JPH0426731A - オーバレイ合金 - Google Patents
オーバレイ合金Info
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- JPH0426731A JPH0426731A JP12656690A JP12656690A JPH0426731A JP H0426731 A JPH0426731 A JP H0426731A JP 12656690 A JP12656690 A JP 12656690A JP 12656690 A JP12656690 A JP 12656690A JP H0426731 A JPH0426731 A JP H0426731A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は内燃機関の例えばコンロッド、主軸受などのオ
ーバレイつき滑り軸受ならびにオーバレイつきスラスト
ワッシャ等の摺動部材に使用されるオーバレイ合金に関
するものである。
ーバレイつき滑り軸受ならびにオーバレイつきスラスト
ワッシャ等の摺動部材に使用されるオーバレイ合金に関
するものである。
(従来の技術)
特開昭59−205442号公報において本出願人は、
Sn2〜20%(百分率は特に断らない限り重量%であ
る)、In10%を超え15%以下、Cu、Sb、Bi
、Mn、Ni、Ca、およびBaの1種以上0.01〜
5%を含有し、残部不可避的不純物およびPbからなる
オーバレイ合金を提案した。この合金は、Snによりの
耐食性と耐摩耗性を改善し、I’nによりなじみ性を改
善しかつSnのNiバリヤ層への拡散を抑制することに
より耐食性を改善し、Cuなどにより耐摩耗性を改善し
たことを特徴とすると説明されている。
Sn2〜20%(百分率は特に断らない限り重量%であ
る)、In10%を超え15%以下、Cu、Sb、Bi
、Mn、Ni、Ca、およびBaの1種以上0.01〜
5%を含有し、残部不可避的不純物およびPbからなる
オーバレイ合金を提案した。この合金は、Snによりの
耐食性と耐摩耗性を改善し、I’nによりなじみ性を改
善しかつSnのNiバリヤ層への拡散を抑制することに
より耐食性を改善し、Cuなどにより耐摩耗性を改善し
たことを特徴とすると説明されている。
また、特開昭61−99648号公報において本出願人
は、Sn2〜20%、In0.05〜15%以下、Cu
b、01〜0.05%を含有し、残部不可避的不純物お
よびPbからなるオーバレイ合金を提案した。この合金
組成の特徴を前掲特開昭59−205442号のものと
比較すると、Cu含有量が低いところにあるが、低Cu
量の作用については、メツキ組織が均質になりまたSn
のCuによる捕捉が適切になって耐食性と耐疲労性が良
好になることであると、説明されている。
は、Sn2〜20%、In0.05〜15%以下、Cu
b、01〜0.05%を含有し、残部不可避的不純物お
よびPbからなるオーバレイ合金を提案した。この合金
組成の特徴を前掲特開昭59−205442号のものと
比較すると、Cu含有量が低いところにあるが、低Cu
量の作用については、メツキ組織が均質になりまたSn
のCuによる捕捉が適切になって耐食性と耐疲労性が良
好になることであると、説明されている。
(発明が解決しようとする課題)
前掲特開昭59−250410号および特開昭61−9
964.8号公報でも述べられているオーバレイ合金は
従来のオーバレイ合金に比べ耐摩耗性等の軸受性能の向
上を図ったのであるが、近年の内燃機関の高性能化、高
寿命化に伴い特に耐食性、耐疲労性の点で一層の向上が
望まれる。
964.8号公報でも述べられているオーバレイ合金は
従来のオーバレイ合金に比べ耐摩耗性等の軸受性能の向
上を図ったのであるが、近年の内燃機関の高性能化、高
寿命化に伴い特に耐食性、耐疲労性の点で一層の向上が
望まれる。
(課題を解決するための手段)
本発明に係るオーバレイ合金は、Sn2〜20重量%、
In15%を超え25%以下、Cu1’3j、Mn、N
j、CaおよびBaの1挿置」二〇、01〜5%を含有
し、残部不可避的不純物およびPbからなることを特徴
とする。
In15%を超え25%以下、Cu1’3j、Mn、N
j、CaおよびBaの1挿置」二〇、01〜5%を含有
し、残部不可避的不純物およびPbからなることを特徴
とする。
本発明のオーバレイ合金の組成上の最大の特徴はIn(
インジウム)を15%を超え25%以下と多量に含有し
ているところにある。以下多量のインジウム含有による
合金特性の変化を説明する。
インジウム)を15%を超え25%以下と多量に含有し
ているところにある。以下多量のインジウム含有による
合金特性の変化を説明する。
■結晶粒界の改質
Pb−8%5n−10%In−3%Cu系低Inオーバ
レイおよびPb−8%5n−18%In−3%Cu系高
Inオーバレイを電気メツキ後155℃で40分インジ
ウムの拡散焼鈍した後の表面の顕微鏡組織写真(倍率2
000倍)をそれぞれ第2図および第1図に示す。第2
図ではメツキ金属粒子の粒界が明らかに認められるが、
第1図ではメツキ金属が溶解して凝固した組織が作られ
、めっき金属の結晶粒界が不明瞭になっている。この結
果第1図の組織では第2図の組織と比較して粒界からの
破断や粒界での疲労が少なくなるので、耐疲労性が高め
られる。
レイおよびPb−8%5n−18%In−3%Cu系高
Inオーバレイを電気メツキ後155℃で40分インジ
ウムの拡散焼鈍した後の表面の顕微鏡組織写真(倍率2
000倍)をそれぞれ第2図および第1図に示す。第2
図ではメツキ金属粒子の粒界が明らかに認められるが、
第1図ではメツキ金属が溶解して凝固した組織が作られ
、めっき金属の結晶粒界が不明瞭になっている。この結
果第1図の組織では第2図の組織と比較して粒界からの
破断や粒界での疲労が少なくなるので、耐疲労性が高め
られる。
■耐食性
潤滑油中のオーバレイ(Sn含有量=
10%、Cu含有量=3.5%、In含有量=6.10
.15.18%)の耐食性を以下の条件で調査した。
.15.18%)の耐食性を以下の条件で調査した。
試験エンジン:2.4℃ガソリンエンジン回転数: 4
000rpm (全負荷)油温度:130℃ 油交換時間:100時間毎 相手軸: 555C焼入1表面粗さ:0.3μmRzオ
ーバレイを施したコンロッド軸受を使用し、試験後のオ
ーバレイの重量変化を測定した試験結果を第3図に示す
。
000rpm (全負荷)油温度:130℃ 油交換時間:100時間毎 相手軸: 555C焼入1表面粗さ:0.3μmRzオ
ーバレイを施したコンロッド軸受を使用し、試験後のオ
ーバレイの重量変化を測定した試験結果を第3図に示す
。
第3図において横軸は累積試験時間、縦軸は摩耗による
重量減である。同図よりIn含有量が高くなると耐食性
が向上し、特に10%以上で耐食性が顕著に向上するこ
とが分かる。
重量減である。同図よりIn含有量が高くなると耐食性
が向上し、特に10%以上で耐食性が顕著に向上するこ
とが分かる。
■耐疲労性
下記:
Pb−10%5n−5,5%In−3,5%CuPb−
13%5n−5,5%In−3゜5%CuPb−10%
5n−16%In−3,5%CuPb−13%5n−1
8%In−3,5%Cuオーバレイにつき疲労試験を行
った。試験条件は以下のとおりであった。
13%5n−5,5%In−3゜5%CuPb−10%
5n−16%In−3,5%CuPb−13%5n−1
8%In−3,5%Cuオーバレイにつき疲労試験を行
った。試験条件は以下のとおりであった。
試験機:20トン動荷重試験機
荷重: 800kg/ctn2
回転数二3000′rpm
潤滑油: 7.5W−30
潤滑温度、120℃
相手軸: 555G焼入:表面粗さ:0.37tmRz
試験結果を第4図に示す。第4図より繰返し数が多(な
るとIn含有量が16%、18%と高いオーバレイの耐
疲労性が良好になることが分かる。
試験結果を第4図に示す。第4図より繰返し数が多(な
るとIn含有量が16%、18%と高いオーバレイの耐
疲労性が良好になることが分かる。
さらに、上記とは別の試験機により高回転下における耐
疲労性の評価を行った。
疲労性の評価を行った。
供試材組成: Pb−10%5n−3,5%Cu−In
(In含有量は第5図に示す) 試験機:回転荷重試験機 荷重: 441kg/cm2 回転数: 8000rpm 潤滑油: 7.5W−30 潤滑温度=120℃ 相手軸:555C,表面粗さ:0.37zmRz試験時
間:120分 オーバレイの疲労面積を第5図に示す。第5図よりIn
含有量を増加して行くと疲労面積が少な(なるが、20
%を超えると僅かに疲労面積が増大する傾向が認められ
る。
(In含有量は第5図に示す) 試験機:回転荷重試験機 荷重: 441kg/cm2 回転数: 8000rpm 潤滑油: 7.5W−30 潤滑温度=120℃ 相手軸:555C,表面粗さ:0.37zmRz試験時
間:120分 オーバレイの疲労面積を第5図に示す。第5図よりIn
含有量を増加して行くと疲労面積が少な(なるが、20
%を超えると僅かに疲労面積が増大する傾向が認められ
る。
■5n−Ni化合物層の厚み
Cu系、Al系の軸受台金層上にNi、 Cu、 Fe
、 CrSをめっきし、さらにPb−3n系オーバレイ
を施した場合、5n−Nj、 5n−Cu等の化合物層
を形成する。以下、5n−Ni化合物の例を説明する。
、 CrSをめっきし、さらにPb−3n系オーバレイ
を施した場合、5n−Nj、 5n−Cu等の化合物層
を形成する。以下、5n−Ni化合物の例を説明する。
5n−Ni化合物とはオーバレイ中のSnがNiバリヤ
メツキ中に拡散して、そのNiと結合してできる金属間
化合物の層である。155℃で15時間加熱後の5n−
Ni化合物層の厚みと、InおよびSn含有量の関係を
第6図の3元グラフに示す。第6図よりIn約10%、
Sn約15%において5n−Ni化合物層の厚みが最大
になり、In含有量の増大、Sn含有量の減少とともに
5n−Ni化合物層が薄くなることが分かる。したがっ
て、本発明においてはIn含有量を15%超として5n
−Ni化合物層の成長を抑えた。この結果オーバレイ中
のSnの欠乏が抑制され、優れた耐食性を確保すること
ができる。
メツキ中に拡散して、そのNiと結合してできる金属間
化合物の層である。155℃で15時間加熱後の5n−
Ni化合物層の厚みと、InおよびSn含有量の関係を
第6図の3元グラフに示す。第6図よりIn約10%、
Sn約15%において5n−Ni化合物層の厚みが最大
になり、In含有量の増大、Sn含有量の減少とともに
5n−Ni化合物層が薄くなることが分かる。したがっ
て、本発明においてはIn含有量を15%超として5n
−Ni化合物層の成長を抑えた。この結果オーバレイ中
のSnの欠乏が抑制され、優れた耐食性を確保すること
ができる。
以上、■、■、■、■の実験結果に基づいて本発明のオ
ーバレイ合金ではIn含有量を15%超に限定した。と
ころで特開昭61−99648号公報における、In含
有量が15%を超えるとオーバレイ層が柔らかくなり、
耐摩耗性、耐キャビテーションエロージヨン性が低下す
るとの記載からはIn含有量を15%超とすることによ
りオーバレイの性能低下が予想される。しかしながら、
最近の内燃機関は給油量の増大(油が層流になる)や軸
の粗さ精度の向上(流体潤滑になる)等を前提として設
計されているので、実際の内燃機関では使用中に軸受温
度の上昇が抑えられ、In含有量が多(オーバレイが柔
らかいにもかかわらず、予想された性能低下は25%ま
では起こらなかった。
ーバレイ合金ではIn含有量を15%超に限定した。と
ころで特開昭61−99648号公報における、In含
有量が15%を超えるとオーバレイ層が柔らかくなり、
耐摩耗性、耐キャビテーションエロージヨン性が低下す
るとの記載からはIn含有量を15%超とすることによ
りオーバレイの性能低下が予想される。しかしながら、
最近の内燃機関は給油量の増大(油が層流になる)や軸
の粗さ精度の向上(流体潤滑になる)等を前提として設
計されているので、実際の内燃機関では使用中に軸受温
度の上昇が抑えられ、In含有量が多(オーバレイが柔
らかいにもかかわらず、予想された性能低下は25%ま
では起こらなかった。
なお本発明の上記した試験の条件においては相手軸粗さ
を高精度仕上としかつ潤滑油供給量も多くして最近の内
燃機関の使用条件を試験条件に反映している。
を高精度仕上としかつ潤滑油供給量も多くして最近の内
燃機関の使用条件を試験条件に反映している。
続いてIn以外の成分の限定理由を説明する。
Snの含有量が2%未満では耐食性および耐摩耗性向上
に効果がなく、20%を超えると高温硬さが低下し、耐
摩耗性の低下を招く。好ましいSnの含有量は5〜10
%である。
に効果がなく、20%を超えると高温硬さが低下し、耐
摩耗性の低下を招く。好ましいSnの含有量は5〜10
%である。
Cu、Bi、Mn、Ni、CaおよびBaの含有量が0
.01%未満では耐摩耗性向上の効果がなく、5%をこ
えると硬さ上昇のためになじみ性低下し、さらにオーバ
レイが緻密でなくなるので、これらの成分の含有量(2
種以上添加の場合は合計■)を5%以下に限定した。好
ましい含有量は2〜3%である。
.01%未満では耐摩耗性向上の効果がなく、5%をこ
えると硬さ上昇のためになじみ性低下し、さらにオーバ
レイが緻密でなくなるので、これらの成分の含有量(2
種以上添加の場合は合計■)を5%以下に限定した。好
ましい含有量は2〜3%である。
続いて本発明のオーバレイ製造前処理として行うNiメ
ツキ方法およびオーバレイの製造方法の具体例を説明す
る。
ツキ方法およびオーバレイの製造方法の具体例を説明す
る。
Niメツキ
まず、裏金に圧接された軸受台金層(ライニング層)を
トリクレン蒸気で洗浄し、続いて電解脱脂を行う。電解
脱脂の条件例は:アルカリ濃度60g/ρのアルカリ性
脱脂液でPR電解(被処理材+側6 A / d m
2.15秒、被処理材−側5A/dm2.5秒:合計2
分40秒)である。その後酸洗を室温で行う。酸洗条件
例は:浴成分HCl−40 g/12.クエン酸40g
/ρ、温度は室温、浸漬時間90秒である。続いてNi
バリヤメツキを厚み1〜3μmに行う。Niバリヤメツ
キの条件例は:浴成分N L S Oa 245 g
/ j2 。
トリクレン蒸気で洗浄し、続いて電解脱脂を行う。電解
脱脂の条件例は:アルカリ濃度60g/ρのアルカリ性
脱脂液でPR電解(被処理材+側6 A / d m
2.15秒、被処理材−側5A/dm2.5秒:合計2
分40秒)である。その後酸洗を室温で行う。酸洗条件
例は:浴成分HCl−40 g/12.クエン酸40g
/ρ、温度は室温、浸漬時間90秒である。続いてNi
バリヤメツキを厚み1〜3μmに行う。Niバリヤメツ
キの条件例は:浴成分N L S Oa 245 g
/ j2 。
N I C1245g /ρ、H3BOs −45g/
ρ、電流密度−4A/dm2.浴温度−60℃、メツキ
時間−1〜4分である。
ρ、電流密度−4A/dm2.浴温度−60℃、メツキ
時間−1〜4分である。
なお、このNiメツキは必ずしも必要ではな(、Niに
代えてCuなどの公知の金属のメツキを施すこと、ある
いはNi等のメツキを省略して合金層に直接本発明のオ
ーバレイ合金を施すことができる。
代えてCuなどの公知の金属のメツキを施すこと、ある
いはNi等のメツキを省略して合金層に直接本発明のオ
ーバレイ合金を施すことができる。
オーバレイメツキ
(1)Pb−5n−Cu3元メツキ浴成分Pb(BF4
)2−180 g#2 (Pb”″として)Sn(BF
イ)z −11g/ρ(Sn2+とじて)HBF、
−120g/ff ぞラチン − 1 g/f2ハイド
ロキノン −2g/f2 C1l(BF4)2− 3 g / (2(Cu”と
して)電流密度−3,5A/dm2 浴温度 −28°C めっき時間−6分(厚み約8μm) 12分(厚み約16μm) 18分(厚み約24μm) (2)インジウムメツキ (1)のP b −S n −Cu 3元メツキを行っ
た後に行う。
)2−180 g#2 (Pb”″として)Sn(BF
イ)z −11g/ρ(Sn2+とじて)HBF、
−120g/ff ぞラチン − 1 g/f2ハイド
ロキノン −2g/f2 C1l(BF4)2− 3 g / (2(Cu”と
して)電流密度−3,5A/dm2 浴温度 −28°C めっき時間−6分(厚み約8μm) 12分(厚み約16μm) 18分(厚み約24μm) (2)インジウムメツキ (1)のP b −S n −Cu 3元メツキを行っ
た後に行う。
浴成分
スルフアミノ酸インジウム 1 3 0
g/12スルファミノ酸
26 g/βスルファミン酸ソータ
150g/ I2ブドウ 糖
8g/ρトリエタノールアミン
2.5g/ ρ塩(NaC1)
45 g /ρ電流密度−1,5A/dm
2 浴温度 −30℃ めっき時間−5分(厚み約8μm) 10分(厚み約16μm) 15分(厚み約24 Ii m ) (3)拡散焼鈍 140〜200°Cで30へ−1,20分間(大気中)
行う。
g/12スルファミノ酸
26 g/βスルファミン酸ソータ
150g/ I2ブドウ 糖
8g/ρトリエタノールアミン
2.5g/ ρ塩(NaC1)
45 g /ρ電流密度−1,5A/dm
2 浴温度 −30℃ めっき時間−5分(厚み約8μm) 10分(厚み約16μm) 15分(厚み約24 Ii m ) (3)拡散焼鈍 140〜200°Cで30へ−1,20分間(大気中)
行う。
以上の(1)〜(3)の結果Pb−8%5n−3%Cu
−18%Inのオーバレイが得られる。
−18%Inのオーバレイが得られる。
以上メツキによる方法を説明したが、スパッタリングな
どの物理的方法によりオーバレイをライニング状に施す
ことも可能である。
どの物理的方法によりオーバレイをライニング状に施す
ことも可能である。
(作用)
Inを15%超と多量に添加することにより低融点のP
b−3n−In3元共品の発生量が多くなる。メツキに
より金属は粒子状に析出しているが、In拡散のための
加熱により粒子どうしの合体が起こる。この際In含有
量が15%超と多いとメツキ状態の粒子状組織の粒界が
極めて弱くなる。すなわち、メツキの粒子はほとんど消
滅し新たな組織は発生する;通常の鋳造合金や塑性加工
合金で普通に認められる鮮明な結晶粒界は認められず連
続・−様な組織となる;粒界のようなものが認められて
も一つ一つの粒は粗大になるなどの特長がある。この結
果、粒界からの破断や疲労が少な(なる。
b−3n−In3元共品の発生量が多くなる。メツキに
より金属は粒子状に析出しているが、In拡散のための
加熱により粒子どうしの合体が起こる。この際In含有
量が15%超と多いとメツキ状態の粒子状組織の粒界が
極めて弱くなる。すなわち、メツキの粒子はほとんど消
滅し新たな組織は発生する;通常の鋳造合金や塑性加工
合金で普通に認められる鮮明な結晶粒界は認められず連
続・−様な組織となる;粒界のようなものが認められて
も一つ一つの粒は粗大になるなどの特長がある。この結
果、粒界からの破断や疲労が少な(なる。
一方、Inを15%超と多量に添加することによりオー
バレイの融点が低下することによる性能低下の懸念があ
るが、軸受背面温度を低く保つように潤滑条件を工夫す
る;軸の粗さを高精度にするなどの対策の一つ以上を採
用すると融点低下に伴う欠点は完全に防止することがで
きる。
バレイの融点が低下することによる性能低下の懸念があ
るが、軸受背面温度を低く保つように潤滑条件を工夫す
る;軸の粗さを高精度にするなどの対策の一つ以上を採
用すると融点低下に伴う欠点は完全に防止することがで
きる。
軸受台金層とオーバレイ合金層の間にNiを介在させた
場合、SnとNiの拡散は5n−Ni化合物を作る反応
拡散である。Inを15%超と多量に添加することによ
りInはSnとNiの反応を抑制し、軸受使用中の拡散
により形成される脆い化合物層の厚みを非常に少なくす
るとともにオーバレイ中のでSnの欠乏もほとんど起こ
らないようにする。
場合、SnとNiの拡散は5n−Ni化合物を作る反応
拡散である。Inを15%超と多量に添加することによ
りInはSnとNiの反応を抑制し、軸受使用中の拡散
により形成される脆い化合物層の厚みを非常に少なくす
るとともにオーバレイ中のでSnの欠乏もほとんど起こ
らないようにする。
以下、実施例により本発明をさらに説明する。
(実施例)
裏金鋼板(SPCC)上に23%Pb、3.5%Sn、
残部Cuの組成を有するライニングを焼結し、Niメツ
キを施し、その上に表1に組成を示すオーバレイをメツ
キした。耐食性試験は前述の方法で350時間行い、ま
た耐疲労性試験は前述の方法で行った結果を表1に示す
。
残部Cuの組成を有するライニングを焼結し、Niメツ
キを施し、その上に表1に組成を示すオーバレイをメツ
キした。耐食性試験は前述の方法で350時間行い、ま
た耐疲労性試験は前述の方法で行った結果を表1に示す
。
C以下余白)
(発明の効果)
以上説明したように、本発明のオーバレイは長時間潤滑
油が無交換で使用されるような条件下での性能の耐久性
に優れている。
油が無交換で使用されるような条件下での性能の耐久性
に優れている。
第1図はPb−8%5n−18%In−3%Cu系高I
nオーバレイ表面の金属顕微鏡組織写真、 第2図はPb−8%5n−10%In−3%Cu系低I
nオーバレイ表面の粒子の状態を示す金属顕微鏡組織写
真、 第3図は耐食性の試験結果を示すグラフ、第4図および
第5図は疲労試験の結果を示すグラフである。 第6図はSn、In含有量5n−Ni化合物層の関係を
示すグラフである。
nオーバレイ表面の金属顕微鏡組織写真、 第2図はPb−8%5n−10%In−3%Cu系低I
nオーバレイ表面の粒子の状態を示す金属顕微鏡組織写
真、 第3図は耐食性の試験結果を示すグラフ、第4図および
第5図は疲労試験の結果を示すグラフである。 第6図はSn、In含有量5n−Ni化合物層の関係を
示すグラフである。
Claims (1)
- 1、重量百分率で、Sn2〜20重量%、In15%を
超え25%以下、Cu、Bi、Mn、Ni、Caおよび
Baの1種以上0.01〜5%を含有し、残部不可避的
不純物およびPbからなることを特徴とするオーバレイ
合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12656690A JP3319468B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | オーバレイ合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12656690A JP3319468B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | オーバレイ合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0426731A true JPH0426731A (ja) | 1992-01-29 |
| JP3319468B2 JP3319468B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=14938335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12656690A Expired - Lifetime JP3319468B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | オーバレイ合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3319468B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109763020A (zh) * | 2019-03-25 | 2019-05-17 | 杭州辰卓科技有限公司 | 一种利用热容差在核反应堆内进行高效散热铅合金 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB637159A (en) | 1945-12-13 | 1950-05-17 | Vandervell Products Ltd | Improvements relating to the electrodeposition of metals |
-
1990
- 1990-05-18 JP JP12656690A patent/JP3319468B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109763020A (zh) * | 2019-03-25 | 2019-05-17 | 杭州辰卓科技有限公司 | 一种利用热容差在核反应堆内进行高效散热铅合金 |
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| Publication number | Publication date |
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| JP3319468B2 (ja) | 2002-09-03 |
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