JPH042641Y2 - - Google Patents

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JPH042641Y2
JPH042641Y2 JP1987068070U JP6807087U JPH042641Y2 JP H042641 Y2 JPH042641 Y2 JP H042641Y2 JP 1987068070 U JP1987068070 U JP 1987068070U JP 6807087 U JP6807087 U JP 6807087U JP H042641 Y2 JPH042641 Y2 JP H042641Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は視力検査装置、より詳しくは背面より
の透過照明光によつて視標を呈示する視力検査装
置に関する。
〔従来技術〕
視力検査装置には種々のものがあるが、各種の
視標が描かれたフイルムの背面から蛍光燈で照明
して視標を呈示する視力検査装置が知られてい
る。
この種の装置には、乳白色板の一面に全視標が
描かれた一体固定式のものや、視標(画面)切換
式のものがある。
視標(画面)切換式のものには、更に視標が描
かれた帯状のロールフイルムを巻き取つて所定の
視標を呈示するロール巻取型と、内蔵した多数の
板状の視標板の中から所定の視標板を取り出し呈
示する選択取出型のものがある。
これらの中で一体固定式のものは、比較的限定
された視標からなる簡易型検査器で、通常偏光視
標は使われていない。
これに対して、偏光視標を有する視標(画面)
切換式のものは、一般視標と透過光量の少ない偏
光視標とを同一の装置で切り換え呈示するので、
透過光量の多寡により散瞳又は縮瞳を引き起して
しまい、正確な視力を測定しがたいという問題が
あつた。
一般視標と偏光視標との場合の透過光量をほぼ
同一にする機構としては、従来蛍光燈の点灯本
数を調整する方式のもの、特開昭60−171030号
公報に記載されているように、各蛍光燈自体の照
度を可変にする方式のものが知られている。
しかしながら、前者の方式には蛍光燈の切換に
時間を要し、スムーズな検査ができないことや、
点灯・消灯を繰り返すことによつて蛍光燈の寿命
を短くする等の不都合がある。
また、特開昭60−171030号公報に記載されてい
る方式は多段階の切換が可能であるという利点が
ある反面、複雑な機構を要し、コストが高くなつ
てしまう。また調光の精度のコントロールが難し
く、必要な明るさへの切換が困難であるという欠
点がある。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記従来装置の欠点を解消
し、光量切換が高精度にしかもタイムラグがなく
実現されるとともに、製造及び維持コストを低く
抑えることができる視力検査装置を提供すること
にある。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するために、本考案の要旨とす
るところは、多数の視標を複数の視標組に分割
し、該視標組の視標を1呈示画面領域内の光透過
性部材に描き、該光透過性部材を切換え配置する
ことにより所望の視標を被検者に呈示する視力検
査装置において、一般視標の描かれた前記光透過
性部材の透過率を、偏光視標が描かれた光透過性
部材及び偏光フイルタの合成透過率とほぼ同一に
したことを特徴とし、従来装置のように光源の照
度自体を変化させる方式ではなく、画面側の透過
率を変えることによつて同一の目的を達しようと
するものである。
第1図は本考案の原理を説明する図である。
右眼1の前面の偏光フイルタ3と偏光フイルタ
から作られた偏光視標5aは偏光軸が直交するた
め光が透過せず、右眼1には黒く見える。これに
対して、偏光視標5bは偏光フイルタ3と軸が同
方向のため光が透過する。この時右眼では5bが
見えないことが偏光視標にとつて不可欠な条件で
ある。このため、偏光フイルタ3を通して見た場
合、5bの濃度と5c部の濃度(偏光視標濃度)
とが一致するよう、偏光視標5c部の濃度を下げ
る。
一般視力検査用視標は偏光フイルタを通さない
で見るので、偏光視標との明るさ比率は、一般視
力検査用視標の透過率と偏光フイルタ3を通して
5c部を見た時の透過率との比率となる。この比
率に基づき、一般視力検査用視標の透過率を低下
させる。
また、左眼2では、その前面の偏光フイルタ4
を通して、偏光視標5bが黒く見え、5aが見え
ないようにする。
このようにして、一般視標による検査時と偏光
視標による検査時とで、視標の明るさが一定とな
るから、視標の明るさの相違に基づく散瞳又は縮
瞳を防止でき、正しい検査結果を得ることができ
る。
〔考案の実施例〕
以下、本考案をロール巻取型視力検査装置に応
用した実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は偏光視標が描かれた製版用リスフイル
ムからなるロールフイルム8を示している。
上側ローラ6と下側ローラ7には視力偏光視標
が描かれたロールフイルム8が巻かれている。こ
れらは図示なき箱体に内蔵され、被検者はロール
フイルム8に描かれている視標を箱体の開口部を
通して見ることができる。(本明細書中では開口
部を通して見ることができる部分を画面と表現す
る)。被検者に呈示する画面の切換は、上側モー
タ20及び下側モータ23によつて上側ローラ6
と下側ローラ7を回転・制御して行う。
ロールフイルム8の、ランプ(蛍光燈)26の
照明光を透過する部分には網点9が描かれてい
る。網点9は所定の透過率を保持するように画面
上に一様に分散して描かれている。
ある画面の透過率は網点の白地部分に対する面
積比によつてコントロールする。近時の製版技術
(スキヤナー)では、非常に細かい網点を付する
ことが可能で1%単位で透過率をコントロールす
ることが可能である。
第3図は、本装置のブロツク図である。
ブロツク図に基づいてその動作を説明する。
電源を入れる際、上側モータには電圧を加えず
自由回転できるようにしておき、下側モータには
電圧を加え回転させ、ロールフイルム8を上側ロ
ーラ6に巻き戻す。
ロールフイルム8の端部にはその初期位置を示
すマークが記されている。フイルム初期位置検出
用の光電スイツチ24により前記マークを検出す
ると、フイルム初期位置検出用の光電スイツチ2
4はOFFの状態となり、ロールフイルム8はス
タート位置にセツトされる。ロールフイルム8が
停止状態では電圧切換回路19,22にて上側及
び下側パルスモータ20,23に引加する電圧を
定格以下にし、上側及び下側ローラ6,7を発熱
がない状態で保持してフイルムの緩みを防ぐよう
にしている。
装置外部のリモコン17から発射せられた赤外
線信号は視力検査装置本体の箱体に取り付けられ
た受光プリアンプ16により受信され、検波回路
15により赤外線変調光からデジタル化した信号
成分を取り出す。取り出された信号は入出力回路
14、CPU11、RAM12、ROM13を介し
その信号に対応する視標を呈示するための命令信
号に変換される。命令信号は入出力回路14を経
由して、モータ駆動回路18、電圧切換回路19
にて電圧を最大にし、上側モータ(パルスモー
タ)20を駆動させる。このとき下側パルスモー
タには電圧を加えないため下側ローラは自由に回
転できるのでパルスモータのトルクが小さいにも
かかわらず高速巻上げが可能となる。
ロールフイルム8の送り位置はロールフイルム
8の端部に記されている位置検出用のマークを光
電スイツチ25にて検出して定める。本実施例で
は呈示する1つ手前のマークを検出し、呈示のた
めの減速にはいる。
駆動側の上側モータ20を減速させると、下側
巻き取りローラは自由回転し、慣性モーメントに
より必要以上にフイルムを送り出してしまうの
で、下側パルスモータに簡潔的にパルス状の電圧
を加えることにより、弱い制動トルコをかける。
スピードが低下するに従い間欠的に加える電圧の
周波数を短くし停止させる。
以上の動作により減速から停止に至る際もフイ
ルムの緩みを防ぐとともに、フイルムに加わる引
張り力を小さくすることができ、停止精度を高く
することができる。
以上の実施例においては、ロール巻取型の視力
検査装置で説明したが、選択取出型のものにも応
用できることは明白である。
〔考案の効果〕
以上の説明により明らかなように、本発明によ
れば、複雑な制御をすることなく、一般視標と偏
光視標の各画面の見かけ上の透過光量をほぼ同一
に維持することができるので、被検眼に散瞳や縮
瞳を引き起こすことなく、正確な視力測定ができ
る。さらに、視標の描かれている部材そのもので
透過光量を制御するので、タイムラグなく正確に
光量の調整ができるとともに、光量の調整のため
の付加的な機構を全く必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理を説明する図、第2図は
本考案の1実施例である、偏光視標が描かれた製
版用リスフイルムからなるロールフイルム8を示
した図、第3図は、実施例の装置のブロツク図で
ある。 3,4……偏光フイルター、5……偏光視標、
6……上側ローラ、7……下側ローラ、8……ロ
ールフイルム、9……網点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 多数の視標を複数の視標組に分割し、該視標組
    の視標を1呈示画面領域内の光透過性部材に描
    き、該光透過性部材を切換え配置することにより
    所望の視標を被検者に呈示する視力検査装置にお
    いて、 一般視標の描かれた前記光透過性部材の透過率
    を、偏光視標が描かれた光透過性部材及び偏光フ
    イルタの合成透過率とほぼ同一にしたことを特徴
    とする視力検査装置。
JP1987068070U 1987-05-07 1987-05-07 Expired JPH042641Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987068070U JPH042641Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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JP1987068070U JPH042641Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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Publication Number Publication Date
JPS63176407U JPS63176407U (ja) 1988-11-16
JPH042641Y2 true JPH042641Y2 (ja) 1992-01-29

Family

ID=30907551

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JP1987068070U Expired JPH042641Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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JPS60171030A (ja) * 1984-02-16 1985-09-04 株式会社ニコン 視力検査装置

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