JPH04267007A - 誘電体磁器組成物の製造方法 - Google Patents

誘電体磁器組成物の製造方法

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JPH04267007A
JPH04267007A JP3028768A JP2876891A JPH04267007A JP H04267007 A JPH04267007 A JP H04267007A JP 3028768 A JP3028768 A JP 3028768A JP 2876891 A JP2876891 A JP 2876891A JP H04267007 A JPH04267007 A JP H04267007A
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JP
Japan
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strontium titanate
less
titanate
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dielectric
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JP3028768A
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English (en)
Inventor
Ryuji Koyama
竜二 小山
Kenichi Sakabe
酒部 健一
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は誘電体磁器組成物の製法
に関するものであり、さらに詳しくはチタン酸ストロン
チウムを主原料としたバイアス特性の優れた積層セラミ
ックコンデンサーの製造方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】チタン酸ストロンチウムは室温で常誘電
体であるためバイアス特性に優れ電歪現象が小さく歪の
少ない誘電体であることが知られている。しかしながら
誘電率は室温付近で200程度と低いため誘電率を上げ
る方法としてシフターやデプレッサー等の添加物を導入
することが試みられてきた。 【0003】特公昭40ー5981ではチタン酸ストロ
ンチウムに酸化ビスマス、酸化チタンを添加し1380
℃で焼結することにより誘電率1000程度の誘電体が
得られ、さらに特公昭53ー29037、特公昭53ー
36160ではチタン酸ストロンチウム、酸化ビスマス
、酸化チタンの他にそれぞれ酸化リチウム、酸化鉛を添
加し、1100〜1300℃で焼結して誘電率1500
〜2000の磁器が得られている。また特公昭51ー3
2368ではチタン酸ストロンチウム、酸化ビスマス、
酸化チタンおよびチタン酸鉛からなる誘電体が開示され
ており高圧回路への応用が示されている。J.Ame.
Cer.Soc.65,11,p554(1982)に
は炭酸ストロンチウム、酸化鉛、炭酸カルシウム、酸化
ビスマス、酸化チタンを混合・仮焼し、1150℃〜1
200℃で焼成することによりバイアス特性の優れた誘
電体が得られることを報告している。    【0004】一方、焼結温度を低温化する手段として特
開昭59ー9807ではチタン酸ストロンチウム、酸化
ビスマス、酸化チタンにそれぞれ酸化亜鉛、酸化ニオブ
、酸化アルミニウム、酸化セリウムを、特開昭60ー2
3902では酸化亜鉛、酸化珪素などの焼結助剤を添加
することが示されている。しかし、焼結助剤の添加によ
り焼結温度を1100℃以下にすることが可能であるが
同時に誘電率の低下、フラックス成分の分散不良などに
よる異常粒成長等、誘電特性、信頼性を悪化させること
がある。 【0005】一般に、チタン酸ストロンチウムをベース
とした誘電体磁器組成物はいずれも焼結温度が高いため
、電極を後付けする単板型コンデンサーに用いられてい
るものの、積層型コンデンサーには応用されにくい。 その理由は添加剤として用いる酸化ビスマスが高温焼成
時に電極材料のパラジウムと反応し、電極の比抵抗を増
大させし、ESR、誘電損失を悪化させ、さらに高周波
特性にも悪影響を与えるからである。 【0006】 【発明が解決しようとする問題点】従って、チタン酸ス
トロンチウム、酸化ビスマス、酸化チタンからなる組成
物を焼結助剤を用いること無しに1100℃以下で焼結
する誘電体磁器組成物の製造方法は見い出されていない
。 【0007】 【問題点を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検
討を重ねた結果、平均粒径を制御した特定のチタン酸ス
トロンチウムを出発原料として用いることにより、誘電
損失の小さい、高周波特性の優れた誘電体磁器組成物が
得られることを見い出し本発明に到達した。すなわち、
チタン酸ストロンチウムが30〜95wt%、酸化ビス
マスが5〜30wt%、酸化チタンが5〜30wt%か
ら成る誘電体磁器組成物に対し、平均粒径が少なくとも
0.5μm以下好ましくは0.25μm以下、比表面積
が3〜20m2 /g,粉末X線回折像のピーク半値幅
から計算される結晶子径が0.05μm以上0.5μm
以下であり、形状が球形状のチタン酸ストロンチウムを
使用し、さらに1100℃以下で焼成する誘電体磁器組
成物の製造方法である。また、チタン酸ストロンチウム
が30〜95wt%、酸化ビスマスが5〜30wt%、
酸化チタンが5〜30wt%、チタン酸鉛が20〜50
wt%、チタン酸カルシウムが10〜20wt%から成
る誘電体磁器組成物に対し、チタン酸鉛、チタン酸カル
シウムの平均粒径が少なくとも0.5μm以下あり、さ
らに平均粒径が少なくとも0.5μm以下好ましくは0
.25μm以下、比表面積が3〜20m2 /g,粉末
X線回折像のピーク半値幅から計算される結晶子径が0
.05μm以上0.5μm以下であり、形状が球形状の
チタン酸ストロンチウムを使用し、1100℃以下で焼
成することを特徴とする誘電体磁器組成物の製造方法で
ある。なお、平均粒径は以下のように定義した。チタン
酸ストロンチウムを溶媒に充分分散させた後、遠心沈降
法により粒度分布を測定する。粒径を重量分率で表し、
50重量%となる値を平均粒径とした。 【0008】一般にコンデンサー用原料として用いられ
ているチタン酸ストロンチウムは炭酸ストロンチウムと
酸化チタンを混合し、1150〜1320℃で仮焼する
ことにより得られているがこのような方法で得られる粉
体は粒度分布がブロードであり平均粒径も数μmと大き
い。また焼結温度も1100℃以上であり1300℃を
要する場合もある。積層セラミックコンデンサーの製造
は誘電体と内部電極を一体焼成するため高温焼成時にお
互いが反応し内部電極へ添加剤である酸化ビスマスが固
溶する。その結果、電極の比抵抗が増大しコンデンサー
の特性が悪化する。 【0009】これに対し本発明による誘電体磁器組成物
の製法では1100℃以下での焼成が可能で充分緻密な
焼結体が得られ、さらに添加剤と内部電極との反応が抑
制されるため優れた誘電特性を持つ積層セラミックコン
デンサーが得られる。ここで誘電体磁器組成物の組成範
囲を限定したのは次の理由による。すなわちチタン酸ス
トロンチウムが30wt%未満及び95wt%超えると
誘電率が数100程度と小さく、また誘電損失も悪化す
る。酸化ビスマスが5wt%未満では誘電率の低下が著
しく、30wt%超えると誘電損失の悪化、電気特性の
バラツキが増大する。酸化チタンが5wt%未満では誘
電率の低下、30wt%超えると素体の密度の低下、誘
電損失の悪化が起こる。また、平均粒径を限定した理由
については0.5μm超えると焼結性が低下し1100
℃以下では素体が充分ち密化せず誘電特性の悪化を招く
。特に、0.25μm以下では1050℃以下での焼結
が可能である。 【0010】さらに室温での誘電率を上げる手段として
チタン酸鉛、チタン酸カルシウム等のシフターをそれぞ
れ20〜50wt%,10〜20wt%添加する事も可
能であるが、それらの添加剤の粒径を少なくとも0.5
μm以下、好ましくは0.25μm以下にすることが必
要である。ここでシフターの添加量を限定したのはチタ
ン酸鉛が20wt%未満では誘電率が数100程度と小
さく、50wt%超えると誘電損失が悪化するためであ
り、チタン酸カルシウムが10wt%未満ではバイアス
特性、誘電損失が悪化し、20wt%超えると誘電率が
低下する。平均粒径についても0.5μm超えると素体
の焼結性を阻害する。 【0011】本発明で使用するチタン酸ストロンチウム
は固相法、液相法、蓚酸塩法、アルコキシド法等のいず
れの方法で製造されたものでもよいが、平均粒径が0.
5μm以下のものである。固相法で得られる粉体は一般
に平均粒径が大きいため粉砕などの処理を行い微細化す
る必要があるが粒度分布がブロードになり易く電気特性
の再現性に問題があるため好ましくない。液相法、蓚酸
塩法、アルコキシド法で得られる粉体は一般にサブミク
ロンであるため粉砕などの処理をする必要はない。特に
液相法で得られるチタン酸ストロンチウムは、均一性が
高く、特性上のバラツキが小さく、他の方法で得られる
粉体と比べ優れている。   【0012】 【実施例】以下、本発明を実施例に従い詳細に説明する
。 実施例 特開昭61ー146709に従い平均粒径が0.3μm
、比表面積9.5m2 /g、結晶子径0.09μm、
形状が球形状であるチタン酸ストロンチウムを合成した
。また、比較実験のため乾式法で調製したチタン酸スト
ロンチウム(炭酸ストロンチウムと酸化チタンを等モル
混合し、1200℃、2時間仮焼したもの、平均粒径が
3.5μm、比表面積1.6m2 /g、結晶子径0.
6μm)も用いた。次に表1に示す割合になるように添
加剤を秤量し、これに純水および分散剤を加え湿式ボー
ルミルで混合し、乾燥後、出発原料とした。さらにこの
混合物を粗砕した後、アクリル樹脂をバインダーとして
、トリクロロエタンを溶媒として、またボールメディア
にジルコニアを使用しペーストを調製した。得られたペ
ーストからドクターブレード法で厚み18μmのグリー
ンシートを作成し、スクリーン印刷法により有効層数4
4層の積層コンデンサーを試作した。内部電極としてA
g/Pd=70/30の材料を使用した。 【0013】次に得られたグリーンチップを加熱し脱バ
インダーした後、所定の条件(1000℃〜1100℃
)で焼成した。得られたコンデンサーは誘電体厚み12
μm,電極面積5.4mm2 であった。チップの両端
に外部電極(銀電極)を焼付け、1V,1KHzの条件
下で電気特性を測定し、絶縁抵抗は50V印圧下1分後
の測定値で表示した。焼結体の粒径はSEM写真からラ
インインターセプト法により求めた。 【0014】焼結体密度は混合した粉体にポリビニルア
ルコールを添加し、2ton/cm2で15mmΦのデ
ィスクを成形し、所定の温度で焼結した後アルキメデス
法により求めた。結果を表2に示す。なお、試料番号5
、6は本発明の範囲外のものである。  表1の結果か
ら明らかなように本特許請求の範囲内の誘電体磁器組成
物(No.1、2、3、4)は焼結助剤を添加すること
無しに焼結温度を1100℃以下にすることが可能であ
り、さらに低温焼成にもかかわらずtanδが1%以下
、絶縁抵抗が1*105 MΩ以上、微構造が1μm以
下と良好である。バイアス特性についても直流電圧12
V印加時の容量低下が1%以下で優れたバイアス特性を
示している。 【0015】これに対し、本発明の範囲外(No.5、
6)では、1100℃以下での焼結は困難でありtan
δ、絶縁抵抗ともコンデンサーとしての性能が得られな
い。試料番号7、8には焼結助剤を添加した場合(特開
昭60ー23902)について示した。表からわかるよ
うに、焼結助剤を添加した場合においても焼結温度はさ
らに低温化する傾向があり、電気特性、微構造も極めて
良好である。 【0016】 【表1】 【0017】 【表2】 【0018】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明で
得られる誘電体磁器組成物は優れた直流バイアス特性を
示すと同時に1100℃以下で焼結でき、内部電極とし
て安価な銀/パラジウム合金を使用することができるた
めコンデンサーのコストを引き下げることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  チタン酸ストロンチウムが30〜95
    wt%、酸化ビスマスが5〜30wt%、酸化チタンが
    5〜30wt%から成る誘電体磁器組成物に対し、使用
    するチタン酸ストロンチウムの平均粒径が少なくとも0
    .5μm以下、比表面積が3〜20m2 /g、粉末X
    線回折像のピーク半値幅から計算される結晶子径が0.
    05μm以上0.5μm以下であり、形状が球形状で、
    1100℃以下で焼成することを特徴とする誘電体磁器
    組成物の製造方法。
  2. 【請求項2】  チタン酸ストロンチウムが30〜95
    wt%、酸化ビスマスが5〜30wt%、酸化チタンが
    5〜30wt%、チタン酸鉛が20〜50wt%、チタ
    ン酸カルシウムが10〜20wt%から成る誘電体磁器
    組成物に対し、チタン酸鉛、チタン酸カルシウムの平均
    粒径が少なくとも0.5μm以下あり、さらに請求項1
    に記載のチタン酸ストロンチウムを使用し、1100℃
    以下で焼成することを特徴とする誘電体磁器組成物の製
    造方法。
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