JPH04264404A - カラーフィルタおよびそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
カラーフィルタおよびそれを用いた液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH04264404A JPH04264404A JP3024412A JP2441291A JPH04264404A JP H04264404 A JPH04264404 A JP H04264404A JP 3024412 A JP3024412 A JP 3024412A JP 2441291 A JP2441291 A JP 2441291A JP H04264404 A JPH04264404 A JP H04264404A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- pigment particles
- transparent
- color filter
- liquid crystal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Optical Filters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばフルカラー表示
の可能な液晶表示装置等に使用されるカラーフィルタお
よびそれを用いた液晶表示装置に関する。
の可能な液晶表示装置等に使用されるカラーフィルタお
よびそれを用いた液晶表示装置に関する。
【0003】
【従来の技術】液晶表示装置は、携帯用コンピュ−タ、
ワ−ドプロセッサ等のディスプレイや、薄型テレビ等に
使用されており、近年ではフルカラ−表示が可能なもの
も登場してきている。フルカラ−液晶表示装置の需要は
急速に伸長しており、これに伴って液晶表示装置の低価
格化や大面積化、高品位化が進められている。
ワ−ドプロセッサ等のディスプレイや、薄型テレビ等に
使用されており、近年ではフルカラ−表示が可能なもの
も登場してきている。フルカラ−液晶表示装置の需要は
急速に伸長しており、これに伴って液晶表示装置の低価
格化や大面積化、高品位化が進められている。
【0004】図4は、アクティブマトリクス形駆動方式
の 1方式である、TFT(Thin filmTra
nsistor)アクティブマトリクス方式の液晶表示
装置の断面構造を示している。一般に、フルカラ−液晶
表示装置に使用されるカラ−フィルタ1は、まず透明基
板2上に所定のパタ−ンを有する光線遮断層すなわちブ
ラックマトリクス3を設け、このブラックマトリクス3
により形成される画素部に透明着色層1a、1b、1c
を形成し、さらに透明保護膜4、 ITO(Indiu
m Tin Oxide)等からなる透明電極5および
配向膜6を順に積層形成した構造を有している。 そして、上記カラ−フィルタ1と、内側に個別電極7が
設けられた透明基板8とによって、液晶9を挟持すると
共に、それらの外側に偏光板10、11をそれぞれ配置
することによって、液晶表示装置が構成される。
の 1方式である、TFT(Thin filmTra
nsistor)アクティブマトリクス方式の液晶表示
装置の断面構造を示している。一般に、フルカラ−液晶
表示装置に使用されるカラ−フィルタ1は、まず透明基
板2上に所定のパタ−ンを有する光線遮断層すなわちブ
ラックマトリクス3を設け、このブラックマトリクス3
により形成される画素部に透明着色層1a、1b、1c
を形成し、さらに透明保護膜4、 ITO(Indiu
m Tin Oxide)等からなる透明電極5および
配向膜6を順に積層形成した構造を有している。 そして、上記カラ−フィルタ1と、内側に個別電極7が
設けられた透明基板8とによって、液晶9を挟持すると
共に、それらの外側に偏光板10、11をそれぞれ配置
することによって、液晶表示装置が構成される。
【0005】ところで、上記透明着色層1a、1b、1
cは、それぞれR、G、Bの 3原色を選択的に透過す
る 3種類の色素を、各画素部に 1種類づつ配置する
ことによって形成されている。このように、色素を画素
部に配置する方法としては、種々の方法が知られており
、現在実用化されている方法としては、染色法、顔料分
散法、印刷法、電着法等がある。しかし、いずれの方法
にも一長一短があるため、広く行われる方法は未だ確立
されていないのが現状である。
cは、それぞれR、G、Bの 3原色を選択的に透過す
る 3種類の色素を、各画素部に 1種類づつ配置する
ことによって形成されている。このように、色素を画素
部に配置する方法としては、種々の方法が知られており
、現在実用化されている方法としては、染色法、顔料分
散法、印刷法、電着法等がある。しかし、いずれの方法
にも一長一短があるため、広く行われる方法は未だ確立
されていないのが現状である。
【0006】例えば、染色法は ITO膜の熱処理時に
おいて耐熱性が低いことが欠点であったが、最近では比
較的低温で低抵抗膜を形成する方法が開発されてきてお
り(信学技報 Vol.90 No.190 EID9
0−37 等参照)、耐熱性は主な問題ではなくなりつ
つある。しかし、感光液を基板上に塗布した後、所定の
色素により染色するため、工程が複雑になり製造コスト
が高くなるという問題が残っている。また、顔料分散法
は、樹脂基体中に分散させた顔料粒子によって光が吸収
され、光線透過率が低下するという問題がある。このよ
うな光線透過率の低下は、消偏現象の原因となり、例え
ば液晶表示装置のコントラスト比を低下させてしまう。 さらに、印刷法は転写された透明着色層の表面平坦性、
転写パターン形状の正確さ、パターン位置の位置決めの
正確さ等が他の方式と比較して劣り、また電着法は予め
透明基板上に電極を形成しておく必要があり、画素配列
の自由度が小さいという欠点がある。このように、現状
の透明着色層の形成方法は、それぞれ種々の欠点を有し
ているが、製造プロセスの安定性から見た場合、写真製
版技術の応用として開発された顔料分散法が優れており
、その問題点を解決することができれば、安定にカラー
フィルタを量産することが可能になると予想される。
おいて耐熱性が低いことが欠点であったが、最近では比
較的低温で低抵抗膜を形成する方法が開発されてきてお
り(信学技報 Vol.90 No.190 EID9
0−37 等参照)、耐熱性は主な問題ではなくなりつ
つある。しかし、感光液を基板上に塗布した後、所定の
色素により染色するため、工程が複雑になり製造コスト
が高くなるという問題が残っている。また、顔料分散法
は、樹脂基体中に分散させた顔料粒子によって光が吸収
され、光線透過率が低下するという問題がある。このよ
うな光線透過率の低下は、消偏現象の原因となり、例え
ば液晶表示装置のコントラスト比を低下させてしまう。 さらに、印刷法は転写された透明着色層の表面平坦性、
転写パターン形状の正確さ、パターン位置の位置決めの
正確さ等が他の方式と比較して劣り、また電着法は予め
透明基板上に電極を形成しておく必要があり、画素配列
の自由度が小さいという欠点がある。このように、現状
の透明着色層の形成方法は、それぞれ種々の欠点を有し
ているが、製造プロセスの安定性から見た場合、写真製
版技術の応用として開発された顔料分散法が優れており
、その問題点を解決することができれば、安定にカラー
フィルタを量産することが可能になると予想される。
【0007】一方、顔料分散法や印刷法のように、バイ
ンダ中に顔料粒子を分散させて着色する方法においては
、分散性等から使用可能な顔料がある程度限られている
。よって、所望とする色度を得るためには色補正を行う
必要があり、簡単な方法として補正色の顔料粒子を同時
に加えることが一般的に行われている。しかし、このよ
うに、色補正を行うために 2種以上の顔料粒子を分散
させると、顔料粒子の分散量の増加に伴って上記した光
の吸収や散乱がさらに顕著となり、そのカラーフィルタ
を用いた、例えば液晶表示装置のコントラスト比の低下
が著しくなるという問題がある。
ンダ中に顔料粒子を分散させて着色する方法においては
、分散性等から使用可能な顔料がある程度限られている
。よって、所望とする色度を得るためには色補正を行う
必要があり、簡単な方法として補正色の顔料粒子を同時
に加えることが一般的に行われている。しかし、このよ
うに、色補正を行うために 2種以上の顔料粒子を分散
させると、顔料粒子の分散量の増加に伴って上記した光
の吸収や散乱がさらに顕著となり、そのカラーフィルタ
を用いた、例えば液晶表示装置のコントラスト比の低下
が著しくなるという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のカラーフィルタにおいては、十分な光線透過率が得ら
れないために、そのカラーフィルタを用いた液晶表示装
置等のコントラスト比を低下させたり、また製造工程が
複雑である等といった問題があった。さらには、光線透
過率の低下に関連して、色補正を自由に行うことができ
ず、これによってもコントラスト比の低下を招くという
問題があった。そこで、透明着色層の形成法自体として
は、比較的簡易な製造工程で、光線透過率の低下が少な
い透明着色層を形成することが望まれている。また色補
正の点からは、光線透過率を低下させることなく、所望
の色補正を容易に行えるようにすることが望まれている
。本発明は、このような課題に対処するためになされた
もので、光線透過率に優れ、かつ比較的簡易な製造工程
で得ることが可能なカラーフィルタを提供することを目
的としており、さらにはこのようなカラーフィルタを用
いることによって、コントラスト比等の特性を向上させ
た液晶表示装置を提供することを目的としている。
のカラーフィルタにおいては、十分な光線透過率が得ら
れないために、そのカラーフィルタを用いた液晶表示装
置等のコントラスト比を低下させたり、また製造工程が
複雑である等といった問題があった。さらには、光線透
過率の低下に関連して、色補正を自由に行うことができ
ず、これによってもコントラスト比の低下を招くという
問題があった。そこで、透明着色層の形成法自体として
は、比較的簡易な製造工程で、光線透過率の低下が少な
い透明着色層を形成することが望まれている。また色補
正の点からは、光線透過率を低下させることなく、所望
の色補正を容易に行えるようにすることが望まれている
。本発明は、このような課題に対処するためになされた
もので、光線透過率に優れ、かつ比較的簡易な製造工程
で得ることが可能なカラーフィルタを提供することを目
的としており、さらにはこのようなカラーフィルタを用
いることによって、コントラスト比等の特性を向上させ
た液晶表示装置を提供することを目的としている。
【0009】[発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明におけ
る第1のカラーフィルタは、透明な基板と、この基板上
に設けられ、透明な樹脂基材中に顔料粒子を分散させた
透明着色層とを具備するカラーフィルタにおいて、前記
顔料粒子は、染料により染色した透明な樹脂の微粒子か
らなることを特徴としている。
る第1のカラーフィルタは、透明な基板と、この基板上
に設けられ、透明な樹脂基材中に顔料粒子を分散させた
透明着色層とを具備するカラーフィルタにおいて、前記
顔料粒子は、染料により染色した透明な樹脂の微粒子か
らなることを特徴としている。
【0011】また、本発明における第2のカラーフィル
タは、透明な基板と、この基板上に設けられ、透明な樹
脂基材中に顔料粒子を分散させた透明着色層とを具備す
るカラーフィルタにおいて、前記顔料粒子は、その表面
近傍部に色補正用の染色部を有していることを特徴とし
ている。
タは、透明な基板と、この基板上に設けられ、透明な樹
脂基材中に顔料粒子を分散させた透明着色層とを具備す
るカラーフィルタにおいて、前記顔料粒子は、その表面
近傍部に色補正用の染色部を有していることを特徴とし
ている。
【0012】そして、本発明の液晶表示装置は、表面に
透明着色層と透明電極層とが順に設けられた透明な第1
の基板と、この第1の基板と所定の間隙を設定して対向
配置され、対向面側に電極層を有する第2の基板と、前
記間隙に挟持された液晶と、前記第1および第2の基板
の外側にそれぞれ配置された偏光板とを有する液晶表示
装置において、前記透明な第1の基板と透明着色層とが
、上記したカラーフィルタのいずれかによって構成され
ていることを特徴としている。
透明着色層と透明電極層とが順に設けられた透明な第1
の基板と、この第1の基板と所定の間隙を設定して対向
配置され、対向面側に電極層を有する第2の基板と、前
記間隙に挟持された液晶と、前記第1および第2の基板
の外側にそれぞれ配置された偏光板とを有する液晶表示
装置において、前記透明な第1の基板と透明着色層とが
、上記したカラーフィルタのいずれかによって構成され
ていることを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明の第1のカラーフィルタにおいては、染
料により染色された透明な樹脂の微粒子を顔料粒子とし
て用いているため、透明着色層による光線透過率の低下
を抑制することができる。また、透明着色層自体は、従
来の顔料分散法を適用して形成することができるため、
比較的簡易な製造工程で形成することが可能となる。
料により染色された透明な樹脂の微粒子を顔料粒子とし
て用いているため、透明着色層による光線透過率の低下
を抑制することができる。また、透明着色層自体は、従
来の顔料分散法を適用して形成することができるため、
比較的簡易な製造工程で形成することが可能となる。
【0014】また、第2のカラーフィルタにおいては、
顔料粒子の表面近傍部に染色部を設け、顔料粒子自体に
色補正を施しているため、 1種類の顔料粒子のみで色
補正された透明着色層を形成することができる。よって
、色補正に伴う顔料粒子の増加を防止することができ、
これにより透明着色層の光線透過率の低下の増大を防止
することができる。
顔料粒子の表面近傍部に染色部を設け、顔料粒子自体に
色補正を施しているため、 1種類の顔料粒子のみで色
補正された透明着色層を形成することができる。よって
、色補正に伴う顔料粒子の増加を防止することができ、
これにより透明着色層の光線透過率の低下の増大を防止
することができる。
【0015】そして、このようなカラーフィルタを用い
ることによって、本発明の液晶表示装置においては、消
偏現象の発生を抑制することが可能となり、よってコン
トラスト比の向上を図ることが可能となる。
ることによって、本発明の液晶表示装置においては、消
偏現象の発生を抑制することが可能となり、よってコン
トラスト比の向上を図ることが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳細に説明す
る。
る。
【0017】まず、本発明における第1のカラーフィル
タの実施例について述べる。図1は、本発明の一実施例
のカラーフィルタの構造を示す断面図である。同図にお
いて、11は青板ガラス等からなる透明基板であり、こ
の透明基板11上にはCr薄膜からなるブラックマトリ
ス12が形成されている。このブラックマトリス12は
、例えばCrを所定のパターンにスパッタリングするこ
とによって形成される。上記ブラックマトリス12は、
そのパータンによって多数の画素部13を形成しており
、これら各画素部13に、カラーフィルタを構成する、
R、G、Bの 3原色を選択的に透過させる 3色の透
明着色層14a、14b、14cがそれぞれ形成されて
いる。
タの実施例について述べる。図1は、本発明の一実施例
のカラーフィルタの構造を示す断面図である。同図にお
いて、11は青板ガラス等からなる透明基板であり、こ
の透明基板11上にはCr薄膜からなるブラックマトリ
ス12が形成されている。このブラックマトリス12は
、例えばCrを所定のパターンにスパッタリングするこ
とによって形成される。上記ブラックマトリス12は、
そのパータンによって多数の画素部13を形成しており
、これら各画素部13に、カラーフィルタを構成する、
R、G、Bの 3原色を選択的に透過させる 3色の透
明着色層14a、14b、14cがそれぞれ形成されて
いる。
【0018】上記透明着色層14a、14b、14cは
、それぞれ染料により所望とする色に染色された透明な
樹脂の微粒子からなる顔料粒子15aを、透明な樹脂基
材15b中に分散させることによって構成されている。 上記顔料粒子15aの元となる透明な樹脂材料としては
、例えばアクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、アルキド樹脂
、芳香族スルホンアミド樹脂、ユリア樹脂、メラニン樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂、およびそれらの共縮重合体
や混合物等の合成樹脂が用いられる。そして、これら透
明な樹脂をR、G、Bに対応した色の染料により染色し
、微粉砕することによって、透明でかつ染色された顔料
粒子15aが得られる。また、予め粉砕した透明樹脂を
染色するようにしてもよい。この粒子径としては、0.
3μm 以下が好ましい。
、それぞれ染料により所望とする色に染色された透明な
樹脂の微粒子からなる顔料粒子15aを、透明な樹脂基
材15b中に分散させることによって構成されている。 上記顔料粒子15aの元となる透明な樹脂材料としては
、例えばアクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、アルキド樹脂
、芳香族スルホンアミド樹脂、ユリア樹脂、メラニン樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂、およびそれらの共縮重合体
や混合物等の合成樹脂が用いられる。そして、これら透
明な樹脂をR、G、Bに対応した色の染料により染色し
、微粉砕することによって、透明でかつ染色された顔料
粒子15aが得られる。また、予め粉砕した透明樹脂を
染色するようにしてもよい。この粒子径としては、0.
3μm 以下が好ましい。
【0019】このような透明で、かつ所望の色に染色さ
れた顔料粒子15aを用いた透明着色層14a、14b
、14cは、例えば感光性を有する透明な樹脂基材15
b中に上記顔料粒子15aを分散させ、この分散液を透
明基板11上に塗布し、所望のパターンに現像すること
を、各色に応じて繰り返し行うことによって形成するこ
とができる。
れた顔料粒子15aを用いた透明着色層14a、14b
、14cは、例えば感光性を有する透明な樹脂基材15
b中に上記顔料粒子15aを分散させ、この分散液を透
明基板11上に塗布し、所望のパターンに現像すること
を、各色に応じて繰り返し行うことによって形成するこ
とができる。
【0020】上記透明着色層14a、14b、14c上
には、アクリル樹脂やエポキシ樹脂等からなる透明保護
膜16が形成されており、さらに ITO等からなる透
明電極17が形成されている。そして、この透明電極1
7上にポリイミド樹脂薄膜等からなる配向膜18が設け
られて、カラーフィルタ19が構成されている。
には、アクリル樹脂やエポキシ樹脂等からなる透明保護
膜16が形成されており、さらに ITO等からなる透
明電極17が形成されている。そして、この透明電極1
7上にポリイミド樹脂薄膜等からなる配向膜18が設け
られて、カラーフィルタ19が構成されている。
【0021】次に、上記した構成を有する第1のカラー
フィルタの具体例とその評価結果について述べる。 実施例1 まず、塊状のアクリル樹脂をアゾ系染料、フタロシアニ
ン系染料、アントラキノン系染料でそれぞれ染色した後
、粗砕工程、粉砕工程を経て、平均粒径が約0.1μm
で、それぞれ透明な赤色、緑色、青色の顔料粒子15
aをそれぞれ作製した。次いで、このようにして得た顔
料微粒子15aを、それぞれ溶剤可溶タイプの樹脂溶液
中に分散させ、重合成モノマーと光重合開始剤とを添加
して 3種類のレジスト液を作製した。
フィルタの具体例とその評価結果について述べる。 実施例1 まず、塊状のアクリル樹脂をアゾ系染料、フタロシアニ
ン系染料、アントラキノン系染料でそれぞれ染色した後
、粗砕工程、粉砕工程を経て、平均粒径が約0.1μm
で、それぞれ透明な赤色、緑色、青色の顔料粒子15
aをそれぞれ作製した。次いで、このようにして得た顔
料微粒子15aを、それぞれ溶剤可溶タイプの樹脂溶液
中に分散させ、重合成モノマーと光重合開始剤とを添加
して 3種類のレジスト液を作製した。
【0022】一方、青板ガラス基板11上に所定のパタ
ーンを有するCr薄膜からなるブラックマトリス12を
スパッタリング法により形成した。そして、このブラッ
クマトリス12上に、上記した第1色目の顔料粒子15
aを含有するレジスト液をスピンコートし、現像により
所望のパターンを残して、第1色目の透明着色層14a
を形成した。次いで、スピンコートおよび現像によるパ
ターン化を第2色目および第3色目のレジスト液につい
て同様にして行い、第2色目および第3色目の透明着色
層14b、14cを形成した。
ーンを有するCr薄膜からなるブラックマトリス12を
スパッタリング法により形成した。そして、このブラッ
クマトリス12上に、上記した第1色目の顔料粒子15
aを含有するレジスト液をスピンコートし、現像により
所望のパターンを残して、第1色目の透明着色層14a
を形成した。次いで、スピンコートおよび現像によるパ
ターン化を第2色目および第3色目のレジスト液につい
て同様にして行い、第2色目および第3色目の透明着色
層14b、14cを形成した。
【0023】この後、上記透明着色層14a、14b、
14c上に透明保護膜16を形成した後、 ITOから
なる透明電極17をスパッタリング法により形成し、さ
らにポリイミド樹脂からなる配向膜18を形成して、カ
ラーフィルタ19を完成させた。 実施例2 平均直径が約 0.1μm のアクリル樹脂粒子を、ア
ゾ系染料、フタロシアニン系染料、アントラキノン系染
料でそれぞれ染色し、透明な赤色、緑色、青色の顔料粒
子15aを各々作製した。次いで、このようにして得た
顔料粒子15aを、それぞれ溶剤可溶タイプの樹脂溶液
中に分散させ、重合成モノマーと光重合開始剤とを添加
して 3種類のレジスト液を作製した。
14c上に透明保護膜16を形成した後、 ITOから
なる透明電極17をスパッタリング法により形成し、さ
らにポリイミド樹脂からなる配向膜18を形成して、カ
ラーフィルタ19を完成させた。 実施例2 平均直径が約 0.1μm のアクリル樹脂粒子を、ア
ゾ系染料、フタロシアニン系染料、アントラキノン系染
料でそれぞれ染色し、透明な赤色、緑色、青色の顔料粒
子15aを各々作製した。次いで、このようにして得た
顔料粒子15aを、それぞれ溶剤可溶タイプの樹脂溶液
中に分散させ、重合成モノマーと光重合開始剤とを添加
して 3種類のレジスト液を作製した。
【0024】この後、上記 3種類のレジスト液を用い
て、上記実施例1と同様な方法によってカラーフィルタ
19を作製した。
て、上記実施例1と同様な方法によってカラーフィルタ
19を作製した。
【0025】比較例1
各色に対応した顔料粒子として、ジアントラキノン系顔
料(赤色対応)ハロゲン銅フタロシアニン系顔料(緑色
対応)、銅フタロシアニン系顔料(青色対応)の平均粒
径が約 0.1μm の微粒子をそれぞれ用いる以外は
、上記実施例1と同様に、顔料分散法によってカラーフ
ィルタを作製した。
料(赤色対応)ハロゲン銅フタロシアニン系顔料(緑色
対応)、銅フタロシアニン系顔料(青色対応)の平均粒
径が約 0.1μm の微粒子をそれぞれ用いる以外は
、上記実施例1と同様に、顔料分散法によってカラーフ
ィルタを作製した。
【0026】これら実施例および比較例による各カラ−
フィルタを用いて、図1に示した構造を有するTFTア
クティブマトリクス形液晶表示装置をそれぞれ作製し、
光線透過率を測定した。その結果を表1に示す。
フィルタを用いて、図1に示した構造を有するTFTア
クティブマトリクス形液晶表示装置をそれぞれ作製し、
光線透過率を測定した。その結果を表1に示す。
【0027】
表1
実施
例1 実施例2 比較例1 光線透
過率1(波長 450nm) 21
22 16 光
線透過率2(波長 546nm) 23
22 17
光線透過率3(波長 700nm) 2
3 23 17
表1に示した結果から明らかなように、実施例に
よるカラーフィルタを用いた液晶表示装置はいずれも、
従来の顔料分散法によるカラーフィルタ(比較例)を用
いたそれと比較して優れた光線透過率を有しており、ま
た色度についても良好な結果が得られた。
表1
実施
例1 実施例2 比較例1 光線透
過率1(波長 450nm) 21
22 16 光
線透過率2(波長 546nm) 23
22 17
光線透過率3(波長 700nm) 2
3 23 17
表1に示した結果から明らかなように、実施例に
よるカラーフィルタを用いた液晶表示装置はいずれも、
従来の顔料分散法によるカラーフィルタ(比較例)を用
いたそれと比較して優れた光線透過率を有しており、ま
た色度についても良好な結果が得られた。
【0028】次に、本発明における第2のカラーフィル
タの実施例について述べる。このカラーフィルタも基本
構造自体は、前述した第1のカラーフィルタと同様な構
造を有するため、図1を参照して説明する。
タの実施例について述べる。このカラーフィルタも基本
構造自体は、前述した第1のカラーフィルタと同様な構
造を有するため、図1を参照して説明する。
【0029】この実施例におけるカラーフィルタは、表
面近傍部に色補正用の染色部を有する顔料粒子15a、
例えばジアントラキノン系顔料粒子(赤色対応)ハロゲ
ン銅フタロシアニン系顔料粒子(緑色対応)、銅フタロ
シアニン系顔料粒子(青色対応)を、透明な樹脂基材1
5b中に分散させてなる、R、G、Bの3原色に対応し
た 3色の透明着色層14a、14b、14cを有して
いる。なお、補正色としては、赤、緑については黄色、
青については紫が一般的である。上記顔料粒子15aに
おける表面部の染色方法としては、例えば(a) 顔料
粒子に対して、その顔料中の基と反応性を有する基を含
む色補正用の染料を作用させ、顔料粒子の表面に染料分
子を結合させて、色補正用の表面染色部を形成する。
面近傍部に色補正用の染色部を有する顔料粒子15a、
例えばジアントラキノン系顔料粒子(赤色対応)ハロゲ
ン銅フタロシアニン系顔料粒子(緑色対応)、銅フタロ
シアニン系顔料粒子(青色対応)を、透明な樹脂基材1
5b中に分散させてなる、R、G、Bの3原色に対応し
た 3色の透明着色層14a、14b、14cを有して
いる。なお、補正色としては、赤、緑については黄色、
青については紫が一般的である。上記顔料粒子15aに
おける表面部の染色方法としては、例えば(a) 顔料
粒子に対して、その顔料中の基と反応性を有する基を含
む色補正用の染料を作用させ、顔料粒子の表面に染料分
子を結合させて、色補正用の表面染色部を形成する。
【0030】(b) 顔料粒子に下付け剤を吸収させた
後、顔料粒子表面で下付け剤と顕色剤とを反応させ、顔
料粒子の表面に色補正用の染色部を形成する。
後、顔料粒子表面で下付け剤と顕色剤とを反応させ、顔
料粒子の表面に色補正用の染色部を形成する。
【0031】(c) 顔料粒子の表面に、補正色に染色
された樹脂層を形成する。
された樹脂層を形成する。
【0032】等が例示される。
【0033】上記 (a)〜 (C)の方法の具体例は
、以下に示すとおりである。
、以下に示すとおりである。
【0034】上記 (a)の方法において、顔料粒子表
面への染料分子の結合方法としては、例えば共有結合や
水素結合等が用いられる。例えば、赤色用の顔料として
下記の(1)式で表されるLake red 4の粒子
を用いるとする。
面への染料分子の結合方法としては、例えば共有結合や
水素結合等が用いられる。例えば、赤色用の顔料として
下記の(1)式で表されるLake red 4の粒子
を用いるとする。
【0035】
【化1】
【0036】これに対して補正色として、例えば下記の
(2)式で表されるDirect Yellow 4
4や、下記の (3)式で表されるDirect Ye
llow 4 等の、プロトン供給基を有する黄色の直
接染料を作用させると、上記顔料中の −N=N−基と
水素結合が生じる。
(2)式で表されるDirect Yellow 4
4や、下記の (3)式で表されるDirect Ye
llow 4 等の、プロトン供給基を有する黄色の直
接染料を作用させると、上記顔料中の −N=N−基と
水素結合が生じる。
【0037】
【化2】
【0038】
【化3】
【0039】あるいは黄色の反応性染料として、例えば
下記の (4)式で表されるReactive Ye
llow 2や、下記の (5)式で表されるReac
tive Yellow 3 等を作用させると、上記
顔料中の −OH基と反応して、下記の (6)式で表
される共有結合が生じる。
下記の (4)式で表されるReactive Ye
llow 2や、下記の (5)式で表されるReac
tive Yellow 3 等を作用させると、上記
顔料中の −OH基と反応して、下記の (6)式で表
される共有結合が生じる。
【0040】
【化4】
【0041】
【化5】
【0042】
【化6】
【0043】上記した反応はいずれも内部までは進行し
難く、顔料粒子の表面に補正色の染色基が結合した形と
なる。また、染料の種類やその際の反応条件等を適宜変
化させることによって、顔料粒子と染色基との反応の進
行度を変化させることができるため、自由に色補正を行
うことができる。なお、上記した色補正の際、例えば顔
料分子中に −NH2 基等が存在すると、染料中の
−SO3 Na基と静電気的な結合を起こす可能性があ
る。しかし、この場合には、 2次的な結合で結合力が
向上するだけであって、特に問題とはならない。また、
問題となるような結合が起きる場合には、適宜保護基を
かける等して、対象となる基を保護すればよい。
難く、顔料粒子の表面に補正色の染色基が結合した形と
なる。また、染料の種類やその際の反応条件等を適宜変
化させることによって、顔料粒子と染色基との反応の進
行度を変化させることができるため、自由に色補正を行
うことができる。なお、上記した色補正の際、例えば顔
料分子中に −NH2 基等が存在すると、染料中の
−SO3 Na基と静電気的な結合を起こす可能性があ
る。しかし、この場合には、 2次的な結合で結合力が
向上するだけであって、特に問題とはならない。また、
問題となるような結合が起きる場合には、適宜保護基を
かける等して、対象となる基を保護すればよい。
【0044】また、緑色用の顔料として、下記の (7
)式で表されるGreen Goldの粒子や、下記の
(8)式で表されるC.I.Vat Green 1
の粒子を用いるとする。
)式で表されるGreen Goldの粒子や、下記の
(8)式で表されるC.I.Vat Green 1
の粒子を用いるとする。
【0045】
【化7】
【0046】
【化8】
【0047】これらに対しては、補正色として上記 (
2)式で表されるDirect Yellow 44や
、(3)式で表されるDirect Yellow 4
等の黄色染料を作用させることにより、上記顔料中の
−N=N−基や −OR基と水素結合が生じ、表面部
に色補正用の染色層を形成することができる。
2)式で表されるDirect Yellow 44や
、(3)式で表されるDirect Yellow 4
等の黄色染料を作用させることにより、上記顔料中の
−N=N−基や −OR基と水素結合が生じ、表面部
に色補正用の染色層を形成することができる。
【0048】さらに、青色用の顔料として、下記の (
9)式で表されるC.I.Vat Blue 4の粒子
を用いるとする。
9)式で表されるC.I.Vat Blue 4の粒子
を用いるとする。
【0049】
【化9】
【0050】これに対しては、補正色である紫の染料と
して、下記の(10)式で表されるDir−ect V
iolet 1や、下記の(11)式で表されるDir
ect Violet 7 等を作用させると、下記の
(12)式で表される水素結合が生じ、表面部に色補正
用の染色層を形成することができる。
して、下記の(10)式で表されるDir−ect V
iolet 1や、下記の(11)式で表されるDir
ect Violet 7 等を作用させると、下記の
(12)式で表される水素結合が生じ、表面部に色補正
用の染色層を形成することができる。
【0051】
【化10】
【0052】
【化11】
【0053】
【化12】
【0054】次に、上記 (b)の方法について説明す
る。 この (b)の方法においては、まず顔料粒子の表面部
に下付け剤を吸収させる。例えば、補正色として紫を用
いる場合、カップリング成分である、下記の(13)式
等で表されるナフトールAS類を吸収させる。次に、こ
の下付け剤と顕色剤、例えば下記の(14)式で表され
るジアゾ化合物とを、顔料粒子上で反応させて配結発色
させる。この場合、紫色(例えば下記の(15)式で表
されるAzoic Violet 1)の補正色を染色
することができる。この方法においても、下付け剤の種
類や反応条件等を適宜選択することによって、様々な色
相を得ることが可能である。
る。 この (b)の方法においては、まず顔料粒子の表面部
に下付け剤を吸収させる。例えば、補正色として紫を用
いる場合、カップリング成分である、下記の(13)式
等で表されるナフトールAS類を吸収させる。次に、こ
の下付け剤と顕色剤、例えば下記の(14)式で表され
るジアゾ化合物とを、顔料粒子上で反応させて配結発色
させる。この場合、紫色(例えば下記の(15)式で表
されるAzoic Violet 1)の補正色を染色
することができる。この方法においても、下付け剤の種
類や反応条件等を適宜選択することによって、様々な色
相を得ることが可能である。
【0055】
【化13】
【0056】
【化14】
【0057】
【化15】
【0058】次に、上記 (c)の方法について説明す
る。 この (c)の方法は、顔料粒子の表面に、補正色に染
色された樹脂層を形成する方法である。補正色に染色さ
れた樹脂層を形成する具体的な方法としては、例えば
0.1μm 程度の粒径を有する顔料粒子の表面に可染
性の樹脂をデッピング法やスプレー法等によってコーテ
ィングする。上記コーティング用の樹脂としては、顔料
粒子への付着性、耐薬品性、耐熱性等を考慮すると、ア
クリル樹脂系ポリマーやエチルセルロース系ポリマー等
が好ましい。例えばアクリル樹脂系ポリマーをコーティ
ングする場合、樹脂溶液を被覆した後、 200℃以下
程度の温度で熱処理を施して硬化させる。この後、硬化
物を粉砕して、所望の粒径とする。以上のような工程に
よって、顔料粒子の表面は、その全部が、あるいはその
一部が可染性の樹脂で覆われる。
る。 この (c)の方法は、顔料粒子の表面に、補正色に染
色された樹脂層を形成する方法である。補正色に染色さ
れた樹脂層を形成する具体的な方法としては、例えば
0.1μm 程度の粒径を有する顔料粒子の表面に可染
性の樹脂をデッピング法やスプレー法等によってコーテ
ィングする。上記コーティング用の樹脂としては、顔料
粒子への付着性、耐薬品性、耐熱性等を考慮すると、ア
クリル樹脂系ポリマーやエチルセルロース系ポリマー等
が好ましい。例えばアクリル樹脂系ポリマーをコーティ
ングする場合、樹脂溶液を被覆した後、 200℃以下
程度の温度で熱処理を施して硬化させる。この後、硬化
物を粉砕して、所望の粒径とする。以上のような工程に
よって、顔料粒子の表面は、その全部が、あるいはその
一部が可染性の樹脂で覆われる。
【0059】次いで、上記可染性の樹脂を補正色で染色
する。補正色として黄色を用いる場合には、例えば下記
の(16)式で表されるDisperseYellow
3 や下記の(17)式で表されるDisperse
Yellow 7 等の染料を、また紫色を用いる場
合には、下記の(18)式で表されるDisperse
Violet 1 や下記の(19)式で表されるD
isperse Violet 4 等の染料を使用し
て、上記可染性の樹脂を染色する。
する。補正色として黄色を用いる場合には、例えば下記
の(16)式で表されるDisperseYellow
3 や下記の(17)式で表されるDisperse
Yellow 7 等の染料を、また紫色を用いる場
合には、下記の(18)式で表されるDisperse
Violet 1 や下記の(19)式で表されるD
isperse Violet 4 等の染料を使用し
て、上記可染性の樹脂を染色する。
【0060】
【化16】
【0061】
【化17】
【0062】
【化18】
【0063】
【化19】
【0064】このように、顔料粒子表面にコーティング
した可染性の樹脂を補正色で染色する場合においても、
染料の種類、染色条件、樹脂の種類や状態等により、色
相を制御することができる。
した可染性の樹脂を補正色で染色する場合においても、
染料の種類、染色条件、樹脂の種類や状態等により、色
相を制御することができる。
【0065】また、上記した補正色に染色された樹脂層
の形成方法においては、顔料粒子表面を可染性の樹脂で
コーティングした後に、それを補正色で染色したが、予
め補正色で染色した樹脂を用いて、顔料粒子表面をコー
ティングしても同様な効果が得られる。この場合には、
まず可染性の樹脂を上述したような補正色の染料で染色
する。次いで、この染色した樹脂を溶媒に溶かし、適当
な濃度の樹脂溶液とする。そして、この樹脂溶液で顔料
粒子表面をコーティングした後、硬化させて染色された
樹脂層を形成する。この際に用いる染料や樹脂は、上述
した方法と同様なものを用いることが可能である。
の形成方法においては、顔料粒子表面を可染性の樹脂で
コーティングした後に、それを補正色で染色したが、予
め補正色で染色した樹脂を用いて、顔料粒子表面をコー
ティングしても同様な効果が得られる。この場合には、
まず可染性の樹脂を上述したような補正色の染料で染色
する。次いで、この染色した樹脂を溶媒に溶かし、適当
な濃度の樹脂溶液とする。そして、この樹脂溶液で顔料
粒子表面をコーティングした後、硬化させて染色された
樹脂層を形成する。この際に用いる染料や樹脂は、上述
した方法と同様なものを用いることが可能である。
【0066】次に、上記した構成を有する第2のカラー
フィルタの具体例とその評価結果について述べる。 実施例3、4 まず、赤色顔料として、前記 (1)式で表されるLa
ke Red 4を、また補正色である黄色染料として
、前記 (3)式で表されるDirect Yello
w 4 を用意した。この黄色染料を用い、染料5%、
ボウ硝 10%の条件(実施例3)、および染料 10
%、ボウ硝 20%の条件(実施例4)で染浴をそれぞ
れ調製し、これらの染浴に平均粒径約0.5μm の上
記赤色顔料粒子をそれぞれ浸漬し、水素結合を生じさせ
ることによって、補正色で表面部のみを染色した、色相
が異なる 2種類の赤色顔料を作製した。また、緑色顔
料として、前記 (7)式で表されるGreen Go
ldの微粒子を用意し、上記赤色顔料と同様にして、色
補正した顔料粒子を 2種類作製した。
フィルタの具体例とその評価結果について述べる。 実施例3、4 まず、赤色顔料として、前記 (1)式で表されるLa
ke Red 4を、また補正色である黄色染料として
、前記 (3)式で表されるDirect Yello
w 4 を用意した。この黄色染料を用い、染料5%、
ボウ硝 10%の条件(実施例3)、および染料 10
%、ボウ硝 20%の条件(実施例4)で染浴をそれぞ
れ調製し、これらの染浴に平均粒径約0.5μm の上
記赤色顔料粒子をそれぞれ浸漬し、水素結合を生じさせ
ることによって、補正色で表面部のみを染色した、色相
が異なる 2種類の赤色顔料を作製した。また、緑色顔
料として、前記 (7)式で表されるGreen Go
ldの微粒子を用意し、上記赤色顔料と同様にして、色
補正した顔料粒子を 2種類作製した。
【0067】さらに、青色顔料として、前記 (9)式
で表されるC.I.Vat Blue 4を、また補正
色である紫色染料として、前記(10)式で表されるD
irect Violet 1 を用意した。この紫色
染料を用いて、染料7%、ボウ硝 15%の条件(実施
例3)および染料 10%、ボウ硝 20%の条件(実
施例4)で染浴をそれぞれ調製し、これらの染浴に平均
粒径約 0.5μm の上記青色顔料粒子をそれぞれ浸
漬し、水素結合を生じさせることによって、補正色で表
面部のみを染色した色相の異なる 2種類の青色顔料粒
子を作製した。
で表されるC.I.Vat Blue 4を、また補正
色である紫色染料として、前記(10)式で表されるD
irect Violet 1 を用意した。この紫色
染料を用いて、染料7%、ボウ硝 15%の条件(実施
例3)および染料 10%、ボウ硝 20%の条件(実
施例4)で染浴をそれぞれ調製し、これらの染浴に平均
粒径約 0.5μm の上記青色顔料粒子をそれぞれ浸
漬し、水素結合を生じさせることによって、補正色で表
面部のみを染色した色相の異なる 2種類の青色顔料粒
子を作製した。
【0068】このようにして得た 2種類の 3原色対
応顔料のCIE色度図を図2に示す。なお、同図におけ
る比較例は、色補正する前の 3原色対応顔料である。 図2から明らかなように、上記実施例による色補正した
顔料粒子は、色再現領域を拡大することが可能で、また
染色条件を変化させることによって、自由な色相が得ら
れることがわかる。
応顔料のCIE色度図を図2に示す。なお、同図におけ
る比較例は、色補正する前の 3原色対応顔料である。 図2から明らかなように、上記実施例による色補正した
顔料粒子は、色再現領域を拡大することが可能で、また
染色条件を変化させることによって、自由な色相が得ら
れることがわかる。
【0069】次に、上記した 2種類の 3原色顔料粒
子をそれぞれ用いて、上記実施例1と同様な方法によっ
てカラーフィルタをそれぞれ作製し、さらに液晶表示装
置を作製した。また、色補正前の顔料粒子についても、
同様にカラーフィルタおよび液晶表示装置を作製した。
子をそれぞれ用いて、上記実施例1と同様な方法によっ
てカラーフィルタをそれぞれ作製し、さらに液晶表示装
置を作製した。また、色補正前の顔料粒子についても、
同様にカラーフィルタおよび液晶表示装置を作製した。
【0070】このようにして得た実施例および比較例に
よるカラーフィルタのコントラスト比を測定したところ
、比較例によるカラーフィルタでは 200程度であっ
たのに対し、実施例3、4によるカラーフィルタはいず
れも 650程度まで向上させることができた。なお、
上記コントラスト比は、カラーフィルタを偏光板で挟み
、偏光板パラレル時の輝度を偏光板クロス時の輝度で割
った値である。また、消偏現象の増加も認められなかっ
た。
よるカラーフィルタのコントラスト比を測定したところ
、比較例によるカラーフィルタでは 200程度であっ
たのに対し、実施例3、4によるカラーフィルタはいず
れも 650程度まで向上させることができた。なお、
上記コントラスト比は、カラーフィルタを偏光板で挟み
、偏光板パラレル時の輝度を偏光板クロス時の輝度で割
った値である。また、消偏現象の増加も認められなかっ
た。
【0071】また、上記実施例および比較例による液晶
表示装置の画面コントラスト比を測定したところ、画面
輝度70Cd/m3 の状態で、比較例による液晶表示
装置は最大12:1であったのに対し、実施例による液
晶表示装置はいずれも最大19:1と、大幅な改善が認
められた。
表示装置の画面コントラスト比を測定したところ、画面
輝度70Cd/m3 の状態で、比較例による液晶表示
装置は最大12:1であったのに対し、実施例による液
晶表示装置はいずれも最大19:1と、大幅な改善が認
められた。
【0072】実施例5
3原色に対応した顔料粒子として、ジアントラキノン系
顔料(赤色対応)ハロゲン銅フタロシアニン系顔料(緑
色対応)、銅フタロシアニン系顔料(青色対応)の 3
種類の顔料粒子を用意した。
顔料(赤色対応)ハロゲン銅フタロシアニン系顔料(緑
色対応)、銅フタロシアニン系顔料(青色対応)の 3
種類の顔料粒子を用意した。
【0073】まず、赤色対応顔料および緑色対応顔料に
、前記(16)式で表されるDisperse Ye
llow 3で染色したアクリルポリマーをそれぞれコ
ーティングした後に粉砕して、平均粒径 0.5μmの
補正色の樹脂層を有する赤および緑用の顔料粒子を作製
した。また、青色対応顔料についても同様にして、前記
(19)式で表されるDisperseViolet
4で染色した樹脂層を形成した。
、前記(16)式で表されるDisperse Ye
llow 3で染色したアクリルポリマーをそれぞれコ
ーティングした後に粉砕して、平均粒径 0.5μmの
補正色の樹脂層を有する赤および緑用の顔料粒子を作製
した。また、青色対応顔料についても同様にして、前記
(19)式で表されるDisperseViolet
4で染色した樹脂層を形成した。
【0074】このようにして得た 3原色対応顔料のC
IE色度図を図3に示す。なお、同図における比較例は
、色補正する前の 3原色対応顔料である。図3から明
らかなように、上記実施例による色補正した顔料粒子は
、色再現領域を拡大することが可能であることがわかる
。
IE色度図を図3に示す。なお、同図における比較例は
、色補正する前の 3原色対応顔料である。図3から明
らかなように、上記実施例による色補正した顔料粒子は
、色再現領域を拡大することが可能であることがわかる
。
【0075】次に、上記した 3原色顔料粒子を用いて
、上記実施例1と同様な方法によってカラーフィルタを
作製し、さらに液晶表示装置を作製した。また、色補正
前の顔料粒子についても、同様にカラーフィルタおよび
液晶表示装置を作製した。
、上記実施例1と同様な方法によってカラーフィルタを
作製し、さらに液晶表示装置を作製した。また、色補正
前の顔料粒子についても、同様にカラーフィルタおよび
液晶表示装置を作製した。
【0076】このようにして得た実施例および比較例に
よるカラーフィルタのコントラスト比を測定したところ
、比較例によるカラーフィルタでは 200程度であっ
たのに対し、実施例によるカラーフィルタは 500程
度まで向上させることができた。また、消偏現象の増加
も認められなかった。
よるカラーフィルタのコントラスト比を測定したところ
、比較例によるカラーフィルタでは 200程度であっ
たのに対し、実施例によるカラーフィルタは 500程
度まで向上させることができた。また、消偏現象の増加
も認められなかった。
【0077】なお、上記実施例においては、フルカラー
液晶表示装置用のカラーフィルタを例として説明したが
、本発明はこれに限定されるものではなく、各種装置の
カラーフィルタに適用可能である。
液晶表示装置用のカラーフィルタを例として説明したが
、本発明はこれに限定されるものではなく、各種装置の
カラーフィルタに適用可能である。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカラーフィ
ルタによれば、顔料粒子による光線透過率の低下を防止
することが可能となるため、例えばコントラスト比に優
れた液晶表示装置を安定して提供することが可能となる
。また、上述したカラーフィルタは、比較的簡易な工程
で得られるため、コストの低減にも大きく寄与する。
ルタによれば、顔料粒子による光線透過率の低下を防止
することが可能となるため、例えばコントラスト比に優
れた液晶表示装置を安定して提供することが可能となる
。また、上述したカラーフィルタは、比較的簡易な工程
で得られるため、コストの低減にも大きく寄与する。
【図1】本発明の一実施例によるカラ−フィルタの構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例によるカラ−フィルタのCIE
色度図を従来のカラ−フィルタと比較して示す図である
。
色度図を従来のカラ−フィルタと比較して示す図である
。
【図3】本発明の他の実施例によるカラ−フィルタのC
IE色度図を従来のカラ−フィルタと比較して示す図で
ある。
IE色度図を従来のカラ−フィルタと比較して示す図で
ある。
【図4】従来のフルカラ−TFTアクティブマトリクス
方式の液晶表示装置の構成を示す断面図である。
方式の液晶表示装置の構成を示す断面図である。
11……透明基板
12……ブラックマトリクス
13……画素部
14……透明着色層
15a…顔料粒子
15b…透明な樹脂基材
16……透明保護膜
17……透明電極
18……配向膜
19……カラーフィルタ
Claims (3)
- 【請求項1】 透明な基板と、この基板上に設けられ
、透明な樹脂基材中に顔料粒子を分散させた透明着色層
とを具備するカラーフィルタにおいて、前記顔料粒子は
、染料により染色した透明な樹脂の微粒子からなること
を特徴とするカラーフィルタ。 - 【請求項2】 透明な基板と、この基板上に設けられ
、透明な樹脂基材中に顔料粒子を分散させた透明着色層
とを具備するカラーフィルタにおいて、前記顔料粒子は
、その表面近傍部に色補正用の染色部を有していること
を特徴とするカラーフィルタ。 - 【請求項3】 表面に透明着色層と透明電極層とが順
に設けられた透明な第1の基板と、この第1の基板と所
定の間隙を設定して対向配置され、対向面側に電極層を
有する第2の基板と、前記間隙に挟持された液晶と、前
記第1および第2の基板の外側にそれぞれ配置された偏
光板とを有する液晶表示装置において、前記透明な第1
の基板と透明着色層とが、請求項1記載のカラーフィル
タまたは請求項2記載のカラーフィルタによって構成さ
れていることを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3024412A JPH04264404A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | カラーフィルタおよびそれを用いた液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3024412A JPH04264404A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | カラーフィルタおよびそれを用いた液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04264404A true JPH04264404A (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=12137446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3024412A Withdrawn JPH04264404A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | カラーフィルタおよびそれを用いた液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04264404A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030045454A (ko) * | 2001-12-04 | 2003-06-11 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 산란형 칼라필터를 구비한 액정표시장치 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP3024412A patent/JPH04264404A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030045454A (ko) * | 2001-12-04 | 2003-06-11 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 산란형 칼라필터를 구비한 액정표시장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2891418B2 (ja) | カラーフィルターおよびその製造方法 | |
| JP5470058B2 (ja) | カラーフィルタ用着色組成物、カラーフィルタ、その製造方法、及びそれを具備する液晶表示装置並びに有機el表示装置 | |
| CN103201655B (zh) | 滤色器基板及使用该基板的边缘场开关方式液晶显示装置 | |
| JPH0812292B2 (ja) | 耐熱性カラーフィルターおよびその製造方法 | |
| JPH02153353A (ja) | 着色光重合組成物およびカラーフィルタ | |
| JPS63182627A (ja) | カラ−液晶素子 | |
| JPH02199403A (ja) | カラーフィルターおよびその製造方法 | |
| CN100357767C (zh) | 滤色器和具有该滤色器的液晶显示装置 | |
| TW201027146A (en) | Color filter for liquid crystal display, and liquid crystal display | |
| JPH0570122B2 (ja) | ||
| TW201131217A (en) | Color filter substrate and liquid crystal display device | |
| JPH02181704A (ja) | カラーフィルターおよびその製造方法 | |
| JP4465293B2 (ja) | カラーフィルタおよびこれを備えた液晶表示装置 | |
| JPH02199404A (ja) | カラーフィルターおよびその製造方法 | |
| KR100781823B1 (ko) | 칼라 필터 | |
| JPH04264404A (ja) | カラーフィルタおよびそれを用いた液晶表示装置 | |
| JP2003057433A (ja) | 液晶表示装置用カラーフィルター、および、半透過型液晶表示装置 | |
| JP3222254B2 (ja) | カラーフィルタおよび液晶表示装置 | |
| JP3350306B2 (ja) | 表示素子用着色材料及びそれを用いた表示素子 | |
| JP2011257590A (ja) | 染料を含有する着色組成物、カラーフィルタ及びその製造方法、それを具備する液晶表示装置並びに有機elディスプレイ | |
| JP4411697B2 (ja) | 樹脂ブラックマトリックスの製造方法、樹脂ブラックマトリックス、カラーフィルターおよび液晶表示装置 | |
| JPH04274410A (ja) | 液晶表示素子用カラーフィルター | |
| JP2011099887A (ja) | カラーフィルタ用含染料着色感光性組成物、カラーフィルタ及びその製造方法、それを具備する液晶表示装置並びに有機elディスプレイ | |
| JP2017167389A (ja) | カラーフィルタおよび液晶表示装置 | |
| KR970002980B1 (ko) | 칼라 액정 디스프레이용 레지스트 조성물 및 이를 이용한 색필터층 제조방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |