JPH04264403A - 狭いバンドの放射線フイルターフイルム - Google Patents

狭いバンドの放射線フイルターフイルム

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JPH04264403A
JPH04264403A JP3301191A JP30119191A JPH04264403A JP H04264403 A JPH04264403 A JP H04264403A JP 3301191 A JP3301191 A JP 3301191A JP 30119191 A JP30119191 A JP 30119191A JP H04264403 A JPH04264403 A JP H04264403A
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crystalline
array
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acrylamide
hydrogel
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JP3301191A
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English (en)
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Hans P Panzer
ハンス・ピーター・パンザー
Lino Giovanni
リノ・ジヨバンニ・マグリオツコ
Leonardo Cohen Martin
マーチン・レオナード・コーエン
S Yen Wei
ウエイ・エス・イエン
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Wyeth Holdings LLC
Original Assignee
American Cyanamid Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
    • G02B1/04Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics
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    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/18Diffraction gratings

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  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、空軍最高重要契約部門番号F3
3615−88−C−5432によりピッツバーグ大学
とかわされた下請契約番号3382−1により政府の援
助を受けてなされたものである。政府が本発明における
ある種の権利を有している。
【0002】
【発明の分野】本発明は、狭いバンドの放射線フィルタ
ーにおける改良に関するものである。特に、本発明は重
合されたフィルム中で固定されている微粒子の高度に配
向された結晶性配列に関するものである。このフィルタ
ーは、選択的に回折させその結果として従って入射放射
線の比較的広いバンドから放射線の狭いバンドを濾過す
る能力を有している。
【0003】
【発明の背景】結晶性のコロイド状の狭いバンドの放射
線フィルターは、サンフォードA.アッシャー(San
ford A. Asher)のそれぞれ1986年1
2月9日および1986年12月30日に特許になった
米国特許番号4,627,689および4,632,5
17中に記載されている。そこに記されている発明に従
うと、電気的に荷電された粒子を絶縁性液体中に分散さ
せてコロイド状分散液を製造した。液体分散液は、例え
ばメタクリレートプラスチック、コーテイングされたガ
ラスまたは石英の如き透明物質の壁内にある薄く平らな
室の中に含有されていた。
【0004】コロイド状懸濁液を製造しそしてそれを含
有するための最適条件の組み合わせを使用することによ
り、狭いバンドの回折用に必要なコロイド状粒子の高度
に配向された結晶性配置が得られた。幅が20nm以下
という放射線の狭いバンドはアッシャーが記載している
コロイド配列フィルターによって多分選択的に回折させ
られるであろう。いくつかの好適態様では、アッシャー
は5nm以下のバンド幅における放射線の99%以上を
回折させることができるが隣接波長の強度の80%以上
が透過すると述べていた。
【0005】アッシャーが記載している結晶性のコロイ
ド配列では、ポリスチレンの電気的に荷電された微小球
を絶縁性液体中に、好適には水中に、懸濁させ、そして
懸濁液中の荷電された粒子間の電気的相互作用により粒
子の結晶性配列が製造される。プラスチックまたはコー
テイングされたガラスもしくは石英の壁内の薄い室の中
に含有されているこのようなコロイド状懸濁液の薄層中
で、高度に配向された結晶性配列が得られる。微小球お
よび液体媒体を注意深く清浄化してそこから電解質およ
び表面活性剤不純物を除去することによりそして均一粒
子寸法の微小球を使用して単分散懸濁液を得ることによ
り、結晶性のコロイド構造内のポリスチレン微小球の高
度配向が得られた。
【0006】そのようなコロイド配列中で回折された光
の波長は結晶性のコロイド構造中の格子空間により測定
され、該空間は分散されている粒子の寸法、媒体中のコ
ロイド状粒子の濃度、およびコロイド層の厚さにより測
定される。懸濁液中の結晶性配列度が増加するにつれて
、回折された光のバンド幅は狭くなる。
【0007】アッシャーにより開示されているコロイド
配列に伴う主な欠点は、それらの脆さである。衝撃、温
度変化およびイオンの影響を受けた時に、配列の格子が
破壊する可能性がある。この欠点が、配列をフィルター
用途において使用不能にさせている。
【0008】上記のアッシャーの米国特許番号4,62
7,689は、濃度勾配のある液体媒体中でフィルター
を製造し「そして次に例えば重合技術により非均一状態
を凍結させる」ための技術も記載している。この構造を
使用する別のフィルターや「重合技術」は記載されてい
ない。
【0009】B.ロイセオー(Loiseaux)他の
1984年5月29日に特許になった米国特許番号4,
451,412は、重合可能な液体中に懸濁されたポリ
スチレンの微小球から製造された媒体中での回折用の相
構造を製造する方法を記載している。元素状レーザー写
真像が懸濁液中で干渉模様により生成された。この像を
次に媒体の重合により固定させた。有機液体中の懸濁液
に関しては、重合可能なアクリル系単量体類の使用が記
されていた。水性媒体中の懸濁液に関しては、水溶性単
量体類、特にアクリルアミド単量体類とジアゾフリーラ
ジカル開始剤の使用が記されていた。
【0010】アッシャー特許により記載されている如き
水性媒体中のポリスチレン微小球の高度に配向された結
晶性配列はロイセオーにより記載されている重合技術に
よっては固定できないことが見いだされている。これは
、架橋結合剤の欠如および水性媒体中で配向された配列
を保つために有害な米国特許番号4,451,412中
に記載されているジアゾ開始剤のイオン性質によるもの
である。
【0011】
【図面の説明】本発明は添付図面1−5を参照するとさ
らに容易に理解することができ、該図面は本発明の範囲
内のフィルターおよびそれと比較するために使用された
フィルターの両者に関する吸収スペクトルを図式で表し
ている。
【0012】
【発明の要旨】本発明は、水性媒体の薄いフィルム中で
配列が生成されておりそして水溶性の架橋結合剤および
アクリルアミドからなる該水性媒体中混合物(またはア
クリルアミドおよび水溶性共単量体の混合物)の重合に
より製造されたヒドロゲルフィルム中で固定されている
荷電された粒子の結晶性のコロイド配列からなる狭いバ
ンドの放射フィルターに関するものである。
【0013】
【発明の記載】本発明の実施において使用される結晶性
配列は、アッシャーが上記の米国特許番号4,627,
689中に記載しているものであってよい。そのような
ポリスチレン微小球は商業的にも得られるが、容易に加
水分解することのできないアニオン基を有する水溶性の
ビニルまたはアクリル系共単量体とスチレンとの共重合
により得られる微小球粒子を用いると好適なコロイド配
列が製造される。好適なアニオン基はスルホネートであ
る。この使用のために好適な共単量体は、1−ナトリウ
ム,1−アリルオキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホ
ネート(COPS−1)である。本発明で使用するため
の共重合された微小球の乳化液を製造するためにスチレ
ンとの共重合させるアニオン基を有する他の共単量体に
は、スチレンスルホネートのナトリウム塩、2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルホネート、3−スル
ホプロピルメタクリレートカリウム塩、およびビニルス
ルホネートが包含される。
【0014】コロイド配列の製造において使用される共
重合された乳化液中では、重合された共単量体のアニオ
ン性質は懸濁された共重合体粒子上の表面電荷密度を増
加させるという効果を有している。増加した表面電荷は
多分電気力を強めることとなり、それが水性媒体中の結
晶性配列を生成し且つ保ち、その結果、液体媒体中の結
晶性配列を強化させる。そのような共単量体の使用の一
利点は、共重合体乳化液がポリスチレン乳化液よりはる
かに速く高度に配向された結晶性配列を製造することで
ある。他の利点は、強化された配列が水性媒体中の架橋
結合されたヒドロゲル製造中の応力に比較的良好な耐性
があることである。
【0015】結晶性配列を「固定」するための重合体の
生成に関すると、結晶性配列を懸濁させている水性媒体
中に開始剤と共に溶解させることのできるアクリルアミ
ドおよび架橋結合用共単量体の組み合わせが本発明の実
施には必要であることが見いだされた。
【0016】単一の重合可能な単量体としてのアクリル
アミドの水溶液中での電気的に荷電された微小球の懸濁
液は、電荷−中性開始剤を用いる時には、重合前に結晶
性配向を保有することができる。しかしながら、溶解さ
れた単量体を重合すると、ヒドロゲルフィルムは展開し
ない。生じた粘着性液体中の結晶性配列は、全部が失わ
れないとしても、回折が相当減少する点まで消失する。 従って架橋結合用共単量体の使用が必要である。架橋結
合剤の存在が、コロイド状結晶を適合させるのに必須な
低い重合体からみ合い密度(解放孔構造)を有するゲル
をもたらす。
【0017】本発明の実施において使用されるアクリル
アミド反応物を、水溶性共単量体またはそれの混合物で
部分的に置換することができる。ヒドロゲルを生成する
共単量体は当技術で公知であり、そしてそれらには例え
ばビニルピロリドンおよびヒドロキシエチルメタクリル
酸エステルが包含される。そのような共単量体はそこで
は、アクリルアミド反応物の約70重量%までの、好適
には約50重量%以下の、量で使用することができる。 従ってここで使用されている「アクリルアミド」という
語は特に断らない限りそのような共単量体での部分的置
換も含んでいると理解すべきである。
【0018】アクリルアミドと共に使用される架橋結合
剤は、ヒドロゲルを製造するための重合時にヒドロゲル
中で架橋結合された重合体網目構造を生成し、そしてこ
れは配列中の懸濁された粒子を固定する傾向がある。架
橋結合剤はヒドロゲルの生成も助け、そしてフィルムを
強化して、自己支持性フィルムを製造することができる
。本発明の実施においてアクリルアミドと共に使用する
ための好適な架橋結合剤の一種は、メチレンビスアクリ
ルアミドである。他の使用可能な架橋結合剤は、メチレ
ンビスメタクリルアミドなどである。架橋結合剤が共単
量体混合物の100重量部中の1部程度の少量である時
には、ある程度の保有性を有するヒドロゲルフィルムを
製造することができる。重合体混合物中の架橋結合剤の
割合を増大させると結晶性構造のより良好な保有性が得
られ、従って約1:8−約1:12の架橋結合剤対アク
リルアミドの比(重量基準)を用いると狭いバンドの回
折能力の優れた保有性が得られる。約1:8−約1:1
2の比が好適である。約1:9の比が特に好適である。
【0019】単量体比の他に、該水溶液中に存在してい
る該単量体の合計固体水準もそれを用いて製造するフィ
ルターの性質に対して相当影響を与えることが見いださ
れた。さらに、合計固体水準および単量体比が幾らか相
互依存性であるということも見いだされた。固体水準は
約1:49の単量体比における約2重量%から、約1:
15の単量体比における約20%以上までで、変えるこ
とができる。単量体の好適比に関すると、約3−約9重
量%の範囲の固体水準が好適である。
【0020】アクリルアミド、任意の共単量体および架
橋結合剤を開始剤と共に、結晶性配列用の水性媒体中に
結晶性配向を混乱させずに溶解させることができる。混
合物を化学放射線に露呈すると開始剤の作用により重合
させることができて、結晶性配列が固定および保有され
るヒドロゲルを製造する。固定された結晶性配列を有す
るこのヒドロゲルは次に回折用フィルターとして機能す
る。好適態様では、溶解された共単量体を重合すると、
結晶性配向は狭いバンドを選択的に回折させることので
きる程度までヒドロゲル中で保有されており、それは重
合前と実際的に同じ有効性を有している。
【0021】感光性の電荷−中性のフリーラジカル開始
剤を本発明の実施において使用することができる。中程
度の温度において活性化可能な感熱性フリーラジカル開
始剤を、そのままでまたは活性化光線と組み合わせて、
使用することもできる。本発明で使用するための数種の
適当なフリーラジカル開始剤には、好適なベンゾインメ
チルエーテル、並びにベンゾインエチルエーテル、過酸
化琥珀酸、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル
プロパノ−1−ン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)−
フェニル−(2−プロピル)ケトン、2,2′アゾビス
(2,4−ジメチル−4−メトキシバレロ)ニトリル、
およびアゾビスイソブチロニトリルが例えば包含される
。開始剤を例えばイソプロピルアルコールまたはエチレ
ングリコールの如き水溶性溶媒中に溶解させて開始剤の
水溶液中への分散を改良することができる。非常に少量
の、一般的には溶液重量の1%以下の、開始剤が本発明
の目的用に有効である。
【0022】開始剤は好適には単量体(類)の合計重量
を基にして0.001−約1重量%の範囲内の量で使用
される。開始剤を同一基準で約0.01の量で使用する
ことが特に好適である。本発明の一目的は、絶縁性の液
体媒体の代わりに重合されたヒドロゲルの薄いフィルム
中に懸濁されている上記種類の高度に配向された結晶性
のコロイド配列フィルターを提供することである。本発
明の一利点は、コロイド状粒子の高度に配向された結晶
性配列が重合によりヒドロゲル中に固定された後にはそ
れは結晶性構造を保持するための荷電された粒子の相互
作用性電気力にもはや依存していないことである。重合
された媒体中で固定されている配列は、液体中の結晶性
配列を変化または消滅させる可能性がある温度変化(例
えば凍結)または電場または機械的衝撃に対してもはや
敏感性でない。
【0023】本発明の他の利点は、ある種の好適態様に
おけるヒドロゲル中の分散液の薄層としてのフィルター
が自己−支持性の重合体フィルムまたは膜であることが
でき、フィルターを含むための室壁を必要としないこと
である。
【0024】簡単な糖類、例えばスクロース、フルクト
ース、ラクトースおよびグルコース、または他の多価ア
ルコール類、例えばエチレンおよびプロピレングリコー
ル類、が、これまではこのようなフィルターの能力を解
凍後でさえも全体的に破壊してしまうような凍結温度に
対するフィルターの安定性を強化させる。そのような糖
類およびポリオール類はアクリルアミドの重量を基にし
て0.01重量%から該水性媒体中のそれらの溶解度限
界までの範囲の量で加えることができる。そのような糖
類およびポリオール類は同一基準で約0.01−約25
重量%の範囲の量で存在していることが好ましい。その
ような糖類およびポリオール類は同一基準で約0.1−
約25重量%の範囲の量で存在していることが特に好ま
しい。
【0025】
【実施例】実施例1 下記の工程を使用して、本発明で使用するための好適な
共重合体ラテックスを製造した。乳化重合用に使用する
ために3種の溶液を予備混合した。これらは下記の如く
であった: 1.水相用の溶液   −蒸留水                   
         103.50g  −炭酸水素ナト
リウム                    0.
14g  −エーロゾルMA−80         
         2.10g  −水溶性共単量体(
Cops−1)    可変量    (2.36gの
40%原料溶液をラテックス用に使用した)2.単量体
相用の溶液   −スチレン(蒸留された)           
   45.15g  −ジビニルベンゼン(蒸留され
た)        2.50ml3.開始剤溶液   −過硫酸カリウム               
       14.40g  −蒸留水      
                      180
.00g。
【0026】水相を反応フラスコ中に入れそして一定温
度の水浴中で95℃に加熱した。単量体相を滴下漏斗に
より一定流の中に加え、そして二相を放置して反応温度
まで平衡化させた。混合物の撹拌が始まるまで、窒素の
連続流を混合物中に泡立たせた。別のフラスコ中で、開
始剤溶液に窒素を泡立たせながら酸素を流した。注射器
を用いて、8.5mlの開始剤溶液を隔壁を通して反応
フラスコ中に注入した。混合物を200rpmの一定速
度において一定トルクスタラーを用いて6時間にわたり
連続的に撹拌した。反応中は、窒素が混合物を覆ってい
た。
【0027】反応の完了時に、溶液をガラスウールを通
して濾過して凝固物および大きい肉眼で見える粒子を除
去し、次に混合床イオン交換樹脂を含有している蒸留水
に対して2−4週間にわたり透析した。透析されたラテ
ックスは107nmの平均粒子直径、1.039の多分
散指数、9.21uC/cmの表面荷電密度および23
.2重量%の固体含有量を有していた。この透析された
共重合体ラテックスは実施例5以外の全ての下記の実施
例中で使用され、実施例5では同様のラテックスが使用
された。
【0028】実施例2 5.0mlの共単量体/架橋結合剤水溶液、2.0ml
の光開始剤溶液および7.5mlの蒸留水と一緒にされ
ている5.5mlの上記の透析された共重合体ラテック
スを用いて、固化したコロイド配列フィルターを製造し
た。共単量体/架橋結合剤溶液は、アクリルアミド(A
MD)およびN,N−メチレンビスアクリルアミド(M
BA)の9/1AMD/MBA比(10%MBA)の4
0%固体分水溶液からなっていた。光開始剤溶液は、9
9.8グラムのエチレングリコール中の0.2グラムの
ベンゾインメチルエーテル(BME)からなっていた。 この混合物中では、微小球が混合物の約6.3重量%を
構成しておりそして共単量体が約10重量%を構成して
いた。混合物を粒子状の混合床イオン交換樹脂(ダウエ
ックスMR−12)と共に小さいガラス瓶の中に入れ、
そしてヴォルテックスミキサーを用いて撹拌した。溶液
を真空中に5分間入れて、溶液から酸素を除去した。
【0029】脱気された溶液の一部を瓶から傾斜させ、
そして清浄化されている石英板の上に滴下した。次に第
二の清浄化されている石英板を上に置き、板の間にラテ
ックス/単量体溶液を展開させて板の間に囲まれた液体
フィルムを製造した。過剰の液体を除去し、そして組み
立て品をブラックレイ・ロングウェーブUV紫外線ラン
プ(UVPインコーポレーテッド、カリフォルニア州サ
ンガブリエル)の下に10分間置いて、重合を起こしそ
してその結果としてヒドロゲルを生成した。結晶性配列
が板の間の薄いフィルム中で生じた後でしかも液体懸濁
液が重合される前には、配列に関する吸収スペクトルは
可視光線範囲である。放射線の99%以上が回折されて
いる約555nmにおいては狭い回折バンドが観察され
た。すなわち単量体溶液中の懸濁液は有効な狭いバンド
フィルターであることが見いだされた。重合後には、別
の吸収スペクトルが測定されそしてヒドロゲル用の回折
模様は547nm最大値にわずかに移行したが、その他
は液体懸濁液に関するものと実際的に同じである。これ
らの測定に関する吸収スペクトルは図1に示されている
。これは、高度に配向された結晶性配列がヒドロゲル中
に保有されていることを示している。重合されたフィル
ムを板の間から除去すると、それは狭いバンドの放射線
フィルターとして使用することができる自己支持性の柔
軟性フィルムのままであった。
【0030】比較例1 脱イオン水で9.0%の固体含有量に希釈されている上
記実施例1のラテックスを用いるが架橋結合剤を用いず
に水溶性単量体としてアクリルアミドを用いて、固化し
たコロイドを製造するための試みを行った。この場合に
は、1.0mlのラテックスを1.25mlのAMDの
蒸留水中40%固体分原料溶液および0.25mlのB
MEのエチレングリコール中0.2%溶液と混合した。 これにより、20重量%の最終的AMD濃度が生じた。
【0031】実施例2で使用された紫外線源を用いて約
16時間にわたり紫外線放射を適用した後に、該系は自
己−支持性フィルムに固化しなかった。図2における露
呈前後の吸収スペクトルでは、紫外線源への露呈後に回
折ピークが得られず、これは結晶性配列がもはや存在し
ていないことを示している。これは、濃縮された架橋結
合剤を含まない高度にからみ合った重合体網目構造がコ
ロイド配列結晶に対して有する混乱効果を示している。
【0032】実施例3 0.5mlの共単量体/架橋結合剤水溶液および0.1
mlの光開始剤溶液と一緒にされている1.2mlの実
施例1からの希釈されたラテックスを用いて、固化した
コロイド配列フィルターを製造した。ラテックスは実施
例1に記されているのと同じであったが、それは11.
9重量%の固体含有量に希釈されていた。単量体/架橋
結合剤溶液は、アクリルアミド(AMD)およびN,N
−メチレンビスアクリルアミド(MBA)の49/1A
MD/MBA比(2%MBA)の40%固体分水溶液か
らなっていた。光開始剤溶液は、イソプロピルアルコー
ル中の0.2グラムの0.2重量%ベンゾインメチルエ
ーテル(BME)からなっていた。混合物は、9重量%
の微小球および20重量%のAMDを含有していた。混
合物を実施例2に記されている工程によりイオン−交換
樹脂を用いて精製しそして脱気した。
【0033】脱気された溶液の一部を清浄化されている
石英板の上に滴下し、そして次に第二の清浄化されてい
る石英板を上に置き、板の間にラテックス/単量体溶液
を展開させた。過剰量を除去し、そして溶液を実施例2
中の如くして紫外線照射に露呈した。重合すると、ヒド
ロゲルフィルムが得られた。露呈の前後の溶液に関する
吸収模様は図3に示されている。重合されたフィルムに
関する二重ピーク回折模様は、結晶性配列がヒドロゲル
中に保有されているが幾らかの歪みがありそれが二重ピ
ーク模様を生じていることを示している。
【0034】実施例4 実施例2で使用された1.0mlの99/1AMD/M
BA(1%MBA)の40重量%水溶液および0.2m
lの0.2%光開始剤溶液と一緒にされた0.8mlの
実施例1からのラテックスを用いて、固化したコロイド
配列フィルターを製造した。混合物は9.2重量%の微
小球および20重量%の共単量体を含有していた。上記
の如くして、混合物を精製し、薄いフィルムに製造し、
そして照射した。露呈時間は10分間であった。ヒドロ
ゲルフィルムが製造された。重合前後の吸収スペクトル
は図4に示されている。図2および4を比較すると、1
%の架橋結合用共単量体でもアクリルアミドと共にヒド
ロゲルを製造することができそして図4中のヒドロゲル
フィルムに関するスペクトル中の2個の回折ピークによ
り示されている如く少なくとも幾分かの結晶性構造を保
有していることが示された。
【0035】実施例5 下記の性質:平均粒子直径=109nm、PDI=1.
02、固体含有量=14.2重量%を有している1.8
mlの透析された共重合体ラテックスを用いて、固化し
たコロイド配列フィルターを製造した。ラテックスを0
.5mlの共単量体/架橋結合剤水溶液(12/1AM
D/MBA、20重量%)、0.2mlの光開始剤溶液
および0.5mlのスクロース水溶液(57.6重量%
)と一緒にした。上記の実施例に記されている如くして
、次に混合物を精製しそして薄いフィルムに製造し、そ
れを照射した。そのような照射に対する露呈時間は10
分間であり、そしてヒドロゲルが生成した。重合前後の
吸収スペクトルは図5に示されている。重合後には、吸
収スペクトルにおける変化がないことが見られた。
【0036】次にフィルターを−15〜−20℃の温度
に一夜呈した。凍結しても、フィルターは実質的にそれ
の初期フィルター性能を保有していることが見いだされ
た。本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりであ
る。
【0037】1.重合体ヒドロゲルの自己支持性フィル
ム中で固定されている荷電粒子の結晶性コロイド配列か
らなる狭いバンドの放射線フィルター。
【0038】2.該ヒドロゲルフィルム中の重合体がア
クリルアミド、任意の水溶性共単量体および架橋結合剤
からなる共重合体である、上記1の放射線フィルター。
【0039】3.架橋結合剤がN,N−メチレンビスア
クリルアミドである、上記2の放射線フィルター。
【0040】4.水溶性共単量体がアクリルアミドと該
共単量体との合計重量の約70重量%より少ない量で存
在している、上記2の放射線フィルター。
【0041】5.水溶性共単量体がアクリルアミドと該
共単量体との合計重量の約50重量%より少ない量で存
在している、上記2の放射線フィルター。
【0042】6.水溶性共単量体がビニルピロリドンお
よびヒドロキシエチルメタクリル酸エステルからなる群
から選択される、上記4の放射線フィルター。
【0043】7.水性媒体の薄いフィルム状に製造され
ておりそしてアクリルアミド、任意の水溶性共単量体お
よび架橋結合剤の該水性媒体中混合物の重合により製造
されたヒドロゲルフィルム中で固定されている荷電粒子
の結晶性コロイド配列からなる狭いバンドの放射線フィ
ルター。
【0044】8.該水性媒体中での電荷中性フリーラジ
カル感熱性開始剤に対する熱の適用により重合が開始さ
れる、上記7の放射線フィルター。
【0045】9.重合体ヒドロゲルの自己支持性フィル
ム中で固定されている荷電粒子の結晶性コロイド配列か
らなっており、該ヒドロゲルが簡単な糖、多価アルコー
ルまたはそれらの混合物からなっている、狭いバンドの
放射線フィルター。
【0046】10.該簡単な糖がスクロース、フルクト
ース、ラクトース、グルコースおよびそれらの混合物か
らなる群から選択される、上記9の放射線フィルター。
【0047】11.該多価アルコールがエチレングリコ
ール、プロピレングリコールおよびそれらの混合物から
なる群から選択される、上記9の放射線フィルター。
【0048】12.該糖、多価アルコールまたはそれら
の混合物がアクリルアミドの重量を基にして約0.01
−約25重量%の量で存在している、上記9の放射線フ
ィルター。
【0049】14.該ヒドロゲルフィルム中の重合体が
アクリルアミド、任意の水溶性共単量体および架橋結合
剤からなる共重合体である、上記9の放射線フィルター
【0050】15.架橋結合剤がN,N−メチレンビス
アクリルアミドである、上記14の放射線フィルター。
【0051】16.水溶性共単量体がアクリルアミドと
該共単量体との合計重量の約70重量%より少ない量で
存在している、上記14の放射線フィルター。
【0052】17.水溶性共単量体がアクリルアミドと
該共単量体との合計重量の約50重量%より少ない量で
存在している、上記14の放射線フィルター。
【0053】18.水溶性共単量体がビニルピロリドン
およびヒドロキシエチルメタクリル酸エステルからなる
群から選択される、上記14の放射線フィルター。
【0054】19.水性媒体の薄いフィルム状で製造さ
れておりそしてアクリルアミド、任意の水溶性共単量体
および架橋結合剤の該水性媒体中混合物並びに簡単な糖
類、多価アルコール類およびそれらの混合物の重合によ
り製造されたヒドロゲルフィルム中で固定されている荷
電粒子の結晶性コロイド配列からなる狭いバンドの放射
線フィルター。
【0055】20.該糖、多価アルコールまたはそれら
の混合物がアクリルアミド共単量体の重量を基にして約
0.01−約25重量%の範囲の量で存在している、上
記19の放射線フィルター。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例2の吸収スペクトルである。
【図2】図2は比較実施例1の吸収スペクトルである。
【図3】図3は実施例3の吸収スペクトルである。
【図4】図4は実施例4の吸収スペクトルである。
【図5】図5は実施例4の吸収スペクトルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  重合体ヒドロゲルの自己支持性フィル
    ム中で固定されている荷電粒子の結晶性コロイド配列か
    らなる狭いバンドの放射線フィルター。
JP3301191A 1990-10-23 1991-10-22 狭いバンドの放射線フイルターフイルム Pending JPH04264403A (ja)

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