JPH0426096Y2 - - Google Patents

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JPH0426096Y2
JPH0426096Y2 JP1989044893U JP4489389U JPH0426096Y2 JP H0426096 Y2 JPH0426096 Y2 JP H0426096Y2 JP 1989044893 U JP1989044893 U JP 1989044893U JP 4489389 U JP4489389 U JP 4489389U JP H0426096 Y2 JPH0426096 Y2 JP H0426096Y2
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silicone rubber
skin
palm
colored
decorative
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は手首全体、数本の指を配す半手部など
の手袋、一本の指となるキヤツプ等に用いる皮膚
感覚をもつ装飾手掌に関するものである。
〈従来の技術〉 一般に、災害、疾病などで手(指等の部分を含
む)を失つた場合、外観から受ける損失が多いた
め、健常手と見分けの付きにくい皮膚の色合、皮
膚表面の皺などの外観上の再現性を図つた所謂装
飾手掌(コスメチツク・グローブ)を装着するよ
うに至つている。従来この種の装飾手掌は、塩化
ビニール製の手掌が主であつた。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、このような塩化ビニール製装飾手掌で
一番問題となることは、汚れ易い、変色、伸びの
悪さの点にある。即ち、塩化ビニール素材では加
塑剤を用いる関係上、新聞の印刷に用いられるイ
ンキやボールペンのインキなどの油性汚れが付着
し易く、一旦付いた汚れは加塑剤に対し親和性を
有し染み込み一体化されるため、布等で擦つても
拭き落とすことが出来ず、汚れによる色変わりが
激しく体裁が悪くなり、長期使用に耐え得ない。
勿論、塩化ビニールにあつては、太陽光、熱等の
自然現象に起因してひび割れ、色ざめなどの破損
も生じ易いものである。また、この装飾手掌は、
単に肌色着色の塩化ビニールを焼き付け等の所定
の加工工程をもつて仕上げた一枚地(一層)の手
袋形状であるため、外方から見た場合、色の反射
が大きく必要以上に輝き、恰も人工手掌である感
覚を拭いきれない。更に、塩化ビニール製手掌で
は、長時間の着用にあつて加塑剤添加等の関係
上、手掌を嵌める部分に所謂かぶれ等の肌荒れ害
を招きやすい欠点を有する。
本考案は上記実情に鑑み、素材を油性の汚れを
呼ばないシリコーンゴム部材とし、且つ必要以上
の輝きを抑え自然な皮膚感覚る持つように複数の
積層構造とし、上記課題を解決する如くした装飾
手掌を提供することを目的としたものである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、少なくとも外層を透明シリコーンゴ
ムとし、内層を皮膚色顔料を混ぜてなる着色シリ
コーンゴムとした積層のシリコーンゴム地をもつ
て所定形状のサツク体を形成してなるものであ
る。
〈作用〉 上記のような構成のため、素材をシリコーンゴ
ムとしたことにより伸び、肌触り等が良好で装着
が容易となり、且つこのシリコーンゴム地には加
塑剤を含まないため、油性汚れの付着にあつて
も、この汚れが中に染み込まず拭き取りなどの簡
単なクリーン作業で汚れを落とすことができる。
また、この手掌は少なくとも表面となる外層を透
明シリコーンゴム層とし内層を皮膚色の着色シリ
コーンゴム層の積層構造としてなるため、外方か
ら眺めた場合、着色シリコーンゴム層で反射した
光線が透明シリコーンゴム層で一旦屈折してから
視覚に入るので、照りを抑える一種の艶消現象を
受け皮膚と同様な色合い、質感を有するものとな
る。しかも、このとき爪先の伸び部分となる薄地
部分にあつては、製法工程上、外層の透明シリコ
ーンゴムのみが配設されるものとなり、この爪先
部分が白つぽく見え着色シリコーンゴムが積層さ
れている基方の皮膚部分と色違いを生じ、恰も本
物の爪が生えているように見受ける。
〈実施例〉 以下、本考案を実施例の図面に基づいて説明す
れば、次の通りである。
第1図乃至第4図は手首全体となる手掌を示
し、1は薄肉厚の外層となる透明シリコーンゴム
で、2は前記透明シリコーンゴム1の内側に積層
する厚地の内層となる着色シリコーンゴムであ
り、この上下二層となる積層のシリコーンゴム地
3をもつて所定形状のサツク体aに形成し装飾手
掌4とする。この場合、着色シリコーンゴム2は
使用する患者の皮膚色に合う顔料を混ぜて所定の
皮膚色を形成してなる。
次にこの作用を説明すると、この装飾手掌4の
形式に際しては、例えば、第3図に示すように、
健常者の所定部分となるパターンから母型取出し
で形成の電鋳型A内に、先ず適宜量の透明シリコ
ーンゴム1の液を流し込み、周壁に所定の厚みを
付着させ、余分のシリコーン液を捨てる。この後
に皮膚色を呈する着色シリコーンゴム2の液を流
し込み、先の透明シリコーンゴム層の内側に更に
所定暑さに付着させ、前記同様に余分のシリコー
ン液を捨て全体として二層の積層シリコーンゴム
地3とし、この透明、着色シリコーンゴム1,2
が固まつたところで電鋳型Aから抜き取れば二層
構造を呈する一定厚さの装飾手掌4を得るもので
ある。この場合、二層のシリコーンゴム地3の厚
さの変化は、電鋳型Aに注入するシリコーンゴム
に対する硬化時間の調整で行なえばよい。
ここにおいて、この装飾手掌4を所定箇所に装
着すれば、該装飾手掌4は外層を薄地となる透明
シリコーンゴム1とし内層を厚地の着色シリコー
ンゴム2を二層構成となつているため、外方から
見た場合、着色シリコーンゴム2より反射する光
は、表面の透明シリコーンゴム1での屈折と、前
記電鋳型Aで再現される皮膚表面自体に有するひ
だ等の凹凸の乱反射と相俟つて必要以上の色と輝
きを抑え、人工的でなく自然の肌色感覚となる
色、艶、質感を受けるものである。また、使用に
当たつて、装飾手掌4の表面に新聞のインキとか
ボールペンのインキ等が知らず知らずに付着し汚
れを招いてもるも、この表面は基本的には油性汚
れの染み込まないシリコーンゴム部材よりなるた
め、布等で拭えば簡単に汚れを落とし得る。
また、この装飾手掌4の指部に形成される爪部
5の爪の延びた状態となる爪先5a部は、電鋳型
Aに刻設される浅い爪溝の関係上、この部分には
透明シリコーンゴム1のみが流入するため、この
形成された爪先5a部分は着色シリコーンゴム2
層がなく恰も少し爪が伸びたよう白つぽく見え、
自然の手の状態となる(第4図A、B参照)。
この場合、この装飾手掌4は第5図に示すよう
に、外層を薄地の透明シリコーンゴム1とし中層
を厚地の着色シリコーンゴム2とし、更に内層を
補強用とする薄地の透明シリコーンゴム1′を配
設する三層構造とし、補強型装飾手掌としてもよ
い。尚、三層構造となるサンドイツチ構造では、
中間層を塩化ビニール地を介在することも可能と
なる。即ち、表面が透明シリコーンゴム1となつ
ていれば、油性汚れが内部に浸透して行かず、拭
い落としが容易である。
また、第6図は指1本を呈すキヤツプとなる他
の実施例で、こも場合も所定の母型成形で得る電
鋳型(図示せず)に、前記同様に透明シリコーン
ゴム1と着色シリコーンゴム2を順次流入させる
成形工程をもつて積層シリコーンゴム地3を呈す
るキヤツプ4′としたものである。
〈考案の効果〉 上述のように本考案の装飾手掌は、少なくとも
外層(表面)を透明シリコーンゴムとしその内側
に着色シリコーンゴムとした積層構造としたこと
により、装着使用に当たつて、この着色シリコー
ンゴムの皮膚色は表面の透明シリコーンゴムで一
旦屈折され輝きが抑えられ、ボカシ効果が得られ
色、艶、質感が自然となり、皮膚色感覚を受け体
裁がよい。この場合、透明シリコーンゴムと着色
シリコーンゴムの生地の厚さ比は、1:2程度が
よい。また、この透明シリコーンゴム部材は加塑
剤を用いないため(加塑剤を必要とする塩化ビニ
ールを用いないため)、油性の汚れ分が染み込ま
ず、汚れが付着しても簡単に拭き取ることがで
き、常時新しい状態の装飾手掌使用が出来る。し
かも、このシリコーンゴムは材質変化もなく、長
期使用において変色、老化等がなく、肌荒れ現象
をも招かない。更に、表面を透明シリコーンゴム
とした二層分け構造のため、成形時に第一注入さ
せる透明シリコーンゴムが電鋳型に刻み込まれる
浅い爪先溝にのみ流入するので、該透明シリコー
ンゴム部分が少し白つぽく映り恰も爪が伸びたよ
うに見え、皮膚皺等の凹凸形状の復元の正確さと
相俟つて健常手に近い手掌となる。また、この着
色シリコーンゴムは混ぜる顔料を、使用する人の
皮膚色に合うように選定するだけで、各種肌の色
(白い肌、浅黒い肌、黄色い肌、黒い肌等)を出
すことができ、使用範囲を拡大し得る等の実用的
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
斜面図、第2図は断面図、第3図は成形状態の説
明図、第4図A、Bは指先部分の平面図及び断面
図、第5図は三層使用の断面図、第6図はキヤツ
プとなる他の実施例の斜面図である。 1……透明シリコーンゴム、2……着色シリコ
ーンゴム、3……積層シリコーンゴム地。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サツク状手掌本体を、薄肉厚をもつ透明シリコ
    ーンゴムの外層とこの内側に配す皮膚色顔料を混
    ぜてなる厚肉の着色シリコーンゴムの内層とで構
    成した積層シリコーンゴム地とすると共に、手掌
    本体の爪部の突出先端とした爪先部分を透明シリ
    コーンゴムのみより形成してなる装飾手掌。
JP1989044893U 1989-04-17 1989-04-17 Expired JPH0426096Y2 (ja)

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JP1989044893U JPH0426096Y2 (ja) 1989-04-17 1989-04-17

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JPH02136620U JPH02136620U (ja) 1990-11-14
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