JPH042696A - 超伝導体装置およびその製造方法 - Google Patents

超伝導体装置およびその製造方法

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JPH042696A
JPH042696A JP2100835A JP10083590A JPH042696A JP H042696 A JPH042696 A JP H042696A JP 2100835 A JP2100835 A JP 2100835A JP 10083590 A JP10083590 A JP 10083590A JP H042696 A JPH042696 A JP H042696A
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  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は超半導体装置およびその製造方法に関する。
(従来の技術) 超伝導現象は、物質の示すさまざまな電磁気的性質の中
で最も特異な性質であるといわれており、完全導電性、
完全反磁性、磁束の量子化等、夫々の性質を利用し応用
面での今後の発展が期待されている。
このような超伝導現象を利用した電子デバイスとしては
、高速スイッチ、高感度検波素子、高感度磁束計をはじ
め、広範囲の応用が期待されている。
従来の超伝導デバイスによく用いられる超伝導体として
は、例えば基板上にプラズマスパッター法によりNb3
Ge薄膜がある。この臨界温度は高々23”Kであり、
液体ヘリウム温度でしか使用できないものである。しか
しながら、液体ヘリウムの使用は、液化・冷却付帯設備
の必要性に伴う冷却コストおよび技術的負担の増大、更
には、ヘリウム資源が極めて少ないことなどの理由から
、産業および民生分野での超伝導体の実用化をはばむ大
きな問題となっていた。
そこで、高臨界温度の超伝導体を得るためにさまざまな
試みがなされており、特に、酸化物超伝導薄膜の最近の
研゛究はめざましく、超伝導臨界温度は77°Kを上ま
わり、安価な液体窒素を冷媒として動作させることが可
能となった。
このような酸化物超伝導薄膜は、従来、主として、スパ
ッタ法あるいは蒸着法等により、高温に加熱したMgO
単結晶基板あるいは5rTi03単結晶基板上に形成す
るという方法がとられている。
また、その他基板用単結晶としては、サファイア、YS
Z、  シリコン、砒化ガリウム、LiNbO3、GG
G、LaGaO3,LaAlO3等が、注目されている
しかしながら、MgO単結晶基板あるいはS「TiO3
単結晶基板を基板として用いる従来の薄膜形成方法では
、(100)および、(110)配向の、良質な酸化物
超伝導薄膜を得るのは困難であった。
また、酸化物超伝導体の共通する特徴として、(001
)面で配向性が強いという点がある。したがって、(0
01)面以外の(100)面(110)配向に制御する
のは難しいのみ、ならず、配向に成功した場合でも、充
分な超伝導性を得ることができないという問題がある。
このような理由から、現状では、(001)面配向の超
伝導薄膜を用いた薄膜デバイスの開発が中心となってい
る。
しかしながら、5IS(超伝導体−絶縁体−超伝導体)
構造の積層型デバイスを形成する際、(O○1)面を立
てた薄膜つまり、(100)面または(110)配向の
薄膜とする必要がある。
(発明が解決しようとする課題) このように、SIS構造の積層型デバイスを形成するよ
うな場合は(100)面または(110)配向の薄膜が
必要であるのに対し、従来の酸化物超伝導体薄膜は、(
001)面で配向性が強く、(100)面または(11
0)配向の良好な酸化物超伝導体薄膜を得るのは極めて
困難であるという問題があった。
本発明は、前記実情に鑑みてなされたもので、(100
)面または(110)配向の良好なエピタキシャル超伝
導薄膜を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) そこで本発明では、基板材料として、組成が下式に示す
ようなに2NiF4型の結晶構造を有するストロンチウ
ム−ランタン−ガリウム系酸化物単結晶基板の(100
)而または(110)面を用い、この基板上にそれぞれ
(100)配向または(110)の酸化物超伝導薄膜を
エピタキシャル成長法により形成するようにしている。
S r 1−  L a 1−  G a +−+ 0
4、(−0,05<x <0.05.−0.05 <y
 <0.05 −o、。
5 <Z <(1,(15、−0,2<w <0.2 
)(作用) ところで、酸化物超伝導体と単結晶基板との格子整合は
(001)面配向の場合、それぞれのaおよびb軸の格
子定数が問題となる。
本発明者は、5rLaGaO4単結晶基板の場合このa
およびb軸の格子定数が酸化物超伝導体と極めて近く、
整合性か優れているということを発見した(特願昭63
−323739)。
しかし、(100)配向または(11,0)配向の場合
、それぞれのaおよびC軸の格子定数が問題となる。
5rLaGa04のC軸の格子定数は12.681人で
あるが、3層構造となっているため、最小ユニットの格
子定数は4.227人である。
これは酸化物超伝導体のC軸方向の最小ユニットの格子
定数は3.76〜3.92人と比べやや離れている。し
かし、5rLaGa04のa−3゜843人、c−4,
227人というテトラゴナル性が、酸化物超伝導体の(
001)配向性を抑え、以外にも(100)配向または
(1,10)配向を強めることを発見した。
本発明はこの点に着目してなされたもので、5rLaG
ao4単結晶の(100)面または(110)面に酸化
物超伝導薄膜を形成することにより、(100)配向ま
たは(1,10)配向の良好な酸化物超伝導薄膜を得る
ことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、図面を参照しつつ詳細
に説明する。
実施例1 まず、5rLaGaO4単結晶の製造方法について説明
する。
出発原料として、S rcO3566,71,g r(
純度99.999%)、La2O3677,46gr 
(純度99.99%)、Ga2O337477gr (
純度99.999%)粉体を混合し、1000℃で仮焼
し脱炭酸処理を行った後、粉砕しプレス成形した。
このようにして形成された成形体を大気中で1300℃
で焼結することによりし、約1450gの5ro96L
a1o4Ga1oo04o2焼結体を得た。
この焼結体を外形約80+nm、高さ約80mm、肉厚
2mmのイリジウムるつほまたは白金るつぼに入れ、高
周波加熱によって溶融せしめた。ここでイリジウムるつ
ぼを用いる場合は、0.5〜2%の酸素を含む窒素雰囲
気を用いた。また、白金るっほを用いる場合は10〜2
1%の酸素を含む窒素雰囲気を用いた。なお、ここで酸
素を添加したのは、ガリウム酸化物の分解蒸発を防止す
るためである。
このようにして融解せしめた5rLaGa04焼結体か
ら、[100]方位の種結晶を用いて、チョクラルスキ
ー引上げ法により、[100]方位の5rLaGaO4
単結晶を成長させた。結晶の引上げ条件は、引上げ速度
1〜21IllHr、結晶回転速度25rpmで、直径
30mm、長さ70−一の極めて良好な[100]軸単
結晶を得ることができた。
このようにして、形成された5rLaGa04単結晶を
スライスし、超伝導体薄膜形成用基板が完成する。
なお、前記実施例では、原料融体としてSro。
g6L a 1.04G a s、 01104.02
焼結体を溶融したものを用いたが、これに代えてS r
 r、 ooL a 1. ooG a、。004焼結
体を、用いるようにしてもよい。ただし、この場合、L
a5r20aOsのセル成長相の混入が生じ、収率の低
下を招くことがある。
そこで、前記実施例では、Srの少ない側へ組成を移動
したS r o、ebL a 1.04G B 1.0
004.02を用いて収率の向上をはかっている。
また、原料融体の組成比を変化させて本発明の方法を用
いて単結晶を形成したが、どの場合も、結晶が良質で紋
・る場合、下式に示すような5rLa G a zO4
単結晶 S r、−La+−Ga+−m 04−v(−0,05
<x <0.05.−0.05 <y <0.05.−
o、。
5 < z < 0.05  −0.2<ν<0.2)
となる。
このような組成においては、格子定数の違いはほとんど
なく、いずれの場合の薄膜の成膜特性の違いも認められ
なかった。
このようにして、形成された5rLaGa04単結晶を
スライスし、ウェハ状にした(100)簡単結晶基板を
用い、アルゴン/酸素(混合比1:1)の雰囲気下でR
Fマグネトロンスパッタリング法により、膜厚1000
人のYBa2 Cua 07−8薄膜を堆積した。ここ
では成膜後の組成比がYBa2 Cua Oとなるよう
にターゲットの7−δ 組成を調整した。また、このときの成膜条件は、ガス圧
10Pa、電力300W、基板温度600℃とした。
堆積後、酸素雰囲気中で900℃、1時間のアニールを
行った。
この後、この電子ビーム照射等の方法により図に示すよ
うに配線部2Sとなる領域以外のYBa2 Cu30 
  薄膜2を常伝導体部2nとし、配7−δ 線部2sとしてのYBa2 Cu30   薄膜パタ7
−δ 一ンを形成する。このように(100)配向のSr L
 a G a 04単結晶基板1上に形成された(10
0)配向の超伝導薄膜パターン2sを基本構成とし、超
伝導体記憶装置等のデバイスを形成することができる。
このようにして作製したYBa2Cu30薄膜のゼロ抵
抗温度T3oは85”Kであった。
また、(110)配向の5rLaGa04単結晶基板上
に(110)配向のYB a2 Cu307−8超伝導
薄膜パターンを形成したものを基本構成とし、超伝導体
記憶装置等のデバイスを形成した場合のゼロ抵抗温度T
、。も85°にであった。
比較のために、基板として従来から用いられているSr
TiO3の(100)簡単結晶を用い、同一条件で(0
01)YBa2Cu30   薄膜7−δ を堆積したもの、SrTiO3の(110)簡単結晶を
用い、同一条件で(110)および(130)YBa2
Cu30   薄膜を堆積したものも7−δ 作成した。第1表にこのときのゼロ抵抗温度Tc。
を測定した結果と成膜された超伝導膜の配向性と膜質を
X線回折で測定した結果を第1表に示す。
第1表 この結果から明らかなように、5rLaGaO4単結晶
の(100)面および(110)面を用いることにより
、SrTiO3単結晶基板を用いた場合に比べて、(1
00)配向および(110)配向の良好なYBa2 C
u30   超伝導薄膜を7−δ 得ることができることがわかる。
これは、5rLaGaO4単結晶基板は、SrT i 
03単結晶基板に比べて膜の結晶性、均一性が優れてい
るためと考えられる。
また、このようにして作製した超伝導薄膜表面の結晶性
を反射高速電子線回折により観察したところ、5rLa
Ga04単結晶基板上に作製した超伝導薄膜では(10
0)方位および(110)方位を示すシャープなストリ
ーク状の回折パタンを得ることができ、良好なエピタキ
シャル成長膜を形成していることがわかった。
また、ターゲット材料を、LnBa2Cu307−δ(
δ−0〜l 、Ln : Yb、E r、Y、Ho。
Gd、Eu、Dy)として前記と同様のS rLaGa
z4単結晶基板上に、前記と同一条件下で作製した超伝
導薄膜でも(100)および(110)方位を示すシャ
ープなストリーク状の回折パターンを得ることができ、
良好なエピタキシャル成長膜を形成していることがわか
った。
実施例2 次に本発明の第2の実施例として、実施例1と同様の方
法で形成した5rLaGaQ4Qi結晶基板上に、アル
ゴン/酸素(混合比2:])の雰四囲i下てRFマグネ
トロンスパッタリング法により膜厚1000人のYBa
2 Cu30   を堆積し7−δ た。ここで、ターゲットとしては、成膜後の組成比がB
 12 S r2 Ca2 Cu30  となるように
組成比を調整したものを用いた。また、このときの成膜
条件は、ガス圧5Pa、電力200W、基板温度600
℃とした。
堆積後、酸素雰囲気中で900℃、1時間のアニールを
行った。
このようにして作製したBi2 Sr2 Ca2Cu3
Q、薄膜のゼロ抵抗温度TcOを測定した結果と成膜さ
れた超伝導膜の配向性と膜質をX線回折で測定した結果
を第2表に示す。
第2表 この結果から明らかなように、S rLaGa。
4単結晶の(100)面および(110)面を用いるこ
とにより、5rTi03単結晶基板を用いた場合に比べ
て、(100)配向および(110)配向の良好なり 
i2 S r 2 Ca 2 Cu 30  超伝導薄
膜を得ることができることがわかる。
実施例3 次に本発明の第3の実施例として、実施例1と同様の方
法で形成した5rLaGa04の(100)および(1
10)単結晶基板上に、アルゴン/酸素(混合比1:1
)の雰囲気下でRFマグネトロンスパッタリング法によ
り膜厚1000人のTl2 Ba2 Ca2 CIJ3
0  を堆積した。ここてターゲットは成膜後の膜の組
成比がTl28a20a2 Cu30  となるように
調整したものを用いた。またこのときの成膜条件は、ガ
ス圧10Pa、電力80W1基板温度600℃とした。
堆積後、金箔を用いてラップし、酸素雰囲気中で905
℃、10分のアニールを行った。ここで金箔を用いてラ
ップするのはタリウムの蒸発を防ぐためである。
このようにして作製したTl28a2 Ca2 Cu3
0x薄膜のゼロ抵抗温度Tゎ。を1N−1定した結果と
成膜された超伝導膜の配向性と膜質をX線回折で7Tl
lI定した結果を第3表に示す。
第3表 この場合も、上記第3表の結果から明らかなように、5
rLaGa04単結晶の(100)面および(110)
面を用いることにより、5rTi03単結晶基板を用い
た場合に比べて、(100)配向および(110)配向
の良好な・712Ba2(a2 Cu30  超伝導薄
膜を得ることができることがわかる。
なお、これらの実施例に限定されることなく他の酸化物
超伝導薄膜の形成にも適用可能である。
また、基板材料としては5rLaGaO4のみならず、
Ca、Nd、Crなどのわずかな不純物を含有するもの
も有効であることはいうまでもない。
さらにまた、前記実施例では超伝導酸化物薄膜を形成す
るに際し、RFマグネトロンスパッタ法を用いたが、こ
れに限定されることなく、真空蒸着法、多元蒸着法、分
子線エピタキシー(MBE法) 、MSD法等を用い゛
てもよい。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、本発明によれば、超伝導薄膜
の形成に際し、基板材料として、組成が下式に示すよう
なに2NiF4型の結晶構造を有するストロンチウムー
ラ′ンタンーガリウム系酸化物単結晶基板の(100)
面または(110)面を用いるよようにしているため、 S rl−* La、−Gal−o4−W(−0,05
<x <0.05.−0.05 <y <0.05.−
0.05 <z <0.05  、−0.2<w <0
.2 )極めて良好な(100)配向または(110)
の酸化物超伝導薄膜を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明実施例の超伝導体を示す図である。 1− (100) S r L a G a zO4基
板、2 ・−・Y B a 2 Cu 30   薄膜
、2 s−配線部、7−δ 2n・・・常伝導体部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)組成が下式に示すようなK_2NiF_4型の結
    晶構造を有する(100)配向のストロンチウム−ラン
    タン−ガリウム系酸化物単結晶基板と、この基板上に形
    成された(100)配向の 酸化物超伝導薄膜とを備えたことを特徴とする超半導体
    装置。 Sr_1_−_xLa_1_−_yGa_1_−_zO
    _4_−_w(−0.05<x<0.05、−0.05
    <y<0.05、−0.05<z<0.05、−0.2
    <w<0.2) (2)組成が下式に示すようなK_2NiF_4型の結
    晶構造を有する(110)配向のストロンチウム−ラン
    タン−ガリウム系酸化物単結晶基板と、この基板上に形
    成された(110)配向の 酸化物超伝導薄膜とを備えたことを特徴とする超半導体
    装置。 Sr_1_−_xLa_1_−_yGa_1_−_zO
    _4_−_w(−0.05<x<0.05、−0.05
    <y<0.05、−0.05<z<0.05、−0.2
    <w<0.2) (3)組成が下式に示すようなK_2NiF_4型の結
    晶構造を有する(100)配向のストロンチウム−ラン
    タン−ガリウム系酸化物単結晶基板を用意する工程と、 前記単結晶基板上に格子定数aおよびbが 3.76〜3.92Åまたは5.32〜5.54Åの範
    囲にある(100)配向の酸化物超伝導薄膜をエピタキ
    シャル成長せしめる超伝導薄膜形成工程とを含むことを
    特徴とする超半導体装置の製造方法。 Sr_1_−_xLa_1_−_yGa_1_−_zO
    _4_−_w(−0.05<x<0.05、−0.05
    <y<0.05、−0.05<z<0.05、−0.2
    <w<0.2) (4)組成が下式に示すようなK_2NiF_4型の結
    晶構造を有する(110)配向のストロンチウム−ラン
    タン−ガリウム系酸化物単結晶基板を用意する工程と、 前記単結晶基板上に格子定数aおよびbが 3.76〜3.92Åまたは5.32〜5.54Åの範
    囲にある(110)配向の酸化物超伝導薄膜をエピタキ
    シャル成長せしめる超伝導薄膜形成工程とを含むことを
    特徴とする超半導体装置の製造方法。 Sr_1_−_xLa_1_−_yGa_1_−_zO
    _4_−_w(−0.05<x<0.05、−0.05
    <y<0.05、−0.05<z<0.05、−0.2
    <w<0.2) (5)前記超伝導薄膜形成工程が、 下式で表されるような組成比をもつ酸化物 超伝導薄膜を形成する工程であることを特徴とする請求
    項(3)または請求項(4)記載の超半導体装置の製造
    方法。 LnBa_2Cu_3O_7_−_δ (δ=0〜1、Ln:Yb、Er、Y、Ho、Gd、E
    u、Dy) (6)前記超伝導薄膜形成工程が、 Bi−Sr−Ca−Cu−O系の酸化物薄 膜を形成する工程であることを特徴とする請求項(3)
    または請求項(4)記載の超半導体装置の製造方法。 (7)前記超伝導薄膜形成工程が、 Tl−Ba−Ca−Cu−O系の酸化物薄 膜を形成する工程であることを特徴とする請求項(3)
    または請求項(4)記載の超半導体装置の製造方法。
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