JPH04262109A - ねじ - Google Patents

ねじ

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JPH04262109A
JPH04262109A JP3242580A JP24258091A JPH04262109A JP H04262109 A JPH04262109 A JP H04262109A JP 3242580 A JP3242580 A JP 3242580A JP 24258091 A JP24258091 A JP 24258091A JP H04262109 A JPH04262109 A JP H04262109A
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RES ENG AND Mfg Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本発明はタッピンねじ(thre
aded tapping screw)における改良
に関し、特にタッピンねじの新規で改良されたねじ山形
状の設計に関する。本発明による新規なねじ山形状は、
ねじ部品(threaded fastener) と
、これを加工物にねじ込む際に形成されるねじ山(ma
ting threads)との結合の荷重を改良する
ものであり、このような改良により、結合された組立体
は、他の既知のねじ山の形状で製造されたものを凌ぐこ
とが可能となる。
【0002】
【従来の技術】一般に、比較的軟質である素材の結合に
効果がある雄ねじの大部分は、自己穿孔(self−t
hreading)型、あるいはねじ山形成(thre
ad−forming)型である。 例えば、このようなねじ部品は柔軟なプラスチック素材
や、軽合金の素材あるいはナットに使用されている。こ
れらのねじ部品は、ナットアンカー即ち受け側の加工物
の案内孔に、雄ねじのねじ山と嵌合するねじ山を作り出
すために素材のプラスチック応力変形を利用している。 一般的に、こうした応用におけるねじ山のデザインは一
定間隔を置いたねじ山(spaced thread)
 型であり、ねじ立て(tapping) トルクとス
トリッピング(stripping) トルクとの関係
がよくなるように設計されている。特にこれらの柔軟な
プラスチック素材や軽合金素材においては、フープ応力
(hoop stress) 即ち放射状応力が重要で
ある。放射状応力は自己穿孔型またはねじ山形成型のね
じ部品を素材にねじ込む際に、ねじ山の構造により惹起
されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような柔軟な材料
は、例えば鉄のような硬い材料の持つ低温流動特性では
なく、切り欠きもろさを示す。切り欠きもろさは応力の
集中を意味し、応力の集中は材料に対して応力あるいは
張力が掛けられた場合に、一部分のねじ溝またはその他
の割れ目に発見される。この点で、プラスチックは大き
く変化に富んでいる。即ち、あるものは非常に柔軟であ
るが、その他は大変脆弱であり、従って切り欠きもろさ
が高い。いかなる場合でも、自己穿孔型またはねじ山形
成型のねじ部品をねじ込む間に加わる高い応力集中は、
最終的な結合組立体の有効性を脅かすナット部材あるい
はボスの亀裂を惹起する傾向がある。
【0004】ここに使用されている「ボス」と言う用語
は、プラスチックまたはその他の軽く柔軟な材料におい
て、案内孔を開ける部位の周辺に肉厚部を形成するため
の一般的な処置を指している。案内孔の寸法や、組み込
まれるねじ部品の呼び径に相応するボスの壁厚は一定の
標準規格により決定されている。当然、素材に掛かるフ
ープ応力と呼ばれるものの大半はボスの側壁に集中し、
範囲が限定される。ボス側壁に対するいかなる損壊また
は亀裂も、完成した組立体の効果を損なわせることにな
る。最後に、このような組立体が平衡状態において、さ
らには結合構造に外部応力が掛けられた状態下で、ねじ
部品と加工物が使用中に当該部位に掛かる外部力の影響
を受けても決して緩まない、完成された結合組立状態を
維持することが望まれる。
【0005】
【課題を解決する手段】従って、ナットまたは加工物に
ねじ込まれた場合、ねじ部品としての性能を強化する、
新規で改良されたねじ山形状を有するねじ部品を供給し
、既存のねじ山の幾何学的形状のものを越えることが、
本発明の一般的な目的である。
【0006】更に特定の目的としては、ねじ部品をねじ
込む間に、ナットまたは加工物に対して差動荷重(di
fferrential loading) を掛ける
ようなねじ山の形状を利用することである。この差動は
、分力の方向を変化させるのに役立つので、荷重を作り
出し、加工物の材料流動を誘発し、フープ応力を減少さ
せ、ねじ部品と加工物との接触面を増加させる方向に導
く。接触部位においては、そのような接触面はナットの
ねじ山剥離に対する抵抗を増し、軸方向の引出し荷重に
耐える性能を強化する。
【0007】前述の目的を達成する本発明は、ねじ山形
成型のねじ部品より構成され、加工物に対してそれを駆
動する間、ねじ部品の雄ねじと、改良された荷重により
加工物内で形成されるねじ山との間に接触面を与え、該
ねじについて加工物の材料流動を発生させる為の偶力と
該偶力の合成モーメントとの組合せがそこでは発生して
おり;該ねじ部品が、軸を限定するねじ切りされた本体
部分と、ねじ山と、ドライバーヘッド部分によって構成
され、該ねじ切りされた本体部分が、複数の区域を有す
る軸方向の断面においてねじ山輪郭を含み、その複数の
区域が、ねじ部品による加工物内への進行方向に関して
、該本体部分の軸に関する第一角を決定するトレーリン
グねじ山面を含む第一区域と、反りの既定半径を限定し
半径方向に進行するねじ山面を含み、ねじ山を形成する
間に加工物の材料による全体的、放射的、内方向的、及
び前進的な流れを加工物のねじ部品の進行する方向に相
応して誘発し、トレーリング角面との接触面が増大して
加工物のねじ山とトレーリング面との間に高い摩擦を達
成し、ねじ部品と加工物が、使用中に加わる外部的力に
よって緩む傾向を減少させ、また、ねじ立てトルクとス
トリッピングトルクとの関係を改善し、加工物の材料内
のフープ応力を減少させる第二区域とを含んでいる。
【0008】
【実施例】本発明の構造並びに方法は、添付図面に関連
する以下の説明によりもっとも良く理解されるであろう
。図中で同一番号は同一要素を表示する。
【0009】図1にはヘッド10と軸部または本体部分
11を有する本発明のねじ部品、即ち、タッピンねじが
図示されている。
【0010】ヘッド10としてはいかなる形も可能であ
る。即ち、横断溝12、または十字型凹部を有するもの
、あるいは外部のレンチが結合可能な構造が備えたもの
、あるいはねじ部品の駆動システムを介してねじに回転
運動を伝達可能であればいかなるものでもよい。
【0011】図示された軸部11は一般的にシリンダー
状の断面形であり、長さ13を取り囲むように図示され
ているテーパー加工された進入端部14を有している。 本発明はこのテーパー加工された進入端部に限定される
ものではなく、必要ならばドリル先端部で知られている
進入端部か、あるいはどのような進入端部でも備えるこ
とが可能である。
【0012】軸部11はその全長にわたる非対称性のね
じ山15を有している。ねじ部は必要であれば軸部の一
部分にのみ限定することが出来る。ねじ山15はシリン
ダー状中心部の直径16の周囲にラセン形状に生成され
る。ラセン角20の大きさは、ねじ外径17と、ねじピ
ッチまたはリード18と結合したねじ深さ19との正比
例の関係で決定されるものである。
【0013】図1に示されたねじ部品では、一条ねじ山
15がシリンダー状中心部の直径16の周りに形成され
ているように図示されているが、本発明はシリンダー状
中心部の直径16の周りに展開される2条ラセンねじに
も同様に適用できるものである。中心部の直径16の周
りに展開される2条ラセンねじの場合、ラセン角20の
大きさは、ねじ外径17とねじ深さ19、そしてねじピ
ッチ18の2倍の値に等しいねじのリード21との正比
例の関係によって決定される。
【0014】図2は、本発明によるねじ山形状の拡大断
面図である。ねじ外径17と同様、ねじ山の深さ19及
びねじピッチまたはリード18は、図1において既に論
じられているものである。
【0015】ねじ山直径17は直径1.4mmから10
mmの間のねじサイズの範囲内に収まることが望ましい
。実用的な見地からは、各ねじは一定間隔を開けたねじ
タイプの比例的な標準メートルサイズまたは標準インチ
サイズのタッピンねじと同等の寸法を有することが望ま
しい。しかしながら、本発明は直径または表面的な寸法
の何れにも限定されるものではない。本発明のねじ山の
形状寸法は例えば以下の通りである。
【0016】ねじ山形状のトレーリング面(trail
ing face) 29(各区画された外形上のねじ
進入点よりもっとも離れている)は、ねじ部品のシリン
ダー状中心部の直径に対して角度を持ち(直径はシリン
ダー状中心部のA軸に対して90°である)、それはア
ルファ(α)として示されている。この角度αの望まし
い大きさは、15°である(A軸に対して105°)が
10°から15°の範囲内で可能である(A軸に対して
100°から105°)。ねじ山形状のリーディング面
(leadingface)31の先端30は、ベータ
(β)で示されるように、中心部直径に対して角度を有
しており、それは17°から25°の範囲内で可能であ
るが、望ましい角度βは20°である。リーディング面
31の曲部31aの半径の大きさは、名目上のねじサイ
ズの0.22倍から0.30倍の範囲内が可能であるが
、表面上のねじ直径またはサイズ17の0.22倍が望
ましい。
【0017】ねじの外径17より低い角度が付けられた
ねじ先端30の高さ34の望ましい値は、ねじ外形深さ
19の25%であるが、交点23までの先端高さはねじ
深さ19の23%から27%の範囲が可能である。
【0018】放射状ねじ外形31とねじのシリンダー状
中心部16との交点は32において発生するが、中心部
の表面33が半径22に接するような状態にはならない
。中心部表面33の断面は、図2の破線にて図示されて
いるように、常時半径22の弦としての影響を有してい
る。
【0019】好ましい実施例に関して次に述べる寸法的
な関係は、いかなる意味においても本発明を限定するも
のではない。ねじ山の外形の頂25は、平面あるいは2
6にて図示されているように放射状が可能である。面2
9及び30が、35にてその先端を頂点として三角形を
形成するように伸長された場合、25で示される先端に
おけるねじ外形の膨張は、ねじの呼び寸法1.4mmか
ら5mmに対しては実質値0.1mmを越えてはならな
い。また、ねじサイズ6mmから10mmあるいは、標
準インチサイズと等価のねじに対しては0.20mmを
越えてはならない。
【0020】ねじのシリンダー状中心部の直径16とね
じ輪郭面29との交点において、帯状部27が認められ
ている。帯の最大容認半径は、交点の高さ28をねじ深
さ19の全長の0.2倍以下にするものでなければなら
ない。
【0021】ラセンねじの軸ピッチ18は、ねじの呼び
径の0.45倍に等しいことが望ましいが、ねじサイズ
の0.4倍から0.6倍の範囲内であることが可能であ
る。
【0022】本発明による上記のねじ外形寸法は、ナッ
ト或は他の加工物におけるアンカー材料の材料流動の生
成による改善された性能をもたらす。この材料流動は、
力の作用及び力のモーメントを展開させるような上記形
状の発明的特徴によりもたらされる。これらの力は、ナ
ットの材料流動を誘導するような方法で生成されるので
あり、タッピンねじをねじ込む動作の間に、他の既知の
ねじ形状のような、例えば、実質的に三角形状で、ねじ
軸に対して垂直な仮定線に対称的な形状を有しているも
のより、高い結合性能を付与する接触面を結合ねじに生
成する。
【0023】アンカー素材に使用されるねじ形成型ねじ
部品の開発は、ここ数年継続して進展している。一定間
隔を開けたタッピンねじが使用されるこのアンカー素材
には合成柔軟プラスチック材またはその他の材料がある
【0024】従来のねじ外形設計の追求に費やされてき
た基本研究は、元来、ねじ山外形の角度及びねじの軸ピ
ッチまたはリードの変更に関係するものであった。それ
らの変更は、示力図を使用することにより、製品が改善
された軸方向の荷重支持特性を有すること、並びにねじ
山形成の動作の間にナット、加工物あるいはアンカー素
材に起きる高度誘発性のフープ応力や放射状応力に関連
する状態を改善できることを示している。
【0025】図3に図示されているように、このような
研究の1つは2つの寸法的分析によるベクトル図及び素
材域押し退け公式により、ねじフランク角が60°(こ
の値を含む。)の初期の研究サイズから、改善されたサ
イズである30°(含む)に減らした場合、力Fa1及
びFr1よりもFa2及びFr2の大きさにおいて、優
位となる。結合ねじを形成するのに必要であるトルクは
、部分押し退け容量が同等であると仮定すれば、これに
より初期値60°(含む)より30°(含む)に引き下
げが可能であることを示している。
【0026】押し退け容量が同等であれば(A1=A2
)、ねじ角度を60°(含む)から30°(含む)に下
げることにより、ねじ山の側部結合の長さが増加する(
g2がg1より大きい)。この分析は、発生した内部力
と、合成柔軟プラスチック素材のナットアンカーに挿入
するねじに対して掛けられるこれらの力に関連している
。他の全ての要素が同一であることを前提として、この
基礎研究は、実質的に三角形の断面形状である、対称性
のねじ山のフランク角の変更によって開発が可能である
関連特性について有用な指針となり得る。
【0027】しかし、前述の研究が指針として有用であ
るとしても、ここには雌ねじ山形成中にアンカー材中に
おいて誘発される力及び材料流動の方向は全く考慮され
ていない。
【0028】このねじ立て(tapping) 概念の
展開において使用された基本原理が図4に図示されてい
る。ナットまたはその他の加工物要素36は直径37の
単純な孔を備えている。ねじはこの孔にねじ込まれ、そ
れによりアンカー材が押し退けられる。素材は矢印39
が示すように、放射状に内方向に押し出され、そして矢
印40が示す軸方向の押し退け容量は、平衡状態になる
までの間、即ちねじ山タイプAにより押し出された容量
がナット部材36において生成された容量Bに一致する
まで押し退けられる。これは噛合い部分の放射状ねじ山
結合を増大させ、当初の孔の直径37より短少になった
加工物の雌ねじの内径38の有効性を増している。
【0029】開発用に採用された同一容量の押し退けの
分析による、この概念及び論理的アプローチは、矢印3
9及び40で示された方向に材料流動を誘導するために
生成され、かつ、必要とされる内部力について考慮して
いない。
【0030】図5は図3のベクトル図分析の拡大図であ
る。実質的に三角形である対称なねじ山形状において、
分力Fr1とFa1はベクトル合力R1を発生する。同
様に、分力Fr2とFa2はベクトル合力R2を発生す
る。そして R1=R2 Fa1=Fa2 Fr1=Fr2 となる。
【0031】合力R1及びR2はそれらの相互作用によ
り、点45においてベクトル合力R4を創出している。 このシステムで発生した力の大きさは、押し退けられた
素材の容量とアンカー材の強度或は剛性率に直接的に関
連している。
【0032】発生した力の最も高い値は、点42ではF
a1とFr1、点43ではFa2とFr2であり、力が
ナットアンカー材の強度に起因する相互−反作用に曝さ
れるにつれて、実際値は減少する。こうして、Fa1は
点42における最大値から点46で最小値に減少し、F
a2は点43における最大値から点47で最小値に減少
する。この力の減少は直線的に退行する。そのため、設
計の目的としては、ナットねじが形成される際の、ねじ
サイズ及び閉じ込める必要のあるエネルギーに応じて、
点46及び47において負荷をゼロ若しくはゼロに近く
すること、そしてボス直径44をこの必要性を満たすの
に充分に大きくすることである。
【0033】アンカー材中に誘発される力を構成部品の
構造物内に閉じ込める必要があるとすれば、発生する反
力及びベクトル図分析によって、発生した合力に対する
反作用があるはずである。ねじ山形成概念を使用して、
ナット部材の材料の内方向への流動及びねじ側部結合の
増大を可能にするものは、力に対するこうした反作用で
ある。
【0034】力Fa1及びFr1に対する反作用値の減
少に伴い、合力R1もまた減少し、そしてナット材料に
よる内方向の動きの誘導に必要な力の合力の減少が見ら
れる。この合力の減少は合力R4に対する反作用が、組
み立てられたシステム上に有する影響の増加により、部
分的に反発される。これらの変化する荷重が合成される
結果、図6に示されるように、押し退け容量Aが、図4
で明確にされている案内孔37への押し退け容量Bと等
量であるようなナットねじ山の中心形状が作り出される
【0035】この図6によれば、間隙48がナットねじ
山部材の中に生成してしまう。これは、結合組立体に加
わる軸方向の引き離し力という負の効果に耐える能力を
、図4に関連して展開された理論的ねじ形状において指
示される値以下に減じている。一定間隔を開けたねじ型
、対称性三角形状ねじ型のねじ部品を、ねじが切られて
いないナットアンカー材内に結合ねじを作るために使用
した場合、このような間隙48は必ず発生する。これは
、特にナットアンカー素材が合成柔軟プラスチックタイ
プである場合に顕著である。
【0036】本発明の目的は、ねじ山形成のためのさら
なる技術開発である。本発明によれば、ねじ山形成の時
にナット部材内のねじ山形状を、力の発生並びに諸力の
合力の発生と相関させることにより、ナット部材の材料
流動を生成させる。これにより、従来の一定間隔を開け
たねじ山型や対称性で実質的に三角形状を有するねじ山
形状型において観察され、記録されて来たねじ部品以上
に、組立て性能を高め、進歩させるのである。
【0037】本発明の好ましいねじ山輪郭形状は、図1
及び図2に関して既に説明したところである。
【0038】次に説明する方法においては、ベースナッ
トあるいはアンカー部材が柔軟な合成プラスチック材で
ある場合に、本発明によるねじ山輪郭形状の発明的特性
をナットあるいは他の加工物及びねじの組立体の開発に
対して使用すると改善された結果をもたらす。しかし、
本発明によるねじは、一定間隔を置いてねじ切りされた
ねじ山形成型のタッピンねじを使用する他の全ての材料
に使用されても、同様に良い結果をもたらすものである
【0039】図7では、本発明による先端形状及び隣接
する軸方向へのねじ山輪郭の部分的断面図が示されてい
る。ねじ山の先端は、寸法的に非対称性であり、角βは
角αよりも大きい。これらの角の割合は、前述のものに
一致している。
【0040】孔37は、ナットあるいは他の加工物また
はボス要素36内に在り、本発明のねじを差し込めば、
自己ねじ立てによってねじ嵌合状態がもたらされる。押
し退けられる材料の容積については、押し退け容積Dが
押し退け容積Eに等しく、容積D及びEの合計が容積A
に等しいという関係になっている。こうした押し退けは
、ほぼそれぞれの矢印49及び50が指示する方向へナ
ット部材の流動を誘発する。
【0041】押し退け容積D及びEが実質的に等しいこ
とから、ナット部材に及ぼす力はベクトル図の分析によ
って解明することが可能である。R1及びR2で表わさ
れる運用力は、実質的に合力に等しい力を有しているが
、ねじ山の先端の形状差に直接関連して相違する可変分
力Fa1とFr1及びFa2とFr2から構成される。 ベクトル図解析概念に従って、こうした力を生み出す場
所は面積D及びEの中心に直接関連し、また、ねじ面の
輪郭29及び31に関連し、そして、示力図は点54及
び55に関連する。上記説明によるねじ山先端形状の性
格上、相対的な高度差51は、点55が点54の場所よ
り外側で放射状に位置するような、点54、55の間に
存在する。
【0042】本発明によるねじ山形状の直接的結果とし
て、以下のような状況が見られる。合力R1及びR2は
、実質的に大きさが等しい。α及びβと表示されている
面角の相対差は、結果的にこうした力に対する相対的な
方向変化となる。α角のタンジェントとβ角のタンジェ
ントに比例して、放射状分力Fr2は、同Fr1以下に
減じられている。Fr1及びFr2の大きさの違いは、
本発明によるねじ形状については約3%である。実用上
では、また、ボスあるいはナット部材に生じる可能性の
ある付加的なフープ応力の相対レベルにとっては、この
僅かな相違は取るに足らないものと見なされている。軸
方向分力Fa2及びFa1の大きさは、ここでも、角α
及び角βの異なる各タンジェント値に比例している。
【0043】ボスあるいはナットアンカー材料に働く本
発明による誘発力と、相対的な力及び合力の大きさと方
向とが構造内に平衡状態を確立するような状況下では、
その後の誘発偶力及び合力は、結合ねじの形成中にナッ
トアンカー材料の流動に影響を与えるこうした偶力のモ
ーメントから発生する。誘導偶力の影響から発生する力
のモーメントは、R1とR2に関してはMR1及びMR
2、また、Fa1とFa2に関してはMFa1及びMF
a2として表示される。
【0044】力のモーメントMR1及びMFa1の合成
効果はナットアンカー材料の流動方向に最も大きく影響
し、ナット及びねじ山の改良された接触をねじの輪郭2
9の面に沿って達成させる。
【0045】MFa1及びMFa2が等しいのと同じく
、MR1及びMR2は等しいが、こうした力に対して等
しい抑制力が働いているとすれば、こうした力による各
影響は無効ということになるであろう。しかし、実用的
考察にあっては、また、柔軟な合成プラスチック材料に
おける結合ねじの形成に応用される自己ねじ立て原理(
self−tapping principles) 
に従えば、ねじ及びナット部材の形状を確立する必要が
ある。
【0046】図8において、下記の形状を概略案として
検討する。孔の内径37は、直径63の円筒形ボス内に
ある。この孔に、タッピンねじが入れられる。ボス部材
における雌ねじ生成により、ボスに働き、またボス内に
必ず含まれる半径方向力が生成される。目的は、全ての
放射的な外方向への力58の結合が、ボス外壁表面に何
の荷重も応力も生成させずにボス材料中に分散されるよ
うなボス壁の厚さ62を決定することである。最大の力
及びその結果としての応力は、ボスの中心に向かうもの
であり、図面では長さ60によって図示され、点59で
ゼロに減少する。ボス壁がボスの外面に何の応力も発生
させないことを保証するだけの厚みを保持できない場合
、ボス材料による外部への放射状運動が起こり、「膨脹
」が発生する。
【0047】この基本概念は、タッピンねじ組立概念と
関連する全ての設計に関係し、本発明にのみ限定される
ものではない。これは、ナットアンカー材料を好ましい
方向へと流動させる点においてここに呈示された革新的
概念の今後の理解と改良の基礎となるものである。
【0048】図7についてさらに説明すると、力Fr1
、Fr2、MR2及びMFa2は外部への放射状の方向
性を有し、また、図8の説明にもあるように、ボスの設
計によって制限されるべきものである。これらの力が及
ぼす外方向の力による効果の範囲は、説明上、仮定的な
保留壁64によって表示されている。これらの壁64に
より、Fr1、Fr2、MR2及びMFa2に対する反
力が生じ、ねじ立ての原理により押し退けられる物質に
対するナット部材の形状に従って、ナットアンカー材料
内に誘発される力及びその結果としての応力と合算され
る。こうした力は実質上、ねじの軸方向に働く。
【0049】力MR1及びMFa1はナット材料上に加
わるが、その方向は、図8に関連して説明されているよ
うなナット部材設計概念によって、こうした力が元のゼ
ロ応力を達成するようには制限されていない。
【0050】これらの力MR1及びMFa1は、Fr1
、Fr2、MR2及びMFa2から生じる反力と共に、
ナット材料内に誘発される力と合体する。その力は、本
発明によるねじ形状の非対称性の先端設計によって共同
的に内方向へ働き、ナット材料を矢印52及び53の示
す方向へ流動させる。
【0051】力Fr1及びFr2に対する反力は、それ
ぞれねじ輪郭面29に沿った、また、それに制御された
ナット材料による内方向への流動をも生じさせる。こう
した力は、他の力の考察において既に述べた基本的作用
を有するものである。
【0052】当初の利点は図7によるナットアンカー形
状によって生じるが、押し退けられる材料の割合は、接
合体に加えられる軸方向荷重に対して期待される抵抗を
生み出すべくねじ山側部の噛み合いを大きく増大させる
には、それだけでは不十分である。従って、実用的な考
察においては、本発明によってねじの形状を決定し、並
びに、ねじの直径17(図1)に関連して、ナットアン
カー36内に孔37の位置を決定し、もって、ナットア
ンカー材料内に押し退けられるAで表示された材料量を
ナットとねじのねじ側部の噛み合いが十分に強化される
ように大きくする必要がある。
【0053】図9において、ナットアンカー部材内の孔
のサイズが37と表示されていたものから上記の要件に
一致する37aへと縮小された状態が表示されている。 縮小された孔の直径37aが作り出す状態では、ねじ輪
郭側部31の凹面の一部31aはねじ立ての原理に従っ
てナット部材によりねじが形成される間に発生し、アン
カーナット36を包含する力にさらに影響を与える。
【0054】孔37aの縮小形状が作り出す状態におい
ては、本発明によるねじを挿入する間、さらに多くの材
料が押し退けられる。この材料を押し退けるためには、
望ましいナット部材の流動の誘発に際し、孔がより大き
な直径37の中に保持される場合以上のエネルギーを必
要とするであろう。このように、力R2の大きさが図7
で説明した状態でのものより大きい反面、R2及びその
分力Fr2とFa2の相互比率は変化しない。
【0055】図9の状態において、力R3の方向は凹面
31aの接線に垂直であるが、新しい点74から広がる
増大した力R3及びその分力であるFr3とFa3は、
図7に関して説明した力R1及びFr1、Fa1に比較
しても比率的な変化は見られない。
【0056】点74に加わる増大した圧力(力)と並ん
で凹面31aは、伸長するねじの輪郭面角βが、延長線
75として表示される中心軸の方向に継続される場合に
発生したと考えられるものよりもさらに合力R3を増大
させるような効果を有する。従って、R3とR1(図7
)には線形的な関連はない。さらに力R3の方向は、角
度関係をβからβ+へと増大させるような凹面31aに
よる効果によって変更される。このように、分力Fr3
とFa3の間の関係は、先に説明した(図7)Fr1と
Fa1のものと同じ比率を保持するものではない。
【0057】以後の考察として、点74が凹面31aの
下方に内方向へと、つまり図7の点55に関連して、移
動するにつれて、角β+がさらに増大することが解るで
あろう。
【0058】誘発される力R3の発生とその大きさ及び
方向は、力のモーメントMR3を増大させ、一旦平衡状
態が達成されるとMR3はMR2に等しくなるであろう
。しかし、この力のモーメントMR3の大きさの増大に
よって、平衡状態に至る以前に、より高度な力及びナッ
トアンカー材料36内にその結果としての応力が生じる
。こうした力は、下向き、内方向性であり、ねじ形状の
トレーリング面29へと向かうものである。
【0059】仮定壁64は力Fr2、Fr3、MR2及
びMFa2による実質的放射状の方向性を持つ効果を保
留し続け、下向き、および内方向への荷重をさらに増大
させる反力を発生させ、また、孔37aの初期の位置に
は含まれることのない応力をナットアンカー材料内に発
生させる。結果的にこうした力は、加圧下でナットアン
カー材料による低温流動となり、本発明によるねじと、
ねじ立ての原理によって作り出されるナットねじとの間
に可能な限り最良な接合を達成する方向へ誘発される。
【0060】これに加えて、本発明による凹形のねじ形
状と並んで非対称性のねじ先端は、柔軟な合成プラスチ
ックから成るナットアンカー材料内に力の発生を誘発し
、偶力及びその偶力の合力モーメントを生成させる。 これにより、ねじ立て動作の間、ナット材料はだいたい
図10に図示される状態で流動することとなる。
【0061】ナット材料の方向性のある流動は誘発され
た力によって発生するものであり、65でのねじ形状の
有効深度を66のものよりも増大させる。組立てが平衡
状態に到達すると、A量はB量に等しくなる。結果的に
ねじの中心となる部分に発生する可能性のある間隙48
はどれも、前述の部分で説明したようにねじ形状が対称
性で三角形のものよりもさらに、ねじ接面29から離れ
ているであろう。
【0062】本発明を使用することによる、また、ねじ
立ての原理に基づく、改良されたねじ及びナットの組み
立てにおける荷重流動の性質に関連する利点は、図11
についての説明でさらに理解することができる。
【0063】ねじは、76で指示されるような回転によ
って、ボス部材36内の孔37aへと挿入される。ねじ
山により円筒形の孔の周囲に発生するつる巻状の回転7
6に影響され、また最初の「起動」末端圧力78が指示
される方向へ加わって、ねじは軸方向77へと前進する
。ねじが上記の影響を受けながら前進するにつれ、本発
明によるねじ山の輪郭形状の結果として結合ねじのねじ
山輪郭の接触深度を増大させるようにナットアンカー材
料に歪みが発生する。放射状の接触高さ65を増加させ
るようなこの歪みは、非対称性三角形であるねじ山形状
の使用によって起こる間隙の上側に発生する。
【0064】ボス36の接触範囲とクランププレート7
0が互いに影響を与え合い始める点において、ねじの回
転の継続により71に示されるような引っ張り力が発生
する。この引っ張り力は、行路72に沿ってヘッド10
を通じ、クランププレート70を通って伝達され、構成
部材36と70を締め付ける圧縮力を生み出す。引っ張
り力71は、ねじ山形状のトレーリング面29及び形成
されるナットねじ山における結合接触とによる抵抗を受
けて初めて発生する。
【0065】接面ねじ山輪郭31がねじ山による任意の
引っ張り荷重の伝達の可能性に対し検出し得る影響を与
えるのは、ねじ山がそうした荷重を受けて曲折し破壊し
たりするのを防止するだけ十分な「太さ」を有する場合
のみである。
【0066】従って、ここで重要な点は、ナットとねじ
山輪郭間の接面を、結合部に加わる軸方向の引っ張り荷
重による有害な影響のないように構築しなければならな
い、ということである。こうした状態は、図2に関する
前述の説明のような本発明によるねじ部品を使用するこ
とによって作り出される。それによると、本発明の特徴
であるねじ山の非対称性輪郭形状によって、ナットの材
料流動は、65におけるねじ山高度を66よりも大きく
し、結合形成能力を改良するべく誘発される。
【0067】本発明による特定の実施例について指示、
説明してきたが、本発明の種々の面における変更及び修
正は広い意味での発明から逸脱することなしに実施が可
能である。その変更及び修正の内のあるものは日常の工
学的あるいは設計上の問題であり、他のものは考察によ
って判明することは、当業者にとっては明白であろう。 発明の範囲は特別の実施例及びここに詳述された特定の
構造によって限定されるものではなく、前記の特許請求
の範囲及びその同等物によって限定されるべきものであ
る。従って、前記特許請求の範囲の目的は、発明の真の
精神及び範囲内にある全ての変更、並びに修正を含むこ
とである。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明を実施するねじ部品の概略側面図で
ある。
【図2】  本発明によるねじの形状を示す図面である
【図3】  従前のねじ山形状アングルを統合した力の
ベクトルを示す図面である。
【図4】  加工物と噛み合った第3図に示されている
ねじ山形状を示す図面である。
【図5】  図3及び図4で示されたねじが、ねじ山を
形成する間の、材料流動を誘導する力のベクトルの図面
である。
【図6】  加工物における第3図ないし第5図のねじ
部品により形成されたねじ山の概略図である。
【図7】  本発明の非対称性ねじ山先端の形状より展
開された力のベクトル図である。
【図8】  ねじ立てにより誘発された放射状荷重を応
受可能なボスの容積の図面である。
【図9】  本発明の凹面ねじ形状部分より誘発される
力のベクトルの図面である。
【図10】  本発明のねじ形状に起因する加工物の動
きの概略図である。
【図11】  本発明のねじ部品を使用した完全な組立
体の略図である。
【符号の説明】
10    ドライバーヘッド 11    軸 29    トレーリング面 30    リーディング面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ねじ山形成型のねじ部品であって、そ
    れを加工物にねじ込む間に、偶力及び該偶力の合成モー
    メントの組合せが限定され、加工物の材料流動を該ねじ
    部品のねじ山の周囲に引き起こし、荷重の改善によって
    ねじ部品のねじ山とそのねじ山によって加工物内に形成
    されるねじ山との間に面接触を生じさせるようにするも
    のであって、該ねじ部品が、軸を限定するねじ切りされ
    た本体部分と、ねじ山と、ドライバーヘッド部分によっ
    て構成され、該ねじ切りされた本体部分が、複数の区域
    を有する軸方向の断面においてねじ山輪郭を含み、その
    複数の区域が、ねじ部品による加工物内への進行方向に
    関して、該本体部分の軸に関する第一角を決定するトレ
    ーリングねじ山面を含む第一区域と、反りの既定半径を
    限定し半径方向に進行するねじ山面を含み、ねじ山を形
    成する間に加工物の材料による全体的、放射的、内方向
    的、及び前進的な流れを加工物のねじ部品の進行する方
    向に相応して誘発し、トレーリング角面との接触面が増
    大して、加工物のねじ山とトレーリング面との間に高い
    摩擦を達成し、ねじ部品と加工物が使用中に加わる外部
    的力によって緩む傾向を減少させ、また、ねじ立てトル
    クとストリッピングトルクとの関係を改善し、加工物の
    材料内のフープ応力を減少させる第二区域と、さらに、
    ねじ山の先端部分を含み、そこにおいて該先端部分の前
    面が本体部分の軸に関する第二角を限定し、該半径方向
    ねじ山面が該ねじ部品の全ねじ山深度に関して既定の間
    隔で該先端部分と交差する第三区域とによって構成され
    るねじ部品。
  2. 【請求項2】  前述の半径方向に進行するねじ山面が
    、事実上、該ねじ部品のねじ山の総深度の約25%の深
    度で該先端部分と交差する、請求項1記載のねじ部品。
  3. 【請求項3】  前述の半径方向に進行するねじ山面の
    反りの半径が、事実上、ねじ部品の呼び径の約0.27
    から約0.22の間であるような、請求項1記載のねじ
    部品。
  4. 【請求項4】  該第一角が、事実上、約100度から
    約105度の間である、請求項1記載のねじ部品。
  5. 【請求項5】  該先端部分の該前面が、該本体の直径
    に対する一角を事実上、約20度から25度の間に限定
    する、請求項1記載のねじ部品。
  6. 【請求項6】  ねじ山形成型のねじ部品を作る方法で
    、それを加工物にねじ込む間に、偶力及び該偶力の合成
    モーメントの組合せが限定され、加工物の材料流動を該
    ねじ山の周囲に引き起こし、荷重の改善によってねじ部
    品のねじ山とそのねじ山によって加工物内に形成される
    ねじ山との間に面接触を生じさせるようにするものであ
    って、該方法が、軸及びドライバーヘッド部分を限定す
    るねじ切りされた本体部分を作成するため、ねじ部品ブ
    ランクの提供及び該ブランクのねじ山ダイス間に於ける
    圧延から構成され、該ねじ切りされた本体部分が、複数
    の区域を有する軸方向の断面図に於いてねじ山輪郭を含
    み、その複数の区域が、ねじ部品による加工物内への進
    行方向に関して、該本体部分の軸に関する第一角を決定
    するトレーリングねじ山面を含む第一区域と、反りの既
    定半径を限定し半径方向に進行するねじ山面を含み、ね
    じ山を形成する間に加工物の材料による全体的、放射的
    、内方向的、及び前進的な流れを加工物のねじ部品の進
    行する方向に相応して誘発し、トレーリング角面との接
    触面が増大して、加工物のねじ山とトレーリング面との
    間に高い摩擦を達成し、ねじ部品と加工物が、使用中に
    加わる外部的力によって緩む傾向を減少させ、また、ね
    じ立てトルクとストリッピングトルクとの関係を改善し
    、加工物の材料内のフープ応力を減少させる第二区域と
    を含む方法。
  7. 【請求項7】  ねじ山形成型のねじ部品を製造するた
    めの一対のねじ山回転ダイスで、それを加工物にねじ込
    む間に、偶力及び該偶力の合成モーメントの組合せが限
    定され、加工物の材料流動を該ねじ山の周囲に引き起こ
    し、荷重の改善によってねじ部品のねじ山とそのねじ山
    によって加工物内に形成されるねじ山との間に面接触を
    生じさせるようにするもので、該対ダイスの各ダイスが
    、軸及びドライバーヘッド部分を限定するねじ切りされ
    た本体部分を製造するためのねじ山形成用表面によって
    構成され、該ねじ切りされた本体部分が、複数の区域を
    有する軸方向の断面図に於いてねじ山輪郭を含み、その
    複数の区域が、ねじ部品による加工物内への進行方向に
    関して、該本体部分の軸に関する第一角を決定するトレ
    ーリングねじ山面を含む第一区域と、反りの既定半径を
    限定し半径方向に進行するねじ山面を含み、ねじ山を形
    成する間に加工物の材料による全体的、放射的、内方向
    的、及び前進的な流れを加工物のねじ部品の進行する方
    向に相応して誘発し、トレーリング角面との接触面が増
    大して、加工物のねじ山とトレーリング面との間に高い
    摩擦を達成し、ねじ部品と加工物が使用中に加わる外部
    的力によって緩む傾向を減少させ、また、ねじ立てトル
    クとストリッピングトルクとの関係を改善し、加工物の
    材料内のフープ応力を減少させる第二区域とを含む一対
    のねじ山ダイス。
  8. 【請求項8】  ねじ山形成型のねじ部品であって、そ
    れを加工物にねじ込む間に、偶力及び該偶力の合成モー
    メントの組合せが限定され、加工物の材料流動を該ねじ
    山の周囲に引き起こし、荷重の改善によってねじ部品の
    ねじ山とそれによって加工物内に形成されるねじ山との
    間に面接触を生じさせるようにするものであって、該ね
    じ部品が、軸を限定するねじ切りされた本体部分とドラ
    イバーヘッド部分によって構成され、該ねじ切りされた
    本体部分が、複数の区域を有する軸方向の断面図に於い
    てねじ山輪郭を含み、その複数の区域が、ねじ部品によ
    る加工物内への進行方向に関して、該本体部分の軸に関
    する第一角を、事実上約100度から約105度の間に
    限定するトレーリングねじ山面を含む第一区域と、反り
    の既定半径を事実上、ねじ部品の呼び径の約0.27か
    ら約0.22に限定する半径方向に進行するねじ山面を
    含み、ねじ山を形成する間に加工物の材料による全体的
    、放射的、内方向的、及び前進的な流れを加工物のねじ
    部品の進行する方向に相応して誘発し、トレーリング角
    面との接触面が増大して、加工物のねじ山とトレーリン
    グ面との間に高い摩擦を達成し、ねじ部品と加工物が使
    用中に加わる外部的力によって緩む傾向を減少させ、ま
    た、ねじ立てトルクとストリッピングトルクとの関係を
    改善し、加工物の材料内のフープ応力を減少させる第二
    区域と、さらに、ねじ山の先端部分を含み、そこにおい
    て該先端部分の前面が本体部分の軸に関する第二角を限
    定し、該半径方向ねじ山面が該ねじ部品の全ねじ山深度
    に関して既定の間隔で該先端部分と交差する第三区域と
    によって構成されるねじ部品。
  9. 【請求項9】  前述の半径方向に進行するねじ山面が
    、事実上、該ねじ部品のねじ山の総深度の約25%の深
    度で該先端部分と交差する、請求項8記載のねじ部品。
  10. 【請求項10】  該先端部分の該前面が、該本体の直
    径に対する一角を事実上、約20度から25度の間に限
    定する、請求項8記載のねじ部品。
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