JPH0426728A - 高純度Inの製造方法 - Google Patents

高純度Inの製造方法

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JPH0426728A
JPH0426728A JP13104390A JP13104390A JPH0426728A JP H0426728 A JPH0426728 A JP H0426728A JP 13104390 A JP13104390 A JP 13104390A JP 13104390 A JP13104390 A JP 13104390A JP H0426728 A JPH0426728 A JP H0426728A
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Kiyoteru Yoshida
清輝 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は化合物半導体結晶成長に用いる原料の純化処理
方法に関するものであり、高純度化Inの製造方法に関
するものである。
(従来の技術) 高純度InPの結晶成長のために原料として、純度99
.9999%のInとPが通常用いられている。さらに
原料Inの純度を高めるために、前処理として、真空ベ
ーキング、あるいは水素雰囲気中でのベーキングが行な
われてきた。この真空ベーキングの場合、通常I X 
10−’Torr以上の真空度において、850℃以下
のベーキング温度で、1〜5時間程度のベーキングが行
なわれている。このベーキング処理は、酸化物や揮発性
の元素を除去するのに有効であるといわれている。
(発明が解決しようとする課題) しかし従来の真空ベーキング法では、SL。
Fe、C:r、Aβ等の揮発しにくい元素の除去法につ
いては解明されていなかった。さらに、これらの不純物
はベーキング処理だけでは、除去しきれていなかった。
本発明は、このような従来の真空ベーキング法の欠点を
克服し高純度In中に含まれるSL、Fe、Cr、Ag
等の揮発しにくい元素を除去する方法を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) すなわち本発明は、Inを真空ベーキングした後、該I
nを収納したボートの上下方向に温度差をつけ、一定の
冷却速度で約250℃まで冷却し、さらにこの温度より
冷却してボートの下部からボートの上部へとInを固化
させ、In中に含まれる不純物をInの表面近傍に偏析
させ、次いで偏析した不純物を化学エツチングによって
除去することを特徴とする高純度Inの製造方法を提供
するものである。
次に本発明の実施態様を図面に従って説明する。
本発明におけるInの真空ベーキングは第1図及び第2
図に示す装置により行なうことができる。
第1図は真空ベーキングを行なう装置の側面図(一部断
面図)であり、図中1は真空装置であり、この上部側面
には石英管2の一端が連結されている。この石英管2の
内部にはPBNボート3が所定の位置に設置されており
、これにIn4が収納されている。
次に5は電気炉であり、これは架台6上に設置され、架
台に設けたキャスター8.8によって移動可能であり、
これを移動することにより石英管2を電気炉内部へ挿入
することが可能である。電気炉5は第2図にその断面図
を示すように、その中央部には炉芯管が貫通しており、
その上下にはヒーター9が設けられている。このヒータ
ー9は炉芯管の貫通方向に多分割されている。
以上の装置を用いたInの純化方法を説明する。
まず真空装置1の内部を真空(例えば真空度I X 1
0−’Torr)にしたのち、電気炉5をキャスター8
.8により左に移動し、この電気炉の炉芯管10の所定
の場所にボート3が位置するまで電気炉を移動する。所
定の位置にボートが位置したところで、昇温を開始する
第3図はこの真空ベーキングの温度グラフの1例である
。第3図に示すように先ず、4時間程で、目標温度10
00℃まで温度を上げ、1時間この温度で保持する。
上記例では1000℃、1時間としているが、本発明で
はベーキング温度としては850〜1000℃が好まし
く、その保持時間は30分間〜3時間が好ましい。
電気炉5は、ボート3の長さより長く横方向に均熱なと
ることができる。
第4図は真空ベーキング保持時のInの入ったボート部
の温度分布を示す図である。このとき、ボートの底部と
上部の温度T、、T2は、等しい状態にある。次いで所
定時間後Inを一定の冷却速度で250℃付近まで冷却
する。250℃付近とするのはInの融点が156℃で
あるため、この温度に到達する前に不純物を偏析させる
ためである。
この時ボート部の上下で10℃/cm以上の温度勾配と
なるように上下分割ヒーターのパワーを調製する。
第5図は冷却開始後のボートの上下部の温度勾配を示す
図である。このようにボートの上下方向で温度勾配がつ
いた状態において、冷却を開始する。
第6図は250℃近傍(ボート底部)付近からの冷却プ
ロセスを示す図である。
まず、ボート部の温度が少なくとも250℃になるまで
は、比較的速い冷却で、好ましくは5’C/hr〜15
0℃/hrで行なう。冷却速度が速すぎると不純物がI
n内部もしくは底部に残ってしまい、その後の冷却ステ
ップの効果が弱まってしまうためである。上記温度から
は横方向の灼熱を保ちつつ、かつボートの上下方向で一
定の温度差を保ちながら一定の固化速度通常3〜6 m
m/hr、好ましくは2〜3 mm/hrの固化速度で
Inをボート底部より上部方向へと徐々に固化させてい
く。このような固化法によって揮発しにくい不純物をI
nの表面付近に析出させていくことができる。
固化速度が小さい方が不純物を十分表面に偏析できると
考えられる(In中に含まれる不純物はZn、Si、F
e、Cu、S等でありこれらはIn中では偏析係数が1
より小さいためInが固化するとき外へはき出されるよ
うになる)。固化速度が大きすぎるとIn内部に不純物
がとり残されて表面まで拡散しにくくなる。
In中の不純物は、上記真空ベーキング処理によってI
nの表面付近に析出する。ベーキング終了後に、Inの
入ったボートをそのまま化学エツチングを加えて、In
の表面に付着した不純物を除去する。化学エツチングは
常法により行なうことができる。エツチング液は特に制
限はないが、例えば塩酸、過酸化水素、水をそれぞれ1
:1:3の比で混合し、この液の入った容器の中にボー
トごと浸す。エツチング時間はボートのサイズなどによ
り異なり、特に制限はないが、通常約30分以上である
。エツチング終了後は脱イオン水で超音波洗浄を加えな
がら、約2時間程度時間をかけて水置換を行なうのが好
ましい。
なお、エツチング液は限定するものではなく、塩酸系液
の他、硝酸、王水、硫酸系液等を用いることができる。
このようにして純度を高めたInは従来のものと同様に
InP結晶成分に使用される。In結晶を石英アンプル
の中に赤燐(純度99.9999%)とともに装入し、
温度勾配凝固法によりInP結晶を成長させる。
第7図は上記石英アンプルを用いた温度勾配凝固法によ
りInPの結晶成長を行なうための温度分布を示す図で
ある。
すなわち、ボート部3の温度を融液温度1062℃赤燐
の温度545℃とし、InPの融液を合成した後、ボー
トの端部より一定の温度勾配(4〜b を電気炉のヒータパワーの調整により、電気的にボート
端部より他端部まで温度を移動して結晶を固化させる。
InP結晶の成長のボートは特に制限はなく、PBNボ
ートの他、石英ボート(Inがボートにぬれないような
粗面化処理を施したもの)を用いることができる。
本発明方法はInについて好適であるが、他の金属例え
ばZn、Sn等の純化にも応用可能である。
(実施例) 次に本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明する。
実施例1 第1図及び第2図に示す装置を用い原料In(6N)(
純度99.9999%で不純物としてMg、Aj!、S
i、Fe、Cu、Znを含む)高純化処理を行なった。
第1図に示すPBNボートに上記In原料を約1.5k
g装入し、真空装置1の真空度が真空装置の真空度がI
 X 10−7Torrに到達したのち、電気炉5を移
動し、ボートの真空ベーキングを行なう。加熱は第3図
に示すように、先ず、4時間程で目標温度1000℃ま
で温度を上げ、1時間この温度で保持した。1時間後に
冷却を始めたが、この時第5図の如くボート部の上下で
10℃/cm以上の温度勾配がつくように上下分割ヒー
ターのパワーを調整した。このようにボートの上下方向
で温度勾配がついた状態において、冷却を開始した。ボ
ート部の温度が250℃になるまでは、冷却速度125
℃/hrで冷却を行なった。250℃付近からは横方向
の均熱な保ちつつ、かつボートの上下方向で一定の温度
差を保ちながら3〜6mm/hrの固化速度でInをボ
ート底部より上部方向へと徐々に固化させていった。こ
のような固化法によって揮発しにくい不純物をInの表
面付近に析出させていった。ベーキング終了後に、In
の入ったボートをそのまま化学エツチングを加えて、I
nの表面に付着した不純物を除去する。エツチング液は
塩酸、過酸化水素、水をそれぞれ1:1:3の比で混合
し、この液の入った容器の中にボートごと浸す。エツチ
ング時間は約30分である。エツチング終了後は脱イオ
ン水で超音波洗浄を加えながら、約2時間程度時間をか
けて水置換を行った。水置換後は、純化した窒素を流通
させたクリーンボックスの中で水を乾燥させる。
十分乾燥した後成長用の石英アンプルの中に入れて、2
00℃程度の温度で真空ベーキングを30分程度行なっ
た。その後第7図に示すようにこの石英アンプルの中に
赤リン(純度99.9999%)を入れて、I X 1
0−’Torrの真空度で、封じ切った。この石英アン
プルを用いて、第7図に示すように温度勾配凝固法によ
りInP結晶を成長させた。
成長したInP結晶のインゴットの中央部よりウェハー
を切り出し、そのウェハーの質量分析(85MS測定)
の結果を第1表に示す。この結果原料In中に含まれて
いた不純物元素の濃度が著しく減少しその効果が認めら
れた。
第1表 (注)単位はppmw、他の元素は検出感度以下であっ
た。
(発明の効果) 本発明によって、市販のIn(純度99.9999%)
の純度を高めることができ、高純度の1nP結晶成長を
行なうために極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図はInの真空ベーキングを行なうための−装置を
示す側面(一部所面)図、第2図はその電気炉を示す拡
大断面図、第3図は真空ベーキングを行なう時の温度プ
ロセスを示すグラフ、第4図は真空ベーキング保持時の
Inの入ったボート部の温度分布を示す図、第5図は冷
却開始後のボートの上下部の温度勾配を示す図、第6図
は250℃近傍(ボート底部)付近からの冷却プロセス
を示す図、第7図は温度勾配凝固法によりInPの結晶
成長を行なうための温度分布を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  Inを真空ベーキングした後、該Inを収納したボー
    トの上下方向に温度差をつけ、一定の冷却速度で約25
    0℃まで冷却し、さらにこの温度より冷却してボートの
    下部からボートの上部へとInを固化させ、In中に含
    まれる不純物をInの表面近傍に偏析させ、次いで偏析
    した不純物を化学エッチングによって除去することを特
    徴とする高純度Inの製造方法。
JP13104390A 1990-05-21 1990-05-21 高純度Inの製造方法 Expired - Lifetime JP2835143B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005179778A (ja) * 2003-11-28 2005-07-07 Mitsubishi Materials Corp 高純度金属インジウムとその製造方法および用途
KR20160027085A (ko) 2013-09-27 2016-03-09 제이엑스 킨조쿠 가부시키가이샤 고순도 In 및 그 제조 방법
JP2016044318A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 Jx日鉱日石金属株式会社 高純度In及びその製造方法

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