JPH04257444A - キャリヤテープ - Google Patents

キャリヤテープ

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JPH04257444A
JPH04257444A JP1884291A JP1884291A JPH04257444A JP H04257444 A JPH04257444 A JP H04257444A JP 1884291 A JP1884291 A JP 1884291A JP 1884291 A JP1884291 A JP 1884291A JP H04257444 A JPH04257444 A JP H04257444A
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JP
Japan
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polyester
carrier tape
temperature
less
δtcg
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JP1884291A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Hiraoka
俊彦 平岡
Kenji Tsunashima
研二 綱島
Hideyuki Yamauchi
英幸 山内
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置、コンデン
サー、抵抗器等を収納するキャリヤテープに関し、特に
成形性、バリヤ性、耐溶剤性、焼却性、機械的特性に優
れたキャリヤテープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】キャリヤテープは、半導体装置のような
電子部品の保管、輸送のために使用されるものである。 これは例えば特開昭62−271858号証や特開昭6
2−249444号証に示されるものであり、成形性に
優れたポリ塩化ビニルやポリスチレンのフイルムを例え
ば絞り成形することにより、半導体装置等を充填するキ
ャビティ部を一列に等間隔に設け、またキャリヤテープ
を搬送するために、搬送機構のガイドピンと係合するた
めの係合孔が一定のピッチで設けられている。このキャ
リヤテープは、半導体装置等をキャビティ部に充填し、
その開口部は例えばポリエチレン等のカバーテープもし
くはトップテープを接着した状態で使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
キャリヤテープを使用すると、搬送時の衝撃で容易に亀
裂や破損が生じ、また溶剤によってキャリヤテープが膨
潤、変形してしまい、内部の半導体装置等を破損するこ
とがわかった。また半導体装置等が比較的長時間収納さ
れている場合、かかる半導体装置が吸湿し、たとえばプ
リント基板に実装する時の急激な熱により、半導体装置
を構成するパッケージ材の水分が気化し、パッケージ材
に亀裂が生じたり割れてしまうという問題がある。さら
には、例えばポリ塩化ビニルをキャリヤテープに用いた
ものは、使用後の焼却時に塩素系のガスが発生するため
、環境汚染に重大な影響を与えるという問題もある。
【0004】すなわち、本発明における課題は、従来の
キャリヤテープに使用されていたポリ塩化ビニルやポリ
スチレン等の成形性を持ちながら、バリヤ性、耐溶剤性
、焼却性、機械的特性に優れたキャリヤテープを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するたの手段】本発明は、かかる課題を解
決するために次の構成を有する。すなわち、融点が18
0℃以上、ΔTcgが50℃以下の熱可塑性ポリエステ
ルAがΔTcgが50℃以上の熱可塑性ポリエステルB
の両面に積層されたポリエステルフイルムを用いてなる
ことを特徴とするキャリヤテープである。
【0006】ポリエステルAとは融点が180℃以上で
あることが必要であり、好ましくは200℃以上である
。融点が低過ぎると、熱成形時に金型に融着しやすく問
題を生じる。また該ポリエステルの冷結晶化温度(Tc
c)とガラス転移温度(Tg)との差(Tcc−Tg)
で定義されるΔTcgは50℃以下であることが必要で
あり、好ましくは、40℃以下である。ΔTcgが大き
過ぎると、成形時に金型に有着し易くなるばかりか、フ
イルム同士のブロッキング性が増大する。
【0007】さらにポリエステルAは結晶融解エネルギ
ーが6cal/g以上であると粘着性、ブロッキング性
の改良効果が大きいので好ましい。
【0008】このような特性を有する樹脂としては、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト・イソフタレート共重合体、ポリブチレンナフタレー
ト等が例示されるが、特に好ましいのは、ポリブチレン
テレフタレートであり、他の共重合成分を含有していた
としても20モル%以下であり、IVが0.5〜1.4
dl/gの範囲のものが成形適性の観点から好ましい。
【0009】また、成形後の滑り性を改良する目的で、
ポリエステルAには0.01〜10μmの不活性粒子を
添加しておくことが好ましく、更に好ましくは、0.1
〜5μmの範囲である。ここで、不活性粒子とは酸化珪
素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、等の金属及び/または半金属
酸化物および/または炭酸塩等の無機化合物あるいは架
橋ポリスチレン、架橋ジビニルベンゼン、ベンゾグアナ
ミン、シリコーン等の不融性有機化合物である。
【0010】特に本発明で好ましい不活性粒子としては
、コロイダルシリカ、粉砕シリカ等の酸化珪素、架橋ポ
リスチレン、シリコーンから選ばれた少なくとも一種で
あることが透明性に関しても優れているので好ましい。
【0011】本発明のキャリヤテープに用いられるポリ
エステルフイルムを構成するポリエステルBはΔTcg
が50℃以上であることが必要であり、好ましくは、6
0℃以上であることが好ましい。ΔTcgが小さ過ぎる
と成形性に劣り、肉厚が不均一になったり、成形時に白
化する等の問題を生じる。さらに成形性を向上し、得ら
れた成形体の剛性を良好とするためにガラス転移温度は
60℃以上であることが好ましく、更に好ましくは、7
0℃以上である。
【0012】本発明でポリエステルBとして好ましい樹
脂は、ポリエチレンテレフタレートを主成分とする共重
合ポリエステルであって、特に好ましい共重合成分とし
ては、1,4ブタンジオール、ネオペンチルグリコール
、シクロヘキサンジメタノール、シクロヘキサンジカル
ボン酸、イソフタル酸,2,6−ナフタレンジカルボン
酸の少なくとも一種の共重合成分を2〜45モル%含有
するポリエチレンテレフタレートであることが好ましい
【0013】さらに、結晶融解エネルギーが0.1〜6
cal/gの範囲であると耐熱性成形性共に良好となる
ので好ましい。
【0014】さらにポリエステルBの触媒系は析出粒子
を作らない、ゲルマニウム系、チタン系触媒であること
が透明性、成形性を良好とする上で好ましく、エステル
交換触媒、重合触媒のいずれかがゲルマニウム系である
ことが好ましい。
【0015】本発明キャリヤテープに用いられるポリエ
ステルフイルムの構成はポリエステルAがポリエステル
Bの両面に積層された構成を有するが、この場合、ポリ
エステルBの両面に積層されるポリエステルAは同一で
あることが成形性を良好とする上で好ましいが、上記し
たポリエステルAの範疇にある樹脂であれば、それぞれ
2つの層が異なっていても良い。
【0016】本発明キャリヤテープは両面のポリエステ
ルAとポリエステルBとの構成厚み比率(A:B)が1
:100〜1:5の範囲であることが必要であり、好ま
しくは、1:80〜1:10の範囲である。積層比が上
記範囲よりも大き過ぎる場合、成形時に粘着したり、耐
熱性が低下したりする等の問題を生じる。一方、積層比
が小さ過ぎる場合、均一成形性が低下し、偏肉等の問題
を生じる。
【0017】本発明キャリヤテープ本体のフイルム部分
の100μm厚さ換算ヘイズは、0.5〜10%の範囲
であると成形性が向上するので好ましく、さらに1〜8
%の範囲であると良い。
【0018】また本発明のキャリヤテープ本体に用いら
れるポリエステルフイルムの水蒸気透過率は15g/m
2 ・24hr/0.1mm以下であり、好ましくは1
0g/m2 ・24hr/0.1mm以下、さらには8
g/m2 ・24hr/0.1mm以下が好ましい。水
蒸気透過率が大きいと半導体装置等が比較的長時間収納
されている場合、かかる半導体装置が吸湿し、半導体装
置自身が変質・変形したり、あるいはプリント基板に実
装する時の急激な熱により、半導体装置を構成するパッ
ケージ材の水分が気化し、パッケージ材に亀裂が生じた
り割れてしまうという問題がある。
【0019】そのため、ポリエステルA層は、実質的に
結晶化していることが好ましい。表層のポリエステルA
層中の結晶構造の存在により、水蒸気透過性が低下する
わけである。
【0020】この実質的に結晶化している状態とは、ポ
リエステルA層のみ取り出して示差走査熱量計で測定し
た時に、ガラス転移温度〜融点に、冷結晶化ピークが存
在しないか、あるいは、2nd  run時に生じる冷
結晶化ピークに比べ、ピーク面積が小さくなっている状
態をいう。そこで、ポリエステルフイルムは、製膜後あ
るいはキャリヤテープ成形後に、例えばポリエステルA
のTg〜Tcc+50℃前後において熱処理することが
好ましい。更には、ポリエステルA層に平板状の粒子を
添加したり、ポリエステルA層の外側に疎水性層をコー
ティングしてもよい。また、液晶性のポリマーを共重合
あるいはブレンドし、製膜時に押出機内、特に口金内部
の剪断配向により、A層を配向させるてもよい。
【0021】更に、水蒸気透過性を低下させるために、
ポリエステルB層には、例えばジフェニルスルホンジカ
ルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ビス(4ーヒドロ
キシエトキシフェニル)スルホン、シクロヘキサンジメ
タノールといった成分を共重合することが好ましい。
【0022】また、本発明のキャリヤテープ本体に用い
られるポリエステルフイルムをケトン系の溶剤に浸漬し
た時の100μm厚さ換算ヘイズは、10%以下であり
更に好ましくは8%以下である。これは、キャリヤテー
プによって半導体装置等を搬送中、接着剤等に用いられ
る溶剤によってキャリヤテープが膨潤、変形してしまい
、内部の半導体装置等を破損してしまう恐れがある。 ここでいうケトン系の溶剤とは、アセトン、メチルエチ
ルケトン、シクロヘキサノンであり、浸漬時間は10分
である。そのためポリエステルA層は、前述のように実
質的に結晶化あるいは配向していてもよい。また、ポリ
エステルAおよびポリエステルB層には、ジフェニルス
ルホンジカルボン酸、ナフタレンジカルボン酸、α,β
−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン4,4’−ジカ
ルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ビス(4−ヒドロ
キシエトキシフェニル)スルホンといった成分を共重合
することが好ましい。
【0023】ポリエステルフイルムを熱成形してなるキ
ャリヤテープ成形体は成形温度が、ポリエステルBのガ
ラス転移温度以上、ポリエステルAの融点以下であるこ
とが必要であり、好ましくは、ポリエステルBのガラス
転移温度+5℃以上、ポリエステルAの融点−20℃の
範囲であることが好ましい。成形温度が低過ぎる場合、
成形不良となり、クラックを生じる等の問題を生じる。 一方、成形温度が高過ぎる場合、粘着による透明性の低
下、あるいは偏肉を生じる。
【0024】ここで、本発明でいう成形温度とは、該ポ
リエステル成形体を示差走査型熱量計を用いて熱的性質
を調べる際に準結晶融解温度として観測される温度をい
う。すなわち成形時の加熱によって該加熱温度に等しい
融点を有する準結晶を生じる。該準結晶は明らかに本来
の結晶とは区別することができ、該成形体を再溶融後徐
冷したサンプルを同様に熱特性を調べた際に該準結晶融
解ピークは消失する。なお、実際の成形温度と該準結晶
融解温度は必ずしも一致するものではなく、本発明にお
いては、該準結晶融解温度をもって成形温度とする。
【0025】本発明キャリヤテープに用いられるポリエ
ステルフイルムまたは成形体には、帯電防止剤、有機、
無機のスリップ剤、熱安定剤、酸化防止剤、結晶核剤、
耐候剤、UV吸収剤、顔料等の添加剤を目的にあわせて
用いることができる。
【0026】本発明キャリヤテープに用いられるポリエ
ステルフイルムの厚みは用途に応じて設定されるべきも
のであるが、通常50〜2000μmの範囲である。
【0027】また、ポリエステルフイルムにはエンボス
加工、サンドマット加工、梨地加工等の表面凹凸化処理
を施しても良い。
【0028】次に、本発明キャリヤテープの製造方法に
ついて説明するが、もちろんこれに限定されるものでは
ない。
【0029】ポリエステルAとポリエステルBとをそれ
ぞれ別の押出機を用いて溶融押出し、フィードブロック
あるいは、マニホールド複合口金を用いてA/B/Aの
構成を有するフイルムまたは円筒状に溶融押出する。次
いで、該フイルムまたは円筒をポリエステルAの冷結晶
化温度以下、好ましくはガラス転移温度以下で急冷キャ
ストする。こうして得られたキャストフイルムをポリエ
ステルAのTcc−10〜Tcc+50℃前後に加熱し
たロールに接触させて巻取る。必要に応じて、該熱処理
後あるいは熱処理前に、コロナ放電処理、プラズマ処理
等の放電処理、コーティング、エンボス加工等を施して
も良い。
【0030】次いで、本発明キャリヤテープに成形する
場合、特に成形方式は限定されるものではなく、公知の
真空成形、圧空成形、プラクアシスト成形、絞り成形等
様々な成形方式で成形可能である。
【0031】こうして半導体装置等を充填するキャビテ
ィ部を一列に等間隔に設け、またキャリヤテープを搬送
するために、搬送機構のガイドピンと係合するための係
合孔が一定のピッチで設ける。このキャリヤテープは、
半導体装置等をキャビティ部に充填し、その開口部は例
えばポリエチレン等のカバーテープもしくはトップテー
プを接着した状態で使用されるわけである。
【0032】
【物性の測定方法】
(1) 100μm換算のヘイズ(H100 )JIS
−K−6714に準じて測定し、次式で求める。
【0033】H100 (%)=H×100/dただし
、Hはヘイズの実測値(%)、dは該ヘイズ測定部のフ
イルム厚み(μm)。
【0034】また、内部ヘイズはテトラリンを入れた石
英セル中に浸漬して同様に測定する。
【0035】(2) 固有粘度(IV)o−クロロフェ
ノールを溶媒として、25℃で測定する。単位はdl/
g。
【0036】(3) 成形温度 成形品より任意の場所を切り取り、好ましくはポリエス
テルA層のみとして、示差走査型熱量計DSC2(パー
キンエルマー社製)を用いて、サンプル10mgを室温
より10℃/分の昇温速度で加熱していった際に観測さ
れる準結晶融解温度ピークをもって成形温度とする。な
お、準結晶融解温度は結晶融解温度よりも低い融解ピー
ク温度として現われる。
【0037】(4) 融点(Tm),ガラス転移温度(
Tg)、冷結晶化温度(Tcc)、融解エネルギー示差
走査型熱量計DSC2(パーキンエルマー社製)を用い
て求める。
【0038】測定は、サンプル10mgを窒素気流下に
て、280℃×5分間溶融保持し、次いで液体窒素を用
いて冷却した。
【0039】こうして得られたサンプルを10℃/分の
昇温速度で昇温していった際に、ガラス状態→ゴム状態
への転移にもとずく比熱変化を読み取りこの温度をガラ
ス転移温度(Tg)とする。また、結晶化に伴う発熱ピ
ーク温度を冷結晶化温度(Tcc),結晶融解に基づく
吸熱ピーク温度を融点(Tm)とした。
【0040】また、結晶融解エネルギーは融解ピーク面
積より、金属インジウム融解エネルギーを基準として測
定した。
【0041】(5) 水蒸気透過性 ポリエステルフイルムについてJIS−Z0208に準
じて測定した。
【0042】(6) 耐溶剤性 サンプルを25℃でメチルエチルケトン中に10分間浸
漬し、乾燥後100μm換算のヘイズを測定した。
【0043】
【実施例】次に本発明を実施例によってさらに詳細に説
明する。
【0044】実施例1 ポリエリエステルAとしてポリブチレンタレフタレート
(PBT、Tm=220℃、IV=0.7dl/g)、
ポリエステルBとしてポリ(エチレン/1,4シクロヘ
キサンジメチレン)テレフタレート(P(E/C)T、
共重合比(E:C)=90:10モル%、Tm=240
℃、IV=0.65dl/g)とを用意し、それぞれ別
の押出機を用いて270℃で溶融押出し、フイードブロ
ックで積層し、T型口金よりA/B/Aよりなる溶融シ
ートを押出し、20℃のキャスティングドラム上で冷却
固化し、次いで、50℃の熱ロールに接触させ巻取った
。こうして得られたシートは全厚みが200μm、積層
比(A:B:A)が1:10:1であり、さらに110
℃で絞り成形してキャリヤテープを作成したところ、成
形性、透明性共に優れていた。
【0045】実施例2〜3 ポリエステルBとして、ポリエチレンテレフタレート・
イソフタレートPET/I(実施例2)、ポリ(エチレ
ン/ビス(4ーヒドロキシエトキシフェニル)スルホン
)テレフタレートP(E/BPS)T(実施例3)を用
いて、実施例1に準じて表1のごとくシートを得、キャ
リヤテープを作成したところ、いずれも成形性、透明性
に優れていた。
【0046】実施例4〜5 ポリエステルAとして、ポリブチレンナフタレート(P
BN、Tm=240℃、IV=0.7dl/g)、ポリ
エステルBとしてポリ(エチレン/ビス(4ーヒドロキ
シエトキシフェニル)スルホン)テレフタレートP(E
/BPS)Tを用いて、実施例1と同様に押出し、20
℃のキャスティングドラム上で冷却固化し(実施例4)
、実施例5については更に70℃の熱ロールに接触させ
巻取った。こうして得られたシートは全厚みが200μ
m、積層比(A:B:A)が1:10:1であり、さら
に110℃で絞り成形してキャリヤテープを作成した。 実施例5については、成形後再度70℃の熱風オーブン
中で5分間熱処理を行なった。いずれについても成形性
、透明性共に優れており、さらに実施例5については水
蒸気バリヤ性が向上した。
【0047】比較例1 実施例1においてPBTの代わりにポリエチレンテレフ
タレート(PET)を積層する以外は同様に製膜を行な
い、厚さ200μmのシートを得た。成形性テストの結
果金型ブロッキングし、透明性が悪化した。また水蒸気
バリヤ性、耐溶剤性に劣ることがわかる。
【0048】比較例2 ポリエチレンテレフタレート(PET)にPBTを20
wt%ブレンドし単独膜として溶融押出し、実施例1に
準じて冷却固化し、200μmのシートを得た。成形性
テストでは、偏肉が発生し、透明性も悪化した。また水
蒸気バリヤ性、耐溶剤性にも劣っていた。
【0049】比較例3 実施例1においてポリエステルAとして、融点が140
℃のポリブチレンテレフタレート/イソフタレート(P
BT/I)を用いた以外は同様に製膜した。成形性、透
明性共に実用上問題があることがわかる。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
【表3】
【0053】
【発明の効果】融点が180℃以上、ΔTcgが50℃
以下の熱可塑性ポリエステルAがΔTcgが60℃以上
の熱可塑性ポリエステルBの両面に積層されてなり、ポ
リエステルAとポリエステルBとの構成厚み比率(A:
B)が1:100〜1:5の範囲であることを特徴とす
るポリエステルフイルムを用いることにより、成形性、
バリヤ性、耐溶剤性、焼却性に優れたキャリヤテープを
提供することができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  融点が180℃以上、ΔTcgが50
    ℃以下の熱可塑性ポリエステルAがΔTcgが50℃以
    上の熱可塑性ポリエステルBの両面に積層されたポリエ
    ステルフイルムを用いてなることを特徴とするキャリヤ
    テープ。ここで、ΔTcgとは冷結晶化温度(Tcc)
    とガラス転移温度(Tg)との差(Tcc−Tg)をい
    う。
  2. 【請求項2】  ポリエルテルフィルムが、水蒸気透過
    率が15g/m2 ・24hr/0.1mm以下、ケト
    ン系溶剤浸漬後のヘイズ値が10%以下であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載のキャリヤテープ
  3. 【請求項3】  ポリエステルAがポリブチレンテレフ
    タレートを主成分とし、ポリエステルBがガラス転移温
    度60℃以上のポリエチレンテレフタレートを主成分と
    する共重合体であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項または第2項に記載のキャリヤテープ。
  4. 【請求項4】  ポリエステルBが、1,4ブタンジオ
    ール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタ
    ノール、シクロヘキサンジカルボン酸、イソフタル酸、
    2,6−ナフタレンジカルボン酸から選ばれた少なくと
    も一種の共重合成分を2〜45モル含有するポリエチレ
    ンテレフタレートであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項に記載のキャリヤテープ。
  5. 【請求項5】  ポリエステルAとポリエステルBとの
    構成厚み比率(A:B)が1:100〜1:5の範囲で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第4項の
    いずれかに記載のキャリヤテープ。
JP1884291A 1991-02-12 1991-02-12 キャリヤテープ Pending JPH04257444A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076026A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Toray Ind Inc 転写箔用積層フィルム
JP2008149552A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Toray Ind Inc 射出成形用加飾シート
JP2010005954A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Teijin Dupont Films Japan Ltd 成形加工用多層積層二軸配向ポリエステルフィルム

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