JPH04256775A - 加工布の掛かり具合い検出装置 - Google Patents
加工布の掛かり具合い検出装置Info
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- JPH04256775A JPH04256775A JP1796491A JP1796491A JPH04256775A JP H04256775 A JPH04256775 A JP H04256775A JP 1796491 A JP1796491 A JP 1796491A JP 1796491 A JP1796491 A JP 1796491A JP H04256775 A JPH04256775 A JP H04256775A
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Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一対の加工布を重ね合わ
せた状態で移送する際に加工布の実際の送り量に変化を
及ぼす掛かり具合いを検出する掛かり具合い検出装置に
関する。
せた状態で移送する際に加工布の実際の送り量に変化を
及ぼす掛かり具合いを検出する掛かり具合い検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、掛かり具合いの検出は使用者の経
験と勘に頼っていた。例えば、柄合わせミシンにおいて
は、一対の加工布の柄が相互に一致するように加工布の
移送制御が行なわれる。この移送制御では、柄の位置を
検出し、検出した柄の位置情報に基づいて加工布毎に送
り量を決定するが、決定した所期の送り量どおりに加工
布の実際の送り量は発生しない。この所期の送り量と実
際の加工布の送り量との差が大きい場合、移送制御が安
定しなくなるから、使用者が経験と勘により掛かり具合
いが適正でないと判断して、送り歯圧や押え圧力を調節
し掛かり具合いを設定し直している。
験と勘に頼っていた。例えば、柄合わせミシンにおいて
は、一対の加工布の柄が相互に一致するように加工布の
移送制御が行なわれる。この移送制御では、柄の位置を
検出し、検出した柄の位置情報に基づいて加工布毎に送
り量を決定するが、決定した所期の送り量どおりに加工
布の実際の送り量は発生しない。この所期の送り量と実
際の加工布の送り量との差が大きい場合、移送制御が安
定しなくなるから、使用者が経験と勘により掛かり具合
いが適正でないと判断して、送り歯圧や押え圧力を調節
し掛かり具合いを設定し直している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来は使
用者の経験と勘によらなければ掛かり具合いを検出でき
ないから、例えば柄合わせミシンの加工布の移送制御な
どの自動化を妨げるという問題がある。
用者の経験と勘によらなければ掛かり具合いを検出でき
ないから、例えば柄合わせミシンの加工布の移送制御な
どの自動化を妨げるという問題がある。
【0004】本発明の加工布の掛かり具合い検出装置は
、上記課題を解決し、掛かり具合いの検出の自動化を図
ることを目的とする。
、上記課題を解決し、掛かり具合いの検出の自動化を図
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の加工布
の掛かり具合い検出装置は、図1に例示するように、所
定間隔毎に目印を有する一対の加工布を上下に重ね合わ
せた状態で個別に上移送手段および下移送手段により移
送する際に該加工布の実際の送り量に変化を及ぼす掛か
り具合いを検出する掛かり具合い検出装置であって、前
記一対の加工布の各々に対して、送り方向に相前後する
複数箇所で同時に前記目印の位置検出を行なう目印位置
検出手段と、該複数箇所で検出された前記目印の位置情
報に基づき、前記複数箇所における前記一対の加工布の
目印のずれ量を演算する目印ずれ量演算手段と、該演算
された複数箇所における目印ずれ量に基づいて、前記目
印の間隔の誤差を演算する目印間隔誤差演算手段と、該
演算された目印間隔誤差により前記目印ずれ量を補正し
て真の目印ずれ量を演算する真の目印ずれ量演算手段と
、前記上移送手段および下移送手段による前記一対の加
工布の移送にかかる相対的な送り量を変化させる相対送
り量変化手段と、該相対送り量変化手段が相対的な送り
量を変化させることにより発生した前記真の目印ずれ量
の変化量を検出するずれ変化量検出手段と、前記相対送
り量変化手段が変化させた相対的な送り量に対して発生
した前記真の目印ずれ量の変化量の大きさから前記加工
布の掛かり具合いを検出する掛かり具合い検出手段とを
備えることを特徴とする。
の掛かり具合い検出装置は、図1に例示するように、所
定間隔毎に目印を有する一対の加工布を上下に重ね合わ
せた状態で個別に上移送手段および下移送手段により移
送する際に該加工布の実際の送り量に変化を及ぼす掛か
り具合いを検出する掛かり具合い検出装置であって、前
記一対の加工布の各々に対して、送り方向に相前後する
複数箇所で同時に前記目印の位置検出を行なう目印位置
検出手段と、該複数箇所で検出された前記目印の位置情
報に基づき、前記複数箇所における前記一対の加工布の
目印のずれ量を演算する目印ずれ量演算手段と、該演算
された複数箇所における目印ずれ量に基づいて、前記目
印の間隔の誤差を演算する目印間隔誤差演算手段と、該
演算された目印間隔誤差により前記目印ずれ量を補正し
て真の目印ずれ量を演算する真の目印ずれ量演算手段と
、前記上移送手段および下移送手段による前記一対の加
工布の移送にかかる相対的な送り量を変化させる相対送
り量変化手段と、該相対送り量変化手段が相対的な送り
量を変化させることにより発生した前記真の目印ずれ量
の変化量を検出するずれ変化量検出手段と、前記相対送
り量変化手段が変化させた相対的な送り量に対して発生
した前記真の目印ずれ量の変化量の大きさから前記加工
布の掛かり具合いを検出する掛かり具合い検出手段とを
備えることを特徴とする。
【0006】請求項2の加工布の掛かり具合い検出装置
は、さらに、検出した掛かり具合いの度合いに応じた警
告を発生する警告手段を備えることを特徴とする。請求
項3の加工布の掛かり具合い検出装置は、さらに、検出
した掛かり具合いの度合いに応じて上移送手段の上送り
歯力および/または押え圧力を調整する調整手段を備え
ることを特徴とする。
は、さらに、検出した掛かり具合いの度合いに応じた警
告を発生する警告手段を備えることを特徴とする。請求
項3の加工布の掛かり具合い検出装置は、さらに、検出
した掛かり具合いの度合いに応じて上移送手段の上送り
歯力および/または押え圧力を調整する調整手段を備え
ることを特徴とする。
【0007】請求項4の加工布の掛かり具合い検出装置
は、さらに、検出した掛かり具合いの度合いに応じて上
移送手段の単位あたりの送り量を補正する単位送り量補
正手段を備えることを特徴とする。
は、さらに、検出した掛かり具合いの度合いに応じて上
移送手段の単位あたりの送り量を補正する単位送り量補
正手段を備えることを特徴とする。
【0008】上記加工布の掛かり具合い検出装置におい
ては、一対の加工布の各々に対し、目印位置検出手段が
送り方向に相前後する複数箇所で同時に加工布の目印の
位置検出を行なう。こうして複数箇所で検出された目印
の位置情報に基づき、目印ずれ量演算手段が複数箇所に
おける一対の加工布の目印のずれ量を演算する。演算し
た目印のずれ量は柄等の目印の視点からみた各加工布の
相対的な位置関係をほぼ示す。次に、演算された複数箇
所における目印ずれ量に基づいて、目印の間隔の誤差を
目印間隔誤差演算手段が演算する。目印間隔誤差が複数
箇所での目印ずれ量の大きさに相違を与えるから、目印
ずれ量に基づいて目印間隔誤差が演算される。真の目印
ずれ量演算手段は、演算された目印間隔誤差により目印
ずれ量を補正して真の目印ずれ量を演算する。したがっ
て、真の目印ずれ量は目印間隔誤差の影響を排除した、
柄等の目印の視点からみた各加工布の真の相対的な位置
関係を示す量となる。
ては、一対の加工布の各々に対し、目印位置検出手段が
送り方向に相前後する複数箇所で同時に加工布の目印の
位置検出を行なう。こうして複数箇所で検出された目印
の位置情報に基づき、目印ずれ量演算手段が複数箇所に
おける一対の加工布の目印のずれ量を演算する。演算し
た目印のずれ量は柄等の目印の視点からみた各加工布の
相対的な位置関係をほぼ示す。次に、演算された複数箇
所における目印ずれ量に基づいて、目印の間隔の誤差を
目印間隔誤差演算手段が演算する。目印間隔誤差が複数
箇所での目印ずれ量の大きさに相違を与えるから、目印
ずれ量に基づいて目印間隔誤差が演算される。真の目印
ずれ量演算手段は、演算された目印間隔誤差により目印
ずれ量を補正して真の目印ずれ量を演算する。したがっ
て、真の目印ずれ量は目印間隔誤差の影響を排除した、
柄等の目印の視点からみた各加工布の真の相対的な位置
関係を示す量となる。
【0009】さらに、相対送り量変化手段は、上移送手
段および下移送手段による一対の加工布の移送にかかる
相対的な送り量を変化させる。相対的な送り量を変化さ
せることにより上記真の目印ずれ量が変化する。この真
の目印ずれ量の変化量をずれ変化量検出手段が検出する
。変化させた相対的な送り量に対して発生した真の目印
ずれ量の変化量の大きさは掛かり具合いに応じて決まる
。したがって、変化させた相対的な送り量に対して発生
した真の目印ずれ量の変化量の大きさに基づいて、掛か
り具合い検出手段が加工布の掛かり具合いを検出する。 この結果、加工布の掛かり具合いが自動的に検出される
。
段および下移送手段による一対の加工布の移送にかかる
相対的な送り量を変化させる。相対的な送り量を変化さ
せることにより上記真の目印ずれ量が変化する。この真
の目印ずれ量の変化量をずれ変化量検出手段が検出する
。変化させた相対的な送り量に対して発生した真の目印
ずれ量の変化量の大きさは掛かり具合いに応じて決まる
。したがって、変化させた相対的な送り量に対して発生
した真の目印ずれ量の変化量の大きさに基づいて、掛か
り具合い検出手段が加工布の掛かり具合いを検出する。 この結果、加工布の掛かり具合いが自動的に検出される
。
【0010】警告手段を備える構成では、検出した掛か
り具合いの度合いに応じた警告を発生するから、例えば
掛かり具合いが適正でないことが自動的に識別される。 調整手段を備える構成では、検出した掛かり具合いの度
合に応じて上移送手段の上送り歯力および/または押え
圧力を調整するから、例えば自動的に適正な掛かり具合
いが維持される。
り具合いの度合いに応じた警告を発生するから、例えば
掛かり具合いが適正でないことが自動的に識別される。 調整手段を備える構成では、検出した掛かり具合いの度
合に応じて上移送手段の上送り歯力および/または押え
圧力を調整するから、例えば自動的に適正な掛かり具合
いが維持される。
【0011】単位送り量補正手段を備える構成では、検
出した掛かり具合いの度合いに応じて上移送手段の単位
あたりの送り量を補正するから、上記調整手段とは異な
る手法で同様に適正な掛かり具合いが維持される。
出した掛かり具合いの度合いに応じて上移送手段の単位
あたりの送り量を補正するから、上記調整手段とは異な
る手法で同様に適正な掛かり具合いが維持される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の加工布の掛かり具合い検出装
置を柄合わせミシンに適用した実施例を説明する。 (第1実施例)図2に柄検出装置の柄検出部、図3にそ
の投光部および受光部、図4に電子制御装置、図5に柄
合わせミシンの機械的構造を示す。この柄合わせミシン
は後述する電子制御装置160(図4)によって制御さ
れ、柄検出部113(図2)や投光部133、受光部1
35(図3)を使用して検出したデータに基づき掛かり
具合いを求め、機械的構造(図5)を制御する。
置を柄合わせミシンに適用した実施例を説明する。 (第1実施例)図2に柄検出装置の柄検出部、図3にそ
の投光部および受光部、図4に電子制御装置、図5に柄
合わせミシンの機械的構造を示す。この柄合わせミシン
は後述する電子制御装置160(図4)によって制御さ
れ、柄検出部113(図2)や投光部133、受光部1
35(図3)を使用して検出したデータに基づき掛かり
具合いを求め、機械的構造(図5)を制御する。
【0013】始めに、機械的構造(図5)の概略を説明
する。図示するように、ミシン1は大きく分けて、アー
ム部5とベッド部10とから構成される。アーム部5に
は、ミシンモータ190(図5には図示せず)の回転動
力がベルト13、プーリ15を介して伝達される主軸1
7が設けられている。この主軸17には偏心カム18が
固定されており、その偏心カム18にクランクロッド1
9が回動可能に取り付けられている。一方、アーム部5
に回動可能に支持された作動軸20には連結アームが固
定されており、その連結アームの自由端部は前記クラン
クロッド19に回動可能に連結されている。したがって
、主軸17の回転に同期して、作動軸20は所定角度往
復回動し、連結リンク23を上下に駆動する。連結リン
ク23には支軸25を中心に揺動するアーム27が回動
可能に連結されており、アーム27はその揺動運動によ
り、上移送手段である上送り歯30を上下に駆動する。
する。図示するように、ミシン1は大きく分けて、アー
ム部5とベッド部10とから構成される。アーム部5に
は、ミシンモータ190(図5には図示せず)の回転動
力がベルト13、プーリ15を介して伝達される主軸1
7が設けられている。この主軸17には偏心カム18が
固定されており、その偏心カム18にクランクロッド1
9が回動可能に取り付けられている。一方、アーム部5
に回動可能に支持された作動軸20には連結アームが固
定されており、その連結アームの自由端部は前記クラン
クロッド19に回動可能に連結されている。したがって
、主軸17の回転に同期して、作動軸20は所定角度往
復回動し、連結リンク23を上下に駆動する。連結リン
ク23には支軸25を中心に揺動するアーム27が回動
可能に連結されており、アーム27はその揺動運動によ
り、上移送手段である上送り歯30を上下に駆動する。
【0014】また、クランクロッド32,偏心カム33
,リンク47を介して主軸17に連結された作動軸35
は、主軸17の回転に従って所定角度往復回動し、連結
レバー37,39を前後に揺動する。この連結レバー3
9には、支軸25を中心に揺動するアーム44が連結さ
れており、このアーム44の揺動運動により上送り歯3
0は前後に駆動される。したがって、上送り歯30は主
軸17の回転に同期した作動軸20,作動軸35の揺動
運動によって、上昇→前進→下降→後進の4運動送りを
行なう。
,リンク47を介して主軸17に連結された作動軸35
は、主軸17の回転に従って所定角度往復回動し、連結
レバー37,39を前後に揺動する。この連結レバー3
9には、支軸25を中心に揺動するアーム44が連結さ
れており、このアーム44の揺動運動により上送り歯3
0は前後に駆動される。したがって、上送り歯30は主
軸17の回転に同期した作動軸20,作動軸35の揺動
運動によって、上昇→前進→下降→後進の4運動送りを
行なう。
【0015】上送り歯30の前後方向の移動量、つまり
上送り量は作動軸35の揺動量で決まる。作動軸35に
連結されたリンク47は回動軸50の一方の端部に嵌合
固定された上送り量調節部体48に連結されており、上
送り量調節部体48はリンク47の傾きを変えて作動軸
35の揺動量を変更する。前述したクランクロッド32
,偏心カム33,リンク47,上送り量調節部体48お
よび回動軸50から上送り量調節器51が構成される。 また回動軸50の他方の端部には回動レバー61が固定
されている。この回動レバー61は回動軸50を中心と
した二腕形状のものであり、その一方の腕部は駆動軸5
8に取り付けられた係止部59に当接している。係止部
59が取り付けられた駆動軸58は、ステップモータ5
5の出力軸56に連結されている。したがって、ステッ
プモータ55の回動量の制御により、係止部59,回動
レバー61を介して回動軸50の回動角を制御して上送
り量(単位あたりの送り量)の調節がなされる。
上送り量は作動軸35の揺動量で決まる。作動軸35に
連結されたリンク47は回動軸50の一方の端部に嵌合
固定された上送り量調節部体48に連結されており、上
送り量調節部体48はリンク47の傾きを変えて作動軸
35の揺動量を変更する。前述したクランクロッド32
,偏心カム33,リンク47,上送り量調節部体48お
よび回動軸50から上送り量調節器51が構成される。 また回動軸50の他方の端部には回動レバー61が固定
されている。この回動レバー61は回動軸50を中心と
した二腕形状のものであり、その一方の腕部は駆動軸5
8に取り付けられた係止部59に当接している。係止部
59が取り付けられた駆動軸58は、ステップモータ5
5の出力軸56に連結されている。したがって、ステッ
プモータ55の回動量の制御により、係止部59,回動
レバー61を介して回動軸50の回動角を制御して上送
り量(単位あたりの送り量)の調節がなされる。
【0016】一方、ベッド部10には、下移送手段であ
る下送り歯65を前記上送り歯30と同様に4運動送り
させるための水平送り軸67,上下送り軸69が設けら
れている。上下送り軸69はクランクロッド75を介し
て主軸17に嵌合固定された偏心カム76に連結されて
おり、主軸17の回転にしたがい所定量往復回動し、下
送り歯65に上下の動きを付与する。水平送り軸67は
、周知の下送り量調節器78,クランクロッド81を介
して主軸17に嵌合固定された偏心カム82に連結され
ており、主軸17の回転にしたがって所定量往復回動し
、下送り歯65に前後の動きを付与する。下送り量調節
器78は、主軸17の動きを水平送り軸67の揺動運動
に変換するものであり、水平送り軸67の揺動量を変更
し得るように構成されている。また、ミシンフレーム外
部には手動送り量調節部材84が設けられており、手動
送り量調節部材84を回して軸方向の位置を可変するこ
とによりその先端部が当接するV字形の溝が形成された
送り量設定器85の傾きが調節される。送り量設定器8
5はリンク91を介して下送り量調節器78に連結され
ており、その傾きが変更されると下送り量調節器78に
より送り量の調節がなされる。従って、手動送り量調整
部材84を回すことにより下送り量が変更できる。さら
に、送り量設定器85にはポテンショメータ86が作動
連結されており、下送り量に応じた信号がポテンショメ
ータ86から出力される。
る下送り歯65を前記上送り歯30と同様に4運動送り
させるための水平送り軸67,上下送り軸69が設けら
れている。上下送り軸69はクランクロッド75を介し
て主軸17に嵌合固定された偏心カム76に連結されて
おり、主軸17の回転にしたがい所定量往復回動し、下
送り歯65に上下の動きを付与する。水平送り軸67は
、周知の下送り量調節器78,クランクロッド81を介
して主軸17に嵌合固定された偏心カム82に連結され
ており、主軸17の回転にしたがって所定量往復回動し
、下送り歯65に前後の動きを付与する。下送り量調節
器78は、主軸17の動きを水平送り軸67の揺動運動
に変換するものであり、水平送り軸67の揺動量を変更
し得るように構成されている。また、ミシンフレーム外
部には手動送り量調節部材84が設けられており、手動
送り量調節部材84を回して軸方向の位置を可変するこ
とによりその先端部が当接するV字形の溝が形成された
送り量設定器85の傾きが調節される。送り量設定器8
5はリンク91を介して下送り量調節器78に連結され
ており、その傾きが変更されると下送り量調節器78に
より送り量の調節がなされる。従って、手動送り量調整
部材84を回すことにより下送り量が変更できる。さら
に、送り量設定器85にはポテンショメータ86が作動
連結されており、下送り量に応じた信号がポテンショメ
ータ86から出力される。
【0017】また、図6に示すように、主軸17に連結
され上下往復動される周知の針棒の下端には縫い針64
が取り付けられており、その縫い針64の下方のベッド
部10内には、主軸17と同期して回転される下軸92
に取り付けられた糸輪捕捉器94が配設されている。上
記の縫い針64と糸輪捕捉器94とにより重ね合わされ
た2枚の加工布を縫合する縫目形成機構が構成される。
され上下往復動される周知の針棒の下端には縫い針64
が取り付けられており、その縫い針64の下方のベッド
部10内には、主軸17と同期して回転される下軸92
に取り付けられた糸輪捕捉器94が配設されている。上
記の縫い針64と糸輪捕捉器94とにより重ね合わされ
た2枚の加工布を縫合する縫目形成機構が構成される。
【0018】以上示した機構により上送り歯30と下送
り歯65とが、主軸17の回転に同期した4運動送りを
行なう縫目形成部(図6参照)では、布押え足89の下
に送り込まれた2枚の加工布87,88に送りが付与さ
れると共に、縫い針64と糸輪捕捉器94との協働によ
り本縫縫目が形成される。
り歯65とが、主軸17の回転に同期した4運動送りを
行なう縫目形成部(図6参照)では、布押え足89の下
に送り込まれた2枚の加工布87,88に送りが付与さ
れると共に、縫い針64と糸輪捕捉器94との協働によ
り本縫縫目が形成される。
【0019】また、図6に示すように、縫目形成部の加
工布送り方向(図中矢印A)手前(布送り込み側)には
、3枚の布ガイド板103,104,105が設けられ
ている。図2に示すように、布ガイド板105には布ガ
イド板103,104に形成された長孔を総て挿通する
ピン108,109が立設されており、ピン108,1
09は2枚の加工布87,88の端縁に当接して送り方
向に対する横方向のズレを規制する。
工布送り方向(図中矢印A)手前(布送り込み側)には
、3枚の布ガイド板103,104,105が設けられ
ている。図2に示すように、布ガイド板105には布ガ
イド板103,104に形成された長孔を総て挿通する
ピン108,109が立設されており、ピン108,1
09は2枚の加工布87,88の端縁に当接して送り方
向に対する横方向のズレを規制する。
【0020】2枚の加工布87,88の間に配置される
ように、布ガイド板104には柄検出装置(目印位置検
出手段を構成)の検出部113が布送り方向に相前後す
る位置に埋設されている。ここで検出部113の位置を
、縫目形成位置に近いものから第1検出位置、第2検出
位置とする。この検出部113は、図7に拡大して示す
ように、断面直角二等辺三角形状の第1プリズム体11
6と、その第1プリズム体116に対して接合された平
面二等辺三角形状の第2プリズム体115とより構成さ
れたプリズム接合体を上下一対有している。
ように、布ガイド板104には柄検出装置(目印位置検
出手段を構成)の検出部113が布送り方向に相前後す
る位置に埋設されている。ここで検出部113の位置を
、縫目形成位置に近いものから第1検出位置、第2検出
位置とする。この検出部113は、図7に拡大して示す
ように、断面直角二等辺三角形状の第1プリズム体11
6と、その第1プリズム体116に対して接合された平
面二等辺三角形状の第2プリズム体115とより構成さ
れたプリズム接合体を上下一対有している。
【0021】上記構成の検出部113が、第1検出位置
における上下加工布の柄検出用として、また第2検出位
置における上下加工布の柄検出用として設けられている
。各第1プリズム体116は、その長手方向が布送り方
向に対して直角に配置されている。そして、各第1プリ
ズム体116の直角二等辺三角形の斜面にはアルミニウ
ム蒸着により光路変更面116aが形成され、各第2プ
リズム体115の斜面には同じくアルミニウム蒸着によ
り光反射面115aが各々形成されている。なお、前記
上下一対のプリズム接合体の間(第2プリズム体115
の間)には、互いに検出光が干渉しないように薄膜状の
遮蔽体(図示せず)が設けられている。
における上下加工布の柄検出用として、また第2検出位
置における上下加工布の柄検出用として設けられている
。各第1プリズム体116は、その長手方向が布送り方
向に対して直角に配置されている。そして、各第1プリ
ズム体116の直角二等辺三角形の斜面にはアルミニウ
ム蒸着により光路変更面116aが形成され、各第2プ
リズム体115の斜面には同じくアルミニウム蒸着によ
り光反射面115aが各々形成されている。なお、前記
上下一対のプリズム接合体の間(第2プリズム体115
の間)には、互いに検出光が干渉しないように薄膜状の
遮蔽体(図示せず)が設けられている。
【0022】一方、図3に示すように、ミシンフレーム
に付設された制御ボックス124内には、柄検出装置の
投光部133および受光部135が設けられている。そ
の投光部133には光源141およびレンズ138が配
設され、受光部135には第1検出位置上布用カラーセ
ンサ144a、第1検出位置下布用カラーセンサ144
b、第2検出位置上布用カラーセンサ148a、および
第2検出位置下布用カラーセンサ148bが配設されて
いる。
に付設された制御ボックス124内には、柄検出装置の
投光部133および受光部135が設けられている。そ
の投光部133には光源141およびレンズ138が配
設され、受光部135には第1検出位置上布用カラーセ
ンサ144a、第1検出位置下布用カラーセンサ144
b、第2検出位置上布用カラーセンサ148a、および
第2検出位置下布用カラーセンサ148bが配設されて
いる。
【0023】そして、検出部113と投光部133およ
び受光部135との間には、光ファイバ121が接続配
置されている。この光ファイバ121は多数の光ファイ
バの集合体として構成されており、図2および図3に示
すように、光ファイバ121の一端が、第1検出位置上
布投受光用ファイバ227a、第1検出位置下布投受光
用ファイバ227b、第2検出位置上布投受光用ファイ
バ227c、及び第2検出位置下布投受光用ファイバ2
27dに分けて各第2プリズム体115にそれぞれ対向
配置されるとともに、光ファイバ121の他端が投光用
ファイバ228a、第1検出位置上布受光用ファイバ2
28b、第1検出位置下布受光用ファイバ228c、第
2検出位置上布受光用ファイバ228d、および第2検
出位置下布受光用ファイバ228eに分かれてそれぞれ
レンズ138および各カラーセンサ144a,144b
,148a,148bに対向配置されている。
び受光部135との間には、光ファイバ121が接続配
置されている。この光ファイバ121は多数の光ファイ
バの集合体として構成されており、図2および図3に示
すように、光ファイバ121の一端が、第1検出位置上
布投受光用ファイバ227a、第1検出位置下布投受光
用ファイバ227b、第2検出位置上布投受光用ファイ
バ227c、及び第2検出位置下布投受光用ファイバ2
27dに分けて各第2プリズム体115にそれぞれ対向
配置されるとともに、光ファイバ121の他端が投光用
ファイバ228a、第1検出位置上布受光用ファイバ2
28b、第1検出位置下布受光用ファイバ228c、第
2検出位置上布受光用ファイバ228d、および第2検
出位置下布受光用ファイバ228eに分かれてそれぞれ
レンズ138および各カラーセンサ144a,144b
,148a,148bに対向配置されている。
【0024】即ち、第1検出位置上布投受光用ファイバ
227a、第1検出位置下布投受光用ファイバ227b
、第2検出位置上布投受光用ファイバ227cおよび第
2検出位置下布投受光用ファイバ227d内には、図8
に示すように複数のファイバ本体Fa,Fbの一部が所
定の比率で収容され、その検出側端部が検出部113の
第2プリズム体115に近接して対向配置されている。 また、第1・第2検出位置上下各布用の投光用ファイバ
本体Faの投光側端部が光ファイバ121および投光用
ファイバ228aを介してレンズ138に対向配置され
、第1・第2検出位置上下各布用の受光用ファイバ本体
Fbの受光側端部が光ファイバ121および第1・第2
検出位置各布受光用ファイバ228b,228c,22
8d,228eを介して各カラーセンサ144a,14
4b,148a,148bにそれぞれ対向配置されてい
る。
227a、第1検出位置下布投受光用ファイバ227b
、第2検出位置上布投受光用ファイバ227cおよび第
2検出位置下布投受光用ファイバ227d内には、図8
に示すように複数のファイバ本体Fa,Fbの一部が所
定の比率で収容され、その検出側端部が検出部113の
第2プリズム体115に近接して対向配置されている。 また、第1・第2検出位置上下各布用の投光用ファイバ
本体Faの投光側端部が光ファイバ121および投光用
ファイバ228aを介してレンズ138に対向配置され
、第1・第2検出位置上下各布用の受光用ファイバ本体
Fbの受光側端部が光ファイバ121および第1・第2
検出位置各布受光用ファイバ228b,228c,22
8d,228eを介して各カラーセンサ144a,14
4b,148a,148bにそれぞれ対向配置されてい
る。
【0025】尚、この実施例では、光源141、投光用
ファイバ228a、光ファイバ121、第1・第2検出
位置の上布および下布の投受光用ファイバ227a,2
27b,227c,227d、第1および第2のプリズ
ム体116,115等により投光手段が構成されている
。また、第1・第2検出位置上布用および下布用のカラ
ーセンサ144a,144b,148a,148b、第
1・第2検出位置上布および下布の受光用ファイバ22
8b,228c,228d,228e、光ファイバ12
1、第1・第2検出位置上布および下布の投受光用ファ
イバ227a,227b,227c,227d、第1お
よび第2のプリズム体116,115等により受光手段
が構成されている。
ファイバ228a、光ファイバ121、第1・第2検出
位置の上布および下布の投受光用ファイバ227a,2
27b,227c,227d、第1および第2のプリズ
ム体116,115等により投光手段が構成されている
。また、第1・第2検出位置上布用および下布用のカラ
ーセンサ144a,144b,148a,148b、第
1・第2検出位置上布および下布の受光用ファイバ22
8b,228c,228d,228e、光ファイバ12
1、第1・第2検出位置上布および下布の投受光用ファ
イバ227a,227b,227c,227d、第1お
よび第2のプリズム体116,115等により受光手段
が構成されている。
【0026】前記カラーセンサ144a,144b,1
48a,148bは、図9に示すように、入射窓に赤色
(R),青色(B),緑色(G)の光を高い感度で透過
する色フィルタが設けられた複数のフォトダイオードか
ら構成される。色フィルタは受光範囲が広がるように同
じ色相のものを離して配置されているので、受光用ファ
イバ228b,228c,228d,228eの端面か
らの光が多少ずれてカラーセンサ144a,144b,
148a,148bに投射されても各色相の光を効率良
く検出できる。
48a,148bは、図9に示すように、入射窓に赤色
(R),青色(B),緑色(G)の光を高い感度で透過
する色フィルタが設けられた複数のフォトダイオードか
ら構成される。色フィルタは受光範囲が広がるように同
じ色相のものを離して配置されているので、受光用ファ
イバ228b,228c,228d,228eの端面か
らの光が多少ずれてカラーセンサ144a,144b,
148a,148bに投射されても各色相の光を効率良
く検出できる。
【0027】したがって、光源141から投射された白
色光は、投光用ファイバ228aを介して検出部113
先端のプリズム体115,116で反射されて上下の加
工布87,88に投射される。上下の加工布87,88
で反射された光は投射と同じ光路を逆に辿ってカラーセ
ンサ144a,144b,148a,148bで3原色
に分解されて受光される。カラーセンサ144a,14
4b,148a,148bの出力は同じく制御ボックス
124内に設けられた電子制御装置160に入力される
。上記検出部113、投光部133、受光部135、電
子制御装置160等から目印位置検出手段が構成されて
いる。
色光は、投光用ファイバ228aを介して検出部113
先端のプリズム体115,116で反射されて上下の加
工布87,88に投射される。上下の加工布87,88
で反射された光は投射と同じ光路を逆に辿ってカラーセ
ンサ144a,144b,148a,148bで3原色
に分解されて受光される。カラーセンサ144a,14
4b,148a,148bの出力は同じく制御ボックス
124内に設けられた電子制御装置160に入力される
。上記検出部113、投光部133、受光部135、電
子制御装置160等から目印位置検出手段が構成されて
いる。
【0028】電子制御装置160は、図4に示すように
、周知のCPU163,ROM165,RAM168の
他、前述したカラーセンサ144a,144b,148
a,148bが接続されたA/Dコンバータ170、上
送り量を調節するステップモータ55を駆動する駆動回
路187および動力源であるミシンモータ190を駆動
する駆動回路193を備えて構成される。この他、電子
制御装置160には、プーリ15内に設けられ主軸17
の回転に同期して24[個/回転]のパルス信号を出力
する回転同期センサ174、同じくプーリ15内に設け
られ針下信号、針上信号を出力する針位置検出センサ1
76,178、下地の布送り量を検出する前述したポテ
ンショメータ86、足踏みペダル184に設けられ起動
・停止の信号を発生する発生回路186、柄ズレ量の算
出モード1,2,3のいずれかを選択する柄ズレ量算出
モード選択スイッチ185、および上下の加工布87,
88の柄に応じて設定される柄合わせ設定キー188な
どが接続される。ここで、柄ズレ量算出モード1,2,
3とは、それぞれ異なる手法のアルゴリズムで柄ズレ量
の算出を行なうモードである。
、周知のCPU163,ROM165,RAM168の
他、前述したカラーセンサ144a,144b,148
a,148bが接続されたA/Dコンバータ170、上
送り量を調節するステップモータ55を駆動する駆動回
路187および動力源であるミシンモータ190を駆動
する駆動回路193を備えて構成される。この他、電子
制御装置160には、プーリ15内に設けられ主軸17
の回転に同期して24[個/回転]のパルス信号を出力
する回転同期センサ174、同じくプーリ15内に設け
られ針下信号、針上信号を出力する針位置検出センサ1
76,178、下地の布送り量を検出する前述したポテ
ンショメータ86、足踏みペダル184に設けられ起動
・停止の信号を発生する発生回路186、柄ズレ量の算
出モード1,2,3のいずれかを選択する柄ズレ量算出
モード選択スイッチ185、および上下の加工布87,
88の柄に応じて設定される柄合わせ設定キー188な
どが接続される。ここで、柄ズレ量算出モード1,2,
3とは、それぞれ異なる手法のアルゴリズムで柄ズレ量
の算出を行なうモードである。
【0029】柄合わせ設定キー188は、図10に示す
ように操作パネル上の各種プッシュ式キーから構成され
る。この操作パネルには、文字,数字等が表示される液
晶表示部189、柄間隔の変更を指示する柄間隔変更キ
ー191および柄間隔の変更が指示されたとき柄間隔の
数字をインクリメント、デクリメントするインクリメン
トキー192、デクリメントキー193が設けられてい
る。柄ズレ量算出モード選択スイッチ185は柄合わせ
設定キー188と同じ操作パネル上にプッシュ式スイッ
チとして設けられる。柄ズレ量算出モード選択スイッチ
185の接点状態を変更することにより、ROM165
に記憶された明度演算サブルーチン(モード1)、色相
の強度変化演算サブルーチン(モード2)、色相の差分
演算サブルーチン(モード3)のいずれのルーチンを実
行するかが選択される。また、ROM165には後述す
る柄合わせ制御ルーチン(図11,12)のプログラム
が予め書き込まれている。さらに、RAM168には、
カラーセンサ144a,144b,148a,148b
によってサンプリングされる色信号データが順次ストア
される規定個数Cm分のメモリ領域が割り当てられてい
る。
ように操作パネル上の各種プッシュ式キーから構成され
る。この操作パネルには、文字,数字等が表示される液
晶表示部189、柄間隔の変更を指示する柄間隔変更キ
ー191および柄間隔の変更が指示されたとき柄間隔の
数字をインクリメント、デクリメントするインクリメン
トキー192、デクリメントキー193が設けられてい
る。柄ズレ量算出モード選択スイッチ185は柄合わせ
設定キー188と同じ操作パネル上にプッシュ式スイッ
チとして設けられる。柄ズレ量算出モード選択スイッチ
185の接点状態を変更することにより、ROM165
に記憶された明度演算サブルーチン(モード1)、色相
の強度変化演算サブルーチン(モード2)、色相の差分
演算サブルーチン(モード3)のいずれのルーチンを実
行するかが選択される。また、ROM165には後述す
る柄合わせ制御ルーチン(図11,12)のプログラム
が予め書き込まれている。さらに、RAM168には、
カラーセンサ144a,144b,148a,148b
によってサンプリングされる色信号データが順次ストア
される規定個数Cm分のメモリ領域が割り当てられてい
る。
【0030】以下に、この柄合わせミシンにかかる相対
送り量の測定機能、柄合わせ機能について図11ないし
図19のフローチャートにしたがい説明する。図11,
12は柄合わせ制御ルーチン、図13は柄ズレ量算出モ
ードの一つを実現する明度演算サブルーチン、図14は
割込処理ルーチン、図15ないし図18は柄間隔誤差及
び生地の掛かり具合いを演算する処理ルーチン、図19
は柄間隔誤差を考慮してズレ量演算をする処理ルーチン
を示す。
送り量の測定機能、柄合わせ機能について図11ないし
図19のフローチャートにしたがい説明する。図11,
12は柄合わせ制御ルーチン、図13は柄ズレ量算出モ
ードの一つを実現する明度演算サブルーチン、図14は
割込処理ルーチン、図15ないし図18は柄間隔誤差及
び生地の掛かり具合いを演算する処理ルーチン、図19
は柄間隔誤差を考慮してズレ量演算をする処理ルーチン
を示す。
【0031】CPU163は柄合わせ縫製中、上記柄合
わせ制御ルーチン(図11,12)を繰り返し実行し、
その実行中、サブルーチンとして明度演算サブルーチン
(図13)およびズレ量演算処理ルーチン(図19)を
行なう。また、所定タイミングで割込をかけて上記割込
処理ルーチン(図14)を実行する。そして、掛かり具
合いを検出するときは、上記柄合わせ制御ルーチン(図
11,12)に代え、掛かり具合い演算処理ルーチン(
図15〜18)を実行する。
わせ制御ルーチン(図11,12)を繰り返し実行し、
その実行中、サブルーチンとして明度演算サブルーチン
(図13)およびズレ量演算処理ルーチン(図19)を
行なう。また、所定タイミングで割込をかけて上記割込
処理ルーチン(図14)を実行する。そして、掛かり具
合いを検出するときは、上記柄合わせ制御ルーチン(図
11,12)に代え、掛かり具合い演算処理ルーチン(
図15〜18)を実行する。
【0032】ここで、柄合わせ設定キー188により設
定された値は電源バックアップにより保持されており、
起動初期には最前に使用した値が初期値となる。また、
初めて使用するとき、長時間使用しなかったときには、
規定長さLを20mmにセットすると共に、後述のよう
に規定長さLとポテンショメータ86により出力される
下送り量とから規定個数Cmを決定する。さらに、最前
とは異なる加工布を縫製する際、その加工布の柄に応じ
て使用者は、柄間隔変更キー191をオンしてからイン
クリメントキー192、デクリメントキー193を操作
することにより任意の規定長さLを設定するものとする
(通常、規定長さLは実際の柄間隔より若干長めに設定
される)。柄ズレ量算出モードスイッチ185のモード
値も同様に保持されており、柄ズレ量算出モードスイッ
チ185を押すことによりモード値はサイクリックに変
更される。
定された値は電源バックアップにより保持されており、
起動初期には最前に使用した値が初期値となる。また、
初めて使用するとき、長時間使用しなかったときには、
規定長さLを20mmにセットすると共に、後述のよう
に規定長さLとポテンショメータ86により出力される
下送り量とから規定個数Cmを決定する。さらに、最前
とは異なる加工布を縫製する際、その加工布の柄に応じ
て使用者は、柄間隔変更キー191をオンしてからイン
クリメントキー192、デクリメントキー193を操作
することにより任意の規定長さLを設定するものとする
(通常、規定長さLは実際の柄間隔より若干長めに設定
される)。柄ズレ量算出モードスイッチ185のモード
値も同様に保持されており、柄ズレ量算出モードスイッ
チ185を押すことによりモード値はサイクリックに変
更される。
【0033】最初に、掛かり具合いの検出機能に先立ち
、柄合わせ制御について説明する。まず、割込処理ルー
チン(図14)から説明する。割込処理ルーチンは、回
転同期センサ174の同期信号の立ち下がりによって起
動される。回転同期センサ174は、図20に示すよう
に、主軸17が1回転する度に24個の同期信号を発生
することから、主軸17が15度回転する度に割込処理
ルーチンが繰り返し実行される。
、柄合わせ制御について説明する。まず、割込処理ルー
チン(図14)から説明する。割込処理ルーチンは、回
転同期センサ174の同期信号の立ち下がりによって起
動される。回転同期センサ174は、図20に示すよう
に、主軸17が1回転する度に24個の同期信号を発生
することから、主軸17が15度回転する度に割込処理
ルーチンが繰り返し実行される。
【0034】CPU163が割込処理ルーチンを起動す
ると、図14に示すように、まず、回転同期センサ17
4からの同期信号が送り作動範囲(図20中の範囲B)
内のものであるかどうか否かを判断し(S200)、送
り作動範囲内のものでないと判断したときは、何も実行
せずに「RETURN」に抜けて本ルーチンを一旦終了
し、柄合わせ制御ルーチン(図11,12)の実行に復
帰する。これに対し、回転同期センサ174からの同期
信号が送り作動範囲B内のものと判断したときには(S
200)、続いて、同期信号が8パルス目または15パ
ルス目(図20参照)に該当するか否かを判断し(S2
01)、該当すれば何も実行せず、「RETURN」に
抜け本ルーチンを一旦終了し、柄合わせ制御ルーチン(
図11,12)の実行に復帰する。
ると、図14に示すように、まず、回転同期センサ17
4からの同期信号が送り作動範囲(図20中の範囲B)
内のものであるかどうか否かを判断し(S200)、送
り作動範囲内のものでないと判断したときは、何も実行
せずに「RETURN」に抜けて本ルーチンを一旦終了
し、柄合わせ制御ルーチン(図11,12)の実行に復
帰する。これに対し、回転同期センサ174からの同期
信号が送り作動範囲B内のものと判断したときには(S
200)、続いて、同期信号が8パルス目または15パ
ルス目(図20参照)に該当するか否かを判断し(S2
01)、該当すれば何も実行せず、「RETURN」に
抜け本ルーチンを一旦終了し、柄合わせ制御ルーチン(
図11,12)の実行に復帰する。
【0035】同期信号が8パルス目または15パルス目
でない場合は(S201)、カラーセンサ144a,1
44b,148a,148bからのアナログ信号をA/
Dコンバータ170でディジタル信号に変換した12個
の色信号(第1検出位置と第2検出位置との双方におけ
る上加工布87の赤,青,緑の色信号、下加工布88の
赤,青,緑の色信号)を1組の色信号データとしてRA
M168に記憶し(ステップS203)、色信号データ
個数Cの値を値1インクリメントしてから(ステップS
206)、「RETURN」に抜けて本ルーチンを一旦
終了し、柄合わせ制御ルーチン(図11,12)の実行
に復帰する。この結果、RAM168の所定の領域に色
信号データが蓄積される。
でない場合は(S201)、カラーセンサ144a,1
44b,148a,148bからのアナログ信号をA/
Dコンバータ170でディジタル信号に変換した12個
の色信号(第1検出位置と第2検出位置との双方におけ
る上加工布87の赤,青,緑の色信号、下加工布88の
赤,青,緑の色信号)を1組の色信号データとしてRA
M168に記憶し(ステップS203)、色信号データ
個数Cの値を値1インクリメントしてから(ステップS
206)、「RETURN」に抜けて本ルーチンを一旦
終了し、柄合わせ制御ルーチン(図11,12)の実行
に復帰する。この結果、RAM168の所定の領域に色
信号データが蓄積される。
【0036】つぎに、柄合わせ制御ルーチン(図11,
12)について説明する。柄合わせ制御ルーチンは適時
繰り返し実行される。まず、CPU163は柄合わせ制
御ルーチンを開始すると、柄間隔変更キー191の状態
を判断する(S220)。柄間隔変更キー191がオン
でないと判断した時は、規定長さLの変更を行なわずに
ステップS250の処理に進む。柄間隔変更キー191
がオンであると判断した時は(S220)、使用者によ
って設定された規定長さLを読み込み(S230)、規
定個数Cmの演算を行なう(S240)。規定個数Cm
は、規定長さLに相当する加工布87,88からの色信
号データの個数を表わす。例えば、規定長さLを30[
mm]、送り量を1[mm]に設定したとき、主軸1回
転当りにおける送り作動範囲内にデータサンプリングさ
れる同期信号の数が8[パルス]であることから、8[
パルス]×30[mm]/1[mm]と演算することに
よって規定個数Cmは240個と決定される。
12)について説明する。柄合わせ制御ルーチンは適時
繰り返し実行される。まず、CPU163は柄合わせ制
御ルーチンを開始すると、柄間隔変更キー191の状態
を判断する(S220)。柄間隔変更キー191がオン
でないと判断した時は、規定長さLの変更を行なわずに
ステップS250の処理に進む。柄間隔変更キー191
がオンであると判断した時は(S220)、使用者によ
って設定された規定長さLを読み込み(S230)、規
定個数Cmの演算を行なう(S240)。規定個数Cm
は、規定長さLに相当する加工布87,88からの色信
号データの個数を表わす。例えば、規定長さLを30[
mm]、送り量を1[mm]に設定したとき、主軸1回
転当りにおける送り作動範囲内にデータサンプリングさ
れる同期信号の数が8[パルス]であることから、8[
パルス]×30[mm]/1[mm]と演算することに
よって規定個数Cmは240個と決定される。
【0037】続いて、RAM168に割り当てられた制
御回数Kおよび色信号データ個数Cを値0にクリアする
(S250,260)。この後、上下2枚の加工布87
,88がセットされペダル184が踏み込まれるのを待
ちつづけ(S270,280)、上下2枚の加工布87
,88がセットされペダル184が踏まれると、ミシン
モータ190を駆動して縫製作業(S290)を開始す
る。
御回数Kおよび色信号データ個数Cを値0にクリアする
(S250,260)。この後、上下2枚の加工布87
,88がセットされペダル184が踏み込まれるのを待
ちつづけ(S270,280)、上下2枚の加工布87
,88がセットされペダル184が踏まれると、ミシン
モータ190を駆動して縫製作業(S290)を開始す
る。
【0038】縫製作業中は、ミシンモータ190の回転
に同期して既述した割込処理ルーチン(図14)が実行
され、RAM168の所定の領域に順次新しい色信号デ
ータが蓄積される。次に、制御回数Kが値0であるか否
かを判断し(S300)、制御回数が値0のときは、続
いて、色信号データ個数Cが規定個数Cmに達したか否
かを判断する(S310)。色信号データ個数Cが規定
個数Cmに達していないときはステップS270以降の
処理を繰り返して待ち続け、初めて規定個数Cmに達し
た場合、あるいはステップS300で制御回数nが値0
でないと判断した時つまり制御が既に開始されたときは
(S300)、図12に示すステップS320以降の柄
合わせ処理に移行する。
に同期して既述した割込処理ルーチン(図14)が実行
され、RAM168の所定の領域に順次新しい色信号デ
ータが蓄積される。次に、制御回数Kが値0であるか否
かを判断し(S300)、制御回数が値0のときは、続
いて、色信号データ個数Cが規定個数Cmに達したか否
かを判断する(S310)。色信号データ個数Cが規定
個数Cmに達していないときはステップS270以降の
処理を繰り返して待ち続け、初めて規定個数Cmに達し
た場合、あるいはステップS300で制御回数nが値0
でないと判断した時つまり制御が既に開始されたときは
(S300)、図12に示すステップS320以降の柄
合わせ処理に移行する。
【0039】図12に示すように、ステップS320以
降の柄合わせ処理では、まず、使用者により柄ズレ量算
出モード選択スイッチ185がモード1,2,3のいず
れに選択されているかを判断し(S320)、選択され
たモードに応じて明度演算サブルーチン(S330)、
色相の強度変化サブルーチン(S400)、色相の差分
演算サブルーチン(S500)のいずれかを行ない柄ズ
レ量を算出する。以下に、一例として柄ズレ量算出モー
ドがモード1であって明度演算サブルーチン(S330
)を実行することにより、柄ズレ量を算出する過程を説
明する。なお、第1検出位置と第2検出位置とで柄検出
は同時に行なわれ、第1・第2検出位置での柄ズレ量の
算出過程は同一であるので、第1検出位置について説明
し、第2検出位置での柄ズレ量の算出の説明は省略する
。
降の柄合わせ処理では、まず、使用者により柄ズレ量算
出モード選択スイッチ185がモード1,2,3のいず
れに選択されているかを判断し(S320)、選択され
たモードに応じて明度演算サブルーチン(S330)、
色相の強度変化サブルーチン(S400)、色相の差分
演算サブルーチン(S500)のいずれかを行ない柄ズ
レ量を算出する。以下に、一例として柄ズレ量算出モー
ドがモード1であって明度演算サブルーチン(S330
)を実行することにより、柄ズレ量を算出する過程を説
明する。なお、第1検出位置と第2検出位置とで柄検出
は同時に行なわれ、第1・第2検出位置での柄ズレ量の
算出過程は同一であるので、第1検出位置について説明
し、第2検出位置での柄ズレ量の算出の説明は省略する
。
【0040】明度演算サブルーチン(S330)を開始
すると、図13に示すように、まずRAM168の所定
領域に蓄積されている最新の色信号データから規定個数
Cm手前までの色信号データを読み込み、カラーセンサ
144aによって検出されたR,G,Bの色信号データ
を足し合わせて上加工布87の明度信号データとし、カ
ラーセンサ144bによって検出されたR,G,Bの色
信号データを同様に足し合わせて下加工布88の明度信
号データとする(S340)。
すると、図13に示すように、まずRAM168の所定
領域に蓄積されている最新の色信号データから規定個数
Cm手前までの色信号データを読み込み、カラーセンサ
144aによって検出されたR,G,Bの色信号データ
を足し合わせて上加工布87の明度信号データとし、カ
ラーセンサ144bによって検出されたR,G,Bの色
信号データを同様に足し合わせて下加工布88の明度信
号データとする(S340)。
【0041】続いて、明度信号データの各1点の値に前
後各々21点の色信号データの値を加えて総和値を求め
、この総和値を値43で除算して1点の色信号データと
する平滑化処理(S350)を行なう。この平滑化処理
(S350)により、ノイズ等の影響が取り除かれる。 この様子を図21に示す。図21(A),(B)に示す
柄に応じて、図21(C),(D)に示すような平滑化
データが得られる。
後各々21点の色信号データの値を加えて総和値を求め
、この総和値を値43で除算して1点の色信号データと
する平滑化処理(S350)を行なう。この平滑化処理
(S350)により、ノイズ等の影響が取り除かれる。 この様子を図21に示す。図21(A),(B)に示す
柄に応じて、図21(C),(D)に示すような平滑化
データが得られる。
【0042】次に、平滑化されたデータを微分する微分
化処理(S360)を行ない、微分演算によって平滑化
データの大きな変化を一層を際だたせるとともに緩やか
な変化をなだらかにする。この結果、図22(A),(
B)に示すように、縦柄によるなだらかなピークの影響
は打ち消される。
化処理(S360)を行ない、微分演算によって平滑化
データの大きな変化を一層を際だたせるとともに緩やか
な変化をなだらかにする。この結果、図22(A),(
B)に示すように、縦柄によるなだらかなピークの影響
は打ち消される。
【0043】そして、柄ズレ量および柄ズレ方向を計算
し、制御回数Kに対応づけて記憶する(S370)。柄
ズレ量および柄ズレ方向は次のように計算される。即ち
、上記微分化されたデータにおいて、上下の加工布87
,88におけるピーク値差の大きさが等しくなるように
一方の微分化されたデータを所定倍率増幅し、さらに各
々の微分化されたデータの平均値が値0となるようにデ
ータの各点の値から平均値を差し引くいわゆるオフセッ
ト処理を実行した後、重ね合わせる。この結果を図23
に示す。重ならない部分の面積Eが最小となるように送
り量を相対的にずらす処理をすることで柄ズレの方向お
よび柄ズレ量が計算される。なお、同じ処理により、第
2検出位置での柄ズレ量および柄ズレ方向を算出し記憶
する。
し、制御回数Kに対応づけて記憶する(S370)。柄
ズレ量および柄ズレ方向は次のように計算される。即ち
、上記微分化されたデータにおいて、上下の加工布87
,88におけるピーク値差の大きさが等しくなるように
一方の微分化されたデータを所定倍率増幅し、さらに各
々の微分化されたデータの平均値が値0となるようにデ
ータの各点の値から平均値を差し引くいわゆるオフセッ
ト処理を実行した後、重ね合わせる。この結果を図23
に示す。重ならない部分の面積Eが最小となるように送
り量を相対的にずらす処理をすることで柄ズレの方向お
よび柄ズレ量が計算される。なお、同じ処理により、第
2検出位置での柄ズレ量および柄ズレ方向を算出し記憶
する。
【0044】こうして柄ズレ量の計算処理(S370)
を終了すると、メインルーチンである柄合わせ制御ルー
チン(図12)に戻り、次に、柄間隔誤差補正ルーチン
(S375)を実行する。柄間隔誤差補正ルーチン(S
375)では、柄間隔誤差を考慮してズレ量演算をする
処理ルーチン(図19)が実行される。このズレ量演算
処理ルーチン(図19)については後に詳述するが、そ
の実行により柄間隔誤差を演算し、柄間隔誤差から真の
柄ズレ量を算出する。
を終了すると、メインルーチンである柄合わせ制御ルー
チン(図12)に戻り、次に、柄間隔誤差補正ルーチン
(S375)を実行する。柄間隔誤差補正ルーチン(S
375)では、柄間隔誤差を考慮してズレ量演算をする
処理ルーチン(図19)が実行される。このズレ量演算
処理ルーチン(図19)については後に詳述するが、そ
の実行により柄間隔誤差を演算し、柄間隔誤差から真の
柄ズレ量を算出する。
【0045】したがって、ステップS375の演算処理
ルーチンを実行して、真の柄ズレ量を求めると、真の柄
ズレ量に基づいて、ステップモータ55を駆動する上送
り量の調節処理(S380)を行なう。この後、制御回
数Kを値1インクリメントして(S390)、図11の
既述したステップS270に進む。
ルーチンを実行して、真の柄ズレ量を求めると、真の柄
ズレ量に基づいて、ステップモータ55を駆動する上送
り量の調節処理(S380)を行なう。この後、制御回
数Kを値1インクリメントして(S390)、図11の
既述したステップS270に進む。
【0046】以下に、上記のズレ量演算処理ルーチンを
図19のフローチャートにしたがって説明する。CPU
163は当該ルーチン(図19)を開始すると、まず、
柄間隔誤差Δdnの算出処理(S900)を行なう。柄
間隔誤差Δdnは、ステップS330,S400,S5
00のいずれかの処理で検出された第1検出位置での柄
ズレ量d1nと、柄ズレ量d1nと同時に検出される第
2の検出位置での柄ズレ量d2nとの差として求められ
る。
図19のフローチャートにしたがって説明する。CPU
163は当該ルーチン(図19)を開始すると、まず、
柄間隔誤差Δdnの算出処理(S900)を行なう。柄
間隔誤差Δdnは、ステップS330,S400,S5
00のいずれかの処理で検出された第1検出位置での柄
ズレ量d1nと、柄ズレ量d1nと同時に検出される第
2の検出位置での柄ズレ量d2nとの差として求められ
る。
【0047】次に、柄間隔誤差Δdnの絶対値が0.5
mmより大きいか否かを判断する(S910)。柄間隔
誤差Δdnの絶対値が0.5mm以下であると判断した
場合は、次に、柄間隔誤差補正をしていたか否かを判断
する(ステップS920)。柄間隔誤差補正をしていな
いと判断した場合、上下の加工布87,88に柄間隔誤
差が存在しないとして、「RETURN」に抜け本ルー
チンを一旦終了する。この後、CPU163はメインル
ーチンである柄合わせ制御ルーチン(図12)のステッ
プS380に進み、柄ズレ量d1nに応じてステップモ
ータ55を駆動し、上送り量の変更制御を行なう。そし
て、制御回数Kをインクリメントして(ステップS39
0)、既述したステップS270(図11)に戻る。な
お、上記柄間隔誤差補正については後述する。
mmより大きいか否かを判断する(S910)。柄間隔
誤差Δdnの絶対値が0.5mm以下であると判断した
場合は、次に、柄間隔誤差補正をしていたか否かを判断
する(ステップS920)。柄間隔誤差補正をしていな
いと判断した場合、上下の加工布87,88に柄間隔誤
差が存在しないとして、「RETURN」に抜け本ルー
チンを一旦終了する。この後、CPU163はメインル
ーチンである柄合わせ制御ルーチン(図12)のステッ
プS380に進み、柄ズレ量d1nに応じてステップモ
ータ55を駆動し、上送り量の変更制御を行なう。そし
て、制御回数Kをインクリメントして(ステップS39
0)、既述したステップS270(図11)に戻る。な
お、上記柄間隔誤差補正については後述する。
【0048】一方、ステップS910において柄間隔誤
差Δdnの絶対値が0.5mmより大きいと判断した場
合、補正すべき柄間隔誤差Δdnが存在するとして、ス
テップS930以降の処理に進む。ステップS930に
おいては、次述する柄間隔誤差補正開始ポイントを算出
したか否かを判断する。算出していない場合には、補正
開始ポイントを算出する(S940)。柄間隔誤差補正
ポイントは、第1検出位置と針落ち間にある距離を考慮
して柄間隔誤差補正を行なうタイミング(遅延時間)を
決定する値である。補正開始ポイントの算出は第1・第
2検出位置の柄ズレ量演算時間、縫製速度、第1検出位
置と針落ち間との距離に基づいて行なわれる。なお、ス
テップS930において柄間隔誤差補正開始ポイントを
算出していると判断した場合は、ステップS940はス
キップする。
差Δdnの絶対値が0.5mmより大きいと判断した場
合、補正すべき柄間隔誤差Δdnが存在するとして、ス
テップS930以降の処理に進む。ステップS930に
おいては、次述する柄間隔誤差補正開始ポイントを算出
したか否かを判断する。算出していない場合には、補正
開始ポイントを算出する(S940)。柄間隔誤差補正
ポイントは、第1検出位置と針落ち間にある距離を考慮
して柄間隔誤差補正を行なうタイミング(遅延時間)を
決定する値である。補正開始ポイントの算出は第1・第
2検出位置の柄ズレ量演算時間、縫製速度、第1検出位
置と針落ち間との距離に基づいて行なわれる。なお、ス
テップS930において柄間隔誤差補正開始ポイントを
算出していると判断した場合は、ステップS940はス
キップする。
【0049】次に、柄間隔誤差補正開始ポイント(遅延
時間)に到達したか否かを判断する(S950)。開始
ポイントに到達するまでは、柄間隔誤差補正を行なうと
決定した加工布の部分が針落下点に到達していないので
あるから、本ルーチンを一旦終了する。
時間)に到達したか否かを判断する(S950)。開始
ポイントに到達するまでは、柄間隔誤差補正を行なうと
決定した加工布の部分が針落下点に到達していないので
あるから、本ルーチンを一旦終了する。
【0050】これに対して、柄間隔誤差補正開始ポイン
トに到達したと判断した場合(S950)、次に、補正
用柄間隔誤差Δdanを算出する(S960)。補正用
柄間隔誤差Δdanは、制御回数kに対応する柄間隔誤
差Δdnと、そのデータより過去2回分遡ったデータで
ある柄間隔誤差Δdn−2,Δdn−1との平均値を求
め、求めた平均値に定数αを乗算して得られる。
トに到達したと判断した場合(S950)、次に、補正
用柄間隔誤差Δdanを算出する(S960)。補正用
柄間隔誤差Δdanは、制御回数kに対応する柄間隔誤
差Δdnと、そのデータより過去2回分遡ったデータで
ある柄間隔誤差Δdn−2,Δdn−1との平均値を求
め、求めた平均値に定数αを乗算して得られる。
【0051】次に、第1検出位置での柄ズレ量d1nよ
り上記補正用柄間隔誤差Δdanを減算し、減算した値
を真の柄ズレ量として第1検出位置での柄ズレ量d1n
にセットする(ステップS970)。そして、「RET
URN」に抜けて本ルーチンを一旦終了する。
り上記補正用柄間隔誤差Δdanを減算し、減算した値
を真の柄ズレ量として第1検出位置での柄ズレ量d1n
にセットする(ステップS970)。そして、「RET
URN」に抜けて本ルーチンを一旦終了する。
【0052】以上のようにして柄間隔誤差Δdnの絶対
値が0.5mmより大きい場合は(S910)、真の柄
ズレ量d1nを算出する(S970)。この結果、大き
な値である柄ズレ量d1nに応じた上送り量の変更制御
(図12:S380)が実行される。
値が0.5mmより大きい場合は(S910)、真の柄
ズレ量d1nを算出する(S970)。この結果、大き
な値である柄ズレ量d1nに応じた上送り量の変更制御
(図12:S380)が実行される。
【0053】こうして上送り量の変更制御(S380)
を繰り返していくと、柄間隔誤差Δdnが解消していく
。すると、前記ステップS910において柄間隔誤差Δ
dnの絶対値が0.5mm以下と判断するに至る。この
場合、次のステップS920において柄間隔誤差補正を
していたと判断し、続いて、柄間隔補佐補正終了ポイン
トを算出していたか否かを判断する(S980)。はじ
めは柄間隔誤差補正終了ポイントを算出していないと判
断し(S980)、柄間隔誤差補正終了ポイントを算出
する(S990)。柄間隔誤差補正終了ポイントは、柄
間隔誤差補正開始ポイントと同様に第1検出位置と針落
ち間との距離を考慮するためのもので、柄間隔誤差補正
を終了するタイミング(遅延時間)を決定する。柄間隔
誤差補正終了ポイントの算出は、第1・第2検出位置の
柄ズレ量演算時間、縫製速度、第1検出位置と針落ち間
との距離に基づいて行なわれる。尚、柄間隔誤差補正終
了ポイントを算出していたと判断した場合(S980)
は、上記ステップS990の処理をスキップする。
を繰り返していくと、柄間隔誤差Δdnが解消していく
。すると、前記ステップS910において柄間隔誤差Δ
dnの絶対値が0.5mm以下と判断するに至る。この
場合、次のステップS920において柄間隔誤差補正を
していたと判断し、続いて、柄間隔補佐補正終了ポイン
トを算出していたか否かを判断する(S980)。はじ
めは柄間隔誤差補正終了ポイントを算出していないと判
断し(S980)、柄間隔誤差補正終了ポイントを算出
する(S990)。柄間隔誤差補正終了ポイントは、柄
間隔誤差補正開始ポイントと同様に第1検出位置と針落
ち間との距離を考慮するためのもので、柄間隔誤差補正
を終了するタイミング(遅延時間)を決定する。柄間隔
誤差補正終了ポイントの算出は、第1・第2検出位置の
柄ズレ量演算時間、縫製速度、第1検出位置と針落ち間
との距離に基づいて行なわれる。尚、柄間隔誤差補正終
了ポイントを算出していたと判断した場合(S980)
は、上記ステップS990の処理をスキップする。
【0054】次に、柄間隔誤差補正終了ポイント(遅延
時間)に到達したか否かを判断し(S1000)、到達
していない場合は、柄間隔誤差補正を継続するとして、
ステップS960に移行して、既述したように補正用柄
間隔誤差Δdanを算出する(S960)と共に、真の
柄ズレ量d1nを求める(S970)。したがって、柄
間隔誤差の補正をした真の柄ズレ量d1nを算出しなが
ら縫製作業が進む。
時間)に到達したか否かを判断し(S1000)、到達
していない場合は、柄間隔誤差補正を継続するとして、
ステップS960に移行して、既述したように補正用柄
間隔誤差Δdanを算出する(S960)と共に、真の
柄ズレ量d1nを求める(S970)。したがって、柄
間隔誤差の補正をした真の柄ズレ量d1nを算出しなが
ら縫製作業が進む。
【0055】こうするうちにステップS1000におい
て柄間隔誤差補正終了ポイントに到達したと判断すると
、柄間隔誤差が存在する部分についての柄合わせ縫製が
終了したとして、本ルーチンを終了し、既述したように
柄ズレ量d1nに応じて上送り量の変更制御(S380
)を実行する。
て柄間隔誤差補正終了ポイントに到達したと判断すると
、柄間隔誤差が存在する部分についての柄合わせ縫製が
終了したとして、本ルーチンを終了し、既述したように
柄ズレ量d1nに応じて上送り量の変更制御(S380
)を実行する。
【0056】以上説明した処理をまとめると、一対の加
工布87,88の各々に対し、送り方向に相前後する第
1検出位置および第2検出位置で同時に加工布87,8
8の柄の位置を検出する。そして、2箇所で検出した柄
の位置情報に基づいて、柄ズレ量d1n,d2nを演算
する(S370)。演算した柄ズレ量d1n,d2nは
、柄という視点からみても各加工布87,88の相対的
な位置関係をほぼ示している。次に、柄ズレ量d1n,
d2nに基づいて、柄間隔誤差Δdnを演算する(S9
00)。柄間隔誤差Δdnは柄ズレ量d1n,d2nの
大きさを違えるから、柄ズレ量d1n,d2nに基づい
て柄間隔誤差Δdnが演算できる。そして、演算した柄
間隔誤差Δdnの絶対値が0.5mmより大きい場合、
補正が必要として、補正に適した補正用柄間隔誤差Δd
anを算出する(S960)。次に、補正用柄間隔誤差
Δdanに基づいて真の柄ズレ量d1nを演算する(S
970)。真の柄ズレ量d1nは、柄間隔誤差Δdnの
影響を排除した各加工布87,88の真の相対的な位置
関係を示している。この結果、柄間隔誤差Δdnが大き
い場合、柄間隔誤差Δdnの影響を排除した真の柄ズレ
量d1nに基づき、柄間隔誤差を補正する柄合わせ縫製
が実行される。
工布87,88の各々に対し、送り方向に相前後する第
1検出位置および第2検出位置で同時に加工布87,8
8の柄の位置を検出する。そして、2箇所で検出した柄
の位置情報に基づいて、柄ズレ量d1n,d2nを演算
する(S370)。演算した柄ズレ量d1n,d2nは
、柄という視点からみても各加工布87,88の相対的
な位置関係をほぼ示している。次に、柄ズレ量d1n,
d2nに基づいて、柄間隔誤差Δdnを演算する(S9
00)。柄間隔誤差Δdnは柄ズレ量d1n,d2nの
大きさを違えるから、柄ズレ量d1n,d2nに基づい
て柄間隔誤差Δdnが演算できる。そして、演算した柄
間隔誤差Δdnの絶対値が0.5mmより大きい場合、
補正が必要として、補正に適した補正用柄間隔誤差Δd
anを算出する(S960)。次に、補正用柄間隔誤差
Δdanに基づいて真の柄ズレ量d1nを演算する(S
970)。真の柄ズレ量d1nは、柄間隔誤差Δdnの
影響を排除した各加工布87,88の真の相対的な位置
関係を示している。この結果、柄間隔誤差Δdnが大き
い場合、柄間隔誤差Δdnの影響を排除した真の柄ズレ
量d1nに基づき、柄間隔誤差を補正する柄合わせ縫製
が実行される。
【0057】なお、以上説明した構成において、CPU
163が実行する明度演算サブルーチン(図13)が目
印ずれ量演算手段を実現し、ズレ量の演算処理ルーチン
(図16)の主にステップS900,S960の処理が
目印間隔誤差演算手段を実現する。
163が実行する明度演算サブルーチン(図13)が目
印ずれ量演算手段を実現し、ズレ量の演算処理ルーチン
(図16)の主にステップS900,S960の処理が
目印間隔誤差演算手段を実現する。
【0058】次に、掛かり具合いの検出機能について説
明する。まず、掛かり具合いを求めようとする一対の生
地を重ね合わせてミシンにセットする。そして、例えば
、図示しない掛かり具合い検出スイッチの操作などを通
して掛かり具合い検出機能の開始を指示する。
明する。まず、掛かり具合いを求めようとする一対の生
地を重ね合わせてミシンにセットする。そして、例えば
、図示しない掛かり具合い検出スイッチの操作などを通
して掛かり具合い検出機能の開始を指示する。
【0059】こうして掛かり具合いの検出機能の開始が
指示されると、CPU163は柄間隔誤差および生地の
掛かり具合いを演算する処理ルーチン(図15〜18)
を起動する。
指示されると、CPU163は柄間隔誤差および生地の
掛かり具合いを演算する処理ルーチン(図15〜18)
を起動する。
【0060】まず、図15に示すように、適当に上送り
歯圧力や押え圧力を設定して決めた上送り量X1にてミ
シンを運転する処理を実行する(S600)。次に、柄
間隔誤差を考慮してズレ量を演算する処理(S610)
を行なう。つまり、前述したズレ量の演算処理ルーチン
(図19)を実行する。これにより既述した処理を経て
、第1検出位置における一対の加工布どうしの間の柄ズ
レであって、柄間隔誤差を補正した真の柄ズレ量d1n
を演算する。次に、演算した柄ズレ量d1nを変数dA
1にセットする(S620)。
歯圧力や押え圧力を設定して決めた上送り量X1にてミ
シンを運転する処理を実行する(S600)。次に、柄
間隔誤差を考慮してズレ量を演算する処理(S610)
を行なう。つまり、前述したズレ量の演算処理ルーチン
(図19)を実行する。これにより既述した処理を経て
、第1検出位置における一対の加工布どうしの間の柄ズ
レであって、柄間隔誤差を補正した真の柄ズレ量d1n
を演算する。次に、演算した柄ズレ量d1nを変数dA
1にセットする(S620)。
【0061】この後、所定距離例えば10cm縫製する
まで待ち(S630)、10cm縫製すると、再び柄間
隔誤差を考慮してズレ量を演算する処理(S640)を
行なう。前述したズレ量の演算処理ルーチン(図19)
を実行して、10cm縫製後の第1検出位置における一
対の加工布どうしの柄ズレであって、柄間隔誤差を補正
した真の柄ズレ量d1nを演算する。次に、ズレ量の変
化量dwを演算する(S650)。ズレの変化量dwは
10cm縫製前のズレ量dA1から、10cm縫製後の
ズレ量d1nを減算することにより得られる。そして、
算出したズレ量の変化量dwを変数Y1にセットする(
S660)。
まで待ち(S630)、10cm縫製すると、再び柄間
隔誤差を考慮してズレ量を演算する処理(S640)を
行なう。前述したズレ量の演算処理ルーチン(図19)
を実行して、10cm縫製後の第1検出位置における一
対の加工布どうしの柄ズレであって、柄間隔誤差を補正
した真の柄ズレ量d1nを演算する。次に、ズレ量の変
化量dwを演算する(S650)。ズレの変化量dwは
10cm縫製前のズレ量dA1から、10cm縫製後の
ズレ量d1nを減算することにより得られる。そして、
算出したズレ量の変化量dwを変数Y1にセットする(
S660)。
【0062】これまでの処理の過程を図24に模式的に
示す。図24は上送り量とズレ量の変化量との関係をグ
ラフにしたものである。以上の処理により上送り量X1
でのズレ量の変化量Y1が得られる。
示す。図24は上送り量とズレ量の変化量との関係をグ
ラフにしたものである。以上の処理により上送り量X1
でのズレ量の変化量Y1が得られる。
【0063】次に、上送り歯圧力や押え圧力の設定を変
えて、上送り量X1から上送り量X2に変更し、上送り
量X2にてミシンを運転する処理を実行する(S670
)。そして、柄間隔誤差を考慮してズレ量を演算する処
理(S680)を行なう。ズレ量の演算処理ルーチン(
図19)の実行により、上送り量X2という条件での第
1検出位置における一対の加工布どうしの柄ズレであっ
て、柄間隔誤差を補正した真の柄ズレ量d1nを演算す
る。
えて、上送り量X1から上送り量X2に変更し、上送り
量X2にてミシンを運転する処理を実行する(S670
)。そして、柄間隔誤差を考慮してズレ量を演算する処
理(S680)を行なう。ズレ量の演算処理ルーチン(
図19)の実行により、上送り量X2という条件での第
1検出位置における一対の加工布どうしの柄ズレであっ
て、柄間隔誤差を補正した真の柄ズレ量d1nを演算す
る。
【0064】次に、演算した柄ズレ量d1nを変数dB
1にセットする(S690)。続いて、10cm縫製す
るまで待ち(S700)、10cm縫製すると、再び柄
間隔誤差を考慮してズレ量を演算する処理(S710)
を行なう。ズレ量の演算処理ルーチン(図19)の実行
により、上送り量X2という条件のもとで10cm縫製
後の、第1検出位置における一対の加工布どうしの柄ズ
レであって、柄間隔誤差を補正した真の柄ズレ量d1n
を演算する。
1にセットする(S690)。続いて、10cm縫製す
るまで待ち(S700)、10cm縫製すると、再び柄
間隔誤差を考慮してズレ量を演算する処理(S710)
を行なう。ズレ量の演算処理ルーチン(図19)の実行
により、上送り量X2という条件のもとで10cm縫製
後の、第1検出位置における一対の加工布どうしの柄ズ
レであって、柄間隔誤差を補正した真の柄ズレ量d1n
を演算する。
【0065】次に、ズレ量の変化量dwを演算する(S
720)。ズレの変化量dwは10cm縫製前のズレ量
dB1から、10cm縫製後のズレ量d1nを減算する
ことで得られる。そして、算出したズレの変化量dwを
変数Y2にセットする(S730)。以上の処理により
、今度は図24において、上送り量X2でのズレ量の変
化量Y2が得られる。
720)。ズレの変化量dwは10cm縫製前のズレ量
dB1から、10cm縫製後のズレ量d1nを減算する
ことで得られる。そして、算出したズレの変化量dwを
変数Y2にセットする(S730)。以上の処理により
、今度は図24において、上送り量X2でのズレ量の変
化量Y2が得られる。
【0066】そして、求めた上送り量X1でのズレ量の
変化量Y1と、上送り量X2でのスレ量の変化量Y2と
を下式 X3=(X1・Y2−X2・Y1)/(X1−X2)に
代入し、ズレ量の変化量dwを値零(Y3=0)にする
適正送り量X3を求める(S740)。つまり、図24
に示すように、上送り量X1でのズレ量の変化量Y1と
、上送り量X2でのズレ量の変化量Y2との2点を直線
で結んだ線上にある、ズレ量の変化量dwを値零(Y3
=0)にする上送り量X3を求める。
変化量Y1と、上送り量X2でのスレ量の変化量Y2と
を下式 X3=(X1・Y2−X2・Y1)/(X1−X2)に
代入し、ズレ量の変化量dwを値零(Y3=0)にする
適正送り量X3を求める(S740)。つまり、図24
に示すように、上送り量X1でのズレ量の変化量Y1と
、上送り量X2でのズレ量の変化量Y2との2点を直線
で結んだ線上にある、ズレ量の変化量dwを値零(Y3
=0)にする上送り量X3を求める。
【0067】次に、図17に示すように、Y1の絶対値
がY2の絶対値以上か否かを判断し(S750)、「Y
ES」と判断すれば、続いてY1が値零以上か否かを判
断する(S760)。「NO」と判断すれば、続いてY
2が値零以上か否かを判断する(S780)。ステップ
S760でY1が値零以上であり「YES」と判断した
場合、あるいはステップS780でY2が値零以上であ
る「YES」と判断した場合、ステップS740で算出
したX3から正の定数Sを減算した値をX4にセットす
る処理を行なう(S770)。これに対して、ステップ
S760でY1が値零より小さく「NO」と判断した場
合、あるいはステップS780でY2が値零より小さく
「NO」と判断した場合、ステップS740で算出した
X3に正の定数Sを加算した値をX4にセットする処理
(S790)を行なう。
がY2の絶対値以上か否かを判断し(S750)、「Y
ES」と判断すれば、続いてY1が値零以上か否かを判
断する(S760)。「NO」と判断すれば、続いてY
2が値零以上か否かを判断する(S780)。ステップ
S760でY1が値零以上であり「YES」と判断した
場合、あるいはステップS780でY2が値零以上であ
る「YES」と判断した場合、ステップS740で算出
したX3から正の定数Sを減算した値をX4にセットす
る処理を行なう(S770)。これに対して、ステップ
S760でY1が値零より小さく「NO」と判断した場
合、あるいはステップS780でY2が値零より小さく
「NO」と判断した場合、ステップS740で算出した
X3に正の定数Sを加算した値をX4にセットする処理
(S790)を行なう。
【0068】上述のように定数Sを減算(S770)ま
たは加算(S790)するのは、以下の理由による。例
えば図24においては、X2と適正送り量X3との大き
な間隔に比べて、X1と適正送り量X3との間隔は小さ
い。このため、いせ込み側の掛かり具合いαに関しては
X2とX3との関係から後述するように高い精度で求め
ることができるが、単にX1とX3との関係から伸ばし
側の掛かり具合いβを求めるのでは精度が落ちてしまう
。そこで、上記ステップS750〜S790では、適正
送り量X3を基準としたX1,X2のちらばりの程度を
判断し、ちらばりが小さい側の値(図24ではX1)に
は定数Sを加減するオフセット処理をすることで、ちら
ばりが小さいことを補い、後述するようにして高い精度
の掛かり具合いを求めるのである。
たは加算(S790)するのは、以下の理由による。例
えば図24においては、X2と適正送り量X3との大き
な間隔に比べて、X1と適正送り量X3との間隔は小さ
い。このため、いせ込み側の掛かり具合いαに関しては
X2とX3との関係から後述するように高い精度で求め
ることができるが、単にX1とX3との関係から伸ばし
側の掛かり具合いβを求めるのでは精度が落ちてしまう
。そこで、上記ステップS750〜S790では、適正
送り量X3を基準としたX1,X2のちらばりの程度を
判断し、ちらばりが小さい側の値(図24ではX1)に
は定数Sを加減するオフセット処理をすることで、ちら
ばりが小さいことを補い、後述するようにして高い精度
の掛かり具合いを求めるのである。
【0069】X4を求めると、次に、上送り歯圧力や押
え圧力の設定を変えて、上送り量を値X4にしてミシン
を運転する処理を実行する(S800)。そして、柄間
隔誤差を考慮してズレ量を演算する処理(S810)を
行なう。つまりズレ量の演算処理ルーチン(図19)の
実行により、上送り量X4という条件での第1検出位置
における一対の加工布どうしの柄ズレであって、柄間隔
誤差を補正した真の柄ズレ量d1nを演算する。演算し
た柄ズレ量d1nは変数dD1にセットする(S820
)。
え圧力の設定を変えて、上送り量を値X4にしてミシン
を運転する処理を実行する(S800)。そして、柄間
隔誤差を考慮してズレ量を演算する処理(S810)を
行なう。つまりズレ量の演算処理ルーチン(図19)の
実行により、上送り量X4という条件での第1検出位置
における一対の加工布どうしの柄ズレであって、柄間隔
誤差を補正した真の柄ズレ量d1nを演算する。演算し
た柄ズレ量d1nは変数dD1にセットする(S820
)。
【0070】続いて、10cm縫製するまで待ち(S8
30)、10cm縫製すると、再び柄間隔誤差を考慮し
てズレ量を演算する処理(S840)を行なう。ズレ量
の演算処理ルーチン(図19)の実行により、上送り量
X4という条件のもとで10cm縫製後の、第1検出位
置における一対の加工布どうしの柄ズレであって、柄間
隔誤差を補正した真の柄ズレ量d1nを演算する。
30)、10cm縫製すると、再び柄間隔誤差を考慮し
てズレ量を演算する処理(S840)を行なう。ズレ量
の演算処理ルーチン(図19)の実行により、上送り量
X4という条件のもとで10cm縫製後の、第1検出位
置における一対の加工布どうしの柄ズレであって、柄間
隔誤差を補正した真の柄ズレ量d1nを演算する。
【0071】次に、ズレ量の変化量dwを演算する(S
850)。ズレの変化量dwは10cm縫製前のズレ量
dD1から、10cm縫製後のズレ量d1nを減算する
ことで得られる。そして、図18に示すように、算出し
たズレの変化量dwを変数Y4にセットする(S860
)。以上の処理により、今度は図24において、上送り
量X4でのズレ量の変化量Y4が得られる。
850)。ズレの変化量dwは10cm縫製前のズレ量
dD1から、10cm縫製後のズレ量d1nを減算する
ことで得られる。そして、図18に示すように、算出し
たズレの変化量dwを変数Y4にセットする(S860
)。以上の処理により、今度は図24において、上送り
量X4でのズレ量の変化量Y4が得られる。
【0072】以上の処理を経て、4対の上送り量Xとズ
レ量の変化量Yとのデータ(X1,Y1),(X2,Y
2),(X3,Y3),(X4,Y4)が得られると、
これら4対のデータに基づいて、いせ込み側での掛かり
具合いαと、伸ばし側での掛かり具合いβを演算する処
理(S870)を実行し、「RETURN」に抜けて本
ルーチンを一旦終了する。いせ込み側での掛かり具合い
αと伸ばし側での掛かり具合いβは、図24に示すよう
に、上送り量X3で値零のズレ量の変化量Y3の座標点
を基準にして、いせ込み側と伸ばし側のそれぞれの側に
上記対のデータに基づいて引いた直線l1,l2の傾き
である。直線は最小二乗法を用いて求められる。
レ量の変化量Yとのデータ(X1,Y1),(X2,Y
2),(X3,Y3),(X4,Y4)が得られると、
これら4対のデータに基づいて、いせ込み側での掛かり
具合いαと、伸ばし側での掛かり具合いβを演算する処
理(S870)を実行し、「RETURN」に抜けて本
ルーチンを一旦終了する。いせ込み側での掛かり具合い
αと伸ばし側での掛かり具合いβは、図24に示すよう
に、上送り量X3で値零のズレ量の変化量Y3の座標点
を基準にして、いせ込み側と伸ばし側のそれぞれの側に
上記対のデータに基づいて引いた直線l1,l2の傾き
である。直線は最小二乗法を用いて求められる。
【0073】以上説明したように、この柄合わせミシン
によれば掛かり具合いを自動的に検出できるという効果
を奏する。 (第2実施例)図25に第2実施例の電子制御装置を示
す。前述の第1実施例と同じ構成については同じ符号を
付している。この電子制御装置は、CPU163等にバ
スを介して接続される3個の駆動回路240,241,
242を備える。各駆動回路240,241,242は
それぞれ表示灯(1)243、表示灯(2)244、表
示灯(3)245を指令に応じて点滅させる。
によれば掛かり具合いを自動的に検出できるという効果
を奏する。 (第2実施例)図25に第2実施例の電子制御装置を示
す。前述の第1実施例と同じ構成については同じ符号を
付している。この電子制御装置は、CPU163等にバ
スを介して接続される3個の駆動回路240,241,
242を備える。各駆動回路240,241,242は
それぞれ表示灯(1)243、表示灯(2)244、表
示灯(3)245を指令に応じて点滅させる。
【0074】また、ROM165には、図26のグラフ
に相当する関数あるいはテーブルが格納されている。図
26は掛かり具合いの適否関係を示すグラフである。い
せ込み側の掛かり具合いαと伸ばし側の掛かり具合いβ
が適正であるか否かは、図26において、いせ込み側と
伸ばし側のそれぞれに引かれる直線(その傾きが掛かり
具合いα,βを示す)が図示した斜線領域内に収まるか
否かに等しい。例えば直線Aは斜線領域内に収まってい
るから、直線Aの傾きをもつ掛かり具合いα,βは適正
であることが判る。直線B,Cのように斜線領域を外れ
る掛かり具合いは適正でないことが判る。また、直線B
のように傾きが大きいと、掛かり過ぎであることが判る
。直線Cのように傾きが小さいと、掛かりが悪いことが
判る。電子制御装置のROM165(図25)には、こ
の図26のグラフに相当するテーブルと、テーブルを参
照して掛かり具合いが適正か否かを判断する掛かり具合
い適否判断処理ルーチンのプログラムが格納されている
。なお、他の構成は第1実施例の構成と実質的に同じで
あるから説明を省略する。
に相当する関数あるいはテーブルが格納されている。図
26は掛かり具合いの適否関係を示すグラフである。い
せ込み側の掛かり具合いαと伸ばし側の掛かり具合いβ
が適正であるか否かは、図26において、いせ込み側と
伸ばし側のそれぞれに引かれる直線(その傾きが掛かり
具合いα,βを示す)が図示した斜線領域内に収まるか
否かに等しい。例えば直線Aは斜線領域内に収まってい
るから、直線Aの傾きをもつ掛かり具合いα,βは適正
であることが判る。直線B,Cのように斜線領域を外れ
る掛かり具合いは適正でないことが判る。また、直線B
のように傾きが大きいと、掛かり過ぎであることが判る
。直線Cのように傾きが小さいと、掛かりが悪いことが
判る。電子制御装置のROM165(図25)には、こ
の図26のグラフに相当するテーブルと、テーブルを参
照して掛かり具合いが適正か否かを判断する掛かり具合
い適否判断処理ルーチンのプログラムが格納されている
。なお、他の構成は第1実施例の構成と実質的に同じで
あるから説明を省略する。
【0075】上記構成の柄合わせミシンでは、第1実施
例で説明したようにしていせ込み側の掛かり具合いαと
、伸ばし側の掛かり具合いβとが検出されると、掛かり
具合い適否判断処理ルーチンを実行して、以下のように
掛かり具合いα,βの適否を表示灯243,244,2
45で報知する。まず、検出した掛かり具合いα,βを
、図26のグラフに相当するROM165内のテーブル
に照らす。そして、掛かり具合いα,βにかかる直線が
、図26の直線Aのように斜線領域内に収まるか否かを
判断する。収まる場合は掛かり具合いα,βが適正であ
るとして、適正であることを示す表示灯(2)244を
点灯させる。
例で説明したようにしていせ込み側の掛かり具合いαと
、伸ばし側の掛かり具合いβとが検出されると、掛かり
具合い適否判断処理ルーチンを実行して、以下のように
掛かり具合いα,βの適否を表示灯243,244,2
45で報知する。まず、検出した掛かり具合いα,βを
、図26のグラフに相当するROM165内のテーブル
に照らす。そして、掛かり具合いα,βにかかる直線が
、図26の直線Aのように斜線領域内に収まるか否かを
判断する。収まる場合は掛かり具合いα,βが適正であ
るとして、適正であることを示す表示灯(2)244を
点灯させる。
【0076】これに対して、掛かり具合いα,βにかか
る直線が図26の斜線領域内にないと判断した場合は、
次に直線の傾きが大きく図26の直線Bのように斜線領
域を外れるか、あるいは直線の傾きが小さく図26の直
線Cのように斜線領域を外れるか、そのいずれであるか
を判断する。その結果、直線の傾きが直線Bのように大
きいと判断した場合は、掛かり過ぎることを示す表示灯
(1)243を点灯させる。使用者は表示灯(1)24
3の点灯をみて、掛かり過ぎることを知り、上送り歯圧
力のかけ過ぎや、押え圧力の不足を是正する。
る直線が図26の斜線領域内にないと判断した場合は、
次に直線の傾きが大きく図26の直線Bのように斜線領
域を外れるか、あるいは直線の傾きが小さく図26の直
線Cのように斜線領域を外れるか、そのいずれであるか
を判断する。その結果、直線の傾きが直線Bのように大
きいと判断した場合は、掛かり過ぎることを示す表示灯
(1)243を点灯させる。使用者は表示灯(1)24
3の点灯をみて、掛かり過ぎることを知り、上送り歯圧
力のかけ過ぎや、押え圧力の不足を是正する。
【0077】また、直線の傾きが直線Cのよう小さいと
判断した場合は、掛かりにくいことを示す表示灯(3)
245を点灯させる。使用者は、表示灯(3)245の
点灯をみて、掛かりが悪いことを知り、上送り歯圧力の
不足や、押え圧力のかけ過ぎを是正する。
判断した場合は、掛かりにくいことを示す表示灯(3)
245を点灯させる。使用者は、表示灯(3)245の
点灯をみて、掛かりが悪いことを知り、上送り歯圧力の
不足や、押え圧力のかけ過ぎを是正する。
【0078】以上説明した柄合わせミシンによれば、3
個の表示灯243,244,245の点滅により、掛か
り具合いの適否だけでなく、掛かり具合いが適正でない
場合は修正の方向をも示すから、使用者は極めて簡単に
適正な掛かり具合いに調整できるという優れた効果を奏
する。 (第3実施例)図27に第3実施例の電子制御装置を示
す。前述の第1実施例と同じ構成については同じ符号を
付している。この電子制御装置は、CPU163等にバ
スを介して接続される4個の駆動回路250,251,
252,253を備える。駆動回路250,251はそ
れぞれ表示灯(1)254、表示灯(2)255を点滅
させる。表示灯(1)254と表示灯(2)255とは
前述の第2実施例における表示灯(1)243と表示灯
(3)245と同様に掛かり具合いの修正の方向を示す
。駆動回路252,253はそれぞれステップモータ2
56,257を駆動する。ステップモータ256,25
7は上送り歯圧力と押え圧力とを自動的に変更するアク
チュエータである。
個の表示灯243,244,245の点滅により、掛か
り具合いの適否だけでなく、掛かり具合いが適正でない
場合は修正の方向をも示すから、使用者は極めて簡単に
適正な掛かり具合いに調整できるという優れた効果を奏
する。 (第3実施例)図27に第3実施例の電子制御装置を示
す。前述の第1実施例と同じ構成については同じ符号を
付している。この電子制御装置は、CPU163等にバ
スを介して接続される4個の駆動回路250,251,
252,253を備える。駆動回路250,251はそ
れぞれ表示灯(1)254、表示灯(2)255を点滅
させる。表示灯(1)254と表示灯(2)255とは
前述の第2実施例における表示灯(1)243と表示灯
(3)245と同様に掛かり具合いの修正の方向を示す
。駆動回路252,253はそれぞれステップモータ2
56,257を駆動する。ステップモータ256,25
7は上送り歯圧力と押え圧力とを自動的に変更するアク
チュエータである。
【0079】図28,29に上押え歯圧力と押え圧力と
をステップモータ256,257で調整するための機械
的構造を示す。まず、ステップモータ257の駆動によ
り、布押え足89の押え圧力の自動調整を行なう構造を
説明する。ステップモータ257の出力軸にはプーリ2
67が固定される。プーリ267はタイミングベルト2
68を介してプーリ269と接続される。プーリ269
は押え調節ねじ260の回転軸に固定されている。押え
調節ねじ260は布押え足89に押え圧力を付与する押
えばねの圧縮長さを調整するねじである。したがって、
ステップモータ257を所定角度回転し、押え調節ねじ
260を所定量回転させることにより、押えばねの圧縮
長さが変わって布押え足89に発生する押え圧力が調整
される。
をステップモータ256,257で調整するための機械
的構造を示す。まず、ステップモータ257の駆動によ
り、布押え足89の押え圧力の自動調整を行なう構造を
説明する。ステップモータ257の出力軸にはプーリ2
67が固定される。プーリ267はタイミングベルト2
68を介してプーリ269と接続される。プーリ269
は押え調節ねじ260の回転軸に固定されている。押え
調節ねじ260は布押え足89に押え圧力を付与する押
えばねの圧縮長さを調整するねじである。したがって、
ステップモータ257を所定角度回転し、押え調節ねじ
260を所定量回転させることにより、押えばねの圧縮
長さが変わって布押え足89に発生する押え圧力が調整
される。
【0080】また、押え調節ねじ260の脇には押え調
節ねじ260の高さを検出するピン270が配置される
。ピン270を介して押え調節ねじ260の位置をポテ
ンショメータ271で検出する構成とすることにより、
押え調節ねじ269の位置に基づいて押え圧力を検出で
きるようにされている。
節ねじ260の高さを検出するピン270が配置される
。ピン270を介して押え調節ねじ260の位置をポテ
ンショメータ271で検出する構成とすることにより、
押え調節ねじ269の位置に基づいて押え圧力を検出で
きるようにされている。
【0081】他方のステップモータ256は上送り歯3
0の送り歯圧力の調整を行なう。即ち、ステップモータ
256の出力軸にはプーリ272が固定される。プーリ
272はタイミングベルト273を介してプーリ274
に接続される。プーリ274は上送り調節軸275に固
定されている。上送り調節軸275は図示しない上押え
調節ねじを回転させる。上押え調節ねじは、上送り歯3
0に上押え押しピンを介して送り歯圧力を付与する上押
え圧調節ばねの圧縮長さを調節する。したがって、ステ
ップモータ256を所定角度回転し上押え調節ねじを所
定量回転することにより、上押え圧調節ばねの圧縮長さ
が変わり、上送り歯30の送り歯圧力が調整される。な
お、送り歯圧力は、原点位置を出力する原点スイッチ2
77からのドク276の距離、つまりステップモータ2
56の回転角で検出できる構成にされている。
0の送り歯圧力の調整を行なう。即ち、ステップモータ
256の出力軸にはプーリ272が固定される。プーリ
272はタイミングベルト273を介してプーリ274
に接続される。プーリ274は上送り調節軸275に固
定されている。上送り調節軸275は図示しない上押え
調節ねじを回転させる。上押え調節ねじは、上送り歯3
0に上押え押しピンを介して送り歯圧力を付与する上押
え圧調節ばねの圧縮長さを調節する。したがって、ステ
ップモータ256を所定角度回転し上押え調節ねじを所
定量回転することにより、上押え圧調節ばねの圧縮長さ
が変わり、上送り歯30の送り歯圧力が調整される。な
お、送り歯圧力は、原点位置を出力する原点スイッチ2
77からのドク276の距離、つまりステップモータ2
56の回転角で検出できる構成にされている。
【0082】なお、他の構成は、第2実施例と同じ構成
であるので説明を省略する。上記構成においては、第2
実施例において説明したように掛かり具合いα,βが検
出されると、ROM165に格納されている掛かり具合
い自動調整処理ルーチンを起動して以下のように掛かり
具合いα,βを自動調整する。まず、第2実施例で説明
したようにして、検出された掛かり具合いα,βが適正
か(図26の直線Aの領域内)、掛かり過ぎか(図26
の直線Bの領域)、掛かりが悪いか(図26の直線Cの
領域)判断する。掛かり過ぎであると判断すると、表示
灯(1)254を点灯させる。そして、ステップモータ
256,257を制御して、上送り歯圧力のかけ過ぎや
、押え圧力の不足を是正する。また、掛かりが悪いと判
断すると、掛かりが悪いことを示す表示灯(2)255
を点灯させる。そして、ステップモータ256,257
を制御して、上送り歯圧力の不足や、押え圧力のかけ過
ぎを是正する。
であるので説明を省略する。上記構成においては、第2
実施例において説明したように掛かり具合いα,βが検
出されると、ROM165に格納されている掛かり具合
い自動調整処理ルーチンを起動して以下のように掛かり
具合いα,βを自動調整する。まず、第2実施例で説明
したようにして、検出された掛かり具合いα,βが適正
か(図26の直線Aの領域内)、掛かり過ぎか(図26
の直線Bの領域)、掛かりが悪いか(図26の直線Cの
領域)判断する。掛かり過ぎであると判断すると、表示
灯(1)254を点灯させる。そして、ステップモータ
256,257を制御して、上送り歯圧力のかけ過ぎや
、押え圧力の不足を是正する。また、掛かりが悪いと判
断すると、掛かりが悪いことを示す表示灯(2)255
を点灯させる。そして、ステップモータ256,257
を制御して、上送り歯圧力の不足や、押え圧力のかけ過
ぎを是正する。
【0083】以上説明した柄合わせミシンによれば、表
示灯257,255の点滅により掛かり具合いの修正の
方向を示すだけでなく、掛かり具合いα,βを修正すべ
き方向に自動的に修正するから、適正な掛かり具合いα
,βを維持できるという優れた効果を奏する。 (第4実施例)第4実施例は、上送り歯圧力や押え圧力
を変更するのではなく、単位あたりの送り量を変更する
ことで、見かけ上、掛かり具合いα,βを適正な範囲内
に納める構成である。単位あたりの送り量としては、例
えば上送り歯30の4運動送りの1回あたりのストロー
クが該当する。また、所定距離だけ加工布を移送するの
に必要な4運動送りの回数が該当する。機械的構成は、
第2実施例と同じであるが、ROM165には単位あた
りの送り量変更処理ルーチンが格納されている。他の構
成は、第2実施例と同じであるから説明を省略する。
示灯257,255の点滅により掛かり具合いの修正の
方向を示すだけでなく、掛かり具合いα,βを修正すべ
き方向に自動的に修正するから、適正な掛かり具合いα
,βを維持できるという優れた効果を奏する。 (第4実施例)第4実施例は、上送り歯圧力や押え圧力
を変更するのではなく、単位あたりの送り量を変更する
ことで、見かけ上、掛かり具合いα,βを適正な範囲内
に納める構成である。単位あたりの送り量としては、例
えば上送り歯30の4運動送りの1回あたりのストロー
クが該当する。また、所定距離だけ加工布を移送するの
に必要な4運動送りの回数が該当する。機械的構成は、
第2実施例と同じであるが、ROM165には単位あた
りの送り量変更処理ルーチンが格納されている。他の構
成は、第2実施例と同じであるから説明を省略する。
【0084】上記構成においては、第2実施例において
説明したように掛かり具合いα,βが検出されると、R
OM165に格納されている単位あたりの送り量変更処
理ルーチンを起動して、以下のように掛かり具合いα,
βを見かけ上自動調整する。
説明したように掛かり具合いα,βが検出されると、R
OM165に格納されている単位あたりの送り量変更処
理ルーチンを起動して、以下のように掛かり具合いα,
βを見かけ上自動調整する。
【0085】まず、第2実施例で説明したようにして、
検出された掛かり具合いα,βが適正か(図26の直線
Aの領域)、掛かり過ぎか(図26の直線Bの領域)、
掛かりが悪いか(図26の直線Cの領域)判断する。掛
かり過ぎと判断した場合、所期の送り量で移送制御をす
ると実際の生地の送り量が大きくなりすぎ、生地が急激
にいせ込んだり、伸びたりして縫い上がりが悪くなった
り、制御が安定しなくなるから、上記単位あたりの送り
量を小さな値に設定し直す。つまり、例えば上送り歯3
0の4運動送りの1回あたりのストロークを小さくした
り、所定距離だけ生地を移送するのに必要とされる4運
動送りの回数の設定を減少する。また、直線の傾きが直
線Cのよう小さいと判断した場合は、所期の送り量で移
送制御をすると実際の生地の送り量が小さくなりすぎ、
柄ズレが発生してもなかなか修正されない結果を招くか
ら、上記単位あたりの送り量を大きな値に設定し直す。 つまり、例えば上送り歯30の4運動送りの1回あたり
のストロークを大きくしたり、所定距離だけ生地を移送
するのに必要とされる4運動送りの回数の設定を増加す
る。こうして見かけ上の掛かり具合いを適正にする。
検出された掛かり具合いα,βが適正か(図26の直線
Aの領域)、掛かり過ぎか(図26の直線Bの領域)、
掛かりが悪いか(図26の直線Cの領域)判断する。掛
かり過ぎと判断した場合、所期の送り量で移送制御をす
ると実際の生地の送り量が大きくなりすぎ、生地が急激
にいせ込んだり、伸びたりして縫い上がりが悪くなった
り、制御が安定しなくなるから、上記単位あたりの送り
量を小さな値に設定し直す。つまり、例えば上送り歯3
0の4運動送りの1回あたりのストロークを小さくした
り、所定距離だけ生地を移送するのに必要とされる4運
動送りの回数の設定を減少する。また、直線の傾きが直
線Cのよう小さいと判断した場合は、所期の送り量で移
送制御をすると実際の生地の送り量が小さくなりすぎ、
柄ズレが発生してもなかなか修正されない結果を招くか
ら、上記単位あたりの送り量を大きな値に設定し直す。 つまり、例えば上送り歯30の4運動送りの1回あたり
のストロークを大きくしたり、所定距離だけ生地を移送
するのに必要とされる4運動送りの回数の設定を増加す
る。こうして見かけ上の掛かり具合いを適正にする。
【0086】以上説明した柄合わせミシンにおいては、
第3実施例のような特別な機械的構成(図28,29)
を付加しなくても、見かけ上、適正な掛かり具合いを自
動的に維持できるという優れた効果を奏する。
第3実施例のような特別な機械的構成(図28,29)
を付加しなくても、見かけ上、適正な掛かり具合いを自
動的に維持できるという優れた効果を奏する。
【0087】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に限定されるものではなく、例
えば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々なる
態様で実施しえることは勿論である。例えば、本実施例
では1つの加工布に対して2箇所(第1検出位置、第2
検出位置)で柄検出を行なうが、1つの加工布に対して
1つのCCDカラーセンサを準備し、その画像データを
送り方向に相前後する2つの検出領域に分割することで
、2箇所の柄ズレ量情報を同時に算出するようにしても
よい。また、柄ズレ量の算出について、本実施例では明
度演算サブルーチンにより行なう例を説明したが、加工
布の柄の種類に応じて他のモード2(色相の強度変化演
算サブルーチン),モード3(色相の差分演算サブルー
チン)により算出するようにしてもよい。実施例では上
送り量を下送り量に対して変更するがこの逆であっても
よい。加工布の結合は、縫い針による縫目形成機構の外
、リベット止め機構や接着剤を上下の加工布の間に供給
する接着機構がある。
本発明はこうした実施例に限定されるものではなく、例
えば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々なる
態様で実施しえることは勿論である。例えば、本実施例
では1つの加工布に対して2箇所(第1検出位置、第2
検出位置)で柄検出を行なうが、1つの加工布に対して
1つのCCDカラーセンサを準備し、その画像データを
送り方向に相前後する2つの検出領域に分割することで
、2箇所の柄ズレ量情報を同時に算出するようにしても
よい。また、柄ズレ量の算出について、本実施例では明
度演算サブルーチンにより行なう例を説明したが、加工
布の柄の種類に応じて他のモード2(色相の強度変化演
算サブルーチン),モード3(色相の差分演算サブルー
チン)により算出するようにしてもよい。実施例では上
送り量を下送り量に対して変更するがこの逆であっても
よい。加工布の結合は、縫い針による縫目形成機構の外
、リベット止め機構や接着剤を上下の加工布の間に供給
する接着機構がある。
【0088】また、本発明は加工布の柄を検出して柄合
わせ縫製を行なうミシンにのみ限定されるものではない
。検出する加工布の目印としては、加工布上に予め所定
間隔毎に織り込まれた磁性体(この場合、検出手段とし
ては、磁気センサーが採用される)や、加工布87,8
8の縁部に形成された波形縁等の切込がある。
わせ縫製を行なうミシンにのみ限定されるものではない
。検出する加工布の目印としては、加工布上に予め所定
間隔毎に織り込まれた磁性体(この場合、検出手段とし
ては、磁気センサーが採用される)や、加工布87,8
8の縁部に形成された波形縁等の切込がある。
【0089】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の加工布の掛
かり具合い検出装置によれば、掛かり具合いを自動的に
検出できるという効果を奏する。また、検出した掛かり
具合いが適正でない場合は警告を発したり、掛かり具合
いを適正な状態に自動調整する構成とすれば、ミシンの
自動化をより一層追求できるという効果を奏する。
かり具合い検出装置によれば、掛かり具合いを自動的に
検出できるという効果を奏する。また、検出した掛かり
具合いが適正でない場合は警告を発したり、掛かり具合
いを適正な状態に自動調整する構成とすれば、ミシンの
自動化をより一層追求できるという効果を奏する。
【図1】本発明の基本的構成を例示するブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例としての柄合わせミシンの柄
検出装置柄検出部の斜視図である。
検出装置柄検出部の斜視図である。
【図3】柄検出装置の投光部および受光部の断面図であ
る。
る。
【図4】電子制御装置のブロック図である。
【図5】柄合わせミシンの機械的構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】ミシンの縫目形成部及び柄検出部の断面図であ
る。
る。
【図7】検出部を拡大して示す説明図である。
【図8】投受光用ファイバの端面構造を示す断面図であ
る。
る。
【図9】カラーセンサの構成を示す説明図である。
【図10】操作パネルの外観を示す説明図である。
【図11】柄合わせ制御ルーチンの前半部分を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図12】柄合わせ制御ルーチンの後半部分を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図13】明度演算サブルーチンを示すフローチャート
である。
である。
【図14】割込処理ルーチンを示すフローチャートであ
る。
る。
【図15】掛かり具合いの演算処理ルーチンの一部を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図16】掛かり具合いの演算処理ルーチンの他の部分
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図17】掛かり具合いの演算処理ルーチンの他の部分
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図18】掛かり具合いの演算処理ルーチンの残りの部
分を示すフローチャートである。
分を示すフローチャートである。
【図19】ズレ量演算処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
トである。
【図20】同期信号と針上信号,針下信号との関係およ
び同期信号と送り量との変化を表すグラフである。
び同期信号と送り量との変化を表すグラフである。
【図21】上下の加工布の柄データを平滑化した平滑化
データを示す説明図である。
データを示す説明図である。
【図22】平滑化データを微分した微分データを表すグ
ラフである。
ラフである。
【図23】柄ズレ量演算の様子を示すグラフである。
【図24】掛かり具合い検出の様子を示す説明図である
。
。
【図25】第2実施例の電子制御装置のブロック図であ
る。
る。
【図26】掛かり具合いの適否判断の様子を示す説明図
である。
である。
【図27】第3実施例の電子制御装置のブロック図であ
る。
る。
【図28】掛かり具合いの自動調整機構の側面図である
。
。
【図29】掛かり具合いの自動調整機構の正面図である
。
。
1…ミシン,
5…アーム,10…ベッド部,
17…主軸,30…上送り歯,
51…上送り調節器,55…ステッ
プモータ, 64…縫い針,6
5…下送り歯, 78…下
送り調節器,87,88…加工布,
89…布押え足,113…柄検出部,
160…電子制御装置
,163…CPU
5…アーム,10…ベッド部,
17…主軸,30…上送り歯,
51…上送り調節器,55…ステッ
プモータ, 64…縫い針,6
5…下送り歯, 78…下
送り調節器,87,88…加工布,
89…布押え足,113…柄検出部,
160…電子制御装置
,163…CPU
Claims (4)
- 【請求項1】 所定間隔毎に目印を有する一対の加工
布を上下に重ね合わせた状態で個別に上移送手段および
下移送手段により移送する際に該加工布の実際の送り量
に変化を及ぼす掛かり具合いを検出する掛かり具合い検
出装置であって、前記一対の加工布の各々に対して、送
り方向に相前後する複数箇所で同時に前記目印の位置検
出を行なう目印位置検出手段と、該複数箇所で検出され
た前記目印の位置情報に基づき、前記複数箇所における
前記一対の加工布の目印のずれ量を演算する目印ずれ量
演算手段と、該演算された複数箇所における目印ずれ量
に基づいて、前記目印の間隔の誤差を演算する目印間隔
誤差演算手段と、該演算された目印間隔誤差により前記
目印ずれ量を補正して真の目印ずれ量を演算する真の目
印ずれ量演算手段と、前記上移送手段および下移送手段
による前記一対の加工布の移送にかかる相対的な送り量
を変化させる相対送り量変化手段と、該相対送り量変化
手段が相対的な送り量を変化させることにより発生した
前記真の目印ずれ量の変化量を検出するずれ変化量検出
手段と、前記相対送り量変化手段が変化させた相対的な
送り量に対して発生した前記真の目印ずれ量の変化量の
大きさから前記加工布の掛かり具合いを検出する掛かり
具合い検出手段とを備えることを特徴とする加工布の掛
かり具合い検出装置。 - 【請求項2】 請求項1項記載の加工布の掛かり具合
い検出装置において、さらに、検出した掛かり具合いの
度合いに応じた警告を発生する警告手段を備えることを
特徴とする加工布の掛かり具合い検出装置。 - 【請求項3】 請求項1項または2項記載の加工布の
掛かり具合い検出装置において、さらに、検出した掛か
り具合いの度合いに応じて上移送手段の上送り歯力およ
び/または押え圧力を調整する調整手段を備えることを
特徴とする加工布の掛かり具合い検出装置。 - 【請求項4】 請求項1項、2項、または3項記載の
加工布の掛かり具合い検出装置において、さらに、検出
した掛かり具合いの度合いに応じて上移送手段の単位あ
たりの送り量を補正する単位送り量補正手段を備えるこ
とを特徴とする加工布の掛かり具合い検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1796491A JPH04256775A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 加工布の掛かり具合い検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1796491A JPH04256775A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 加工布の掛かり具合い検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04256775A true JPH04256775A (ja) | 1992-09-11 |
Family
ID=11958427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1796491A Pending JPH04256775A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 加工布の掛かり具合い検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04256775A (ja) |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP1796491A patent/JPH04256775A/ja active Pending
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