JPH04257522A - 重曹透析用剤 - Google Patents
重曹透析用剤Info
- Publication number
- JPH04257522A JPH04257522A JP3036525A JP3652591A JPH04257522A JP H04257522 A JPH04257522 A JP H04257522A JP 3036525 A JP3036525 A JP 3036525A JP 3652591 A JP3652591 A JP 3652591A JP H04257522 A JPH04257522 A JP H04257522A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- agent
- sodium bicarbonate
- acid
- solution
- dialysis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Medicinal Preparation (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重曹透析用剤に係るも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】透析用剤は、透析液を作製するための薬
剤である。透析液は、人工腎臓、血液透析、腹膜透析な
どにより本来腎臓が行う機能に代わり、体液の老廃物を
取り去り、更には血液中に必要な成分を補うために用い
るものであり、アルカリ化剤として重曹を用いる重曹透
析用剤が生理的に好ましいものであるため需要が増加し
てきている。
剤である。透析液は、人工腎臓、血液透析、腹膜透析な
どにより本来腎臓が行う機能に代わり、体液の老廃物を
取り去り、更には血液中に必要な成分を補うために用い
るものであり、アルカリ化剤として重曹を用いる重曹透
析用剤が生理的に好ましいものであるため需要が増加し
てきている。
【0003】重曹透析液としては、以下に示すような電
解質イオン組成を有するものが用いられ、使用時のpH
は7.2 〜7.4 に調整されている。 Na+ 120 〜15
0 mEq/lK +
0.5 〜3.0 mEq/lCa++
1.5 〜4.5 mEq/lM
g++ 0 〜2.0
mEq/lCl−
90 〜135 mEq/lCH3 COO−
5 〜 35 mEq/lHCO3−
20 〜 35 mEq/lブ
ドウ糖 0 〜250
g/l
解質イオン組成を有するものが用いられ、使用時のpH
は7.2 〜7.4 に調整されている。 Na+ 120 〜15
0 mEq/lK +
0.5 〜3.0 mEq/lCa++
1.5 〜4.5 mEq/lM
g++ 0 〜2.0
mEq/lCl−
90 〜135 mEq/lCH3 COO−
5 〜 35 mEq/lHCO3−
20 〜 35 mEq/lブ
ドウ糖 0 〜250
g/l
【0004】普通、重曹透析液は、溶解度の関係
から重曹以外の必要電解質およびブドウ糖成分(以下A
剤という。)の約2.5kg に水を加えて約10リッ
トルの容積の原液とし、透析時に、この原液とアルカリ
剤としての重曹水溶液とを混合して、全量を350 リ
ットルに希釈して用いられる。重曹については粉末状に
て保存あるいは輸送して使用の直前に溶解することもあ
る。
から重曹以外の必要電解質およびブドウ糖成分(以下A
剤という。)の約2.5kg に水を加えて約10リッ
トルの容積の原液とし、透析時に、この原液とアルカリ
剤としての重曹水溶液とを混合して、全量を350 リ
ットルに希釈して用いられる。重曹については粉末状に
て保存あるいは輸送して使用の直前に溶解することもあ
る。
【0005】前記のように、A剤の溶液と重曹水溶液と
を予め調製しておく場合には、これを濃厚な原液とした
としても、かなりの容積と重量になり、貯留や運搬や使
用時の取扱に不便をきたす欠点がある。この欠点を避け
るため、A剤を粉体として貯留や運搬を行う場合には、
A剤の溶解して重曹と混合する際に、なかに含まれるカ
ルシウム成分またはマグネシウム成分が沈澱を生成しや
すいという問題点がある。このような問題点を避けるた
め、あるいは透析液のpHを生理的に好ましいものに調
整するために、普通、酢酸あるいは塩酸等の酸が添加さ
れる。
を予め調製しておく場合には、これを濃厚な原液とした
としても、かなりの容積と重量になり、貯留や運搬や使
用時の取扱に不便をきたす欠点がある。この欠点を避け
るため、A剤を粉体として貯留や運搬を行う場合には、
A剤の溶解して重曹と混合する際に、なかに含まれるカ
ルシウム成分またはマグネシウム成分が沈澱を生成しや
すいという問題点がある。このような問題点を避けるた
め、あるいは透析液のpHを生理的に好ましいものに調
整するために、普通、酢酸あるいは塩酸等の酸が添加さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】A剤が水溶液の場合は
、pH調整成分を水溶液に添加しておけば良いが、A剤
が粉末の場合は、通常pH調整成分を別薬剤とし、A剤
を溶解する純水に事前にこのpH調整成分を混合する必
要がある。このためpH調整成分の取り扱い、輸送及び
保管において安全及び品質管理上余分の注意を要するこ
ととなり、A剤を固形化した長所を減じてしまう。
、pH調整成分を水溶液に添加しておけば良いが、A剤
が粉末の場合は、通常pH調整成分を別薬剤とし、A剤
を溶解する純水に事前にこのpH調整成分を混合する必
要がある。このためpH調整成分の取り扱い、輸送及び
保管において安全及び品質管理上余分の注意を要するこ
ととなり、A剤を固形化した長所を減じてしまう。
【0007】本発明の目的は、貯留および輸送に有利な
固体の透析用剤であって、pH調整成分が別途必要なく
、かつ、偏析あるいは固結の心配のない重曹透析用剤を
提供することである。
固体の透析用剤であって、pH調整成分が別途必要なく
、かつ、偏析あるいは固結の心配のない重曹透析用剤を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、重曹透析用剤
に含まれる電解質成分のうち重曹以外の成分から選ばれ
た1種以上からなる群(A剤)と、重曹を主成分とする
群(B剤)とに分け、使用時にA剤とB剤を混合して用
いる重曹透析用剤において、A剤が造粒された粒子であ
り、かつ、粒子内にpH調制剤として酸を含むことを特
徴とする重曹透析用剤を提供するものである。
に含まれる電解質成分のうち重曹以外の成分から選ばれ
た1種以上からなる群(A剤)と、重曹を主成分とする
群(B剤)とに分け、使用時にA剤とB剤を混合して用
いる重曹透析用剤において、A剤が造粒された粒子であ
り、かつ、粒子内にpH調制剤として酸を含むことを特
徴とする重曹透析用剤を提供するものである。
【0009】本発明においては、A剤が造粒された粒子
であるため、流動性が良好で発塵が少なく、取り扱いが
容易である。そして、粒子内にpH調整剤として酸を含
むので、溶解時に所定のpH7.2 〜7.4 になり
、かつカルシウムまたはマグネシウム成分の沈澱が生成
しないA剤を得ることができる。また、pH調整剤が造
粒された粒子内に含まれているため、偏析や固結の起こ
ることがない。
であるため、流動性が良好で発塵が少なく、取り扱いが
容易である。そして、粒子内にpH調整剤として酸を含
むので、溶解時に所定のpH7.2 〜7.4 になり
、かつカルシウムまたはマグネシウム成分の沈澱が生成
しないA剤を得ることができる。また、pH調整剤が造
粒された粒子内に含まれているため、偏析や固結の起こ
ることがない。
【0010】pH調整剤としては酢酸、塩酸、乳酸など
種々の酸が使用できるが、取り扱い時の安全性の点で酢
酸または乳酸が好ましく、特に酢酸が好ましい。酸の使
用量は、透析液のpHが、7.0 〜8.0 の範囲に
なるよう加えるのが好ましい。透析液のpHのより好ま
しい範囲は、7.2 〜7.4 である。酢酸あるいは
乳酸のpH調整成分は、人工透析に使用時に透析液に約
2mEq/lの濃度となる量をA剤に添加すればよい。 この範囲になるよう、pH調整剤として酢酸を使用する
場合は、酢酸をA剤全体の1.0 〜2.0 重量%添
加するのが好ましい。乳酸の場合は、A剤全体の1.5
〜3.0 重量%添加するのが好ましい。酸は、単一
のものに限る必要はなく、複数の種類の酸を混合して用
いることもできる。
種々の酸が使用できるが、取り扱い時の安全性の点で酢
酸または乳酸が好ましく、特に酢酸が好ましい。酸の使
用量は、透析液のpHが、7.0 〜8.0 の範囲に
なるよう加えるのが好ましい。透析液のpHのより好ま
しい範囲は、7.2 〜7.4 である。酢酸あるいは
乳酸のpH調整成分は、人工透析に使用時に透析液に約
2mEq/lの濃度となる量をA剤に添加すればよい。 この範囲になるよう、pH調整剤として酢酸を使用する
場合は、酢酸をA剤全体の1.0 〜2.0 重量%添
加するのが好ましい。乳酸の場合は、A剤全体の1.5
〜3.0 重量%添加するのが好ましい。酸は、単一
のものに限る必要はなく、複数の種類の酸を混合して用
いることもできる。
【0011】本発明のA剤において、造粒物の細孔容積
は0.03〜0.2cc/g であることが好ましい。 細孔容積が0.03cc/gに満たない場合は、溶解速
度が遅くなる恐れがあるので好ましくない。細孔容積が
0.2cc/g を越える場合は、造粒物の強度が低下
して発塵性が現れる可能性があるので好ましくない。細
孔容積が、0.04〜0.1 cc/gである場合は、
造粒の効果が最も有効に発現するので好ましい。
は0.03〜0.2cc/g であることが好ましい。 細孔容積が0.03cc/gに満たない場合は、溶解速
度が遅くなる恐れがあるので好ましくない。細孔容積が
0.2cc/g を越える場合は、造粒物の強度が低下
して発塵性が現れる可能性があるので好ましくない。細
孔容積が、0.04〜0.1 cc/gである場合は、
造粒の効果が最も有効に発現するので好ましい。
【0012】本発明のA剤を造粒方法は、特に限定され
ないが、次の方法を使用する場合は、上記の好ましい細
孔容積を有する造粒物が得やすいので好ましい。まず、
A剤成分粉末を粒度調製し、水分が1 〜25重量%と
なるように水を加えて充分混合し、押し出し造粒機等に
より造粒後、乾燥することにより、造粒物を得る。造粒
に際し水分が1重量%に満たない場合には、粒子強度が
低くなるため粉化しやすくなり、逆に25重量%を越え
る場合には造粒が困難となる恐れがあるので、いずれも
好ましくない。
ないが、次の方法を使用する場合は、上記の好ましい細
孔容積を有する造粒物が得やすいので好ましい。まず、
A剤成分粉末を粒度調製し、水分が1 〜25重量%と
なるように水を加えて充分混合し、押し出し造粒機等に
より造粒後、乾燥することにより、造粒物を得る。造粒
に際し水分が1重量%に満たない場合には、粒子強度が
低くなるため粉化しやすくなり、逆に25重量%を越え
る場合には造粒が困難となる恐れがあるので、いずれも
好ましくない。
【0013】造粒前のA剤成分の粉末の粒子径としては
、250 μm以下、好ましくは180 μm以下、更
に好ましくは100 μm以下を採用するのが適当であ
る。粒子径が250 μmを超える場合には、最終商品
となる造粒物の機械的強度が不充分となり、粉化しやす
くなり、また溶解速度が遅くなるので好ましくない。
、250 μm以下、好ましくは180 μm以下、更
に好ましくは100 μm以下を採用するのが適当であ
る。粒子径が250 μmを超える場合には、最終商品
となる造粒物の機械的強度が不充分となり、粉化しやす
くなり、また溶解速度が遅くなるので好ましくない。
【0014】造粒されたA剤粒子の粒径は、0.1 〜
10mm程度にするのが好ましい。粒径が前記範囲に満
たない場合には、流動性が阻害されたり、粉化して飛散
したりして取り扱いが困難となり、逆に前記を超える場
合には、粒子の機械的強度が低下したり、溶解に長時間
要するおそれあるので、いずれも好ましくない。A剤粒
子の粒径が、0.5 〜10mmである場合はさらに好
ましい。
10mm程度にするのが好ましい。粒径が前記範囲に満
たない場合には、流動性が阻害されたり、粉化して飛散
したりして取り扱いが困難となり、逆に前記を超える場
合には、粒子の機械的強度が低下したり、溶解に長時間
要するおそれあるので、いずれも好ましくない。A剤粒
子の粒径が、0.5 〜10mmである場合はさらに好
ましい。
【0015】A剤中にブドウ糖を含む場合には高い温度
に加熱するとブドウ糖が黄色に着色しやすいので、この
着色の進行を防止するためにより低い温度条件で短時間
にて乾燥することが望ましい。上記造粒工程における乾
燥の際には、脱湿した後加熱された空気を用いるのが好
ましい。乾燥は30〜90℃において行うのが適当であ
る。 具体的乾燥手段としては、例えば、バンド乾燥機、円板
乾燥機、通気乾燥機、回転乾燥機等を採用することによ
り、高強度及び易溶性で均一で組成安定の良好な顆粒を
得ることが可能となる。
に加熱するとブドウ糖が黄色に着色しやすいので、この
着色の進行を防止するためにより低い温度条件で短時間
にて乾燥することが望ましい。上記造粒工程における乾
燥の際には、脱湿した後加熱された空気を用いるのが好
ましい。乾燥は30〜90℃において行うのが適当であ
る。 具体的乾燥手段としては、例えば、バンド乾燥機、円板
乾燥機、通気乾燥機、回転乾燥機等を採用することによ
り、高強度及び易溶性で均一で組成安定の良好な顆粒を
得ることが可能となる。
【0016】本発明におけるpH調整成分は、A剤成分
を造粒し乾燥した後に、添加するのが好ましい。pH調
整成分は、造粒されたA剤粒子内に均一に添加されてい
ることが好ましく、pH調整成分をA剤に均一に添加す
る具体的手段としては、例えばA剤を撹拌しつつpH調
整成分をスプレーにより噴霧することによりA剤にpH
調整成分を均一に含浸させる方法が挙げられる。
を造粒し乾燥した後に、添加するのが好ましい。pH調
整成分は、造粒されたA剤粒子内に均一に添加されてい
ることが好ましく、pH調整成分をA剤に均一に添加す
る具体的手段としては、例えばA剤を撹拌しつつpH調
整成分をスプレーにより噴霧することによりA剤にpH
調整成分を均一に含浸させる方法が挙げられる。
【0017】本発明のB剤は、重曹のみを含むものでも
重曹とA剤成分の一部の混合物でも良い。B剤にブドウ
糖を配合する場合は、細菌が増殖しやすいので注意が必
要である。
重曹とA剤成分の一部の混合物でも良い。B剤にブドウ
糖を配合する場合は、細菌が増殖しやすいので注意が必
要である。
【0018】本発明の重曹透析用剤を用いて、透析液を
作製するには、A剤およびB剤を必要な濃度になるよう
溶解して混合すれば良い。特にpHの調整を行わなくと
も、所定のpHの透析液が得られ、かつカルシウムまた
はマグネシウム成分の沈澱が生成しない。
作製するには、A剤およびB剤を必要な濃度になるよう
溶解して混合すれば良い。特にpHの調整を行わなくと
も、所定のpHの透析液が得られ、かつカルシウムまた
はマグネシウム成分の沈澱が生成しない。
【0019】
【実施例】(実施例1)それぞれ平均粒径50μm程度
に粉砕された日本薬局方の塩化ナトリウム、塩化カリウ
ム、塩化カルシウム2水和物、塩化マグネシウム6水和
物、酢酸ナトリウム無水物及びブドウ糖を下記の比率で
混合し、さらに乾燥基準で1.5 重量%の水を添加し
て混合した。 NaCl 74.7110
重量%KCl 1
.7943 重量%CaCl2・2H2 O
2.2839 重量%MgCl2・6H2 O
1.2408 重量%CH3 COONa
7.9296 重量%ブドウ糖
12.0404 重量%
に粉砕された日本薬局方の塩化ナトリウム、塩化カリウ
ム、塩化カルシウム2水和物、塩化マグネシウム6水和
物、酢酸ナトリウム無水物及びブドウ糖を下記の比率で
混合し、さらに乾燥基準で1.5 重量%の水を添加し
て混合した。 NaCl 74.7110
重量%KCl 1
.7943 重量%CaCl2・2H2 O
2.2839 重量%MgCl2・6H2 O
1.2408 重量%CH3 COONa
7.9296 重量%ブドウ糖
12.0404 重量%
【0020】この混
合物をスクリーン径0.5mm の押し出し造粒機を用
いて造粒し、直径0.5mm 、長さ1 〜10mmの
円柱状の粒子を100kg 得た。次に、事前に相対湿
度を50%まで脱湿した空気を吹き込みつつ温度50℃
に調整された回分式箱型乾燥機に前記粒子を入れ3時間
乾燥した。 乾燥後の顆粒を撹拌しつつスプレーにより氷酢酸を1.
6 重量%噴霧し本発明のA剤を得た。このA剤は顆粒
状であり、水銀圧入式ポロシメーターにより測定した細
孔容積は、0.08cc/gであった。
合物をスクリーン径0.5mm の押し出し造粒機を用
いて造粒し、直径0.5mm 、長さ1 〜10mmの
円柱状の粒子を100kg 得た。次に、事前に相対湿
度を50%まで脱湿した空気を吹き込みつつ温度50℃
に調整された回分式箱型乾燥機に前記粒子を入れ3時間
乾燥した。 乾燥後の顆粒を撹拌しつつスプレーにより氷酢酸を1.
6 重量%噴霧し本発明のA剤を得た。このA剤は顆粒
状であり、水銀圧入式ポロシメーターにより測定した細
孔容積は、0.08cc/gであった。
【0021】重曹97.6重量%および塩化ナトリウム
2.4 重量%を混合して、A剤と同様な方法で造粒し
、B剤を得た。
2.4 重量%を混合して、A剤と同様な方法で造粒し
、B剤を得た。
【0022】A剤2654g を純水に溶解し9リット
ルとした溶液をA液とし、B剤678gを純水に溶解し
11.34 リットルとした溶液をB液とし、B液の1
.26リットルに純水を加えて34リットルとした溶液
にA液1リットルを混合した溶液が人工透析に使用時の
濃度の溶液である。希釈混合中に沈殿はまったく発生し
なかった。この希釈混合溶液のpHは7.3 であった
。またA剤中の氷酢酸の含量の定量はフェノールフタレ
インを指示薬とした酸アルカリ滴定にて可能である。
ルとした溶液をA液とし、B剤678gを純水に溶解し
11.34 リットルとした溶液をB液とし、B液の1
.26リットルに純水を加えて34リットルとした溶液
にA液1リットルを混合した溶液が人工透析に使用時の
濃度の溶液である。希釈混合中に沈殿はまったく発生し
なかった。この希釈混合溶液のpHは7.3 であった
。またA剤中の氷酢酸の含量の定量はフェノールフタレ
インを指示薬とした酸アルカリ滴定にて可能である。
【0023】(実施例2〜5)それぞれ実施例1と全く
同様な操作により粉砕、混合、及び造粒したA剤を温度
50℃に調整された回分式箱型乾燥機に入れ乾燥後、更
に氷酢酸を各々0.9 、1.1 、1.7 及び2.
1 重量%加えて、これを実施例2、3、4及び5とし
た。実施例1と同様にして希釈混合して得た溶液のpH
および細孔容積を表1に示す。希釈混合中に沈殿はまっ
たく発生しなかった。
同様な操作により粉砕、混合、及び造粒したA剤を温度
50℃に調整された回分式箱型乾燥機に入れ乾燥後、更
に氷酢酸を各々0.9 、1.1 、1.7 及び2.
1 重量%加えて、これを実施例2、3、4及び5とし
た。実施例1と同様にして希釈混合して得た溶液のpH
および細孔容積を表1に示す。希釈混合中に沈殿はまっ
たく発生しなかった。
【0024】(実施例6)実施例1と全く同様な操作に
より粉砕、混合、及び造粒したA剤を温度50℃に調整
された回分式箱型乾燥機に入れ乾燥後、更に乳酸を2.
4 重量%加えて、これを実施例6とした。実施例1と
同様にして希釈混合して得た溶液のpHおよび細孔容積
を表1に示す。希釈混合中に沈殿はまったく発生しなか
った。
より粉砕、混合、及び造粒したA剤を温度50℃に調整
された回分式箱型乾燥機に入れ乾燥後、更に乳酸を2.
4 重量%加えて、これを実施例6とした。実施例1と
同様にして希釈混合して得た溶液のpHおよび細孔容積
を表1に示す。希釈混合中に沈殿はまったく発生しなか
った。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】本発明の透析用剤は水に溶解して均質な
水溶液となり、使用時にpH調整成分を別途添加する必
要が無く安全かつ簡単に透析液を得ることができる。A
剤は造粒されているため流動性に優れているので、取扱
いが容易である。また、本透析用剤は、固形化されてお
り従来の溶液型人工透析剤に比して体積を小さくできる
。本発明の透析用剤は、貯留時に粉化したりあるいは難
溶性の化合物が生成したりせず保存あるいは輸送に有利
である。
水溶液となり、使用時にpH調整成分を別途添加する必
要が無く安全かつ簡単に透析液を得ることができる。A
剤は造粒されているため流動性に優れているので、取扱
いが容易である。また、本透析用剤は、固形化されてお
り従来の溶液型人工透析剤に比して体積を小さくできる
。本発明の透析用剤は、貯留時に粉化したりあるいは難
溶性の化合物が生成したりせず保存あるいは輸送に有利
である。
Claims (3)
- 【請求項1】重曹透析用剤に含まれる電解質成分のうち
重曹以外の成分から選ばれた1種以上からなる群(A剤
)と、重曹を主成分とする群(B剤)とに分け、使用時
にA剤とB剤を混合して用いる重曹透析用剤において、
A剤が造粒された粒子であり、かつ、粒子内にpH調制
剤として酸を含むことを特徴とする重曹透析用剤。 - 【請求項2】酸が、酢酸または乳酸、あるいは酢酸と乳
酸との混合物である請求項1の重曹透析用剤。 - 【請求項3】A剤の細孔容積が0.03〜0.2cc/
g である請求項1または請求項2の重曹透析用剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3036525A JPH04257522A (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 重曹透析用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3036525A JPH04257522A (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 重曹透析用剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04257522A true JPH04257522A (ja) | 1992-09-11 |
Family
ID=12472218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3036525A Pending JPH04257522A (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 重曹透析用剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04257522A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06178802A (ja) * | 1992-12-14 | 1994-06-28 | Tomita Seiyaku Kk | 重炭酸透析用人工腎臓灌流用剤の製造方法及び人工腎臓灌流用剤 |
| JPH0892071A (ja) * | 1994-09-27 | 1996-04-09 | Morishita Roussel Kk | 重炭酸透析用剤 |
| EP1120110A1 (en) * | 2000-01-11 | 2001-08-01 | Vasa di Sala Vittorio & C. S.n.c. | A composition for the preparation of dialytic solutions, a method for the production thereof, and a respective package |
| KR100398299B1 (ko) * | 1995-08-02 | 2003-12-31 | 도미따 세이야꾸 가부시끼가이샤 | 고형투석용제및그의제조방법 |
| US6673376B1 (en) * | 1998-11-04 | 2004-01-06 | Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh | Method of preparing a solution, in particular a dialysis or infusion solution |
| US9616161B2 (en) | 2011-06-20 | 2017-04-11 | Gambro Lundia Ab | Dialysis precursor composition |
| US9687507B2 (en) | 2011-12-21 | 2017-06-27 | Gambro Lundia Ab | Dialysis precursor composition |
| US9724298B2 (en) | 2012-03-08 | 2017-08-08 | Gambro Lundia Ab | Method to form a dialysis composition comprising citrate, calcium and magnesium |
| US9821102B2 (en) | 2011-06-20 | 2017-11-21 | Gambro Lundia Ab | Dialysis precursor composition |
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