JPH0426694B2 - - Google Patents

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JPH0426694B2
JPH0426694B2 JP61021528A JP2152886A JPH0426694B2 JP H0426694 B2 JPH0426694 B2 JP H0426694B2 JP 61021528 A JP61021528 A JP 61021528A JP 2152886 A JP2152886 A JP 2152886A JP H0426694 B2 JPH0426694 B2 JP H0426694B2
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liquid level
fuel
detector
weight
aircraft
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JP61021528A
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Minoru Nishimura
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、飛行体の燃料重量残量測定装置に
係るものである。更に詳細に言えば、この発明
は、飛行体に設置された燃料タンク内の液位レベ
ルと密度を圧力トランスジユーサで圧力に変換し
て測定すると共に、燃料タンク内の絶対圧を圧力
トランスジユーサで測定して、これら各測定値を
プロセツサユニツトに導いて燃料重量残量を演算
して求める構成の飛行体の燃料重量残量測定装置
の改良に関するものである。
<従来の技術> 従来の燃料重量残量測定装置は、静電容量型の
液面レベル計を用い、この液面レベル計の出力で
ある静電容量が燃料レベルと燃料静電係数とに比
例することを利用して、飛行体に設置された燃料
タンク内の燃料重量残量を測定するものである。
以下、従来の技術を図面を用いて説明する。
第3図は従来の技術である飛行体の燃料重量残
量測定装置のブロツク線図である。
第3図において、1は飛行体の例えば主翼内等
に設けられ燃料2を貯蔵する燃料タンク、3は静
電容量型の液面レベル計である。この液面レベル
計3は、燃料タンク1内の全範囲に渡つて燃料2
の液位δを測定する必要から各部に多数分散して
設定されている。4は燃料2の燃料誘電係数Kを
補正するために設けられたコンペンセータユニツ
ト、5は燃料2の密度ρを測定する密度計、6は
プロセツサユニツトである。このプロセツサユニ
ツト6は、燃料タンク1の形状に整合した一例を
第4図の液位・容積特性図に示すような「液位
(δ)−容積(V)特性」や測定値等の情報が記憶
されているメモリ7と、液面レベル計3とコンペ
ンセータユニツト4が接続される静電容量入力イ
ンターフエイス(以下インターフエイスは「I/
F」と略称する)8と、密度計5が接続される周
波数入力I/F9と、飛行体の総重量や必要給油
量等の値を入力したり後述する演算機能の演算結
果を出力したりする入出力I/F10と、メモリ
7内に記憶されている情報や入力した値をデータ
バス11を介して入力し演算を行なう演算機能1
2とから構成されている。
この燃料重量残量測定装置の演算動作は次のよ
うになつている。
静電容量入力I/F8には、各位置の燃料2の
液位δ1,δ2,〜δoに比例する液面レベル計3の出
力(静電容量Q1,Q2,〜Qo)と、コンペンセー
タユニツト4から燃料2の燃料誘電係数Kを補正
する補正値が入力する。演算機能12は、静電容
量Q1,Q2,〜Qoに含まれる燃料静電係数Kの影
響を補正演算し、補正液位δ11,δ21,〜δo1を求
め、この補正液位δ11,δ21,〜δo1について、メモ
リ7内に記憶される燃料タンク1の形状に適合し
たδ−V特性を用いて更に各々の容積Vを換算す
る。
飛行体が傾斜した場合(例えばロールした時)
は、例えば2本の液面レベル計3の検出値から浸
漬高δと液面傾斜角φが演算され、この液面傾斜
角φとδ−V特性からδ,φ−V特性(燃料タン
クの形状により異なるカーブであり、特定の燃料
タンクにおいてある決めた底面からの浸漬高
(δ)、傾斜角(φ)及び燃料容積(V)の特性曲
線)を得て所定の燃料容積Vを求め、これに密度
計5で測定した密度ρを乗じて燃料重量残量Wを
得る。
ところで、このような燃料重量残量測定装置に
は以下の問題がある。
多数の静電容量型の液面レベル計が必要であ
る。このために、配線は、各々独立して引回す
ための多数の同軸ケーブル又はシールド線を用
いる必要があり、配線重量を無視することがで
きない。特に燃料タンクがプロセツサユニツト
から離れた位置にある場合は、距離による重量
増も更に考慮する必要がある。
燃料タンクの形状に対する特性化は液面レベ
ル計の内極形状を変えて適切に行なう必要があ
る。燃料容積に比例する液面レベル計の出力は
互いに並列になつているので、その内の1個が
断線した場合直ちに故障検出ができず誤差とな
る。
静電容量型の液面レベル計は振動に弱く、か
つ整備性が悪い。
そこで本願出願人はこの従来の技術の問題点を
解決するために先ず特願昭59 194248号(以下
「先行技術1」という)を出願した。以下この先
行技術1を第5図の飛行体の燃料重量残量測定装
置のブロツク線図を用いて説明する。
第5図において、13は静電容量型の液面レベ
ル計3及びコンペンセータユニツト4に代つて例
えば燃料タンク底面に設けられて燃料2の浸漬高
Hを圧力として測定する圧力トランスジユーサで
構成された複数(ここでは3個で構成される場合
を示すが、安全性を高めるために3個以上設ける
こともある)の液位レベル検出器である。これ等
複数の液位レベル検出器13は、圧力が周波数信
号として出力されるタイプの絶対圧測定用センサ
で構成される。ここで、3個の液位レベル検出器
13a〜13cを所定の間隔l,kで設置したの
は、飛行体は左右のみならず前後にも傾く(いわ
ゆるローリング、ピツチングした時の傾斜)の
で、この時の液面傾斜角(θ,φ)を求めるため
である。15は燃料タンク1内の燃料2に非接触
の位置に設定され燃料タンク1内の絶対圧P0を
測定する圧力トランスジユーサで構成された内圧
検出器である。通常、燃料タンク1内は、飛行体
においては一般に3psi(約0.2Kg/cm2)程度過圧さ
れている。16は飛行体の加速度の補正のために
用意された加速度gを測定する加速度計である。
17は液位レベル検出器13と密度計5と内圧検
出器15と加速度計16が接続され、これら各々
の検出値・測定値から燃料タンク1内の燃料重量
残量を演算するプロセツサユニツトである。この
プロセツサユニツト17は、燃料タンク1の形状
に整合した浸漬高、傾斜角−容積特性や測定値等
の情報が記憶されているメモリ18と、液位レベ
ル検出器13、密度計5及び内圧検出器15が接
続される周波数入力I/F19と、加速度計16
が接続される加速度信号I/F20と、これらの
情報と例えば必要とする燃料給油量の情報を入力
したり演算結果を出力したりする入出力I/F2
3からの情報とをデータバス21を介して入力し
演算を行なう演算機能22とから成る。
各液位レベル検出器13a〜13cから得られ
る測定圧力Pは、 P=ρ・g・H+P0 …(1) となる。従つて、液位レベルHは、 H=(P−P0)/ρ・g …(2) となる。一方、容積Vは浸漬高Hの関数 V=f(H) …(3) で表わされる。
今、液面が例えばπで示すように傾斜した場合
(傾斜角φ)は、液位レベル検出器13a,13
bに対して間隔kの位置に液位レベル検出器13
cが設置されているので、液位レベル検出器13
a又は13bと13cから浸漬高(液位レベル)
Hと液面傾斜角φが演算され、メモリ18内の
H,φ−V特性から燃料容積Vを得て、W=ρ・
Vから燃料重量残量Wを求めることができる。
又、液面が例えばωで示すように傾斜した場合
(傾斜角θ)は、液位レベル検出器13a,13
cに対して間隔lの位置に液位レベル検出器13
bが設置されているので、液位レベル検出器13
a又は13cと13bから浸漬高Hと液面傾斜角
θが演算され、メモリ18内のH,θ−V特性か
ら燃料容積Vを得て、W=ρ・Vから燃料重量残
量Wを求めることができる。
ところで先行技術1によれば、液位レベル検出
器13や内圧検出器15を圧力トランスジユーサ
で構成することで従来に比べて重量増を押さえる
ことはできるものの、加速度計や密度センサを他
に必要とするので高価な製品となる。加えて、飛
行体の燃料重量残量測定には燃料の密度変化があ
るのが一般的であるのに対して、この先行技術1
の密度は一点に設定されるポイント測定方法で得
るようにしているので、密度変化があると正確な
燃料の平均密度(容積×密度)を演算することが
できないので絶対精度が劣る。更に加速度計の誤
差はそのまま燃料残量誤差となると同時に信号処
理のためのサンプリング時間の不一致についても
加速度変化時には誤差となる。即ち、加速度計を
用いて加速度の補正をする場合は、加速度センサ
に1%の誤差があつた場合、そのまま燃料残量誤
差として現われ、特に航空機等のような加速度印
加環境下では大きな問題となる。
そこで本願出願人は更にこのような問題を解決
するための技術として特願昭60 22366号(以下
「先行技術2」という)を出願した。以下この先
行技術2を第6図の飛行体の燃料重量残量測定装
置のブロツク線図を用いて測定する。
先行技術2の特徴は、密度センサ及び加速度セ
ンサを用いず、複数の圧力トランスジユーサのみ
を用いて信号処理の中で加速度による影響を受け
ないようにし、加速度信号による補正を行なわず
に液位レベル及び液面傾斜角を測定して燃料重量
残量を測定するように構成したものである。
第6図において、24は圧力トランスジユーサ
で構成された補助液位レベル検出器である。この
補助液位レベル検出器24は、同じく圧力トラン
スジユーサで構成された複数の液位レベル検出器
13a〜13cの内の少なくとも1つ、この例に
おいては液位レベル検出器13bの略直上に一定
の間隔μで燃料2(液面2a)中に設置されてい
る。25は、液位レベル検出器13a〜13cと
補助液位レベル検出器24と内圧検出器15が接
続され、これら各々の検出器の測定値から燃料重
量残量Wを演算するプロセツサユニツトである。
このプロセツサユニツト25は、燃料タンク1の
形状に整合した浸漬高、傾斜角−容積特性や各種
燃料重量残量等を演算するに必要な情報等が記憶
されているメモリ26と、液位レベル検出器13
と補助液位レベル検出器24と内圧検出器15が
接続される周波数入力I/F27と、例えば必要
とする燃料給油量の情報を入力したり演算結果を
出力したりする入出力I/F30と、前記各I/
Fからの情報やメモリからの情報をバス28を介
して入力し演算を行なう演算機能29とから構成
されている。
飛行体はピツチング及びローリングする。故
に、燃料重量残量Wを正確に求めるには液面傾斜
角補正演算(ピツチ角補正演算やロール角補正演
算)を行なう必要がある。
ここで、飛行体がロールした時の燃料タンク1
内の燃料重量残量Wを演算する場合、即ち、液位
レベル検出器13a〜13cと補助液位レベル検
出器24と内圧検出器15の出力を用いてロール
角補正演算を行なう場合を、第7図の飛行体がロ
ール角φでロールした時の燃料タンク1の状態図
を用いて説明する。
今、ロール時に使用する液位レベル検出器を1
3b,13cとし、測定圧力をPb1,Pcとすると
(1)式から、 Pb1=ρ・g・hb1+P0 …(4) Pc=ρ・g・hc+P0 …(5) が得られる。但し、hb1,hcは液位レベル検出器
13b,13cの液面2aに対して垂直方向の液
位レベルである。hb1,hcの相互関係は、 hc=hb1−ksinφ …(6) となる。同様にして、補助液位レベル検出器24
の測定圧力をPb2とすると、 Pb2=ρ・g・hb2+P0 …(7) となる。但し、hb2は補助液位レベル検出器24
の液面2aに対して垂直方向の液位レベルであ
る。ここで液面傾斜角φを求める。(4)〜(7)式か
ら、 Pb1−Pc=ρ・g・ksinφ …(8) Pb1−Pb2=ρ・g・μcosφ …(9) を得る。この(8)と(9)式から、 tanφ=(μ/k)・ {(Pb1−Pc)/(Pb1−Pb2)} …(10) を得る。一般に民間の航空機においては、ピツチ
角±10゜、ロール角±3゜で十分であり、この場合
はtanφで特性化すればよいことが判る。
次に液位レベルHb1を求める。(4)式を変形し
て、ρ・gを得て(8)、(10)式を用いて液位レベル
Hb1を求めると、 Hb1=μ(Pb1−P0)/ (Pb1−Pb2) …14 となる。
以上、求めた液位レベルHb1と液面傾斜角φか
らメモリ26内のHb1,φ−V特性を用いて燃料
容積Vを求める。
次に燃料密度ρを求める。(8)、(9)式を変形し
て、 sinφ=(Pb1−Pc)/ρgk …12 cosφ=(Pb1−Pb2)/ρgμ …13 を得る。この両式から、 (sinφ)2+(cosφ)2 ={(Pb1−Pc)2+(Pb1−Pb2)2 ・(k/μ)2}/(ρgk)2=1 …14 を得る。ここで、密度ρの変化率は加速度gの変
化率に比較して長いため、例えばローパスフイル
タをとおして加速度gの成分を除去するように信
号処理すると“g=1”として扱うことができ
る。従つて、(14)式は、 ρ={(Pb1−Pc)2+ (Pb1−Pb2)2(k/μ)2}1/2/k …15 となり、密度ρを求めることができる。尚、密度
ρを求めるために簡単に加速度gの信号が他から
得られる場合、即ち、他の計器類等に入力信号と
して入力されている場合は、この加速度gの信号
を利用するようにしてもよい。もつとも加速度信
号を外部から入力して補正しても、密度ρの変化
時定数が長いため(ローパスフイルタよりノイズ
が長いため)、大きな誤差とならない。
燃料の体積Vは、 V=f(Hb1,φ)、f(Hb1,θ)、 f(Hb1,φ,θ) …16 に基づいて演算されているあらかじめ記憶されて
いるメモリから所定の値を得ることができる。
従つて燃料重量残量Wは、密度ρと燃料容積V
から、W=ρ・Vの式により求めることがでる。
以上の演算系統をフローシートとしてまとめたの
が第8図である。
尚、液位レベル検出器13bが第7図の場合は
13aと同一軸上にあるものとして扱つたが、1
3aと13bが異なる軸上にある場合、例えば1
3a〜13cが3角形状で構成される場合は、そ
の時の液位レベル検出器の組合わせを13a
(Pa)と13b(Pb1)と補助液位レベル検出器2
4(Pb2)としても同様の結果が得られる。又、
上述はロール角φの場合について述べたが、ピツ
チ角θの場合は、液位レベル検出器間の距離kを
lとするば、同様の演算方法によつて求めること
ができる。この時液位レベル検出器の組合わせを
仮に上記するように13a(Pa)と13b(Pb1)
と補助液位レベル検出器24(Pb2)とすると、
第8図の破線で示すようなフローとなりtanθを得
ることができる。更に又、補助液位レベル検出器
24は液位レベル検出器13bの略直上に1個配
置したが、液位レベル検出器13aや13cの略
直上にに夫々配置してもよく、このようにすれば
補助液位レベル検出器についての冗長化が計れる
のでより信頼性を向上させることが可能である。
<発明が解決しようとする問題点> ところで先行技術2においては以下のような問
題がある。例えば第7図の破線で示すように燃料
2の液面が2bで示すように補助液位レベル検出
器24の設置位置以下(即ち、μの値が得られな
くなる時)の液位レベルRb1(水平ではRb)とな
つた場合は正常な燃料重量残量を得ることはでき
なくなる(即ち燃料2の液位レベルがRb,Rb1
となると“μ”を含む式は成立しなくなる)。
本発明は、この先行技術2の問題点に鑑みて成
されたものであつて、補助液位レベル検出器が使
用できなくなつた場合にあつても複数の液位レベ
ル検出器の検出値を用いて引続き正確に燃料重量
残量を測定することが可能な燃料重量測定装置を
提供することを目的とするものである。
<問題点を解決するための手段> この目的を達成するための飛行体に設置された
燃料タンク内の燃料重量残量を測定する本発明の
燃料重量残量測定装置は、飛行体に設置された燃
料タンク内の燃料の液位レベルを圧力トランスジ
ユーサから成る複数の液位レベル検出器で検出
し、この複数の液位レベル検出器の内の少なくと
も1つの略直上に一定の間隔を有して圧力トラン
スジユーサから成る補助液位レベル検出器を設置
して燃料の密度情報を得、前記燃料に非接触状態
に圧力トランスジユーサから成る内圧検出器を設
定して前記燃料タンク内の圧力を検出し、これ等
各検出器の検出値をプロセツサユニツトに入力し
て燃料重量残量を演算し、前記プロセツサユニツ
トは、前記燃料が前記補助液位レベル検出器の設
置位置以上にある時は前記複数の液位レベル検出
器、前記補助液位レベル検出器及び前記内圧検出
器からの検出値に基づいて液位レベル、前記燃料
タンクの傾斜角、前記燃料の密度情報等を演算し
た上で前記燃料重量残量を演算し、前記燃料が前
記補助液位レベル検出器と非接触状態となつた時
には、前記非接触状態となる直前の前記燃料の密
度情報を記憶し、前記燃料に浸漬している前記複
数の液位レベル検出器からの検出値に基づいて前
記燃料タンクの傾斜角を演算し、前記複数の液位
レベル検出器の内の少なくとも1つの検出値と前
記内圧検出器の検出値とに基づいて前記燃料の液
位レベルを演算し、これ等記憶した密度情報や演
算した液位レベル及び傾斜角に基づいて前記飛行
体の燃料重量残量を演算するようにしたことを特
徴とするものである。
<実施例> 以下、本発明を図面を用いて説明する。尚、以
下の図面において、第3図乃至第8図と重複する
部分については同一番号を付してその説明は省略
するものとする。
第1図は本発明の具体的実施例である飛行体の
燃料重量残量測定装置のブロツク線図である。
第1図において、250は燃料2が補助液位レ
ベル検出器24と非接触状態となつた時(従つて
補助液位レベル検出器24の出力は使用できなく
なるのでここにおいては配線を省略して示す)の
第2図の演算フローシートを演算機能別のブロツ
クでまとめた場合のプロセツサユニツトである
(ハードの構成は第6図に同じ)。例えば今燃料2
の液面2bが測定状態で補助液位レベル検出器2
4の設置位置以下の液位レベルRbとなつた場合、
即ち、補助液位レベル検出器24の検出値が得ら
れなくなつた場合は、(15)式に基づいて得られる
密度情報ρg(15式に基づくときこのgは無視でき
る値となる)は検出値が得られなくなるその直前
の値に固定して記憶装置(メモリ)260に記憶
する(このようにしても燃料の量は比較的少量な
ので変化の影響は少ない)。ρgがメモリ260に
記憶された状態にあつて、プロセツサユニツト2
50には燃料2に浸漬している複数の液位レベル
検出器13からの検出値Pa,Pb1,Pcと内圧検
出器15からの検出値P0が入力される。ここで、
複数の液位レベル検出器13からの検出値Pa,
Pb1,Pcは、傾斜角演算部31に導かれて燃料タ
ンク1の傾斜角θ,φが演算される。即ち、液位
レベル検出器13bと13aから得られる値
Pb1,Paに基づいて(8)式から、 Pb1−Pa=ρ・g・l・sinθ …17 を得て、(8)、17式から、ロール角φとピツチ角θ
の値は、 φ=sin-1・ {(Pb1−Pc)/ρgk} …18 θ=sin-1・ {(Pb1−Pa)/ρgl} …19 として求められる。これと同時に、複数の液位レ
ベル検出器13の内の少なくとも1つの検出値例
えばPb1(但し演算方法や他の設置条件等の設計
的事項によつては破線で示すように他の検出値で
もよい)と内圧検出器15の検出値P0は、液位
レベル演算部32に導かれる。液位レベル演算部
32では、この検出値Pb1,P0と共に傾斜角θ,
φと密度・加速度ρ・gを入力して燃料2の液位
レベルRbを演算する(燃料タンク1が傾斜して
いる時はRb1)。今、飛行体が例えば第7図のよ
うにロール角φで傾いた時の燃料2の液位2bを
破線で示すような液位レベルRb1となつた場合を
考える。液位レベルRb1は、 Rb1=(Pb1−P0)/ρgcosφ …20 として燃料2の液面がμ以上の場合2aと同様に
得られることになる。飛行体がピツチ角θで傾い
た時の燃料変位Rb1は、 Rb1=(Pb1−P0)/ρgcosθ …21 として同様に得られる。飛行体がロール角φ、ピ
ツチ角θをもつて傾いた時の燃料変位Rb1は、 Rb1=(Pb1−P0)/ ρg・cosφ・cosθ …22 として同様に得られる。燃料体積演算部33では
この液位レベルRb,Rb1と傾斜角θ,φとに基
づいて燃料2の体積Vを求める。即ち、液位レベ
ルRb1と18,19式から得られるロール角φ、ビツ
チ角θから燃料の体積Vを16式に基づいた、 V=f(Rb1,φ,θ) …26 から得ることができる。燃料重量演算部34で
は、このようにして得られたこの体積Vと先に固
定されているρgとから飛行体の燃料重量残量W
を、 W=V・ρg …27 として演算して出力する。
このように本発明にあつては、最終的に燃料が
少量となつても、この燃料が少なくともローリン
グ、ピツチングした時にあつても少なくとも3つ
の液位レベル検出器13a〜13cが燃料2に浸
漬していて、これ等液位レベル検出器13a〜1
3cから夫々検出値が得られる限りにあつては、
正確な燃料重量残量Wが演算できることとなる。
<発明の効果> 以上、具体的実施例と共に本発明を詳細に述べ
た様に、圧力トランスジユーサで構成された燃料
タンク内の絶対圧を測定する内圧検出器と複数の
液位レベル検出器とこの複数の液位レベル検出器
の内の少なくとも1つの略直上に一定の間隔で設
置された補助液位レベル検出器の検出値に基づい
て燃料重量残量を演算する構成の本発明の飛行体
の燃料測定装置は、:均合い旋回時や横加速度
による横滑り又は前進加速度印加時等のときでも
より高精度な燃料重量残量を簡単に測定できる。
:信号処理の中で加速度による影響を受けない
ようにして、加速度信号による補正を行なわずに
液位レベル及び液面傾斜角を測定し、高精度に飛
行体に設置された燃料タンク内の燃料重量残量を
測定することができる。:装置の総重量を大幅
に軽減して簡単な構成で振動に強く点検整備等の
保守性に優れた高信頼性の燃料重量残量測定装置
を高精度・高性能を維持しながら安価に提供する
ことができる。:燃料の量が少なくなつてきて
も最少限3つの液位レベル検出器である圧力トラ
ンスジユーサが燃料に浸漬していればきわめて正
確に燃料重量残量を測定することができる等の効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の飛行体の燃料重量測定装置の
ブロツク線図、第2図は本発明のフローシート、
第3図は従来の技術である飛行体の燃料重量残量
測定装置のブロツク線図、第4図は液位・容積特
性図、第5図乃至第8図は先行技術であつて本発
明の説明に供する図である。 1……燃料タンク、2……燃料、3……静電容
量型の液面レベル計、4……コンペンセータユニ
ツト、5……密度計、6,17,25,250…
…プロセツサユニツト、13……液位レベル検出
器、15……内圧検出器、24……補助液位レベ
ル検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 飛行体に設置された燃料タンク内の燃料の液
    位レベルを検出する複数の液位レベル検出器と、
    該複数の液位レベル検出器の内の少なくとも1つ
    の略直上に一定の間隔を有して設置され前記燃料
    の密度情報を出力する補助液位レベル検出器と、
    前記燃料に非接触状態に設定されて前記燃料タン
    ク内の圧力を検出する内圧検出器と、これ等各検
    出器が接続されて燃料重量残量を演算するプロセ
    ツサユニツトとを具備し、前記各検出器は圧力ト
    ランスジユーサで構成したことを特徴とする飛行
    体の燃料重量残量測定装置において、 前記プロセツサユニツトは、 前記燃料が前記補助液位レベル検出器の設置位
    置以上にある時は前記複数の液位レベル検出器、
    前記補助液位レベル検出器及び前記内圧検出器か
    らの検出値に基づいて液位レベル、前記燃料タン
    クの傾斜角、前記燃料の密度情報等を演算した上
    で前記燃料重量残量を演算し、 前記燃料が前記補助液位レベル検出器と非接触
    状態となつた時には、前記非接触状態となる直前
    の前記密度情報を記憶し、前記燃料に浸漬してい
    る前記複数の液位レベル検出器からの検出値に基
    づいて前記燃料タンクの傾斜角を演算し、前記複
    数の液位レベル検出器の内の少なくとも1つの検
    出値と前記内圧検出器の検出値とに基づいて前記
    燃料の液位レベルを演算し、これ等記憶した密度
    情報や演算した液位レベル及び傾斜角に基づいて
    前記飛行体の燃料重量残量を引続き演算すること
    を特徴とする飛行体の燃料重量残量測定装置。
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