JPH04265099A - 音響トランスデュ−サ - Google Patents
音響トランスデュ−サInfo
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- JPH04265099A JPH04265099A JP4567091A JP4567091A JPH04265099A JP H04265099 A JPH04265099 A JP H04265099A JP 4567091 A JP4567091 A JP 4567091A JP 4567091 A JP4567091 A JP 4567091A JP H04265099 A JPH04265099 A JP H04265099A
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- Japan
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- piezoelectric
- acoustic transducer
- piezoelectric vibrator
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として広帯域の受波
を行うために、滑り振動差動型を採用した音響トランス
デューサに関する。
を行うために、滑り振動差動型を採用した音響トランス
デューサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の音響トランスデューサ
は、図5にその構成を示すように、直方体の筐体50中
に2列に積層された複数のブロック状圧電振動子10と
、この圧電振動子10の単位列分に対応して並設された
ブロック状受音板20とを接着した複数個のT字状脚部
を、その周囲に緩衝材30を介在させると共に、受音板
20が筐体50の一面に露出されるように並設させて埋
設している。即ち、圧電振動子10は、受音板20と筐
体50との間に挟まれた状態に置かれ、それぞれの接合
面が接着剤で接着されている。
は、図5にその構成を示すように、直方体の筐体50中
に2列に積層された複数のブロック状圧電振動子10と
、この圧電振動子10の単位列分に対応して並設された
ブロック状受音板20とを接着した複数個のT字状脚部
を、その周囲に緩衝材30を介在させると共に、受音板
20が筐体50の一面に露出されるように並設させて埋
設している。即ち、圧電振動子10は、受音板20と筐
体50との間に挟まれた状態に置かれ、それぞれの接合
面が接着剤で接着されている。
【0003】又、各圧電振動子10同士の接合面を電気
的な正極面とする一方、各圧電振動子10の筐体50や
受音板20に対する接合面を負極面とする為、圧電振動
子10の近傍に形成された空間(空気室8)には、正負
の電極をそれぞれ印加するためのリード線7a及び7b
が配設されている。このリード線7aは筐体50と各圧
電振動子10同士の接合面とを接続し、リード線7bは
筐体50と受音板20とを接続するために使用されてい
る。
的な正極面とする一方、各圧電振動子10の筐体50や
受音板20に対する接合面を負極面とする為、圧電振動
子10の近傍に形成された空間(空気室8)には、正負
の電極をそれぞれ印加するためのリード線7a及び7b
が配設されている。このリード線7aは筐体50と各圧
電振動子10同士の接合面とを接続し、リード線7bは
筐体50と受音板20とを接続するために使用されてい
る。
【0004】具体的に云えば、こうした音響トランスデ
ューサは、図6に示すように、圧電セラミックを素材と
する2個で積層された圧電振動子10の組み合わせ体を
、幅W,長さL,高さHで規定し、これらのLW面にお
ける表面又はその接合部で各接合面120a〜120c
を形成している。このうち、接合面120bは正極面と
なるもので、接合面120a及び120cは負極面とな
るものである。
ューサは、図6に示すように、圧電セラミックを素材と
する2個で積層された圧電振動子10の組み合わせ体を
、幅W,長さL,高さHで規定し、これらのLW面にお
ける表面又はその接合部で各接合面120a〜120c
を形成している。このうち、接合面120bは正極面と
なるもので、接合面120a及び120cは負極面とな
るものである。
【0005】即ち、このような構成によるトランスデュ
ーサは、例えば水中においても広帯域の受波を高感度に
行い得るように縦効果の圧電変換モードを構成するもの
で、各電極面をLW面に対して平行に置き、各圧電振動
子10毎に電気極性をそれぞれ正負に分極する一方、接
合面120bで正極間の斥力が作用し、結果として各電
極面に対する垂直方向(H方向)に相反分極Pを得、こ
の相反分極Pと同じ方向に応力Tが加えられることで、
出力としての電気信号を得ることができる。
ーサは、例えば水中においても広帯域の受波を高感度に
行い得るように縦効果の圧電変換モードを構成するもの
で、各電極面をLW面に対して平行に置き、各圧電振動
子10毎に電気極性をそれぞれ正負に分極する一方、接
合面120bで正極間の斥力が作用し、結果として各電
極面に対する垂直方向(H方向)に相反分極Pを得、こ
の相反分極Pと同じ方向に応力Tが加えられることで、
出力としての電気信号を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の音響トランスデ
ューサの場合、各電極面をLW面に対して平行に置いて
いる為、圧電振動子10自体には、接合面120bで発
生する斥力の作用によって、LW面に対する垂直方向ば
かりでなく、HW面やLH面に対する垂直方向にも横効
果の圧電変換モードが発生し、これらが結果として縦効
果の圧電変換モードに混入してしまう為、縦効果の圧電
変換モードを用いた場合には忠実度の高い送波や高感度
な受波を行うことができないという問題がある。
ューサの場合、各電極面をLW面に対して平行に置いて
いる為、圧電振動子10自体には、接合面120bで発
生する斥力の作用によって、LW面に対する垂直方向ば
かりでなく、HW面やLH面に対する垂直方向にも横効
果の圧電変換モードが発生し、これらが結果として縦効
果の圧電変換モードに混入してしまう為、縦効果の圧電
変換モードを用いた場合には忠実度の高い送波や高感度
な受波を行うことができないという問題がある。
【0007】図7は、この種の音響トランスデューサに
おいて、広帯域の送波SV 及び受波RV を行った場
合の周波数変化Fに対する応力電気信号の利得感度変化
Gを示したものである。ここでは、縦効果の圧電変換モ
ードを有するトランスデューサをH方向に応力信号が得
られるようにする為には、その共振周波数であるfr
(H)を他の方向に発生するfr (W)やfr (L
)よりも低くする必要があることを説明している。
おいて、広帯域の送波SV 及び受波RV を行った場
合の周波数変化Fに対する応力電気信号の利得感度変化
Gを示したものである。ここでは、縦効果の圧電変換モ
ードを有するトランスデューサをH方向に応力信号が得
られるようにする為には、その共振周波数であるfr
(H)を他の方向に発生するfr (W)やfr (L
)よりも低くする必要があることを説明している。
【0008】具体的に云えば、こうした要件を満たすた
めには、圧電振動子10の組み合わせ体における長さL
を高さHよりも短くする必要がある。そこで、現状にお
いては所望の音響放射面長を得るために、圧電振動子1
0自体を分割可能な組立型で構成することが有効視され
ている。
めには、圧電振動子10の組み合わせ体における長さL
を高さHよりも短くする必要がある。そこで、現状にお
いては所望の音響放射面長を得るために、圧電振動子1
0自体を分割可能な組立型で構成することが有効視され
ている。
【0009】しかしながら、一般的な縦効果の圧電変換
モードは、送波SVの利得感度に対してのパラメータと
なる圧電歪み定数d(単位電界当たりの歪み量)や、受
波RV の利得感度に対してのパラメータとなる圧電出
力定数g(単位応力当たりの電界強度)がそれぞれd3
3やg33として定められ、圧電振動子に滑り振動を用
いた場合のこれら各定数d15やg15に比較して低い
値である為、結果的に送波SV の忠実度や受波RV
の利得感度が低下されるという欠点を有している。
モードは、送波SVの利得感度に対してのパラメータと
なる圧電歪み定数d(単位電界当たりの歪み量)や、受
波RV の利得感度に対してのパラメータとなる圧電出
力定数g(単位応力当たりの電界強度)がそれぞれd3
3やg33として定められ、圧電振動子に滑り振動を用
いた場合のこれら各定数d15やg15に比較して低い
値である為、結果的に送波SV の忠実度や受波RV
の利得感度が低下されるという欠点を有している。
【0010】本発明は、かかる事情を鑑みなされたもの
で、その目的は、寸法の規制を緩和させ、簡素に構成で
きると共に、主として高感度な受波を行い得るような音
響トランスデューサを提供することにある。
で、その目的は、寸法の規制を緩和させ、簡素に構成で
きると共に、主として高感度な受波を行い得るような音
響トランスデューサを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、直方体
の圧電セラミックより成り、その直方体の両側面に設け
られた2枚の電極によって、幅及び長さ方向を含む面に
対して垂直な高さ方向に分極される複数の圧電振動子と
、弾性体より成り、各圧電振動子を嵌入するための側断
面と受波の伝達用に露出された感波面とを有する複数の
T字型受音板と、各圧電振動子及び各T字型受音板を組
み合わせ体として収納するための収納溝を有する筐体と
、各圧電振動子のうちの相対的に中央部に置かれる圧電
振動子が有する各電極を電気的に接続したリード線と、
組み合わせ体と収納溝との間に介挿され、各圧電振動子
を高さ方向に滑り振動を与えるための緩衝材とを備えた
音響トランスデューサが得られる。
の圧電セラミックより成り、その直方体の両側面に設け
られた2枚の電極によって、幅及び長さ方向を含む面に
対して垂直な高さ方向に分極される複数の圧電振動子と
、弾性体より成り、各圧電振動子を嵌入するための側断
面と受波の伝達用に露出された感波面とを有する複数の
T字型受音板と、各圧電振動子及び各T字型受音板を組
み合わせ体として収納するための収納溝を有する筐体と
、各圧電振動子のうちの相対的に中央部に置かれる圧電
振動子が有する各電極を電気的に接続したリード線と、
組み合わせ体と収納溝との間に介挿され、各圧電振動子
を高さ方向に滑り振動を与えるための緩衝材とを備えた
音響トランスデューサが得られる。
【0012】又、実施態様としては、筐体に複数の組み
合わせ体を収納できるような複数の収納溝が設けられ、
各収納溝毎に緩衝材が介在され、各電極の電気極性がそ
れぞれ高さ方向において相反する方向に一致するように
各圧電振動子を各T字型受音板の脚部に嵌入した後、リ
ード線を各組み合わせ体毎の相対的に中央部に置かれる
各圧電振動子が有する各電極に対して電気的に接続し、
各組み合わせ体を各収納溝に収納した状態で各T字型受
音板の各感波面同士が隣接されて構成される音響トラン
スデューサが得られる。
合わせ体を収納できるような複数の収納溝が設けられ、
各収納溝毎に緩衝材が介在され、各電極の電気極性がそ
れぞれ高さ方向において相反する方向に一致するように
各圧電振動子を各T字型受音板の脚部に嵌入した後、リ
ード線を各組み合わせ体毎の相対的に中央部に置かれる
各圧電振動子が有する各電極に対して電気的に接続し、
各組み合わせ体を各収納溝に収納した状態で各T字型受
音板の各感波面同士が隣接されて構成される音響トラン
スデューサが得られる。
【0013】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本発明の音響トランス
デューサについて詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施例である音響トランスデューサの構成を斜視図によ
って示したものである。
デューサについて詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施例である音響トランスデューサの構成を斜視図によ
って示したものである。
【0014】図示の如く、音響トランスデューサは、筐
体5に設けられ、それぞれ別個に緩衝材3A及び4Aと
、緩衝材3B及び4Bとが収納された状態の2つの収納
溝に対し、直方体の圧電セラミックより成る6個の圧電
振動子1A〜1Fと、これらの圧電振動子1A〜1Fを
嵌入していると共に、露出された感波面を有する4個の
T字型受音板2A〜2Dとをそれぞれ等分割的に組み合
わせた2つの直方状組み合わせ体を収納している。即ち
、ここでの2つの直方状組み合わせ体は、圧電振動子1
A〜1CとT字型受音板2A及び2Bとから成るものと
、圧電振動子1D〜1FとT字型受音板2C及び2Dと
から成るものとに大別されている。
体5に設けられ、それぞれ別個に緩衝材3A及び4Aと
、緩衝材3B及び4Bとが収納された状態の2つの収納
溝に対し、直方体の圧電セラミックより成る6個の圧電
振動子1A〜1Fと、これらの圧電振動子1A〜1Fを
嵌入していると共に、露出された感波面を有する4個の
T字型受音板2A〜2Dとをそれぞれ等分割的に組み合
わせた2つの直方状組み合わせ体を収納している。即ち
、ここでの2つの直方状組み合わせ体は、圧電振動子1
A〜1CとT字型受音板2A及び2Bとから成るものと
、圧電振動子1D〜1FとT字型受音板2C及び2Dと
から成るものとに大別されている。
【0015】このうち、各直方状組み合わせ体と2つの
収納溝との間にそれぞれ介挿された緩衝材4Aと4Bと
は、直方体で構成された各圧電振動子1A〜1Fの幅W
及び長さL方向を含む面(LW面)に対する垂直方向(
高さH方向)に滑り振動を与えるために備えられている
。又、T字型受音板2A及び2Bと、T字型受音板2C
及び2Dとは、それぞれ圧電振動子1A〜1Cと圧電振
動子1E〜1Fとを嵌入させるための側断面と、受波の
伝達用に露出され、直方状組み合わせ体を構成した状態
で互いに隣接される感波面とを個別に有している。
収納溝との間にそれぞれ介挿された緩衝材4Aと4Bと
は、直方体で構成された各圧電振動子1A〜1Fの幅W
及び長さL方向を含む面(LW面)に対する垂直方向(
高さH方向)に滑り振動を与えるために備えられている
。又、T字型受音板2A及び2Bと、T字型受音板2C
及び2Dとは、それぞれ圧電振動子1A〜1Cと圧電振
動子1E〜1Fとを嵌入させるための側断面と、受波の
伝達用に露出され、直方状組み合わせ体を構成した状態
で互いに隣接される感波面とを個別に有している。
【0016】一方、各圧電振動子1A〜1Fは、その寸
法上における高さH方向の両側面の対角位置に設けられ
た電極によって、高さH方向のうちの一方向に分極され
るものである。この為、各圧電振動子1A〜1Fは、各
電極の電気極性がそれぞれ高さH方向において互いに相
反する方向に一致されるように、各T字型受音板2A〜
2Dの脚部に嵌入されている。
法上における高さH方向の両側面の対角位置に設けられ
た電極によって、高さH方向のうちの一方向に分極され
るものである。この為、各圧電振動子1A〜1Fは、各
電極の電気極性がそれぞれ高さH方向において互いに相
反する方向に一致されるように、各T字型受音板2A〜
2Dの脚部に嵌入されている。
【0017】具体的に云えば、各圧電振動子1A〜1F
は、それぞれ寸法が幅W,長さL,高さHに規定され、
各圧電振動子1A〜1Fが有する各電極は関しては、図
1に示す如く、差動出力を得るために圧電振動子1Bに
対してそれぞれ電気極性を負と正とするリード線6A,
6A´を接続する一方、圧電振動子1Eに対してそれぞ
れ電気極性を負と正とするリード線6B,6B´を接続
している。
は、それぞれ寸法が幅W,長さL,高さHに規定され、
各圧電振動子1A〜1Fが有する各電極は関しては、図
1に示す如く、差動出力を得るために圧電振動子1Bに
対してそれぞれ電気極性を負と正とするリード線6A,
6A´を接続する一方、圧電振動子1Eに対してそれぞ
れ電気極性を負と正とするリード線6B,6B´を接続
している。
【0018】図2は、各圧電振動子1A〜1Fのうちの
圧電振動子1Bに関する構成を示したもので、この圧電
振動子1Bは、直方体の両側面に電極12a及び12b
が設けられている。このうち、電極12aは上述した如
く、リード線6A´によって負極に接続され、電極12
bはリード線6Aによって正極に接続されている。
圧電振動子1Bに関する構成を示したもので、この圧電
振動子1Bは、直方体の両側面に電極12a及び12b
が設けられている。このうち、電極12aは上述した如
く、リード線6A´によって負極に接続され、電極12
bはリード線6Aによって正極に接続されている。
【0019】このような構成による音響トランスデュー
サは、各T字型受音板2A〜2Dの脚部に介在された状
態の各圧電振動子1A〜1C及び1D〜1F間で正負の
各電極間における相対的な斥力が作用し、各圧電振動子
1A〜1Fが応力T1の方向に一致した方向に分極Pさ
れるので、LW面に対して垂直な高さH方向において互
いに相反する方向に応力T1及びT2が加えられること
により、圧電振動子1B及び1Eより出力としての電気
信号を得ることができる。このことは、圧電振動子1B
と圧電振動子1Eとがそれぞれ受波において、圧電振動
子1A及び1Cと、圧電振動子1D及び1Fとに対して
の差動出力を得ていることを意味している。
サは、各T字型受音板2A〜2Dの脚部に介在された状
態の各圧電振動子1A〜1C及び1D〜1F間で正負の
各電極間における相対的な斥力が作用し、各圧電振動子
1A〜1Fが応力T1の方向に一致した方向に分極Pさ
れるので、LW面に対して垂直な高さH方向において互
いに相反する方向に応力T1及びT2が加えられること
により、圧電振動子1B及び1Eより出力としての電気
信号を得ることができる。このことは、圧電振動子1B
と圧電振動子1Eとがそれぞれ受波において、圧電振動
子1A及び1Cと、圧電振動子1D及び1Fとに対して
の差動出力を得ていることを意味している。
【0020】図3は、このような滑り振動差動型の音響
トランスデューサにおいて、高周波帯域の送波SV と
広帯域の受波RV とを行った場合の周波数変化Fに対
する応力電気信号の利得感度変化Gを示したものである
。即ち、滑り振動差動型の音響トランスデューサでは、
各圧電振動子1A〜1Fに滑り振動を与えるため緩衝材
4A及び4Bを介在している為、その共振周波数は幅W
方向のfr (W)のみで定まり、その他の高さH方向
のfr (H)や、長さL方向のfr (L)は圧電変
換されない。
トランスデューサにおいて、高周波帯域の送波SV と
広帯域の受波RV とを行った場合の周波数変化Fに対
する応力電気信号の利得感度変化Gを示したものである
。即ち、滑り振動差動型の音響トランスデューサでは、
各圧電振動子1A〜1Fに滑り振動を与えるため緩衝材
4A及び4Bを介在している為、その共振周波数は幅W
方向のfr (W)のみで定まり、その他の高さH方向
のfr (H)や、長さL方向のfr (L)は圧電変
換されない。
【0021】このことは、各圧電振動子1A〜1Fの高
さHと長さLとを任意に選定することができると共に、
その幅Wが薄い場合には、共振周波数fr (W)が高
くなって高周波用送波器としても適する一方、殊に受波
用としては、例えば図3の受波RV に示す如く、共振
周波数fr (W)以下の静水圧まで感応するので、感
波帯域を広くすることができることを意味している。
さHと長さLとを任意に選定することができると共に、
その幅Wが薄い場合には、共振周波数fr (W)が高
くなって高周波用送波器としても適する一方、殊に受波
用としては、例えば図3の受波RV に示す如く、共振
周波数fr (W)以下の静水圧まで感応するので、感
波帯域を広くすることができることを意味している。
【0022】ところで、本発明の音響トランスデューサ
は、T字型受音板2A及び2Bの脚部又はT字型受音板
2C及び2Dの脚部に介在された状態の圧電振動子1B
又は1Eからそれぞれ出力を取り出すときに、圧電振動
子1A及び1Cや圧電振動子1D及び1Fに対してのそ
れぞれの差動出力を得ているので、受波用トランスデュ
ーサとすれば、到来波の方向を差動出力の位相を比較す
ることによって判定することができる。
は、T字型受音板2A及び2Bの脚部又はT字型受音板
2C及び2Dの脚部に介在された状態の圧電振動子1B
又は1Eからそれぞれ出力を取り出すときに、圧電振動
子1A及び1Cや圧電振動子1D及び1Fに対してのそ
れぞれの差動出力を得ているので、受波用トランスデュ
ーサとすれば、到来波の方向を差動出力の位相を比較す
ることによって判定することができる。
【0023】図4(A)は、本発明の音響トランスデュ
ーサのT字型受音板2A近傍の圧電振動子1A及び1B
を含む組み合わせ体における滑り振動を説明するもので
、図4(B)は、従来の音響トランスデューサの受音板
20及び圧電振動子10から成るT字型組み合わせ体に
おける縦振動を説明するものである。
ーサのT字型受音板2A近傍の圧電振動子1A及び1B
を含む組み合わせ体における滑り振動を説明するもので
、図4(B)は、従来の音響トランスデューサの受音板
20及び圧電振動子10から成るT字型組み合わせ体に
おける縦振動を説明するものである。
【0024】本発明の音響トランスデューサは、図4(
A)に示す如く、T字型受音板2Aに圧電振動子1A及
び1Bが嵌入された状態の組み合わせ体が滑り振動を起
こすので、滑り振動によって圧電振動子1Aに生じる歪
みξa と圧電振動子1Bに生じる歪みξb との合成
歪みがT字型受音板2Aの感波面における歪みξに対応
する。これに対し、従来の音響トランスデューサにおい
ては、図4(B)に示す如く、縦振動によって2層に積
層された受音板20間に生じる歪みξcが直接的に圧電
振動子10の感波面における歪みξに対応する。
A)に示す如く、T字型受音板2Aに圧電振動子1A及
び1Bが嵌入された状態の組み合わせ体が滑り振動を起
こすので、滑り振動によって圧電振動子1Aに生じる歪
みξa と圧電振動子1Bに生じる歪みξb との合成
歪みがT字型受音板2Aの感波面における歪みξに対応
する。これに対し、従来の音響トランスデューサにおい
ては、図4(B)に示す如く、縦振動によって2層に積
層された受音板20間に生じる歪みξcが直接的に圧電
振動子10の感波面における歪みξに対応する。
【0025】即ち、本発明の音響トランスデューサにお
ける滑り振動モードをd15,g15とすると、従来の
縦振動モード(縦効果の圧電定数d33,g33のもの
)に比較して1.5〜2.0倍の感度を得ることができ
る。尚、直方状組み合わせ体の構成を2つのT字型受音
板及びその脚部に嵌入された3つの圧電振動子としたが
、これに限定されない。
ける滑り振動モードをd15,g15とすると、従来の
縦振動モード(縦効果の圧電定数d33,g33のもの
)に比較して1.5〜2.0倍の感度を得ることができ
る。尚、直方状組み合わせ体の構成を2つのT字型受音
板及びその脚部に嵌入された3つの圧電振動子としたが
、これに限定されない。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、受音板
をT字型にして圧電振動子を組み込ませることにより、
圧電振動子の高さ及び長さに関する寸法を任意に選定で
き、高感度な受波を行い得るような滑り振動差動型の音
響トランスデューサを簡素に構成できるようになる。特
に、組み込まれた複数の圧電振動子が有する各電極から
選択的にリード線を引き出しているので、到来波の方向
を各直方状組み合わせ体毎の差動出力の位相を比較する
ことによって相対的に判定することができる。又、受波
用としては共振周波数以下まで感応するので、従来に無
く水中での使用が有効になる。更に、高周波帯域で送波
用とすることもできる。
をT字型にして圧電振動子を組み込ませることにより、
圧電振動子の高さ及び長さに関する寸法を任意に選定で
き、高感度な受波を行い得るような滑り振動差動型の音
響トランスデューサを簡素に構成できるようになる。特
に、組み込まれた複数の圧電振動子が有する各電極から
選択的にリード線を引き出しているので、到来波の方向
を各直方状組み合わせ体毎の差動出力の位相を比較する
ことによって相対的に判定することができる。又、受波
用としては共振周波数以下まで感応するので、従来に無
く水中での使用が有効になる。更に、高周波帯域で送波
用とすることもできる。
【図1】本発明の一実施例である滑り振動差動型の音響
トランスデューサの構成を斜視図によって示したもので
ある。
トランスデューサの構成を斜視図によって示したもので
ある。
【図2】各圧電振動子のうちの圧電振動子単体に関する
構成を示したものである。
構成を示したものである。
【図3】本発明の音響トランスデューサにおける送受波
に関しての電気特性を、周波数変化に対する応力電気信
号の利得感度変化の関係で示したものである。
に関しての電気特性を、周波数変化に対する応力電気信
号の利得感度変化の関係で示したものである。
【図4】本発明又は従来の音響トランスデューサの感波
面における歪みを、それぞれ対比させて説明するために
示すものである。
面における歪みを、それぞれ対比させて説明するために
示すものである。
【図5】従来の音響トランスデューサの構成を一部破断
して斜視図によって示したものである。
して斜視図によって示したものである。
【図6】従来の音響トランスデューサにおける圧電振動
子単体に関する構成を示したものである。
子単体に関する構成を示したものである。
【図7】従来の音響トランスデューサにおける送受波に
関しての電気特性を、周波数変化に対する応力電気信号
の利得感度変化の関係で示したものである。
関しての電気特性を、周波数変化に対する応力電気信号
の利得感度変化の関係で示したものである。
1A〜1F,10 圧電振動子
2A〜2D,20 受音板
3A,3B,4A,4B,30 緩衝材5,50
筐体 6A,6A´,6B,6B´,7a,7b リード線
8 空気室
筐体 6A,6A´,6B,6B´,7a,7b リード線
8 空気室
Claims (2)
- 【請求項1】 直方体の圧電セラミックより成り、前
記直方体の両側面の対角位置に設けられた2枚の電極に
よって、前記直方体の幅及び長さ方向を含む面に対して
垂直な高さ方向に分極される複数の圧電振動子と、弾性
体より成り、前記各圧電振動子を嵌入するための側断面
と受波の伝達用に露出された感波面とを有する複数のT
字型受音板と、前記各圧電振動子及び各T字型受音板を
組み合わせ体として収納するための収納溝を有する筐体
と、前記各圧電振動子のうちの相対的に中央部に置かれ
る圧電振動子が有する各電極を電気的に接続したリード
線と、前記組み合わせ体と前記収納溝との間に介挿され
、前記各圧電振動子を前記高さ方向に滑り振動を与える
ための緩衝材とを備えたことを特徴とする音響トランス
デューサ。 - 【請求項2】 請求項1に記載された音響トランスデ
ューサにおいて、前記筐体は、前記組み合わせ体を複数
収納するための複数の収納溝を有し、前記各圧電振動子
は、各電極の電気極性がそれぞれ前記高さ方向において
互いに相反する方向に一致するように前記各T字型受音
板の脚部に嵌入され、前記リード線は、前記各組み合わ
せ体毎の相対的に中央部に置かれる各圧電振動子が有す
る各電極をそれぞれ電気的に接続し、前記緩衝材は、前
記各収納溝毎に設けられ、前記各T字型受音板は、前記
各収納溝に収納された状態で前記各感波面同士を隣接し
て成ることを特徴とする音響トランスデューサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4567091A JPH04265099A (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 音響トランスデュ−サ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4567091A JPH04265099A (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 音響トランスデュ−サ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04265099A true JPH04265099A (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=12725824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4567091A Withdrawn JPH04265099A (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 音響トランスデュ−サ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04265099A (ja) |
-
1991
- 1991-02-20 JP JP4567091A patent/JPH04265099A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |