JPH04258920A - 液晶表示素子 - Google Patents

液晶表示素子

Info

Publication number
JPH04258920A
JPH04258920A JP3041331A JP4133191A JPH04258920A JP H04258920 A JPH04258920 A JP H04258920A JP 3041331 A JP3041331 A JP 3041331A JP 4133191 A JP4133191 A JP 4133191A JP H04258920 A JPH04258920 A JP H04258920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal layer
pixel portion
display element
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3041331A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitotsugu Oaku
仁嗣 大阿久
Hidemasa Ko
英昌 高
Yuji Hayata
祐二 早田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Display Corp
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Kyocera Display Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd, Kyocera Display Corp filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP3041331A priority Critical patent/JPH04258920A/ja
Publication of JPH04258920A publication Critical patent/JPH04258920A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
ター、ワードプロセッサー、データ端末等の表示端末の
ような高密度表示に適した液晶表示素子に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、両電極間の液晶分子のツイスト角
を大きくして、鋭い電圧−透過率変化を起し、高密度の
ドットマトリクス表示をする方法として、スーパーツイ
スト素子( T. J. Scheffer and 
J. Nehring, Appl., Phys.,
 Lett. 45 (10) 1021−1023 
(1984))が知られていた。
【0003】しかし、この方法は用いられる液晶表示素
子の液晶の複屈折率△nと液晶層の厚みdとの積△n・
dの値が実質的に 0.8〜1.2 μmの間にあり(
特開昭60−10720号)、表示色として、黄緑色と
暗青色、青紫色と淡黄色等、特定の色相の組み合せでの
み、良いコントラストが得られていた。
【0004】このようにこの液晶表示素子では白黒表示
ができなかったことにより、マルチカラーフィルターと
組み合せて、マルチカラー又はフルカラー表示ができな
い欠点があった。
【0005】一方、同様な方式を使用し、液晶の複屈折
率と厚みとの積△n・dを 0.6μm付近と小さく設
定することにより、ほぼ白と黒に近い表示が得られる方
式が提案されている( M. Schadt et a
l, Appl. Phys. Lett.50(5)
, 1987, p.236 )。
【0006】しかし、この方式を使用した場合において
は表示が暗く、かつ、最大コントラストがあまり大きく
なく、青味を帯びるため、表示の鮮明度に欠ける欠点が
あった。
【0007】また、白黒表示でかつコントラストの高い
液晶表示素子として、互いに逆らせんの液晶セルを2層
積層し、一方のセルのみ電圧を印加し、他方のセルは単
なる光学的な補償板として使用する方式が提案されてい
る(奥村ほか、テレビジョン学会技術報告、11(27
),p.79,(1987))。
【0008】しかし、この方式は2層セルでの△n・d
のマッチングが非常に厳しく、歩留りの向上が困難な上
、液晶セルが2層必要なため、液晶セルの薄く軽いとい
う特長を犠牲にしている欠点があった。
【0009】これらの問題点を解決するために、ほぼ平
行に配置された配向制御膜を有する一対の透明電極付き
の基板間に挟持された旋光性物質を含有した誘電異方性
が正のネマチック液晶によるねじれ角が 160〜 3
00°の液晶層と、この液晶層を挟持する上下の基板の
透明電極間に電圧を印加する駆動手段とを有し、この液
晶層の外側に少なくとも1枚の複屈折板と一対の偏光板
を設置した液晶表示素子が提案されている。
【0010】これによれば、従来の二層式スーパーツイ
スト液晶表示素子と比べてより薄く、軽くてコンパクト
な白黒表示液晶素子が得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような液
晶表示素子においては、例えば暗い背景に明るい表示の
ネガ型で駆動する場合、画素部分とその外側や境界部分
(画素外部分)とでは光透過率が異なる。即ち、画素部
分は電極が存在するため、その厚み分だけ、液晶の複屈
折率△nと液晶層の厚みdとの積△n・dの値が画素外
部分より小さくなり、透過光の複屈折状態が異なるため
、画素部分がオフ状態のときでも、境界部分では画素部
分よりも光透過率が高く、光抜けを生じることになる。 そして、このような状況はポジ型で駆動した場合もほぼ
同様である。
【0012】このような問題点を解決するために、画素
外部分の基板の厚みを画素部分の基板厚みとほぼ同じに
して、液晶層の厚みを均一化した液晶表示素子が提案さ
れている。しかし、このような液晶表示素子は通常マル
チプレックス駆動により駆動されるが、これによれば、
画素部分にはオフ時に電圧が印加されないのではなく、
非選択電圧が印加されているため、画素上の液晶層の△
n・dの値が実質的に減少し、画素外部分との△n・d
の値の差を生じ、その透過光の複屈折状態の差からネガ
型であれば画素外部分からの光抜けを生じ、全体として
、コントラストの低下を生じる原因になっていた。
【0013】本発明の目的は、従来技術が有していた前
述の欠点を解消して、高コントラストの白黒に近い表示
を実現することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題点
を解決すべくなされたものであり、ほぼ平行に配置され
た配向制御膜を有する一対の透明電極付きの基板間に挟
持された旋光性物質を含有した誘電異方性が正のネマチ
ック液晶によるねじれ角が 160〜 300°の液晶
層と、この液晶層を挟持する上下の基板の透明電極間に
電圧を印加する駆動手段とを有し、この液晶層の外側に
少なくとも1枚の複屈折板と一対の偏光板を設置した液
晶表示素子において、液晶層での液晶の屈折率異方性(
△n)と液晶の厚み(d)との積△n・dを画素部分と
、画素外部分とで異ならせ、画素外部分の光透過率が、
画素部分のオフ時の光透過率にくらべて実質的に同等以
下となるようにされたことを特徴とする液晶表示素子を
提供するものである。
【0015】特に、液晶層での液晶の屈折率異方性(△
n)と液晶の厚み(d)との積△n・dが液晶層の画素
部分の△n1・d11 で 0.4〜 1.5μmとさ
れ、液晶層と偏光板との間の少なくとも一方に△n1・
d11 とほぼ同一の△n2・d2を有する少なくとも
1枚の一軸性の複屈折板であって、合計の複屈折板の△
n2・d2が、 0.6×△n1・d11 <△n2・
d2< 1.1×△n1・d11 であり、液晶層の画
素外部分の△n1・d12 との関係が、 0.9×△
n2・d2<△n1・d12 <△n1・d11 とな
るような複屈折板を配置したことを特徴とする液晶表示
素子を提供するものである。
【0016】本発明では、液晶層の片側または両外側で
あって、液晶層と偏光板との間に複数の一軸性の複屈折
板を配置する。
【0017】このため、液晶層は1層でよく、生産性を
下げたり、色ムラを起こしやすい第2の液晶層を設けな
くても、明るい白黒表示の液晶表示素子が容易に得られ
る。
【0018】この液晶層は、従来のスーパーツイスト液
晶表示素子の液晶層と同じ構成の液晶層であり、電極群
が対向しており、これにより各ドット毎にオンオフを制
御可能とされる。この液晶層のねじれ角は約 160〜
 300°とされる。
【0019】具体的には、ほぼ平行に配置された一対の
透明電極基板間に旋光性物質を含有した誘電異方性が正
のネマチック液晶を挟持し、両電極間での液晶分子のね
じれ角を 160〜 300°とすればよい。これは、
 160°未満では急峻な透過率変化が必要とされる高
デューティでの時分割駆動をした際のコントラスト比の
向上が少なく、逆に 300°を越えるとヒステリシス
や光を散乱するドメインを生じ易いためである。
【0020】本発明では、液晶層において、液晶の屈折
率異方性(△n)とその液晶の厚み(d)との積△n・
dを、画素部分とその画素外部分とで異ならせ、境界部
分の光透過率が、画素部分のオフ時の光透過率に比べて
実質的に同等以下となるようにされる。具体的には、画
素部分と、その境界部分とで、液晶層の厚みを異ならせ
ることにより、△n・dをそれぞれ調整する。
【0021】本発明では、液晶層の△n・dが特に次の
ようにされるのが好ましい。
【0022】液晶層の画素部分では、△n1・d11 
は 0.4〜 1.5μmとされる。これは、 0.4
μm未満では、オン時の透過率が低く、青味がかった表
示色になりやすく、また1.5μmを越えるとオン時の
色相が黄色から赤色を呈し、白黒表示となりにくい。特
に、表示色の無彩色化が厳しく要求される用途では、液
晶層の画素部分の△n1・d11 は 0.5〜 1.
0μmとされることが好ましい。
【0023】なお、この△n1・d11 の範囲は、そ
の液晶表示の使用温度範囲内で満足されるようにされる
ことが好ましく、使用温度範囲内で美しい表示が得られ
る。もっとも他の性能の要求のために、使用温度範囲の
一部でのみ、この関係を満足するようにされることもあ
りうる。この場合には、△n1・d11 の範囲が上記
範囲からはずれる温度範囲では、表示が色付いたり、視
野角特性が低下したりすることとなる。
【0024】所望のパターンにパターニングをしたIT
O(In2O3−SnO2)、SnO2等の透明電極を
設けたプラスチック、ガラス等の基板の表面にポリイミ
ド、ポリアミド等の膜を設け、この表面をラビングした
り、SiO 等を斜め蒸着したりして配向制御膜を形成
した透明電極付きの基板を準備して、この透明電極付き
の基板の間に、前記した誘電異方性が正のネマチック液
晶による 160〜 300°ツイストの液晶層を挟持
するようにされる。この代表的な例としては、多数の行
列状の電極が形成され、一方の基板に 640本のスト
ライプ状の電極が形成され、他方の基板には、これに直
交するように 400本のストライプ状の電極が形成さ
れ、 640× 400ドットのような表示がなされる
。さらにこの 640本のストライプ状の電極を夫々3
本一組として1920本のストライプ状の電極とし、R
GBのカラーフィルターを配置してフルカラーで 64
0×400ドットの表示をすることもできる。
【0025】なお、電極と配向制御膜との間に基板間短
絡防止のためにTiO2、SiO2、Al2O3 等の
絶縁膜を設けたり、透明電極にAl、Cr、Ti等の低
抵抗のリード電極を併設したり、カラーフィルターを電
極の上もしくは下に積層してもよい。
【0026】この液晶層の両外側に一対の偏光板を配置
する。この偏光板自体もセルを構成する基板の外側に配
置することが一般的であるが、性能が許せば、基板自体
を偏光板で構成したり、基板と電極との間に偏光層とし
て設けてもよい。
【0027】本発明では、上記液晶層の片側もしくは両
側に隣接して一枚以上の複屈折板を積層する。
【0028】この複屈折板は、液晶層の片側および両側
の液晶層と偏光板との間に設ければよく、例えば、液晶
層と電極の間に層状に設けたり、基板自体を複屈折板と
したり、基板と偏光板との間に層状に設けたり、偏光板
と複屈折板とを複屈折板が液晶側にくるようにして積層
して一体化した偏光板を用いたり、それらを組み合わせ
て設けたりすればよい。
【0029】この複屈折板としては、一軸性で複屈折性
を示す透明板であれば使用でき、プラスチックフィルム
、無機の結晶板等が使用可能である。所望の複屈折効果
を得るために△n2・d2を調整して使用する。
【0030】良好な白黒表示を行うためには、ある特定
のツイスト角と△n1・d11 を持った液晶層に対し
、一軸性の複屈折板の△n2・d2の大きさ及びそれら
の光軸方向、さらに一対の偏光板の偏光軸の方向を最適
化することが重要である。
【0031】片面および両側に配置される複屈折板の合
計の△n2・d2の大きさは、概略液晶層の画素部分の
△n1・d11の大きさにほぼ等しいか、それよりも少
し小さめに設定すれば良好な白黒表示を得やすい。即ち
、一枚以上の複屈折板の合計の△n2・d2が、 0.
6×△n1・d11 <△n2・d2< 1.1×△n
1・d11 となるようにされればよい。
【0032】この複屈折板の合計の△n2・d2は、 
0.6×△n1・d11 よりも小さくなるとオンにお
ける透過率が低くなって、表示が暗くなり、逆に 1.
1×△n1・d11 よりも大きくなるとオフにおける
透過率が高くなるため、コントラスト比が低下すること
となるので、前述の範囲とされる。特にコントラストを
上げるためには、複屈折板の△n2・d2は0.98×
△n1・d11 よりも小さくすることが望ましい。
【0033】具体的に、2枚の複屈折板を積層して用い
る場合には、その△n2・d2の大きさは通常ほぼ等し
くされるため、概略液晶層の画素部分の△n1・d11
 の大きさの半分にほぼ等しいか、その半分よりも少し
小さめに設定される。0.6 ×△n1・d11 /2
<△n2・d2< 1.1×△n1・d11 /2とさ
れればよい。
【0034】なお、片側に配置される複屈折板を3枚以
上の組み合せとする場合には、合計の△n2・d2を上
記のようにすればよい。
【0035】さらに、液晶層の画素外部分では、△n1
・d12 は、複屈折板の合計の 0.9×△n2・d
2の大きさより大きく、かつ、液晶層の画素部分の△n
1・d11 の大きさより小さく設定すればコントラス
ト比が高い表示を得やすい。即ち、△n1・d12 が
 0.9×△n2・d2<△n1・d12 <△n1・
d11 となるようにされればよい。
【0036】この液晶層の画素外部分の△n1・d12
 は、上記範囲外にあると例えばネガ型の場合、画素外
部分からの光漏れが大きくなり、コントラスト比が低下
することとなる。
【0037】また、本発明で用いられる複屈折板は、面
内の特定方向の主屈折率が高く、面内であってそれに垂
直方向の主屈折率が低いものであり、面に垂直方向の主
屈折率は面内の低い方の主屈折率とほぼ同じであるので
、その光軸は高い主屈折率を有する方向になる。
【0038】以下図面を参照して本発明をさらに詳細に
説明する。
【0039】図1は、本発明による液晶表示素子を模式
的に表した斜視図である。
【0040】図2(A)(B)は、夫々上から見た図1
の上側の偏光板の偏光軸方向、2枚の複屈折板の光軸方
向及び液晶層の上側の液晶分子の長軸方向、並びに、下
側の偏光板の偏光軸方向及び液晶層の下側の液晶分子の
長軸方向の相対位置を示した平面図である。
【0041】図1において、 1、2は一対の偏光板、
 3は文字や図形を表示するための△n1・d11 が
 0.4〜 1.5μmの誘電異方性が正のネマチック
液晶によるねじれ角が 160〜 300°の液晶層、
 4A、4Bは液晶層の上に積層された2枚の複屈折板
、 5は上側の偏光板の偏光軸、 6は下側の偏光板の
偏光軸、 7は液晶層の上側の液晶分子、8は液晶層の
下側の液晶分子、9Aは積層された上側の複屈折板の光
軸方向、9Bは積層された下側の複屈折板の光軸方向を
示している。
【0042】図2において、液晶層の上側の液晶分子7
 の長軸方向からみた上側の偏光板の偏光軸5 の方向
を時計回りに計った角度をθ1 、液晶層の上側の液晶
分子7 の長軸方向からみた上側(偏光板側)の複屈折
板4Aの光軸方向9Aを時計回りに計った角度をθ21
、液晶層の上側の液晶分子7 の長軸方向からみた下側
(液晶層側)の複屈折板4Bの光軸方向9Bを時計回り
に計った角度をθ22、液晶層の下側の液晶分子8 の
長軸方向からみた下側の偏光板の偏光軸6の方向を時計
回りに計った角度をθ3 とする。
【0043】本発明では、このθ1 、θ21、θ22
、θ3 を白黒表示となるように最適化すればよい。
【0044】図3は、本発明による液晶表示素子の別の
例を模式的に表した斜視図である。
【0045】図4(A)(B)は、夫々上から見た図3
の上側の偏光板の偏光軸方向、複屈折板の光軸方向及び
液晶層の上側の液晶分子の長軸方向、並びに、複屈折板
の光軸方向及び下側の偏光板の偏光軸方向及び液晶層の
下側の液晶分子の長軸方向の相対位置を示した平面図で
ある。
【0046】図3において、 11、12は一対の偏光
板、 13 は文字や図形を表示するための△n1・d
11 が 0.4〜 1.5μmの誘電異方性が正のネ
マチック液晶によるねじれ角が160〜 300°の液
晶層、 14A、14Bは液晶層の上下に積層された複
屈折板、 15 は上側の偏光板の偏光軸、 16 は
下側の偏光板の偏光軸、 17 は液晶層の上側の液晶
分子、 18 は液晶層の下側の液晶分子、19A は
積層された上側の複屈折板の光軸方向、19B は積層
された下側の複屈折板の光軸方向を示している。
【0047】図4において、液晶層の上側の液晶分子1
7の長軸方向からみた上側の偏光板の偏光軸15の方向
を時計回りに計った角度をθ1 、液晶層の上側の液晶
分子17の長軸方向からみた上側の複屈折板14A の
光軸方向19A を時計回りに計った角度をθ2 、液
晶層の下側の液晶分子18の長軸方向からみた下側の複
屈折板14B の光軸方向19B を時計回りに計った
角度をθ4 、液晶層の下側の液晶分子18の長軸方向
からみた下側の偏光板の偏光軸16の方向を時計回りに
計った角度をθ3 とする。
【0048】本発明では、このθ1 、θ2 、θ3 
、θ4 を白黒表示となるように最適化すればよい。
【0049】本発明の液晶表示素子をネガ型表示で使用
する場合に、例えば、液晶層のねじれ角を 240°程
度とし、その△n1・d11を 0.8μm程度とし、
その片面に配置した2枚の一軸性の複屈折板の夫々の△
n2・d2を0.4 μm程度とすれば、一対の偏光板
の偏光軸をほぼ60〜 120°程度の角度で交差する
ように配置することが好ましい。
【0050】また、同じ液晶層と一軸性の複屈折板とを
使用し、ポジ型表示で使用する場合には、一対の偏光板
の偏光軸をほぼ±30°程度の角度で交差するように配
置することが好ましい。これにより、この液晶表示素子
は、視角特性に優れたコントラストの高い白黒表示が可
能となる。
【0051】本発明では、一対の偏光板の偏光軸の交差
角をほぼ90°±30°にすればネガ型表示となり、 
0°±30°にすればポジ型表示となるが、バックライ
トを設けたネガ型表示とすることが見栄え上好ましい。
【0052】本発明では、第1の液晶層において、その
画素部分と、画素外部分とで、両者の△n・dをそれぞ
れ調整するためには、例えば、液晶層の厚みを両者で異
ならせることにより行なえる。図5(A)(B)(C)
は、そのような基板の製造方法の一例を示す断面図であ
る。
【0053】図において、基板21上に、電極22を形
成しさらに、遮光層23を形成する。この上に適宜の厚
みの感光性樹脂24を塗布し、基板21の下側から紫外
線照射し、現像により非照射部分の感光性樹脂層を除去
し、さらに遮光層も除去する。感光樹脂層24の膜厚を
制御することにより、画素外部分の基板厚み、ひいては
液晶層の厚みを調整することができる。
【0054】この遮光層としては、パターニングができ
、光を遮断するものであればよく、市販のフォトレジス
トやニッケルメッキまたは遮光性のインク等を使用した
印刷等を用いてもよい。また感光性樹脂層としては、紫
外線等により硬化するものであればよく、市販のネガ型
フォトレジストや感光性樹脂等を用いてもよい。
【0055】液晶表示素子がマルチプレックス駆動によ
る場合には、前述のように、画素部分には、ゼロでない
非選択電圧が印加されるので、駆動時の液晶層の△n・
dが実質的に減少するため、画素外部分の液晶層の厚み
を小さくして、非駆動時の液晶層の△n・dを画素部分
よりも小さくしてやることが望ましい。即ち、一般的に
は、基板厚みは、画素部分よりも画素外部分のほうが厚
くなるようにすることが望ましい。
【0056】なお、本発明では、白黒表示に近い表示が
得られるため、カラーフィルターを併用してカラフルな
表示が可能となる。特に高デューティ駆動でも、コント
ラスト比が高くとれるため、フルカラーによる階調表示
も可能であり、液晶テレビにも使用できる。
【0057】このカラーフィルターは、セル内面に形成
することにより、視角によるズレを生じなく、より精密
なカラー表示が可能となる。具体的には、電極の下側に
形成されてもよいし、電極の上側に形成されてもよい。
【0058】また、より色を完全に白黒化する必要があ
る場合には、色を補正するためのカラーフィルターや、
カラー偏光板を併用したり、液晶中に色素を添加したり
、あるいは特定の波長分布を有する照明を用いたりして
もよい。
【0059】本発明では、このような構成の液晶セルの
電極に電圧を印加するための駆動手段を接続し、駆動を
行う。
【0060】特に、本発明では明るい表示が可能なため
、透過型でも反射型でも適用可能であり、その応用範囲
が広い。
【0061】なお、透過型で使用する場合には裏側に光
源を配置する。もちろん、これにも導光体、カラーフィ
ルターを併用してもよい。
【0062】本発明の液晶表示素子は透過型で使用する
ことが多いが、明るいため反射型で使用することも可能
である。
【0063】透過型で使用する場合、画素以外の背景部
分を印刷等による遮光膜で覆うこともできる。また、遮
光膜を用いるとともに、表示したくない部分に選択電圧
を印加するように、逆の駆動をすることもできる。
【0064】本発明は、この外、本発明の効果を損なわ
ない範囲内で、通常の液晶表示素子で使用されている種
々の技術が適用可能である。
【0065】本発明では、時分割特性がスーパーツイス
ト液晶表示素子と同等であるうえ、前述したように明る
く鮮明な白黒表示が可能なため、赤、緑、青の三原色の
微細カラーフィルターをセル内面等に配置することによ
り、高密度のマルチカラー液晶表示素子とすることも可
能である。
【0066】本発明の液晶表示素子は、パーソナルコン
ピューター、ワードプロセッサー、ワークステーション
等の表示素子として好適であるが、この外液晶テレビ、
魚群探知機、レーダー、オシロスコープ、各種民生用ド
ットマトリックス表示装置等の白黒表示、カラー表示を
問わず各種の用途に使用可能である。
【0067】
【作用】本発明では、画素部分と画素外部分との液晶層
の厚みを調整し、非駆動時の液晶層の△n・dを画素部
分よりも小さくし、境界部分の光透過率が、画素部分の
オフ時の光透過率に比べて実質的に同等以下となるよう
にされたので、従来よりもコントラスト比の良い液晶表
示素子が得られる。
【0068】また、特に、画素外部分の液晶層の厚みを
小さくして、非駆動時の液晶層の△n・dを画素部分よ
りも小さくしてやることにより、マルチプレックス駆動
における駆動時の液晶層と複屈折板との光学的補償を確
実なるものとし、境界部分の光透過率が、画素部分のオ
フ時の光透過率に比べて実質的に同等以下となるように
されたので、従来よりもコントラストの良い液晶表示素
子が得られる。
【0069】
【実施例】第1の基板として、ガラス基板上に設けられ
たITOの透明電極をストライプ状にパターニングし、
蒸着法によりSiO2による短絡防止用の絶縁膜を形成
し、ポジ型フォトレジストを塗布し、マスクを用いて露
光し、現像することにより透明電極部の上に遮光層を形
成した。さらに、透明電極の膜厚より厚くなるように感
光性樹脂を塗布した。これをガラス基板の下側から紫外
線照射して未照射部分の感光性樹脂層を除去し、遮光層
を形成していたフォトレジストを除去して、画素外部分
に電極部より厚い、感光性樹脂層を形成した。これにポ
リイミドのオーバーコートをスピンコートし、これをラ
ビングして配向制御膜を形成した基板を作成した。
【0070】第2の基板として、ガラス基板上に設けら
れたITOの透明電極を第1の基板と直交するようにス
トライプ状にパターニングし、蒸着法によりSiO2に
よる短絡防止用の絶縁膜を形成した後、ポジ型フォトレ
ジストを塗布し、マスクを用いて露光し、現像すること
により透明電極部の上に遮光層を形成した。さらに、透
明電極の膜厚より厚くなるように感光性樹脂を塗布した
。これをガラス基板の下側から紫外線照射して未照射部
分の感光性樹脂層を除去し、遮光層を形成していたフォ
トレジストを除去し、画素外部分に電極部より厚い、感
光性樹脂層を形成した。これにポリイミドのオーバーコ
ートをスピンコートし、これをラビングして配向制御膜
を形成した基板を作成した。
【0071】この2枚の基板の周辺をシ−ル材でシ−ル
して、液晶を注入する層を形成し、この層に誘電異方性
が正のネマチック液晶を注入して、注入口を封止した。 この液晶セルの片側に、複数の複屈折板を積層し、さら
に、両側に、偏光板を配置して、ネガ型の液晶表示素子
を形成した。
【0072】この時、液晶層は 240°ねじれの左ら
せんとし、表1の実施例1及び2、また比較例1〜3の
ように各△n・dを設定し、液晶層の片側に配置された
複屈折板の光軸方向と、この液晶表示素子の液晶分子の
長軸方向、および偏光板の偏光軸方向との相対的な関係
は、θ1 =160 °、θ21=120 °、θ22
=85°、θ3=135 °とした。
【0073】この液晶表示素子の裏側に冷陰極管付のバ
ックライトを配置して、1/200 デューティ、1/
15バイアスで駆動した場合、鮮明な白黒表示が得られ
た。この時、非選択電圧に相当するセグメントは黒色、
選択電圧に相当するセグメントは白色であり、いわゆる
ネガ表示であった。また、この液晶表示素子の開口率は
80%であった。画素外部分の△n1・d12 を変え
た本発明の実施例1及び2と比較例1〜3についてコン
トラスト比を表1に示した。なお、表1の例で、画素部
分のオフ時の光透過率は0.46%であった。
【0074】
【表1】
【0075】さらに実施例3として、実施例1の液晶表
示素子において、液晶層の両面に複屈折板を夫々積層し
、液晶分子の長軸方向、偏光板の偏光軸方向および複屈
折板の光軸方向との相対的な関係は、θ1 =150 
°、θ2 =85°、θ3 =120 °、θ4 =9
0°とした。実施例1、2と同様の高コントラストが得
られた。
【0076】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は、従来の
白黒表示スーパーツイスト液晶表示素子と比べてより優
れたコントラスト比を持つ白黒表示が可能となり、鮮明
で表示品位の高いポジ型あるいはネガ型の表示が得られ
る。
【0077】また、時分割表示特性や視野角特性も従来
のスーパーツイスト液晶表示素子と遜色がない等の優れ
た効果を有する。
【0078】また、表示が白黒に近いということから、
カラーフィルターと組み合わせることにより、カラフル
な表示が可能となり、特に赤、緑、青のカラーフィルタ
ーを画素ごとに配置することにより、マルチカラーやフ
ルカラーの表示も実現できるという効果も認められ、よ
り多様性のある応用が開ける。
【0079】特に、本発明では白黒表示が可能であるに
もかかわらず、明るい表示が可能であり、透過型のみな
らず、反射型の表示も可能であり、その応用範囲が広い
ものである。
【0080】本発明は、本発明の効果を損なわない範囲
内で今後とも種々の応用が可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶表示素子を模式的に表した斜
視図
【図2】夫々上からみた図1の上側及び下側の液晶分子
の長軸方向、偏光板の偏光軸方向及び複屈折板の光軸方
向の相対位置を示した平面図
【図3】本発明による液晶表示素子を模式的に表した斜
視図
【図4】夫々上からみた図3の上側及び下側の液晶分子
の長軸方向、偏光板の偏光軸方向及び複屈折板の光軸方
向の相対位置を示した平面図
【図5】基板の基本的製造方法の断面図
【符号の説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ平行に配置された配向制御膜を有する
    一対の透明電極付きの基板間に挟持された旋光性物質を
    含有した誘電異方性が正のネマチック液晶によるねじれ
    角が160 〜 300°の液晶層と、この液晶層を挟
    持する上下の基板の透明電極間に電圧を印加する駆動手
    段とを有し、この液晶層の外側に少なくとも1枚の複屈
    折板と一対の偏光板を設置した液晶表示素子において、
    液晶層での液晶の屈折率異方性(△n)と液晶の厚み(
    d)との積△n・dを、画素部分と画素外部分とで異な
    らせ、画素外部分の光透過率が、画素部分のオフ時の光
    透過率にくらべて実質的に同等以下となるようにされた
    ことを特徴とする液晶表示素子。
  2. 【請求項2】液晶層での液晶の屈折率異方性(△n)と
    液晶の厚み(d)との積△n・dが液晶層の画素部分の
    △n1・d11 で 0.4〜 1.5μmとされ、液
    晶層と偏光板との間の少なくとも一方に△n1・d11
     とほぼ同一の△n2・d2を有する少なくとも1枚の
    一軸性の複屈折板であって、合計の複屈折板の△n2・
    d2が、 0.6×△n1・d11 <△n2・d2<
     1.1×△n1・d11 であり、さらに液晶層の画
    素外部分の△n1・d12 との関係が、 0.9×△
    n2・d2<△n1・d12 <△n1・d11 とな
    るような複屈折板を配置したことを特徴とする液晶表示
    素子。
JP3041331A 1991-02-13 1991-02-13 液晶表示素子 Pending JPH04258920A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3041331A JPH04258920A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 液晶表示素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3041331A JPH04258920A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 液晶表示素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04258920A true JPH04258920A (ja) 1992-09-14

Family

ID=12605539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3041331A Pending JPH04258920A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 液晶表示素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04258920A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5194975A (en) Liquid crystal display device having biaxial birefringent plates at each side of the liquid crystal layer
US5179457A (en) Liquid crystal display device with birefringent film between the substrates of the liquid crystal
JP2560449B2 (ja) 液晶表示素子及びその製造方法
US7057684B2 (en) Liquid crystal display with varying thickness
JPH0519687B2 (ja)
JP2901063B2 (ja) カラー液晶表示素子
JP2768319B2 (ja) カラー液晶表示素子
JP2768977B2 (ja) 液晶素子及びそれを用いた装置
US6195144B1 (en) Multiple domain-divided twisted nematic liquid crystal display with compensation film
JP2915430B2 (ja) 液晶表示素子
JP2775823B2 (ja) 液晶表示素子
JPH01254917A (ja) 液晶表示素子及びそれを使用したoa機器
JP2775827B2 (ja) 液晶表示素子
JPH04258920A (ja) 液晶表示素子
JP2841734B2 (ja) 液晶表示素子
JP2819602B2 (ja) 液晶表示素子
JP2757380B2 (ja) カラー液晶表示素子
JPH06138436A (ja) 液晶表示素子
JP2625851B2 (ja) 液晶表示素子及びそれを使用した液晶表示装置
JPH02821A (ja) 液晶表示素子
JPH04247432A (ja) 液晶表示素子
JPH04179922A (ja) 液晶表示素子
JPH04179923A (ja) 液晶表示素子
JPH01131533A (ja) 液晶表示素子
JPH0247625A (ja) 液晶表示素子