根の全面
葺き替えにより補修作業が大掛かりとなり、工期
も長くなり、補修コストも高くつくという問題が
あつた。
【問題点を解決するための手段】
本考案の瓦棒屋根の補修構造は、既存の瓦棒の
上に略溝型をした補修キヤツプを被せて既存の瓦
棒を包み、補修キヤツプの両肩部に設けられた耳
部内に既存の瓦棒のはぜ部を収納し、耳部の下端
部を内法に向けて下り傾斜して係止片を設けると
共に該係止片を既存の瓦棒のはぜ部の下面部の直
ぐ下方に位置させ、係止片から下方に弾性片を垂
下し、この弾性片の下端部のみを内側に折り返し
てこの下端部の内側折り返し部分を弾接部とし、
両弾接部を既存の瓦棒の両側面に弾接させて成る
ことを特徴とするものである。
【作用】
本考案は叙上の如く補修キヤツプ2により既存
の瓦棒1を包んでいるので、既存の瓦棒1が老朽
したり傷んだりした場合には既存の瓦棒1の上に
補修キヤツプ2を被せるだけで簡単に既存の瓦棒
1を保護することができ、既存の瓦棒1の傷んだ
部分から内部に雨水などが浸入したりするのを防
止でき、また老朽化した既存の瓦棒1が補修キヤ
ツプ2により隠されて瓦棒屋根の外観を美しくす
ることができるものである。特に、補修キヤツプ
2の両肩部に設けられた耳部4内に既存の瓦棒1
のはぜ部3を確実に収納しているから、最も傷み
やすいはぜ部3を確実に覆うことができ、はぜ部
3からの雨水の浸入を確実に防止することができ
るものである。また、補修キヤツプ2の両側に弾
性片5が設けられ、弾性片5の下端に弾接部6が
設けれているから、補修キヤツプ2を既存の瓦棒
1に嵌合させる場合には弾性片5が弾性変形して
簡単に嵌合させることができ、嵌合させた後は弾
性片5の弾性力により弾接部6が既存の瓦棒1の
側面に弾接して既存の瓦棒1を両側からしつかり
と挟持させることができると共に弾接部6が既存
の瓦棒1の側面に弾接して補修キヤツプ2の下端
から内部へ雨水が浸入するのを防止することがで
きるものである。また、耳部4の下端部を内方に
向けて下り傾斜して係止片7を設けると共に該係
止片7を既存の瓦棒1のはぜ部3の下面部の直ぐ
下方に位置させ、係止片7から下方に弾性片5を
垂下し、この弾性片5の下端部のみを内側に折り
返してこの下端部の内側折り返し部分を弾接部6
としてあることで、補修キヤツプ2が上方に外れ
るのを係止片7がはぜ部3下面に当たつて防止す
ることができるのはもちろん、弾性片5の下端部
のみを内側に折り返してこの下端部の内側折り返
し部分を弾接部6としてあるのみなので、内側へ
の折り返し部分が小さく、この結果、補修キヤツ
プ2をアーチ屋根などに対応させるためにアーチ
状(アール状)に加工するに当たり、内側折り返
し部分がさほど支障とならずにアーチ状に折り曲
げることが可能となるものである。
【実施例】
既存の瓦棒屋根は、例えば第3図に示すような
構造を有している。防水用のルーフイングなどを
敷かれた屋根下地8の上には略U字形をしたスタ
ツド金物10がボルトとナツト9により一定間隔
毎に固定されており、屋根下地8のスタツド金物
10間の面に葺かれた金属製の長尺物の屋根材1
1の両端には立ち上がり片12が立ちあげられて
おり、立ち上がり片12はスタツド金物10の側
片13に沿つて立ち上がつている。また、スタツ
ド金物10内の上部には断面略U字形をした長尺
物のカバー部14が嵌められ、カバー部14の両
上端が第3図の右の部分のようにスタツド金物1
0の上端及び立ち上がり片12の上端を巻くよう
に折り曲げられてカバー部14が仮固定され、こ
の後スタツド金物10の上端部及び屋根材11の
立ち上がり片12の上端部及びカバー部14がイ
矢印のように180度折り曲げられて第3図の左の
部分のようにはぜ部3が形成され、屋根材11と
スタツド金物10及びカバー部14とがはぜ部3
により連結されている。このようにして既存の瓦
棒1は中空角棒状に形成され、その両側上端部に
ははぜ部3が全長に亘つて突出している。 補修キヤツプ2は、塗装鋼板あるいは合成樹脂
被覆鋼板により下面開口した略溝型に形成されて
おり、既存の瓦棒1の上から嵌合させて包み込む
ことのできる寸法を有している。補修キヤツプ2
は上面の上片15と両側の弾性片5とにより略溝
型に形成されており、上片15と弾性片5との間
の両肩部には上方及び外側方へ突出した耳部4が
形成されており、耳部4の下端には内方へ向けて
斜め下りに傾斜した係止片7が形成されており、
係止片7の下端からは弾性片5が垂下されてお
り、弾性片5の下端には断面略パイプ状をした弾
接部6が設けられている。ここで、弾性片5間の
間隔は既存の瓦棒1の幅と略等しくなつており、
したがつて弾接部6間の距離は既存の瓦棒1の幅
よりも小さくなつている。 しかして、屋根材11が余り傷んでいないの
に、既存の瓦棒1のみが老朽して傷んできたよう
な場合には、第2図に示すように、既存の瓦棒1
の長さに合わせて適当な長さに切断した補修キヤ
ツプ2を既存の瓦棒1の上から被せ、上から押し
込むと弾性片5が弾性的に撓んで開き、補修キヤ
ツプ2が既存の瓦棒1に嵌合し、既存の瓦棒1の
はぜ部3が補修キヤツプ2の耳部4内に収納さ
れ、補修キヤツプ2の係止片7がはぜ部3の下面
に係合することによつて補修キヤツプ2が上方へ
抜けるのを防止する。また、弾性片5は多少広げ
られた状態で弾接部6を既存の瓦棒1の両側面に
弾接させており、両弾性片5により既存の瓦棒1
を両側から弾性的に挟持している。こうして第1
図に示すように、既存の瓦棒1を包むようにして
新設の瓦棒16が形成されるのである。ここで、
係止片7が傾斜しているのははぜ部3の高さが多
少大きい時にも耳部4が両側へ開いて係止片7が
はぜ部3の下面に係合できるようにするためであ
る。また、弾接部6が既存の瓦棒1の側面に弾接
することによつて補修キヤツプ2の下端から補修
キヤツプ2内に雨水が浸入するのを防止すると共
に弾接部6の上に空間17を形成して、毛細管現
象により雨水が補修キヤツプ2内を上がつている
のを防止している。
【考案の効果】
本考案は、叙述のごとく補修キヤツプにより既
存の瓦棒を包んでいるので、既存の瓦棒が老朽し
たり傷んだりした場合には既存の瓦棒の上に補修
キヤツプを被せるだけで簡単に既存の瓦棒を保護
することができ、既存の瓦棒の傷んだ部分から内
部に雨水などが浸入したりするのを防止でき、ま
た老朽化した既存の瓦棒が補修キヤツプにより隠
されて瓦棒屋根の外観を美しくすることができる
ものである。特に、補修キヤツプの両肩部に設け
られた耳部内に既存の瓦棒のはぜ部を確実に収納
しているから、最も傷みやすいはぜ部を確実に覆
うことができ、はぜ部からの雨水の浸入を確実に
防止することができるものである。即ち、瓦棒屋
根の瓦棒の部分だけが傷んでいるような場合に
は、既存の瓦棒や屋根材を屋根から剥がすことな
く、既存の瓦棒の上に補修キヤツプを被せるだけ
で簡単に瓦棒屋根の補修をおこなえ、補修作業を
簡単にして、施工期間の短縮及び施工コストの低
廉化を図ることができるという効果がある。 また、補修キヤツプの両側に弾性片が設けら
れ、弾性片の下端に弾接部が設けられているか
ら、補修キヤツプを既存の瓦棒に嵌合させる場合
には弾性片が弾性変形して簡単に嵌合させること
ができ、嵌合させた後は弾性片の弾性力により弾
接部が既存の瓦棒の側面に弾接して既存の瓦棒を
両側からしつかと挟持させることができると共に
弾接部が既存の瓦棒の側面に弾接して補修キヤツ
プの下端から内部へ雨水が浸入するのを防止する
ことができるものである。また、耳部の下端部を
内方に向けて下り傾斜した係止片を設けると共に
該係止片を既存の瓦棒のはぜ部の下面部の直ぐ下
方に位置させ、係止片から下方に弾性片を垂下
し、この弾性片の下端部のみを内側に折り返して
この下端部の内側折り返し部分を弾接部としてあ
ることで、補修キヤツプが上方に外れるのを係止
片がはぜ部下面に当たつて防止することができる
のはもちろん、弾性片の下端部のみを内側に折り
返してこの下端部の内側折り返し部分を弾接部と
してあるのみなので、内側への折り返し部分が小
さく、この結果、補修キヤツプをアーチ屋根など
に対応させるためにアーチ状(アール状)に加工
するに当たり、内側折り返し部分がさほど支障と
ならずにアーチ状に折り曲げることが可能となる
ものである。また、係止片は傾斜しているのでは
ぜ部の高さが多少大きい時にも耳部が両側へ開い
て係止片がはぜ部の下面に係合できるものであ
る。また、係止片を内側に傾斜させることで、補
修キヤツプを被嵌した場合、従来の瓦棒のはぜ部
に相当する外観が耳部により呈されることにな
り、補修をしても補修前と同じ外観とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部破断した
斜視図、第2図は同上の施工方法説明図、第3図
は既存の瓦棒屋根の断面図であつて、1は既存の
瓦棒、2は補修キヤツプ、3ははぜ部、4は耳
部、5は弾性片、6は弾接部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 既存の瓦棒の上に略溝型をした補修キヤツプを
    被せて既存の瓦棒を包み、補修キヤツプの両肩部
    に設けられた耳部内に既存の瓦棒のはぜ部を収納
    し、耳部の下端部を内方に向けて下り傾斜して係
    止片を設けると共に該係止片を既存の瓦棒のはぜ
    部の下面部の直ぐ下方に位置させ、係止片から下
    方に弾性片を垂下し、この弾性片の下端部のみを
    内側に折り返してこの下端部の内側折り返し部分
    を弾接部とし、両弾接部を既存の瓦棒の両側面に
    弾接させて成る瓦棒屋根の補修構造。
JP1986122796U 1986-08-08 1986-08-08 Expired JPH0425461Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986122796U JPH0425461Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986122796U JPH0425461Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Publication Number Publication Date
JPS6328719U JPS6328719U (ja) 1988-02-25
JPH0425461Y2 true JPH0425461Y2 (ja) 1992-06-18

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ID=31013322

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986122796U Expired JPH0425461Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5971821U (ja) * 1982-11-02 1984-05-16 森田 幸子 瓦棒屋根の補修用キヤツプカバ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6328719U (ja) 1988-02-25

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