JPH0426517Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0426517Y2 JPH0426517Y2 JP9700987U JP9700987U JPH0426517Y2 JP H0426517 Y2 JPH0426517 Y2 JP H0426517Y2 JP 9700987 U JP9700987 U JP 9700987U JP 9700987 U JP9700987 U JP 9700987U JP H0426517 Y2 JPH0426517 Y2 JP H0426517Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water intake
- water
- door body
- length
- dam body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本願考案はダムなどの貯水池において水位の変
動に伴なつて選択的に取水できる装置、とくに比
較的高水位で小容量の取水に好適な取水装置に係
るものである。
動に伴なつて選択的に取水できる装置、とくに比
較的高水位で小容量の取水に好適な取水装置に係
るものである。
[従来の技術]
比較的小容量の取水であつて、変動する水位に
対応できる従来の典型的な例としては多孔式(第
4図A,B)と多管式(第5図A,B)がある。
多孔式は半円形のコンクリートタワー2aの外面
に複数のゲート7aを設け、個々のゲートを昇降
して所望の取水口6aから取水するものであり、
多管式はダム堤体内に複数の取水管6bを設け、
所望の箇所の呑口より取水するように対応するバ
ルブ17bを開閉する。
対応できる従来の典型的な例としては多孔式(第
4図A,B)と多管式(第5図A,B)がある。
多孔式は半円形のコンクリートタワー2aの外面
に複数のゲート7aを設け、個々のゲートを昇降
して所望の取水口6aから取水するものであり、
多管式はダム堤体内に複数の取水管6bを設け、
所望の箇所の呑口より取水するように対応するバ
ルブ17bを開閉する。
このような一般的な取水の方式は多数の系路を
設けるため工事が複雑化し、施工費が高騰する
他、実際の使用においてもメンテナンス上不利と
言わざるを得ない。
設けるため工事が複雑化し、施工費が高騰する
他、実際の使用においてもメンテナンス上不利と
言わざるを得ない。
このため簡単な系路と簡単な操作を求めて既に
いくつかの技術が開示されている。ここに例示す
るのは出願人自身が先に提案した「選択取水装
置」(実公昭60−11151号公報)である。
いくつかの技術が開示されている。ここに例示す
るのは出願人自身が先に提案した「選択取水装
置」(実公昭60−11151号公報)である。
この考案は第6図に示すようにダム堤体の上流
側前面で上部は架台3cにより堤体に固着され、
下部は堤体底部に埋設する導水管4cに連通する
1本の取水管1cを立設し、この取水管に多数の
導水孔6cを開口させており、取水体18によつ
て上下のジャバラ状筒体19に分割される筒体を
取水管の外周へ摺動可能に嵌挿し、その上下端を
取水管の上下端に固着した構成を取つている。こ
の取水体18は架台3c上に据えつけられた一組
の開閉装置17cにより軸16cを介して上下に
昇降し、これに追随して上下のジヤバラ状筒体の
一方は伸長し一方は縮小する。この作用によつて
取水体18の位置が水密的に上下して、所望の位
置から取水することができる。
側前面で上部は架台3cにより堤体に固着され、
下部は堤体底部に埋設する導水管4cに連通する
1本の取水管1cを立設し、この取水管に多数の
導水孔6cを開口させており、取水体18によつ
て上下のジャバラ状筒体19に分割される筒体を
取水管の外周へ摺動可能に嵌挿し、その上下端を
取水管の上下端に固着した構成を取つている。こ
の取水体18は架台3c上に据えつけられた一組
の開閉装置17cにより軸16cを介して上下に
昇降し、これに追随して上下のジヤバラ状筒体の
一方は伸長し一方は縮小する。この作用によつて
取水体18の位置が水密的に上下して、所望の位
置から取水することができる。
[考案が解決しようとする問題点]
ここに揚げた従来技術は、最も一般的な形態で
ある多孔式や多管式の問題点を解決したとは言え
る。
ある多孔式や多管式の問題点を解決したとは言え
る。
しかしこの方式は適用水位が5m程度の低水位
用としては問題はないとしても、高水位になると
水位に応じて取水管は長くなり、上端と下端を架
台と貯水池の底部で支持されるのみであるから、
取水管はスパーンの長い両端固定の梁と同様に波
や風等の作用による曲げ荷重が増大するため、管
厚を増大させ、架台を強固にするという、補強を
しなければならず、取水装置が大がかりなものに
なるという問題点がある。
用としては問題はないとしても、高水位になると
水位に応じて取水管は長くなり、上端と下端を架
台と貯水池の底部で支持されるのみであるから、
取水管はスパーンの長い両端固定の梁と同様に波
や風等の作用による曲げ荷重が増大するため、管
厚を増大させ、架台を強固にするという、補強を
しなければならず、取水装置が大がかりなものに
なるという問題点がある。
さらに大きな問題点として、このようなジヤバ
ラ状筒体の耐用年数であり、いかなる可撓性材質
にしろ水没した状態で伸縮揺動作用を受けるとい
う過酷な条件下では長期の使用は難しいのではな
いかと懸念が残る。
ラ状筒体の耐用年数であり、いかなる可撓性材質
にしろ水没した状態で伸縮揺動作用を受けるとい
う過酷な条件下では長期の使用は難しいのではな
いかと懸念が残る。
また、1個の取水体の上下に取付けられたジヤ
バラの他端部が取水管の上下端に取付けられてお
り、ジヤバラは収縮しても長さは0にならず、水
位(取水管の長さ)に応じて増大し、貯水池の最
上位水面から架台までの寸法も増大しなければな
らず、そのため架台が堤上面よりも上方に設置さ
れ、開閉装置の操作や点検が不便になることや、
貯水池の底部近くの取水ができないことや、駆動
軸の長いねじ部を加工するための高価な長尺のね
じ加工機を用意しなければならないことなど不都
合な点があるのも問題点である。
バラの他端部が取水管の上下端に取付けられてお
り、ジヤバラは収縮しても長さは0にならず、水
位(取水管の長さ)に応じて増大し、貯水池の最
上位水面から架台までの寸法も増大しなければな
らず、そのため架台が堤上面よりも上方に設置さ
れ、開閉装置の操作や点検が不便になることや、
貯水池の底部近くの取水ができないことや、駆動
軸の長いねじ部を加工するための高価な長尺のね
じ加工機を用意しなければならないことなど不都
合な点があるのも問題点である。
本願考案はこのような危惧を払拭し、簡単な構
成で高水位貯水池の取水にも対応できる新しい選
択取水装置の提供を目的とする。
成で高水位貯水池の取水にも対応できる新しい選
択取水装置の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本願考案に係る選択取水装置はダム堤体の上流
側前面で上部は架台によつて堤体に固着され、下
部は堤体底部に埋設する導水管と連通する1本の
取水管を所望の数の支持部材を介して堤体に岩乗
に取付け、該取水管の外周面には所望の間隔ごと
に複数の取水口を開口し、該外周面上に前記の間
隔を保つたままで一体的に摺動する複数の円筒状
扉体を水密的に嵌装し、該扉体の内、その最上部
の扉体の長さは、前記取水口の長さよりやや大き
くし、順次下位の扉体ほどほぼ整数倍の割合で長
大化していくことにより前記の問題点を解決し
た。
側前面で上部は架台によつて堤体に固着され、下
部は堤体底部に埋設する導水管と連通する1本の
取水管を所望の数の支持部材を介して堤体に岩乗
に取付け、該取水管の外周面には所望の間隔ごと
に複数の取水口を開口し、該外周面上に前記の間
隔を保つたままで一体的に摺動する複数の円筒状
扉体を水密的に嵌装し、該扉体の内、その最上部
の扉体の長さは、前記取水口の長さよりやや大き
くし、順次下位の扉体ほどほぼ整数倍の割合で長
大化していくことにより前記の問題点を解決し
た。
[作用]
本願考案の作用を実施例を示す第1図に基いて
説明する。
説明する。
取水管1はダム堤体2の上流側前面でその上部
は架台3によつて堤体に固着され、その下部は堤
体底部に埋設する導水管4に連通している。この
取水管はその長さに応じて必要な数の支持部材5
によつて岩乗に堤体に取付けられ、長さが大きく
ても風波に伴なう曲げ応力に充分耐えることがで
きる。
は架台3によつて堤体に固着され、その下部は堤
体底部に埋設する導水管4に連通している。この
取水管はその長さに応じて必要な数の支持部材5
によつて岩乗に堤体に取付けられ、長さが大きく
ても風波に伴なう曲げ応力に充分耐えることがで
きる。
取水管1の垂直方向には水位の変動や所望の取
水管理の度合を考慮して定める一定の間隔をおい
て、2箇所以上の取水口6A,6B、6C……を
外周に開口する。
水管理の度合を考慮して定める一定の間隔をおい
て、2箇所以上の取水口6A,6B、6C……を
外周に開口する。
この取水管1の周壁に複数の円筒状扉体7A,
7B、7C……(以下単に扉体という)が取水口
と取水口(たとえば6Aと6B)の間隔に均しい
間隔で一体的に連続されたまま、同時に摺動す
る。
7B、7C……(以下単に扉体という)が取水口
と取水口(たとえば6Aと6B)の間隔に均しい
間隔で一体的に連続されたまま、同時に摺動す
る。
取水口の垂直方向の長さをLAとしたとき、最
上部に位置する扉体7Aの長さHAはややLAよ
り大きい。
上部に位置する扉体7Aの長さHAはややLAよ
り大きい。
二番目の取水口の長さLBはLAと同じである
が、二番目の扉体の長さHBはHAのほぼ2倍で
あり、三番目の扉体の長さHCはHAのほぼ3倍
とほぼ整数倍的に大きくなつていく。
が、二番目の扉体の長さHBはHAのほぼ2倍で
あり、三番目の扉体の長さHCはHAのほぼ3倍
とほぼ整数倍的に大きくなつていく。
したがつてすべての取水口6A,6B,6C…
…)を閉塞していた一連の扉体7A,7B,7C
……)が垂直方向にHAだけ上昇すると、最上の
取水口6Aみが開口して貯水を取水する。水位が
下り第一の取水口6Aの下端部に達したとき、再
び扉体群を一体的にHAだけ引き上げると第2の
取水口6Bが開口し、ここからの取水がはじま
る。
…)を閉塞していた一連の扉体7A,7B,7C
……)が垂直方向にHAだけ上昇すると、最上の
取水口6Aみが開口して貯水を取水する。水位が
下り第一の取水口6Aの下端部に達したとき、再
び扉体群を一体的にHAだけ引き上げると第2の
取水口6Bが開口し、ここからの取水がはじま
る。
以下これを繰返して複数の扉体が次々と一体的
に動いて、取水口を上部から順次開放する。
に動いて、取水口を上部から順次開放する。
[実施例]
本願の実施例を第1図から第2図A,B、第3
図A,Bに基いて説明する。
図A,Bに基いて説明する。
第1図、第2図A,Bにおける支持部材5は、
いうまでもなく取水口と取水口の間にとりつけら
れて堤体の上流側前面8の内部に達している。
いうまでもなく取水口と取水口の間にとりつけら
れて堤体の上流側前面8の内部に達している。
第3図A,Bは取水管1の取水6附近の平面断
面図Aと正面半断面図Bである。この状態は扉体
7Aが取水口6Aを水封して取水されていない状
態を示している。
面図Aと正面半断面図Bである。この状態は扉体
7Aが取水口6Aを水封して取水されていない状
態を示している。
扉体7Aの実施例を説明すると、取水口6Aの
長さよりやや長く上下に一対の鍔9,9を取水管
1の周壁10に水密的かつ摺動可能に取りつけら
れ、この鍔と鍔とが円筒板11で繋がつている。
鍔と円筒板との交錯部には弾性パツキン12がパ
ツキン押え13を介して嵌着している。
長さよりやや長く上下に一対の鍔9,9を取水管
1の周壁10に水密的かつ摺動可能に取りつけら
れ、この鍔と鍔とが円筒板11で繋がつている。
鍔と円筒板との交錯部には弾性パツキン12がパ
ツキン押え13を介して嵌着している。
円筒板11の下部は多数のスリツト14を有す
るスクリーン15と連接し、取水時の除塵を司ど
る。すべての扉体7A,7B,7C……は二本の
駆動軸16,16によつて上下を等間隔に一体的
に固定されており、この駆動軸の上端は架台上に
設けた二連式開閉装置17に螺合している。二連
式開閉装置17が作動すると螺子作用によつて2
本の軸16,16が上下に昇降する。
るスクリーン15と連接し、取水時の除塵を司ど
る。すべての扉体7A,7B,7C……は二本の
駆動軸16,16によつて上下を等間隔に一体的
に固定されており、この駆動軸の上端は架台上に
設けた二連式開閉装置17に螺合している。二連
式開閉装置17が作動すると螺子作用によつて2
本の軸16,16が上下に昇降する。
[考案の効果]
本願考案は以上の構成を有し、独自の作用を発
揮するので、最も普遍的な多孔式、多管式の問題
点を解決するのは勿論のこと、これを解決した従
来技術に比べても優れた特徴がある。
揮するので、最も普遍的な多孔式、多管式の問題
点を解決するのは勿論のこと、これを解決した従
来技術に比べても優れた特徴がある。
すなわちジヤバラという部材を使用しないか
ら、耐用年限の点からもメンテナンスの点からも
きわめて有利である。
ら、耐用年限の点からもメンテナンスの点からも
きわめて有利である。
また取水管が長くなつても岩乗に堤体の側壁に
取付けられており、外部からの負荷に対する抵抗
力が強化している。
取付けられており、外部からの負荷に対する抵抗
力が強化している。
またこの強化の結果、導水孔部分の強度を考慮
する必要がないので、管理を貫通する導水孔の管
周方向に占める割合を大きくすることができるた
め、導水孔の上下方向の寸法が小さくなり、複数
の導水孔を順次に開閉するゲートを駆動する駆動
軸のストロークとねじの長さも小さくて済む。ま
たこれによつて、架台を堤上面よりも上方に設置
しなくともよいことや、貯水池の底部近くの取水
ができることや、長尺のねじ加工機を必要としな
いことなどの優れた利点がある。
する必要がないので、管理を貫通する導水孔の管
周方向に占める割合を大きくすることができるた
め、導水孔の上下方向の寸法が小さくなり、複数
の導水孔を順次に開閉するゲートを駆動する駆動
軸のストロークとねじの長さも小さくて済む。ま
たこれによつて、架台を堤上面よりも上方に設置
しなくともよいことや、貯水池の底部近くの取水
ができることや、長尺のねじ加工機を必要としな
いことなどの優れた利点がある。
第1図は本願考案の実施例を示す正面(半断
面)図、第2図A,Bは支持部材の平面断面図と
正面断面図、第3図A,Bは円筒上扉体の平面断
面図と正面(半断面)図、第4図A,Bと第5図
A,Bは異なる従来技術を示す正面図及び平面
図、第6図はさらに異なる従来技術を示す正面断
面図。 1……取水管、2……ダム堤体、3……架台、
4……導水管、5……支持部材、6……取水口、
7……円筒状扉体。
面)図、第2図A,Bは支持部材の平面断面図と
正面断面図、第3図A,Bは円筒上扉体の平面断
面図と正面(半断面)図、第4図A,Bと第5図
A,Bは異なる従来技術を示す正面図及び平面
図、第6図はさらに異なる従来技術を示す正面断
面図。 1……取水管、2……ダム堤体、3……架台、
4……導水管、5……支持部材、6……取水口、
7……円筒状扉体。
Claims (1)
- ダム堤体の上流側前面で上部は架台によつて堤
体に固着され、下部は堤体底部に埋設する導水管
と連通する1本の取水管を所望の数の支持部材を
介して堤体に岩乗に取付け、該取水管の周壁には
所望の間隔ごとに複数の取水口を開口し該外周壁
上に前記の間隔を保つたままで一体的に摺動する
複数の円筒状扉体を水密的に嵌装し、該扉体の内
その最上部の扉体の長さは前記取水口の長さより
やや大きくし、順次下位の扉体ほど、ほぼ整数倍
の割合で長大化していくことを特徴とする選択取
水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9700987U JPH0426517Y2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9700987U JPH0426517Y2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS645929U JPS645929U (ja) | 1989-01-13 |
| JPH0426517Y2 true JPH0426517Y2 (ja) | 1992-06-25 |
Family
ID=31322190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9700987U Expired JPH0426517Y2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0426517Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-23 JP JP9700987U patent/JPH0426517Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS645929U (ja) | 1989-01-13 |
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