JPH0426449Y2 - - Google Patents

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JPH0426449Y2
JPH0426449Y2 JP2605088U JP2605088U JPH0426449Y2 JP H0426449 Y2 JPH0426449 Y2 JP H0426449Y2 JP 2605088 U JP2605088 U JP 2605088U JP 2605088 U JP2605088 U JP 2605088U JP H0426449 Y2 JPH0426449 Y2 JP H0426449Y2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、銅、鉛などの金属精錬において生成
する中間処理物などから、その中に含有されてい
る金、銀、白金族などの貴金属を塩素化し、水可
溶性塩として回収するための金属精錬中間処理物
の塩素化装置に関するものである。
[従来の技術] 銅、鉛などを鉱石類から精錬採取するに際して
中間処理物が生成するが、この中には、銅、鉛は
勿論、金、銀やロジウム、イリジウム、ルテニウ
ムなどのような白金族などの貴金属あるいはアン
チモン、ビスマス、テルルなどが含有(たとえ
ば、Au1〜10重量%、Ag0.5〜5重量%、Rh1〜
20重量%、Ir1〜20重量%、Ru2〜30重量%、
Cu0.2〜2重量%、Pb0.5〜15重量%、Sb5〜40重
量%、Bi0.2〜5重量%、Te0.2〜5重量%)され
ている。
したがつて、これらを回収することが従来から
行なわれている。貴金属類は難溶性であるが、こ
れを水可溶性塩とするために、貴金属類を含有す
る原料を塩化物との共存下に塩素ガスを、融解し
ない程度の温度に加熱しながら送つて反応させ、
貴金属類を塩化物として水可溶性塩とする塩化焙
焼法が行なわれている。この塩素化処理に際して
は、前記の貴金属類の形態が、主として単体金属
か塩化物などであることが必要であるが、このよ
うな貴金属類を含有する被塩化物(以下、被塩化
物という)を塩化焙焼するに際し、従来、被塩化
物を塩化ナトリウムなどの塩化物とともに収容し
た、たとえば黒鉛製の反応皿を1個づつ別個に炉
中に入れ炉内を所定温度に維持しながら塩素ガス
を炉の上方から導入し、下方から排出して反応さ
せ、下方から排出したガスは、水酸化ナトリウム
などのアルカリで吸収して無害化した後に大気中
に放出し、反応皿中の生成物を取出して水に溶解
させて目的の貴金属類を溶出して回収する方法が
とられている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、この方法は、反応皿を1個づつ
別個に炉中で処理するものであるから、いかに中
間処理物(被塩化物)が産出量として月当りで高
数10Kg程度にすぎないものであつても、いかにも
処理効率がきわめて低い方法である。しかるに、
中間処理物の産出量が前記のように少ないため
に、連続的に塩素化するようにすることは、装置
が大型になつたり、それに適合する環境装置が必
要になつたりすることなどのために好ましい方法
ではないという問題があつた。
本考案は、前記問題を解決し、前記の事情に鑑
み、金属精錬中間処理物中に含有されている貴金
属類を、回分方式で、効率よく、簡単に、塩素化
することができる小型の装置を得ることを目的と
するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案者等は、前記問題を解決し、前記目的を
達成するために工夫を重ね、特定形状の2種類の
反応皿を交互に積重ねて炉中に設置し、炉の反応
ガス排出管とガス吸収装置の排出反応ガス導入管
との間にわずかな間隙を設けた装置とすることに
よつて目的を達し得ることを認めて本考案を完成
するに至つた。すなわち、本考案は、塩素ガス導
入管を上部に、反応ガス排出口を下部に有し、貴
金属を含有する被塩化物を載置した反応皿を内部
に収納して所定温度に加熱し得る塩化反応炉と、
該塩化反応炉からの排出ガスを洗浄して排気する
ガス吸収装置とからなる塩素化装置において、通
過するガスを外周部から流下させ得るガスを流路
を外周縁部に設けた反応皿と、通過するガスを中
央部から流下させ得るガス流路を中央部に設けた
反応皿とを交互に積層し、塩化反応炉の反応ガス
排出管と、ガス吸収装置の排出反応ガス導入管と
の間に、大気圧に対して若干負圧を生じさせ得る
程度の僅少な間隙を調整可能に設けてなる金属精
錬中間処理物の塩素化装置である。
次に、添付の図面に基づいて本考案の構成を説
明する。
第1図は、本考案装置の一実施例を示す側断面
図、第2図イ及びロは、本考案装置の一実施例に
おける反応皿Aの側面図及び1/2平面図、第3図
イ及びロは、本考案装置の一実施例における反応
皿Bの側面図及び1/2平面図である。
2は、塩化反応炉であつて、たとえば黒鉛製
で、両端部が絞られた円筒形状に形成され、その
上部は着脱可能とされ、原料の被塩化物中にアン
チモンやテルルなどを多く含有されていて高温で
塩素化を行なつたときに、これらが塩化物となつ
てガス化し、炉底部に溜まつて送入した塩素ガス
が下部の被塩化物と効果的に接触しなくなり貴金
属の塩素化の効率低下を防ぐために、上部に塩素
ガス導入口2−1か設けられ、塩素ガス導入管1
が取付けられ、下部には、反応ガス排出口2−2
が設けられて反応ガス排出管2−3が取付けられ
ている。しかして塩化反応炉2は、着脱可能の蓋
5−1を有する炉外枠5中に収納され、蓋5−1
に取付けた窒素ガス導入管6から炉外枠5内へ窒
素ガスを導入し得るようになつており、シリコニ
ツト7によつて加熱し得る電気炉4中に設置され
て外部から加熱されるようになつている。
3は、反応皿Aであつて、その外周縁部3−1
の上辺3−2及び側面3−3に溝状のガス流路3
−4が複数個設けられた浅い皿状とされ、たとえ
ば黒鉛で製作されている。3′は、反応皿Bであ
つて、その外周縁部3′−1には、複数箇所に突
出部3′−2が設けられ、突出部間がガス流路
3′−3となり、さらに、中央部に、ガス流路
3′−4が突設されて、たとえば黒鉛で製作され
ている。しかして、形状が異なる反応皿A及び反
応皿Bは、被塩化物を内部に載置して交互に重ね
合わせて塩化反応炉2中に収納され、これによつ
て、塩素ガスが順次被塩化物を通過し得、小さな
反応装置でより多くの被塩化物を塩化効率を極力
高め得て処理し得るようになつている。さらに、
最上部の反応皿の上には、たとえば黒鉛製目皿1
2を載置することによつて、塩素ガスが急激に吹
込まれたときに、被塩化物が飛散されないように
してある。なお、反応皿A及び反応皿Bの外径
は、塩化反応炉2の内径よりもやや小さくしてお
くことが、反応生成塩化物が周囲に付着して反応
皿の取出しが困難になるのを防ぎ得るので好まし
い。
12は、ガス吸収装置であつて、酸、アルカリ
あるいは水などをいれたガス吸収容器を適宜組合
せて形成され、ガスを真空ポンプによつて吸引す
るようになつている。ガス吸収容器8は、たとえ
ば、15重量%程度の濃度のHC溶液をいれたガ
ス吸収容器であつて、塩化反応炉2の下部に設け
た反応ガス排出管2−3と、ガス吸収容器8の蓋
部8−1に設けた排出反応ガス導入管8−2との
間にわずかな間隙13を設けて塩化反応炉2の直
下に設置し、塩化反応炉2内を常圧程度に維持し
て塩素化効率を高められるようにし、かつ、反応
ガスが外部には漏出しない程度に間隙13の間隔
を調節し得るように、たとえばジヤツキなどによ
つてわずかに上下し得るようにされている。ま
た、9は、15重量%程度の濃度のHC溶液をい
れたガス吸収容器であつて、ガス吸収容器8の排
出ガスを導管8−3によつて導入し、さらに吸収
するようにされ、ガス吸収容器8との間に流量調
整可能な循環ポンプ14によつて吸収液を循環す
るように循環用管14−1が配管され、アンチモ
ン、テルル等の塩化物がガスとして吸収容器8中
に吸入された際、固化し、ガス吸収容器8とガス
吸収容器9との間の導管8−3をつまらせること
を防いでいる。さらに、10は、20重量%程度の
濃度のNaOH溶液をいれたガス吸収容器であつ
て、ガス吸収容器9に導管9−1によつて連結さ
れ、さらにガス吸収を行なうようになつており、
ガス吸収容器10は真空ポンプ(図示せず)に連
結されて、本考案装置全体を吸引し得るようにな
つている。
本考案装置はこのように構成されているので、
反応皿A及び反応皿Bに、それぞれ所定量(概ね
1〜3Kg)の被塩化物を広げて載置し、反応皿A
及び反応皿Bを交互に重ね合わせるように塩化反
応炉2中に積層収納し、窒素ガスを炉外枠5と塩
化反応炉2との間に導入して塩化反応炉2を保護
しながら電気炉4に通電して、塩素ガスを1〜3
/分の割合で塩化反応炉2中に送入しながら、
所定温度(600〜750℃)に所定時間(2〜3時
間)加熱保持することによつて被塩化物を塩素化
することができる。この間、ガス吸引装置12に
連結している真空ポンプによつて吸引し、塩化反
応ガス2の反応ガス排出管2−3とガス吸引装置
12の排出反応ガス導入管8−2との間隙13
を、この間隙13が大気圧に対して若干負圧を生
じさせ得る程度に調節する。
[実施例] 次に、本考案の実施例を述べる。
実施例 肉厚20mm、内径220mm、高さ400mmの黒鉛製塩化
反応炉中に、第2図及び第3図に示すように反応
皿A2個及び反応皿B2個(外径215mm、高さ50mm)
内に、被塩化物1.31Kg(Rh11重量%、;Ir22.0重
量%、;Ru32.0重量%)と食塩1.9Kgを十分混合
し、1/4等分量づつ載置し、650℃まで温度を上
げ、塩素ガスを2.5/分で2時間導入して反応
させた後、冷却し、反応皿A及び反応皿B中の反
応生成物を取出して、5の温水で抽出を行な
い、この抽出残さ0.3Kgを再度食塩0.4Kgと混合し
て同様な操作を行ない、計2回の塩素化処理後に
残さ0.16Kg(Rh0.69重量%、;Ir3.10重量%、;
Ru4.70重量%)を得た。この結果、溶出率は、
Rh=99.3重量%、Ir=98.3重量%、Ru=98.3重量
%であつた。
なお、塩素化反応中、真空ポンプで吸引し、塩
化反応炉中をほぼ常圧に保ち、そこから白色のガ
スが出なくなるまで狭めることにより間隙を調節
した。
[考案の効果] 本考案は、塩化反応炉中に形状の異なる2種類
の反応皿を交互に積層して炉中に収納し、塩化反
応炉とガス吸引装置との間の圧力を調整し得るよ
うに反応ガス配管の間に間隙を設けたので、塩素
化を効率よく、簡単に行なうことができ大きな効
果が認められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案装置の一実施例を示す側断面
図、第2図イ及びロは、それぞれ本考案装置の一
実施例における反応皿Aの側面図及び1/2平面図、
第3図イ及びロは、それぞれ本考案装置の一実施
例における反応皿Bの側面図及び1/2平面図であ
る。 1……塩素ガス導入管、2……塩化反応炉、3
……反応皿A、3′……反応皿B、4……電気炉、
5……炉外枠、6……窒素ガス導入管、8,9,
10……ガス吸収容器、11……目皿、12……
ガス吸収装置、13……間隙、14……循環ポン
プ、2−3……反応ガス排出管、8−2……排出
反応ガス導入管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塩素ガス導入口を上部に、反応ガス排出口を下
    部に有し、貴金属を含有する被塩化物を載置した
    反応皿を内部に収納して所定温度に加熱し得る塩
    化反応炉と、該塩化反応炉からの排出ガスを洗浄
    して排気するガス吸収装置とからなる塩素化装置
    において、通過するガスを外周部から流下させ得
    るガス流路を外周縁部に設けた反応皿と、通過す
    るガスを中央部から流下させ得るガス流路を中央
    部に設けた反応皿とを交互に積層し、塩化反応炉
    の反応ガス排出管と、ガス吸収装置の排出反応ガ
    ス導入管との間に、大気圧に対して若干負圧を生
    じさせ得る程度の僅少な間隙を調整可能に設けて
    なる金属精錬中間処理物の塩素化装置。
JP2605088U 1988-02-29 1988-02-29 Expired JPH0426449Y2 (ja)

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JPH01136162U JPH01136162U (ja) 1989-09-18
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